JP2003234838A - リモートメンテナンス装置、リモートメンテナンス装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

リモートメンテナンス装置、リモートメンテナンス装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

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JP2003234838A
JP2003234838A JP2002030131A JP2002030131A JP2003234838A JP 2003234838 A JP2003234838 A JP 2003234838A JP 2002030131 A JP2002030131 A JP 2002030131A JP 2002030131 A JP2002030131 A JP 2002030131A JP 2003234838 A JP2003234838 A JP 2003234838A
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JP2002030131A
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Toru Kayama
徹 香山
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の被監視装置を少ない保守員で一括管理
することができ、軽微な保守内容については遠隔で保守
を行う。 【解決手段】 リモートメンテナンス装置14Aは、被
監視装置15Aの故障状態を検出して公衆回線網13を
介して移動体端末11Aに通知し、移動体端末11Aか
ら入力される検査指示に基づいて被監視装置15Aの検
査を実行し、検査の結果を通知する。そして、リモート
メンテナンス装置14Aは、移動体端末11Aから入力
される復旧指示に基づいて被監視装置15Aの復旧プロ
グラムを実行し、さらに被監視装置15Aの電源遮断お
よび電源再投入指示に従って、当該被監視装置15Aの
再立ち上げを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートメンテナ
ンス装置、リモートメンテナンス装置の制御方法、制御
プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、固定設置されている各
種被監視装置の故障については、保守員が当該被監視装
置の設置現場に訪れ、保守作業を行うことが一般的に行
われている。このような場合において、故障の発生の有
無を通知すべく、故障検出装置を設け、故障状態を通知
するシステムも提案されているが、被監視装置の故障状
態が通知された場合には、当該被監視装置の設置現場に
保守員が赴き、現地で詳細な検査を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、詳細な
検査を実行した結果によっては、保守員が現場に赴くほ
どの故障内容ではなく、例えば、簡単な復旧プログラム
の実行あるいは電源の遮断、再投入を行うだけで復帰す
ることが可能な場合もある。また、簡単な故障内容であ
り、保守員が現場に赴けばほんの数分で完了するような
内容であっても、設置場所が離れており、復旧を急ぐよ
うな場合には、複数の保守員を派遣しなければならな
い。このような場合には、メンテナンスコストが高くつ
いてしまうという問題点があった。そこで、本発明の目
的は、多数の被監視装置を少ない保守員で一括管理する
ことができ、軽微な保守内容については遠隔で保守を行
うことができるリモートメンテナンス装置、リモートメ
ンテナンス装置の制御方法、制御プログラムおよび記録
媒体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、リモートメンテナンス装置は、被監視装置の故障状
態を検出して無線ネットワークを介して移動体端末に通
知する故障通知部と、前記無線ネットワークを介して前
記移動体端末から入力される検査指示に基づいて前記被
監視装置の検査プログラムを実行し、検査結果を前記無
線ネットワークを介して移動体端末に通知する検査実行
部と、を備えたことを特徴としている。上記構成によれ
ば、故障通知部と、被監視装置の故障状態を検出して無
線ネットワークを介して移動体端末に通知する。検査実
行部は、前記無線ネットワークを介して前記移動体端末
から入力される検査指示に基づいて前記被監視装置の検
査プログラムを実行し、検査結果を前記無線ネットワー
クを介して移動体端末に通知する。
【0005】この場合において、前記無線ネットワーク
を介して前記移動体端末から入力される復旧指示に基づ
いて前記被監視装置の復旧プログラムを実行する復旧実
行部を備えるようにしてもよい。
【0006】また、当該被監視装置の電源遮断および電
源再投入を行って当該被監視装置の再立ち上げを行う再
立ち上げ部を備えるようにしてもよい。
【0007】さらに前記故障通知部は、前記故障状態を
通知すべき複数の前記移動体端末の通知先リストを記憶
する通知先リスト記憶部を備え、前記通知先リストに従
って前記複数の移動体端末に対し、通知を行うようにし
てもよい。
【0008】また、リモートメンテナンス装置の制御方
法は、被監視装置の故障状態を検出して無線ネットワー
クを介して移動体端末に通知する故障通知過程と、前記
無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力され
る検査指示に基づいて前記被監視装置の検査を実行する
検査実行過程と、前記検査の結果を前記無線ネットワー
クを介して移動体端末に通知する検査通知過程と、を備
えたことを特徴としている。
【0009】この場合において、前記無線ネットワーク
を介して前記移動体端末から入力される復旧指示に基づ
いて前記被監視装置の復旧プログラムを実行する復旧実
行過程を備えるようにしてもよい。
【0010】また、前記復旧プログラムの実行によって
対応する前記被監視装置の復旧がなされたか否かを判別
する復旧判別過程と、前記復旧がなされなかった場合
に、当該被監視装置の電源遮断および電源再投入を行っ
て当該被監視装置の再立ち上げを行う再立ち上げ過程
と、を備えるようにしてもよい。
【0011】さらに、前記検査通知過程は、前記故障状
態を通知すべき複数の前記移動体端末の通知先リストを
あらかじめ記憶する通知先リスト記憶過程を備え、前記
通知先リストに従って前記複数の移動体端末に対し、通
知を行うようにしてもよい。
【0012】また、コンピュータをリモートメンテナン
ス装置として機能させるための制御プログラムは、被監
視装置の故障状態を検出させ、無線ネットワークを介し
て移動体端末に通知させ、前記無線ネットワークを介し
て前記移動体端末から入力される検査指示に基づいて前
記被監視装置の検査を実行させ、前記検査の結果を前記
無線ネットワークを介して移動体端末に通知させる、こ
とを特徴としている。
【0013】この場合において、前記無線ネットワーク
を介して前記移動体端末から入力される復旧指示に基づ
いて前記被監視装置の復旧処理を実行させるようにして
もよい。
【0014】また、前記復旧がなされなかった場合に、
当該被監視装置の電源遮断および電源再投入を行わせて
当該被監視装置の再立ち上げを行わせるようにしてもよ
い。
【0015】さらに前記故障状態を通知すべき複数の前
記移動体端末の通知先リストをあらかじめ記憶させ、前
記通知先リストに従って前記複数の移動体端末に対し、
通知を行わせるようにしてもよい。さらにまた、上記各
制御プログラムを記録媒体に記録するようにしてもよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1に実施形態のリモ
ートメンテナンスシステムの概要構成ブロック図を示
す。リモートメンテナンスシステム10は、大別する
と、移動体端末11A、11B、11Cと、無線基地局
12A、12B、12C、12Dと、公衆回線網13
と、リモートメンテナンス装置14A、14B、14C
と、被監視装置15A、15B、15Cと、保守サーバ
16と、データベース(通知先リスト記憶部)17を備
えている。移動体端末11A、11B、11Cは、例え
ば、携帯電話、PHS(PersonalHandyphone System;
登録商標)等の通信機能を有する情報処理装置であり、
それぞれ対応する保守員が携帯している。さらに移動体
端末11A、11B、11Cは、各種情報を表示するた
めの表示装置を備え、各種情報を閲覧するためのWWW
ブラウザ機能を有している。
【0017】無線基地局12A、12B、12C、12
Dは、移動体端末11A、11B、11Cあるいはリモ
ートメンテナンス装置14A、14B、14Cとの間で
無線ネットワークを構築し、無線通信を行う。公衆回線
網13は、いわゆる通信回線であり、固定電話網、移動
電話網等を含む各種ネットワークにより構成されてい
る。リモートメンテナンス装置14A、14B、14C
は、通信機能を有し、移動体端末11A、11B、11
Cからの指示に基づいて、被監視装置15A、15B、
15Cの故障監視、検査プログラムの実行、検査結果の
通知、復旧プログラムの実行、電源遮断および再投入な
どを行う。
【0018】ここで、図2を参照してリモートメンテナ
ンス装置14A、14B、14Cの構成について説明す
る。リモートメンテナンス装置14A、14B、14C
は同様の構成であるので、リモートメンテナンス装置1
4Aを例として説明する。図2は、リモートメンテナン
ス装置14Aの概要構成ブロック図である。リモートメ
ンテナンス装置14Aは、大別すると、制御部21と、
ROM22と、RAM23と、外部記憶装置24と、表
示部25と、操作部26と、通信インターフェース27
と、制御用インターフェース28と、バス29と、を備
えている。制御部21は、リモートメンテナンス装置1
4A全体を制御する。ROM22は、リモートメンテナ
ンス装置14Aの基本制御プログラムを格納している。
RAM23は、制御部21のワーキングエリアとしても
用いられ、展開された各種アプリケーションプログラ
ム、制御用ドライバプログラムおよび各種データを一時
的に格納している。
【0019】外部記憶装置24は、ハードディスク装置
やEEPROMなどにより構成され、検査用プログラ
ム、復旧処理用プログラム、電源遮断/再投入プログラ
ム、各種設定データなどを更新可能に記憶している。表
示部25は、各種設定および被監視装置15Aの動作状
態等を表示する。操作部26は、保守員が各種設定を行
うためのものである。通信インターフェース27は、例
えば、携帯電話モジュールとして構成されており、無線
基地局12Dを介して、移動体端末11A〜11C、保
守サーバ16などとの間で通信を行う。
【0020】制御用インターフェース28は、被監視装
置15Aに対して検査用プログラムに基づいて検査を行
ったり、復旧処理用プログラムに基づいて復旧処理を行
ったり、電源遮断/再投入プログラムに基づいて電源遮
断/再投入を行ったりする際の制御コマンドの入力や、
出力データのフォーマット変換などを行う。被監視装置
15A、15B、15Cは、計測装置、監視装置、制御
装置などとして構成され、現地に設置されている。
【0021】ここで、図3を参照して被監視装置15
A、15B、15Cの構成について説明する。被監視装
置15A、15B、15Cは、様々な態様が存在するた
め、ローカル制御装置として構成した被監視装置15A
を例として説明する。図3は、被監視装置15Aの概要
構成ブロック図である。被監視装置15Aは、大別する
と、制御部31と、ROM32と、RAM33と、通信
インターフェース34と、制御用インターフェース35
と、バス36と、電源37と、被制御回路38A〜38
Xを備えている。制御部31は、被監視装置15A全体
を制御する。ROM32は、被監視装置15Aの基本制
御プログラムを格納している。RAM33は、制御部3
1のワーキングエリアとしても用いられ、展開された各
種アプリケーションプログラム、制御用ドライバプログ
ラムおよび各種データを一時的に格納している。
【0022】通信インターフェース34は、例えば、シ
リアルインターフェースとして構成されており、リモー
トメンテナンス装置14Aとの間で通信を行う。制御用
インターフェース35は、被制御回路38A〜38Xを
制御するためのインターフェース機能を提供する。バス
36は、被監視装置15Aの各部を接続している。電源
37は、被監視装置15Aの各部に電力を供給するもの
であり、通信インターフェースを介して外部から直接的
に電源の遮断/再投入が行えるようになっている。被制
御回路38A〜38Xは、当該被監視装置15Aが制御
を行っている各種の被制御回路であり、例えば、各種状
態を監視するセンサ回路や、ローカル通信を行うローカ
ル通信回路や、各種装置を駆動する駆動制御回路などが
被制御回路として接続される。
【0023】保守サーバ16は、リモートメンテナンス
装置14A〜14Cを監視し、リモートメンテナンスシ
ステム10全体の総括的な管理を行う。データベース1
7は、故障状態を通知すべき複数の移動体端末11A、
11B、11Cの通知先リストを記憶する通知先リスト
データベースを記憶している。
【0024】次に図4を参照して実施形態のリモートメ
ンテナンスシステム10の動作を説明する。以下の説明
においては、リモートメンテナンス装置14Aおよび対
応する被監視装置15Aを主体として動作を説明する。
リモートメンテナンス装置14Aの制御部21は、制御
インターフェース28および被監視装置15Aの通信イ
ンターフェース34を介して、被監視装置15Aの制御
部31と通信を行い、常時、被監視装置15Aの故障検
出を行う(ステップS1)。
【0025】例えば、被監視装置15Aの被制御回路3
8Bに異常が発生し、制御インターフェース35を介し
て制御部31に異常が通知されると、制御部31は、R
OM32内の異常検出プログラムに基づいて異常状態を
検出する。そして、異常状態が検出された場合には、通
信インターフェース34を介して、その旨をリモートメ
ンテナンス装置14Aに通知する。リモートメンテナン
ス装置14Aの制御部31は、ROM32内あるいは外
部記憶部24内の故障判別プログラムおよび通知された
異常状態に基づいて故障の有無を検出する。次に制御部
31は、被監視装置15Aの故障が検出された場合に
は、通信インターフェース27、無線基地局12Dおよ
び公衆回線網13を介して保守サーバ16に対し、故障
を検出した旨および故障の内容を通知する(ステップS
2)。
【0026】これにより保守サーバ16は、データベー
ス17内の通知先リストデータベースを参照し、当該故
障を通知すべき一つまたは複数の移動体端末を特定する
(ステップS3)。そして保守サーバ16は、特定した
当該故障を通知すべき一つまたは複数の移動体端末に対
し故障通知を行う(ステップS4)。具体的には、移動
体端末11A、11B、……、11X(図4中、移動体
端末A、B、……、Xと表記)に対して故障通知を行
う。これにより、移動体端末11A、11B、……、1
1Xの表示画面上には、故障している被監視装置15A
を特定するための情報および故障状況が表示されること
となる。
【0027】この表示に基づいて、実際に当該故障を担
当すべき、移動体端末11Aを携帯している保守要員
は、移動体端末11Aの図示しない操作キーを操作して
リモートメンテナンス装置14Aに接続するとともに、
表示画面上に故障通知時の対応処理メニュー画面を表示
させ、検査プログラムの実行指示をリモートメンテナン
ス装置14Aの制御部21に送信させる(ステップS
5)。これによりリモートメンテナンス装置14Aの制
御部21は、外部記憶部24から検査プログラムを読み
出し、検査プログラムを起動する(ステップS6)。検
査プログラムの実行の結果、検査結果が得られると、リ
モートメンテナンス装置14Aの制御部21は、当該検
査結果を移動体端末11Aに対して通信インターフェー
ス部27、無線基地局12D、公衆回線網13および無
線基地局12Aを介して通知する(ステップS7)。
【0028】この結果、移動体端末11Aの表示画面に
は検査結果が表示されることとなる。従って、保守要員
は、表示された検査結果に基づいて、対応する復旧プロ
グラムの実行指示をリモートメンテナンス装置14Aの
制御部21に送信させる(ステップS8)。これにより
リモートメンテナンス装置14Aの制御部21は、外部
記憶部24から復旧プログラムを読み出し、復旧プログ
ラムを起動する(ステップS9)。この復旧プログラム
の動作としては、各種データの初期化および必要な復旧
処理手順の実行が挙げられる。
【0029】復旧プログラムの実行の結果、被監視装置
15Aの動作が復旧し、あるいは、復旧できない旨が検
出されると、リモートメンテナンス装置14Aの制御部
21は、当該復旧処理の結果を移動体端末11Aに対し
て通信インターフェース部27、無線基地局12D、公
衆回線網13および無線基地局12Aを介して通知する
(ステップS10)。この結果、移動体端末11Aの表
示画面には復旧結果が表示されることとなるので、移動
体端末11Aを携帯している保守要員は当該復旧結果に
基づいて、処理を終了したり、必要に応じて、被監視装
置15Aの設置場所に向かうこととなる。従って、必要
以上に被監視装置15Aの設置現場に向かう必要がなく
なり、保守の手間および保守コストの低減を図ることが
できる。また、各地に設置された多数の被監視装置を保
守要員が一括して管理、メンテナンスすることができ、
少ない保守要員でより多くの装置のメンテナンスを行う
ことが可能となる。
【0030】ところで、検査プログラムの実行の結果あ
るいは復旧プログラムの実行の結果、被監視装置15A
の電源を遮断し、再投入するのが好ましい場合がある。
例えば、被監視装置15Aの制御用プログラムが暴走し
ているような場合である。このような場合では、被監視
装置15Aの応答は正常ではないので、保守要員は容易
に当該状態を判別できる。そこで、このような場合にお
けるリモートメンテナンスシステムの動作を図5を参照
して説明する。以下の説明においては、リモートメンテ
ナンス装置14Aおよび対応する被監視装置15Aを主
体として動作を説明する。まず、保守要員は、移動体端
末11Aの表示画面上に表示された検査結果あるいは復
旧結果に基づいて、電源遮断/再投入の実行指示をリモ
ートメンテナンス装置14Aの制御部21に送信させる
(ステップS21)。
【0031】このような移動体端末11Aからの指示を
受けた場合、つまり被監視装置15Aが復旧しなかった
場合、リモートメンテナンス装置14Aの制御部21
は、電源遮断/再投入の指示を通信インターフェース3
4に対して行い、電源37の遮断/再投入を行わせる
(ステップS22)。なお、この場合には、通信インタ
ーフェース34の通信機能を用いるのではなく、信号線
のみを利用するようにすれば、より確実に電源37の遮
断/再投入を行える。
【0032】そして、リモートメンテナンス装置14A
は、電源37の遮断/再投入の結果、被監視装置15A
の動作が復旧し、あるいは、復旧できない旨が検出され
ると、制御部21は、当該復旧処理の結果を移動体端末
11Aに対して通信インターフェース部27、無線基地
局12D、公衆回線網13および無線基地局12Aを介
して通知する(ステップS23)。この結果、移動体端
末11Aの表示画面には電源遮断/再投入の結果が表示
されることとなるので、当該電源遮断/再投入の結果に
基づいて、移動体端末11Aを携帯している保守要員は
処理を終了したり、必要に応じて、被監視装置15Aの
設置場所に向かうこととなる。従って、さらに保守の手
間および保守コストの低減を図ることができる。
【0033】以上の説明のように本実施形態によれば、
被監視装置のメンテナンスを遠隔の地から容易に行うこ
とが可能となるため、各地に設置された多数の被監視装
置を保守要員が一括して管理し、リモートメンテナンス
を行うことができる。したがって、保守の手間および保
守コストを容易に低減することができる。また、被監視
装置が暴走しているような場合でも、電源遮断/再投入
を遠隔の地から行うことができ、より復旧が容易とな
る。なお、本実施形態では、各々のリモートメンテナン
ス装置14A、14B・・・と保守サーバ16とが、請求
の範囲におけるリモートメンテナンス装置を構成してい
たが、これらと同じ機能を有する一体の装置として構成
してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、被監視装置の故障状態
を検出して、移動体端末を利用して、検査、復旧あるい
は電源遮断/再投入を遠隔の地から行うことができ、よ
り復旧が容易となる。従って、必要以上に被監視装置の
設置現場に保守要員が向かう必要がなくなり、保守の手
間および保守コストの低減を図ることができる。また、
各地に設置された多数の被監視装置を保守要員が一括し
て管理、メンテナンスすることができ、少ない保守要員
でより多くの装置のメンテナンスを行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リモートメンテナンスシステムの概要構成ブ
ロック図である。
【図2】 リモートメンテナンス装置の概要構成ブロッ
ク図である。
【図3】 被監視装置の概要構成ブロック図である。
【図4】 実施形態のシーケンスチャートである。
【図5】 電源遮断/再投入時のシーケンスチャートで
ある。
【符号の説明】
10…リモートメンテナンスシステム、 11A、11B、11C…移動体端末、 12A〜12D無線基地局、 13…公衆回線網、 14A、14B、14C…リモートメンテナンス装置、 15A、15B、15C…被監視装置、 16…保守サーバ、 17…データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA12 GA25 GB02 JA35 JB22 KA12 5K030 JT09 MB01 5K048 AA05 DC01 EB02 EB08 EB12 FB04 FC01 HA01 HA02 5K101 KK11 KK13 LL12 MM07 NN17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被監視装置の故障状態を検出して無線ネ
    ットワークを介して移動体端末に通知する故障通知部
    と、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される検査指示に基づいて前記被監視装置の検査プログ
    ラムを実行し、検査結果を前記無線ネットワークを介し
    て移動体端末に通知する検査実行部と、 を備えたことを特徴とするリモートメンテナンス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリモートメンテナンス装
    置において、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される復旧指示に基づいて前記被監視装置の復旧プログ
    ラムを実行する復旧実行部を備えたことを特徴とするリ
    モートメンテナンス装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリモートメンテナンス装
    置において、 前記復旧プログラムの実行によっても対応する前記被監
    視装置の復旧がなされなかった場合に、当該被監視装置
    の電源遮断および電源再投入を行って当該被監視装置の
    再立ち上げを行う再立ち上げ部を備えたことを特徴とす
    るリモートメンテナンス装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のリモートメンテナンス装置において、 前記故障通知部は、前記故障状態を通知すべき複数の前
    記移動体端末の通知先リストを記憶する通知先リスト記
    憶部を備え、 前記通知先リストに従って前記複数の移動体端末に対
    し、通知を行う、 ことを特徴とするリモートメンテナンス装置。
  5. 【請求項5】 被監視装置の故障状態を検出して無線ネ
    ットワークを介して移動体端末に通知する故障通知過程
    と、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される検査指示に基づいて前記被監視装置の検査を実行
    する検査実行過程と、 前記検査の結果を前記無線ネットワークを介して移動体
    端末に通知する検査通知過程と、 を備えたことを特徴とするリモートメンテナンス装置の
    制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のリモートメンテナンス装
    置の制御方法において、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される復旧指示に基づいて前記被監視装置の復旧プログ
    ラムを実行する復旧実行過程を備えたことを特徴とする
    リモートメンテナンス装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のリモートメンテナンス装
    置の制御方法において、 前記復旧がなされなかった場合に、当該被監視装置の電
    源遮断および電源再投入を行って当該被監視装置の再立
    ち上げを行う再立ち上げ過程と、 を備えたことを特徴とするリモートメンテナンス装置の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7のいずれかに記
    載のリモートメンテナンス装置の制御方法において、 前記検査通知過程は、前記故障状態を通知すべき複数の
    前記移動体端末の通知先リストをあらかじめ記憶する通
    知先リスト記憶過程を備え、 前記通知先リストに従って前記複数の移動体端末に対
    し、通知を行う、 ことを特徴とするリモートメンテナンス装置の制御方
    法。
  9. 【請求項9】 コンピュータをリモートメンテナンス装
    置として機能させるための制御プログラムにおいて、 被監視装置の故障状態を検出させ、 無線ネットワークを介して移動体端末に通知させ、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される検査指示に基づいて前記被監視装置の検査を実行
    させ、 前記検査の結果を前記無線ネットワークを介して移動体
    端末に通知させる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の制御プログラムにおい
    て、 前記無線ネットワークを介して前記移動体端末から入力
    される復旧指示に基づいて前記被監視装置の復旧処理を
    実行させる、ことを特徴とする制御プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の制御プログラムにお
    いて、 前記復旧がなされなかった場合に、当該被監視装置の電
    源遮断および電源再投入を行わせて当該被監視装置の再
    立ち上げを行わせる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項9ないし請求項11のいずれか
    に記載の制御プログラムにおいて、 前記故障状態を通知すべき複数の前記移動体端末の通知
    先リストをあらかじめ記憶させ、 前記通知先リストに従って前記複数の移動体端末に対
    し、通知を行わせる、 ことを特徴とする制御プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9ないし請求項12のいずれか
    に記載の制御プログラムを記録したことを特徴とする記
    録媒体。
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