JP4622525B2 - 顧客情報管理システム、情報機器、サーバ及び顧客情報管理プログラム - Google Patents

顧客情報管理システム、情報機器、サーバ及び顧客情報管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、顧客情報管理システム、情報機器、サーバ及び顧客情報管理プログラムに関する。
従来、プリンタやコピー機等の情報機器が設置された顧客所在地に作業担当者が出向いて情報機器の修理又はメンテナンス等を行う保守業務が知られている。このような保守業務において、顧客と保守会社(又は機器販売会社)との間に予め保守契約が締結されている場合は、保守契約時に取得した顧客情報を顧客データベースに記録して管理をすることができる。
ところで、この顧客データベースに登録された顧客から保守依頼の連絡があった際、迅速なメンテナンスを行える保守サービスシステムが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の保守サービスシステムは、各作業担当者が携帯する移動電話と、移動電話を利用してネットワークに接続可能な携帯型パソコンと、保守サービスセンタから構成されている。保守サービスセンタは、移動電話毎のリアルタイムな所在地情報を登録する位置情報データベースと、顧客情報を管理する顧客データベース及び地図データベースを備えている。そして、顧客から保守依頼の連絡があったときに、作業担当者の所在地情報と顧客データベースとを比較して、顧客に一番近い位置にいる作業担当者を選定する。その選定された作業担当者は、顧客データベースを参考に顧客のところに行き、保守サービスを行う。このとき、顧客の所在地が分かりにくいときは、顧客データベースにリンクされている地図情報を開いて確認することにすることができる。
特開2000−184071号公報
しかしながら、保守業務において、顧客に対して直接情報機器を販売しない場合、すなわち代理店等を通じて間接的に情報機器を販売する場合は、保守会社は顧客情報を確実に入手できないという問題があった。このため、保守依頼があったときにはじめて顧客情報を入手して顧客データベースへの登録を行わなければならなかった。
一方、このような保守契約をしていない顧客であっても、情報機器購入時に保守会社(又は機器販売会社)に対して、ハガキ送付又はインターネット等により、ユーザ登録をしている場合もある。しかし、このようなユーザ登録のみの顧客は、情報機器に障害が生じたときにしか依頼がないため、保守業務の依頼時には住所、電話番号等が変わっていることもあり、依頼に対して迅速に対応できなかったり、顧客情報の履歴を的確に抽出できなかったりするという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するものであって、その目的は、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することが可能な情報機器の顧客情報管理システム、情報機器、サーバ及び顧客情報管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の情報機器は、ネットワークを介してサーバと接
続可能な情報機器であって、同情報機器に固有の機器識別情報を登録する機器識別情報登
録手段と、前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得することで
前記情報機器の第1の位置情報を検出する第1検出手段とGPS衛星から緯度及び経度の
信号を受信することで、前記情報機器の第2の位置情報を検出する第2検出手段と、前記
第1の位置情報と前記第2の位置情報を登録する情報登録手段と、前記第1の位置情報が
更新されたか否かを判断する第1判断手段と、前記第2の位置情報が更新されたか否かを
判断する第2判断手段と、前記機器識別情報と前記第1の位置情報と前記第2の位置情報
を前記ネットワークを介して前記サーバに送信する送信手段と、前記第1判断手段で前記
第1の位置情報が更新されたと判断した場合は、更新された第1の位置情報を前記サーバ
に送信し、前記第1の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記第2判断手段
で前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断し、前記第2判断手段が前記第2の位置
情報が更新したと判断した場合は、更新された第2の位置情報を前記サーバに送信し、前
記第2の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記第2の位置情報を送信しな
いように制御する制御部と、を備えている。
この発明によれば、情報機器の機器識別情報登録手段が、情報機器に固有の機器識別情報を登録し、位置検出手段が情報機器の位置情報を検出し、位置情報登録手段がこの位置情報を登録する。そして、送信手段がその機器識別情報及び位置情報をネットワークを介してサーバに送信する。そして、サーバの第1の顧客情報登録手段がネットワークを介して受信した機器識別情報及び位置情報を登録し、第2の顧客情報登録手段が情報機器の顧客に関する関連情報を登録し、その第1及び第2の顧客情報登録手段を機器識別情報により相互に関連付けて顧客情報として登録する。この結果、情報機器の送信手段が情報機器の機器識別情報と位置情報とを送信するので、保守契約やユーザ登録の有無に関わらず、機器識別情報と位置情報を顧客情報としてサーバに登録することができる。さらに、位置情報に加えて関連情報を機器識別情報により相互に関連付けて登録することができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
また、本発明の顧客情報管理プログラムは、情報機器とサーバとがネットワークを介して接続され、前記情報機器の顧客情報を前記サーバが管理する顧客情報管理プログラムにおいて、
コンピューターを
同情報機器に固有の機器識別情報を登録する機器識別情報登録手段と、
前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得することで前記情報機器の第1の位置情報を検出する第1検出手段と、
GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信することで、前記情報機器の第2の位置情報
を検出する第2検出手段と、
前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を登録する情報登録手段と、
前記第1の位置情報が更新されたか否かを判断する第1判断手段と、
前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断する第2判断手段と、
前記機器識別情報と前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を前記ネットワーク
を介して前記サーバに送信する送信手段と、
前記第1判断手段で前記第1の位置情報が更新されたと判断した場合は、更新された第1の位置情報を前記サーバに送信し、前記第1の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記第2判断手段で前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断し、前記第2判断手段が前記第2の位置情報が更新したと判断した場合は、更新された第2の位置情報を前記サーバに送信し、前記第2の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記第2の位置情報を送信しないように制御する制御手段と、
して機能させる。

これらの発明によれば、情報機器の機器識別情報登録手段が情報機器に固有の機器識別情報を登録し、位置検出手段が情報機器の位置情報を検出し、位置情報登録手段が位置情報を登録し、送信手段がその機器識別情報及び位置情報をネットワークを介してサーバに送信する。この結果、情報機器の送信手段が情報機器の機器識別情報と位置情報とを送信するので、保守契約やユーザ登録の有無に関わらず、機器識別情報と位置情報を顧客情報としてサーバに登録することができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
本発明の情報機器は、前記送信手段は、前記サーバからの送信要求があったときに前記機器識別情報及び前記位置情報を前記サーバに送信する。
この発明によれば、送信手段は、サーバからの送信要求があったときに機器識別情報及び位置情報をサーバに送信する。この結果、例えば、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客が修理依頼をするとき等の顧客情報が必要なときのみ機器識別情報及び位置情報を送信することができるので、ネットワーク及びサーバにかかる負荷を低減することができる。
本発明の情報機器は、前記位置検出手段は、GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信
することで、前記情報機器の位置情報を検出する。
この発明によれば、位置検出手段は、GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信することで、情報機器の位置情報を検出するので、簡単で別途位置情報の検出のための大がかりな装置を設けなくても情報機器の位置情報を検出することができる。
本発明の情報機器は、前記位置検出手段は、前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得することで前記情報機器の位置情報を検出する。
この発明によれば、位置検出手段は、ネットワーク上で情報機器を識別するための識別子を取得することで情報機器の位置情報を検出するので、位置情報の検出のために別途装置を設けなくても情報機器の位置情報を検出することができる。
本発明の情報機器は、前記情報機器は、さらに、前記緯度及び前記経度の少なくとも一方が更新されたか否かを判断する第1判断手段を備え、前記第1判断手段が前記緯度及び前記経度の少なくとも一方が更新されたと判断したとき、前記送信手段は、更新された前記緯度、前記経度を位置情報として、前記機器識別情報と共に前記ネットワークを介して前記サーバに送信する。
この発明によれば、情報機器は、さらに、緯度及び経度の少なくとも一方が更新されたか否かを判断する第1判断手段を備え、第1判断手段が緯度及び経度の少なくとも一方が更新されたと判断したとき、送信手段は、更新された緯度、経度を位置情報として、機器識別情報と共にネットワークを介してサーバに送信する。この結果、情報機器の設置場所が変更されたことを情報機器が自動的に判断し、新たな設置場所の位置情報をサーバに送信するので、常に最新の位置情報を第1の顧客情報として記憶することができる。
本発明の情報機器は、前記情報機器は、さらに、前記識別子が更新されたか否かを判断する第2判断手段を備え、前記第2判断手段が前記識別子が更新されたと判断したとき、前記送信手段は、前記識別子を位置情報として、前記機器識別情報と共に前記ネットワークを介して前記サーバに送信する。
この発明によれば、情報機器は、さらに、識別子が更新されたか否かを判断する第2判断手段を備え、第2判断手段が識別子が更新されたと判断したとき、送信手段は、識別子を位置情報として、機器識別情報と共にネットワークを介してサーバに送信する。この結果、情報機器の設置場所が変更されたことを情報機器が自動的に判断し、新たな設置場所の位置情報をサーバに送信するので、常に最新の位置情報を第1の顧客情報として記憶することができる。
本発明の情報機器は、前記位置検出手段は、GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信すると共に前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得し、前記識別子と前記緯度及び前記経度とは相互に補完して前記情報機器の位置情報を検出する。
この発明によれば、位置検出手段は、GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信すると共にネットワーク上で情報機器を識別するための識別子を取得し、識別子と緯度及び経度とは相互に補完して情報機器の位置情報を検出する。この結果、情報機器の設置されている環境等に応じて識別子、緯度及び経度のいずれかを用いて情報機器の位置情報を検出することができるので、より正確に情報機器の位置情報を検出することができる。
本発明のサーバは、情報機器とネットワークを介して接続可能なサーバであって、前記ネットワークを介して受信する前記情報機器の機器識別情報及び前記情報機器の位置情報を登録する第1の顧客情報登録手段と、前記情報機器の顧客に関する関連情報を登録する第2の顧客情報登録手段とを備え、前記第1及び第2の顧客情報登録手段を前記機器識別
情報により相互に関連付けて登録する。
この発明によれば、サーバの第1の顧客情報登録手段がネットワークを介して受信する機器識別情報及び位置情報を登録し、第2の顧客情報登録手段が情報機器の顧客に関する関連情報を登録し、その第1及び第2の顧客情報登録手段を機器識別情報により相互に関連付けて顧客情報として登録する。この結果、情報機器から送信された位置情報のみならず関連情報を登録することができ、しかも位置情報と関連情報とは機器識別情報により相互に関連付けて登録することができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客の情報機器から送信された位置情報に関連情報を付加することによって、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
本発明のサーバは、前記機器識別情報を元に前記第2の顧客情報を更新できる。
この発明によれば、機器識別情報を元に第2の顧客情報を更新できるので、常に最新の顧客情報を記憶することができる。
本発明のサーバは、前記サーバは、さらに、同サーバと前記情報機器との間のネットワーク上の経路情報を経路情報記憶部に登録する経路情報登録手段と、前記経路情報が変更されたか否かを判断する変更判断手段と、前記変更判断手段により前記経路情報が変更されたと判断されたとき、前記情報機器に同情報機器の位置情報を送信させる送信要求手段とを備えた。
この発明によれば、サーバの経路情報登録手段は、サーバと情報機器との間のネットワーク上の経路情報を経路情報記憶部に登録し、変更判断手段は、経路情報が変更されたか否かを判断し、送信要求手段は、変更判断手段により経路情報が変更されたと判断されたとき、情報機器に情報機器の位置情報を送信させる。この結果、情報機器がサーバと情報を送受信するだけで、サーバと情報機器との間のネットワーク上の経路情報が変更されたか否か、すなわち、情報機器の位置情報が変更されたか否かを判断することができる。従って、簡単でありながらも情報機器の位置情報が変更されたか否かを判断し、新たな位置情報を第1の顧客情報として記憶することができる。
本発明のサーバは、前記情報機器から同情報機器の新たな位置情報が送信されたとき、前記第1の顧客情報登録手段が、当該新たな位置情報を登録する。
この発明によれば、情報機器から情報機器の新たな位置情報が送信されたとき、第1の顧客情報登録手段が、新たな位置情報を登録するので、常に最新の位置情報を第1の顧客情報として登録することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図10に従って説明する。本実施形態では、顧客情報管理システムを、プリンタ等の情報機器の修理等を行う保守契約を締結していない顧客の顧客情報を登録し、管理する場合について説明する。
図1に示すように、管理サーバ11は、顧客情報の管理のための各種情報の送受信及び各記憶部に格納されるデータの読み出し、書き込み等を行う管理コンピュータ12を有する。管理コンピュータ12は、ネットワークIを介してコンピュータ13に接続されている。管理サーバ11は、プリンタ等の保守管理等を提供する業者が所有するサーバである。コンピュータ13は、例えば、複数の会社(顧客)がそれぞれ所有する端末である。尚、ネットワークIは、インターネット等である。そして、コンピュータ13は、それぞれ顧客の会社内のLAN等のネットワークNを介して複数のプリンタ15と接続されている。
管理コンピュータ12は、図示しないCPU等の制御部、RAM及びROM等の記憶部、及び通信手段等を備えている。この管理コンピュータ12は、ROMに記憶された各種プログラムに従って、コンピュータ13と各種データの送受信を行う。すなわち、本実施形態では、この管理コンピュータ12(管理サーバ11)が、第1の顧客情報登録手段、第2の顧客情報登録手段等として機能する。また、管理コンピュータ12は、図示しない表示部を備え、この表示部に顧客情報を表示することができる。さらに、管理コンピュータ12は、マウスやキーボード等の入力手段を備え、この入力手段を介して顧客情報の検索、更新等を行うことができる。
図2に示すように、コンピュータ13は、CPU13a等の制御部、RAM13b及びROM13c等の記憶部、及び通信手段(図示しない)等を備えている。このコンピュータ13は、ROM13cに記憶された各種プログラムに従って、管理コンピュータ12と各種データの送受信を行う。
また、コンピュータ13は、プリンタ情報記憶部17を備えている。プリンタ情報記憶部17には、プリンタ情報17aが記憶される。プリンタ情報17aは、顧客がプリンタ15を購入後に最初に起動したとき、プリンタ15が故障したとき、プリンタ15を移動したとき等に、プリンタ15からコンピュータ13に自動的に送信されるプリンタ15の情報である。
プリンタ情報17aは、機器識別情報としてのシリアルナンバ19、位置情報としての緯度21及び経度23から構成されている。シリアルナンバ19は、プリンタ15毎に与えられる固有の識別番号である。緯度21及び経度23は、プリンタ15の設置場所の緯度及び経度である。
また、図1に示すように、コンピュータ13は、キーボードK1、マウスM1等の入力手段を備えており、顧客情報の送信を行うための各種操作信号をこの入力手段を介してコンピュータ13に入力する。また、コンピュータ13はモニタD1を備えている。そのモニタD1は、例えば、画像を表示するLCD等であって、モニタD1の画面上に管理コンピュータ12から送信された画面等を出力表示する。
プリンタ15は、本実施形態では、レーザプリンタであって、図3に示すように、CPU15a、RAM15b、ROM15c及び図示しないASIC等を備えている。CPU15aはROM15cに記憶されたプログラムを実行することで、ASICに対し印刷制御上必要な指示を出し、コンピュータ13から送信された印刷データに基づいて印刷を行うようになっている。また、プリンタ15は、シリアルナンバ記憶部31とGPS(Global Positioning System )受信部33、GPS情報記憶部35を備えている。シリアルナンバ記憶部31は、プリンタ15に与えられる固有の識別番号であるシリアルナンバを予め記憶している。GPS受信部33は、GPS衛星S(図1参照)を介してプリンタ15の緯度及び経度を取得する。
詳述すると、GPSによる位置測定は、位置のわかっている4個(高度に関する情報が必要なければ3個)のGPS衛星からの距離を計り、三角測量の原理によってその位置を計算することにより行われる。GPS衛星からは各GPS衛星固有のID信号とともに、GPS衛星の軌道情報等の信号、時間に関する信号等が定常的に送信されている。GPS受信部33は、GPS衛星からの信号がプリンタ15に届くまでの時間からプリンタ15とGPS衛星との距離を算出する。そして、GPS受信部33は、GPS衛星からの信号に含まれる軌道情報からGPS衛星の軌道計算を行い、GPS衛星の位置を算出する。プリンタ15の位置(緯度、経度)は、3つのGPS衛星からの距離がそれぞれr1、r2
、r3とすると、半径r1、r2、r3を持つ3つの球面の交点として算出することができる。そして、その算出した緯度及び経度はGPS情報記憶部35に記憶される。
そして、プリンタ15は、例えば、顧客がプリンタ15を購入後に最初に起動したとき、プリンタ15が故障したとき、プリンタ15を移動したとき等にネットワークNを介して、それらシリアルナンバ、緯度及び経度をコンピュータ13に送信し、それらはコンピュータ13のプリンタ情報記憶部17にプリンタ情報17aとして記憶される。なお、本実施形態では、コンピュータ13とプリンタ15とで情報機器を構成しており、機器識別情報登録手段、位置検出手段、位置情報登録手段、送信手段、第1判断手段として機能する。
管理サーバ11は、図1に示すように、顧客情報記憶部41を有する。図4に示すように、顧客情報記憶部41には、シリアルナンバ毎に顧客情報41aが登録される。顧客情報41aは、基本情報43、関連情報としての第1詳細情報45、第2詳細情報47を備えている。基本情報43は、プリンタ15が設置されたとき等に、コンピュータ13から送信されて格納される情報であり、顧客から修理の依頼を受付ける前に、既に格納された状態となっている。また、プリンタ15の設置場所を変更したとき等、変更が有る場合はその都度コンピュータ13から送信されて更新される。基本情報43は、シリアルナンバ43a、住所43bから構成されている。住所43bは、プリンタ15(コンピュータ13)から送信された緯度、経度と、例えば、管理コンピュータ12の図示しないROMに記憶されたGIS(Geographical Information System )ソフトウェア、地図データとから決定される。そして、管理コンピュータ12は、コンピュータ13から緯度21及び経度23を受信する毎に、その緯度21及び経度23に対応した住所を決定して、住所43bとして記憶する。
第1詳細情報45は、保守契約を締結していない顧客が修理依頼をするとき等に初めて格納される情報であって、シリアルナンバ43a毎にコンピュータ13から送信される顧客情報である。第1詳細情報45は、顧客名、部署名、担当者名、電話番号、FAX番号、機種及び装置構成から構成されている。機種は、数字・文字などからなるプリンタ15の種類を示す情報である。装置構成は、顧客がプリンタ15を使用する環境であって、例えば、顧客がスキャナ等とセットで使用しているか、プリンタ15を単体で使用しているか、プリンタ15はネットワーク接続されているか等の別である。そして、一度第1詳細情報45を顧客情報記憶部41に登録した後、修理依頼を受付けた時に第1詳細情報45について変更が有る場合は、その都度更新される。
第2詳細情報47は、保守管理等を提供する業者が管理コンピュータ12を介して入力する顧客情報であって、シリアルナンバ43a毎に入力される。第2詳細情報47は、履歴及び保守契約から構成されている。履歴は、支払い状況、クレームの有無等の顧客の特性情報である。保守契約は、保守契約を締結したか否かの別であって、本実施形態では、例えば、デフォルト値は「無」となっており、保守契約を締結したときに「有」と入力する。なお、この第2詳細情報47についても、一度顧客情報記憶部41に登録した後、修理依頼を受付けた時に第2詳細情報47について変更が有る場合は、その都度更新される。
次に、管理コンピュータ12の表示部に表示される表示画面について、図5、図6、図8に従って説明する。表示画面には検索画面P1(図5参照)、基本情報画面P2(図6参照)、詳細情報画面P3(図8参照)の3種類がある。検索画面P1は、任意のシリアルナンバ43aに対応した基本情報43を顧客情報記憶部41から検索するときの画面である。基本情報画面P2は、その検索した基本情報43を表示する画面であり、詳細情報画面P3は、顧客情報41aを表示する画面である。すなわち、基本情報画面P2は、検
索画面P1に対して基本情報43を追加表示した画面であり、詳細情報画面P3は、基本情報画面P2に対して第1及び第2詳細情報45,47を追加表示した画面であるため、各画面について重複する箇所についてはその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、検索画面P1には、顧客情報41aは表示されず、顧客情報41aに対応した項目名のみが表示される。すなわち、検索画面P1には、上から順番に、シリアルナンバ、顧客名、部署名、担当者名、住所、電話番号、FAX番号、機種、装置構成、保守契約、履歴という項目名が表示されている。そして、項目名「シリアルナンバ」の右に位置する選択ボタンB1をマウスでクリックすることにより、キーボード等の入力手段を介してシリアルナンバを入力することができる。ここで、シリアルナンバが入力され、検索ボタンBRが押下されると、検索信号が出力される。そして、その検索信号により、管理コンピュータ12は、顧客情報記憶部41に登録された基本情報43からその入力されたシリアルナンバに対応した基本情報43を検索する。ここでは、シリアルナンバとして「0300990903」が入力されている。この状態から検索ボタンBRが押下されると、そのシリアルナンバ「0300990903」に対応した基本情報43が検索され、図6に示すように、基本情報画面P2としてその検索された基本情報43が表示される。
基本情報画面P2には、基本情報43として、キーボード等の入力手段を介して入力したシリアルナンバ43aとそのシリアルナンバ43aに対応した住所43bが表示されている。そして、保守契約は「無」と表示されている。すなわち、保守契約を締結していない顧客であっても、シリアルナンバ43aと住所43bが自動的にプリンタ15(コンピュータ13)から送信され、基本情報43として管理コンピュータ12に登録されている。
次に、保守契約を締結していない顧客が、修理依頼をする際に管理コンピュータ12の顧客情報記憶部41(顧客情報41a)に第1詳細情報45を追加するための入力画面E1について図7に従って説明する。入力画面E1は、コンピュータ13のモニタD1に表示される画面であって、顧客に第1詳細情報45の入力を促す。このとき、入力画面E1には、コンピュータ13のプリンタ情報17aから読み出されたシリアルナンバ19が予め入力されている。そして、顧客はキーボードK1等の入力手段を介して入力画面E1の顧客情報入力欄51に、第1詳細情報45を入力する。すなわち、社名、部署名、名前、電話番号、FAX番号、機種及び装置構成を入力し、送信ボタンSBをマウスM1でクリックする。送信ボタンSBがクリックされることによりシリアルナンバ19(シリアルナンバ43a)に関連付けられたこれら第1詳細情報45がネットワークIを介して管理コンピュータ12に送信される。その第1詳細情報45は、管理コンピュータ12の図示しないRAMに一時的に記憶される。
次に、コンピュータ13から送信された第1詳細情報45を反映した詳細情報画面P3について図8に従って説明する。詳細情報画面P3は、管理コンピュータ12の表示部に表示される画面であって、プリンタ15から送信された基本情報43、顧客が入力画面E1を介して入力した第1詳細情報45、保守管理の業者が入力する第2詳細情報47が表示される。前記基本情報画面P2(図6参照)において、再度検索ボタンBRが押下されると、その基本情報画面P2に表示されたシリアルナンバ(シリアルナンバ43a)に関連付けられた顧客情報41aが検索され、図8に示すように、詳細情報画面P3に表示される。この状態から、更新ボタンBUが押下されると、詳細情報画面P3に表示されている第1及び第2詳細情報45,47が、管理コンピュータ12の顧客情報記憶部41に顧客情報41aとして登録される。なお、コンピュータ13から第1詳細情報45を入力するのは、保守契約を締結していない顧客が初めて修理依頼をするときであるため、第2詳細情報47(履歴)は空欄となっている。管理コンピュータ12は、顧客情報41aを登
録後に修理依頼をする度に、詳細情報画面P3の選択ボタンB2をクリックさせることによって、顧客の特性等を入力させる。そして、入力された情報は第2詳細情報47(履歴)として蓄積される。
次に、基本情報43を登録するための基本情報登録処理を図9に従って説明する。プリンタ15は、予めシリアルナンバ記憶部31に記憶されたシリアルナンバと、GPS受信部33が受信したプリンタ設置場所の緯度及び経度をコンピュータ13に送信し、コンピュータ13はプリンタ情報記憶部17にプリンタ情報17aとして記憶する。そして、コンピュータ13は、そのプリンタ情報17aを管理コンピュータ12に送信する(ステップS1−10)。管理コンピュータ12は、プリンタ情報17aを受信すると(ステップS1−15)、そのプリンタ情報17aを基本情報43として管理コンピュータ12の顧客情報記憶部41に登録する(ステップS1−20)。
このとき、管理コンピュータ12は、表示部に表示されている検索画面P1において、入力手段を介してシリアルナンバを入力させて検索ボタンBRを押下させると、そのシリアルナンバに関連付けられて登録されている住所が、基本情報43として基本情報画面P2(図6参照)上に表示される。すなわち、保守契約を締結していない顧客であっても、管理コンピュータ12が、そのシリアルナンバと住所を顧客情報として管理することができる。しかも、シリアルナンバと住所は、プリンタ15(コンピュータ13)から自動的に送信され、顧客が入力する必要がないことから、顧客の手間をかけることなく顧客情報の管理をすることができる。
続いて、顧客情報記憶部41(顧客情報41a)にさらに第1詳細情報45を追加登録するための詳細情報登録処理を図10に従って説明する。まず、コンピュータ13は、プリンタ情報記憶部17に記憶されたシリアルナンバ19を管理コンピュータ12に送信する(ステップS2−30)。管理コンピュータ12は、シリアルナンバ19を受信すると(ステップS2−35)、そのシリアルナンバ19(シリアルナンバ43a)に関連付けられている顧客情報41aを顧客情報記憶部41から検索する(ステップS2−40)。すなわち、管理コンピュータ12の表示部に表示されている検索画面P1において、入力手段を介してシリアルナンバ43aを入力させ、検索ボタンBRを押下させる。そして、管理コンピュータ12は、顧客情報41aに第1詳細情報45が登録されているか否かを判断する(ステップS2−45)。第1詳細情報45が登録されているとき(ステップS2−45でYES)、管理コンピュータ12は、詳細情報登録処理を終了する。
一方、第1詳細情報45が登録されていないとき(ステップS2−45でNO)、管理コンピュータ12は、コンピュータ13に第1詳細情報入力依頼を送信する(ステップS2−50)。すなわち、管理コンピュータ12の表示部に表示されている基本情報画面P2の検索ボタンBRを押下させることにより、コンピュータ13のモニタD1に入力画面E1(図7参照)を表示させ、第1詳細情報45の入力を促す。第1詳細情報入力依頼を受信すると(ステップS2−55)、コンピュータ13は、顧客にキーボードK1等の入力手段を介して入力画面E1に第1詳細情報を入力させるように促す。そして、コンピュータ13は、顧客に送信ボタンSBの押下を促し、この送信ボタンSBの押下によって第1詳細情報45が管理コンピュータ12に送信される(ステップS2−60)。第1詳細情報45を受信すると(ステップS2−65)、管理コンピュータ12は、表示部の画面に表示されている詳細情報画面P3の更新ボタンBUを押下させる(ステップS2−70)。これにより、管理コンピュータ12の顧客情報記憶部41に第1詳細情報45が登録され(ステップS2−75)、表示部には、詳細情報画面P3(図8参照)が表示される。すなわち、保守契約を締結していない顧客であっても、シリアルナンバと住所以外の顧客情報を管理サーバ11に追加登録し、管理することができる。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 第1実施形態によれば、プリンタ15にシリアルナンバを記憶するシリアルナンバ記憶部31とプリンタ設置場所の緯度及び経度を受信するGPS受信部33を備えた。そして、プリンタ15の設置時や電源投入時等にその緯度及び経度を管理コンピュータ12に自動的に送信し、その緯度及び経度から住所を決定し、住所43bとしてシリアルナンバ43aと関連付けて管理サーバ11の顧客情報記憶部41に登録した。この結果、例えば、保守契約を締結していない顧客であっても、プリンタ15のシリアルナンバと住所を関連付けして、自動的に顧客情報を登録することができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
(2) 第1実施形態によれば、プリンタ15にシリアルナンバを記憶するシリアルナンバ記憶部31とプリンタ設置場所の緯度及び経度を受信するGPS受信部33を備えた。そして、プリンタ15の設置時や電源投入時等にその緯度及び経度を管理コンピュータ12に自動的に送信し、その緯度及び経度から住所を決定し、住所43bとしてシリアルナンバ43aと関連付けして管理サーバ11の顧客情報記憶部41に登録した。この結果、顧客が住所を入力する必要がないため、顧客の手間を増加することなく顧客情報の管理をすることができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても、顧客の手間を増加することなく顧客情報を登録し管理することができる。
(3) 第1実施形態によれば、基本情報43(シリアルナンバ43a、住所43b)のみならず、顧客名や電話番号等の第1詳細情報45を顧客情報記憶部41に追加登録することができる。また、基本情報43と第1詳細情報45とはシリアルナンバ43aによって関連付けられているため、顧客情報として一元管理することができる。従って、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
(4) 第1実施形態によれば、プリンタ15にGPS受信部33を備えるだけでプリンタ15の設置場所の住所(緯度及び経度)を自動的に取得し、それをプリンタ15(コンピュータ13)が管理コンピュータ12に送信することによって顧客情報として登録することができる。この結果、簡単で別途大がかりな装置を設けなくても、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客に対しても顧客情報を登録し管理することができる。
(5) 第1実施形態によれば、コンピュータ13のモニタD1に表示された入力画面E1を介して入力された第1詳細情報45を、プリンタ15から送信されたプリンタ情報17a(基本情報43)に追加し、顧客情報41aとして顧客情報記憶部41に登録することができる。この結果、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客が修理依頼をする際に、必要な顧客情報をその都度追加登録することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図11〜図15に従って説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明したプリンタ15の設置場所をGPS衛星から受信した緯度及び経度だけでなく、各プリンタ15に付与されたIPアドレスも利用する点に特徴を有する。従って、その特徴部分について詳細に説明し、前記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態では、プリンタ15は、さらにIPアドレス記憶部37を備えている。IPアドレス記憶部37は、プリンタ15に付与された識別子としてのIPアドレスを記憶する。そして、プリンタ15は、プリンタ15が移動したとき等、このIPアドレスが変更される毎に、IPアドレスをコンピュータ13に送信する。なお、本実施形態では、プリンタ15は、さらに、第2判断手段等として機能する。
コンピュータ13には、図12に示すように、プリンタ情報記憶部17に記憶されるプリンタ情報17aとして、さらに、IPアドレス25が記憶される。IPアドレスとは、インターネット等のIP(Internet Protocol )ネットワークに接続された複数のコンピュータにそれぞれ付与された識別子である。IPアドレス25は、例えば、IPv4では、8ビットずつ4つに区切られた32ビットの2進数で構成されている。それら32ビットの2進数は、顧客(人間)が理解しやすいように、例えば、「210.145.108.18」などのように、0から255までの10進数の数字を4つ並べて表現される。このようなIPアドレス25は、世界各国でそれぞれ組織されているNIC(Network Information Center)によって重複がないように、会社等の組織毎に付与されている。日本では、JPNIC(Japan Network Information Center)がIPアドレスを管理しており、IPアドレス、会社名、管理者名、住所、電話番号等から構成されたIPアドレスデータベースが記憶され、それぞれの会社の最上位のネットワークに関する情報を得ることができる。また、通常、それぞれの会社内のネットワークに関する情報は、セキュリティ上の都合から開示されていないため、JPNICが管理するIPアドレスデータベースでは社内のネットワークの情報を得ることができない。社内のネットワークに関しては、保守契約を結ぶ等して社内のネットワークが開示された会社について、その社内のネットワークに関するIPアドレス、部署名、管理者名、フロア、設置場所、電話番号等から構成されたIPアドレスデータベースを作成することにより、その会社内のネットワークに関する情報を得ることができる。
そして、本実施形態では、このIPアドレスとGPS受信部33が受信した緯度、経度が変更されたか否かによってプリンタ15が移動したか否かを判断する。詳しくは、コンピュータ13は、プリンタ15から緯度、経度又はIPアドレスが送信される毎に、その送信された緯度、経度又はIPアドレスとプリンタ情報記憶部17に記憶されている緯度21、経度23又はIPアドレス25とを比較する。GPS受信部33が受信した緯度、経度により、数メートル程度の精度でプリンタ15の移動を検出することができるが、建物内等では、緯度、経度の受信ができないことがある。また、建物内の1階から3階への移動等、フロアの移動を検出することができない。一方、IPアドレス25は、社内のネットワークが開示されているとき、建物内のフロアの移動や、同じフロア内でのプリンタ15の移動も検出することができるが、社内のネットワークが開示されていないと建物内のプリンタ15の移動を検出できない。そこで、GPS受信部33が受信した緯度21、経度23とIPアドレス25を管理コンピュータ12に送信し、住所43bとして顧客情報記憶部41に反映することにより、緯度21、経度23とIPアドレス25とが相互に補完してプリンタ15の設置場所を正確に把握することができる。
本実施形態では、管理コンピュータ12は、図11に示すように、さらに、GPS情報記憶部52、IPアドレス記憶部53、ネットワーク情報記憶部55を備えている。そして、コンピュータ13から送信された緯度21、経度23はGPS情報記憶部52に、IPアドレス25はIPアドレス記憶部53に記憶される。ネットワーク情報記憶部55には、顧客の会社内のネットワークに関するIPアドレス、部署名、管理者名、フロア、設置場所、電話番号等から構成されたIPアドレスデータベースが記憶されている。
緯度、経度が変更されたとき、コンピュータ13から管理コンピュータ12に新たな緯度21、経度23が送信され、管理コンピュータ12は、第1実施形態と同様に緯度21及び経度23に対応した住所を決定して、住所43bとして記憶する。また、IPアドレス25が変更されたときも、そのIPアドレス25に対応した住所を決定して、住所43bとして記憶する。詳しくは、IPアドレス25が変更されたとき、管理コンピュータ12は、ネットワーク情報記憶部55を参照する。そして、ネットワーク情報記憶部55からIPアドレス25に対応するフロア、設置場所等を読み出し、住所43bとして記憶す
る。
なお、本実施形態では、顧客の社内のネットワークが開示されているため、建物内でプリンタ15の設置場所がどこに移動したかを検出できる。従って、緯度21、経度23及びIPアドレス25の全てが変更されたとき、管理コンピュータ12は、IPアドレス25を優先して住所43bを決定し、顧客情報記憶部41に反映する。一方、顧客の社内のネットワークが開示されていないときは、IPアドレス25と社内のネットワークとの対応が不明なため建物内でプリンタ15がどこに移動したかを検出することができないが、プリンタ15のIPアドレス25が変更されたことは検出できる。従って、プリンタ15の設置場所がどこに移動したかは検出できないが、プリンタ15がどこかに移動したことは検出できる。
次に、基本情報43を登録するための基本情報登録処理を図14に従って説明する。図14は、第2実施形態の基本情報登録処理を示すフローチャートである。
プリンタ15は、第1実施形態と同様に、予めシリアルナンバと、プリンタ設置場所の緯度及び経度をコンピュータ13に送信し、コンピュータ13はプリンタ情報記憶部17にプリンタ情報17aとして記憶する。また、プリンタ15は、予めプリンタ15のIPアドレスをコンピュータ13に送信し、コンピュータ13はプリンタ情報記憶部17にプリンタ情報17aとして記憶する。
そして、コンピュータ13は、そのプリンタ情報17a(シリアルナンバ19、緯度21、経度23、IPアドレス25)を管理コンピュータ12に送信する(ステップS1−12)。管理コンピュータ12は、プリンタ情報17aを受信すると(ステップS1−15)、そのプリンタ情報17aを基本情報43として管理コンピュータ12の顧客情報記憶部41に登録する(ステップS1−20)。
続いて、緯度21、経度23、IPアドレス25のいずれかが変更されたときに、顧客情報記憶部41(顧客情報41a)のうち住所43bを更新するための住所更新処理を図15に従って説明する。
まず、コンピュータ13は、プリンタ15から送信されたIPアドレスが変更されたか否かを判断する(ステップS3−10)。IPアドレスが変更されたと判断したとき(ステップS3−10でYES)、プリンタ情報記憶部17のIPアドレス25を更新し(ステップS3−15)、そのIPアドレス25を管理コンピュータ12に送信する(ステップS3―20)。一方、IPアドレス25が変更されていないと判断したとき(ステップS3−10でNO)、コンピュータ13は、緯度、経度が変更されたか否かを判断する(ステップS3−25)。緯度、経度が変更されたと判断したとき(ステップS3−25でYES)、コンピュータ13は、プリンタ情報記憶部17の緯度21、経度23を更新し(ステップS3−30)、その緯度21、経度23を管理コンピュータ12に送信する(ステップS3―35)。そして、緯度、経度が変更されていないと判断したとき(ステップS3−25でNO)、コンピュータ13は、住所更新処理を終了する。
管理コンピュータ12は、IPアドレス25、緯度21、経度23の少なくとも1つを受信すると(ステップS3−40)、IPアドレス25が含まれているか否かを判断する(ステップS3−45)。IPアドレス25が含まれているとき(ステップS3−45でYES)、IPアドレス25を元に住所を決定し、顧客情報記憶部41の住所43bを更新する(ステップS3―50)。一方、IPアドレス25が含まれていないとき(ステップS3−45でNO)、緯度21、経度23を受信しているので、その緯度21、経度23を元に住所を決定し、顧客情報記憶部41の住所43bを更新する(ステップS3―55)。そして、その更新した住所43bを顧客情報記憶部41に記憶する(ステップS3
−60)。
これにより、例えば、フロアの移動や、同じフロア内でプリンタ15の設置場所を移動したとき等のように、緯度21、経度23の変更がなく、緯度21、経度23の情報のみではプリンタ15の設置場所の移動を顧客情報記憶部41に反映できないときであっても、IPアドレス25を利用して住所43bを更新することができる。
上記第2実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(6) 第2実施形態によれば、プリンタ15は、プリンタ15に付与されたIPアドレスを記憶するIPアドレス記憶部37を備えた。プリンタ15は、プリンタ15の移動により、そのIPアドレス記憶部37に記憶されたIPアドレスが更新される毎にコンピュータ13のプリンタ情報記憶部17に送信し、IPアドレス25として記憶した。コンピュータ13は、IPアドレス25と緯度21、経度23のいずれかが変更されたら管理コンピュータ12に送信し、GPS情報記憶部52又はIPアドレス記憶部53を更新した。そして、管理コンピュータ12は、その更新された情報を元に顧客情報記憶部41に記憶された顧客情報41aの住所43bを更新した。
この結果、例えば、フロアの移動や、同じフロア内でプリンタ15の設置場所を移動したとき等のように、緯度21、経度23の変更がなく、緯度21、経度23の情報のみではプリンタ15の設置場所の移動を顧客情報記憶部41に反映できないときであっても、IPアドレス25を利用して住所43bを更新することができる。
(7) 第2実施形態によれば、社内のネットワークを開示した顧客に対して、プリンタ15のIPアドレス25を用いてプリンタ15の設置場所を住所43bとして記憶することにより、フロアの移動や、同じフロア内でプリンタ15の設置場所を移動したとき等であっても、住所43bを更新することができる。この結果、プリンタ15のIPアドレス25で緯度21、経度23を補完することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図16〜図18に従って説明する。本実施形態では、プリンタ15の送信するパケットが通過するネットワーク上の経路情報を用いて、管理コンピュータ12がプリンタ15の設置場所が移動したか否かを検出し、新たな設置場所を顧客情報記憶部41に登録する点に特徴を有する。従って、その特徴部分について詳細に説明し、前記第1及び第2実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態では、図16に示すように、管理コンピュータ12は、経路情報記憶部57を備えている。経路情報記憶部57には、図17に示すように、シリアルナンバ毎に経路情報57aが登録されている。なお、本実施形態では、管理コンピュータ12が、さらに、経路情報登録手段、変更判断手段、送信要求手段等として機能する。
経路情報57aは、ルータ等が有するネットワーク上の経路情報である。なお、図17においては、説明の便宜上、パケットの宛て先となり得るルータ、コンピュータ13、プリンタ15等のIPアドレスのみを表示している。TCP/IPネットワークでパケットを送信するとき、各ルータ等は、経路情報57aを参照してパケットを送信すべきルータ等を判断する。あるコンピュータ13から他のコンピュータ13へとパケットを送ろうとする場合、送信先のコンピュータ13が自ネットワーク内にない場合、コンピュータ13内にある経路情報57aを参照し、パケットを中継させるルータを決定する(ルーティング)。本実施形態では、経路情報57aは、他のコンピュータ13から受けるルーティング情報を用いて定期的にルーティング情報を更新する、いわゆるダイナミックルーティン
グを用いている。本実施形態では、プリンタ15がパケットを送受信する毎にそのパケットが通過したルータ、コンピュータ13等を示した経路情報が、管理コンピュータ12に記憶されている経路情報57aと異なったとき、プリンタ15から管理コンピュータ12へのネットワーク上の経路が更新された、すなわち、プリンタ15の設置場所が移動したとみなす。
ここで、プリンタ15が送信したパケットが通過する経路情報は、プリンタ15等の機器のIPアドレスが変更されたときに変更される以外にも、例えば、1つの経路上で障害が発生したときにその障害を回避する経路を選択するときにも変更される。そこで、本実施形態では、プリンタ15が送信したパケットが通過する経路情報と経路情報57aとが異なるとき、管理コンピュータ12がネットワーク上で障害が起きたか否かを判断し、ネットワーク上で障害が起きていないときは、プリンタ15の設置場所が変更されたとみなす。従って、プリンタ15が送信したパケットの通過する経路情報が経路情報57aと異なるとき、管理コンピュータ12がコンピュータ13にプリンタ15のIPアドレス25又は緯度21、経度23を送信させるようにすると、常に最新のコンピュータ13の位置情報を住所43bとして顧客情報記憶部41の顧客情報41aに記憶することができる。
次に、パケットが通過する経路情報が経路情報57aと異なるときに、顧客情報記憶部41(顧客情報41a)のうち住所43bを更新するための住所更新処理を図18に従って説明する。
まず、コンピュータ13は、管理コンピュータ12にプリンタ15から送信されたパケットを送信(転送)する(ステップS4−10)。すなわち、プリンタ15が送信したパケットが通過する経路情報が変更されたか否かを確認するための定期的なパケット送信を行う。管理コンピュータ12は、パケットを受信すると(ステップS4−15)、パケットが通過した経路情報と経路情報57aとが異なるか否かを判断する(ステップS4―20)。パケットが通過した経路情報と経路情報57aとが同じであるとき(ステップS4―20でNO)、管理コンピュータ12は、住所更新処理を終了する。一方、パケットが通過した経路情報と経路情報57aとが異なるとき(ステップS4―20でYES)、ネットワーク上に障害があるか否かを判断する(ステップS4―25)。すなわち、ネットワークの一部が何らかの原因により寸断されている、混雑している等が起きているか否かを判断する。
ネットワーク上に障害があったとき(ステップS4―25でYES)、パケットが通過した経路情報と経路情報57aとが異なる原因は、プリンタ15の設置場所の移動ではなく、ネットワーク上の障害を回避するためであるので、管理コンピュータ12は、住所更新処理を終了する。一方、ネットワーク上に障害がなかったとき(ステップS4―25でNO)、管理コンピュータ12は、プリンタ15の設置場所が移動したと判断し、コンピュータ13にプリンタ15の新たな位置情報としてのIPアドレス25を送信させるためのIPアドレス送信要求を送信する(ステップS4―30)。コンピュータ13は、IPアドレス送信要求を受信すると(ステップS4−35)、プリンタ15にIPアドレスを送信させ、そのIPアドレスをプリンタ情報記憶部17のIPアドレス25として記憶し、管理コンピュータ12にそのIPアドレス25を送信する(ステップS4−40)。管理コンピュータ12は、そのIPアドレス25を受信すると(ステップS4−45)、第2実施形態と同様に住所を決定し、住所43bを更新する(ステップS4―50)。そして、その更新された住所43bを顧客情報記憶部41に記憶して住所更新処理を終了する。
すなわち、プリンタ15が送信したパケットの通過した経路情報が、ネットワーク障害以外の理由で経路情報57aと異なるとき、プリンタ15の設置場所が移動したとみなす
。これにより、プリンタ15にプリンタ15のIPアドレスが変更されたか否かを監視させることなく、プリンタ15の設置場所が移動したことを検出し、さらに、プリンタ15の新たな設置場所(住所43b)を更新することができる。
上記第3実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(8) 第3実施形態によれば、管理コンピュータ12は、経路情報記憶部57(経路情報57a)を備えた。そして、プリンタ15が送信したパケットが通過した経路情報と経路情報57aとが異なるときであって、ネットワーク上で障害が起きていないときは、プリンタ15の設置場所が移動したとみなし、管理コンピュータ12は、プリンタ15に変更後のIPアドレス25を送信させた。管理コンピュータ12は、そのIPアドレス25を元に、住所を決定し、顧客情報記憶部41の住所43bを更新した。この結果、プリンタ15がIPアドレス25の更新を常に監視する必要がなく、プリンタ15と管理コンピュータ12とのパケットの送受信の際に、プリンタ15が移動したか否かを検出することができる。従って、簡単でありながらも、保守契約やユーザ登録を行っていない顧客についても顧客情報を登録し管理することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記第1実施形態では、プリンタ15の設置場所を変更したり、プリンタ15の電源を投入したりしたとき等に自動的にプリンタ15の設置場所の緯度及び経度をコンピュータ13を介して管理コンピュータ12に送信した。これを、管理コンピュータ12がプリンタ15の設置場所の緯度及び経度の送信を要求したとき(送信要求を送信したとき)のみ、プリンタ15の緯度及び経度を管理コンピュータ12に送信してもよい。これにより、緯度及び経度の送信回数が減るため、ネットワークにかかる負荷を低減することができる。また、例えば、保守契約を締結していない顧客が修理依頼をする際のみ、プリンタ15の設置場所の緯度及び経度を送信することによって、必要なときのみ顧客情報が管理コンピュータ12に記憶される。これにより、管理コンピュータ12にかかる負荷を低減することができる。
○上記第2実施形態では、IPアドレス25は32ビット全てを記憶し、32ビット全てを比較の対象とした。これを、例えば、比較対象を9ビット〜16ビットのみとし、その9ビット〜16ビットのみを記憶してもよい。これにより、IPアドレス記憶部37の容量を低減するとともに、比較に要する時間を短縮することができる。
○上記第2実施形態では、IPアドレス25はIPv4、すなわち32ビットであったが、IPv6等のビット数が異なる方式であってもよく、IPアドレス25が変更されたとき、プリンタ15の設置場所が移動したとみなし、その住所43bを更新することができればよい。
○上記第2実施形態では、IPアドレス25が変更されたとき、ネットワーク情報記憶部55から住所を取得した。これを、住所のみならず、管理者名、部署名、電話番号、FAX番号等の顧客情報も取得してもよい。これにより、顧客が顧客情報を入力する手間を低減しながらも、最新の顧客情報を顧客情報記憶部41に記憶することができる。
○上記第2実施形態では、IPアドレスは、顧客が予め各ルータ、コンピュータ13、プリンタ15等に手動で付与していた。これを、DHCP(Dynamic Host Configuration
Protocol )により、IPアドレスを自動的に付与してもよい。DHCPとは、インターネットに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に付与するプロトコルであって、DHCPサーバには、各ルータ、コンピュータ13、プリンタ15等に付与してもよいIPアドレスの範囲等が設定されている。そして、アクセスしてきたコンピュータ13等にIPアドレス等を提供し、コンピュータ13等が通信を終える
と自動的にIPアドレスを回収し、他のコンピュータ13に付与する。つまり、DHCPを使用すると、各ルータ、コンピュータ13、プリンタ15等に付与されるIPアドレスは頻繁に変更されるため、IPアドレスがDHCPサーバにより付与されるIPアドレスの範囲を超える値となったとき、プリンタ15の設置場所が移動したとみなす。
○上記第2実施形態では、コンピュータ13は、プリンタ15から送信されたIPアドレス25が変更されていないと判断したとき、プリンタ15の緯度、経度が変更されたか否かを判断した。これを、コンピュータ13は、プリンタ15の緯度、経度が変更されていないと判断したとき、プリンタ15から送信されたIPアドレス25が変更されたか否かを判断してもよい。また、コンピュータ13は、プリンタ15の緯度、経度、プリンタ15から送信されたIPアドレス25が全て変更されたとき、緯度、経度、IPアドレス25を全て管理コンピュータ12に送信してもよい。
○上記第3実施形態では、経路情報57aは、他のコンピュータ13から受けるルーティング情報を用いて定期的にルーティング情報を更新する、いわゆるダイナミックルーティングを用いた。これを、予め固定されたルートを設定するスタティックルーティングを用いてもよい。スタティックルーティングにおいては、ネットワーク上に障害があるときも、自動的にルートが変更されることがない。そのため、プリンタ15の送信したパケットが通過した経路情報と経路情報57aとが異なった場合は、プリンタ15の設置場所が移動したとみなすことができる。
○上記各実施形態では、プリンタ15のGPS受信部33がGPS衛星による信号を受信することで、プリンタ15の設置場所の緯度及び経度を検出した。これを、GPS衛星に限らず、無線LAN、PHS、RF−ID(Radio Frequency Identification)等を用いてもよく、プリンタ15の位置を検出できればどのような手段を用いてもよい。詳しくは、無線LAN、PHSを用いる場合、例えば、プリンタ15は無線LANカードやPHSカードを備え、その無線LANカード(PHSカード)が発信した電波を受信した基地局の位置を元に、プリンタ15の位置情報を検出することができる。また、RF−IDを用いる場合は、RFIDタグが取り付けられたプリンタ15からプリンタ15の位置情報が無線通信によって出力されるため、その出力された位置情報を受信することによってプリンタ15の位置情報を検出することができる。
○上記各実施形態では、コンピュータ13がプリンタ15のプリンタ情報17aを管理コンピュータ12に送信した。これに変えて、CPU、RAM、ROM、通信手段等を備えたプリンタ15がプリンタ情報17aを送信してもよい。このとき、印刷や通信等の処理を実行する際にコンピュータ13を必要としないプリンタ15においても上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記各実施形態では、第1詳細情報45を入力する入力画面E1はコンピュータ13のモニタD1に出力され、キーボードK1等の入力手段を介して入力したが、これを、コンピュータ13にマイク等の音声入力手段を設け、音声で入力してもよい。また、第1詳細情報45が記載されたメールをコンピュータ13から管理コンピュータ12に送信してもよい。
○上記各実施形態では、第1詳細情報45は、顧客情報がコンピュータ13から送信されて登録されたが、これをオペレータが手入力してもよい。
○上記各実施形態では、第1詳細情報45を入力する入力画面E1はコンピュータ13のモニタD1に出力され、キーボードK1等の入力手段を介して入力したが、これを、プリンタ15に表示部を設け、その表示部に入力画面E1を出力してもよい。そして、そのプリンタ15の表示部を例えばタッチパネル式のLCD等の表示部とし、この表示部を介
して第1詳細情報45を入力してもよい。
○上記各実施形態では、顧客情報管理システムの情報機器をコンピュータ13、プリンタ15として具体化したが、これに限らず、ファクシミリ、コピー等であってもよい。また、プリンタ15はレーザプリンタに限らず、インクジェット式プリンタ、熱転写式プリンタ等であってもよい。
第1実施形態のシステム概略図。 同じく、コンピュータの概略図。 同じく、プリンタの概略図。 同じく、管理サーバの顧客情報記憶部の説明図。 同じく、検索画面の説明図。 同じく、基本情報画面の説明図。 同じく、入力画面の説明図。 同じく、詳細情報画面の説明図。 同じく、基本情報登録処理の処理手順の説明図。 同じく、詳細情報登録処理の処理手順の説明図。 第2実施形態のシステム概略図。 同じく、コンピュータの概略図。 同じく、プリンタの概略図。 同じく、基本情報登録処理の処理手順の説明図。 同じく、住所更新処理の処理手順の説明図。 第3実施形態のシステム概略図。 同じく、管理サーバの経路情報記憶部の説明図。 同じく、住所更新処理の処理手順の説明図。
符号の説明
11…管理サーバ、12…管理コンピュータ、13…コンピュータ、15…プリンタ、17…プリンタ情報記憶部、19,43a…シリアルナンバ、21…緯度、23…経度、25…IPアドレス、31…シリアルナンバ記憶部、33…GPS受信部、35,52…GPS情報記憶部、37,53…IPアドレス記憶部、41…顧客情報記憶部、41a…顧客情報、43…基本情報、43b…住所、45…第1詳細情報、47…第2詳細情報、55…ネットワーク情報記憶部、57…経路情報記憶部、57a…経路情報、E1…入力画面、I,N…ネットワーク、P1…検索画面、P2…基本情報画面、P3…詳細情報画面、S…GPS衛星。

Claims (4)

  1. ネットワークを介してサーバと接続可能な情報機器であって、
    同情報機器に固有の機器識別情報を登録する機器識別情報登録手段と、
    前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得することで前記情報
    機器の第1の位置情報を検出する第1検出手段と、
    GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信することで、前記情報機器の第2の位置情報
    を検出する第2検出手段と、
    前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を登録する情報登録手段と、
    前記第1の位置情報が更新されたか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断する第2判断手段と、
    前記機器識別情報と前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を前記ネットワーク
    を介して前記サーバに送信する送信手段と、
    前記第1判断手段で前記第1の位置情報が更新されたと判断した場合は、更新された第
    1の位置情報を前記サーバに送信し、前記第1の位置情報が更新されなかったと判断した
    場合は、前記第2判断手段で前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断し、前記第2
    判断手段が前記第2の位置情報が更新したと判断した場合は、更新された第2の位置情報
    を前記サーバに送信し、前記第2の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記
    第2の位置情報を送信しないように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報機器。
  2. 請求項1に記載の情報機器において、
    前記送信手段は、前記サーバからの送信要求があったときに前記機器識別情報及び前記
    位置情報を前記サーバに送信することを特徴とする情報機器。
  3. 請求項1に記載の情報機器において、
    前記第1判断手段が、前記緯度及び前記経度の少なくとも一方が更新されたと判断した
    とき、前記送信手段から更新された前記第1の位置情報を前記機器識別情報と共に前記ネ
    ットワークを介して前記サーバに送信することを特徴とする情報機器
  4. 情報機器とサーバとがネットワークを介して接続され、前記情報機器の顧客情報を前記
    サーバが管理する顧客情報管理プログラムにおいて、
    コンピューターを
    同情報機器に固有の機器識別情報を登録する機器識別情報登録手段と、
    前記ネットワーク上で前記情報機器を識別するための識別子を取得することで前記情報
    機器の第1の位置情報を検出する第1検出手段と、
    GPS衛星から緯度及び経度の信号を受信することで、前記情報機器の第2の位置情報
    を検出する第2検出手段と、
    前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を登録する情報登録手段と、
    前記第1の位置情報が更新されたか否かを判断する第1判断手段と、
    前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断する第2判断手段と、
    前記機器識別情報と前記第1の位置情報と前記第2の位置情報を前記ネットワーク
    を介して前記サーバに送信する送信手段と、
    前記第1判断手段で前記第1の位置情報が更新されたと判断した場合は、更新された第
    1の位置情報を前記サーバに送信し、前記第1の位置情報が更新されなかったと判断した
    場合は、前記第2判断手段で前記第2の位置情報が更新されたか否かを判断し、前記第2
    判断手段が前記第2の位置情報が更新したと判断した場合は、更新された第2の位置情報
    を前記サーバに送信し、前記第2の位置情報が更新されなかったと判断した場合は、前記
    第2の位置情報を送信しないように制御する制御手段と、
    して機能させることを特徴とする顧客情報管理プログラム。
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