JP2004262503A - 流体吐出容器のスペーサー - Google Patents

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水嶋  博
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】シュリンクフィルムによる包装にあたって、外観形状を一定とすること、およびフィルムの収縮力によってヘッドが傾かないようにすることを課題としたスペーサーを備えた流体吐出容器を提供すること。
【解決手段】流体吐出容器におけるヘッドと取付けキャップとの間に嵌挿されるスペーサーであって、ヘッドは、側周壁下端に位置決め部が設けられており、スペーサーは、基部と、先端につまみ部を設けた突出板とからなり、該突出板の上面に、前記位置決め部に係合する係止部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体吐出容器に用いるストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
流体噴出ポンプとして、ポンプの取付けキャップと引上げ状態のヘッド7との間に把手43を突設したスペーサー41を介在させ、ヘッド7を押下げ不能とし、ポンプ内の蛇腹管24を引伸ばされた状態で係止し、蛇腹管24を保護するようにした流体噴出ポンプは、従来より知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−101117号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の流体噴出ポンプは、収縮フィルムで包装する場合、ノズルに対してスペーサーの把手の位置が一定しないので、包装時に、外観形状にバラツキが生じ、店頭陳列時に見栄えがよくないという問題があった。
【0005】
また、ノズルの長さを短くした上で包装しても、フィルムの収縮力によって、ノズル先端にノズルを下方に傾けようとする力がかかり、ヘッドの軸線を偏奇させたり、傾斜させたりするように作用した。
そのため、スペーサーを介在させても、ヘッドにガタつきが生じたり、場合によっては、液漏れを生じるおそれもあった。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するため、シュリンクフィルムによる包装にあたって、外観形状を一定とすること、およびフィルムの収縮力によってヘッドが傾かないようにすることを課題としたスペーサーを備えた流体吐出容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、流体吐出容器のスペーサーとして、流体吐出容器におけるヘッドと取付けキャップとの間に嵌挿されるスペーサーであって、ヘッドは、側周壁下端に位置決め部が設けられており、スペーサーは、基部と、先端につまみ部を設けた突出板とからなり、該突出板の上面に、前記位置決め部に係合する係止部が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
【0008】
具体的な実施態様として、ヘッドの位置決め部が、突起または凹溝であり、スペーサーの突出板に設けられた係止部が、凹溝または突起であることを特徴とする構成を採用する。
【0009】
別実施形態として、ヘッドの位置決め部が、ノズル下方に位置する側周壁下端に設けられており、突出板が、その上面に、係止部とともにノズルの下側に係合するストッパーを立設していることを特徴とする構成を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1、2において、Aは容器、Bは取付キャップ、Cはポンプ、Dは吐出ヘッド、Eはスペーサーである。
容器Aは、口部1と肩部、胴部と底部とからなり、口部1には、筒体2を立設した取付キャップBを介してポンプCが取着されている。
ポンプCのピストン部材には、筒体2内で上下動されるステムが連設され、ステムの上端には、吐出ヘッドDが連設されている。
【0011】
吐出ヘッドDは、角形の頂壁3と、頂壁3の外周から垂設された側周壁4、ステムに嵌着された流路筒(図示しない)と、流路筒に接続され、前面側の側周壁4から突出したノズル5が設けられている。
ノズル5の反対側の側周壁4下端には、位置決め突起6が垂設されている。
【0012】
ポンプC、吐出ヘッドDの各内部構造、関連機構等は、公知のものとほぼ同様であり、これ以上の詳しい説明は省略する。
【0013】
スペーサーEは、図2に示すように、基部10、該基部10に連設された把手部11とからなっている。
基部10は、筒体2の少なくとも180度をこえる角度範囲で筒体2の外周を覆い、スナップフィット式に筒体2に嵌合される一対の円弧状の抱持片12からなっている。
把手部11は、基部10に連設された突出板13と、その先端に連設された円弧状のつまみ部14とからなっており、突出板13の上面、または上下面には、位置決め突起6が挿入される凹溝15が刻設されている。
【0014】
流通時の製品の包装にあたって、ヘッドDが最上昇位置の状態で、ヘッドD下面と、取付けキャップB上面との間に、スペーサーEをヘッドDの位置決め突起6が突出板13の凹溝15に嵌挿するように位置合わせして嵌挿し、次いでシュリンクフィルムでヘッドDとともに取付けキャップBを被覆する。
【0015】
突起6の位置を任意に選択配置することができるので、外観のバラツキをなくして常に一定にするとともに、必要な外観形状を選択することができる。
【0016】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、ノズルの下面に位置決めストッパーを係合させるようにしたもので、容器、取付けキャップ、ポンプは、前実施形態と同一の構成であるので説明を省略し、同一の構成については添字aを付けて図示し、以下、相違点を中心に説明する。
【0017】
ヘッドDaは、図4に示すように、前記実施形態と同様に、ポンプCのステムに連設されているが、ノズル5aの下方に位置して側周壁4a下端には、位置決め突起6aが垂設されている。
【0018】
スペーサーEaは、図5に示すように、前記実施形態と同様に、基部20と把手部21とを具えており、基部20は、筒体2aを抱持する一対の円弧状の抱持片22からなっている。
把手部21は、基部20に連設され、その先端に円弧状のつまみ部23を設けた突出板24と、突出板24より上方に立設されたストッパー25とを具えている。
【0019】
突出板24の上面には、位置決め突起6aが嵌入される凹溝26が刻設されており、前記ストッパー25は、その外側でヘッドDaの外周に接する位置からスペーサーEaの挿入時に、図6に示すように、ノズル5aの下面に接合するようになっている。
【0020】
容器の包装にあたって、ヘッドDaを最上昇位置の状態で、ヘッドDa下面と取付けキャップBa上との間に、スペーサーEaを位置決め突起6aに凹溝26に嵌入するとともに、ストッパー25をノズル5aの下面に係合させるようにして嵌挿する。
【0021】
次いで、シュリンクフィルムでヘッドDaとともに取付けキャップBaを被覆する。
被覆時には、ノズル5aは、フィルムの収縮力により下方に傾けられ、ヘッドDaを廻動させるように作用するが、ノズル5aに係合するストッパー25が、ヘッドDaの上記の廻動を阻止するよう作用し、ヘッドDaが傾くことを防ぐことができる。
【0022】
前記各実施形態では、ヘッドの位置決め部として、側周壁下端に突起を垂設し、スペーサーの係止部として、突出板上面に凹溝を刻設したが、ヘッドの側周壁下端に凹溝を刻設し、突出板上面に突起を立設するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
ヘッドと取付けキャップとの間に、スペーサーを位置合わせして嵌挿するようにしたから、ノズルに対してスペーサーのつまみ部を常に一定の位置として包装できるので、包装容器の外観を一定にすることができる。
【0024】
また、スペーサーの突出板に、スペーサー嵌挿時にノズル下面に係合するストッパーを立設したときには、シュリンクフィルムの収縮によるノズルの下方への傾き、ヘッドの傾きを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体吐出容器の立面図である。
【図2】スペーサーの説明図で、(a)は上面図、(b)は正面断面図である。
【図3】スペーサーを取着した流体吐出容器の説明図である。
【図4】第2実施形態の流体吐出容器の立面図である。
【図5】スペーサーの説明図で、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】スペーサーを取着した流体吐出容器の説明図である。
【符号の説明】
A 容器
B、Ba 取付けキャップ
C ポンプ
D、Da ヘッド
E、Ea スペーサー
1 口部
2、2a ステム
3 頂壁
4、4a 側周壁
5、5a ノズル
6、6a 位置決め突起
10、20 基部
11、21 把手部
12、22 抱持片
13 突出板
14、23 つまみ部
15、26 凹溝
25 ストッパー

Claims (3)

  1. 流体吐出容器におけるヘッドと取付けキャップとの間に嵌挿されるスペーサーであって、
    ヘッドは、側周壁下端に位置決め部が設けられており、
    スペーサーは、基部と、先端につまみ部を設けた突出板とからなり、該突出板の上面に、前記位置決め部に係合する係止部が設けられていることを特徴とする流体吐出容器のスペーサー。
  2. ヘッドの位置決め部が、突起または凹溝であり、
    スペーサーの突出板に設けられた係止部が、凹溝または突起であることを特徴とする請求項1記載の流体吐出容器のスペーサー。
  3. ヘッドの位置決め部が、ノズル下方に位置する側周壁下端に設けられており、
    突出板が、その上面に、係止部とともにノズルの下側に係合するストッパーを立設していることを特徴とする請求項1記載の流体吐出容器のスペーサー。
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