JP2004259191A - ユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】手軽にユーザ登録の申請を行うことができる。
【解決手段】レーザプリンタ30は、携帯電話40から機器情報の送信要求を受信したあと、携帯電話40へユーザ登録担当者か否かの回答を要求する(S110)。携帯電話40の使用者は自分がユーザ登録担当者である旨を入力キー46を操作して入力し、レーザプリンタ30へ送信する(S130)。これを受信したレーザプリンタ30は、機器情報(商品名とシリアル番号等)とユーザ登録先(管理サーバ10の電子メールアドレス)を携帯電話40へ送信する(S140)。これを受信した携帯電話40は、個人情報(自局番号と電子メールアドレス)と今回受信した機器情報とを管理サーバ10の電子メールアドレス宛てに自動送信する(S150)。これを受信した管理サーバ10は、その機器情報と個人情報とを対応付けてユーザ登録用データベースに登録する。
【選択図】 図5
【解決手段】レーザプリンタ30は、携帯電話40から機器情報の送信要求を受信したあと、携帯電話40へユーザ登録担当者か否かの回答を要求する(S110)。携帯電話40の使用者は自分がユーザ登録担当者である旨を入力キー46を操作して入力し、レーザプリンタ30へ送信する(S130)。これを受信したレーザプリンタ30は、機器情報(商品名とシリアル番号等)とユーザ登録先(管理サーバ10の電子メールアドレス)を携帯電話40へ送信する(S140)。これを受信した携帯電話40は、個人情報(自局番号と電子メールアドレス)と今回受信した機器情報とを管理サーバ10の電子メールアドレス宛てに自動送信する(S150)。これを受信した管理サーバ10は、その機器情報と個人情報とを対応付けてユーザ登録用データベースに登録する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、事務機器等の購入者に対して、その機器の製造者又は販売者はユーザ登録の申請を行うように勧めている。通常、ユーザ登録は、製造者又は販売者のデータベースコンピュータに、機器の商品名やその商品に固有のシリアル番号等を含む機器情報とその機器の購入者の住所や連絡先等を含む個人情報とを対応付けて登録することにより行われる。このようなユーザ登録が行われた機器については、その後、バージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合、データベースコンピュータを検索することにより購入者の連絡先を容易に把握できるため、容易に購入者へ連絡することができる。
【0003】
しかしながら、ユーザ登録を申請するのは購入者自身であるため、現状ではユーザ登録の申請のために機器情報や個人情報を入力する操作を購入者が煩わしく思い申請しないケースが多々見受けられる。このようにユーザ登録がなされていない機器については、その後、バージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合に、購入者の連絡先が不明なため容易に連絡することができないという問題が生じる。このような問題は、手軽にユーザ登録の申請ができるようになれば解消されると考えられる。
【0004】
なお、特許文献1には、作業が煩わしいプリンタドライバの設定を行うにあたって、プリンタが近距離通信を用いて携帯用端末へデバイス情報を送信し、そのデバイス情報を受信した携帯用端末がプリンタに接続されたコンピュータの近傍に移動されたあと近距離通信を用いてそのコンピュータにデバイス情報を送信し、デバイス情報を受信したコンピュータがそのデバイス情報に基づいてプリンタドライバの設定を実行するというシステムが開示されている。しかし、この特許文献1には、ユーザ登録の申請については何ら開示されていない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−269022号公報
【0006】
本発明は、上述した問題に鑑みなされたものであり、手軽にユーザ登録の申請を行うことができるユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法を提供することを目的の一つとする。また、ユーザの連絡先をもれなく把握できるユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法を提供することを目的の一つとする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
上述の目的の少なくとも一つを達成するため、本発明は以下の手段を採用した。
【0008】
本発明の第1は、携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請システムであって、
前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信し、
前記携帯用端末は、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報及び該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報を前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信するものである。
【0009】
このユーザ登録申請システムでは、ユーザ登録対象機器がユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を携帯用端末へ送信し、これを受信した携帯用端末が機器情報と自己の内部メモリから読み出した個人情報とをユーザ登録先へネットワークを介して送信することにより、携帯用端末がユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するにあたり、ユーザ登録対象機器の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、ユーザは手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0010】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末へ自機のユーザ登録管理者か否かの回答を要求し前記携帯用端末から自機のユーザ登録管理者である旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録管理者でない者の携帯用端末へ誤ってユーザ登録先や機器情報を送ってしまうおそれがない。
【0011】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、周囲の携帯用端末へ自機のユーザ登録の申請を依頼したい旨を送信し前記周囲の携帯用端末から自機の登録申請の依頼を引き受ける旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録対象機器は能動的に携帯用端末へユーザ登録の申請を依頼するため、ユーザ登録の申請が可能な携帯用端末を早期にサーチすることができ、ひいては早期にユーザ登録の申請がなされることになる。
【0012】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、自機のセッティングが終了したことを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。セッティングが終了した時点ではユーザが確定していることが多いため、ユーザ登録の時期に相応しい。
【0013】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、自機の位置情報を検出し該位置情報に基づいて割り出した住所を自機の設置場所として前記機器情報に含めて前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録先ではユーザ登録対象機器の設置場所を把握できるため、例えば訪問修理や引取りの必要が生じた場合等に便利である。
【0014】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、携帯電話であり、前記個人情報には、該携帯電話の自局番号が含まれるようにしてもよい。携帯電話には予め自局番号が入力されているため、ユーザ登録先としてはユーザの連絡先として自局番号をもれなく把握でき、後日その自局番号に電話をかければそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0015】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、携帯電話会社から個人情報を入手するのを許可する旨も併せて前記ユーザ登録先へ送信するようにしてもよい。携帯電話会社には契約時に住所、氏名等の個人情報が保存されているため、その個人情報を流用することで個人情報の入力の手間を大幅に省くことができる。
【0016】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、電子メールが可能な端末であり、前記個人情報には、電子メールアドレスが含まれるようにしてもよい。こうすれば、後日、ユーザ登録先からその電子メールアドレスにメールを送信すればそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0017】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信する前に前記個人情報の加筆修正が可能であってもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信する前に個人情報に足りない部分や間違った部分があったときには加筆修正することができる。
【0018】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信したあと前記ユーザ登録先から前記個人情報の確認メッセージを受信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信した個人情報の内容を確認することができる。
【0019】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記確認メッセージを受信したあと前記個人情報の加筆修正して再送信することが可能であってもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信した個人情報に足りない部分や間違った部分があったときには加筆修正することができる。
【0020】
本発明の第2は、上述したユーザ登録申請システムに用いられるユーザ登録対象機器であり、本発明の第3は、上述したユーザ登録申請システムに用いられる携帯用端末である。これらのユーザ登録対象機器や携帯用端末を上述したユーザ登録申請システムに利用すれば、上述したユーザ登録申請システムと同様の効果が得られる。
【0021】
本発明の第4は、携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請方法であって、
(a)前記ユーザ登録対象機器に内蔵されたコンピュータが、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信するステップと、
(b)前記携帯用端末に内蔵されたコンピュータが、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報と該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報とを前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信するステップと
を含むものである。
【0022】
このユーザ登録申請方法では、ユーザ登録対象機器がユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を携帯用端末へ送信し、これを受信した携帯用端末が機器情報と自己の内部メモリから読み出した個人情報とをユーザ登録先へネットワークを介して送信することにより、携帯用端末がユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するにあたり、ユーザ登録対象機器の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、ユーザは手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であるユーザ登録システムの概略構成を表すブロック図である。本実施形態のユーザ登録システムは、ユーザ登録先に設置された管理サーバ10と、ユーザ登録対象機器であるレーザプリンタ30と、携帯用端末である携帯電話40とにより構成されている。
【0024】
管理サーバ10は、ネットワークインタフェース12と、ハードディスクドライブ(HDD)14と、電子制御ユニット18とを備えている。このうちネットワークインタフェース12は、インターネット20を介して携帯電話40等と通信するためのインタフェースである。HDD14は、大容量メモリであり、ユーザ登録用データベースのほか、各種アプリケーションプログラム等を記憶する。ここで、ユーザ登録用データベースは、図3に示すように、商品名やその商品に付された固有のシリアル番号等を含む機器情報と、商品を購入したユーザの住所、氏名、携帯電話番号、電子メールアドレス等を含む個人情報とを対応付けて登録したものである。電子制御ユニット18は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、HDD14に格納されているアプリケーションプログラムを実行したりネットワークインタフェース12で受信したユーザ登録の申請に関する情報をHDD14のユーザ登録用データベースに登録したりする。
【0025】
レーザプリンタ30は、ネットワークインタフェース31と、ローカルインタフェース32と、記憶部33と、操作パネル34と、コントローラ35と、出力データ送信部36と、プリントエンジン37とを備えている。このうちネットワークインタフェース31は、ネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであるが、ここではネットワーク接続されていないものとする。ローカルインタフェース32は、通信可能距離が10m程度の近距離の無線通信方式のインタフェースであり、ここではブルートゥースのインタフェースである。記憶部33は、ハードディスクドライブやメモリから構成され、図4(a)に示すように、レーザプリンタ30の商品名やプリンタ毎に付与された固有のシリアル番号等を含む機器情報を記憶したり、レーザプリンタ30のユーザ登録先の電子メールアドレスを記憶したりする。また、記憶部33は、ケーブルで接続されたコンピュータ50から受信した印刷ジョブも記憶する。操作パネル34は、オペレータがレーザプリンタ30に対して操作を指示するための操作部と、各種の表示を行う表示部とから構成される。コントローラ35は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、記憶部33から機器情報を読み出してローカルインタフェース32を介して携帯電話40へ送信したり、コンピュータ50から受信した印刷ジョブを記憶部33に記憶したり、印刷ジョブに基づいて印刷用の出力データを生成したりする。出力データ送信部36は、コントローラ35からの出力データをプリントエンジン37に送信する。プリントエンジン37は、その出力データを受信して印刷用紙への印刷を行う。
【0026】
携帯電話40は、電話通信網を介して他の電話と音声通信を行ったりインターネット20を介して電子メールの送受を行ったり同じくインターネット20を介してウェブサーバが開設しているサイトにアクセスしたりする電話であり、図2に示すように、ネットワークインタフェース41と、ローカルインタフェース42と、記憶部43と、ディスプレイ44と、コントローラ45と、入力キー46と、マイク47と、スピーカ48とを備えている。ネットワークインタフェース41は、インターネット20を介して管理サーバ10等と通信するためのインタフェースである。ローカルインタフェース42は、前出のローカルインタフェース32と同様、ブルートゥースのインタフェースである。記憶部43は、図4(b)に示すように、携帯電話40の使用者の住所、氏名、自局番号、電子メールアドレス等を含む個人情報を記憶したり、レーザプリンタ30から受信した機器情報を一時的に記憶したりする。なお、個人情報のうち使用者の住所、氏名については使用者が入力キー46を操作して自ら入力することによりはじめて記憶されるが、自局番号と電子メールアドレスは携帯電話40の購入時に既に記憶されている。ディスプレイ44は、各種の表示を行うものである。コントローラ45は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、記憶部43から個人情報や機器情報を読み出してネットワークインタフェース41を介して管理サーバ10へメール送信したり、レーザプリンタ30からローカルインタフェース42を介して受信した機器情報を記憶部43へ一時記憶したりする。入力キー46は、各種の入力及び操作の指示を行うために使用され、マイク47は音声を入力するために使用され、スピーカ48は音声を出力するために使用される。
【0027】
次に、本実施形態のユーザ登録システムにおける各機器の動作について説明する。図5はユーザ登録システムにおける各機器の通信手順を表すシーケンスチャートである。まず、携帯電話40は、ローカルインタフェース42を介して周囲のブルートゥース対応機器へユーザ登録の申請を行うために必要となる機器情報を送信するよう要求する(ステップS100)。ここでは、携帯電話40は、レーザプリンタ30とのブルートゥース通信圏内に入っているものとする。レーザプリンタ30は、携帯電話40からの要求信号をローカルインタフェース32を介して受信すると、携帯電話40へユーザ登録担当者か否かの回答を要求する(ステップS110)。ここでは、携帯電話40の使用者はユーザ登録担当者であるものとし、この回答要求に対して自分がユーザ登録担当者である旨を入力キー46を操作して入力し、ローカルインタフェース32を介してレーザプリンタ30へ送信する(ステップS130)。ここで、ユーザ担当者である旨の入力は、例えばディスプレイ44に「あなたはユーザ登録担当者ですか?」の問いと共に「はい」「いいえ」の選択ボタンが表示され、入力キー46を操作して「はい」を選択することにより行う。レーザプリンタ30は、携帯電話40からユーザ登録担当者である旨を受信したあと、記憶部33から機器情報(商品名とシリアル番号等)とユーザ登録先(管理サーバ10の電子メールアドレス)をローカルインタフェース32を介して携帯電話40へ送信する(ステップS140)。これを受信した携帯電話40は、記憶部43から個人情報を読み出し、その個人情報と今回受信した機器情報とを電子メールに添付して暗号化したあと、ネットワークインタフェース41を介して管理サーバ10の電子メールアドレス宛てに自動送信する(ステップS150)。ここで、個人情報には、少なくとも携帯電話40の自局番号と電子メールアドレスが含まれる。管理サーバ10は、ネットワークインタフェース12を介して送信されてきたこの電子メールを受信し、添付されていた個人情報と機器情報を復号化したあと、HDD14のユーザ登録用データベースに登録する。この結果、管理サーバ10のHDD14には図3に示すように機器情報と個人情報とが対応付けられた形式で保存される。
【0028】
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のレーザプリンタ30が本発明のユーザ登録対象機器に相当し、携帯電話40が携帯用端末に相当し、レーザプリンタ30と携帯電話40とがユーザ登録申請システムに相当する。なお、本実施形態では、ユーザ登録システムの動作を説明することにより本発明のユーザ登録申請方法の一例も明らかにしている。
【0029】
以上詳述した本実施形態によれば、レーザプリンタ30がユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ近距離通信手段であるブルートゥースを介して送信し、これを受信した携帯電話40が機器情報と記憶部43から読み出した個人情報とをユーザ登録先である管理サーバ10へインターネット20を介してメール送信することにより、携帯電話40がレーザプリンタ30のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録担当者は、レーザプリンタ30のユーザ登録を申請するにあたり、レーザプリンタ30の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0030】
また、レーザプリンタ30は、携帯電話40へそのレーザプリンタ30のユーザ登録管理者か否かの回答を要求し携帯電話40からユーザ登録管理者である旨の回答を受信することを条件に、ユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ送信するため、ユーザ登録管理者でない者へ誤ってユーザ登録先や機器情報を送ってしまうことがなく、ユーザ登録管理者でない者がユーザ登録の申請をしてしまうおそれがない。
【0031】
更に、携帯電話40の記憶部43には予め自局番号が記憶されており、この自局番号が個人情報に含まれているため、管理サーバ10側としてはユーザの連絡先として携帯電話40の自局番号をもれなく把握でき、後日その自局番号に電話をかければそのレーザプリンタ30に関する情報を伝達することが可能となる。更にまた、携帯電話40の電子メールアドレスも個人情報に含まれているため、管理サーバ10側としては、後日その電子メールアドレスにメールを送信すればそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0032】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施できることはいうまでもない。
【0033】
例えば、上述した実施形態では、ユーザ登録対象機器としてレーザプリンタ30、携帯用端末として携帯電話40、ネットワークとしてインターネット20を例に挙げて説明したが、ユーザ登録対象機器としてはユーザ登録の対象となっている機器であれば特に限定されるものでなく、例えばパソコン、コピー機、スキャナなどの事務機器のほか電化製品や産業用機器などでも構わない。また、携帯用端末としては携帯が可能な端末であれば特に限定されるものではなく、例えばPDA、ノートパソコン、電子手帳などでも構わない。また、ネットワークとしてインターネット20を例に挙げて説明したが、通信可能なネットワークであれば特に限定されるものではなく、例えば電話回線網やイントラネット(LANを含む)などでも構わない。さらにまた、ユーザ登録対象機器であるレーザプリンタ30と携帯用端末である携帯電話40との通信としてブルートゥースを例に挙げて説明したが、数m〜数10m程度の近距離範囲内で通信可能な他の近距離通信手段(IEEE802.11、HomeRF、IrDAなど)でもよいし、有線通信手段でもよい。
【0034】
また、上述した実施形態では、ステップS130において携帯電話40の使用者がユーザ登録管理者であると自己申告したが、自己申告する代わりに予め設定されたユーザ登録管理者用パスワードが入力されたときにレーザプリンタ30がユーザ登録管理者であると判定してもよい。パスワードは、どのように設定されていてもよいが、例えば、レーザプリンタ30の包装箱に同梱した書類に印字されたパスワードを用いたり、保証書に記載されたシリアル番号の一部をパスワードとしたりしてもよい。この場合、レーザプリンタ30の記憶部33には予めパスワードが記憶されており、そのパスワードと携帯電話40から送信されてきたパスワードとが一致するか否かを判定する。
【0035】
更に、上述した実施形態において、携帯電話40がレーザプリンタ30へ機器情報を送信するよう要求する前に、レーザプリンタ30が周囲のブルートゥース対応機器へユーザ登録申請を依頼したい旨を能動的に送信し、それを受信したブルートゥース対応機器である携帯電話40が機器情報を送信するようレーザプリンタ30へ要求してもよい。このとき、携帯電話40が機器情報を送信するようレーザプリンタ30へ要求したことが、レーザプリンタ30のユーザ登録申請の依頼を引き受けたことを意味する。これにより、レーザプリンタ30はユーザ登録が可能な携帯電話40を早期にサーチすることができるため、早期にユーザ登録の申請がなされることになる。
【0036】
更にまた、上述した実施形態において、レーザプリンタ30は、自機のセッティングが終了したことを条件に、ユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ送信するようにしてもよい。セッティングが終了した時点ではユーザが確定していることが多いため、ユーザ登録の申請時期として相応しい。セッティングが終了した時点としては、例えばデバイスドライバのインストール終了時であってもよいし、初回の電源投入時であってもよい。
【0037】
そしてまた、上述した実施形態において、レーザプリンタ30は、GPSを搭載すると共にGPSから得られる位置情報に基づいて地図情報(例えば記憶部33に記憶されている)から住所を割り出す機能を有していてもよく、セッティングが終了したあとのレーザプリンタ30の位置情報から設置された住所(設置場所)を割り出しその住所を機器情報の一つとして記憶部33に記憶してもよい。こうすれば、ユーザ登録先である管理サーバ10はレーザプリンタ30の設置場所を把握できるため、例えば訪問修理や引取りの必要が生じた場合等に便利である。
【0038】
そして更に、上述した実施形態において、携帯電話40は、携帯電話会社から個人情報を入手するのを許可する旨も併せて管理サーバ10へ送信するようにしてもよい。携帯電話会社には契約時に住所、氏名等の個人情報が保存されているため、その個人情報を流用することで個人情報の入力の手間を大幅に省くことができる。
【0039】
そして更にまた、上述した実施形態において、携帯電話40のコントローラ45は機器情報や個人情報を管理サーバ10へ自動送信する前に、図6に示す加筆修正処理プログラムを記憶部43から読み出してこれを実行してもよい。具体的には、携帯電話40のコントローラ45は、まず、使用者に対して機器情報と個人情報の内容を確認するよう促す確認メッセージと共にそのまま送信するのを許諾するときに選択する「OK」ボタンと個人情報を加筆修正するときに選択する「修正」ボタンとをディスプレイ44に表示する(ステップS210)。続いて「OK」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS220)、「OK」ボタンが選択されなかったときには「修正」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS230)、「修正」ボタンが選択されなかったときには再びステップS220へ戻る。一方、ステップS230で「修正」ボタンが選択されたときには、使用者の入力キー46の操作に応じて修正した内容と共に「修正完了」ボタンをディスプレイ44に表示し(ステップS240)、続いて「修正完了」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS250)、「修正完了」ボタンが選択されなかったときにはステップS240に戻る。一方、ステップS250で「修正完了」ボタンが選択されたときにはステップS220に戻り、このステップS220で「OK」ボタンが選択されたときにはその機器情報や個人情報を管理サーバ10へメール送信し(ステップS260)、このプログラムを終了する。こうすれば、個人情報に加筆修正すべき点があれば入力キー46を操作して加筆修正を行った後、その機器情報と個人情報を管理サーバ10へ送信することができる。例えば、個人情報として、携帯電話40の自局番号と携帯電話40の電子メールアドレスしか入力されていなかった場合には、自分の住所、氏名を加筆してもよい。但し、管理サーバ10は、携帯電話40の自局番号か電子メールアドレスの少なくとも一方が入力されていれば、ユーザ登録用データベースに登録する。これは、少なくとも携帯電話40の自局番号か電子メールアドレスが登録されていれば、後日、レーザプリンタ30のバージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合に容易に連絡することができるからである。
【0040】
これと類似するが、携帯電話40は機器情報や個人情報を管理サーバ10へ自動送信する前に確認メッセージが携帯電話40に表示されるのに代えて又は加えて、自動送信後に管理サーバ10から、個人情報と機器情報の内容を確認するよう促す確認メッセージを携帯電話40にメール送信してもよい。これを受信した携帯電話40は、図6の加筆修正処理プログラムを読み出して実行する。この場合も、個人情報に加筆修正すべき点があれば入力キー46を操作して加筆修正を行った後、その機器情報と個人情報を管理サーバ10へ再送信することができる。したがって、管理サーバ10へ送信した機器情報や個人情報に間違いがあったときや内容が不十分だったときには加筆修正して補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ登録システムの概略構成を表すブロック図。
【図2】携帯電話の概略構成を表すブロック図。
【図3】ユーザ登録用データベースの説明図。
【図4】レーザプリンタ及び携帯電話の記憶部の内容を表す説明図。
【図5】ユーザ登録システムの通信手順を示すシーケンスチャート。
【図6】加筆修正処理プログラムのフローチャート。
【符号の説明】
10 管理サーバ、12 ネットワークインタフェース、14 HDD、18 電子制御ユニット、20 インターネット、30 レーザプリンタ、31 ネットワークインタフェース、32 ローカルインタフェース、33 記憶部、34操作パネル、35 コントローラ、36 出力データ送信部、37 プリントエンジン、40 携帯電話、41 ネットワークインタフェース、42 ローカルインタフェース、43 記憶部、44 ディスプレイ、45 コントローラ、46 入力キー、47 マイク、48 スピーカ、50 コンピュータ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、事務機器等の購入者に対して、その機器の製造者又は販売者はユーザ登録の申請を行うように勧めている。通常、ユーザ登録は、製造者又は販売者のデータベースコンピュータに、機器の商品名やその商品に固有のシリアル番号等を含む機器情報とその機器の購入者の住所や連絡先等を含む個人情報とを対応付けて登録することにより行われる。このようなユーザ登録が行われた機器については、その後、バージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合、データベースコンピュータを検索することにより購入者の連絡先を容易に把握できるため、容易に購入者へ連絡することができる。
【0003】
しかしながら、ユーザ登録を申請するのは購入者自身であるため、現状ではユーザ登録の申請のために機器情報や個人情報を入力する操作を購入者が煩わしく思い申請しないケースが多々見受けられる。このようにユーザ登録がなされていない機器については、その後、バージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合に、購入者の連絡先が不明なため容易に連絡することができないという問題が生じる。このような問題は、手軽にユーザ登録の申請ができるようになれば解消されると考えられる。
【0004】
なお、特許文献1には、作業が煩わしいプリンタドライバの設定を行うにあたって、プリンタが近距離通信を用いて携帯用端末へデバイス情報を送信し、そのデバイス情報を受信した携帯用端末がプリンタに接続されたコンピュータの近傍に移動されたあと近距離通信を用いてそのコンピュータにデバイス情報を送信し、デバイス情報を受信したコンピュータがそのデバイス情報に基づいてプリンタドライバの設定を実行するというシステムが開示されている。しかし、この特許文献1には、ユーザ登録の申請については何ら開示されていない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−269022号公報
【0006】
本発明は、上述した問題に鑑みなされたものであり、手軽にユーザ登録の申請を行うことができるユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法を提供することを目的の一つとする。また、ユーザの連絡先をもれなく把握できるユーザ登録申請システム、ユーザ登録対象機器、携帯用端末及びユーザ登録申請方法を提供することを目的の一つとする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
上述の目的の少なくとも一つを達成するため、本発明は以下の手段を採用した。
【0008】
本発明の第1は、携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請システムであって、
前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信し、
前記携帯用端末は、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報及び該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報を前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信するものである。
【0009】
このユーザ登録申請システムでは、ユーザ登録対象機器がユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を携帯用端末へ送信し、これを受信した携帯用端末が機器情報と自己の内部メモリから読み出した個人情報とをユーザ登録先へネットワークを介して送信することにより、携帯用端末がユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するにあたり、ユーザ登録対象機器の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、ユーザは手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0010】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末へ自機のユーザ登録管理者か否かの回答を要求し前記携帯用端末から自機のユーザ登録管理者である旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録管理者でない者の携帯用端末へ誤ってユーザ登録先や機器情報を送ってしまうおそれがない。
【0011】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、周囲の携帯用端末へ自機のユーザ登録の申請を依頼したい旨を送信し前記周囲の携帯用端末から自機の登録申請の依頼を引き受ける旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録対象機器は能動的に携帯用端末へユーザ登録の申請を依頼するため、ユーザ登録の申請が可能な携帯用端末を早期にサーチすることができ、ひいては早期にユーザ登録の申請がなされることになる。
【0012】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、自機のセッティングが終了したことを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。セッティングが終了した時点ではユーザが確定していることが多いため、ユーザ登録の時期に相応しい。
【0013】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記ユーザ登録対象機器は、自機の位置情報を検出し該位置情報に基づいて割り出した住所を自機の設置場所として前記機器情報に含めて前記携帯用端末へ送信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録先ではユーザ登録対象機器の設置場所を把握できるため、例えば訪問修理や引取りの必要が生じた場合等に便利である。
【0014】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、携帯電話であり、前記個人情報には、該携帯電話の自局番号が含まれるようにしてもよい。携帯電話には予め自局番号が入力されているため、ユーザ登録先としてはユーザの連絡先として自局番号をもれなく把握でき、後日その自局番号に電話をかければそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0015】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、携帯電話会社から個人情報を入手するのを許可する旨も併せて前記ユーザ登録先へ送信するようにしてもよい。携帯電話会社には契約時に住所、氏名等の個人情報が保存されているため、その個人情報を流用することで個人情報の入力の手間を大幅に省くことができる。
【0016】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、電子メールが可能な端末であり、前記個人情報には、電子メールアドレスが含まれるようにしてもよい。こうすれば、後日、ユーザ登録先からその電子メールアドレスにメールを送信すればそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0017】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信する前に前記個人情報の加筆修正が可能であってもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信する前に個人情報に足りない部分や間違った部分があったときには加筆修正することができる。
【0018】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信したあと前記ユーザ登録先から前記個人情報の確認メッセージを受信するようにしてもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信した個人情報の内容を確認することができる。
【0019】
本発明のユーザ登録申請システムにおいて、前記携帯用端末は、前記確認メッセージを受信したあと前記個人情報の加筆修正して再送信することが可能であってもよい。こうすれば、ユーザ登録先へ送信した個人情報に足りない部分や間違った部分があったときには加筆修正することができる。
【0020】
本発明の第2は、上述したユーザ登録申請システムに用いられるユーザ登録対象機器であり、本発明の第3は、上述したユーザ登録申請システムに用いられる携帯用端末である。これらのユーザ登録対象機器や携帯用端末を上述したユーザ登録申請システムに利用すれば、上述したユーザ登録申請システムと同様の効果が得られる。
【0021】
本発明の第4は、携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請方法であって、
(a)前記ユーザ登録対象機器に内蔵されたコンピュータが、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信するステップと、
(b)前記携帯用端末に内蔵されたコンピュータが、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報と該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報とを前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信するステップと
を含むものである。
【0022】
このユーザ登録申請方法では、ユーザ登録対象機器がユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を携帯用端末へ送信し、これを受信した携帯用端末が機器情報と自己の内部メモリから読み出した個人情報とをユーザ登録先へネットワークを介して送信することにより、携帯用端末がユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するにあたり、ユーザ登録対象機器の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、ユーザは手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であるユーザ登録システムの概略構成を表すブロック図である。本実施形態のユーザ登録システムは、ユーザ登録先に設置された管理サーバ10と、ユーザ登録対象機器であるレーザプリンタ30と、携帯用端末である携帯電話40とにより構成されている。
【0024】
管理サーバ10は、ネットワークインタフェース12と、ハードディスクドライブ(HDD)14と、電子制御ユニット18とを備えている。このうちネットワークインタフェース12は、インターネット20を介して携帯電話40等と通信するためのインタフェースである。HDD14は、大容量メモリであり、ユーザ登録用データベースのほか、各種アプリケーションプログラム等を記憶する。ここで、ユーザ登録用データベースは、図3に示すように、商品名やその商品に付された固有のシリアル番号等を含む機器情報と、商品を購入したユーザの住所、氏名、携帯電話番号、電子メールアドレス等を含む個人情報とを対応付けて登録したものである。電子制御ユニット18は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、HDD14に格納されているアプリケーションプログラムを実行したりネットワークインタフェース12で受信したユーザ登録の申請に関する情報をHDD14のユーザ登録用データベースに登録したりする。
【0025】
レーザプリンタ30は、ネットワークインタフェース31と、ローカルインタフェース32と、記憶部33と、操作パネル34と、コントローラ35と、出力データ送信部36と、プリントエンジン37とを備えている。このうちネットワークインタフェース31は、ネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであるが、ここではネットワーク接続されていないものとする。ローカルインタフェース32は、通信可能距離が10m程度の近距離の無線通信方式のインタフェースであり、ここではブルートゥースのインタフェースである。記憶部33は、ハードディスクドライブやメモリから構成され、図4(a)に示すように、レーザプリンタ30の商品名やプリンタ毎に付与された固有のシリアル番号等を含む機器情報を記憶したり、レーザプリンタ30のユーザ登録先の電子メールアドレスを記憶したりする。また、記憶部33は、ケーブルで接続されたコンピュータ50から受信した印刷ジョブも記憶する。操作パネル34は、オペレータがレーザプリンタ30に対して操作を指示するための操作部と、各種の表示を行う表示部とから構成される。コントローラ35は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、記憶部33から機器情報を読み出してローカルインタフェース32を介して携帯電話40へ送信したり、コンピュータ50から受信した印刷ジョブを記憶部33に記憶したり、印刷ジョブに基づいて印刷用の出力データを生成したりする。出力データ送信部36は、コントローラ35からの出力データをプリントエンジン37に送信する。プリントエンジン37は、その出力データを受信して印刷用紙への印刷を行う。
【0026】
携帯電話40は、電話通信網を介して他の電話と音声通信を行ったりインターネット20を介して電子メールの送受を行ったり同じくインターネット20を介してウェブサーバが開設しているサイトにアクセスしたりする電話であり、図2に示すように、ネットワークインタフェース41と、ローカルインタフェース42と、記憶部43と、ディスプレイ44と、コントローラ45と、入力キー46と、マイク47と、スピーカ48とを備えている。ネットワークインタフェース41は、インターネット20を介して管理サーバ10等と通信するためのインタフェースである。ローカルインタフェース42は、前出のローカルインタフェース32と同様、ブルートゥースのインタフェースである。記憶部43は、図4(b)に示すように、携帯電話40の使用者の住所、氏名、自局番号、電子メールアドレス等を含む個人情報を記憶したり、レーザプリンタ30から受信した機器情報を一時的に記憶したりする。なお、個人情報のうち使用者の住所、氏名については使用者が入力キー46を操作して自ら入力することによりはじめて記憶されるが、自局番号と電子メールアドレスは携帯電話40の購入時に既に記憶されている。ディスプレイ44は、各種の表示を行うものである。コントローラ45は、周知のCPU、ROM、RAM等で構成され、記憶部43から個人情報や機器情報を読み出してネットワークインタフェース41を介して管理サーバ10へメール送信したり、レーザプリンタ30からローカルインタフェース42を介して受信した機器情報を記憶部43へ一時記憶したりする。入力キー46は、各種の入力及び操作の指示を行うために使用され、マイク47は音声を入力するために使用され、スピーカ48は音声を出力するために使用される。
【0027】
次に、本実施形態のユーザ登録システムにおける各機器の動作について説明する。図5はユーザ登録システムにおける各機器の通信手順を表すシーケンスチャートである。まず、携帯電話40は、ローカルインタフェース42を介して周囲のブルートゥース対応機器へユーザ登録の申請を行うために必要となる機器情報を送信するよう要求する(ステップS100)。ここでは、携帯電話40は、レーザプリンタ30とのブルートゥース通信圏内に入っているものとする。レーザプリンタ30は、携帯電話40からの要求信号をローカルインタフェース32を介して受信すると、携帯電話40へユーザ登録担当者か否かの回答を要求する(ステップS110)。ここでは、携帯電話40の使用者はユーザ登録担当者であるものとし、この回答要求に対して自分がユーザ登録担当者である旨を入力キー46を操作して入力し、ローカルインタフェース32を介してレーザプリンタ30へ送信する(ステップS130)。ここで、ユーザ担当者である旨の入力は、例えばディスプレイ44に「あなたはユーザ登録担当者ですか?」の問いと共に「はい」「いいえ」の選択ボタンが表示され、入力キー46を操作して「はい」を選択することにより行う。レーザプリンタ30は、携帯電話40からユーザ登録担当者である旨を受信したあと、記憶部33から機器情報(商品名とシリアル番号等)とユーザ登録先(管理サーバ10の電子メールアドレス)をローカルインタフェース32を介して携帯電話40へ送信する(ステップS140)。これを受信した携帯電話40は、記憶部43から個人情報を読み出し、その個人情報と今回受信した機器情報とを電子メールに添付して暗号化したあと、ネットワークインタフェース41を介して管理サーバ10の電子メールアドレス宛てに自動送信する(ステップS150)。ここで、個人情報には、少なくとも携帯電話40の自局番号と電子メールアドレスが含まれる。管理サーバ10は、ネットワークインタフェース12を介して送信されてきたこの電子メールを受信し、添付されていた個人情報と機器情報を復号化したあと、HDD14のユーザ登録用データベースに登録する。この結果、管理サーバ10のHDD14には図3に示すように機器情報と個人情報とが対応付けられた形式で保存される。
【0028】
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のレーザプリンタ30が本発明のユーザ登録対象機器に相当し、携帯電話40が携帯用端末に相当し、レーザプリンタ30と携帯電話40とがユーザ登録申請システムに相当する。なお、本実施形態では、ユーザ登録システムの動作を説明することにより本発明のユーザ登録申請方法の一例も明らかにしている。
【0029】
以上詳述した本実施形態によれば、レーザプリンタ30がユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ近距離通信手段であるブルートゥースを介して送信し、これを受信した携帯電話40が機器情報と記憶部43から読み出した個人情報とをユーザ登録先である管理サーバ10へインターネット20を介してメール送信することにより、携帯電話40がレーザプリンタ30のユーザ登録を申請する。このように、ユーザ登録担当者は、レーザプリンタ30のユーザ登録を申請するにあたり、レーザプリンタ30の機器情報や自分の個人情報やユーザ登録先を入力する手間がかからないため、手軽にユーザ登録の申請を行うことができ、ひいてはユーザ登録率が向上する。
【0030】
また、レーザプリンタ30は、携帯電話40へそのレーザプリンタ30のユーザ登録管理者か否かの回答を要求し携帯電話40からユーザ登録管理者である旨の回答を受信することを条件に、ユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ送信するため、ユーザ登録管理者でない者へ誤ってユーザ登録先や機器情報を送ってしまうことがなく、ユーザ登録管理者でない者がユーザ登録の申請をしてしまうおそれがない。
【0031】
更に、携帯電話40の記憶部43には予め自局番号が記憶されており、この自局番号が個人情報に含まれているため、管理サーバ10側としてはユーザの連絡先として携帯電話40の自局番号をもれなく把握でき、後日その自局番号に電話をかければそのレーザプリンタ30に関する情報を伝達することが可能となる。更にまた、携帯電話40の電子メールアドレスも個人情報に含まれているため、管理サーバ10側としては、後日その電子メールアドレスにメールを送信すればそのユーザ登録対象機器に関する情報を伝達することが可能となる。
【0032】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施できることはいうまでもない。
【0033】
例えば、上述した実施形態では、ユーザ登録対象機器としてレーザプリンタ30、携帯用端末として携帯電話40、ネットワークとしてインターネット20を例に挙げて説明したが、ユーザ登録対象機器としてはユーザ登録の対象となっている機器であれば特に限定されるものでなく、例えばパソコン、コピー機、スキャナなどの事務機器のほか電化製品や産業用機器などでも構わない。また、携帯用端末としては携帯が可能な端末であれば特に限定されるものではなく、例えばPDA、ノートパソコン、電子手帳などでも構わない。また、ネットワークとしてインターネット20を例に挙げて説明したが、通信可能なネットワークであれば特に限定されるものではなく、例えば電話回線網やイントラネット(LANを含む)などでも構わない。さらにまた、ユーザ登録対象機器であるレーザプリンタ30と携帯用端末である携帯電話40との通信としてブルートゥースを例に挙げて説明したが、数m〜数10m程度の近距離範囲内で通信可能な他の近距離通信手段(IEEE802.11、HomeRF、IrDAなど)でもよいし、有線通信手段でもよい。
【0034】
また、上述した実施形態では、ステップS130において携帯電話40の使用者がユーザ登録管理者であると自己申告したが、自己申告する代わりに予め設定されたユーザ登録管理者用パスワードが入力されたときにレーザプリンタ30がユーザ登録管理者であると判定してもよい。パスワードは、どのように設定されていてもよいが、例えば、レーザプリンタ30の包装箱に同梱した書類に印字されたパスワードを用いたり、保証書に記載されたシリアル番号の一部をパスワードとしたりしてもよい。この場合、レーザプリンタ30の記憶部33には予めパスワードが記憶されており、そのパスワードと携帯電話40から送信されてきたパスワードとが一致するか否かを判定する。
【0035】
更に、上述した実施形態において、携帯電話40がレーザプリンタ30へ機器情報を送信するよう要求する前に、レーザプリンタ30が周囲のブルートゥース対応機器へユーザ登録申請を依頼したい旨を能動的に送信し、それを受信したブルートゥース対応機器である携帯電話40が機器情報を送信するようレーザプリンタ30へ要求してもよい。このとき、携帯電話40が機器情報を送信するようレーザプリンタ30へ要求したことが、レーザプリンタ30のユーザ登録申請の依頼を引き受けたことを意味する。これにより、レーザプリンタ30はユーザ登録が可能な携帯電話40を早期にサーチすることができるため、早期にユーザ登録の申請がなされることになる。
【0036】
更にまた、上述した実施形態において、レーザプリンタ30は、自機のセッティングが終了したことを条件に、ユーザ登録先及び機器情報を携帯電話40へ送信するようにしてもよい。セッティングが終了した時点ではユーザが確定していることが多いため、ユーザ登録の申請時期として相応しい。セッティングが終了した時点としては、例えばデバイスドライバのインストール終了時であってもよいし、初回の電源投入時であってもよい。
【0037】
そしてまた、上述した実施形態において、レーザプリンタ30は、GPSを搭載すると共にGPSから得られる位置情報に基づいて地図情報(例えば記憶部33に記憶されている)から住所を割り出す機能を有していてもよく、セッティングが終了したあとのレーザプリンタ30の位置情報から設置された住所(設置場所)を割り出しその住所を機器情報の一つとして記憶部33に記憶してもよい。こうすれば、ユーザ登録先である管理サーバ10はレーザプリンタ30の設置場所を把握できるため、例えば訪問修理や引取りの必要が生じた場合等に便利である。
【0038】
そして更に、上述した実施形態において、携帯電話40は、携帯電話会社から個人情報を入手するのを許可する旨も併せて管理サーバ10へ送信するようにしてもよい。携帯電話会社には契約時に住所、氏名等の個人情報が保存されているため、その個人情報を流用することで個人情報の入力の手間を大幅に省くことができる。
【0039】
そして更にまた、上述した実施形態において、携帯電話40のコントローラ45は機器情報や個人情報を管理サーバ10へ自動送信する前に、図6に示す加筆修正処理プログラムを記憶部43から読み出してこれを実行してもよい。具体的には、携帯電話40のコントローラ45は、まず、使用者に対して機器情報と個人情報の内容を確認するよう促す確認メッセージと共にそのまま送信するのを許諾するときに選択する「OK」ボタンと個人情報を加筆修正するときに選択する「修正」ボタンとをディスプレイ44に表示する(ステップS210)。続いて「OK」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS220)、「OK」ボタンが選択されなかったときには「修正」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS230)、「修正」ボタンが選択されなかったときには再びステップS220へ戻る。一方、ステップS230で「修正」ボタンが選択されたときには、使用者の入力キー46の操作に応じて修正した内容と共に「修正完了」ボタンをディスプレイ44に表示し(ステップS240)、続いて「修正完了」ボタンが選択されたか否かを判定し(ステップS250)、「修正完了」ボタンが選択されなかったときにはステップS240に戻る。一方、ステップS250で「修正完了」ボタンが選択されたときにはステップS220に戻り、このステップS220で「OK」ボタンが選択されたときにはその機器情報や個人情報を管理サーバ10へメール送信し(ステップS260)、このプログラムを終了する。こうすれば、個人情報に加筆修正すべき点があれば入力キー46を操作して加筆修正を行った後、その機器情報と個人情報を管理サーバ10へ送信することができる。例えば、個人情報として、携帯電話40の自局番号と携帯電話40の電子メールアドレスしか入力されていなかった場合には、自分の住所、氏名を加筆してもよい。但し、管理サーバ10は、携帯電話40の自局番号か電子メールアドレスの少なくとも一方が入力されていれば、ユーザ登録用データベースに登録する。これは、少なくとも携帯電話40の自局番号か電子メールアドレスが登録されていれば、後日、レーザプリンタ30のバージョンアップ情報やリコール情報、新作情報等を連絡する必要が生じた場合に容易に連絡することができるからである。
【0040】
これと類似するが、携帯電話40は機器情報や個人情報を管理サーバ10へ自動送信する前に確認メッセージが携帯電話40に表示されるのに代えて又は加えて、自動送信後に管理サーバ10から、個人情報と機器情報の内容を確認するよう促す確認メッセージを携帯電話40にメール送信してもよい。これを受信した携帯電話40は、図6の加筆修正処理プログラムを読み出して実行する。この場合も、個人情報に加筆修正すべき点があれば入力キー46を操作して加筆修正を行った後、その機器情報と個人情報を管理サーバ10へ再送信することができる。したがって、管理サーバ10へ送信した機器情報や個人情報に間違いがあったときや内容が不十分だったときには加筆修正して補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ登録システムの概略構成を表すブロック図。
【図2】携帯電話の概略構成を表すブロック図。
【図3】ユーザ登録用データベースの説明図。
【図4】レーザプリンタ及び携帯電話の記憶部の内容を表す説明図。
【図5】ユーザ登録システムの通信手順を示すシーケンスチャート。
【図6】加筆修正処理プログラムのフローチャート。
【符号の説明】
10 管理サーバ、12 ネットワークインタフェース、14 HDD、18 電子制御ユニット、20 インターネット、30 レーザプリンタ、31 ネットワークインタフェース、32 ローカルインタフェース、33 記憶部、34操作パネル、35 コントローラ、36 出力データ送信部、37 プリントエンジン、40 携帯電話、41 ネットワークインタフェース、42 ローカルインタフェース、43 記憶部、44 ディスプレイ、45 コントローラ、46 入力キー、47 マイク、48 スピーカ、50 コンピュータ。
Claims (14)
- 携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請システムであって、
前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信し、
前記携帯用端末は、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報及び該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報を前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信する
ユーザ登録申請システム。 - 前記ユーザ登録対象機器は、前記携帯用端末へ自機のユーザ登録管理者か否かの回答を要求し前記携帯用端末から自機のユーザ登録管理者である旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信する
請求項1に記載のユーザ登録申請システム。 - 前記ユーザ登録対象機器は、周囲の携帯用端末へ自機のユーザ登録の申請を依頼したい旨を送信し前記周囲の携帯用端末から自機の登録申請の依頼を引き受ける旨の回答を受信することを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信する
請求項1又は2に記載のユーザ登録申請システム。 - 前記ユーザ登録対象機器は、自機のセッティングが終了したことを条件に、前記ユーザ登録先及び前記機器情報を前記携帯用端末へ送信する
請求項1〜3のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記ユーザ登録対象機器は、自機の位置情報を検出し該位置情報に基づいて割り出した住所を自機の設置場所として前記機器情報に含めて前記携帯用端末へ送信する
請求項1〜4のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、携帯電話であり、前記個人情報には、該携帯電話の自局番号が含まれる
請求項1〜5のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、携帯電話会社から個人情報を入手するのを許可する旨も併せて前記ユーザ登録先へ送信する
請求項6に記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、電子メールが可能な端末であり、前記個人情報には、電子メールアドレスが含まれる
請求項1〜7のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信する前に前記個人情報の加筆修正が可能である
請求項1〜8のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、前記機器情報及び前記個人情報を前記ユーザ登録先へ送信したあと前記ユーザ登録先から前記個人情報の確認メッセージを受信する
請求項1〜9のいずれかに記載のユーザ登録申請システム。 - 前記携帯用端末は、前記確認メッセージを受信したあと前記個人情報を加筆修正して再送信することが可能である
請求項10に記載のユーザ登録申請システム。 - 請求項1〜11のいずれかに記載のユーザ登録申請システムに用いられるユーザ登録対象機器。
- 請求項1〜11のいずれかに記載のユーザ登録申請システムに用いられる携帯用端末。
- 携帯用端末を利用してユーザ登録対象機器のユーザ登録を申請するユーザ登録申請方法であって、
(a)前記ユーザ登録対象機器に内蔵されたコンピュータが、前記携帯用端末からの要求に応じて又は自発的にユーザ登録先及びユーザ登録に必要な機器情報を前記携帯用端末へ送信するステップと、
(b)前記携帯用端末に内蔵されたコンピュータが、前記ユーザ登録対象機器から受信した前記機器情報と該携帯用端末の使用者の個人情報を記憶する内部メモリから読み出した個人情報とを前記ユーザ登録先へネットワークを介して送信するステップと
を含むユーザ登録申請方法。
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