JP2004260949A - スラスト部品及びモータ - Google Patents

スラスト部品及びモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2004260949A
JP2004260949A JP2003050098A JP2003050098A JP2004260949A JP 2004260949 A JP2004260949 A JP 2004260949A JP 2003050098 A JP2003050098 A JP 2003050098A JP 2003050098 A JP2003050098 A JP 2003050098A JP 2004260949 A JP2004260949 A JP 2004260949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotating shaft
thrust component
rear end
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003050098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4354714B2 (ja
Inventor
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Taketoshi Ooyashiki
剛敏 大屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2003050098A priority Critical patent/JP4354714B2/ja
Priority to US10/787,016 priority patent/US7456535B2/en
Priority to EP04004203A priority patent/EP1453186B1/en
Priority to DE602004000713T priority patent/DE602004000713T2/de
Publication of JP2004260949A publication Critical patent/JP2004260949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4354714B2 publication Critical patent/JP4354714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1672Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/08Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only for supporting the end face of a shaft or other member, e.g. footstep bearings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/081Structural association with bearings specially adapted for worm gear drives
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/083Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】回転軸及びロータがモータ本体の後端側に移動することを防ぎ、異常な振動の発生をなくす。
【解決手段】モータ本体10の先端面10aに取付けられたモータ取付プレート30には、切り欠き34,35が形成されている。スラスト部品40のL字形の取付部41,42が、切り欠き34,35にはめ込まれてスラスト部品40が、モータ本体10に取付けられる。スラスト部品40の当接部43は、モータ本体10の後端面10bから露出した回転軸20の後端20bを、先端面10a側へ押圧する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転軸の後端を外部から押圧するスラスト部品とモータとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータ等のモータの回転軸にウォームギヤを取付け、適切な減速比でウォームホイールを回転させることがある。しかしながら、一般のモータにウォームギヤを取付けて減速運転を行うと、回転軸に軸方向の大きな力がかかる。この力は、モータの回転方向によって逆方向を向く。ステッピングモータでは、通常、その軸方向にあそびを持っており、回転軸に固定されたロータが軸方向に動くことを防ぐ必要がある。後述する特許文献1〜3には、ロータが軸方向に動くことを防ぐ方策が示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−290548号公報
【特許文献2】
特開2001−309610号公報
【特許文献3】
実開平4−134163号公報
【0004】
特許文献1には、モータの後端壁を支点としてロータの軸を先端側に押圧するコイルばねをモータ内部に備えた小型モータが示されている。なお、コイルばねは、板ばねに変更することも可能である。特許文献2には、ウォームギヤの取付けられた軸をモータの先端側で抑えて、ウォームギヤの抜け落ちを止めるモータの取付構造が示されている。特許文献3には、回転軸の先端側に取付けられ、回転軸の移動を止めるギヤーケースが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
モータ内部にコイルばねや板ばねを設け、ロータの回転軸を先端側に向けて押圧しても、その押圧力は微力であり、ウォームギヤによってロータが後端側に押される力に抵抗できない。この場合には、回転軸を後端で支える軸受等にロータが衝突し、振動が生じる。また、ロータと軸受等とは点接触ではないので、摩擦によってトルクが低下するという問題があった。さらに、軸受等にロータが衝突するので、ステッピングモータ独特のステップ動作をするごとに、軸方向の振動が発生するという問題もあった。
これに対し、コイルばねや板ばねの力を強くしておくと、ウォームギヤを使用しないときには、コイルばねや板ばねのために、トルクが低下してしまう可能性があった。
一方、前記特許文献2或いは3のように、ウォームギアの取付けられた回転軸の先端側で回転軸を抑え、回転軸の移動を止める方式が有効に機能するのは、回転軸の回転方向が常に一定で、ウォームギヤによって回転軸が先端方向に常に移動しようとする場合である。回転方向が逆転し、回転軸がその後端側へ移動するような場合では、別段の対策が必要となり、モータの構成が複雑化してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、モータを複雑化させることなく、回転軸が後端側へ移動することを防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るスラスト部品は、柱状の外郭を持ち、その外郭の先端面から該外郭に対して回転する棒状の回転軸の先端側が突出し、後端面からは該回転軸の後端が露出したモータの該外郭の所定位置に取付け可能な取付部と、前記取付部が前記所定位置に取付けられたときに前記露出した回転軸の後端に当接する当接部と、前記取付部と前記当接部とを連結すると共に該当接部を前記回転軸の先端側に向けて付勢する連結部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
このような構成を採用することにより、スラスト部品は、モータに取付けられたときに、当接部が回転軸の後端と当接し、回転軸を先端側に押圧する。よって、ロータが後退することを防止できる。
【0009】
なお、前記モータの回転軸の先端側には、ウォームギヤが取付けられていてもよい。
また、前記取付部は、前記外郭の先端面に取付けられてもよい。
【0010】
また、前記取付部は、前記モータの外郭の所定位置に着脱自在に取付けられてもよい。
また、前記取付部は、前記モータの外郭の所定位置に固着されて取付けられてもよい。
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係るモータは、棒状の回転軸と、前記回転軸の先端と後端との間の所定位置に固定されたロータ、及び該ロータの外周を内周面で包囲して非接触に力を与えることにより該ロータを前記回転軸を中心にして回転させるステータが組込まれ、概ね柱状の外郭を持ち、先端面から前記回転軸が突出し、後端面から該回転軸が露出したモータ本体と、前記モータ本体の外周面に設けられ、前記回転軸の後端に当接する当接部を持ち該当接部を前記回転軸の先端側に向けて付勢するスラスト部品が取付けられる支持部と、を備えることを特徴とする。
【0012】
このような構成を採用することにより、モータに、スラスト部品が取付けられるので、スラスト部品の当接部が、露出した回転軸の後端と当接し、回転軸を先端側に押圧する。よって、ロータが後退することを防止できる。
【0013】
なお、前記支持部には、前記スラスト部品が着脱自在に取付けられてもよい。
また、前記支持部には、前記スラスト部品が固着されて取付けられてもよい。
また、前記モータ本体の先端面に、前記支持部が設けられてもよい。
【0014】
また、前記支持部は、前記モータ本体の先端面に形成された切り欠きで構成されてもよい。
また、前記モータ本体の外周面には、前記スラスト部品の一部が嵌められる凸状又は凹状のガイドが形成されてもよい。
【0015】
上記目的を達成するために、本発明の第3の観点に係るモータは、棒状の回転軸と、前記回転軸の先端と後端との間の所定位置に固定されたロータ、及び前記ロータの外周を包囲して非接触に力を与えることにより該ロータを前記回転軸を中心にして回転させるステータが組込まれ、前記回転軸の先端側を突出させて該回転軸の後端側を露出させた柱状のモータ本体と、前記モータ本体の外側の所定位置に取付けられた取付部、前記モータ本体から露出した前記回転軸の後端に当接する当接部、及び該取付部と該当接部とを連結すると共に該当接部を該回転軸の先端側に向けて付勢する連結部を有するスラスト部品と、を備えることを特徴とする。
【0016】
このような構成では、モータにスラスト部品が装着されているので、本発明の第1及び第2の観点に係るスラスト部品及びモータと同様の作用効果を奏する。
なお、本発明の第2の観点に係るモータ及び第3の観点に係るモータでは、前記回転軸の先端側に、ウォームギヤが装着されていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るステッピングモータを示す構成図である。
【0018】
このステッピングモータは、概ね円柱状の外郭を持つモータ本体10と、棒状の回転軸20とを備えている。
モータ本体10には、円柱状のロータ11と、ステータ12とが組込まれている。ロータ11の表面にはマグネットが配置され、その中心が回転軸20の所定位置に固定されている。ステータ12は、ロータ11の外周面を内周面で包囲し、ロータ11に非接触で磁力を与え、該ロータ11を回転させるものであり、複数組のステータヨーク12aと、各組のステータヨーク12aを励磁する複数の巻線12bとで構成されている。各ステータヨーク12aは、軟磁性体の鋼板である。
【0019】
モータ本体10の先端面10aから、回転軸20の先端20a側が回転自在に突出している。モータ本体10の後端面10bから、回転軸20の後端20bが露出している。
【0020】
モータ本体10の先端面10aには、モータ取付プレート30と、位置決め用突起14とが配置されている。位置決め用突起14は、樹脂で形成されている。
【0021】
モータ本体10の後端面10bには、複数のガイド用突起15が配置されている。後端面10bからはエンドプレート10dが伸び、軸受80を保持している。ガイド用突起15は、位置決め用突起14と同様に、樹脂で形成されている。
モータ本体10の外周面10cには、図示しないコイル引出し端子が配置されている。その端子は、巻線12bに電流を流すためのものである。
【0022】
このモータ本体10には、スラスト部品40が着脱自在に取付けられると共に、回転軸20の先端20a側には、ウォームギヤ50が取付けられている。
【0023】
モータ取付プレート30は、モータ本体10を他の筐体等に取付けるための部品であり、板状のステンレス板等で形成されている。モータ取付プレート30の中央部に軸受13が取付けられ突出した軸20を支えている。モータ取付プレート30の周辺部には、軸受13と同心円上に並ぶ複数の孔32と、2個の孔33とが形成されている。
【0024】
モータ取付プレート30には、さらに、2つの切り欠き34,35が形成されている。モータ本体10の位置決め用突起14と孔32とが係合し、モータ取付プレート30がモータ10の先端面10aに溶接等によって固定されて取付けられている。筐体に取付ける際には、孔33がねじ等によって筐体に係止される。孔32に位置決め用突起14を係合する際、複数の孔32と複数の位置決め用突起14との組み合わせにより、筐体にモータ本体10が取付けられたときの端子の向く方向が決る。
【0025】
スラスト部品40は、例えばステンレスの薄板を打ち抜いて折り曲げたものであり(図2参照)、2つの取付部41,42と、当接部43と、各取付部41,42と当接部43とを連結する連結部44,45とで構成されている。
取付部41は、L字形に曲がっている。L字形の一方の先端41aが切り欠き34にはめ込まれて、スラスト部品40がモータ本体10に取付けられる。取付部42も取付部41と同様に、L字形に曲がっている。L字形の他方の先端42aが、切り欠き35にはめ込まれる。スラスト部品40がモータ本体10に取付けられたときに、取付部41の一方の辺41bと取付部42の他方の辺42bとが、モータ本体10の外周面10cにそれぞれ接する。
【0026】
当接部43は、スラスト部品40がモータ本体10に取付けられた状態で、回転軸20の後端20bに点接触に近い形で当接するように湾曲している。取付部41の辺41bと当接部43との間の連結部44は、当接部43を回転軸20の先端20b側へ付勢するように、折り曲げられている。また、連結部44の一部の幅は、各突起15の間の距離に等しくなっており、これら突起15の間に嵌め込まれ位置決めされている。取付部42の辺42bと当接部43との間の連結部45は、当接部43を回転軸20の先端20b側へ付勢するように、折り曲げられている。また、連結部45の一部の幅は、各突起15の間の距離に等しくなっており、これら突起15の間に嵌め込まれている。
【0027】
次に、回転軸20にウォームギヤ50が取付けられ、モータ本体10にスラスト部品40が取付けられたモータの動作を、図1により説明する。
図示しないコイル引出し端子に電流を流すことにより、巻線12bに電流が流れ、ステータヨーク12aが選択的に励磁される。ステータヨーク12aが励磁されることにより、ロータ11に回転力が非接触に与えられ、該ロータ11と回転軸20が回転する。回転軸20に取付けられたウォームギヤ50が、回転軸20と一体に回転する。これにより、ウォームギヤ50と噛合う図示しないギヤが回転する。
【0028】
ここで、ウォームギヤ50の回転方向が変われば、回転軸20の軸方向にかかる力の向きが変化する。回転軸20をモータ本体10の後端面10b側へ移動させる力が、ウォームギヤ50の回転方向によって生じても、スラスト部品40が回転軸20の後端20bを先端側20a側に押圧しているので、回転軸20の移動が抑制される。よって、ロータ11が後端面10bから伸びたエンドプレート10dに当たること等が防止される。
【0029】
以上のように、本実施形態のステッピングモータでは、次のような利点を有する。
(1)ウォームギヤ50の回転方向が変化しても、回転軸20及びロータ11が後端面10b側に移動しないので、異常な振動の発生がない。
(2)スラスト部品40が、モータ本体10の外部に取付けられるので、連結部44,45に十分な付勢力を持たせることが可能であり、ロータ11の移動を確実に止めることができる。
【0030】
(3)スラスト部品40は着脱自在にモータ本体10に取付けられるので、ウォームギヤ50を回転軸20に取付けない場合には、スラスト部品40を外しておけばよく、この場合、モータのトルクがスラスト部品40のために減じられることがない。
(4)モータ本体10の後端面10bに突起15を形成し、その突起15に連結部44,45の一部はめ込むので、突起15がスラスト部品40のガイドとなり、当接部43を確実に回転軸20の後端20bに当接させることができる。
【0031】
[第2の実施形態]
前記第1の実施形態のステッピングモータでは、モータ取付プレート30に切り欠き34,35を設け、スラスト部品40の取付部41,42の先端41a,42aをはめ込む構成にしたが、これ以外でも、スラスト部品の取付け方法は、考えられる。その一例を図3を用いて説明する。
【0032】
図3は、本発明の第2の実施形態に係るステッピングモータを示す図である。
このステッピングモータは、第1の実施形態のステッピングモータと同様のモータ本体10と、回転軸20とを備えている。モータ本体10から突出した回転軸20の先端20a側には、ウォームギヤ50が取付けられている。
【0033】
モータ本体10には、スラスト部品40とは異なるスラスト部品60が、第1の実施形態の取付け方法とは異なる取付け方法で取付けられている。
スラスト部品60は、ステンレスの薄板が切り抜かれて折り曲げられたものであり、2つの取付部61,62と、当接部63と、取付部61及び当接部63を連結する連結部65と、取付部62及び当接部63を連結する連結部64とから構成されている。
【0034】
取付部61,62は、スラスト部品40の取付部41,42とは異なり、L字形に折り曲げられておらず、平板状であると共に、取付部41,42よりも短い。当接部63及び連結部64,65は、当接部43及び連結部44,45と同様の形状になっている。
【0035】
取付部61,62が、モータ本体10の外周面10cに溶接等で固着されて、スラスト部品60が取付けられている。スラスト部品60が取付けられた状態で、当接部63が連結部64,65に付勢され、回転軸20の後端20bを回転軸20の先端20a側に押圧する。
【0036】
以上のように、この第2の実施形態のステッピングモータでは、スラスト部品40の代わりに、スラスト部品60が取付けられるので、第1の実施形態と同様の(1)効果が得られる。さらに、スラスト部品60をモータ本体10の外周面10cに固着するようにしたので、取付部61,62の構成を簡素化できるという効果が得られる。
【0037】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものがある。
(a) 上記実施形態では、ステッピングモータにスラスト部品40,60を取付けた形態を説明したが、他のモータにスラスト部品40,60を取付けてもよい。このようにすると、そのモータの回転軸20が後端20b側へ移動することを簡単な構成で防ぐことが可能になり、振動の抑制等が可能になる。
【0038】
(b) 回転軸20にウォームギア50が装着されていなくてもよい。この場合でも、回転軸20が後端20b側へ移動することが予測されるときには、上記実施形態と同様に、スラスト部品40,60を取付けることで、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0039】
(c) スラスト部品40の取付部41,42は、切り欠き34,35にはめ込まれるが、ステータ12に切り欠き34,35に相当する凹部を形成しておき、その凹部に取付部41,42がはめ込まれるようにしてもよい。
(d) ガイド用突起15を複数配置する代わりに、必要数の溝を後端面10bに形成してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、スラスト部品がモータの外郭に取付けられて、回転軸の後端を先端側に付勢するので、モータの回転軸が後端へ移動することを簡単に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るステッピングモータを示す図である。
【図2】図1中のスラスト部品を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るステッピングモータを示す図である。
【符号の説明】
10 モータ本体
11 ロータ
12 ステータ
15 ガイド用突起
20 回転軸
34,35 切り欠き
40,60 スラスト部品
41,42,61,62 取付部
43,63 当接部
44,45,64,65 連結部
50 ウォームギヤ

Claims (13)

  1. 柱状の外郭を持ち、その外郭の先端面から該外郭に対して回転する棒状の回転軸の先端側が突出し、後端面からは該回転軸の後端が露出したモータの該外郭の所定位置に取付け可能な取付部と、
    前記取付部が前記所定位置に取付けられたときに前記露出した回転軸の後端に当接する当接部と、
    前記取付部と前記当接部とを連結すると共に該当接部を前記回転軸の先端側に向けて付勢する連結部と、
    を備えることを特徴とするスラスト部品。
  2. 前記モータの回転軸の先端側には、ウォームギヤが取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスラスト部品。
  3. 前記取付部は、前記外郭の先端面に取付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のスラスト部品。
  4. 前記取付部は、前記モータの外郭の所定位置に着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスラスト部品。
  5. 前記取付部は、前記モータの外郭の所定位置に固着されて取付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスラスト部品。
  6. 棒状の回転軸と、
    前記回転軸の先端と後端との間の所定位置に固定されたロータ、及び該ロータの外周を内周面で包囲して非接触に力を与えることにより該ロータを前記回転軸を中心にして回転させるステータが組込まれ、概ね柱状の外郭を持ち、先端面から前記回転軸の先端側が突出し、後端面から該回転軸の後端が露出したモータ本体と、
    前記モータ本体の外周面に設けられ、前記回転軸の後端に当接する当接部を持ち該当接部を前記回転軸の先端側に向けて付勢するスラスト部品が取付けられる支持部と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  7. 前記支持部には、前記スラスト部品が着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. 前記支持部には、前記スラスト部品が固着されて取付けられることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  9. 前記モータ本体の先端面に、前記支持部が設けられていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 前記支持部は、前記モータ本体の先端面に形成された切り欠きで構成されていることを特徴とする請求項9に記載のモータ。
  11. 前記モータ本体の外周面には、前記スラスト部品の一部が嵌められる凸状又は凹状のガイドが形成されていることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載のモータ。
  12. 棒状の回転軸と、
    前記回転軸の先端と後端との間の所定位置に固定されたロータ、及び前記ロータの外周を包囲して非接触に力を与えることにより該ロータを前記回転軸を中心にして回転させるステータが組込まれ、前記回転軸の先端側を突出させて該回転軸の後端側を露出させた柱状のモータ本体と、
    前記モータ本体の外側の所定位置に取付けられた取付部、前記モータ本体から露出した前記回転軸の後端に当接する当接部、及び該取付部と該当接部とを連結すると共に該当接部を該回転軸の先端側に向けて付勢する連結部を有するスラスト部品と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  13. 前記回転軸の先端側にはウォームギヤが装着されていることを特徴とする請求項6乃至12のいずれかに記載のモータ。
JP2003050098A 2003-02-26 2003-02-26 モータ Expired - Fee Related JP4354714B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050098A JP4354714B2 (ja) 2003-02-26 2003-02-26 モータ
US10/787,016 US7456535B2 (en) 2003-02-26 2004-02-24 Thrust member attached to outer surface of motor body, and motor including same
EP04004203A EP1453186B1 (en) 2003-02-26 2004-02-25 Thrust member attached to outer surface of motor body, and motor including same
DE602004000713T DE602004000713T2 (de) 2003-02-26 2004-02-25 Motor mit einem Axialdruckelement welches an der Aussenfläche des Motorgehäuses befestigt ist

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050098A JP4354714B2 (ja) 2003-02-26 2003-02-26 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004260949A true JP2004260949A (ja) 2004-09-16
JP4354714B2 JP4354714B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=32767781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003050098A Expired - Fee Related JP4354714B2 (ja) 2003-02-26 2003-02-26 モータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7456535B2 (ja)
EP (1) EP1453186B1 (ja)
JP (1) JP4354714B2 (ja)
DE (1) DE602004000713T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7535141B2 (en) * 2005-07-08 2009-05-19 Nidec Sankyo Corporation Motor with thrust bearing holder
US8084905B2 (en) * 2008-03-07 2011-12-27 Robert Bosch Gmbh Bearing for an electric actuator motor
US8242736B2 (en) * 2008-04-03 2012-08-14 Honda Motor Co., Ltd. DC motor with directionally determined torque
JP5780815B2 (ja) * 2011-04-19 2015-09-16 日本電産サンキョー株式会社 モータ

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1586450A (en) * 1924-02-18 1926-05-25 Lange Frederick Charles Antirattler for automobile cam shafts
US2938755A (en) * 1958-01-02 1960-05-31 Plessey Co Ltd Shaft bearings
GB1418124A (en) * 1972-05-23 1975-12-17 Skf Ind Trading & Dev Spiral groove bearings
JPS4946003A (ja) 1972-09-11 1974-05-02
US3794869A (en) * 1972-11-15 1974-02-26 Ford Motor Co Dynamoelectric machine end plate and mounting means
JPS61109437A (ja) * 1984-10-31 1986-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステツピングモ−タ
US4616940A (en) * 1985-03-18 1986-10-14 Amerock Corporation Vertically adjustable rotatable shelf assembly
JPH04134163A (ja) 1990-09-26 1992-05-08 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関点火制御及び燃料噴射制御用信号発生装置
US5811903A (en) 1995-09-26 1998-09-22 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Motor
JP3364072B2 (ja) 1995-11-08 2003-01-08 株式会社三協精機製作所 ステッピングモータ
JPH1066294A (ja) 1996-08-23 1998-03-06 Yoshiko:Kk 駆動モータ
DE19712361B4 (de) * 1997-03-25 2009-07-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Einstellen eines Axiallagers eines Aggregates
JP3393400B2 (ja) 1997-04-11 2003-04-07 ミネベア株式会社 モータのロータ予圧装置
US5945756A (en) * 1997-10-07 1999-08-31 Siemens Canada Limited Ultra quiet electric motor for automotive applications
JPH11117934A (ja) 1997-10-17 1999-04-27 Nippon Seiko Kk 動圧溝付き軸受装置
JPH11275848A (ja) 1998-03-19 1999-10-08 Seiko Epson Corp スクリュー付きモータ
KR100318827B1 (ko) * 1999-03-17 2002-01-04 이형도 스태핑 모터
JP2001050251A (ja) 1999-06-01 2001-02-23 Nsk Ltd 動圧軸受装置
GB9923857D0 (en) * 1999-10-09 1999-12-08 Johnson Electric Sa Thrust cap
FR2803451B1 (fr) * 1999-12-30 2002-03-15 Crouzet Automatismes Moteur a rotor etanche avec roulement a billes
JP2001309610A (ja) 2000-04-26 2001-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd モータの取付構造及びカメラ
JP3896253B2 (ja) 2001-02-14 2007-03-22 日本電産サンキョー株式会社 モータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1453186B1 (en) 2006-04-26
US7456535B2 (en) 2008-11-25
DE602004000713D1 (de) 2006-06-01
DE602004000713T2 (de) 2007-04-26
JP4354714B2 (ja) 2009-10-28
US20040164631A1 (en) 2004-08-26
EP1453186A1 (en) 2004-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006296020A (ja) 回転電機のロータ及び回転電機
JP2000116081A (ja) 電気モ―タを組み立てる方法
WO2018179736A1 (ja) ロータ及びロータを備えたモータ
JP2004260949A (ja) スラスト部品及びモータ
JP2020048267A (ja) 電動モータおよび電動モータの製造方法
JP6266924B2 (ja) ステッピングモータ
JP2002153012A (ja) モータ
CN108933496B (zh) 马达
JP4397465B2 (ja) 回転電機の回転軸の取付構造
JP2000358350A (ja) ステッピングモータ
JP2000308305A (ja) モータ及びワッシャ
JP2006068593A (ja) 振動モータ
JP2001339904A (ja) 回転電機
JP6162567B2 (ja) インナーロータ型モータ
JP2007135356A (ja) ステータの製造方法及びステータ
JP7433183B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP6007034B2 (ja) モータ
JP7515363B2 (ja) 回転電機およびその製造方法
JP2007143253A (ja) ステッピングモータ
JP2003299336A (ja) ステッピングモータ
JP4960152B2 (ja) モータ
JP2008312286A (ja) モータ
JP2005117707A (ja) 回転電機の製造方法及び製造装置
JP2005229741A (ja) スピンドルモータ
JP2004032932A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070905

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071011

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees