JP2003022274A - 店舗情報登録システムおよび方法、店舗情報提供システムおよび方法、ならびに店舗情報確認システムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗情報の更新作業についての重複労力を排
除し、かつサーバおよびホストコンピュータ間での店舗
情報の一致確認作業を不要とすることのできるシステム
および方法を提供する。 【解決手段】 更新する店舗情報を店舗グループホスト
コンピュータ２０の店舗情報データベース２１６に記憶
し、店舗グループホストコンピュータ２０の店舗情報デ
ータベース２１６から店舗情報を読み出して、店舗情報
サーバ１０に対して送信し、その店舗情報を店舗情報サ
ーバ１０の店舗情報データベース１１７に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを利用して、店舗の情報（位置情報を含
む。）を提供するシステムおよび方法、それに関連し
て、店舗の情報を登録するシステムおよび方法、ならび
に店舗の情報を確認するシステムおよび方法に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、インターネットを利用した電子商取引の発展がめざ
ましく、インターネット上にて提供されているショッピ
ングサイトで種々の商品を購入することができる。この
ようなショッピングサイトで購入した商品は、宅配便に
より所望の住所に配達してもらう他、所望のコンビニエ
ンスストアで受け取ることもできるようになっている。

【０００３】コンビニエンスストアでの商品受取を選択
する場合、一般的に、ショッピングサイトから、コンビ
ニエンスストアの店舗情報（店舗の位置情報を含む。）
を提供する店舗情報サイトにリンクが張られており、ユ
ーザは、ショッピングサイトの画面にて所定の要求を行
うことにより店舗情報サイトにアクセスし、その店舗情
報サイトの画面にて所望のコンビニエンスストアを選択
する。

【０００４】店舗情報サイトの情報が格納されているサ
ーバ（店舗情報サーバ）には、提供すべき店舗情報が格
納されており、店舗情報の内容に変更があった場合に
は、その店舗情報を逐次更新する必要がある。一方、コ
ンビニエンスストアの各店舗の情報を一元的に保守・管
理するホストコンピュータにも、店舗情報が格納されて
おり、店舗情報の内容に変更があった場合には、その店
舗情報を逐次更新する必要がある。

【０００５】従来、店舗情報の更新は、サーバおよびホ
ストコンピュータにて別々に行っていたため、更新作業
について重複した労力が費やされており、さらには、サ
ーバおよびホストコンピュータにおける店舗情報が一致
しているか否かの確認作業も必要となっていた。

【０００６】したがって、本発明の第１の目的は、店舗
情報の更新作業についての重複労力を排除し、かつサー
バおよびホストコンピュータ間での店舗情報の一致確認
作業を不要とすることのできるシステムおよび方法を提
供することである。

【０００７】また、上記店舗情報サーバにおいては、店
舗の位置情報をクリッカブルな店舗標識として地図上に
表示し、その店舗標識がクリックされた場合に、当該店
舗の詳細情報を表示する店舗情報サイトを提供するもの
もある。このような場合、上記店舗情報サーバには、地
図情報を格納した地図データベースと、店舗の位置情報
や詳細情報を格納した店舗情報データベースとが必要と
なる。

【０００８】しかしながら、コンビニエンスストアのホ
ストコンピュータにも、一般的に、店舗の位置情報や詳
細情報を格納したデータベースが設けられている。した
がって、従来は、店舗情報サーバと、ホストコンピュー
タとで、店舗の位置情報や詳細情報を格納したデータベ
ースが重複して存在していたということができる。

【０００９】したがって、本発明の第２の目的は、店舗
の位置情報および／または店舗情報を記憶した記憶手段
の重複を排除することのできるシステムおよび方法を提
供することである。

【００１０】ところで、店舗情報が格納されているデー
タベースにて店舗情報が更新された場合、更新された店
舗情報自体が正しいか否かを確認するのが好ましく、そ
の店舗情報の正誤確認作業は当該店舗にて行うのが最も
確実である。従来は、更新された店舗情報を紙にプリン
トアウトし、プリントアウトした紙を使用して店舗にて
正誤確認作業を行っていたため、それら一連の作業は煩
雑であり、また紙の無駄な消費にも繋がっていた。

【００１１】したがって、本発明の第３の目的は、更新
した店舗情報の正誤確認作業を簡単に行うことができ、
かつ紙を使用する必要のないシステムおよび方法を提供
することである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第１の店舗情報サーバは、有線および／ま
たは無線の通信回線を介して情報通信端末にて店舗情報
を提供する店舗情報サーバであって、店舗情報を記憶し
た店舗情報記憶手段と、店舗グループに属する店舗の店
舗情報を保守・管理する店舗グループホストコンピュー
タから店舗情報を受信する手段と、前記店舗グループホ
ストコンピュータから受信した店舗情報に基づいて、前
記店舗情報記憶手段に記憶している店舗情報を更新する
手段とを備えたことを特徴とする（請求項１）。

【００１３】「情報通信端末」としては、例えば、イン
ターネット等のネットワークに接続されたパーソナルコ
ンピュータや、携帯電話端末、ＰＨＳ（Personal Handy
Phone System）端末等の移動電話端末、あるいは、Ｐ
ＤＡ（Personal Digital Assistant）等の携帯情報端末
などが挙げられる。

【００１４】上記発明（請求項１）によれば、店舗情報
サーバが記憶している店舗情報を、店舗グループホスト
コンピュータから受信した店舗情報に基づいて自動的に
更新することができるため、店舗情報の更新作業につい
ての重複労力を排除するとともに、店舗サーバおよび店
舗グループホストコンピュータ間での店舗情報の一致確
認作業を不要とすることができる。

【００１５】本発明の第２の店舗情報サーバは、有線お
よび／または無線の通信回線を介して情報通信端末にて
店舗情報を提供する店舗情報サーバであって、店舗情報
を記憶した店舗情報記憶手段と、外部のコンピュータか
ら受信した店舗情報または当該店舗情報サーバに対して
入力された店舗情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段
に記憶している店舗情報を更新する手段と、前記店舗情
報記憶手段から店舗情報を読み出して、店舗グループに
属する店舗の店舗情報を保守・管理する店舗グループホ
ストコンピュータまたは当該店舗グループホストコンピ
ュータと通信可能なコンピュータに対して送信する手段
とを備えたことを特徴とする（請求項２）。

【００１６】上記発明（請求項２）によれば、店舗グル
ープホストコンピュータが記憶している店舗情報を、店
舗情報サーバが当該店舗グループホストコンピュータに
送信した店舗情報に基づいて自動的に更新させることが
できるため、店舗情報の更新作業についての重複労力を
排除するとともに、店舗サーバおよび店舗グループホス
トコンピュータ間での店舗情報の一致確認作業を不要と
することができる。

【００１７】本発明の第１の店舗グループホストコンピ
ュータは、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守
・管理する店舗グループホストコンピュータであって、
店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、有線および／
または無線の通信回線を介して情報通信端末にて店舗情
報を提供する店舗情報サーバから、店舗情報を受信する
手段と、前記店舗情報サーバから受信した店舗情報に基
づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶している店舗情報
を更新する手段とを備えたことを特徴とする（請求項
３）。

【００１８】上記発明（請求項３）によれば、店舗グル
ープホストコンピュータが記憶している店舗情報を、店
舗情報サーバから受信した店舗情報に基づいて自動的に
更新することができるため、店舗情報の更新作業につい
ての重複労力を排除するとともに、店舗サーバおよび店
舗グループホストコンピュータ間での店舗情報の一致確
認作業を不要とすることができる。

【００１９】本発明の第２の店舗グループホストコンピ
ュータは、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守
・管理する店舗グループホストコンピュータであって、
店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、外部のコンピ
ュータから受信した店舗情報または当該店舗グループホ
ストコンピュータに対して入力された店舗情報に基づい
て、前記店舗情報記憶手段に記憶している店舗情報を更
新する手段と、前記店舗情報記憶手段から店舗情報を読
み出して、有線および／または無線の通信回線を介して
情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバま
たは当該店舗情報サーバと通信可能なコンピュータに対
して送信する手段とを備えたことを特徴とする（請求項
４）。

【００２０】上記発明（請求項４）によれば、店舗情報
サーバが記憶している店舗情報を、店舗グループホスト
コンピュータが当該店舗情報サーバに送信した店舗情報
に基づいて自動的に更新させることができるため、店舗
情報の更新作業についての重複労力を排除するととも
に、店舗サーバおよび店舗グループホストコンピュータ
間での店舗情報の一致確認作業を不要とすることができ
る。

【００２１】本発明の第１の店舗情報登録システムは、
上記店舗情報サーバ（請求項１）と、上記店舗グループ
ホストコンピュータ（請求項４）とを備えたことを特徴
とし（請求項５）、本発明の第１の店舗情報登録方法
は、有線および／または無線の通信回線を介して情報通
信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバと、店舗
グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する店舗
グループホストコンピュータとを利用して店舗情報を登
録する方法であって、外部のコンピュータから受信した
店舗情報または前記店舗グループホストコンピュータに
対して入力された店舗情報を前記店舗グループホストコ
ンピュータの店舗情報記憶手段に記憶するステップと、
前記店舗グループホストコンピュータの店舗情報記憶手
段から店舗情報を読み出して、前記店舗情報サーバに対
して送信するステップと、前記店舗グループホストコン
ピュータから受信した店舗情報を前記店舗情報サーバの
店舗情報記憶手段に記憶するステップとを備えたことを
特徴とする（請求項７）。

【００２２】上記発明（請求項５，７）によれば、店舗
情報サーバが記憶している店舗情報を、店舗グループホ
ストコンピュータから当該店舗情報サーバに送信した店
舗情報に基づいて自動的に更新することができるため、
店舗情報の更新作業についての重複労力を排除するとと
もに、店舗サーバおよび店舗グループホストコンピュー
タ間での店舗情報の一致確認作業を不要とすることがで
きる。

【００２３】本発明の第２の店舗情報登録システムは、
上記店舗情報サーバ（請求項２）と、上記店舗グループ
ホストコンピュータ（請求項３）とを備えたことを特徴
とし（請求項６）、本発明の第２の店舗情報登録方法
は、有線および／または無線の通信回線を介して情報通
信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバと、店舗
グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する店舗
グループホストコンピュータとを利用して店舗情報を登
録する方法であって、外部のコンピュータから受信した
店舗情報または店舗情報サーバに対して入力された店舗
情報を当該店舗情報サーバの店舗情報記憶手段に記憶す
るステップと、前記店舗情報サーバの店舗情報記憶手段
から店舗情報を読み出して、前記店舗グループホストコ
ンピュータに対して送信するステップと、前記店舗情報
サーバから受信した店舗情報を前記店舗グループホスト
コンピュータの店舗情報記憶手段に記憶するステップと
を備えたことを特徴とする（請求項８）。

【００２４】上記発明（請求項６，８）によれば、店舗
グループホストコンピュータが記憶している店舗情報
を、店舗情報サーバから当該店舗グループホストコンピ
ュータに送信した店舗情報に基づいて自動的に更新する
ことができるため、店舗情報の更新作業についての重複
労力を排除するとともに、店舗サーバおよび店舗グルー
プホストコンピュータ間での店舗情報の一致確認作業を
不要とすることができる。

【００２５】上記発明（請求項１〜８）における「店舗
情報」には、当該店舗の店名、住所、電話番号、営業時
間、定休日等の情報の他、当該店舗の位置情報も含まれ
る。店舗の位置情報は、地図とともに表示される視覚的
な位置情報であってもよいし、店舗名または店舗の住所
（文字による位置情報）であってもよい。視覚的な位置
情報は、地図と店舗標識とが一つのデータファイルにな
ったものであってもよいし、地図情報と店舗の座標デー
タまたは緯度経度データとが関連付けられてなる情報で
あってもよく、後者の場合、店舗情報サーバおよび／ま
たは店舗グループホストコンピュータは、地図情報記憶
手段を別途備えていてもよい。また、「店舗情報を更
新」には、既存の店舗情報を書き換える場合だけでな
く、新規な店舗情報を追加する場合も含まれるものとす
る。

【００２６】本発明の第３の店舗情報サーバは、有線お
よび／または無線の通信回線を介して情報通信端末にて
店舗位置情報を提供する店舗情報サーバであって、地図
情報を記憶した地図情報記憶手段と、情報通信端末から
の要求に応じて、店舗グループに属する店舗の店舗情報
を保守・管理する店舗グループホストコンピュータに対
して１または２以上の店舗の位置情報を要求する手段
と、前記店舗グループホストコンピュータから受信した
１または２以上の店舗の位置情報を地図とともに前記情
報通信端末に表示させる手段とを備えたことを特徴とす
る（請求項９）。

【００２７】上記発明（請求項９）によれば、店舗情報
サーバは、店舗の位置情報を店舗グループホストコンピ
ュータから取得することができるため、店舗の位置情報
を記憶した記憶手段を備える必要がない。したがって、
上記発明（請求項９）によれば、店舗情報サーバおよび
店舗グループホストコンピュータにおいて、店舗の位置
情報を記憶した記憶手段の重複を排除することができ、
ひいては、店舗の位置情報の更新作業についての重複労
力を排除するとともに、店舗サーバおよび店舗グループ
ホストコンピュータ間での店舗の位置情報の一致確認作
業を不要とすることができる。

【００２８】本発明の第３の店舗グループホストコンピ
ュータは、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守
・管理する店舗グループホストコンピュータであって、
店舗の位置情報を記憶した位置情報記憶手段と、有線お
よび／または無線の通信回線を介して情報通信端末にて
店舗位置情報を提供する店舗情報サーバからの要求に応
じて、１または２以上の店舗の位置情報を前記位置情報
記憶手段から読み出し、前記店舗情報サーバに対して送
信する手段とを備えたことを特徴とする（請求項１
０）。

【００２９】上記発明（請求項１０）によれば、店舗グ
ループホストコンピュータは、店舗情報サーバからの要
求に応じて店舗の位置情報を当該店舗情報サーバに送信
するため、店舗情報サーバは、店舗の位置情報を記憶し
た記憶手段を備える必要がない。したがって、上記発明
（請求項１０）によれば、店舗情報サーバおよび店舗グ
ループホストコンピュータにおいて、店舗の位置情報を
記憶した記憶手段の重複を排除することができ、ひいて
は、店舗の位置情報の更新作業についての重複労力を排
除するとともに、店舗サーバおよび店舗グループホスト
コンピュータ間での店舗の位置情報の一致確認作業を不
要とすることができる。

【００３０】本発明の第１の店舗情報提供システムは、
上記店舗情報サーバ（請求項９）と、上記店舗グループ
ホストコンピュータ（請求項１０）とを備えたことを特
徴とし（請求項１１）、本発明の第１の店舗情報提供方
法は、有線および／または無線の通信回線を介して情報
通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバと、店
舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する店
舗グループホストコンピュータとを利用して店舗情報を
提供する方法であって、情報通信端末からの要求に応じ
て、前記店舗グループホストコンピュータに対して、１
または２以上の店舗の位置情報を要求するステップと、
前記店舗グループホストコンピュータの位置情報記憶手
段から読み出された１または２以上の店舗の位置情報を
受信するステップと、前記受信した１または２以上の店
舗の位置情報を地図とともに前記情報通信端末に表示さ
せるステップとを備えたことを特徴とする（請求項１
２）。

【００３１】上記発明（請求項１１，１２）によれば、
店舗グループホストコンピュータは、店舗情報サーバか
らの要求に応じて店舗の位置情報を当該店舗情報サーバ
に送信し、このようにして、店舗情報サーバは、店舗の
位置情報を店舗グループホストコンピュータから取得す
ることができるため、店舗の位置情報を記憶した記憶手
段を備える必要がない。したがって、上記発明（請求項
１１，１２）によれば、店舗情報サーバおよび店舗グル
ープホストコンピュータにおいて、店舗の位置情報を記
憶した記憶手段の重複を排除することができ、ひいて
は、店舗の位置情報の更新作業についての重複労力を排
除するとともに、店舗サーバおよび店舗グループホスト
コンピュータ間での店舗の位置情報の一致確認作業を不
要とすることができる。

【００３２】上記本発明（請求項９〜１２）における
「店舗の位置情報」は、上記地図情報と関連付けられた
店舗の座標データまたは緯度経度データであってもよい
し、店舗名または店舗の住所（文字による位置情報）で
あってもよい。前者の場合、店舗の位置情報は、地図上
において座標データまたは緯度経度データに該当する位
置に店舗標識として表示されるようにするのが好まし
く、その店舗標識は情報通信端末にて指示可能になって
おり、店舗標識が指示されることにより、当該店舗の店
舗情報が情報通信端末に表示されるようにするのが好ま
しい。この場合、店舗情報は、店舗グループホストコン
ピュータに記憶され、店舗グループホストコンピュータ
から読み出されるのが好ましい。

【００３３】本発明の第４の店舗情報サーバは、有線お
よび／または無線の通信回線を介して情報通信端末にて
店舗位置情報を提供する店舗情報サーバであって、情報
通信端末からの要求に応じて、１または２以上の店舗の
位置情報を、地図上において指示可能な店舗標識として
当該情報通信端末に表示させる手段と、情報通信端末に
て前記店舗標識が指示された場合に、店舗グループに属
する店舗の店舗情報を保守・管理する店舗グループホス
トコンピュータに対して、当該指示された店舗標識に係
る店舗の店舗情報を要求する手段と、前記店舗グループ
ホストコンピュータから受信した店舗情報を、前記情報
通信端末に表示させる手段とを備えたことを特徴とする
（請求項１３）。

【００３４】上記発明（請求項１３）によれば、店舗情
報サーバは、店舗情報を店舗グループホストコンピュー
タから取得することができるため、店舗情報を記憶した
記憶手段を備える必要がない。したがって、上記発明
（請求項１３）によれば、店舗情報サーバおよび店舗グ
ループホストコンピュータにおいて、店舗情報を記憶し
た記憶手段の重複を排除することができ、ひいては、店
舗情報の更新作業についての重複労力を排除するととも
に、店舗サーバおよび店舗グループホストコンピュータ
間での店舗情報の一致確認作業を不要とすることができ
る。

【００３５】本発明の第４の店舗グループホストコンピ
ュータは、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守
・管理する店舗グループホストコンピュータであって、
店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、有線および／
または無線の通信回線を介して情報通信端末にて店舗位
置情報を提供する店舗情報サーバからの要求に応じて、
当該要求に係る店舗情報を前記店舗情報記憶手段から読
み出し、前記店舗情報サーバに対して送信する手段とを
備えたことを特徴とする（請求項１４）。

【００３６】上記発明（請求項１４）によれば、店舗グ
ループホストコンピュータは、店舗情報サーバからの要
求に応じて店舗情報を当該店舗情報サーバに送信するた
め、店舗情報サーバは、店舗情報を記憶した記憶手段を
備える必要がない。したがって、上記発明（請求項１
４）によれば、店舗情報サーバおよび店舗グループホス
トコンピュータにおいて、店舗情報を記憶した記憶手段
の重複を排除することができ、ひいては、店舗情報の更
新作業についての重複労力を排除するとともに、店舗サ
ーバおよび店舗グループホストコンピュータ間での店舗
の位置情報の一致確認作業を不要とすることができる。

【００３７】本発明の第２の店舗情報提供システムは、
上記店舗情報サーバ（請求項１３）と、上記店舗グルー
プホストコンピュータ（請求項１４）とを備えたことを
特徴とし（請求項１５）、本発明の第２の店舗情報提供
方法は、有線および／または無線の通信回線を介して情
報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバと、
店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する
店舗グループホストコンピュータとを利用して店舗情報
を提供する方法であって、情報通信端末からの要求に応
じて、１または２以上の店舗の位置情報を、地図上にお
いて指示可能な店舗標識として当該情報通信端末に表示
させるステップと、情報通信端末にて前記店舗標識が指
示された場合に、前記店舗グループホストコンピュータ
に対して、当該指示された店舗標識に係る店舗の店舗情
報を要求するステップと、前記店舗グループホストコン
ピュータの店舗情報記憶手段から読み出された店舗情報
を受信するステップと、前記受信した店舗情報を、前記
情報通信端末に表示させるステップとを備えたことを特
徴とする（請求項１６）。

【００３８】上記発明（請求項１５，１６）によれば、
店舗グループホストコンピュータは、店舗情報サーバか
らの要求に応じて店舗情報を当該店舗情報サーバに送信
し、このようにして、店舗情報サーバは、店舗情報を店
舗グループホストコンピュータから取得することができ
るため、店舗情報を記憶した記憶手段を備える必要がな
い。したがって、上記発明（請求項１５，１６）によれ
ば、店舗情報サーバおよび店舗グループホストコンピュ
ータにおいて、店舗情報を記憶した記憶手段の重複を排
除することができ、ひいては、店舗情報の更新作業につ
いての重複労力を排除するとともに、店舗サーバおよび
店舗グループホストコンピュータ間での店舗情報の一致
確認作業を不要とすることができる。

【００３９】上記発明（請求項１３〜１６）における
「店舗情報」には、当該店舗の店名、住所、電話番号、
営業時間、定休日等の情報の他、地図上に表示された当
該店舗の位置情報（画像情報）も含まれる。

【００４０】また、上記発明（請求項１３〜１６）にお
ける「店舗の位置情報」の記憶場所は特に限定されるこ
となく、店舗情報サーバ、店舗グループホストコンピュ
ータ、またはそれら以外のコンピュータのいずれであっ
てもよいが、上記店舗情報と同じく、店舗グループホス
トコンピュータを記憶場所とするのが好ましい。

【００４１】本発明の第１の店舗情報確認システムは、
有線および／または無線の通信回線を介して情報通信端
末にて店舗情報を確認させることのできる店舗情報確認
システムであって、店舗情報を記憶した店舗情報記憶手
段と、店舗情報を確認するための店舗毎にユニークなリ
ンク情報を店舗に対して報知する手段と、前記リンク情
報に基づいてアクセスしてきた情報通信端末に対して、
当該リンク情報に対応する店舗情報を表示させる手段と
を備えたことを特徴とし（請求項１７）、本発明の第２
の店舗情報確認方法は、有線および／または無線の通信
回線を介して情報通信端末にて店舗情報を確認させるこ
とのできる店舗情報確認方法であって、店舗情報を確認
するための店舗毎にユニークなリンク情報を店舗に対し
て報知するステップと、前記リンク情報に基づいてアク
セスしてきた情報通信端末に対して、当該リンク情報に
対応する店舗情報を表示させるステップとを備えたこと
を特徴とする（請求項２１）。

【００４２】「店舗毎にユニークなリンク情報」として
は、店舗毎に異なるアドレス（ＵＲＬ：Uniform Resour
ce Locator）（ＩＤおよびパスワードが暗号化されてア
ドレス中に入っているものを含む。）、各店舗共通のア
ドレスならびに当該アドレスにアクセスするための店舗
毎に異なるＩＤおよびパスワード等が挙げられる。

【００４３】上記リンク情報を「報知する手段」として
は、例えば、インターネットや所定の電話網を利用した
電子メール、インスタントメッセージ、ページャ、ポケ
ットベル（登録商標）等が挙げられる。

【００４４】上記発明（請求項１７，２１）によれば、
情報通信端末のユーザは、受け取ったリンク情報にアク
セスすることにより、店舗情報を見ることができるた
め、サーバ等において店舗情報を更新した場合であって
も、紙等を使用することなく、更新した店舗情報の正誤
確認作業を簡単に行うことができる。

【００４５】上記店舗情報確認システム（請求項１７）
においては、前記店舗情報を表示させた情報通信端末か
ら修正情報を受信する手段と、前記受信した修正情報に
基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶された店舗情報
を修正する手段とをさらに備えていてもよく（請求項１
８）、上記店舗情報確認方法（請求項２１）において
は、前記店舗情報を表示させた情報通信端末から修正情
報を受信するステップと、前記受信した修正情報に基づ
いて、前記店舗情報記憶手段に記憶された店舗情報を修
正するステップとをさらに備えていてもよい（請求項２
２）。

【００４６】「修正情報」には、店舗情報中の修正部分
だけの情報の他、修正部分を含む全体の店舗情報が含ま
れるものとする。この「修正情報」は、情報通信端末に
表示された画面から入力された情報として受信してもよ
いし、電子メールとして受信してもよい。

【００４７】上記発明（請求項１８，２２）によれば、
店舗情報の正誤確認作業において店舗情報に誤りを発見
した場合であっても、容易に店舗情報を修正することが
できる。

【００４８】上記店舗情報確認システム（請求項１７）
においては、前記店舗情報を表示させた情報通信端末か
ら、確認情報または修正情報を受信する手段と、前記受
信した確認情報または修正情報を仮の店舗情報記憶手段
に記憶する手段と、店舗情報の管理者に、前記確認情報
または修正情報に基づく店舗情報の確認を促す手段と、
前記店舗情報の管理者による確認の入力がなされたら、
前記仮の店舗情報記憶手段に記憶された確認情報または
修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶され
た店舗情報を更新する手段とをさらに備えていてもよく
（請求項１９）、上記店舗情報確認方法（請求項２１）
においては、前記店舗情報を表示させた情報通信端末か
ら、確認情報または修正情報を受信するステップと、前
記受信した確認情報または修正情報を仮の店舗情報記憶
手段に記憶するステップと、店舗情報の管理者に、前記
確認情報または修正情報に基づく店舗情報の確認を促す
ステップと、前記店舗情報の管理者による確認の入力が
なされたら、前記仮の店舗情報記憶手段に記憶された確
認情報または修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手
段に記憶された店舗情報を更新するステップとをさらに
備えていてもよい（請求項２３）。

【００４９】「確認情報」には、確認の結果ＯＫだった
ことを示す情報の他、確認済の無修正の店舗情報が含ま
れるものとする。「確認情報または修正情報」は、情報
通信端末に表示された画面から入力された情報として受
信してもよいし、電子メールとして受信してもよい。

【００５０】上記発明（請求項１９，２３）によれば、
情報通信端末のユーザ側だけでなく、店舗情報の管理者
側においても変更に係る店舗情報の正誤確認作業を重ね
て行うことができるため、店舗情報の提供システムが稼
動中であっても、誤りのない店舗情報を提供することが
可能となる。

【００５１】上記店舗情報確認システム（請求項１７〜
１９）においては、前記リンク情報に基づくアクセスを
許可または禁止する手段をさらに備えていてもよく（請
求項２０）、上記店舗情報確認方法（請求項２１〜２
３）においては、前記リンク情報に基づくアクセスを許
可または禁止するステップをさらに備えていてもよい
（請求項２４）。

【００５２】「リンク情報に基づくアクセスを許可また
は禁止する」方法としては、例えば、確認情報の受信後
に、リンク情報としてのアドレスを変更する方法、リン
ク情報に含まれるパスワードを変更する方法等の他、フ
ラグがＦＡＬＳＥならアクセスを許可しＴＲＵＥならア
クセスを拒否するようにし、確認情報の受信後にフラグ
をＴＲＵＥにする方法等が挙げられる。

【００５３】上記発明（請求項２０，２４）によれば、
確認情報受信後の店舗情報には、情報通信端末からはア
クセスすることができなくなるため、店舗情報が誤って
変更されてしまうことが防止される。

【００５４】なお、上記発明（請求項１７〜２４）にお
ける「店舗情報」には、当該店舗の店名、住所、電話番
号、営業時間、定休日等の情報の他、当該店舗の位置情
報も含まれる。店舗の位置情報は、地図とともに表示さ
れる視覚的な位置情報であってもよいし、店舗名または
店舗の住所（文字による位置情報）であってもよい。視
覚的な位置情報は、地図と店舗標識とが一つのデータフ
ァイルになったものであってもよいし、地図情報と店舗
の座標データまたは緯度経度データとが関連付けられて
なる情報であってもよく、後者の場合、地図情報記憶手
段が別途存在してもよい。

【００５５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 〔第１の実施形態〕図１は本発明の第１の実施形態によ
る店舗情報提供システム（店舗情報登録システムおよび
店舗情報確認システムを含むシステム）の構成図であ
る。本実施形態においては、情報通信端末として、イン
ターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ（ユー
ザ端末）を例にとって説明するが、本発明はこれに限定
されるものではない。

【００５６】本実施形態による店舗情報提供システム
は、図１に示すように、インターネットを介してそれぞ
れ接続された店舗情報サーバ１０と、店舗グループホス
トコンピュータ２０と、複数の店舗端末３０と、複数の
ショッピングサーバ４０と、複数のユーザ端末５０とか
ら構成されている。なお、本実施形態では、ショッピン
グサーバ４０により提供されるショッピングサイトで購
入した商品を、店舗情報サーバ１０により店舗位置情報
・店舗情報が提供されるコンビニエンスストア（店舗）
で受け取るものとする。

【００５７】上記店舗情報サーバ１０は、インターネッ
トを介してユーザ端末５０に店舗位置情報・店舗情報を
提供するサーバコンピュータであり、店舗グループホス
トコンピュータ２０は、店舗グループに属する店舗の店
舗情報を保守・管理するホストコンピュータである。店
舗情報サーバ１０および店舗グループホストコンピュー
タ２０の主要な構成を図２に示す。

【００５８】店舗情報サーバ１０は、主制御部１１１
と、出力制御部１１２と、入力制御部１１３と、第１の
記憶装置１１４ａと、第２の記憶装置１１４ｂと、第３
の記憶装置１１４ｃと、第４の記憶装置１１４ｄとを備
えている。

【００５９】主制御部１１１は、ＣＰＵおよび主記憶装
置（メモリ）等からなり、各部の制御や、データの転
送、種々の演算、データの一時的な格納等を行い、出力
制御部１１２は、店舗情報サーバ１０の外部に出力する
データを制御し、入力制御部１１３は、店舗情報サーバ
１０の外部から入力されるデータを制御する。

【００６０】第１〜第３の記憶装置１１４ａ〜１１４ｄ
は、それぞれハードディスク等の記憶装置（またはその
中の一部のディスクもしくは記憶領域）からなり、第１
の記憶装置１１４ａにはメインプログラム１１５が記憶
されており、第２の記憶装置１１４ｂには地図データベ
ース１１６が構成されており、第３の記憶装置１１４ｃ
には店舗情報データベース１１７が構成されており、第
４の記憶装置１１４ｄには仮店舗情報データベース１１
８が構成されている。

【００６１】メインプログラム１１５としては、店舗グ
ループホストコンピュータ２０から店舗情報ファイルを
受信し、それに基づいて店舗情報を更新するプログラ
ム、店舗情報確認画面のアドレスを示すユニークＵＲＬ
を生成するプログラム、ユニークＵＲＬを含む電子メー
ルを生成し、店舗情報が変更された店舗のメールアドレ
スに送信するプログラム、店舗端末３０から修正情報を
受信し、仮店舗情報データベース１１８を修正した後、
確認画面を表示し、確認の入力を検知したら店舗情報デ
ータベース１１７を更新するプログラム、店舗情報ファ
イルを店舗グループホストコンピュータ２０に送信する
プログラム、店舗グループホストコンピュータ２０から
確認情報を受信し、店舗情報確認画面のアドレスを変更
するプログラム、地域情報を受信し、それに基づいてク
リッカブルな店舗標識を含む店舗位置情報画面を生成し
送信するプログラム、要求された店舗の店舗情報画面の
データを送信するプログラム等がある。

【００６２】地図データベース１１６には、日本各地の
地図データが格納されており、店舗情報データベース１
１７には、図２に示すように、店舗毎に識別された店舗
ＩＤ、店舗ＩＤに関連付けられた当該店舗の座標、店舗
情報およびメールアドレスのデータが格納されており、
仮店舗情報データベース１１８には、店舗情報データベ
ース１１７に格納されているデータと同様のデータが格
納されている。

【００６３】なお、本実施形態では、店舗情報サーバ１
０は一つのサーバマシンから構成したが、もちろん複数
のサーバマシン（例えば、ＷＷＷサーバ、メールサー
バ、データベースサーバ、ＦＴＰ（File Transfer Prot
ocol）サーバ等）から構成してもよい。また、本実施形
態では、店舗情報サーバ１０は一つだけ存在するが、店
舗情報サーバは例えば店舗グループ毎に複数存在しても
よく、店舗情報はその複数の店舗情報サーバ間を順次
（場合によっては枝分かれして）転送されてもよい。

【００６４】一方、店舗グループホストコンピュータ２
０は、主制御部２１１と、出力制御部２１２と、入力制
御部２１３と、第１の記憶装置２１４ａと、第２の記憶
装置２１４ｂとを備えている。

【００６５】主制御部２１１は、ＣＰＵおよび主記憶装
置（メモリ）等からなり、各部の制御や、データの転
送、種々の演算、データの一時的な格納等を行い、出力
制御部２１２は、店舗グループホストコンピュータ２０
の外部に出力するデータを制御し、入力制御部２１３
は、店舗グループホストコンピュータ２０の外部から入
力されるデータを制御する。

【００６６】第１および第２の記憶装置２１４ａ，２１
４ｂは、それぞれハードディスク等の記憶装置（または
その中の一部のディスクもしくは記憶領域）からなり、
第１の記憶装置２１４ａにはメインプログラム２１５が
記憶されており、第２の記憶装置２１４ｂには店舗情報
データベース２１６が構成されている。

【００６７】メインプログラム２１５としては、入力さ
れた店舗情報を更新するプログラム、店舗情報ファイル
を店舗情報サーバ１０に送信するプログラム、店舗情報
サーバ１０から店舗情報ファイルを受信し、それに基づ
いて店舗情報を更新するプログラム、店舗情報更新後、
確認情報を店舗情報サーバ１０に送信するプログラム等
がある。

【００６８】店舗情報データベース２１６には、図２に
示すように、店舗毎に識別された店舗ＩＤと、店舗ＩＤ
に関連付けられた当該店舗の座標および店舗情報画面の
データが格納されている。

【００６９】ショッピングサーバ４０は、ショッピング
サイトを提供するＷＷＷサーバである。このショッピン
グサーバ４０は、当該ショッピングサイトで購入した商
品をどのコンビニエンスストアで受け取るかということ
を決めるにあたり、店舗情報サーバ１０の商品受取画面
にリンクできる画面を記憶装置に記憶しており、ユーザ
端末５０からの要求に応じてその画面を当該ユーザ端末
５０に送信するプログラム、ユーザ端末５０から商品受
取を決定したコンビニエンスストアの店舗ＩＤを受信
し、ユーザＩＤおよび購入商品のＩＤに関連付けて記憶
装置に記憶するプログラム等を備えている。

【００７０】店舗端末３０は、各コンビニエンスストア
に設置された、インターネットに接続可能な通常のパー
ソナルコンピュータであり、入力装置としてキーボード
およびマウスを備えており、補助記憶装置としてのハー
ドディスクにはＷＷＷブラウザおよびメーラーがインス
トールされている。同様に、ユーザ端末５０は、インタ
ーネットに接続可能な通常のパーソナルコンピュータで
あり、入力装置としてキーボードおよびマウスを備えて
おり、補助記憶装置としてのハードディスクにはＷＷＷ
ブラウザおよびメーラーがインストールされている。

【００７１】次に、上記店舗情報提供システムにおける
店舗情報サーバ１０、店舗グループホストコンピュータ
２０、店舗端末３０、ショッピングサーバ４０およびユ
ーザ端末５０の処理動作について、図３〜図７のフロー
チャートを参照して説明する。

【００７２】店舗グループに属する店舗の店舗情報（座
標を含む）の内容に変更があった場合、その変更後の店
舗情報は、最初にオペレータによって店舗グループホス
トコンピュータ２０に入力される（ＳＨ１０１）。店舗
グループホストコンピュータ２０の主制御部２１１は、
店舗情報データベース２１６において該当する店舗の店
舗情報を更新した後（ＳＨ１０２）、変更後の店舗情報
を含む店舗情報ファイルを店舗情報サーバ１０に対して
送信する（ＳＨ１０３）。

【００７３】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
上記店舗情報ファイルを受信し（ＳＩ１０１）、店舗情
報データベース１１７において該当する店舗の店舗情報
を更新する（ＳＨ１０２）。そして、店舗情報サーバ１
０の主制御部１１１は、更新された店舗情報を確認・修
正するための画面（店舗情報確認画面）のアドレスを示
すユニークＵＲＬを生成するとともに、そのユニークＵ
ＲＬを本文中に含む電子メールを生成し（ＳＨ１０
３）、生成した電子メールを、店舗情報が変更された店
舗のメールアドレス宛に送信する（ＳＨ１０４）。な
お、店舗のメールアドレスは、店舗情報データベース１
１７を参照することにより取得することができる。

【００７４】店舗端末３０は、メールサーバを介して店
舗情報サーバ１０からの電子メールを受信し（ＳＲ１０
１）、店舗端末３０のオペレータは、ＷＷＷブラウザを
利用することによって、電子メール中に含まれるユニー
クＵＲＬにアクセスする（ＳＲ１０２）。店舗情報サー
バ１０の主制御部１１１は、店舗端末３０からの要求情
報を受信し（ＳＩ１０５）、その要求に係るユニークＵ
ＲＬに存在する店舗情報確認画面のデータを、店舗端末
３０に対して送信する（ＳＩ１０６）。

【００７５】その画面データを受信した店舗端末３０の
表示装置には、ＷＷＷブラウザにより、図８に示すよう
な店舗情報確認画面６０が表示される（ＳＲ１０３）。
図８に示すように、店舗情報確認画面６０には、店舗の
位置情報の確認を促す部分６１と、店舗情報の確認を促
す部分６２と、クリッカブルな登録ボタン６３とが含ま
れている。店舗の位置情報の確認を促す部分６１には、
地図と、地図上において店舗が位置する地点に表示され
た店舗標識とが表示されている。また、店舗情報の確認
を促す部分６２には、店名、住所、電話番号および営業
時間がテキストボックス中に表示されている。

【００７６】店舗端末３０のオペレータは、地図上にお
ける店舗標識の位置が間違っていた場合には、正しい位
置をマウス・ポインタによってクリックし、店名、住
所、電話番号または営業時間が間違っていた場合には、
正しい情報をキーボードによってテキストボックスに入
力し直し、最後に登録ボタン６３をマウス・ポインタに
よってクリックする。なお、店舗標識の位置または店舗
情報に間違いがない場合には、オペレータは、そのまま
の状態で登録ボタン６３をマウス・ポインタによってク
リックする。これらの修正情報（店舗の座標・店舗情
報）は、店舗端末３０から店舗情報サーバ１０に対して
送信される（ＳＲ１０４）。

【００７７】ここで、変更後の店舗情報を店舗に確認さ
せるにあたり、期限を設けてもよく、この期限前のあら
かじめ設定した日（例えば、期限日の３日前）になる
と、確認が未だである店舗に対し催促の電子メールを送
信し、確認が行われないまま期限が経過した店舗に対し
ては、店舗側での確認なしで店舗情報が公開される旨の
電子メールを送信するようにしてもよい。

【００７８】また、上記店舗端末３０の代わりに、自己
の位置情報を送信することのできる携帯電話端末やＰＤ
Ａ等の携帯端末を使用し、これらの携帯端末から上記ユ
ニークＵＲＬにアクセスするだけで、携帯端末の位置情
報が送信され店舗情報確認画面６０において店舗の位置
情報の修正ができるようにしてもよい。あるいは、店舗
の位置情報は修正するのではなく、あらかじめ店舗情報
サーバ１０では店舗の位置情報を登録しておかないで、
上記ステップＳＲ１０３〜ＳＲ１０４で店舗側にて初め
て店舗の位置情報を登録するようにしてもよい。

【００７９】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
上記修正情報を受信し（ＳＩ１０７）、受信した修正情
報に基づいて、仮店舗情報データベース１１８において
該当する店舗の店舗情報を修正する（ＳＩ１０８）。次
いで、店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、店舗情
報サーバ１０の表示装置に確認画面を表示し（ＳＩ１０
９）、店舗情報サーバ１０のオペレータ（店舗情報の管
理者）に対して修正情報に基づく店舗情報の確認を促
す。店舗情報サーバ１０のオペレータによって確認の入
力がなされたら、店舗情報サーバ１０の主制御部１１１
はそれを検知し（ＳＩ１１０）、上記仮店舗情報データ
ベース１１８で修正した店舗情報に基づいて、店舗情報
データベース１１７において該当する店舗の店舗情報を
更新する（ＳＩ１１１）。そして、更新後の店舗情報を
含む店舗情報ファイルを店舗グループホストコンピュー
タ２０に対して送信する（ＳＩ１１２）。

【００８０】なお、店舗情報サーバ１０は、上記ステッ
プＳＩ１０９において確認画面を表示する前に、店舗側
が修正・確認した旨の電子メールを店舗情報の管理者の
メールアドレス宛に送信し、管理者による確認を促すよ
うにしてもよい。また、上記ステップＳＩ１１０の確認
の検知からステップＳＩ１１１の店舗情報の更新は即座
に行う必要はなく、あらかじめ設定した日時（例えば、
店舗の引越し予定日等）に自動的に店舗情報を更新する
ようにしてもよい。さらに、店舗情報サーバ１０は、上
記ステップＳＩ１１０において確認を検知したら、確認
が終了したことを知らせる電子メールを、当該店舗のメ
ールアドレス宛に自動的に送信するようにしてもよい。

【００８１】店舗グループホストコンピュータ２０の主
制御部２１１は、上記店舗情報ファイルを受信し（ＳＨ
１０４）、店舗情報データベース２１６において該当す
る店舗の店舗情報を更新した後（ＳＨ１０５）、更新し
たことを確認させるための確認情報を店舗情報サーバ１
０に対して送信する（ＳＨ１０６）。

【００８２】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
確認情報を受信したら（ＳＩ１１３）、上記店舗情報確
認画面（店舗情報が更新された店舗の店舗情報確認画
面）のアドレスを変更する（ＳＩ１１４）。これによ
り、店舗端末３０のオペレータは、上記ユニークＵＲＬ
にアクセスすることができなくなり、したがって、店舗
情報が誤って変更されてしまうことが防止される。

【００８３】一方、ショッピングサーバ４０は、アクセ
スしてきたユーザ端末５０に対して、ショッピングサイ
トのショッピング画面のデータを送信し（ＳＳ１０
１）、その画面データを受信したユーザ端末５０の表示
装置には、ＷＷＷブラウザにより、ショッピング画面が
表示される（ＳＵ１０１）。このショッピング画面に
は、店舗情報サーバ１０の商品受取画面にリンクできる
情報が埋め込まれている。

【００８４】ユーザが、ユーザ端末５０において、ショ
ッピングサイトのショッピング画面を閲覧しながら、当
該ショッピングサイトで販売されている商品の購入を決
定し、購入した商品をコンビニエンスストアで受け取る
ことを要望する場合には、ショッピング画面において商
品受取画面を要求する（ＳＵ１０２）。

【００８５】このようにユーザ端末５０から商品受取画
面を要求すると、店舗情報サーバ１０は、その要求情報
を受信し（ＳＩ１１５）、ユーザ端末５０に対して図９
に示すような商品受取画面７０のデータを送信する（Ｓ
Ｉ１１６）。その画面データを受信したユーザ端末５０
の表示装置には、ＷＷＷブラウザにより商品受取画面７
０が表示される（ＳＵ１０３）。

【００８６】この商品受取画面７０には、図９に示すよ
うに、郵便番号を入力させるためのテキストボックス７
１、その郵便番号により検索を実行させるための検索ボ
タン７２、都道府県を特定させるためのプルダウンメニ
ュー７３、区市町村以下番地以前の住所を入力させるた
めのテキストボックス７４、その住所により検索を実行
させるための検索ボタン７５、駅名を入力させるための
テキストボックス７６およびその駅名により検索を実行
させるための検索ボタン７７が含まれている。

【００８７】ユーザが、ユーザ端末５０のキーボードか
らテキストボックス７１に郵便番号を入力してマウス・
ポインタによって検索ボタン７２をクリックするか、プ
ルダウンメニュー７３から都道府県を選択し、区市町村
等の住所をテキストボックス７４に入力して検索ボタン
７５をクリックするか、あるいは駅名をテキストボック
ス７６に入力して検索ボタン７７をクリックすると、そ
れらの地域情報は、店舗情報サーバ１０に送信される
（ＳＵ１０４）。

【００８８】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
上記地域情報を受信し（ＳＩ１１７）、その地域情報を
座標（これを「ユーザ座標」という。）に変換し、ユー
ザ座標を中心とする地図データを地図データベース１１
６から読み出す。

【００８９】次いで、店舗情報サーバ１０の主制御部１
１１は、上記地図データに基づいて最大の縮尺で地図を
描画したときの緯度経度範囲を求め、店舗がその緯度経
度範囲内に存在するか否かを、店舗情報データベース１
１７を参照して判断する。そして、店舗がその緯度経度
範囲内に存在すると判断した場合には、店舗情報サーバ
１０の主制御部１１１は、当該店舗の店舗標識を含む地
図画面（店舗位置情報画面８０：図１０）を生成し（Ｓ
Ｉ１１８）、ユーザ端末５０に対して、店舗位置情報画
面８０のデータを送信する（ＳＩ１１９）。その画面デ
ータを受信したユーザ端末５０の表示装置は、ＷＷＷブ
ラウザにより図１０に示すような店舗位置情報画面８０
を表示する（ＳＵ１０５）。

【００９０】なお、店舗情報サーバ１０の主制御部１１
１は、店舗が上記緯度経度範囲内に存在しないと判断し
た場合には、地図の縮尺を一段下げ、当該縮尺が下限で
なければ上記と同様の処理を行い、当該縮尺が下限であ
った場合には、店舗が見つからない旨をユーザ端末５０
に表示させる。

【００９１】図１０に示すように、店舗位置情報画面８
０は、地図８１と、地図８１上において店舗が位置する
地点に表示された店舗標識８２とから構成される画像を
備えており、本実施形態において、店舗標識８２は正方
形に囲まれた「Ｓ」で表されている。いずれの店舗標識
８２もマウス・ポインタによってクリッカブルとなって
おり、店舗情報画面のアドレスが埋め込まれている。

【００９２】なお、上記ユーザ座標については、ＰＨＳ
端末の位置情報機能や、ＧＰＳ等を利用して、ユーザの
現在位置を当該ユーザ座標として取得することもでき
る。この場合における店舗位置情報画面８０としては、
ユーザの現在位置を中心とし、その中心に十字等のマー
クを付したものを例示することができる。

【００９３】ユーザが、ユーザ端末５０においてマウス
・ポインタによって上記店舗位置情報画面８０中所望の
店舗の店舗標識８２をクリックすると（ＳＵ１０６）、
店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、その情報を受
信し（ＳＩ１２０）、図１１に示すような当該店舗の店
舗情報画面９０を店舗情報データベース１１７から読み
出し（ＳＩ１２１）、ユーザ端末５０に対してその店舗
情報画面９０のデータを送信する（ＳＩ１２２）。その
画面データを受信したユーザ端末５０の表示装置には、
ＷＷＷブラウザにより店舗情報画面９０が表示される
（ＳＵ１０７）。

【００９４】図１１に示すように、店舗情報画面９０に
は、当該店舗の位置を示す拡大地図９１と、当該店舗の
店名、住所、電話番号、営業時間等の店舗情報９２と、
商品受取決定ボタン９３と、戻るボタン９４とが含まれ
ている。なお、商品受取決定ボタン９３には、ショッピ
ングサーバ４０のＩＰアドレスが埋め込まれている。

【００９５】ユーザは、上記店舗情報画面９０を閲覧し
て、表示されている店舗が所望の商品受取店舗であるか
否かを確認し、所望の商品受取店舗であると判断した場
合には、商品受取決定ボタン９３をクリックする。一
方、所望の商品受取店舗でないと判断した場合には、戻
るボタン９４をクリックして再度店舗位置情報画面８０
を表示させ、その店舗位置情報画面８０で別の店舗の店
舗標識８２をクリックして、当該店舗の店舗情報画面９
０を表示させる。

【００９６】ユーザが、商品受取店舗を決定し、ユーザ
端末５０のマウス・ポインタによって店舗情報画面９０
の商品受取決定ボタン９３をクリックすると、商品受取
店舗情報がショッピングサーバ４０に送信される（ＳＵ
１０８）。

【００９７】ショッピングサーバ４０は、上記商品受取
店舗情報を受信し（ＳＳ１０２）、ユーザＩＤおよび購
入商品のＩＤ（これらはショッピングサーバ４０が保持
しているものとする。）に関連付けて当該商品受取店舗
の店舗ＩＤを所定の記憶装置に記憶し（ＳＳ１０３）、
そして、商品受取の完了画面のデータをユーザ端末５０
に対して送信する（ＳＳ１０４）。その画面データを受
信したユーザ端末５０の表示装置は、ＷＷＷブラウザに
より商品受取の完了画面を表示する（ＳＵ１０９）。

【００９８】ショッピングサーバ４０のオペレータは、
所定の記憶装置に記憶した上記ユーザＩＤ、購入商品Ｉ
Ｄおよび商品受取店舗ＩＤに基づく情報を取得すること
により、商品を購入したユーザ宛の当該購入商品を、商
品受取店舗に配送する。

【００９９】上記店舗情報提供システムによれば、店舗
情報サーバ１０が店舗情報データベース１１７に記憶し
ている店舗情報を、店舗グループホストコンピュータ２
０から受信した店舗情報に基づいて自動的に更新するこ
とができるため、店舗情報の更新作業についての重複労
力を排除するとともに、店舗サーバ１０および店舗グル
ープホストコンピュータ２０間での店舗情報の一致確認
作業を不要とすることができる。

【０１００】また、上記店舗情報提供システムによれ
ば、店舗端末３０のオペレータは、受信した電子メール
に含まれるユニークＵＲＬにアクセスすることにより、
店舗情報を確認することができるため、店舗情報サーバ
１０において店舗情報を更新した場合であっても、紙等
を使用することなく、更新した店舗情報の正誤確認作業
を簡単に行うことができる。さらに、上記店舗情報提供
システムによれば、店舗情報の正誤確認作業において店
舗情報に誤りを発見した場合であっても、店舗端末３０
のオペレータは、容易に店舗情報を修正することができ
る。

【０１０１】〔第２の実施形態〕上記第１の実施形態に
よる店舗情報提供システムにおいては、店舗グループに
属する店舗の店舗情報の内容に変更があった場合、その
変更後の店舗情報は、最初に店舗グループホストコンピ
ュータ２０に入力されるが、本発明はこれに限定される
ことなく、最初に情報提供サーバ１０に入力または受信
されてもよい。また、上記第１の実施形態における店舗
端末３０での店舗情報確認作業はなくてもよい。そのよ
うな第２の実施形態による店舗情報提供システムを、図
１２のフローチャートを参照して説明する。

【０１０２】店舗グループに属する店舗の店舗情報（座
標を含む）の内容に変更があった場合、その変更後の店
舗情報は、当該変更に係る店舗の店舗端末３０から、店
舗情報サーバ１０に対して電子メールによって知らせら
れる。すなわち、店舗端末３０からは、変更後の店舗情
報および店舗ＩＤを本文中に含む電子メールが、店舗情
報サーバ１０のメールアドレス宛に送信される（ＳＲ２
０１）。

【０１０３】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
メールサーバを介して店舗端末３０からの電子メールを
受信し（ＳＩ２０１）、電子メール中に含まれる変更後
の店舗情報および店舗ＩＤに基づいて、店舗情報データ
ベース１１７において該当する店舗の店舗情報を更新す
る（ＳＩ２０２）。そして、店舗情報サーバ１０の主制
御部１１１は、変更後の店舗情報を含む店舗情報ファイ
ルを店舗グループホストコンピュータ２０に対して送信
する（ＳＩ２０３）。

【０１０４】店舗グループホストコンピュータ２０の主
制御部２１１は、上記店舗情報ファイルを受信し（ＳＨ
２０１）、店舗情報データベース２１６において該当す
る店舗の店舗情報を更新した後（ＳＨ２０２）、更新し
たことを確認させるための確認情報を店舗情報サーバ１
０に対して送信する（ＳＨ２０３）。

【０１０５】店舗情報サーバ１０の主制御部１１１は、
確認情報を受信したら（ＳＩ２０４）、店舗情報データ
ベース１１７において該当する店舗の店舗情報に、確認
フラグを立てる。店舗情報サーバ１０の主制御部１１１
は、店舗情報ファイル送信後、所定期間内にこの確認フ
ラグが立たない場合には、店舗情報ファイルを再度店舗
グループホストコンピュータ２０に対して送信するよう
にしてもよい。

【０１０６】〔第３の実施形態〕次に、本発明の第３の
実施形態による店舗情報提供システムについて説明す
る。図１３は本発明の第３の実施形態による店舗情報提
供システムの構成図である。本実施形態においては、情
報通信端末として、インターネットに接続可能なパーソ
ナルコンピュータ（ユーザ端末）を例にとって説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。

【０１０７】本実施形態による店舗情報提供システム
は、図１３に示すように、インターネットを介してそれ
ぞれ接続された店舗情報サーバ１０Ａと、店舗グループ
ホストコンピュータ２０Ａと、複数のショッピングサー
バ４０と、複数のユーザ端末５０とから構成されてい
る。なお、本実施形態では、ショッピングサーバ４０に
より提供されるショッピングサイトで購入した商品を、
店舗情報サーバ１０Ａにより店舗位置情報・店舗情報が
提供されるコンビニエンスストア（店舗）で受け取るも
のとする。

【０１０８】店舗情報サーバ１０Ａは、インターネット
を介してユーザ端末５０に店舗位置情報・店舗情報を提
供するサーバコンピュータであり、店舗グループホスト
コンピュータ２０Ａは、店舗グループに属する店舗の店
舗情報を保守・管理するホストコンピュータである。店
舗情報サーバ１０Ａおよび店舗グループホストコンピュ
ータ２０Ａの主要な構成を図１４に示す。

【０１０９】店舗情報サーバ１０Ａは、主制御部１１１
Ａと、出力制御部１１２Ａと、入力制御部１１３Ａと、
第１の記憶装置１１４Ａａと、第２の記憶装置１１４Ａ
ｂとを備えている。

【０１１０】主制御部１１１Ａは、ＣＰＵおよび主記憶
装置（メモリ）等からなり、各部の制御や、データの転
送、種々の演算、データの一時的な格納等を行い、出力
制御部１１２Ａは、店舗情報サーバ１０Ａの外部に出力
するデータを制御し、入力制御部１１３Ａは、店舗情報
サーバ１０Ａの外部から入力されるデータを制御する。

【０１１１】第１および第２の記憶装置１１４Ａａ，１
１４Ａｂは、それぞれハードディスク等の記憶装置（ま
たはその中の一部のディスクもしくは記憶領域）からな
り、第１の記憶装置１１４Ａａにはメインプログラム１
１５Ａが記憶されており、第２の記憶装置１１４Ａｂに
は地図データベース１１６Ａが構成されている。地図デ
ータベース１１６Ａには、日本各地の地図データが格納
されている。

【０１１２】メインプログラム１１５Ａとしては、所定
のアドレスにアクセスしてきたユーザ端末５０に対し、
該当する画面データを送信するプログラム、地域情報を
受信し、それに基づく店舗位置情報を店舗グループホス
トコンピュータ２０Ａに対して要求するプログラム、店
舗グループホストコンピュータ２０Ａから店舗位置情報
を受信し、それに基づいてクリッカブルな店舗標識を含
む店舗位置情報画面を生成しユーザ端末５０に対して送
信するプログラム、ユーザ端末５０から要求された店舗
の店舗情報を、店舗グループホストコンピュータ２０Ａ
に対して要求するプログラム、店舗グループホストコン
ピュータ２０Ａから店舗情報を受信し、それに基づいて
店舗情報画面を生成しユーザ端末５０に対して送信する
プログラム等がある。

【０１１３】なお、本実施形態では、店舗情報サーバ１
０Ａは一つのサーバマシンから構成したが、もちろん複
数のサーバマシン（例えば、ＷＷＷサーバ、データベー
スサーバ、ＦＴＰサーバ等）から構成してもよい。ま
た、本実施形態では、店舗情報サーバ１０Ａは一つだけ
存在するが、店舗情報サーバは例えば店舗グループ毎に
複数存在してもよく、店舗情報はその複数の店舗情報サ
ーバ間を順次（場合によっては枝分かれして）転送され
てもよい。

【０１１４】一方、店舗グループホストコンピュータ２
０Ａは、主制御部２１１Ａと、出力制御部２１２Ａと、
入力制御部２１３Ａと、第１の記憶装置２１４Ａａと、
第２の記憶装置２１４Ａｂとを備えている。

【０１１５】主制御部２１１Ａは、ＣＰＵおよび主記憶
装置（メモリ）等からなり、各部の制御や、データの転
送、種々の演算、データの一時的な格納等を行い、出力
制御部２１２Ａは、店舗グループホストコンピュータ２
０Ａの外部に出力するデータを制御し、入力制御部２１
３Ａは、店舗グループホストコンピュータ２０Ａの外部
から入力されるデータを制御する。

【０１１６】第１および第２の記憶装置２１４Ａａ，２
１４Ａｂは、それぞれハードディスク等の記憶装置（ま
たはその中の一部のディスクもしくは記憶領域）からな
り、第１の記憶装置２１４Ａａにはメインプログラム２
１５Ａが記憶されており、第２の記憶装置２１４Ａｂに
は店舗情報データベース２１６Ａが構成されている。

【０１１７】メインプログラム２１５Ａとしては、店舗
情報サーバ１０Ａからの要求に応じて店舗位置情報を読
み出し、店舗情報サーバ１０Ａに対して送信するプログ
ラム、店舗情報サーバ１０Ａからの要求に応じて店舗情
報を読み出し、店舗情報サーバ１０Ａに対して送信する
プログラム等がある。

【０１１８】店舗情報データベース２１６Ａには、図１
４に示すように、店舗毎に識別された店舗ＩＤと、店舗
ＩＤに関連付けられた当該店舗の座標および店舗情報の
データが格納されている。

【０１１９】ショッピングサーバ４０は、ショッピング
サイトを提供するＷＷＷサーバである。このショッピン
グサーバ４０は、当該ショッピングサイトで購入した商
品をどのコンビニエンスストアで受け取るかということ
を決めるにあたり、店舗情報サーバ１０の商品受取画面
にリンクできる画面を記憶装置に記憶しており、ユーザ
端末５０からの要求に応じてその画面を当該ユーザ端末
５０に送信するプログラム、ユーザ端末５０から商品受
取を決定したコンビニエンスストアの店舗ＩＤを受信
し、ユーザＩＤおよび購入商品のＩＤに関連付けて記憶
装置に記憶するプログラム等を備えている。

【０１２０】ユーザ端末５０は、インターネットに接続
可能な通常のパーソナルコンピュータであり、入力装置
としてキーボードおよびマウスを備えており、補助記憶
装置としてのハードディスクにはＷＷＷブラウザがイン
ストールされている。

【０１２１】次に、上記店舗情報提供システムにおける
店舗情報サーバ１０Ａ、店舗グループホストコンピュー
タ２０Ａ、ショッピングサーバ４０およびユーザ端末５
０の処理動作について、図１５〜図１７のフローチャー
トを参照して説明する。

【０１２２】ショッピングサーバ４０は、アクセスして
きたユーザ端末５０に対して、ショッピングサイトのシ
ョッピング画面のデータを送信し（ＳＳ３０１）、それ
を受信したユーザ端末５０の表示装置には、ＷＷＷブラ
ウザにより、ショッピング画面が表示される（ＳＵ３０
１）。このショッピング画面には、店舗情報サーバ１０
の商品受取画面にリンクできる情報が埋め込まれてい
る。

【０１２３】ユーザが、ユーザ端末５０において、ショ
ッピングサイトのショッピング画面を閲覧しながら、当
該ショッピングサイトで販売されている商品の購入を決
定し、購入した商品をコンビニエンスストアで受け取る
ことを要望する場合には、ショッピング画面において商
品受取画面を要求する（ＳＵ３０２）。

【０１２４】このようにユーザ端末５０から商品受取画
面を要求すると、店舗情報サーバ１０Ａは、その要求情
報を受信し（ＳＩ３０１）、ユーザ端末５０に対して図
９に示すような商品受取画面７０のデータを送信する
（ＳＩ３０２）。その画面データを受信したユーザ端末
５０の表示装置には、ＷＷＷブラウザにより商品受取画
面７０が表示される（ＳＵ３０３）。

【０１２５】ユーザが、ユーザ端末５０のキーボードか
らテキストボックス７１に郵便番号を入力してマウス・
ポインタによって検索ボタン７２をクリックするか、プ
ルダウンメニュー７３から都道府県を選択し、区市町村
等の住所をテキストボックス７４に入力して検索ボタン
７５をクリックするか、あるいは駅名をテキストボック
ス７６に入力して検索ボタン７７をクリックすると、そ
れらの地域情報は、店舗情報サーバ１０Ａに送信される
（ＳＵ３０４）。

【０１２６】店舗情報サーバ１０Ａの主制御部１１１Ａ
は、上記地域情報を受信し（ＳＩ３０３）、その地域情
報を座標（これを「ユーザ座標」という。）に変換し、
ユーザ座標を中心とする地図データを地図データベース
１１６Ａから読み出す（ＳＩ３０４）。

【０１２７】次いで、店舗情報サーバ１０Ａの主制御部
１１１Ａは、上記地図データに基づいて最大の縮尺で地
図を描画したときの緯度経度範囲を求め、その緯度経度
範囲内に存在する店舗の店舗位置情報を店舗グループホ
ストコンピュータ２０Ａに対して要求する（ＳＩ３０
５）。

【０１２８】店舗グループホストコンピュータ２０Ａの
主制御部２１１Ａは、上記緯度経度範囲の情報を受信し
（ＳＨ３０１）、店舗の座標がその緯度経度範囲内に存
在するか否かを、店舗情報データベース２１６Ａを参照
して判断する。そして、店舗がその緯度経度範囲内に存
在すると判断した場合には、店舗グループホストコンピ
ュータ２０Ａの主制御部２１１Ａは、店舗位置情報とし
ての座標および店舗ＩＤを店舗情報データベース２１６
Ａから読み出し（ＳＨ３０２）、当該店舗位置情報を店
舗情報サーバ１０Ａに対して送信する（ＳＨ３０３）。

【０１２９】店舗情報サーバ１０Ａの主制御部１１１Ａ
は、上記店舗位置情報を受信し（ＳＩ３０６）、ステッ
プＳＩ３０４で読み出した地図データとリンクさせて、
店舗標識を含む地図画面（店舗位置情報画面８０：図１
０）を生成し（ＳＩ３０７）、ユーザ端末５０に対し
て、店舗位置情報画面８０のデータを送信する（ＳＩ３
０８）。その画面データを受信したユーザ端末５０の表
示装置は、ＷＷＷブラウザにより図１０に示すような店
舗位置情報画面８０を表示する（ＳＵ３０５）。

【０１３０】なお、店舗グループホストコンピュータ２
０Ａの主制御部２１１Ａは、店舗が上記緯度経度範囲内
に存在しないと判断した場合には、地図の縮尺を一段下
げるよう、店舗情報サーバ１０Ａに対して要求を出す。
店舗情報サーバ１０Ａの主制御部１１１Ａは、その要求
情報を受信し、地図の縮尺を一段下げた後の緯度経度範
囲の情報を店舗グループホストコンピュータ２０Ａに対
して送信するが、地図の縮尺が下限であった場合には、
店舗が見つからない旨をユーザ端末５０に表示させる。
上記緯度経度範囲の情報を受信した店舗グループホスト
コンピュータ２０Ａの主制御部２１１Ａは、上記と同様
の処理を行う。

【０１３１】ユーザが、ユーザ端末５０においてマウス
・ポインタによって上記店舗位置情報画面８０中所望の
店舗の店舗標識８２をクリックすると（ＳＵ３０６）、
店舗情報サーバ１０Ａの主制御部１１１Ａは、クリック
された店舗の店舗ＩＤを含む店舗情報要求の情報を受信
し（ＳＩ３０９）、その店舗情報要求の情報を店舗グル
ープホストコンピュータ２０Ａに対して送信する（ＳＩ
３１０）。

【０１３２】店舗グループホストコンピュータ２０Ａ
は、上記店舗情報要求の情報を受信し（ＳＨ３０４）、
その店舗情報要求の情報に含まれる店舗ＩＤに該当する
店舗情報を店舗情報データベース２１６Ａから読み出し
（ＳＨ３０５）、店舗情報サーバ１０Ａに対してその店
舗情報を送信する（ＳＨ３０６）。

【０１３３】店舗情報サーバ１０Ａの主制御部１１１Ａ
は、上記店舗情報を受信したら（ＳＩ３１１）、当該店
舗情報に基づいて図１１に示すような店舗情報画面９０
を生成し、その店舗情報画面９０のデータをユーザ端末
５０に送信する（ＳＩ３１２）。その画面データを受信
したユーザ端末５０の表示装置には、ＷＷＷブラウザに
より店舗情報画面９０が表示される（ＳＵ３０７）。

【０１３４】ユーザは、上記店舗情報画面９０を閲覧し
て、表示されている店舗が所望の商品受取店舗であるか
否かを確認し、所望の商品受取店舗であると判断した場
合には、商品受取決定ボタン９３をクリックする。一
方、所望の商品受取店舗でないと判断した場合には、戻
るボタン９４をクリックして再度店舗位置情報画面８０
を表示させ、その店舗位置情報画面８０で別の店舗の店
舗標識８２をクリックして、当該店舗の店舗情報画面９
０を表示させる。

【０１３５】ユーザが、商品受取店舗を決定し、ユーザ
端末５０のマウス・ポインタによって店舗情報画面９０
の商品受取決定ボタン９３をクリックすると、商品受取
店舗情報がショッピングサーバ４０に送信される（ＳＵ
３０８）。

【０１３６】ショッピングサーバ４０は、上記商品受取
店舗情報を受信し（ＳＳ３０２）、ユーザＩＤおよび購
入商品のＩＤに関連付けて当該商品受取店舗の店舗ＩＤ
を所定の記憶装置に記憶し（ＳＳ３０３）、そして、商
品受取の完了画面のデータをユーザ端末５０に対して送
信する（ＳＳ３０４）。その画面データを受信したユー
ザ端末５０の表示装置は、ＷＷＷブラウザにより商品受
取の完了画面を表示する（ＳＵ３０９）。

【０１３７】ショッピングサーバ４０のオペレータは、
所定の記憶装置に記憶した上記ユーザＩＤ、購入商品Ｉ
Ｄおよび商品受取店舗ＩＤに基づく情報を取得すること
により、商品を購入したユーザ宛の当該購入商品を、商
品受取店舗に配送する。

【０１３８】以上説明した店舗情報提供システムによれ
ば、店舗情報サーバ１０は、店舗位置情報および店舗情
報を店舗グループホストコンピュータ２０から取得する
ことができるため、店舗位置情報および店舗情報を記憶
したデータベースを備える必要がない。したがって、上
記店舗情報提供システムによれば、店舗情報サーバ１０
および店舗グループホストコンピュータ２０において、
店舗位置情報を記憶したデータベースおよび店舗情報を
記憶したデータベースの重複を排除することができ、ひ
いては、店舗位置情報および店舗情報の更新作業につい
ての重複労力を排除するとともに、店舗サーバ１０およ
び店舗グループホストコンピュータ２０間での店舗の位
置情報の一致確認作業を不要とすることができる。

【０１３９】以上説明した実施形態は、本発明の理解を
容易にするために記載されたものであって、本発明を限
定するために記載されたものではない。したがって、上
記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲
に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

【０１４０】

【発明の効果】以上述べたように、本発明の第１（請求
項１〜８）によれば、店舗情報の更新作業についての重
複労力を排除し、かつサーバおよびホストコンピュータ
間での店舗情報の一致確認作業を不要とすることができ
る。また、本発明の第２（請求項９〜１６）によれば、
店舗の位置情報および／または店舗情報を記憶した記憶
手段の重複を排除することができる。さらに、本発明の
第３（請求項１７〜２４）によれば、紙等を使用するこ
となく、更新した店舗情報の正誤確認作業を簡単に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施形態による店舗情報提供システムの
構成図である。

【図２】同実施形態による店舗情報サーバおよび店舗グ
ループホストコンピュータの構成図である。

【図３】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グルー
プホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端末
およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図４】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グルー
プホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端末
およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図５】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グルー
プホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端末
およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図６】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グルー
プホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端末
およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図７】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グルー
プホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端末
およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートであ
る。

【図８】同実施形態による店舗情報確認画面の一例を示
す図である。

【図９】同実施形態による商品受取画面の一例を示す図
である。

【図１０】同実施形態による店舗位置情報画面の一例を
示す図である。

【図１１】同実施形態による店舗情報画面の一例を示す
図である。

【図１２】第２の実施形態による店舗情報サーバ、店舗
グループホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店
舗端末およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャー
トである。

【図１３】第３の実施形態による店舗情報提供システム
の構成図である。

【図１４】同実施形態による店舗情報サーバおよび店舗
グループホストコンピュータの構成図である。

【図１５】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グル
ープホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端
末およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートで
ある。

【図１６】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グル
ープホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端
末およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートで
ある。

【図１７】同実施形態による店舗情報サーバ、店舗グル
ープホストコンピュータ、ショッピングサーバ、店舗端
末およびユーザ端末の処理動作を示すフローチャートで
ある。

【符号の説明】

１０，１０Ａ…店舗情報サーバ １１１，１１１Ａ…主制御部 １１２，１１２Ａ…出力制御部 １１３，１１３Ａ…入力制御部 １１４ａ，１１４ｂ，１１４ｃ，１１４Ａａ，１１４Ａ
ｂ…記憶装置 １１５，１１５Ａ…メインプログラム １１６，１１６Ａ…地図データベース １１７…店舗情報データベース １１８…仮店舗情報データベース ２０，２０Ａ…店舗グループホストコンピュータ ２１１，２１１Ａ…主制御部 ２１２，２１２Ａ…出力制御部 ２１３，２１３Ａ…入力制御部 ２１４ａ，２１４ｂ，２１４Ａａ，２１４Ａｂ…記憶装
置 ２１５，２１５Ａ…メインプログラム ２１６，２１６Ａ…店舗情報データベース ３０…店舗端末 ４０…ショッピングサーバ ５０…ユーザ端末

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 有線および／または無線の通信回線を介
   して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サー
   バであって、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する
   店舗グループホストコンピュータから店舗情報を受信す
   る手段と、 前記店舗グループホストコンピュータから受信した店舗
   情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶している
   店舗情報を更新する手段とを備えたことを特徴とする店
   舗情報サーバ。
2. 【請求項２】 有線および／または無線の通信回線を介
   して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サー
   バであって、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 外部のコンピュータから受信した店舗情報または当該店
   舗情報サーバに対して入力された店舗情報に基づいて、
   前記店舗情報記憶手段に記憶している店舗情報を更新す
   る手段と、 前記店舗情報記憶手段から店舗情報を読み出して、店舗
   グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する店舗
   グループホストコンピュータまたは当該店舗グループホ
   ストコンピュータと通信可能なコンピュータに対して送
   信する手段とを備えたことを特徴とする店舗情報サー
   バ。
3. 【請求項３】 店舗グループに属する店舗の店舗情報を
   保守・管理する店舗グループホストコンピュータであっ
   て、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 有線および／または無線の通信回線を介して情報通信端
   末にて店舗情報を提供する店舗情報サーバから、店舗情
   報を受信する手段と、 前記店舗情報サーバから受信した店舗情報に基づいて、
   前記店舗情報記憶手段に記憶している店舗情報を更新す
   る手段とを備えたことを特徴とする店舗グループホスト
   コンピュータ。
4. 【請求項４】 店舗グループに属する店舗の店舗情報を
   保守・管理する店舗グループホストコンピュータであっ
   て、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 外部のコンピュータから受信した店舗情報または当該店
   舗グループホストコンピュータに対して入力された店舗
   情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶している
   店舗情報を更新する手段と、 前記店舗情報記憶手段から店舗情報を読み出して、有線
   および／または無線の通信回線を介して情報通信端末に
   て店舗情報を提供する店舗情報サーバまたは当該店舗情
   報サーバと通信可能なコンピュータに対して送信する手
   段とを備えたことを特徴とする店舗グループホストコン
   ピュータ。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の店舗情報サーバと、請
   求項４に記載の店舗グループホストコンピュータとを備
   えたことを特徴とする店舗情報登録システム。
6. 【請求項６】 請求項２に記載の店舗情報サーバと、請
   求項３に記載の店舗グループホストコンピュータとを備
   えたことを特徴とする店舗情報登録システム。
7. 【請求項７】 有線および／または無線の通信回線を介
   して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サー
   バと、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管
   理する店舗グループホストコンピュータとを利用して店
   舗情報を登録する方法であって、 外部のコンピュータから受信した店舗情報または前記店
   舗グループホストコンピュータに対して入力された店舗
   情報を前記店舗グループホストコンピュータの店舗情報
   記憶手段に記憶するステップと、 前記店舗グループホストコンピュータの店舗情報記憶手
   段から店舗情報を読み出して、前記店舗情報サーバに対
   して送信するステップと、 前記店舗グループホストコンピュータから受信した店舗
   情報を前記店舗情報サーバの店舗情報記憶手段に記憶す
   るステップとを備えたことを特徴とする店舗情報登録方
   法。
8. 【請求項８】 有線および／または無線の通信回線を介
   して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サー
   バと、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管
   理する店舗グループホストコンピュータとを利用して店
   舗情報を登録する方法であって、 外部のコンピュータから受信した店舗情報または店舗情
   報サーバに対して入力された店舗情報を当該店舗情報サ
   ーバの店舗情報記憶手段に記憶するステップと、 前記店舗情報サーバの店舗情報記憶手段から店舗情報を
   読み出して、前記店舗グループホストコンピュータに対
   して送信するステップと、 前記店舗情報サーバから受信した店舗情報を前記店舗グ
   ループホストコンピュータの店舗情報記憶手段に記憶す
   るステップとを備えたことを特徴とする店舗情報登録方
   法。
9. 【請求項９】 有線および／または無線の通信回線を介
   して情報通信端末にて店舗位置情報を提供する店舗情報
   サーバであって、 地図情報を記憶した地図情報記憶手段と、 情報通信端末からの要求に応じて、店舗グループに属す
   る店舗の店舗情報を保守・管理する店舗グループホスト
   コンピュータに対して１または２以上の店舗の位置情報
   を要求する手段と、 前記店舗グループホストコンピュータから受信した１ま
   たは２以上の店舗の位置情報を地図とともに前記情報通
   信端末に表示させる手段とを備えたことを特徴とする店
   舗情報サーバ。
10. 【請求項１０】 店舗グループに属する店舗の店舗情報
    を保守・管理する店舗グループホストコンピュータであ
    って、 店舗の位置情報を記憶した位置情報記憶手段と、 有線および／または無線の通信回線を介して情報通信端
    末にて店舗位置情報を提供する店舗情報サーバからの要
    求に応じて、１または２以上の店舗の位置情報を前記位
    置情報記憶手段から読み出し、前記店舗情報サーバに対
    して送信する手段とを備えたことを特徴とする店舗グル
    ープホストコンピュータ。
11. 【請求項１１】 請求項９に記載の店舗情報サーバと、
    請求項１０に記載の店舗グループホストコンピュータと
    を備えたことを特徴とする店舗情報提供システム。
12. 【請求項１２】 有線および／または無線の通信回線を
    介して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サ
    ーバと、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・
    管理する店舗グループホストコンピュータとを利用して
    店舗情報を提供する方法であって、 情報通信端末からの要求に応じて、前記店舗グループホ
    ストコンピュータに対して、１または２以上の店舗の位
    置情報を要求するステップと、 前記店舗グループホストコンピュータの位置情報記憶手
    段から読み出された１または２以上の店舗の位置情報を
    受信するステップと、 前記受信した１または２以上の店舗の位置情報を地図と
    ともに前記情報通信端末に表示させるステップとを備え
    たことを特徴とする店舗情報提供方法。
13. 【請求項１３】 有線および／または無線の通信回線を
    介して情報通信端末にて店舗位置情報を提供する店舗情
    報サーバであって、 情報通信端末からの要求に応じて、１または２以上の店
    舗の位置情報を、地図上において指示可能な店舗標識と
    して当該情報通信端末に表示させる手段と、 情報通信端末にて前記店舗標識が指示された場合に、店
    舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・管理する店
    舗グループホストコンピュータに対して、当該指示され
    た店舗標識に係る店舗の店舗情報を要求する手段と、 前記店舗グループホストコンピュータから受信した店舗
    情報を、前記情報通信端末に表示させる手段とを備えた
    ことを特徴とする店舗情報サーバ。
14. 【請求項１４】 店舗グループに属する店舗の店舗情報
    を保守・管理する店舗グループホストコンピュータであ
    って、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 有線および／または無線の通信回線を介して情報通信端
    末にて店舗位置情報を提供する店舗情報サーバからの要
    求に応じて、当該要求に係る店舗情報を前記店舗情報記
    憶手段から読み出し、前記店舗情報サーバに対して送信
    する手段とを備えたことを特徴とする店舗グループホス
    トコンピュータ。
15. 【請求項１５】 請求項１３に記載の店舗情報サーバ
    と、請求項１４に記載の店舗グループホストコンピュー
    タとを備えたことを特徴とする店舗情報提供システム。
16. 【請求項１６】 有線および／または無線の通信回線を
    介して情報通信端末にて店舗情報を提供する店舗情報サ
    ーバと、店舗グループに属する店舗の店舗情報を保守・
    管理する店舗グループホストコンピュータとを利用して
    店舗情報を提供する方法であって、 情報通信端末からの要求に応じて、１または２以上の店
    舗の位置情報を、地図上において指示可能な店舗標識と
    して当該情報通信端末に表示させるステップと、 情報通信端末にて前記店舗標識が指示された場合に、前
    記店舗グループホストコンピュータに対して、当該指示
    された店舗標識に係る店舗の店舗情報を要求するステッ
    プと、 前記店舗グループホストコンピュータの店舗情報記憶手
    段から読み出された店舗情報を受信するステップと、 前記受信した店舗情報を、前記情報通信端末に表示させ
    るステップとを備えたことを特徴とする店舗情報提供方
    法。
17. 【請求項１７】 有線および／または無線の通信回線を
    介して情報通信端末にて店舗情報を確認させることので
    きる店舗情報確認システムであって、 店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、 店舗情報を確認するための店舗毎にユニークなリンク情
    報を店舗に対して報知する手段と、 前記リンク情報に基づいてアクセスしてきた情報通信端
    末に対して、当該リンク情報に対応する店舗情報を表示
    させる手段とを備えたことを特徴とする店舗情報確認シ
    ステム。
18. 【請求項１８】 前記店舗情報を表示させた情報通信端
    末から修正情報を受信する手段と、 前記受信した修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手
    段に記憶された店舗情報を修正する手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項１７に記載の店舗情報確認シ
    ステム。
19. 【請求項１９】 前記店舗情報を表示させた情報通信端
    末から、確認情報または修正情報を受信する手段と、 前記受信した確認情報または修正情報を仮の店舗情報記
    憶手段に記憶する手段と、 店舗情報の管理者に、前記確認情報または修正情報に基
    づく店舗情報の確認を促す手段と、 前記店舗情報の管理者による確認の入力がなされたら、
    前記仮の店舗情報記憶手段に記憶された確認情報または
    修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶され
    た店舗情報を更新する手段とをさらに備えたことを特徴
    とする請求項１７に記載の店舗情報確認システム。
20. 【請求項２０】 前記リンク情報に基づくアクセスを許
    可または禁止する手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項１７〜１９に記載の店舗情報確認システム。
21. 【請求項２１】 有線および／または無線の通信回線を
    介して情報通信端末にて店舗情報を確認させることので
    きる店舗情報確認方法であって、 店舗情報を確認するための店舗毎にユニークなリンク情
    報を店舗に対して報知するステップと、 前記リンク情報に基づいてアクセスしてきた情報通信端
    末に対して、当該リンク情報に対応する店舗情報を表示
    させるステップとを備えたことを特徴とする店舗情報確
    認方法。
22. 【請求項２２】 前記店舗情報を表示させた情報通信端
    末から修正情報を受信するステップと、 前記受信した修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手
    段に記憶された店舗情報を修正するステップとをさらに
    備えたことを特徴とする請求項２１に記載の店舗情報確
    認方法。
23. 【請求項２３】 前記店舗情報を表示させた情報通信端
    末から、確認情報または修正情報を受信するステップ
    と、 前記受信した確認情報または修正情報を仮の店舗情報記
    憶手段に記憶するステップと、 店舗情報の管理者に、前記確認情報または修正情報に基
    づく店舗情報の確認を促すステップと、 前記店舗情報の管理者による確認の入力がなされたら、
    前記仮の店舗情報記憶手段に記憶された確認情報または
    修正情報に基づいて、前記店舗情報記憶手段に記憶され
    た店舗情報を更新するステップとをさらに備えたことを
    特徴とする請求項２１に記載の店舗情報確認方法。
24. 【請求項２４】 前記リンク情報に基づくアクセスを許
    可または禁止するステップをさらに備えたことを特徴と
    する請求項２１〜２３のいずれかに記載の店舗情報確認
    方法。