JP2004262297A - 車両用空調装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の室内Rに配設される空調装置のケースにエバポレータ及びヒータコアを収容する。エバポレータ及びヒータコアから前側へ延びる室内配管41,41をケースに形成したブラケット53の配管挿通孔60,60に挿通支持させる。室内配管41,41の外周面に配管挿通孔60,60周縁と係合する突出部41a,41aを形成して、室内配管41,41の接続端部が外力を受けた際に、該室内配管41,41の接続端部が空調装置の後側へ位置ずれするのを阻止する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車に搭載される車両用空調装置に関し、特に、車両の室内に配設された熱交換器の内部に連通する室内配管を室外に配設された室外配管に接続するようにした構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用空調装置では、空気を加熱するための熱交換器であるヒータコアをケースに収容して車両の室内に配設し、該ヒータコアの内部に連通する配管を車両の室外であるエンジンルームに搭載されているエンジンの冷却水通路に連通させ、該冷却水をヒータコアに給排するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
前記特許文献1では、車両の室内とエンジンルームとはダッシュパネルで仕切られているために、ダッシュパネルに貫通孔を形成するとともに、前記配管をヒータコアから前記ダッシュパネルの貫通孔に向けて延びる室内配管と、エンジンルームから前記ダッシュパネルの貫通孔に向けて延びる室外配管とに分割し、車両組み立ての際に両配管を接続するようにしている。
【0004】
この接続の際には、室内配管及び室外配管の接続端部間に、該両接続端部をその軸線方向に互いに接近させて押し付けることにより接続状態となって保持される、いわゆるクイックジョイントを介在させ、両配管の接続作業を容易にできるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8―159353号公報(第3頁〜第4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記特許文献1の車両用空調装置では、室内配管及び室外配管の接続作業性を向上させるために前記室内配管の接続端部をケース外部に突出させているので、熱交換器及び室内配管を組み付けたケースを搬送する際や該ケースを車両へ組み付ける際に、室内配管が他の部材等と干渉して外力を受けて変形し、室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれする虞れがある。こうなると、接続作業の際に室内配管の接続端部が軸線方向について正規の接続位置となるように位置合わせしなければならず接続作業が煩雑になり、また、その位置合わせが確実に行われず、両配管を軸線方向に互い接近させても完全に接続されないことがある。
【0007】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのを阻止するようにして、室内配管及び室外配管を容易にかつ確実に接続できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明では、室内配管の接続端部が軸線方向に位置ずれするのをケースの配管支持部により阻止するようにした。
【0009】
具体的には、請求項1の発明では、車両の室内に配設されるケース内に熱交換器が収容され、室内配管が前記熱交換器の内部に連通するとともに前記ケース外部に突出し、車両の室外に配設された室外配管に接続される車両用空調装置を対象とする。
【0010】
そして、前記室内配管の接続端部を、前記室外配管の接続端部と同一軸線上に位置付けて室外配管の接続端部に接近させることより室外配管に接続し、前記ケースには、前記室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのを阻止する配管支持部を設ける構成とする。
【0011】
この構成によれば、熱交換器及び室内配管を組み付けたケースを搬送する際や該ケースを車両へ組み付ける際に、ケース外部に突出した室内配管が他の部材と干渉して外力を受けた場合には、ケースの配管支持部により室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのが阻止される。これにより、接続作業の際に室内配管の接続端部を軸線方向について位置合わせしなくても該室内配管の接続端部が正規の位置にあるので、ケースを車両の組み付け位置に配置して室内配管及び室外配管の接続端部を軸線方向に互いに接近させるだけで、両配管が容易にかつ確実に接続される。
【0012】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、室内配管の接続端部の外周面に突出部を形成する。また、ケースの配管支持部は、前記室内配管の接続端部が挿通して前記突出部が係合する配管挿通孔である構成とする。
【0013】
この構成によれば、ケース外部に突出した室内配管が外力を受けた場合に、ケースの配管挿通孔の周縁に室内配管の突出部が係合して、該室内配管の接続端部が軸線方向へ位置ずれするのが阻止される。加えて、室内配管が配管挿通孔に挿通しているので、前記の如く室内配管が外力を受けた場合には、該室内配管の接続端部がその径方向に位置ずれするのも阻止される。これにより、ケースを車両の組み付け位置に配置するだけで室内配管と室外配管とを容易に同一軸線上に位置付けることが可能となり、両配管の接続作業がより容易になる。
【0014】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、ケースは、室内配管の接続端部の軸線方向に交差する方向に延びる壁部を有するとともに、前記室内配管の接続端部よりも熱交換器側は、前記ケースの壁部に沿って延び、ケースの配管支持部は、前記ケースの壁部における前記室内配管外周面との対向面である構成とする。
【0015】
この構成によれば、空調装置や室外配管のレイアウトにより、ケース外部に突出した室内配管をケースの壁部に沿うように取り廻した場合に、室内配管外周面をケース壁部の対向面により支持させることが可能となるので、室内配管に位置ずれを阻止するための構造を設けなくても、該室内配管の接続端部の軸線方向への位置ずれが確実に阻止される。
【0016】
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか1つの発明において、室内配管を、該室内配管の接続端部を室外配管の接続端部に押し付けることにより接続状態となって該接続状態が保持されるジョイントを用いて室外配管に接続する構成とする。
【0017】
この構成によれば、室内配管の接続端部を室外配管の接続端部に押し付けるだけで両配管を容易に接続することが可能となり、さらに、その接続作業時に室内配管が室外配管から反力を受けても、ケースの配管支持部により室内配管の軸線方向への位置ずれが阻止されて正規の位置に保持されるので、両配管がより確実に接続される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
尚、この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、「前」とは車両前後方向の前側を、また「後」とは車両前後方向の後側を、さらに「左」とは車幅方向の左側を、さらにまた「右」とは車幅方向の右側をそれぞれ表すこととする。
【0020】
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1に係る車両用空調装置Aと、インストルメントパネル1とを備えるインパネモジュールMを示す。このインパネモジュールMは左側にステアリングホイールを備える左ハンドル車用に構成されていて、該インパネモジュールMは、車両の室内R前部において該室内Rと室外であるエンジンルームEとを仕切るダッシュパネルP(図1に示す)に近接して配設されている。尚、本発明は右側にステアリングホイールを備えた右ハンドル車に対しても適用できるのは勿論である。
【0021】
前記インストルメントパネル1後面の左右中央部には車室内の乗員の胸元に向けて調和空気を吹き出すためのセンタ吹出しノズル2が、また左右端部には同様のサイド吹出しノズル3,3がそれぞれ開口されている。また、インストルメントパネル1の上面前部には、フロントウィンドガラス(図示せず)の内面に曇りを取るための空気を吹き出す左右1対のデフロスタ吹出しノズル4,4が開口されている。尚、7は、インストルメントパネル1内で車幅方向に延びて車体の一部をなす円筒状のインパネメンバであり、該インパネメンバ7もインパネモジュールMの構成部材である。
【0022】
前記空調装置Aは、インストルメントパネル1内の左右略中央部に配設され、冷却用熱交換器としてのエバポレータ10と、加熱用熱交換器としてのヒータコア11と、これらを収容するケース12とを備えている。また、前記エバポレータ10とともに冷凍サイクルを構成する冷媒圧縮機及び該冷媒圧縮機により圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器(共に図示せず)がエンジンルームEに配設されている。さらに、このエンジンルームEには、前記冷媒圧縮機の吸入口及び凝縮器の冷媒流出口にそれぞれ連通し、前記エバポレータ10に冷媒を給排する一対のクーラ用室外配管8,8が配設されている。
【0023】
また、前記エンジンルームEには、エンジン(図示せず)の冷却水通路にそれぞれ連通して前記ヒータコア11に冷却水を給排する一対のヒータ用室外配管(図示せず)が配設されている。図1に示すように、これらクーラ用室外配管8,8及びヒータ用室外配管は、アルミニウム合金製の円管部材からなり、その後端側である室内配管41,41,51,51との接続端部が、ダッシュパネルPに形成された貫通孔9内方に位置するようにかつ略水平後側へ延びている。
【0024】
図4〜図6に示すように、前記空調装置Aのケース12の前側上部には、外気導入口15及び内気導入口16が開口され、一方、後側上部には、調和空気を吹き出すデフロスタ吹出口17、ベント吹出口18、フロントヒート吹出口19及びリアヒート吹出口20が開口されている。また、ケース12の内部には、図6に示すように、前記外気導入口15及び内気導入口16をデフロスタ吹出口17、ベント吹出口18、フロントヒート吹出口19及びリアヒート吹出口20に接続する空気通路22が設けられている。
【0025】
前記ケース12は、上部ケース23、下部ケース24及びヒータコアカバーダクト25を一体的に組み付けてなる。前記上部ケース23は左右中央部で2分割されていて分割部23a,23aからなり、この上部ケース23下端の前半部及び後半部はそれぞれ互いに仕切られてダクト状に形成されており、前半部が後半部よりも下側に位置している。前記下部ケース24は有底箱状のもので、その上端の前半部は上部ケース23下端の前半部と一致するように形成され、後半部は前半部に対し上側に段差状に突出している。図3及び図6に示すように、上部ケース23下端の後半部と下部ケース24上端の後半部との間には、切欠状のダクト装着部26が形成され、該ダクト装着部26に前記ヒータコアカバーダクト25が嵌合されている。このヒータコアカバーダクト25は、上端及び下端が開口し、その上端部が前記上部ケース23下端の後半部に、また下端部が下部ケース24上端の後半部にそれぞれ気密状に接合されている。尚、下部ケース24の下端部には、前記エバポレータ10に発生した凝縮水を外部へ排出するためのドレン部21が設けられている。
【0026】
前記上部ケース23には、その前側上部に円筒状のファンハウジング30が他の部分と一体に形成され、このファンハウジング30の内部にはシロッコファンからなるブロワファン31が収容されている。前記ファンハウジング30は上部ケース23の一部を構成していて、左右に分割されている。
【0027】
図6に示すように、前記ファンハウジング30の左側壁にはモータ取付口30aが、また右側壁には吸込口(図示せず)が、さらに下側には吐出部30bがそれぞれ開口され、モータ取付口30aにはブロワモータ32が水平左右方向に延びる出力軸(図示せず)をファンハウジング30内に臨ませて取り付けられている。このブロワモータ32の出力軸に前記ブロワファン31が回転一体に固定されている。
【0028】
一方、図4に示すように、前記ファンハウジング30の吸込口には、上部ケース23の一部を構成するインテークボックス35の下流端である左端に形成された開口が気密状に接続されている。インテークボックス35には前記外気導入口15及び内気導入口16がそれぞれ開口されている。該内気導入口16は車室内に開放されている一方、外気導入口15は、車体カウル部(図示せず)を経て車外に連通しており、この外気導入口15により車外の空気(外気)を、また内気導入口16により車室内の空気(内気)をそれぞれ空気通路22に導入するようにしている。尚、37は格子状のグリルである。
【0029】
前記インテークボックス35の内部には水平左右方向の支持軸回りに揺動する内外気切換ダンパ(図示せず)が配置され、この内外気切換ダンパの支持軸はインテークボックス35に支持され、この支持軸の右端部はインテークボックス35から外部に突出し、図3及び図5に示すように、その突出部には電動アクチュエータ39が駆動連結されている。
【0030】
前記電動アクチュエータ39による内外気切換ダンパの支持軸回りの回動により、ファンハウジング35内に導入する空気を外気又は内気の少なくとも一方に切り換えるとともに、前記ブロワファン31の回転により、外気導入口15からの外気又は内気導入口16からの内気をファンハウジング30内に吸い込んで吐出部30bから吐出するようにしている。
【0031】
図6に示すように、前記ファンハウジング30の吐出部30bは、下側に延びるダクトからなり、この吐出部30bの下流端は、上部ケース23内下部の前部と下部ケース24内の前部とにより形成されるエバポレータ収容部40に接続されている。このエバポレータ収容部40には、前記エバポレータ10が空気通路22を横切るように縦置きに配置されて収容されている。このエバポレータ10は矩形板状のもので、チューブ及び伝熱フィンが交互に並設されてなるコア10aと、該コア10aのチューブの上端部に配設されてチューブと連通するヘッダタンク10bとを備えていて、前記エバポレータ10を構成する各部材はアルミニウム合金製の板材を成形してなるものである。
【0032】
前記エバポレータ10のヘッダタンク10bには、前記クーラ用室外配管8,8に接続されるクーラ用室内配管41,41が接続ブロック42を介して接続されている。前記クーラ用室内配管41,41はアルミニウム合金製の円管部材からなり、一方が前記凝縮器の冷媒流出口と連通する室外配管8に接続されて液冷媒をエバポレータ10に流入させる流入用の配管であり、他方が冷媒圧縮器の吸入口と連通する室外配管8に接続されてエバポレータ10から冷媒を流出させる流出用の配管である。
【0033】
また、前記接続ブロック42はアルミニウム合金製の厚肉板材からなり、この接続ブロック42の冷媒流入側の通路には、前記冷媒圧縮機からの冷媒を減圧させるための膨張弁(図示せず)が配設されている。前記接続ブロック42は、上部ケース23の右側壁から外部に突出していて、図3に示すように、その突出した部分が上部ケース23に締結されるカバー部材43により覆われている。また、クーラ用室内配管41,41は、前記カバー部材43の右側壁から外部に略水平に突出した後、前側へ略直角に折り曲げられて直線状に延び、その前側は略水平前側に延びて室外配管8,8と接続される接続側とされている。
【0034】
図6に示すように、前記エバポレータ10下流側の空気通路22は冷風通路47と温風通路48とに分岐されている。前記冷風通路47は、エバポレータ10下流側(後側)の略上半部から凹部27前側を通って上側に延びるダクト内に形成されるもので、この冷風通路47により、エバポレータ10を経由した空気を直接上流側へ流すようにしている。
【0035】
一方、温風通路48は、エバポレータ10下流側の略下半部から後側に延びた後に上側に向かい、ヒータコアカバーダクト25内と、上部ケース23下端の後半部の開口とを通りながら上側に延びている。この温風通路48の途中にはヒータコア収容部50が形成され、前記ヒータコア11が温風通路48を横切るように横置きに配置されて収容されている。
【0036】
前記ヒータコア11は、前記エバポレータ10と同様に、アルミニウム合金製のチューブ及びフィンからなるコア(図示せず)と、該コアの右端部に配設されたヘッダタンク11aとを備え、図3に示すように、該ヘッダタンク11aに前記ヒータ用室外配管に接続されるヒータ用室内配管51,51が連通している。これらヒータ用室内配管51,51のうち一方が、ヒータコア11にエンジン冷却水を流入させる流入用の配管であり、他方がヒータコア11からエンジン冷却水を流出させる流出用の配管である。
【0037】
前記ヒータコア11は、下部ケース24の後半部の右側壁に開口した装着口24aを通してヒータコア収容部50に収容されるようになっている。そして、ヒータコア11の収容状態では、装着口24aはヒータコア11のヘッダタンク11aにより閉塞され、ヒータ用室内配管51,51のヒータコア11側である基端側が装着口24aから下部ケース24の外部に突出する。該ヒータ用室内配管51,51は、基端側からケース12の右側壁に沿って上向きに傾斜して前側へ延び、その前側は前記クーラ用室内配管41,41前側の左方に位置するとともに、略水平前側へ延びて室外配管と接続される接続側とされている。
【0038】
尚、前記ヒータコアカバーダクト25には、ヒータ用室内配管51,51の基端側を覆うカバー部25a(図3ではカバー部25aを切り除いて示している)が一体に形成されている。
【0039】
図4に示すように、前記クーラ用室内配管41,41及びヒータ用室内配管51,51の接続側は、ファンハウジング30に形成されたブラケット53により支持されている。該ブラケット53は、ファンハウジング30の右側壁前端部から右側へ延びる基部54と、該基部54の右端部に設けられて前記ダッシュパネルPに沿うように延びる支持板55とからなる。該支持板55はその左側を構成する略矩形の左側部56が基部54に一体に形成され、一方、支持板55の右側を構成する部分は、左側部56とは別体とされた略矩形の右側部材57からなり、また、左側部56及び右側部材57の間にはそれらとは別体の中間部材58が嵌合するようになっている。
【0040】
前記支持板55の右側部材57の左縁には上下に離れて半円状の切欠が2つ形成される一方、中間部材58の右縁には前記右側部材57の切欠に対応するように2つの切欠が形成されていて、右側部材57に中間部材58を嵌合させると、前記クーラ用室内配管41,41を挿通支持する配管支持部としての配管挿通孔60,60が形成されるようになっている。
【0041】
図1に示すように、前記クーラ用室内配管41,41外周面の支持板55前面に対応する箇所には、周方向に連続する突出部41a,41aが形成されていて、該突出部41a,41aの外径は前記配管挿通孔60,60内径よりも大きく設定され、クーラ用室内配管41,41の接続端部が後側(軸線方向一側)へ変位して位置ずれしようとすると、突出部41a,41aと配管挿通孔60,60周縁とが係合し、その位置ずれが阻止されるようになっている。
【0042】
また、図4に示すように、中間部材58の左縁及び左側部56の右縁には、該左側部56に中間部材58を嵌合させた状態で、前記配管挿通孔60,60と同様な配管挿通孔61,61を構成する切欠がそれぞれ形成され、該配管挿通孔61,61に前記ヒータ用室内配管51,51が挿通支持されるようになっている。図示しないが、ヒータ用室内配管51,51にも前記クーラ用室内配管41,41の突出部41a,41aと同様の突出部が形成されていて、ヒータ用室内配管51,51の接続端部の後側(軸線方向一側)への位置ずれが阻止されるようになっている。
【0043】
図3及び図5に示すように、前記支持板55の前面には、ダッシュパネルPの車室側の面に当接する発泡ウレタン製のシール材62が取り付けられ、該シール材62は空調装置Aの組み付け状態でダッシュパネルPにより圧縮されるようになっている。また、各室内配管41,51の接続端部は前記シール材62を貫通して前側へ突出していて、これら室内配管41,51の接続端部は、空調装置Aが車両の組み付け位置にあるときに、前記室外配管8の接続端部と同一軸線上に位置するようになっている。
【0044】
前記各クーラ用室内配管41及び前記エンジンルームのクーラ用室外配管8はクイックジョイント65を介して接続されていて、両室内配管8,41の接続端部を差し込むだけで接続状態となってその接続状態が保持されるようになっている。このクイックジョイント65の構造の一例を図7に基づいて説明すると、クーラ用室外配管8の接続端部外周面には、該外周面との間に室内配管41の接続端部を挿入可能な隙間66を形成するリング状部材67が嵌合固定され、該リング状部材67の内部には円環状に形成されたスプリング68が配置されている。一方、クーラ用室内配管41の接続端部はフレアー部41bとされ、室内配管41と室外配管8とを接続する際には、室内配管41のフレアー部41bを前記隙間66からリング状部材67内に挿入して、このフレアー部41bによりスプリング68を挿入方向に押して移動させるとともに該スプリング68全体を拡径させる。そして、さらに室内配管41を押し込むことで、スプリング68がフレアー部41bを乗り越え、実線で示すようにフレアー部41bとリング状部材67先端との間に挟まった状態となって室内配管41の抜けが阻止され、該室内配管41の接続状態が保持される。
【0045】
これにより、ネジやナット等を用いることなく、室内配管41及び室外配管8をその軸線方向に互いに接近させて押し付けるだけで両配管41,8が容易に接続される。尚、図示しないがクーラ用室外配管8の外周面には、室内配管41の内周面に当接して両面間をシールするOリングが配設されている。
【0046】
また、図示しないが、ヒータ用室内配管51及び前記エンジンルームEのヒータ用室外配管は、前記クーラ用のものとは異なる構造のクイックジョイントを用いて接続されるようになっている。尚、このヒータ用室内配管51及び室内配管を接続する場合、クーラ用のクイックジョイントと同じクイックジョイントを用いるようにしてもよい。
【0047】
そして、クーラ用室外配管8から室内配管41に流入した液冷媒は、接続ブロック42の膨張弁により減圧された後にエバポレータ10内で蒸発し、そのときにブロアファン31からの空気が冷却されて冷風が生成される。尚、この際、冷媒圧縮機を停止させている場合のようにエバポレータ10で液冷媒の蒸発が起こらない状態では、該エバポレータ10を通過する空気は冷却されずに流入温度のままで下流側へ流れる。
【0048】
一方、エンジンの冷却により昇温した冷却水をヒータ用室外配管から室内配管51を経てヒータコア11に流すことにより、エバポレータ10を通過して温風通路48に流れ込んだ空気を加熱して温風を生成し、該温風通路48を下流側へ流れる。
【0049】
図6に示すように、前記冷風通路47の下流端と温風通路48の下流端とは互いにミックスチャンバ70で連通していて、各下流端はミックスダンパ71により開閉されるようになっている。ミックスダンパ71の冷風ダンパ部71aが冷風通路47下流端を全閉したときには、温風ダンパ部71bが温風通路48下流端を全開してミックスチャンバ70と連通させる一方、前記冷風ダンパ部71aが冷風通路47下流端を全開したときには、温風ダンパ部71bが温風通路48下流端を全閉してミックスチャンバ70との連通を遮断する。そして、これら2つの位置の中間位置では、冷風通路47及び温風通路48の各開度を逆方向に相対的に変えて、ミックスチャンバ70に流入する冷風及び温風の各流量を変更し調和空気の温度を変更調整するようになっている。
【0050】
ミックスダンパ70の支持軸は上部ケース23の右側壁から上部ケース23外に突出していて、この突出部には電動アクチュエータ(図示せず)が駆動連結されており、この電動アクチュエータによりミックスダンパ70を空調モードに合わせて開閉制御するようにしている。
【0051】
また、図3に示すように、上部ケース23の上側後部には、フロント分岐ダクト部74とリヤヒートダクト部75とからなるヒートダクト部73が一体に形成されている。前記フロント分岐ダクト部74は、左右に延びてその両端にフロントヒート吹出口19、19がそれぞれ開口されるとともに、左右中央部がミックスチャンバ70に連通している。また、前記リヤヒートダクト部75は、前記フロント分岐ダクト部74の左右方向略中央から下側へ分岐して延びて下端にリヤヒート吹出口20が開口されている。
【0052】
前記各フロントヒート吹出口19には、フロントヒートダクト(図示せず)の上流端が接続され、該フロントヒートダクトの下流端はインストルメントパネル1下部まで延び、ミックスチャンバ70の温風が前席に着座した乗員の足元に送給されるようになっている。また、リアヒート吹出口20には、リアヒートダクト(図示せず)の上流端が接続され、該リヤヒートダクトの下流端は車室内の後席まで延び、ミックスチャンバ70の温風が後席に着座した乗員の足元に送給されるようになっている。
【0053】
また、図6に示すように、前記ミックスチャンバ70は、前記デフロスタ吹出口17及びベント吹出口18にも連通している。このミックスチャンバ70とデフロスタ吹出口17との間には該デフロスタ吹出口17を開閉するためのデフロスタダンパ77が、またミックスチャンバ70とベント吹出口18との間には該ベント吹出口18を開閉するためのベントダンパ78が、さらにミックスチャンバ70とフロントヒート吹出口19及びリアヒート吹出口20との間には該両ヒート吹出口19,20を開閉するためのヒートダンパ79がそれぞれ配置されている。
【0054】
前記デフロスタダンパ77、ベントダンパ78及びヒートダンパ79の各支持軸は上部ケース23の左側壁から上部ケース23外に突出していて、この突出部には、カム及びリンクからなる連動機構を介して電動アクチュエータ(図示せず)が連結されており、この電動アクチュエータにより各ダンパ77〜79を空調モードに合わせて連係させながら開閉制御するようにしている。
【0055】
また、図示しないが、前記デフロスタ吹出口17には、前記インストルメントパネル1のデフロスタ吹出しノズル4に連通するデフロスタダクトの上流端が接続され、また、ベント吹出口18には前記インストルメントパネル1のセンタ吹出しノズル2及びサイド吹出しノズル3に連通するベントダクトの上流端が接続されるようになっており、各ノズル2〜4から調和空気がフロントウィンドガラス及びサイドウインド内面、乗員の胸元に向けて送給されるようになっている。尚、図3及び図5における80は、各吹出口17,18とダクトとの接続部分をシールするための発泡ウレタン製シール材である。
【0056】
前記のように構成された空調装置Aを車両に組み付ける際には、まず、サブ組み立てラインにおいて、空調装置Aをインストルメントパネル1に取り付けてインパネモジュールMを構成し、該インパネモジュールMを車両の組み立てラインまで搬送して車両の室内Rに搬入する。
【0057】
この空調装置Aをインストルメントパネル1に組み付ける際や、インパネモジュールMを搬送する際には、クーラ用室内配管41,41及びヒータ用室内配管51,51の接続端部が他の部材と干渉してそれらが後側へ変位するような外力を受けることがある。この際、本実施形態では、各室内配管41,51の接続側に突出部41aを形成し、該両室内配管41,51をブラケット53の配管挿通孔60,61に挿通支持させているので、これらの接続端部が後側へ変位しようとすると突出部41aが配管挿通孔60,61周縁に係合し、これにより、室内配管41,51の接続端部が位置ずれするのを防止できる。
【0058】
また、本実施形態では、前記した空調装置Aの組み付けの際や搬送の際に、室内配管41,51の接続端部がその径方向に変位するような外力を受けても、これら室内配管41,51の接続側外周面が配管挿通孔60,61の内周面により支持され、室内配管41,51がその径方向へ位置ずれするのを阻止できる。これにより、空調装置Aを車両に組み付けるまでに、両室内配管41,51の接続端部が正規の位置からずれることはない。
【0059】
そして、そのように室内配管41,51が正規の位置に保持されているので、インパネモジュールMを室内の組み付け位置まで搬入すると、各室内配管41,51の接続端部が室外配管8の接続端部と同一軸線上に位置するようになり、室内配管41,51の位置合わせをすることなく、該室内配管41,51と室外配管8とを容易にかつ確実に接続することができる。
【0060】
この接続作業時には、室外配管8をエンジンルームEに突き出された室内配管41,51に押し付けて接続するため、接続時の反力により室内配管41,51が室内R側へ位置ずれを起こし、接続部の半嵌合を引き起こす場合がある。
【0061】
これに対し、本実施形態においては、室内配管41,51の突出部41aがブラケット53の配管挿通孔60,61周縁に係合して、室内配管41,51の位置ずれが阻止されるので、室外配管8を室内配管41,51にしっかりと押し付けることが可能となり、より容易にかつ確実に接続することができる。
【0062】
さらに、前記の如くクーラ用及びヒータ用室内配管41,51が他の部材から外力を受ける場合や、接続作業により室外配管8から反力を受ける場合には、両室内配管41,51が支持板53により支持されていることにより、室内配管41及びエバポレータ10の接続部分や室内配管51及びヒータコア11の接続部分に大きな力が作用することはなく、これら接続部分の損傷を未然に防止できる。
【0063】
尚、本実施形態1では、クーラ用室内配管41,41及びヒータ用室内配管51,51の突出部41a,41aを周方向に連続するものとしたが、これに限らず、周方向に断続的に形成してもよい。
【0064】
(実施形態2)
図8及び図9は、本発明の実施形態2に係る空調装置Aを示し、この空調装置Aは実施形態1のものと同様に構成されていて、クーラ用室内配管41の取り廻しとその支持構造が一部異なるだけなので、以下、同一の部分には同一の符号を付し異なる部分だけを説明する。尚、図8及び図9では、ヒータ用室内配管を省略している。
【0065】
この実施形態2では、室外配管8,8のレイアウトによりダッシュパネルPの貫通孔9が実施形態1のものよりも左側に位置しており、これに伴って、室内配管41,41は、ケース12右側壁を突出して前側へ向けてファンハウジング30の前壁に対応する箇所まで延びた後、該ファンハウジング30前壁に沿うように左側へ折り曲げられ、その先端である接続端部がファンハウジング30前壁の左右方向中央から略水平前側へ折り曲げられている。すなわち、各室内配管41の接続端部よりもヒータコア11側が該接続端部の軸線方向に交差する方向に延びるファンハウジング30前壁に沿って延びている。
【0066】
そして、図9に示すように、ファンハウジング30前壁の室内配管41,41外周面に対向する対向面30c,30cは、該室内配管41,41の外周面形状に対応して窪む凹面状に形成されている。
【0067】
この実施形態2の場合、空調装置Aをインストルメントパネル1に組み付ける際に各室内配管41の接続端部が後側へ変位しようとすると、該室内配管41外周面がファンハウジング30前壁の対向面30cに当接して支持される。
【0068】
これにより、実施形態1と同様に各室内配管41と室外配管8とを容易にかつ確実に接続することができるとともに、室内配管41及びエバポレータ10の接続部分の損傷を未然に防止できる。
【0069】
尚、本実施形態2では、クーラ用室内配管41,41の対向面30c,30cを凹面状に形成したが、これに限らず、平面状に形成してもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る車両用空調装置によると、室内配管の接続端部を室外配管の接続端部と同一軸線上に位置付けて該室外配管の接続端部に接近させることより室外配管に接続し、室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのを阻止する配管支持部をケースに設けたので、室内配管の接続端部が外力を受けた場合には、ケースの配管支持部により室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのを阻止できて、室内配管及び室外配管を容易にかつ確実に接続できる。
【0071】
請求項2記載の発明によると、室内配管の接続端部の外周面に突出部を形成し、配管支持部を室内配管が挿通して突出部が係合する配管挿通孔としたので、室内配管の接続端部が外力を受けた場合に、接続端部の軸線方向への位置ずれを阻止することができるとともに、径方向への位置ずれも阻止することができ、これにより、室内配管と室外配管とを容易に同一軸線上に位置付けることができて、両配管の接続作業をより容易に行うことができる。
【0072】
請求項3記載の発明によると、ケースが室内配管の接続端部の軸線方向に交差する方向に延びる壁部を有し、前記室内配管の接続端部よりも熱交換器側がケースの壁部に沿って延び、配管支持部がケースの壁部における室内配管外周面との対向面であるので、空調装置や室外配管のレイアウトにより室内配管をケースの壁部に沿うように取り廻すようにした場合に、位置ずれを阻止するための構造を室内配管に設けなくても、該室内配管の位置ずれを確実に阻止することができる。
【0073】
請求項4記載の発明によると、室内配管を、該室内配管を室外配管に押し付けることにより接続状態となって該接続状態が保持されるジョイントを用いて室外配管に接続する構成としたので、接続作業を容易にしながら、その接続作業時に室内配管を正規の位置に保持できて、両配管をより確実に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5のB−B線における断面図である。
【図2】インパネモジュールの斜視図である。
【図3】空調装置の右側面図である。
【図4】シール材を省略した空調装置の上部を示す斜視図である。
【図5】空調装置の正面図である。
【図6】空調装置の縦断面図である。
【図7】クイックジョイントの構造を示す拡大断面図である。
【図8】本発明の実施形態2に係る図4相当図である。
【図9】図8のC−C線における断面図である。
【符号の説明】
8 クーラ用室外配管
10 エバポレータ(熱交換器)
11 ヒータコア(熱交換器)
12 ケース
30 ファンハウジング(壁部)
30c 対向面
41 クーラ用室内配管
41a 突出部
51 ヒータ用室内配管
60 配管挿通孔
61 配管挿通孔
65 クイックジョイント
A 空調装置
E エンジンルーム(室外)
R 室内
Claims (4)
- 車両の室内に配設されるケース内に熱交換器が収容され、室内配管が、前記熱交換器の内部に連通するとともに前記ケース外部に突出し、車両の室外に配設された室外配管に接続される車両用空調装置であって、
前記室内配管の接続端部は、前記室外配管の接続端部と同一軸線上に位置付けられて該室外配管の接続端部に接近させることより室外配管に接続され、
前記ケースには、前記室内配管の接続端部がその軸線方向に位置ずれするのを阻止する配管支持部が設けられていることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1において、
室内配管の接続端部の外周面には突出部が形成され、
ケースの配管支持部は、前記室内配管の接続端部が挿通して前記突出部が係合する配管挿通孔であることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1において、
ケースは、室内配管の接続端部の軸線方向に交差する方向に延びる壁部を有するとともに、前記室内配管の接続端部よりも熱交換器側は、前記ケースの壁部に沿って延び、
ケースの配管支持部は、前記ケースの壁部における前記室内配管外周面との対向面であることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
室内配管は、該室内配管の接続端部を室外配管の接続端部に押し付けることにより接続状態となって該接続状態が保持されるジョイントを用いて室外配管に接続されていることを特徴とする車両用空調装置。
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