JP2004263989A - フィルタ目詰検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防塵フィルタ15を介して外気を筐体内に取り込む冷却ファン16と、取り込まれた外気から塵や埃を取り除く防塵フィルタ15と、筐体内の温度を検出する温度センサ18と、冷却ファン16の回転数を検出する回転数検出部19と、防塵フィルタ15の目詰まりを検出すると基地局遠隔制御センター3にフィルタ交換を促す信号を送るよう保守監視制御部14に指示し、さらに、防塵フィルタ15の目詰まりを検出した後、筐体内の温度が所定温度に達した際には基地局遠隔制御センター3にアラーム信号を出力するよう保守監視制御部14に指示すると共に、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を停止するよう電源部20を制御する制御部13を備え、無線基地局装置等に設けられる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動局と無線通信を行う屋外設置可能な無線基地局装置(BTS)等に設けられるのフィルタ目詰検出装置に係り、特に、防塵フィルタの目詰まりを検出するフィルタ目詰検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、屋外設置可能な無線基地局装置は、内部に設けられた回路から発生する熱で筐体内の温度が前記回路の正常動作範囲を超えて上昇してしまうことが考えられるため、冷却ファンを搭載している。特に小型の装置は筐体内に熱がこもり易いため、冷却ファンは必須となる。なお、冷却ファンは、防塵フィルタを介して外部の空気を筐体内に取り込んで内部を冷却するものである。
【0003】
しかし、防塵フィルタが目詰まりすると、冷却ファンを駆動しても筐体内の温度が下がらず、そのまま放置すると筐体内の温度が内部回路の正常動作範囲を超えてしまうため、防塵フィルタを交換しなければならない。そこで、防塵フィルタの目詰まりを検出する必要があるが、例えば冷却ファンを駆動した後、装置内部と装置外部の温度差を検出し、この温度差が正常温度差範囲を超えると所定の出力先に対して異常通知処理を行う技術(例えば、特許文献1参照)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−357317号公報(第4−5頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術では、装置外部の風速によっては装置内部と外部の温度差の検出精度が不安定になるため、場合によっては防塵フィルタが目詰まりしていなくても検出温度差が正常温度差範囲を超えて、異常通知処理を行ってしまう恐れがある。
【0006】
また、冬場の寒い時期は、仮に防塵フィルタが目詰まりして冷却ファンによる冷却能力が低下していても、筐体内の温度はそれ程上がらない。このため、この場合は実質的に防塵フィルタの交換を必要としない。しかし、防塵フィルタの目詰まりの有無を装置内部と装置外部の温度差により検出する従来の方式では、冬場の寒い時期にも検出温度差が正常温度差範囲を超えて、異常通知処理を行う場合があり得る。
【0007】
このように、上記従来例では、防塵フィルタを交換する必要がないタイミングで異常通知処理が行われてしまう結果、防塵フィルタの交換回数が多くなり、保守員に負担がかかるという問題点があった。特に、冬場の人里離れた場所に装置が設置されている場合、当該装置の防塵フィルタを交換するためには多大な労力を要することから、防塵フィルタの交換回数は少ないほうが望ましい。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、所定の状況に限って防塵フィルタの目詰まりを外部環境の変化に左右されずに検出することのできるフィルタ目詰検出装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るフィルタ目詰検出装置は、防塵フィルタを介して外気を筐体内に取り込む冷却ファンと、前記筐体内の温度を検出する温度検出手段と、前記冷却ファンが正常に動作しているかを検出する冷却ファン状態検出手段と、前記温度検出手段によって検出された温度と、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの動作状態とに基づいて、前記防塵フィルタの目詰まりを検出するフィルタ目詰検出手段と、を備え、前記フィルタ目詰検出手段は、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの状態が正常動作であり、かつ、前記温度検出手段によって検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間経過後も前記第1の所定温度以上であれば、前記防塵フィルタが目詰まりしたと判断する。
【0010】
このように、冷却ファンが正常動作しているにもかかわらず筐体内の温度が低下しない場合に、防塵フィルタが目詰まりしたと判断するため、筐体外部の環境の変化に左右されずに防塵フィルタの目詰まりを検出することができる。また、温度検出手段で検出された温度が第1の所定温度以上である場合に限って、防塵フィルタの目詰まりが検出されるため、防塵フィルタが目詰まりしていても筐体内の温度があまり上がらない冬場の寒い時期を除いて、防塵フィルタの目詰まりを検出することができる。
【0011】
また、本発明に係るフィルタ目詰検出装置は、前記冷却ファン状態手段は、前記冷却ファンの回転数を検出することで前記冷却フィルタの動作状態を検出し、前記フィルタ目詰検出手段は、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの回転数が所定数以上、かつ、前記温度検出手段によって検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間経過後も前記第1の所定温度以上であれば、前記防塵フィルタが目詰まりしたと判断することが望ましい。
【0012】
また、本発明に係るフィルタ目詰検出装置は、通信ネットワークを介して所定の宛先に所定の信号を送信する信号送信手段を備え、前記フィルタ目詰検出手段は、前記防塵フィルタの目詰まりが検出すると、前記所定の宛先に第1の所定信号を送信するよう前記信号送信手段に指示する。
【0013】
防塵フィルタが目詰まりしていても筐体内の温度があまり上がらない冬場の寒い時期には、防塵フィルタが目詰まりしていてもフィルタ目詰検出手段はこれを検出しないため、所定の宛先に第1の所定信号が送られることはない。この結果、フィルタ交換のための労力を低減することができ、保守員の負担を軽減することができる。
【0014】
また、本発明に係るフィルタ目詰検出装置は、前記フィルタ目詰検出手段は、前記温度検出手段によって検出された温度が前記第1の所定温度よりも高い第2の所定温度に達すると、前記所定の宛先に第2の所定信号を送信するよう前記信号送信手段に指示することが望ましい。
【0015】
さらに、本発明に係る通信装置は、請求項4記載のフィルタ目詰検出装置および通信手段を備え、前記フィルタ目詰検出装置は、前記温度検出手段によって検出された温度が前記第2の所定温度に達すると、前記通信手段への電力供給を停止する。
【0016】
通信手段はアンプ等の発熱量の大きい部品を有していることが多いが、このように発熱量の大きい通信手段の機能を停止することで筐体内の温度上昇を抑えることができる。この結果、防塵フィルタが交換されない状態が長く続いても筐体内の温度が極端に高くなることはない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るフィルタ目詰検出装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本実施形態では、本発明に係るフィルタ目詰検出装置を設けた屋外設置可能な無線基地局装置を例に説明する。なお、本実施形態の無線基地局装置は、特許請求の範囲の通信装置に該当する。
【0018】
図1は、本発明に係る一実施形態の無線基地局装置および当該無線基地局装置を含むシステムを示すブロック図である。本実施形態の無線基地局装置1は、同図に示すように、特許請求の範囲の通信手段に該当する無線部11およびベースバンド信号処理部12と、フィルタ目詰検出手段に該当する制御部13と、信号送信手段に該当する保守監視制御部14と、防塵フィルタ15と、冷却ファン16と、アンテナ17と、温度検出手段に該当する温度センサ18と、冷却ファン状態検出手段に該当する回転数検出部19と、電源部20とを備えて構成されている。なお、以下の説明では、これら各構成要素を総称したものを無線基地局装置1の内部回路と称する。また、無線基地局装置1は、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3に接続されている。
【0019】
以下、本実施形態の無線基地局装置1が有する各構成要素について説明する。まず、無線部11は、アンテナ17で受信した無線信号を復調したり、ベースバンド信号を変調してアンテナ17から送信するものである。また、ベースバンド信号処理部12は、ベースバンド信号に対して所定の処理を施すものである。また、冷却ファン16は、ファンをモータで回転させて防塵フィルタ15を介して外気を無線基地局装置1の筐体内に取り込むものである。
【0020】
また、防塵フィルタ15は、冷却ファン16によって吸入される外気から塵や埃を取り除くものである。また、温度センサ18は、無線基地局装置1の筐体内の温度(以下「内部温度」ともいう。)を検出するものである。また、回転数検出部19は、冷却ファン16を回転させるモータの回転数を検出するものである。また、電源部20は、DC/DCコンバータ等を有し、無線基地局装置1の各構成要素に必要な電力を供給するものである。
【0021】
また、制御部13は、ベースバンド信号処理部12を制御したり、冷却ファン16のオンオフ制御や防塵フィルタ15の目詰まり検出、温度センサ18で検出された温度の監視を行うものである。また、防塵フィルタ15の目詰まりを検出すると、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3にフィルタ交換を促す信号を送るよう保守監視制御部14に指示する。なお、フィルタ交換を促す信号は、特許請求の範囲の第1の所定信号に該当する。
【0022】
さらに、制御部13は、防塵フィルタ15の目詰まりを検出した後、無線基地局装置1の筐体内の温度が所定温度に達した際には、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3にアラーム信号を出力するよう保守監視制御部14に指示する。そして、当該アラーム信号を出力するよう指示した際には、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を停止するよう電源部20を制御する。なお、アラーム信号は、特許請求の範囲の第2の所定信号に該当する。
【0023】
また、保守監視制御部14は、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3に接続されており、基地局遠隔制御センター3と保守監視制御信号を送受信することにより、無線基地局装置1の運転管理処理や状態監視制御を行うものである。なお、保守管理制御部*からは、防塵フィルタ15の交換を促す信号やアラーム信号等が基地局遠隔制御センター3に送られる。
【0024】
図2は、上述した制御部13の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御部13は、局制御部131と、冷却ファン制御部132と、特許請求の範囲のフィルタ目詰検出手段に該当するフィルタ目詰検出部133とを有している。局制御部131は、ベースバンド信号処理部12を制御するものである。
【0025】
また、冷却ファン制御部132は、温度センサ18によって検出された筐体内の温度(内部温度)に応じて冷却ファン16のオンオフ制御を行うものである。なお、冷却ファン制御部132は、冷却ファン16のオンオフ制御にヒステリシスを持つ。すなわち、冷却ファン16がオフしている状態でオン制御を行う際の条件を内部温度Taとし、冷却ファン16がオンしている状態でオフ制御を行う際の条件を内部温度Tbとし、Ta>Tbといった大小関係を持たせる。そして、内部温度TaとTbとの間にある程度の差を設けることにより、冷却ファン16の頻繁なオンオフ動作を避けることができる。
【0026】
また、フィルタ目詰検出部133は、温度センサ18で検出された温度と、回転数検出部19で検出された冷却ファン16の回転数とに基づいて、防塵フィルタ15の目詰まりを検出するものである。本実施形態では、冷却ファン16の回転数が所定数以上、かつ、温度センサ18で検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間後も当該第1の所定温度以上の場合に、フィルタ目詰検出部133は防塵フィルタ15が目詰まりしたと判断する。フィルタ目詰検出部133は、防塵フィルタ15の目詰まりを検出すると、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3にフィルタ交換を促す信号を送るよう保守管理制御部14に指示する。
【0027】
さらに、フィルタ目詰検出部133は、防塵フィルタ15の目詰まりを検出した後も温度センサ18で検出された温度を監視し続け、温度センサ18で検出された温度が第2の所定温度(>第1の所定温度)に達すると、基地局遠隔制御センター3にアラーム信号を送るよう保守管理制御部14に指示し、かつ、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を停止するよう電源部20を制御する。
【0028】
次に、本実施形態の無線基地局装置1の動作について説明する。制御部13の冷却ファン制御部132は、温度センサ18により検出した無線基地局装置1の筐体内の温度(内部温度)がT1以下であれば冷却ファン16をオフする。例えば外気温が低い場合は、冷却ファン16をオフしておいても無線基地局装置1の筐体内は内部回路が正常動作する温度環境にある。ここで、外気温の上昇や内部回路の発熱等の影響により筐体内の温度が上昇して、温度センサ18により検出された温度がT2(>T1)になると、冷却ファン制御部132は冷却ファン16をオン制御する。冷却ファン16が動作すると、防塵フィルタ15を介して外気が無線基地局装置1の筐体内に取り込まれる。
【0029】
但し、防塵フィルタ15が詰まると、冷却ファン16が動作しても筐体内には外気があまり取り込まれないため、内部温度はさらに上昇する場合がある。この場合、温度センサ18により検出された温度がT3(>T2)になると、制御部13のフィルタ目詰検出部133は、回転数検出部19で検出された冷却ファン16の回転数と、温度センサ18で検出された温度(内部温度)とに基づいて、防塵フィルタ15の目詰まりを検出する。すなわち、冷却ファン16の回転数が所定数以上、かつ、所定時間後も内部温度がT3以上の場合に、防塵フィルタ15が目詰まりしたと判断する。このとき、フィルタ目詰検出部133は、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3にフィルタ交換を促す信号を送るよう保守管理制御部14に指示する。
【0030】
この後、防塵フィルタ15の目詰まりが解消されず、内部温度がさらに上昇してT4(>T3)に達すると、フィルタ目詰検出部133は、通信ネットワーク2を介して基地局遠隔制御センター3にアラーム信号を送るよう保守管理制御部14に指示し、かつ、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を停止するよう電源部20を制御する。
【0031】
なお、保守管理制御部14から出力されるアラーム信号は、所定時間内に内部温度がT4未満となったとき、または、内部温度がT4以上の状態のまま所定時間経過した後、その出力が停止される。また、保守管理制御部14からアラーム信号が出力されているときに基地局遠隔制御センター3からリセット信号を受け取ると、制御部13は、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を再開するよう電源部20を制御し、かつ、アラーム信号の出力を停止するよう保守管理制御部14に指示する。
【0032】
以上説明したように、本実施形態の無線基地局装置1では、冷却ファン16の回転数が所定数以上、かつ、温度センサ18で検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間後も当該第1の所定温度以上の場合に、防塵フィルタ15が目詰まりしていると判断し、フィルタ交換を促す信号を基地局遠隔制御センター3に送っている。
【0033】
すなわち、冷却ファン16の回転数が正常であるにもかかわらず、無線基地局装置1の筐体内の温度が低下しない場合に、防塵フィルタ15が目詰まりしていると判断するため、筐体外部の環境の変化に左右されずに防塵フィルタ15の目詰まりを検出することができる。また、温度センサ18で検出された温度が第1の所定温度以上である場合に限って、防塵フィルタ15の目詰まりが検出され得るため、防塵フィルタ15が目詰まりしていても筐体内の温度があまり上がらない冬場の寒い時期にはフィルタ交換を促す信号は送られない。したがって、フィルタ交換のための労力を低減することができ、保守員の負担を軽減することができる。
【0034】
また、防塵フィルタ15の目詰まりを検出した後は、温度センサ18で検出された温度が第2の所定温度に達すればアラーム信号を基地局遠隔制御センター3に送り、かつ、無線部11およびベースバンド信号処理部12への電力供給を停止している。アンプを有する無線部11は他の構成要素と比べて発熱量が大きいため、この場合は無線部11の機能を停止することで筐体内の温度上昇を抑えることができる。この結果、防塵フィルタ15が交換されない状態が長く続いても筐体内の温度が極端に高くなることはない。
【0035】
なお、本実施形態のフィルタ目詰検出装置が有する制御部14はプログラムを実行することによって動作するものであっても良い。また、本実施形態では、フィルタ目詰検出部133が回転数検出部19で検出された冷却ファン16の回転数と、温度センサ18で検出された温度とに基づいて防塵フィルタ15の目詰まりを検出しているが、冷却ファン16が正常に動作しているかを検出できるものであれば回転数検出部19に限らない。また、防塵フィルタ15の目詰まり情報をLEDや液晶表示部等で表示しても良い。さらに、本実施形態では、無線基地局装置を例に説明したが、遠隔監視カメラ等の他の装置に本発明に係るフィルタ目詰検出装置を設けても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るフィルタ目詰検出装置では、冷却ファンが正常動作しているにもかかわらず筐体内の温度が低下しない場合に、防塵フィルタが目詰まりしたと判断するため、筐体外部の環境の変化に左右されずに防塵フィルタの目詰まりを検出することができる。また、温度検出手段で検出された温度が第1の所定温度以上である場合に限って、防塵フィルタの目詰まりが検出されるため、防塵フィルタが目詰まりしていても筐体内の温度があまり上がらない冬場の寒い時期を除いて、防塵フィルタの目詰まりを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の無線基地局装置および当該無線基地局装置を含むシステムを示すブロック図
【図2】本発明に係る一実施形態の無線基地局装置が備える制御部の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 無線基地局装置
2 通信ネットワーク
3 基地局遠隔制御センター
11 無線部
12 ベースバンド信号処理部
13 制御部
14 保守監視制御部
15 防塵フィルタ
16 冷却ファン
17 アンテナ
18 温度センサ
19 回転数検出部
20 電源部
131 局制御部
132 冷却ファン制御部
133 フィルタ目詰検出部
Claims (5)
- 防塵フィルタを介して外気を筐体内に取り込む冷却ファンと、
前記筐体内の温度を検出する温度検出手段と、
前記冷却ファンが正常に動作しているかを検出する冷却ファン状態検出手段と、
前記温度検出手段によって検出された温度と、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの動作状態とに基づいて、前記防塵フィルタの目詰まりを検出するフィルタ目詰検出手段と、を備え、
前記フィルタ目詰検出手段は、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの状態が正常動作であり、かつ、前記温度検出手段によって検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間経過後も前記第1の所定温度以上であれば、前記防塵フィルタが目詰まりしたと判断することを特徴とするフィルタ目詰検出装置。 - 前記冷却ファン状態手段は、前記冷却ファンの回転数を検出することで前記冷却フィルタの動作状態を検出し、
前記フィルタ目詰検出手段は、前記冷却ファン状態検出手段によって検出された前記冷却ファンの回転数が所定数以上、かつ、前記温度検出手段によって検出された温度が第1の所定温度以上であって所定時間経過後も前記第1の所定温度以上であれば、前記防塵フィルタが目詰まりしたと判断することを特徴とする請求項1記載のフィルタ目詰検出装置。 - 通信ネットワークを介して所定の宛先に所定の信号を送信する信号送信手段を備え、
前記フィルタ目詰検出手段は、前記防塵フィルタの目詰まりが検出すると、前記所定の宛先に第1の所定信号を送信するよう前記信号送信手段に指示することを特徴とする請求項1または2記載のフィルタ目詰検出装置。 - 前記フィルタ目詰検出手段は、前記温度検出手段によって検出された温度が前記第1の所定温度よりも高い第2の所定温度に達すると、前記所定の宛先に第2の所定信号を送信するよう前記信号送信手段に指示することを特徴とする請求項3記載のフィルタ目詰検出装置。
- 請求項4記載のフィルタ目詰検出装置および通信手段を備え、
前記フィルタ目詰検出装置は、前記温度検出手段によって検出された温度が前記第2の所定温度に達すると、前記通信手段への電力供給を停止することを特徴とする通信装置。
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