JP2022006672A - 決済情報出力装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022006672000001
【課題】決済情報をユーザがチェックしやすい態様で出力する。
【解決手段】ユーザに対応付けられた行動履歴情報を取得する行動履歴情報取得部と、ユーザに対応付けられた決済情報の履歴を取得する決済情報取得部と、行動履歴情報と、決済情報の履歴とに基づいて、決済情報のそれぞれに、注意喚起の内容が異なる少なくとも2つ以上の属性のうちの、1つの属性を対応付ける属性付与部と、決済情報のそれぞれを、それぞれに対応付けられた属性が分かる態様で、行動履歴情報に対応付けて出力する出力部とを備える、決済情報出力装置が開示される。
【選択図】図4A

Description

本開示は、決済情報出力装置に関する。
IC(Integrated Circuit)カードの利用履歴情報に基づいて、ICカードを利用した施設を表す地図を出力する技術が知られている。
特開2009-266172号公報
ところで、近年では、商取引の態様が多様化し、決済方法も多様化している。また、電子決済の広がりに伴い、現金以外によるユーザの決済回数も増えつつある。このような状況下では、不正利用等を防止する観点から、決済情報をユーザがチェックしやすい態様で出力することの有用性が増す。この点、上記のような従来技術では、単に所定範囲内の地図内に、ICカードを利用した加盟店が示されるだけであるので、多様な決済情報をユーザがチェックすることが難しい。
そこで、1つの側面では、本発明は、決済情報をユーザがチェックしやすい態様で出力することを目的とする。
(1)1つの態様は、ユーザに対応付けられた行動履歴情報を取得する行動履歴情報取得部と、
前記ユーザに対応付けられた決済情報の履歴を取得する決済情報取得部と、
前記行動履歴情報と、前記決済情報の履歴とに基づいて、前記決済情報のそれぞれに、注意喚起の内容が異なる少なくとも2つ以上の属性のうちの、1つの属性を対応付ける属性付与部と、
前記決済情報のそれぞれを、それぞれに対応付けられた前記属性が分かる態様で、前記行動履歴情報に対応付けて出力する出力部とを備える、決済情報出力装置である。
(2)上記の態様において、好ましくは、前記出力部は、前記行動履歴情報を線表現で出力し、前記決済情報を点表現で出力することを特徴とする。
(3)上記の態様において、好ましくは、前記行動履歴情報は、前記ユーザに対応付けられた携帯端末から取得される端末位置情報を含み、
前記決済情報は、決済が行われた位置を表す決済位置情報と、決済時刻を表す決済時刻情報のうちの少なくともいずれか一方を含み、
前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、前記決済情報と前記行動履歴情報との整合性を、位置及び時刻の双方の要素又はいずれか一方の要素に基づいて判断し、判断した前記整合性に応じた前記属性を対応付け、
前記出力部は、地図表示上に、前記行動履歴情報と、前記決済情報のそれぞれの前記決済位置情報と、前記決済情報のそれぞれの前記属性を表す情報とを、出力することを特徴とする。
(4)上記の態様において、好ましくは、前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、決済が行われた時刻での場所に関する前記整合性を、前記行動履歴情報と前記決済位置情報と前記決済時刻情報とに基づいて判断することを特徴とする。
(5)上記の態様において、好ましくは、前記行動履歴情報は、前記ユーザに対応付けられたインターネット上のアクセスサイト情報を含み、
前記決済情報は、決済が行われたインターネット上のサイトを表す決済サイト情報と、決済時刻を表す決済時刻情報のうちの少なくともいずれか一方を含み
前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、前記決済情報と前記行動履歴情報との整合性を、サイト及び時刻の双方の要素又はいずれか一方の要素に基づいて判断し、判断した前記整合性に応じた前記属性を対応付け、
前記出力部は、前記アクセスサイト情報と、前記決済情報のそれぞれの前記決済サイト情報と、前記決済情報のそれぞれの前記属性を表す情報とを、出力することを特徴とする。
(6)上記の態様において、好ましくは、前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、決済が行われた時刻でのサイトに関する前記整合性を、前記行動履歴情報と前記決済サイト情報と前記決済時刻情報とに基づいて判断することを特徴とする。
(7)上記の態様において、好ましくは、前記出力部は、比較的低い前記整合性に応じた前記属性が対応付けられた前記決済情報と、比較的高い前記整合性に応じた前記属性が対応付けられた前記決済情報とを、異なる色で表示することを特徴とする。
(8)上記の態様において、好ましくは、前記出力部は、出力した前記決済情報のうちの、1つ以上の決済情報に対する選択操作に基づいて、該1つ以上の決済情報の詳細を出力することを特徴とする。
(9)上記の態様において、好ましくは、当該決済情報出力装置は、サーバのみにより、ユーザ端末に実装されるアプリケーションプログラムのみにより、又は、サーバとユーザ端末に実装されるアプリケーションプログラムとの組み合わせにより実現される。
1つの側面では、本発明によれば、決済情報をユーザがチェックしやすい態様で出力することが可能となる。
一実施例による決済情報出力システムの全体構成の概略図である。 決済情報処理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末及び決済情報処理サーバの機能ブロック図である。 決済情報の出力例を示す図である。 決済情報の他の出力例を示す図である。 決済情報の他の出力例を示す図である。 行動履歴情報データベース内の行動履歴情報データの説明図である。 決済情報データベース内の決済情報の履歴データの説明図である。 携帯端末と、決済情報処理サーバと、決済管理サーバとの間の情報のやり取りを示す処理の概略的な説明図である。 図7の属性対応付け処理(ステップS704)の一例を示す概略フローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による決済情報出力システム1の全体構成の概略図である。
決済情報出力システム1は、ユーザ端末である携帯端末21と、決済情報処理サーバ100とを含む。携帯端末21及び決済情報処理サーバ100は、ネットワーク4を介して接続される。携帯端末21及び決済情報処理サーバ100は、ネットワーク4を介して通信が可能である。以下では、特に言及しない限り、ユーザとは、ある1つ以上の携帯端末21に対応付けられた一のユーザを指す。
ネットワーク4は、インターネット、WAN(Wide Area Network)、無線通信網、有線ネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせ等を含んでもよい。なお、ネットワーク4には、仮想店舗サーバ31や決済管理サーバ91が接続されている。仮想店舗サーバ31は、後述する各種サイト(仮想店舗)を運営するサーバであってよい。
携帯端末21は、例えばスマートフォンや携帯電話であるが、ウェアラブル端末(例えばスマートウォッチ、リング等)、リモコン等であってもよい。
携帯端末21は、GPS(Global Positioning System)受信機23を内蔵する。GPS受信機23は、衛星からの電波に基づいて携帯端末21の位置を算出し、位置情報(端末位置情報)を生成する。なお、位置情報の情報源はGPS情報に限らない。携帯電話の基地局や、Wi-Fiを用いて位置情報を取得する方法が利用されてもよい。
携帯端末21は、表示部24を備える。表示部24は、液晶ディスプレイや、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等であってよい。
携帯端末21は、本実施例に係るアプリケーション(以下、「忠敬アプリ」と称する)をインストールしている。以下で説明する携帯端末21は、忠敬アプリが実行されることで実現される。忠敬アプリは、利用条件として、ユーザ情報(ユーザID)等の登録を必要とされてもよい。以下では、ユーザに対応付けられた携帯端末21とは、同ユーザに係るユーザIDでログインされた忠敬アプリが動作する携帯端末21を意味する。
決済情報処理サーバ100は、サーバの形態であり、例えばサーバコンピュータにより形成される。決済情報処理サーバ100は、複数のサーバコンピュータにより実現されてもよい。例えば、決済情報処理サーバ100は、互いに異なる場所に配置された複数のサーバコンピュータが協動することで実現されてもよい。
図2は、決済情報処理サーバ100のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、携帯端末21のハードウェア構成は、上述したGPS受信機23や表示部24を含む点以外は、決済情報処理サーバ100のハードウェア構成と同様であってよい。
図2に示す例では、決済情報処理サーバ100は、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、ドライブ装置104、ネットワークI/F部106、及び入力部107を含む。
制御部101は、主記憶部102や補助記憶部103に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力部107や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、記憶装置などに出力する。
主記憶部102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などである。主記憶部102は、制御部101が実行する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部103は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置104は、記録媒体105、例えばフレキシブルディスクからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。
記録媒体105は、所定のプログラムを格納する。この記録媒体105に格納されたプログラムは、ドライブ装置104を介して決済情報処理サーバ100にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、決済情報処理サーバ100により実行可能となる。
ネットワークI/F部106は、ネットワーク4を介して接続された通信機能を有する周辺機器や携帯端末21等と決済情報処理サーバ100とのインターフェースである。
入力部107は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウスやタッチパッド等を有する。
なお、図2に示す例において、以下で説明する各種処理等は、プログラムを決済情報処理サーバ100に実行させることで実現することができる。また、プログラムを記録媒体105に記録し、このプログラムが記録された記録媒体105を決済情報処理サーバ100に読み取らせて、以下で説明する各種処理等を実現させることも可能である。なお、記録媒体105は、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。例えば、記録媒体105は、CD(Compact Disc)-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等であってよい。
図3は、携帯端末21及び決済情報処理サーバ100の機能ブロック図である。以下では、上述と同様、特に言及しない限り、一のユーザに関する処理を説明するが、他のユーザに関する処理も同様である。
まず、決済情報処理サーバ100の機能について説明してから、携帯端末21の機能を説明する。なお、以下で説明する決済情報処理サーバ100の機能の一部又は全部は携帯端末21により実現されてもよいし、携帯端末21の機能の一部は決済情報処理サーバ100により実現されてもよい。
決済情報処理サーバ100は、図3に示すように、行動履歴情報取得部150と、決済情報取得部152と、属性付与部154と、出力部156と、行動履歴情報データベース158と、決済情報データベース160とを含む。なお、行動履歴情報取得部150、決済情報取得部152、属性付与部154、及び出力部156は、図2に示した制御部101が主記憶部102のような記憶装置に記憶された1つ以上のプログラムを実行することで実現できる。行動履歴情報データベース158及び決済情報データベース160は、図2に示した補助記憶部103により実現できる。
行動履歴情報取得部150は、ユーザに対応付けられた行動履歴情報を取得する。行動履歴情報は、ユーザの行動履歴を表す情報である。行動履歴情報取得部150は、取得した行動履歴情報を行動履歴情報データベース158に記憶する。なお、行動履歴情報取得部150は、ユーザに対応付けられた携帯端末21から、リアルタイムに行動履歴情報を取得してもよいし、所定時間分だけまとめて行動履歴情報を取得してもよい。
本実施例では、行動履歴情報は、一例として、ユーザに対応付けられた携帯端末21(忠敬アプリ)から取得される端末位置情報とアクセスサイト情報とを含む。アクセスサイト情報は、忠敬アプリがインストールされた携帯端末21でアクセスしたインターネット上のWEBサイトを表す。
決済情報取得部152は、ユーザに対応付けられた決済情報の履歴を取得する。決済情報取得部152は、例えば決済管理サーバ91(図1参照)から決済情報の履歴を取得する。決済管理サーバ91は、例えばクレジットカード会社や金融機関が運営するサーバである。決済管理サーバ91は、会社や機関ごとに設けられてよい。決済情報取得部152は、取得した決済情報の履歴を、決済情報データベース160に記憶する。なお、決済情報取得部152は、新たな決済情報が生成されるごとに決済情報の履歴を取得してもよいし、所定時間分だけまとめて決済情報の履歴を取得してもよい。
決済情報は、決済ごとに、決済金額等の情報の他、決済位置情報又は決済サイト情報と、決済時刻情報とを含む。
決済位置情報は、緯度・経度のような座標情報であってもよいし、住所情報であってもよいし、店名のような間接的な情報であってもよい。
決済サイト情報は、ドメインや、URL、IPアドレス等のような、インターネット上のアドレス情報であってよい。
決済時刻情報は、好ましくは、分のオーダ(粒度)であり、例えば何月何日何時何分のような情報である。ただし、変形例では、決済時刻情報は、秒や日のような他のオーダであってもよい。
属性付与部154は、行動履歴情報データベース158内の行動履歴情報データと、決済情報データベース160内の決済情報の履歴データとに基づいて、決済情報のそれぞれに、注意喚起の内容が異なる少なくとも2つ以上の属性のうちの、1つの属性を対応付ける。
ここで、一の決済情報には、上述のように、位置と時刻の2つの情報が紐付けられる。決済は、ユーザにより実行されていることから、同ユーザの行動履歴に有意に関連する。
本実施例では、この点を利用し、行動履歴情報と決済情報の履歴とを突き合わせることで、各決済情報に、注意喚起の内容が異なる属性を対応付ける。すなわち、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、決済情報と行動履歴情報との整合性を、位置及び時刻の双方の要素に基づいて判断し、判断した整合性に応じた属性を対応付ける。
注意喚起の内容は、決済に関する注意喚起の内容であり、本実施例では、一例として、以下の3つの内容(属性)である。
第1属性:決済位置(又は決済サイト)に整合性がない(すなわち乖離がある)。
第2属性:決済時刻に整合性がない。
第3属性:決済位置(又は決済サイト)及び決済時刻のいずれにも整合性がある。
なお、この場合、第1属性及び第2属性は、注意喚起度が比較的高い属性であり、第3属性は、注意喚起度が低い属性であるということができる。
具体的には、例えば、一の決済情報が、2020年1月3日午後6時35分に、位置Aで実行された決済を表す場合において、行動履歴情報の端末位置情報が、2020年1月3日午後6時35分に、位置Aに滞在した行動を表す場合、当該一の決済情報に係る決済は、ユーザにより実行された可能性が高い。この場合、当該一の決済情報には、第3属性が対応付けられる。
他方、一の決済情報が、2020年1月3日午後6時35分に、位置Aで実行された決済を表す場合において、行動履歴情報の端末位置情報が、2020年1月3日午後6時35分に、位置Aから離れた位置Bに滞在した行動を表す場合、当該一の決済情報に係る決済は、ユーザとは別の者により実行された可能性がある。この場合、当該一の決済情報には、第1属性が対応付けられる。
また、一の決済情報が、2020年1月3日午後8時35分に、位置Aで実行された決済を表す場合において、行動履歴情報の端末位置情報が、2020年1月3日午後6時35分に、位置Aに滞在した行動を表す場合、当該一の決済情報に係る決済は、ユーザとは別の者により実行された可能性がある。この場合、当該一の決済情報には、第2属性が対応付けられる。
なお、ここでは、行動履歴情報の端末位置情報について説明したが、行動履歴情報のアクセスサイト情報についても同様である。
例えば、一の決済情報が、2020年1月3日午後6時35分に、サイトA(仮想店舗A)で実行された決済を表す場合において、行動履歴情報のアクセスサイト情報が、2020年1月3日午後6時35分に、サイトAに滞在した行動(ログ)を表す場合、当該一の決済情報に係る決済は、ユーザにより実行された可能性が高い。この場合、当該一の決済情報には、第3属性が対応付けられる。第1属性及び第2属性についても同様である。
このようにして、本実施例では、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、行動履歴情報の端末位置情報と決済情報の決済位置情報とに基づいて、決済が行われた時刻での場所(物理的な場所であり、例えば実店舗の場所)に関する整合性を、判断する。また、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、行動履歴情報のアクセスサイト情報と決済情報の決済サイト情報とに基づいて、決済が行われた時刻でのサイト(インターネット上のサイトであり、例えば仮想店舗のサイト)に関する整合性を、判断する。なお、変形例では、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、決済が行われた時刻での場所(物理的な場所)に関する整合性と、決済が行われた時刻でのサイト(インターネット上のサイト)に関する整合性のうちの、いずれか一方の整合性のみを判断してもよい。
出力部156は、携帯端末21を介して決済情報を出力する。具体的には、出力部156は、決済情報のそれぞれを、それぞれに対応付けられた属性が分かる態様で、行動履歴情報に対応付けて出力する。具体的には、出力部156は、例えば表示画面用の出力データを、対応する携帯端末21に送信する。この場合、携帯端末21は、表示画面用の出力データに基づいて、決済情報のそれぞれを、それぞれに対応付けられた属性が分かる態様で、行動履歴情報に対応付けて出力する。
例えば、出力部156は、図4A及び図4Bに示すように、携帯端末21上で、行動履歴情報が線表現で出力されかつ決済情報が点表現で出力されるように、表示画面用の出力データを生成してもよい。図4A及び図4Bでは、携帯端末21の表示部24に出力される画像G40、G41Bが示される。
図4Aの場合、画像G40は、地図画像G400を背景として、行動履歴情報の端末位置情報の履歴(軌跡)が線表現R400で示され、決済情報が点表現P1、P2、P3で示される。なお、地図画像G400は、別の地図アプリケーションの画像が利用されてもよい。また、線表現R400は、一筆書きの線表現であるが、点線(点の集合)や破線のような他の線表現であってもよい。決済情報は、決済位置情報に基づいて、地図上の、対応する位置に対応付けて表示される。この場合、点表現P3に係る決済情報は、第1属性(決済位置に整合性がない)が対応付けられている。これにより、ユーザは、線表現R400と、点表現P1、P2、P3との間の位置関係を地図画像G400上で直感的に把握でき、その結果、第1属性が対応付けられている決済情報を容易に把握できる。すなわち、決済情報のチェックが容易となる。例えば、図4Aに示す例では、点表現P1、P2は、線表現R400上又はそれに近接するのに対して、点表現P3は、線表現R400から外れている。このようにして、点表現P3に係る決済情報は、第1属性(決済位置に整合性がない)が対応付けられた決済情報であることを、ユーザは容易に理解できる。
また、図4Aでは、点表現P1、P2、P3は、“○”又は“×”のマークで表現されている。この場合、マーク“○”は、第3属性が対応付けられている決済情報であることを表し、マーク“×”は、第1属性又は2が対応付けられている決済情報であることを表す。なお、上述のように点表現P3は、第1属性が対応付けられており、それゆえに、マーク“×”で表現されている。一方、点表現P1は、第3属性が対応付けており、それゆえに、マーク“○”で表現されている。他方、点表現P2は、第2属性が対応付けており、それゆえに、点表現P2は、線表現R400上又はそれに近接するにもかかわらず、マーク“×”で表現されている。このようにして、点表現P1に係る決済情報は、第3属性(決済位置と決済時刻に整合性がある)が対応付けられた決済情報であることや、点表現P2に係る決済情報は、第2属性(決済時刻に整合性がない)が対応付けられた決済情報であることを、ユーザは容易に理解できる。
また、図4Bの場合、2010年1月20日に関して、画像G41は、インターネットに係るサイト地図画像G401を背景として、行動履歴情報のアクセスサイト情報の履歴(軌跡)が線表現R400A(線表現R401、R402)で示され、決済情報が点表現P4、P5、P6で示される。この場合、線表現R400A(線表現R401、R402)は、ユーザがサイトBに11:00から12:00までと、14:00から15:00までアクセスしていたことを表す。なお、インターネットに係るサイト地図画像G401は、図4Bに示すように、単に各サイト(アクセス履歴のあるサイト)を上下方向に並べた態様であってよい。換言すると、サイト地図画像G401は、横方向に時系列を表し、縦方向に各サイトを表す。決済情報は、決済サイト情報及び決済時刻情報に基づいて、サイト地図画像G401上の、対応する位置及び時刻に対応付けて表示される。これにより、ユーザは、線表現R400Aと、点表現P4、P5、P6との間の位置関係をサイト地図画像G401上で直感的に把握でき、その結果、第1属性が対応付けられている決済情報を容易に把握できる。すなわち、決済情報のチェックが容易となる。例えば、図4Bに示す例では、点表現P4、P5は、サイトBに係る線表現R400A上に位置するのに対して、点表現P6は、線表現R400Aから外れている。このようにして、点表現P6に係る決済情報は、第1属性(決済位置に整合性がない)が対応付けられた決済情報であることを、ユーザは容易に理解できる。
また、図4Bでは、点表現P4、P5、P6は、“○”又は“×”のマークで表現されている。この場合、マーク“○”は、第3属性が対応付けられている決済情報であることを表し、マーク“×”は、第1属性又は2が対応付けられている決済情報であることを表す。なお、上述のように点表現P6は、第1属性が対応付けられており、それゆえに、マーク“×”で表現されている。一方、点表現P4は、第3属性が対応付けており、それゆえに、マーク“○”で表現されている。他方、点表現P5は、第2属性が対応付けており、それゆえに、点表現P5は、線表現R400A上に位置するにもかかわらず(ただし、線表現R401、R402上には位置していない)、マーク“×”で表現されている。このようにして、点表現P4に係る決済情報は、第3属性(決済位置と決済時刻に整合性がある)が対応付けられた決済情報であることや、点表現P5に係る決済情報は、第2属性(決済時刻に整合性がない)が対応付けられた決済情報であることを、ユーザは容易に理解できる。
なお、図4A及び図4Bは、あくまで一例として、特定の、決済情報の出力態様を示すが、これに限られない。決済情報は、対応付けられた属性(第1属性、第2属性、及び第3属性の相違)が直接的(明示的)又は間接的に分かる態様であれば、任意の態様で出力されてもよい。例えば、図4Bでは、線表現R400Aは、線表現R401、R402が途切れた線表現(すなわち点線又は破線の表現)であるが、線表現R401、R402の部分だけが他の部分と異なる態様(例えば色が違う態様)で、途切れない線表現であってもよい。
また、図4A及び図4Bでは、第1属性又は第2属性が対応付けられる決済情報と、第3属性が対応付けられる決済情報とは、マーク“×”及びマーク“○”がそれぞれ対応付けられることで、属性がわかりやすく表示されているが、これに限られない。例えば、第1属性又は第2属性が対応付けられる決済情報と、第3属性が対応付けられる決済情報とは、異なる色が対応付けられることで、属性がわかりやすく表示されてもよい。例えば、第1属性又は第2属性が対応付けられる決済情報に係る点表現には、注意喚起度の高い赤色が付されてもよく、注意喚起度の低い色(例えば緑色や青色)が付されてもよい。あるいは、第1属性又は第2属性が対応付けられる決済情報に係る点表現は、点滅されることで強調されてもよい。あるいは、それぞれの属性の説明(例えば第1属性の場合は、“位置が整合していません!”等のメッセージ)が併せて出力されてもよい。また、第1属性又は第2属性の違いが分かる態様で表示されてもよい。
また、出力部156は、出力した決済情報のうちの、一の決済情報に対するユーザによる選択操作に基づいて、該一の決済情報の詳細を出力してもよい。例えば、図4Cは、図4Aに示す画面において、点表現P2に係る決済情報に対してユーザによる選択操作が実現された場合の出力例を示す。なお、ユーザによる選択操作は、表示部24に対するタッチ操作(タップ操作)等により実現されてもよい。この場合、出力部156は、点表現P2に係る決済情報に係る詳細情報を携帯端末21に送信する。図4Cでは、携帯端末21の表示部24上には、吹き出し画像G404が画像G40に重畳される態様で出力されている。この場合、吹き出し画像G404は、詳細情報を文字等により含んでよい。これにより、ユーザは、気になる決済情報を選択するだけで詳細情報を見ることができ、決済情報のチェックが容易となる。
行動履歴情報データベース158には、行動履歴情報のデータが記憶される。行動履歴情報のデータは、ユーザに対応付けて、ユーザごとに抽出可能な態様で記憶される。また、行動履歴情報のデータは、特定期間ごとに抽出可能な態様で記憶される。図5には、行動履歴情報データベース158内の行動履歴情報のデータの例が示される。なお、図5(図6も同様)において、“***”は何らかの情報が格納されている状態を表し、“・・・”は同様の情報が格納されていることを表す。図5では、情報500は、ある一日(2010年1月20日)における端末位置情報を示す。なお、情報500は、図4Aに示すような線表現R400のような表現を形成できる限り任意であり、端末位置情報の変化や差分だけを示す情報であってもよい。また、図5では、情報501は、同一日(2010年1月20日)におけるアクセスサイト情報を示す。なお、情報501は、図4Bに示すような線表現R400Aのような表現を形成できる限り任意であり、また、表すサイトの粒度(例えば階層構造やツリー構造を有するサイトの場合、どの階層まで表すか)も任意であってもよい。
決済情報データベース160には、決済情報の履歴データが記憶される。決済情報の履歴データは、ユーザに対応付けて、ユーザごとに抽出可能な態様で記憶される。また、決済情報の履歴データは、特定期間ごとに抽出可能な態様で記憶される。図6には、決済情報データベース160内の決済情報の履歴データの例が示される。図6では、情報600は、ある一日(2010年1月20日)における決済位置情報を示す。なお、情報600は、図4Aに示すような点表現P1、P2、P3のような表現を形成できる限り任意である。また、図5では、情報601は、同一日(2010年1月20日)における決済サイト情報を示す。なお、情報601は、図4Bに示すような点表現P4、P5、P6のような表現を形成できる限り任意であり、また、表すサイトの粒度も任意であってもよい。
次に、携帯端末21の機能を説明する。なお、上述したように、携帯端末21の機能は、携帯端末21にインストールされた忠敬アプリにより実現される。
携帯端末21は、図3に示すように、行動履歴情報生成部210と、行動履歴情報送信部212と、出力データ取得部214と、決済情報表示処理部216とを含む。
行動履歴情報生成部210は、GPS受信機23からの情報に基づいて、端末位置情報を生成する。また、行動履歴情報生成部210は、携帯端末21のログ情報に基づいて、アクセスサイト情報を生成する。
行動履歴情報送信部212は、行動履歴情報生成部210により生成された行動履歴情報を決済情報処理サーバ100に送信する。例えば、行動履歴情報送信部212は、ユーザからの入力(要求)に応答して、行動履歴情報を決済情報処理サーバ100に送信してもよいし、ユーザからの入力とは無関係に自動的に(例えば週ごとに)、行動履歴情報を決済情報処理サーバ100に送信してもよい。
出力データ取得部214は、決済情報処理サーバ100から、上述した表示画面用の出力データを取得(受信)する。例えば、出力データ取得部214は、ユーザからの入力(要求)に応答して、表示画面用の出力データを決済情報処理サーバ100から取得してもよいし、ユーザからの入力とは無関係に自動的に(例えば週ごとに)、表示画面用の出力データを決済情報処理サーバ100から取得してもよい。
決済情報表示処理部216は、出力データ取得部214により取得された表示画面用の出力データに基づいて、所定期間の決済情報を携帯端末21の表示部24上に出力する(図4Aから図4C参照)。
このようにして、本実施例によれば、行動履歴情報と決済情報の履歴とを突き合わせることで、各決済情報に、注意喚起の内容が異なる属性を対応付けることができる。そして、各決済情報を、それぞれに対応付けられた属性が分かる態様で出力できる。これにより、ユーザは、各決済情報を、それに対応付けられた属性に基づいてチェックできるので、チェックが容易となる。例えば、ユーザは、第1属性又は第2属性が対応付けられた決済情報を一目で把握(発見)できる。これにより、ユーザは、第1属性又は第2属性が対応付けられた決済情報の詳細を調べる等により、不正利用の有無を判断できる。このようにして、決済情報が多数存在する場合でも、ユーザは、それぞれの決済情報に対応付けられた属性に基づいて、チェックすべき決済情報を限定できるので、効率的なチェックを実現できる。
次に、図7及び図8を参照して、本実施例の決済情報出力システム1の動作例について説明する。
図7は、携帯端末21と、決済情報処理サーバ100と、決済管理サーバ91との間の情報のやり取りを示す処理の概略的な説明図である。なお、図7の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
ステップS700では、携帯端末21は、決済情報処理サーバ100に行動履歴情報を送信する。なお、この送信は、決済情報処理サーバ100からの要求に応じて実現されてもよいし、ユーザからの要求に応じて実現されてもよいし、所定条件の成立に基づいて自動的に実現されてもよい。
ステップS702では、決済管理サーバ91は、決済情報処理サーバ100に決済情報の履歴を送信する。なお、この送信は、決済情報処理サーバ100からの要求に応じて実現されてもよいし、ユーザからの要求に応じて実現されてもよいし、所定条件の成立に基づいて自動的に実現されてもよい。
ステップS704では、決済情報処理サーバ100は、ステップS702で得た決済情報の履歴と、ステップS700で得た行動履歴情報とに基づいて、両者を付き合わせることで、各決済情報に属性を対応付ける。この処理(以下、「属性対応付け処理」とも称する)の具体例は、図8を参照して後述する。
ステップS706では、決済情報処理サーバ100は、ステップS704で得た属性対応付け処理の結果に基づいて、各属性が対応付けられた各決済情報を含む表示画面用の出力データを生成する。
ステップS708では、決済情報処理サーバ100は、ステップS706で生成した表示画面用の出力データを携帯端末21に送信する。
ステップS710では、携帯端末21は、決済情報処理サーバ100から受信した表示画面用の出力データに基づいて、決済情報を上述したように表示部24上に表示する(図4A及び図4B参照)。なお、この際、携帯端末21は、ユーザからの選択に応じて、図4A及び図4Bに示すように、実店舗に係る決済情報と、仮想店舗に係る決済情報のうちの、選択された一方だけを表示してもよい。
ステップS712では、携帯端末21は、ユーザからの1つ以上の決済情報に対する選択操作に応答して、当該1つ以上の決済情報の詳細情報の要求を決済情報処理サーバ100に送信する。なお、ユーザによる選択操作がない場合は、図7の処理は、この時点で終了されてよい。
ステップS714では、決済情報処理サーバ100は、ステップS712で要求された詳細情報を携帯端末21に送信する。
ステップS716では、携帯端末21は、決済情報処理サーバ100から受信した詳細情報に基づいて、当該詳細情報を上述したように表示部24上に表示する(図4C参照)。これにより、ユーザは、当該1つ以上の決済情報の詳細に基づいて、心当たりのある決済情報であるかどうかを判断できる。なお、忠敬アプリは、心当たりのない決済情報である場合に、その旨を通知する機能を備えてもよい。この場合、携帯端末21は、ユーザから1つ以上の決済情報に対する選択操作及び通知入力に応答して、当該1つ以上の決済情報を、決済管理サーバ91に通知する(ステップS718)。この場合、決済管理サーバ91は、当該1つ以上の決済情報に対して適切な処理を行うことで、不正利用等を防止する。
図8は、図7の属性対応付け処理(ステップS704)の一例を示す概略フローチャートである。
ステップS7040では、決済情報処理サーバ100は、処理対象の決済情報の履歴を抽出する。なお、処理対象の決済情報の履歴は、例えば未請求分(確定前)の決済情報の履歴であってもよいし、ユーザにより期間等が指定されてもよい。
ステップS7042では、決済情報処理サーバ100は、ステップS7040で抽出した決済情報の履歴のうちから、一の決済情報を選択する。なお、この選択順は、任意であり、例えば決済時刻の古い順等であってよい。
ステップS7044では、決済情報処理サーバ100は、選択した一の決済情報と、行動履歴情報とを突き合わせることで、時刻及び位置(又はサイト)の双方が整合するか否かを判定する。例えば、行動履歴情報に基づいて、選択した一の決済情報の決済時刻においてユーザが居た位置(又はサイト)を特定し、当該位置(又はサイト)と決済位置(又は決済サイト)とが整合するか否かを判定する。なお、実店舗の場合は、行動履歴情報に基づく位置と決済位置との差(距離)が所定閾値以下である場合に、整合すると判定してもよい。また、仮想店舗の場合は、行動履歴情報に基づくアクセスサイトと決済サイトが一致する場合に、整合すると判定してもよい。判定結果が“YES”の場合、ステップS7046に進み、それ以外の場合は、ステップS7048に進む。
ステップS7046では、決済情報処理サーバ100は、選択した一の決済情報に対して第3属性を対応付ける。
ステップS7048では、決済情報処理サーバ100は、選択した一の決済情報と、行動履歴情報とを突き合わせることで、時刻及び位置(又はサイト)のうちの位置(又はサイト)が整合するか否かを判定する。例えば、行動履歴情報に基づいて、選択した一の決済情報の決済時刻の属する日においてユーザが居た各位置(又は各サイト)を特定し、当該各位置(又は各サイト)のいずれかと決済位置(又は決済サイト)とが整合するか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合、ステップS7050に進み、それ以外の場合は、ステップS7052に進む。
ステップS7050では、決済情報処理サーバ100は、選択した一の決済情報に対して第2属性を対応付ける。
ステップS7052では、決済情報処理サーバ100は、選択した一の決済情報に対して第1属性を対応付ける。
ステップS7054では、決済情報処理サーバ100は、ステップS7040で抽出したすべての決済情報を選択したか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合、終了し、それ以外の場合は、ステップS7056を経て、ステップS7044に戻る。
ステップS7056では、決済情報処理サーバ100は、ステップS7040で抽出した決済情報のうちから、未選択の新たな一の決済情報を選択する。
このようにして図8に示す処理によれば、抽出した処理対象の決済情報の履歴について、決済情報ごとに順次、属性を対応付けることができる。
図7及び図8に示す処理によれば、ユーザは、携帯端末21の表示部24上で、各決済情報を、それぞれに対応付けられた属性とともに確認できるので、不正利用の有無等を容易にチェックできる。
なお、図7及び図8では、上述したように、ユーザから詳細情報の要求があった場合だけ詳細情報が携帯端末21に送信される(ステップS712及びステップS714参照)ので、通常時(詳細情報が必要でない状況下)における通信負荷を効率的に低減できる。ただし、変形例では、決済情報処理サーバ100は、表示画面用の出力データを携帯端末21に送信する際に、表示画面用の出力データとともに詳細情報を携帯端末21に送信してもよい。この場合、図7のステップS712及びステップS714の通信が不要となる。なお、このような変形例では、決済情報処理サーバ100は、第1属性又は2が対応付けられた決済情報に係る詳細情報のみを、表示画面用の出力データとともに詳細情報を携帯端末21に送信してもよい。この場合、通常時(詳細情報が必要でない状況下)における通信負荷を効率的に低減しつつ、図7のステップS712及びステップS714の通信を不要とすることができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、各決済情報には、3つの属性(第1属性から第3属性)のうちのいずれか1つが対応付けられるが、2つの属性のうちのいずれか1つが対応付けられてもよい。この場合、2つの属性のうちの1つは、上述した第3属性に対応し、他方の1つは、第1属性又は第2属性を区別しない1つ属性に対応してもよい。
また、上述した実施例では、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、決済情報と行動履歴情報との整合性を、位置及び時刻の双方の要素に基づいて判断し、判断した整合性に応じた属性を対応付けるが、これに限られない。すなわち、属性付与部154は、決済情報のそれぞれごとに、決済情報と行動履歴情報との整合性を、位置及び時刻のいずれか一方の要素に基づいて判断し、判断した整合性に応じた属性を対応付けてもよい。これは、例え位置の要素だけでも、当該位置(又はサイト)にアクセスしたことがない場合は、整合性がないと言えるためである。また、時刻の要素だけでも、当該時刻にインターネット自体を使用していない場合や外出すらしていない場合、整合性がないと言えるためである。
1 決済情報出力システム
4 ネットワーク
21 携帯端末
23 GPS受信機
24 表示部
31 仮想店舗サーバ
91 決済管理サーバ
100 決済情報処理サーバ
150 行動履歴情報取得部
152 決済情報取得部
154 属性付与部
156 出力部
158 行動履歴情報データベース
160 決済情報データベース
210 行動履歴情報生成部
212 行動履歴情報送信部
214 出力データ取得部
216 決済情報表示処理部

Claims (9)

  1. ユーザに対応付けられた行動履歴情報を取得する行動履歴情報取得部と、
    前記ユーザに対応付けられた決済情報の履歴を取得する決済情報取得部と、
    前記行動履歴情報と、前記決済情報の履歴とに基づいて、前記決済情報のそれぞれに、注意喚起の内容が異なる少なくとも2つ以上の属性のうちの、1つの属性を対応付ける属性付与部と、
    前記決済情報のそれぞれを、それぞれに対応付けられた前記属性が分かる態様で、前記行動履歴情報に対応付けて出力する出力部とを備える、決済情報出力装置。
  2. 前記出力部は、前記行動履歴情報を線表現で出力し、前記決済情報を点表現で出力する、請求項1に記載の決済情報出力装置。
  3. 前記行動履歴情報は、前記ユーザに対応付けられた携帯端末から取得される端末位置情報を含み、
    前記決済情報は、決済が行われた位置を表す決済位置情報と、決済時刻を表す決済時刻情報のうちの少なくともいずれか一方を含み、
    前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、前記決済情報と前記行動履歴情報との整合性を、位置及び時刻の双方の要素又はいずれか一方の要素に基づいて判断し、判断した前記整合性に応じた前記属性を対応付け、
    前記出力部は、地図表示上に、前記行動履歴情報と、前記決済情報のそれぞれの前記決済位置情報と、前記決済情報のそれぞれの前記属性を表す情報とを、出力する、請求項1に記載の決済情報出力装置。
  4. 前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、決済が行われた時刻での場所に関する前記整合性を、前記行動履歴情報と前記決済位置情報と前記決済時刻情報とに基づいて判断する、請求項3に記載の決済情報出力装置。
  5. 前記行動履歴情報は、前記ユーザに対応付けられたインターネット上のアクセスサイト情報を含み、
    前記決済情報は、決済が行われたインターネット上のサイトを表す決済サイト情報と、決済時刻を表す決済時刻情報のうちの少なくともいずれか一方を含み
    前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、前記決済情報と前記行動履歴情報との整合性を、サイト及び時刻の双方の要素又はいずれか一方の要素に基づいて判断し、判断した前記整合性に応じた前記属性を対応付け、
    前記出力部は、前記アクセスサイト情報と、前記決済情報のそれぞれの前記決済サイト情報と、前記決済情報のそれぞれの前記属性を表す情報とを、出力する、請求項1に記載の決済情報出力装置。
  6. 前記属性付与部は、前記決済情報のそれぞれごとに、決済が行われた時刻でのサイトに関する前記整合性を、前記行動履歴情報と前記決済サイト情報と前記決済時刻情報とに基づいて判断する、請求項5に記載の決済情報出力装置。
  7. 前記出力部は、比較的低い前記整合性に応じた前記属性が対応付けられた前記決済情報と、比較的高い前記整合性に応じた前記属性が対応付けられた前記決済情報とを、異なる色で表示する、請求項3から6のうちのいずれか1項に記載の決済情報出力装置。
  8. 前記出力部は、出力した前記決済情報のうちの、1つ以上の決済情報に対する選択操作に基づいて、該1つ以上の決済情報の詳細を出力する、請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の決済情報出力装置。
  9. サーバのみにより、ユーザ端末に実装されるアプリケーションプログラムのみにより、又は、サーバとユーザ端末に実装されるアプリケーションプログラムとの組み合わせにより実現される、請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の決済情報出力装置。
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