JP2001199231A - 自動車用空調ユニット - Google Patents

自動車用空調ユニット

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JP2001199231A
JP2001199231A JP2000008191A JP2000008191A JP2001199231A JP 2001199231 A JP2001199231 A JP 2001199231A JP 2000008191 A JP2000008191 A JP 2000008191A JP 2000008191 A JP2000008191 A JP 2000008191A JP 2001199231 A JP2001199231 A JP 2001199231A
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unit
side connector
room side
unit case
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JP2000008191A
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Akitoshi Noguchi
明利 野口
Hideki Nagano
秀樹 長野
Daisuke Araki
大助 荒木
Katsuyuki Ikeda
勝之 池田
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
    • B60H1/00571Details of ducts or cables of liquid ducts, e.g. for coolant liquids or refrigerants

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットケースからエンジンルーム側へ延び
る配管の着脱作業を簡素化してコストの低減を図った自
動車用空調ユニットを提供する。 【解決手段】 エンジンルーム側と車室とを区画する車
両ダッシュパネル6を貫通してユニットケース30から
エンジンルーム側へ延びるパイプ21,22を備えてい
る自動車用空調ユニットにおいて、ユニットケース30
に車両ダッシュパネル6側へ突出する筒部31を一体に
設けるとともに、この筒部31によって形成される空間
s2内にユニット側コネクタ23を配置した。このコネ
クタ23の流通ポート25,26の一方の開口にパイプ
21,22を接続し、流通ポート25,26の他方の開
口にエンジンルーム側コネクタ40の筒状接続部44,
45を介してエンジン冷却水が流れるウオータホース4
1,42を接続する。エンジンルーム側コネクタ40を
ボルト27によってユニット側コネクタ23に取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の自動車用空調ユニットの入
口、出口パイプとウオータホースとの接続構造を説明す
る図である。
【0003】エンジンルーム側と車室側とを区画する車
両ダッシュパネル106を貫通してユニットケース13
0からヒータコア(図示せず)の入口パイプ121と出
口パイプ122とがエンジンルーム側へ延びている。
【0004】入口パイプ121にはウオータホース14
1が接続される。また、出口パイプ122にはウオータ
ホース142が接続される。
【0005】ウオータホース141,142にはウオー
タポンプ(図示せず)によりエンジン冷却水が送り込ま
れ、ウオータバルブ(図示せず)でエンジン冷却水の流
量が調節される。
【0006】入口パイプ121とウオータホース141
との接続はウオータホース141の端部を入口パイプ1
21の接続部121aに直接装着し、接続部121aを
クリップ(図示せず)によって固定することで行われ
る。
【0007】また、出口パイプ122とウオータホース
142との接続はウオータホース142の端部を出口パ
イプ122の接続部122aに直接装着し、接続部12
2aをクリップ(図示せず)によって固定することで行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クリップを接
続作業の前に予めウオータホース141に取り付けてお
く必要がある。
【0009】そして、ウオータホース141の端部を入
口パイプ121の接続部121aに装着した後、クリッ
プを開いた状態で接続部121aの位置まで移動させな
ければならない。
【0010】出口パイプ122とウオータホース142
との固定も同様にクリップによって行われる。
【0011】そのため、入口、出口パイプ121,12
2とウオータホース141,142との接続作業に手間
がかかり、費用の嵩むものであった。
【0012】また、モジュール化により入口、出口パイ
プ121,122とウオータホース141,142との
接続部が車両ダッシュパネルよりも室内側になった場合
には、クリップによる従来の接続方法は採用することが
できない。
【0013】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、モジュール化による制約を受けることなく、
ユニットケース側の配管とエンジンルーム側の配管との
着脱作業を簡素化してコストの低減を図った自動車用空
調ユニットを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、エンジンルーム側と車室とを区
画する車両ダッシュパネルを貫通してユニットケースか
ら前記エンジンルーム側へ延びる配管を備えている自動
車用空調ユニットにおいて、前記ユニットケースに前記
車両ダッシュパネル側へ突出する筒部を一体に設け、こ
の筒部の内部に形成される空間内に前記配管と前記エン
ジンルーム側の配管とを接続するための接続手段を配置
したことを特徴とする。
【0015】ユニットケースに設けられ、車両ダッシュ
パネル側へ突出する筒部によって形成される空間内に配
置された接続手段を介してエンジンルーム側の配管がユ
ニットケース側の配管に接続される。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載の自動
車用空調ユニットにおいて、前記接続手段はユニットケ
ース側コネクタであり、このユニットケース側コネクタ
を貫通して形成された流通ポートの一方の開口に前記ユ
ニットケース側の配管が接続され、前記流通ポートの他
方の開口にエンジンルーム側コネクタの筒状接続部が接
続され、前記エンジンルーム側コネクタは固定手段によ
って前記ユニットケース側コネクタに固定可能であるこ
とを特徴とする。
【0017】ユニットケース側コネクタの流通ポートの
一方の開口にユニットケース側配管を接続し、流通ポー
トの他方の開口にエンジンルーム側コネクタの筒状接続
部を接続したとき、ユニットケース側コネクタとエンジ
ンルーム側コネクタとを介してエンジンルーム側の配管
がユニットケース側の配管に接続される。その後、固定
手段によってエンジンルーム側コネクタをユニットケー
ス側コネクタに固定する。
【0018】請求項3の発明は、請求項2に記載の自動
車用空調ユニットにおいて、前記エンジンルーム側コネ
クタにエア抜き口が設けられていることを特徴とする。
【0019】エンジンルーム側コネクタに設けられたエ
ア抜き口によって配管内のエアを抜くことができる。
【0020】請求項4の発明は、請求項2に記載の自動
車用空調ユニットにおいて、前記エンジンルーム側コネ
クタに流量調整弁が設けられていることを特徴とする。
【0021】エンジンルーム側コネクタに設けられた流
量調整弁によってヒータコアに送るエンジン冷却水の流
量が調節される。
【0022】請求項5の発明は、請求項1に記載の自動
車用空調ユニットにおいて、前記接続手段は、切欠が形
成された一対のブラケットであり、一方のブラケットの
切欠に前記ユニットケース側の配管の端部が支持され、
他方のブラケットの切欠に前記エンジンルーム側の配管
の端部が支持され、前記他方のブラケットは固定手段に
よって一方のブラケットに固定可能であることを特徴と
する。
【0023】一方のブラケットの切欠にユニットケース
側の配管の端部を支持し、他方のブラケットの切欠にエ
ンジンルーム側の配管の端部を支持し、エンジンルーム
側の配管をユニットケース側の配管に挿入したとき、エ
ンジンルーム側の配管がユニットケース側の配管に接続
される。その後、固定手段によってエンジンルーム側コ
ネクタをユニットケース側コネクタに固定する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0025】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動
車用空調ユニットの側面図、図2は自動車用空調ユニッ
トの斜視図である。
【0026】この自動車用空調ユニットは、1つのモジ
ュールとして構成され、ブロア(図示せず)によって吸
入された空気を冷却するエバポレータ10と、エバポレ
ータ10からの空気を加熱するヒータコア20と、これ
らを収容するユニットケース30とを備えている。
【0027】エバポレータ10は、エバポレータ10の
外部を通過する空気から熱を奪い、冷たい空気にする。
【0028】エバポレータ10には図示しない冷媒用の
入口パイプ及び出口パイプ(ユニット側の配管)が接続
され、各パイプ冷媒はコネクタ11に接続されている。
【0029】コネクタ11はユニットケース30に車両
ダッシュパネル側へ突出するように一体に設けられた筒
部31の内部に形成される空間s1内に配置されてい
る。
【0030】なお、ユニットケース30は車両左右方向
に分割可能である。
【0031】ヒータコア20はエンジン(図示せず)の
発熱により暖められたエンジン冷却水と車室内の冷たい
空気とを熱交換させることで、車室内を暖める。
【0032】ヒータコア20には入口パイプ(ユニット
ケース側配管)21と出口パイプ(ユニットケース側配
管)22とが接続されている。入口パイプ21と出口パ
イプ22とはユニットケース30の外側の側面に沿って
エンジンルーム側へ延びている。
【0033】ユニットケース30には車両ダッシュパネ
ル側(車両前後方向前側)へ突出するほぼ楕円形の筒部
32が一体に設けられている。
【0034】この筒部32の内部に形成される空間s2
内には入口パイプ21及び出口パイプ22とウオータホ
ース(エンジンルーム側配管)41,42(図3参照)
とを接続するためのユニット側コネクタ(接続手段)2
3が配置されている。
【0035】図3(a)は入口、出口パイプとウオータ
ホースとの接続構造を説明する図、図3(b)はエンジ
ンルーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する
分解斜視図である。なお、図3(b)はダッシュパネル
の図示を省略している。
【0036】筒部32(ユニットケース30)はシール
ライニング5を介してエンジンルーム側と車室とを区画
する車両ダッシュパネル6に固定されている。前記シー
ルライニング5は筒部32により押圧され、エンジンル
ーム側と車室とを防水及び気密にする。
【0037】ユニット側コネクタ23は、ユニット側コ
ネクタ本体24と、入口パイプ21が接続された第1の
流通ポート25の開口25aと、出口パイプ22が接続
された第2の流通ポート26の開口26aと、エンジン
ルーム側コネクタ40を固定するためのボルト27を挿
通する第1のボルト通し孔28とを備えている。第1の
ボルト通し孔28にはボルト27と螺合可能な雌ねじが
形成されている。ユニット側コネクタ本体24と、入口
パイプ21及び出口パイプ22との接続は溶接又はヒー
タコア(図示せず)と同時に炉中ろう付けされる。
【0038】第1の流通ポート25と第2の流通ポート
26とはユニット側コネクタ23を車両前後方向へ貫通
して平行に延びている。
【0039】エンジンルーム側コネクタ40は、エンジ
ンルーム側コネクタ本体43と、ユニット側コネクタ2
3の第1の流通ポート25に接続される第1の筒状接続
部44と、ユニット側コネクタ23の第2の流通ポート
26に接続される第2の筒状接続部45と、ウオータホ
ース41に接続された第3の流通ポート46と、ウオー
タホース42に接続された第4の流通ポート47と、ボ
ルト27を挿通する第2のボルト通し孔48とを備えて
いる。
【0040】エンジンルーム側コネクタ40をユニット
側コネクタ23に接続するときには、図3に示す状態か
らエンジンルーム側コネクタ40を車両前後方向後方へ
押し込み、第1の筒状接続部44を第1の流通ポート2
5に、第2の筒状接続部45を第2の流通ポート26に
挿入する。
【0041】その後、第2のボルト通し孔48を介して
第1のボルト通し孔28に挿入したボルト27によって
エンジンルーム側コネクタ40をユニット側コネクタ2
3に固定する。
【0042】なお、エンジンルーム側コネクタ40とユ
ニット側コネクタ23との間にはOリング7を配置し、
エンジンルーム側コネクタ40とユニット側コネクタ2
3との接触面からの水漏れを防止している。
【0043】この実施形態によれば、エンジンルーム側
コネクタ40とユニット側コネクタ23とを容易に着脱
できるので、パイプ21,22とウオータホース41,
42との着脱作業が簡素化され、コストの低減を図るこ
とができる。
【0044】また、ユニットケース30を車両ダッシュ
パネル6に固定したとき、ユニット側コネクタ23を車
両ダッシュパネル6より室内側へ配置でき、車両ダッシ
ュパネル6を貫通してユニットケース30からエンジン
ルーム側へ延びる入口パイプ21及び出口パイプ22を
ユニットケース30から突出させないようにできるの
で、自動車用空調ユニットの設計の自由度が向上する。
【0045】図4(a)はこの発明の第2実施形態に係
る自動車用空調ユニットの入口、出口パイプとウオータ
ホースとの接続構造を説明する図、図4(b)はエンジ
ンルーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する
分解斜視図であり、第1実施形態と同一部分には同一符
合を付してその説明を省略する。なお、図4(b)はダ
ッシュパネルの図示を省略している。
【0046】この第2実施形態はエンジンルーム側コネ
クタ50にエア抜き口51を一体に形成するとともに、
Oリング7の代わりにシールプレート8によってエンジ
ンルーム側コネクタ50とユニット側コネクタ23との
接触面の防水を行うようにした点で第1実施形態と異な
る。
【0047】エンジンルーム側コネクタ50をユニット
側コネクタ23に接続するときには、図4に示す状態か
らエンジンルーム側コネクタ50をシールプレート8を
介して車両前後方向後方へ押し込み、第1の筒状接続部
54を第1の流通ポート25に、第2の筒状接続部55
を第2の流通ポート26に挿入する。
【0048】その後、第2のボルト通し孔58を介して
第1のボルト通し孔28に挿入したボルト27によって
エンジンルーム側コネクタ50をユニット側コネクタ2
3に固定する。
【0049】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏するとともに、ウオータバルブ42の途中
に別部品のエア抜き口を設ける必要がなく、作業性が向
上するとともにコストの低減をより図ることができる。
【0050】図5はこの発明の第3実施形態に係る自動
車用空調ユニットの入口、出口パイプとウオータホース
との接続構造を説明する図であり、第1実施形態と同一
部分には同一符合を付してその説明を省略する。
【0051】この第3実施形態はエンジンルーム側コネ
クタ60に流量調整弁61を設けた点で第1実施形態と
異なる。この流量調整弁61はヒータコア20の上流側
に配置され、ヒータコア20へ流入するエンジン冷却水
の流量を制御する。この温水の制御により、車室内の温
度が調整される。
【0052】エンジンルーム側コネクタ60をユニット
側コネクタ23に接続するときには、図5に示す状態か
らエンジンルーム側コネクタ60をOリング7を介して
車両前後方向後方へ押し込み、第1の筒状接続部64を
第1の流通ポート25に、第2の筒状接続部65を第2
の流通ポート26に挿入する。
【0053】その後、第2のボルト通し孔68を介して
第1のボルト通し孔28に挿入したボルト27によって
エンジンルーム側コネクタ60をユニット側コネクタ2
3に固定する。
【0054】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏するとともに、エンジンルーム側コネクタ
60をユニット側コネクタ23に接続したとき、流量調
整弁65も同時に取り付けることができ、作業性が向上
するとともにコストの低減を図ることができる。
【0055】図6(a)はこの発明の第4実施形態に係
る自動車用空調ユニットの入口、出口パイプとウオータ
ホースとの接続構造を説明する図、図6(b)はエンジ
ンルーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する
分解斜視図であり、第1実施形態と同一部分には同一符
合を付してその説明を省略する。なお、図6(b)はダ
ッシュパネルの図示を省略している。
【0056】この第4実施形態はエンジンルーム側コネ
クタ40及びユニット側コネクタ23の代わりに一対の
ブラケット70,75を用いるようにした点で第1実施
形態と異なる。
【0057】エンジンルーム側ブラケット70はほぼ矩
形状であり、一方の長辺には2つの切欠71,72が形
成されている。
【0058】ウオータホース41の端部にはエルボ80
の一端が取り付けられており、流路が直角に曲げられて
いる。また、エルボ80の他端はフランジ81の切欠7
1に支持される。
【0059】また、ウオータホース42の端部にはエル
ボ85の一端が取り付けられており、流路が直角に曲げ
られている。また、エルボ85の他端はフランジ86の
切欠72に支持される。
【0060】ユニット側ブラケット75はエンジンルー
ム側ブラケット70と同一形状である。
【0061】入口パイプ21の端部には入口パイプ21
の外径より若干大きい外径の管状部21aが取り付けら
れている。また、出口パイプ22の端部には出口パイプ
22の外径より若干大きい外径の管状部22aが取り付
けられている。
【0062】切欠76は入口パイプ21の管状部21a
を支持する。また、切欠77は出口パイプ22の管状部
22aを支持する。
【0063】エンジンルーム側ブラケット70及びユニ
ット側ブラケット75にはエンジンルーム側ブラケット
70とユニット側ブラケット75とを貫通してボルト2
7を挿通するためのボルト通し孔73,78が形成され
ている。
【0064】エンジンルーム側ブラケット70をユニッ
ト側ブラケット75に接続するときには、図6に示す状
態から、エルボ80の他端をOリング7を介してユニッ
ト側ブラケット75の入口パイプ21に、エルボ85の
他端をOリング7を介してユニット側ブラケット75の
出口パイプ22に挿入する。
【0065】その後、ボルト通し孔73を介してボルト
通し孔78に挿入したボルト27によってエンジンルー
ム側ブラケット70をユニット側ブラケット75に固定
する。
【0066】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏する。
【0067】また、上記各実施形態ではヒータコア20
に接続されたパイプ21,22を例に説明したが、エバ
ポレータ10の配管に対しても同様の構成を採用できる
ことは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載の発
明の自動車用空調ユニットによれば、ユニットケース側
の配管とエンジンルーム側の配管との着脱作業を簡素化
してコストの低減を図ることができる。また、ユニット
ケースを車両ダッシュパネルに取り付けたとき、接続手
段を車両ダッシュパネルより室内側へ配置でき、車両ダ
ッシュパネルを貫通してユニットケースからエンジンル
ーム側へ延びる配管をユニットケースから突出させない
ようにでき、設計の自由度が向上する。
【0069】請求項2記載の発明の自動車用空調ユニッ
トによれば、エンジンルーム側コネクタとユニットケー
ス側コネクタとの着脱を容易に行うことができる。
【0070】請求項3記載の発明の自動車用空調ユニッ
トによれば、配管中に別部品のエア抜き口を設ける必要
がなく、作業性が向上するとともにコストの低減を図る
ことができる。
【0071】請求項4記載の発明の自動車用空調ユニッ
トによれば、エンジンルーム側コネクタをユニット側コ
ネクタに接続したとき、流量調整弁も同時に取り付ける
ことができ、作業性が向上するとともにコストの低減を
図ることができる。
【0072】請求項5記載の発明の自動車用空調ユニッ
トによれば、エンジンルーム側の配管をユニットケース
側の配管に簡単に取り付けることができ、取付コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動車用
空調ユニットの側面図である。
【図2】図2は自動車用空調ユニットの斜視図である。
【図3】図3(a)は入口、出口パイプとウオータホー
スとの接続構造を説明する図、図3(b)はエンジンル
ーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する分解
斜視図である。
【図4】図4(a)はこの発明の第2実施形態に係る自
動車用空調ユニットの入口、出口パイプとウオータホー
スとの接続構造を説明する図、図4(b)はエンジンル
ーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する分解
斜視図である。
【図5】図5はこの発明の第3実施形態に係る自動車用
空調ユニットの入口、出口パイプとウオータホースとの
接続構造を説明する図である。
【図6】図6(a)はこの発明の第4実施形態に係る自
動車用空調ユニットの入口、出口パイプとウオータホー
スとの接続構造を説明する図、図6(b)はエンジンル
ーム側コネクタとユニット側コネクタとを説明する分解
斜視図である。
【図7】図7は従来の自動車用空調ユニットの入口、出
口パイプとウオータホースとの接続構造を説明する図で
ある。
【符号の説明】
6 車両ダッシュパネル 21 入口パイプ 22 出口パイプ 23 ユニットケース側コネクタ(接続手段) 25,26 流通ポート 27 ボルト(固定手段) 28,48,73,78 ボルト通し孔 30 ユニットケース 31,32 筒部 40,50,60 エンジンルーム側コネクタ 41,42 ウオータホース(配管) 44,45,54,55,64,65 筒状接続部 51 エア抜き口 61 流量調整弁 70,75 ブラケット 71,72,76,77 切欠
フロントページの続き (72)発明者 池田 勝之 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル江南工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム側と車室とを区画する車
    両ダッシュパネルを貫通してユニットケースから前記エ
    ンジンルーム側へ延びる配管を備えている自動車用空調
    ユニットにおいて、 前記ユニットケースに前記車両ダッシュパネル側へ突出
    する筒部を一体に設け、この筒部の内部に形成される空
    間内に前記配管と前記エンジンルーム側の配管とを接続
    するための接続手段を配置したことを特徴とする自動車
    用空調ユニット。
  2. 【請求項2】 前記接続手段はユニットケース側コネク
    タであり、 このユニットケース側コネクタを貫通して形成された流
    通ポートの一方の開口に前記ユニットケース側の配管が
    接続され、 前記流通ポートの他方の開口にエンジンルーム側コネク
    タの筒状接続部が接続され、 前記エンジンルーム側コネクタは固定手段によって前記
    ユニットケース側コネクタに固定可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の自動車用空調ユニット。
  3. 【請求項3】 前記エンジンルーム側コネクタにエア抜
    き口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載
    の自動車用空調ユニット。
  4. 【請求項4】 前記エンジンルーム側コネクタに流量調
    整弁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載
    の自動車用空調ユニット。
  5. 【請求項5】 前記接続手段は、切欠が形成された一対
    のブラケットであり、 一方のブラケットの切欠に前記ユニットケース側の配管
    の端部が支持され、 他方のブラケットの切欠に前記エンジンルーム側の配管
    の端部が支持され、 前記他方のブラケットは固定手段によって一方のブラケ
    ットに固定可能であることを特徴とする請求項1に記載
    の自動車用空調ユニット。
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