JP2002123599A - サービス提供サーバ、サービス提供方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

サービス提供サーバ、サービス提供方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002123599A
JP2002123599A JP2001109298A JP2001109298A JP2002123599A JP 2002123599 A JP2002123599 A JP 2002123599A JP 2001109298 A JP2001109298 A JP 2001109298A JP 2001109298 A JP2001109298 A JP 2001109298A JP 2002123599 A JP2002123599 A JP 2002123599A
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Madoka Nakajima
円 中島
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Kokusai Kogyo Co Ltd
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Kokusai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品配送先や役務提供先の住所の確認を直感
的かつ確実におこなって、顧客の正確な情報を確実に収
集し、もって誤配送や誤提供などのトラブルを軽減する
ことを課題とする。 【解決手段】 提供先の地域の地図情報を少なくとも記
憶した地図データベース11と、地図データベース11
に記憶した前記提供先の地域の地図情報に当該提供先の
位置を重畳した位置確認地図を作成するとともに、位置
確認地図を顧客に提示し、この提示に応答する顧客から
の修正指示に対応して位置確認地図を訂正する位置確認
地図作成部13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顧客のもとに移
動してサービスを提供する提供先が不明な場合に、該提
供先を前記顧客に確認しつつ当該提供先への移動をおこ
なう技術に関し、特に、商品配送先や役務提供先の住所
の確認を直感的かつ確実におこなって、顧客の正確な情
報を確実に収集することができ、もって誤配送や誤提供
などのトラブルを軽減することができるサービス提供サ
ーバ、サービス提供方法、その方法をコンピュータに実
行させるプログラム、および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンなどの端末から通信回線
を介して商取引をおこなう電子商取引は、企業間での商
取引が一般的であったが、最近では、パソコン通信やイ
ンターネットの普及を背景にして、企業と消費者間の商
取引も実現し、特に「ネット販売」と呼ばれるインター
ネットを利用した商取引が急速に普及してきている。
【0003】この「ネット販売」は、商品を提供する販
売業者が、商品を紹介するホームページ(仮想商店)を
インターネット上に開設し、顧客は、このホームページ
で商品を選んでインターネットを介して発注し、販売業
者は、配送業者に依頼して商品を顧客に配達する、とい
ったプロセスに沿っておこなわれている。
【0004】このネット販売のプロセスは、顧客が販売
店に足を運んで商品を購入して持ち帰るという労力を軽
減することを目的としたものであるため、顧客が発注し
た商品が顧客の元へ確実に配達されることが極めて重要
である。このため、顧客による注文に際して配達先住所
の書込をおこなわせ、この配達先住所を注文伝票などと
ともに配送業者に送信し、配送業者は、注文伝票などに
記載されている配達先住所を手持ちの地図などと照らし
合わせながら配達することが、一般的におこなわれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、顧客による注文に際して配達先住所の書込
をおこなわせているが、この書込は、顧客の操作する端
末のキーボードなどからキー入力によっておこなうもの
であるため、紙などの発注書に対して手で直接的に書き
込む場合に比較して誤字が生じ易い。特に、海外のネッ
ト販売店において配達先住所の書込をおこなう際には、
誤入力が生じ易い。
【0006】このような配達先住所の誤入力を防ぐため
に、入力された配達先住所を顧客の操作する端末の画面
に表示して、誤入力をしていないか否かを顧客に確認す
る方法も考えられる。しかし、この確認方法を用いたと
しても、画面に表示される配達先住所は文字で表された
住所に過ぎないため、顧客が直感的に誤入力を発見する
ことは困難である。
【0007】このように、上記の従来技術においては、
配達先住所の誤入力を完全に防止することが困難である
ため、顧客の住所などについて正確な情報を確実に収集
することができず、誤配送などのトラブルが生じ易かっ
た。このため、販売業者にとっては、自社のネット販売
の信頼性を築くことが困難であるという問題点があり、
また、顧客にとっては、安心して気軽に商品を注文する
ことが困難であるという問題点があり、さらに、配送業
者にとっては、誤配送などのトラブル(例えば、届先不
明で返品された商品は、販売会社の責任で配送業者の倉
庫に預けられる。)を回避することが困難であるという
問題点があった。
【0008】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解決するため、商品配送先や役務提供先の
住所の確認を直感的かつ確実におこなって、顧客の正確
な情報を確実に収集することができ、もって誤配送や誤
提供などのトラブルを軽減することができるサービス提
供サーバ、サービス提供方法、プログラムおよび記録媒
体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るサービス提
供サーバは、顧客のもとに移動してサービスを提供する
提供先が不明な場合に、該提供先を前記顧客に確認しつ
つ当該提供先への移動をおこなうサービス提供サーバに
おいて、前記提供先の地域の地図情報を少なくとも記憶
した地図データベースと、前記地図データベースに記憶
した前記提供先の地域の地図情報に当該提供先の位置を
重畳した位置確認地図を前記顧客に提示する提示手段
と、前記提示手段による位置確認地図の提示に応答する
前記顧客からの修正指示に対応して、前記位置確認地図
を訂正する訂正手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1に記載の発明において、前記サービ
スは、前記顧客に対する商品の配送サービスまたは前記
顧客に対する役務の提供サービスであることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項3の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1または2に記載の発明において、前
記訂正手段は、前記提供先の地域に係る修正指示に対応
して、該修正指示された提供先の地域の地図情報が前記
提示手段により前記顧客に提示されるよう前記位置確認
地図を訂正することを特徴とする。
【0012】また、請求項4の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1、2または3に記載の発明におい
て、前記訂正手段は、前記提供先の位置に係る修正指示
に対応して、該修正指示された提供先の位置が前記提示
手段により前記顧客に提示されるよう前記位置確認地図
を訂正することを特徴とする。
【0013】また、請求項5の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記提示手段は、当該提供先の位置を示すオー
バーレイを作成するオーバーレイ作成手段と、前記オー
バーレイ作成手段により作成されたオーバーレイを前記
提供先の地域の地図情報に重畳して前記位置確認地図を
作成する位置確認地図作成手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0014】また、請求項6の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記訂正手段により訂正された位置確認地図を
前記顧客に対応づけて記憶する顧客管理データベースを
さらに備えることを特徴とする。
【0015】また、請求項7の発明に係るサービス提供
サーバは、請求項1〜6のいずれか一つに記載の発明に
おいて、前記訂正手段により訂正された位置確認地図を
前記顧客に対応づけて所定の外部装置に対して送信する
送信手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】また、請求項8の発明に係るサービス提供
方法は、顧客のもとに移動してサービスを提供する提供
先が不明な場合に、該提供先を前記顧客に確認しつつ当
該提供先への移動をおこなうサービス提供方法におい
て、前記提供先の地域の地図情報を少なくとも記憶して
管理する管理工程と、前記管理工程により管理された前
記提供先の地域の地図情報に当該提供先の位置を重畳し
た位置確認地図を前記顧客に提示する提示工程と、前記
提示手段による位置確認地図の提示に応答する前記顧客
からの修正指示に対応して、前記位置確認地図を訂正す
る訂正工程と、を含んだことを特徴とする。
【0017】また、請求項9の発明に係るプログラム
は、請求項8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムであり、これによって、請求項8の動作
をコンピュータによって実行することができる。
【0018】また、請求項10の発明に係る記録媒体
は、請求項8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5の動作
をコンピュータによって実行することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るサービス提供サーバ、サービス提供方法、そ
の方法をコンピュータに実行させるプログラム、および
そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、
本実施の形態では、本発明を、インターネットを通じて
ユーザが注文した商品の配送先を当該ユーザに確認しつ
つ商品配送をおこなうショップサーバに適用した場合を
示すこととする。
【0020】ただし、本実施の形態によって本発明が限
定されるものではなく、例えば、インターネットを通じ
てユーザが注文した役務の提供先を当該ユーザに確認し
つつ役務提供をおこなう役務提供サーバなど、顧客のも
とに移動してサービスを提供する提供先が不明な場合
に、該提供先を前記顧客に確認しつつ当該提供先への移
動をおこなう、あらゆるサービス提供サーバに適用する
ことができる。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について、(1)ショップサーバを含んだサービス
提供システムのシステム構成例、(2)ショップサーバ
の構成例、(3)ユーザクライアント端末の構成例、
(4)配送業者クライアント端末の構成例、および
(5)ショップサーバを含んだサービス提供システムの
処理手順、とを順に説明する。
【0022】(1)「ショップサーバを含んだサービス
提供システムのシステム構成例」 まず最初に、図1を用いて、本実施の形態1に係るショ
ップサーバを含んだサービス提供システムの概略的な構
成および処理の内容を説明する。図1は、本実施の形態
1に係るショップサーバを含んだサービス提供システム
のシステム構成を示すシステム構成図である。
【0023】本実施の形態1に用いられるサービス提供
システムは、図1に示すように、地図データベース11
を有して商品の提供をおこなうショップサーバ10と、
商品を購入するユーザが操作するユーザクライアント端
末20と、ユーザに商品を配送する配送業者が所有する
配送業者クライアント端末30とを、インターネットな
どのネットワークを介して、データ送受信可能に接続し
て構成される。
【0024】そして、概略的には、ショップサーバ10
は、ユーザクライアント端末20から購入商品名と配送
先住所とを含んだ注文伝票を受け付け、この注文伝票を
配送業者クライアント端末30に送信し、配送業者は、
注文伝票に基づいて配送先住所への商品配送をおこな
う。
【0025】ここで、本実施の形態1に用いられるサー
ビス提供システムは、ショップサーバ10における処理
に特徴があり、具体的には、ユーザクライアント端末2
0からの配送先住所の書込に対応して、地図データベー
ス11に記憶した配送先住所を含む地域の地図情報に当
該配送先の位置を重畳した位置確認地図をユーザに提示
し、配送先の確認をおこなうよう構成している。
【0026】(2)「ショップサーバの構成例」 次に、図2を用いて、図1に示したショップサーバ10
の具体的な構成および処理の内容を説明する。図2は、
図1に示したショップサーバ10の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、このショップサーバ10
は、地図データベース11と、商品データベース12
と、位置確認地図作成部13と、顧客管理データベース
14と、I/F部15とを、バスを介してデータ授受可
能に接続して構成される。
【0027】地図データベース11は、ユーザクライア
ント端末20に提示する地図情報を記憶するデータベー
スである。この地図データベース11に記憶される地図
情報は、ユーザクライアント端末20に提示した際に該
ユーザが配送先を確認できる程に明りょうなものであれ
ば足り、例えば、多目的に利用することができるように
作成された「一般図」の他、配送などの特定の目的に利
用することを主題として作成された「主題図」や、写真
地図、立体地図、カーナビゲーションマップなどの「特
殊図」などを用いることができる。
【0028】また、地図データベース11に記憶される
地図情報は、住居表示、河川名、道路名、交差店名、駅
名、公共施設名、コンビニエンスストア名、ガソリンス
タンド名など、ユーザの目印となる情報を重ねて表示し
たものを用いることもできる。このような地図を用いる
ことによって、ユーザによる配送先の確認作業をより一
層容易におこなわせることができる。
【0029】また、地図データベース11に記憶される
地図情報は、7桁郵便番号、都道府県、市町村区、町
名、丁目、番地などの順に、それぞれ対応付けて細分化
されて記憶される。このため、ユーザの書き込んだ配送
先住所に対応して、該配送先住所を含んだ所定の地域の
地図をユーザに対して提示することができる。
【0030】なお、ユーザに対して提示する地図の範囲
は、ユーザが配送先を確認できる範囲であれば足り、例
えば、配送先を含んだ市町村区の範囲を表した地図、配
送先を中心に含んだ200m×200mの範囲を表した
地図、配送先の最寄り駅までの範囲を表した地図など
を、ユーザに提示することができる。
【0031】商品データベース12は、ショップサーバ
10を所有する販売業者が提供する商品の情報を記憶す
るデータベースである。具体的には、提供する商品ごと
に、商品の価格、性能、機能などを記憶する。なお、こ
の情報は、商品注文欄とともにユーザに提示されるもの
である。
【0032】位置確認地図作成部13は、地図データベ
ース11に記憶したユーザの配送先の地域の地図情報に
当該提供先の位置を重畳した位置確認地図を作成する処
理部である。具体的には、ユーザの書き込んだ配送先住
所に対応して、地図データベース11から該配送先を含
んだ地域の地図を検索し、配送先の位置を示すオーバー
レイ(例えば、ポインタなど)を作成し、このオーバー
レイを前記の検索地図に重畳することによって、位置確
認地図を作成する。こうした作成された位置確認地図
は、配送先住所の確認のためにユーザに提示される。
【0033】なお、ユーザに提示された位置確認地図が
正しくなかった場合(例えば、表示された地域に誤りが
ある、ポインタの位置に誤りがあるなどの場合)には、
再度ユーザに配送先住所の書込(配送先住所の修正)を
おこなわせる。そして、位置確認地図作成部13は、新
たに位置確認地図の作成(位置確認地図の訂正)をおこ
ない、訂正後の位置確認地図を改めてユーザに提示す
る。
【0034】顧客管理データベース14は、ユーザによ
り確認された位置確認地図をユーザごとに記憶するデー
タベースである。具体的には、ユーザの書き込んだ配送
先住所に対応付けてユーザIDを発行し、このユーザI
Dと関連付けて位置確認地図を記憶する。これにより、
ユーザの注文が2回目以降の場合には、ユーザに対して
配送先住所ではなくユーザIDの書込をおこなわせるこ
とにより、位置確認地図を作成する必要がなく、顧客管
理データベース14から検索した位置確認地図をユーザ
に提示して配送先の確認(ユーザの書き込んだユーザI
Dの確認)をすることができ、もってユーザの注文作業
に要する時間を短縮することができる。なお、ユーザI
Dは、ユーザの書き込んだ配送先住所に対応付けて発行
されるものであり、例えば、自宅用のユーザIDと勤務
先用のユーザIDなど、一人のユーザが複数のユーザI
Dを有することができる。
【0035】また、顧客管理データベース14は、ユー
ザにより確認された位置確認地図をユーザの注文ごとに
記憶することもできる。具体的には、ユーザの注文情報
(例えば、購入商品、購入金額、配送先住所など)に対
応付けて位置確認地図を記憶する。この位置確認地図を
注文伝票とともに配送業者クライアント端末30に送信
することによって、配送業者は、配送に際して位置確認
地図を利用して、誤配送を防ぐとともに配送効率の向上
を図ることができる。
【0036】I/F部15は、ネットワークを介して、
ユーザクライアント端末20および配送業者クライアン
ト端末30との間で、種々の情報の送受信をおこなうイ
ンタフェースである。具体的には、ユーザクライアント
端末20との間では、商品情報および注文書込欄の送
信、位置確認地図の送信、訂正された位置確認地図の送
信、注文完了情報の送信、アクセス要求の受信、書込み
済みの注文欄の受信、修正された注文欄の受信、位置確
認地図に対する確認情報の受信、などをおこなう。
【0037】また、I/F部15は、配送業者クライア
ント端末30との間では、顧客管理データベース14に
記憶された注文情報や位置確認地図の送信をおこなう。
なお、制御部16は、ショップサーバ10の各部の制御
をおこなう処理部である。
【0038】(3)「ユーザクライアント端末の構成
例」 次に、図3〜図5を用いて、図1に示したユーザクライ
アント端末20の具体的な構成および処理の内容を説明
する。図3は、図1に示したユーザクライアント端末2
0の構成を示すブロック図である。同図に示すように、
このユーザクライアント端末20は、I/F部21と、
表示部22と、指示入力部23と、制御部24とを、バ
スを介してデータ授受可能に接続して構成される。
【0039】I/F部21は、ネットワークを介して、
ショップサーバ10や配送業者クライアント端末30と
の間で、種々の情報の送受信をおこなうインタフェース
である。具体的には、ショップサーバ10との間では、
アクセス要求の送信、書込み済みの注文欄の送信、修正
された注文欄の送信、位置確認地図に対する確認情報の
送信、商品情報および注文書込欄の受信、位置確認地図
の受信、訂正された位置確認地図の受信、注文完了情報
の受信、などをおこなう。
【0040】表示部22は、ショップサーバ10から受
信した情報、ショップサーバ10に送信する情報などの
種々の情報を表示するものである。ここで、表示部22
の表示例として、商品注文欄の画面表示例と届先住所確
認の画面表示例とを順に説明する。
【0041】図4は、ユーザクライアント端末20の表
示部22における商品注文欄の表示例を示す図である。
同図に示すように、「商品注文欄」として、「購入商
品」、「お買い上げ氏名」、「お届け先住所」、「住所
補助」、「クレジット番号」などを書き込む欄から構成
される注文欄が表示される。そして、ユーザは、この商
品注文欄に対して指示入力部23から各欄への書込をお
こなう。
【0042】具体的には、「お届け先住所」には、ユー
ザの希望する商品配送先の住所の書込をおこなう。この
「お届け先住所」に対応して、ショップサーバ10は位
置確認地図を作成する。なお、位置確認地図が正しくな
い場合には、この「お届け先住所」を修正する。
【0043】また、「住所補助」には、「お届け先住
所」に書き込んだ情報を補助する情報の書込をおこな
う。例えば、建物の階番号、建物の棟番号、会社名、会
社内の所属部署など、商品を確実かつ効率的に配送する
のに役立つ情報を記入する。この「住所補助」を、ショ
ップサーバ10を介して配送業者クライアント端末30
に送信することによって、配送業者は、配送に際して
「住所補助」を利用して、誤配送を防ぐとともに配送効
率の向上を図ることができる。
【0044】図5は、ユーザクライアント端末20の表
示部22における届先住所確認の表示例を示す図であ
る。同図に示すように、「お届け先住所確認」として、
ユーザの配送先の地域の地図情報に当該提供先の位置を
重畳した位置確認地図、配送先の住所、および住所を補
助する情報が表示される。具体的には、配送先を含んだ
地域の地図上において配送先が一目瞭然となるように、
配送先にポインタが表示される。
【0045】このように、地図という視覚を介して直感
的に把握できる媒体を表示して、配送先住所の確認をお
こなうため、ユーザは、配送先住所の書込に誤りがない
か否かを直感的かつ確実に判断することができる。そし
て、ユーザは、誤りがないと判断した場合には、画面上
の「YES」を選択し、一方、誤りがあると判断した場
合には、画面上の「NO」を選択して、配送先住所の修
正をおこなう。
【0046】図3に示す指示入力部23は、ユーザクラ
イアント端末20の各部の動作を指示するための入力を
おこなうユーザインタフェースである。例えば、表示部
22に表示された「商品注文欄」への書込、表示部22
に表示された「お届け先住所確認」に対する確認などを
おこなう。なお、制御部24は、ユーザクライアント端
末20の各部の制御をおこなう処理部である。
【0047】(4)「配送業者クライアント端末の構成
例」 次に、図6を用いて、図1に示した配送業者クライアン
ト端末30の具体的な構成および処理の内容を説明す
る。図6は、図1に示した配送業者クライアント端末3
0の構成を示すブロック図である。同図に示すように、
この配送業者クライアント端末30は、I/F部31
と、配送管理データベース32と、制御部33とを、バ
スを介してデータ授受可能に接続して構成される。
【0048】I/F部31は、ネットワークを介して、
ショップサーバ10やユーザクライアント端末20との
間で、種々の情報の送受信をおこなうインタフェースで
ある。具体的には、ショップサーバ10との間では、顧
客管理データベース14に記憶された注文情報や位置確
認地図の受信をおこなう。
【0049】配送管理データベース32は、ショップサ
ーバ10から受信した注文情報や位置確認地図などの配
送情報を記憶するデータベースである。そして、この配
送情報を利用して商品の配送をおこなう。例えば、配送
員が所有する携帯端末などに位置確認地図を送信するこ
とによって、誤配送を防ぐとともに配送効率の向上を図
ることができる。なお、制御部33は、配送業者クライ
アント端末30の各部の制御をおこなう処理部である。
【0050】ここで、配送業者クライアント端末30が
ショップサーバ10から受信する注文情報および位置確
認地図について具体的に説明する。図8は、ショップサ
ーバ10から配送業者クライアント端末30に送信され
る注文情報および位置確認地図を説明するための図であ
る。同図に示すように、ここでは説明の便宜のために、
注文情報および位置確認地図が電子メールを利用して送
信される例を示しているが、この電子メールは、注文情
報の表示と位置確認地図の表示とから構成される。
【0051】このうち、注文情報の表示は、「○○○運
輸殿」の如き配送業者を示す領域と、「お問い合わせ伝
票番号×××××××」の如き電子メールを一意に特定
する情報と、「受付2001年4月1日」の如き受付日
時を特定する情報と、「お届け先、住所…、電話番号
…、お名前…、お客様ID…」の如き商品の配送先に係
る情報を示す文字情報と、「ご依頼主、住所…、電話番
号…、お名前…」の如き商品販売元であるショップサー
バ10に係る情報を示す文字情報と、「商品備考…」の
如き配送対象の商品を示す文字情報とから構成される。
【0052】また、位置確認地図の表示は、図5に示し
た届先住所確認の表示例と同様、ユーザの配送先の地域
の地図情報に当該提供先の位置を重畳した位置確認地図
から構成される。すなわち、配送先を含んだ地域の地図
上において配送先が一目瞭然となるように、配送先にポ
インタが表示された地図である。
【0053】このような注文情報や位置確認地図などの
配送情報をサーバショップ10から受け取ることによ
り、配送業者は、配送に際して位置確認地図を利用し
て、誤配送を防ぐとともに配送効率の向上を図ることが
できる。
【0054】なお、ユーザの注文が2回目以降の場合に
は、必ずしもショップサーバ10から配送業者クライア
ント端末30に対して位置確認地図を送信する必要はな
く、位置確認地図の代わりにユーザIDを送信すること
により、配送管理データベース32から検索した位置確
認地図を用いて配送をおこなうことができ、もってプラ
イバシー保護の必要がある情報を逐次送信する危険を回
避することもできる。
【0055】また、図8に示したように、「北緯35.
385281、東経139.4258186」の如き経
緯度データをショップサーバ10から配送業者クライア
ント端末30に対して送信することにより、配送業者
は、いわゆるカーナビゲーションを利用することがで
き、もって配送効率をより向上させることもできる。
【0056】また、図8に示したような電子メールを利
用(データ保存、データ編集、プリント出力など)する
ことにより、配送業者は、電子メールを通常の伝票とし
て処理することができ、さらに、簡便に顧客管理をおこ
なうこともできる。
【0057】(5)「ショップサーバを含んだサービス
提供システムの処理手順」 次に、図7を用いて、上記のように構成されたサービス
提供システムの処理手順を説明する。図7は、本実施の
形態1に用いられるサービス提供システムの処理手順を
示すフローチャートである。
【0058】図7に示すように、まず最初に、ユーザク
ライアント端末20は、ショップサーバ10に対して接
続の要求を送信する(ステップS701)。ショップサ
ーバ10は、この要求を受信して(ステップS70
2)、商品情報とともに商品注文欄をユーザクライアン
ト端末20に送信する(ステップS703)。
【0059】その後、ユーザクライアント端末20は、
商品情報と商品注文欄とを受信して(ステップS70
4)、図4に示したように商品注文欄を表示する(ステ
ップS705)。そして、この商品注文欄に購入商品や
配送先住所などを書込入力し(ステップS706)、こ
れをショップサーバ10に送信する(ステップS70
7)。
【0060】その後、ショップサーバ10は、商品注文
欄を受信して(ステップS708)、注文情報を顧客管
理データベース14に記憶するとともに、位置確認地図
作成部13において、配送先住所に基づいて位置確認地
図を作成する(ステップS709)。そして、ショップ
サーバ10は、この位置確認地図をユーザクライアント
端末20に対して送信する(ステップS710)。
【0061】その後、ユーザクライアント端末20は、
位置確認地図を受信して(ステップS711)、図5に
示したように位置確認地図を表示する(ステップS71
2)。そして、ユーザは位置確認地図によって配送先が
正しいか否かを判断し(ステップS713)、正しい場
合には(ステップS713肯定)、確認した旨をショッ
プサーバ10に送信する(ステップS714)。なお、
正しくない場合には(ステップS713否定)、ステッ
プS706に戻って、商品注文欄の配送先住所を修正す
る。
【0062】その後、ショップサーバ10は、確認した
旨を受信して(ステップS715)、確認された位置確
認地図を顧客管理データベース14に格納する(ステッ
プS716)。そして、注文が完了した旨をユーザクラ
イアント端末20に送信し(ステップS717)、配送
データを配送業者クライアント端末30に送信する(ス
テップS720)。
【0063】その後、ユーザクライアント端末20は、
注文が完了した旨を受信して(ステップS718)、こ
れを表示する(ステップS719)。一方、配送業者ク
ライアント端末30は、配送データを受信して(ステッ
プS721)、これを配送管理データベース32に格納
する(ステップS722)。
【0064】なお、図7においては、ショップサーバ1
0は、配送先住所に基づいて位置確認地図を作成し、こ
の位置確認地図をユーザクライアント端末20に送信し
てユーザに配送先を確認させる場合を示したが、配送先
住所に対応する位置確認地図が顧客管理データベース1
4に記憶されている場合には、位置確認地図の作成(ス
テップS709)から位置確認地図の格納(ステップS
716)の処理を省略することもできる。これにより、
ユーザの商品注文が2回目以降の場合には、ユーザの注
文作業に要する時間を短縮することができる。
【0065】上述してきたように、本実施の形態1で
は、ショップサーバ10の位置確認地図作成部13が、
ユーザの配送先の地域の地図情報に当該提供先の位置を
重畳した位置確認地図を作成し、この位置確認地図をユ
ーザに提示することとしたので、商品配送先の住所の確
認を直感的かつ確実におこなって、顧客の正確な情報を
確実に収集することができ、もって誤配送などのトラブ
ルを軽減することができる。すなわち、顧客が発注した
商品が確実に配達されるサービス提供システムを構築す
ることができ、販売業者にとっては、自社のネット販売
の信頼性を築くことが可能となり、また、顧客にとって
は、安心して気軽に商品を注文することが可能となり、
さらに、配送業者にとっては、誤配送などのトラブルを
回避して効率的に配送することが可能となる。
【0066】また、本実施の形態1では、ショップサー
バ10の位置確認地図作成部13が、提供先の地域に係
る修正指示に対応して、該修正指示された提供先の地域
の地図情報がユーザに提示されるよう位置確認地図を訂
正することとしたので、ユーザによる配送先住所の誤入
力を確実に排除して、商品配送先の住所の確認を直感的
かつ確実におこなうことができる。
【0067】なお、本実施の形態1では、ユーザが書き
込んだ配送先住所を基に位置確認地図を作成する場合を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、配
送先住所を書き込まずに、地図データベース11を利用
して配送先住所を検索して、この検索を基に位置確認地
図を作成することもできる。すなわち、ユーザが配送先
住所として市町村区などを書き込むと、ショップサーバ
10は、かかる市町村区レベルの地図をユーザクライア
ント端末20に送信し、ユーザはこの市町村区レベルの
地図から「町名、丁目、番地」の順で、所望の配送先が
表れる地図を探し出すこともできる。これにより、例え
ば、勤務先に配送してもらいたいが勤務先の住所をはっ
きりと憶えていないような場合においても、勤務先に確
実に配送させることができる。
【0068】(実施の形態2)上記実施の形態1では、
ユーザに提示された位置確認地図において表示された地
域に誤りがあるときには、ユーザに配送先住所の修正を
おこなわせることにより、位置確認地図を訂正する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、ユーザに提示された位置確認地図において表示
された配送先のポイントに誤りがある場合にも同様に適
用することができる。
【0069】そこで、本実施の形態2では、ユーザに提
示された位置確認地図において表示された配送先のポイ
ントに誤りがあるときに、ユーザに配送先のポイントの
位置を微調整させることにより、位置確認地図を訂正す
る場合について説明する。
【0070】図9は、本実施の形態2における位置確認
地図の訂正処理を説明するための図である。ここでは、
ショップサーバ10からユーザクライアント端末20に
対して訂正前の位置確認地図が送信され、ユーザクライ
アント端末20の表示部22に、同図(a)に示すよう
な位置確認地図が表示されたものとして説明する。
【0071】この同図(a)に示す位置確認地図におい
ては、ユーザが書き込んだ配送先住所の「番地」に該当
する位置に配送先のポイントが重畳されているが、当該
番地の範囲が広いために、必ずしも、図5に示したよう
に配送先の建物上に配送先のポイントが重畳されるもの
とは限らない。このような不都合は、同番地内に複数の
建物が表されている位置確認地図において生じ易いと考
えられる。
【0072】このようなことから、本実施の形態2で
は、同図(a)に示すように、ユーザは、指示入力部2
3(マウスなど)を介して配送先のポイントを所望の位
置に移動させることができるようサービス提供システム
を構成している。
【0073】具体的に説明すると、ユーザが配送先のポ
イントを所望の位置に移動させると、かかる移動先の情
報がショップサーバ10に送信される。そして、ショッ
プサーバ10は、かかる移動先の情報に基づいて新たに
位置確認地図の作成(位置確認地図の訂正)をおこな
い、配送先のポイントが所望の位置に移動した訂正後の
位置確認地図を改めてユーザクライアント端末20に送
信する。その後、ユーザクライアント端末20の表示部
22に、同図(b)に示すような訂正後の位置確認地図
が表示される。
【0074】なお、かかる配送先のポイントの修正処理
は、図8に示した届先住所の確認(ステップS713に
示す処理)において、位置確認地図上の届先住所が正し
いものと確認された後におこなわれ、この配送先のポイ
ントの修正処理の後に、位置確認地図の確認(ステップ
S714に示す処理)がおこなわれる。
【0075】上述してきたように、本実施の形態2で
は、ショップサーバ10の位置確認地図作成部13が、
提供先の位置(配送先のポイント)に係る修正指示に対
応して、該修正指示された提供先の位置がユーザに提示
されるよう位置確認地図を訂正することとしたので、例
えば、同番地内に複数の建物が表されている位置確認地
図においても配送先の位置を的確に示すことができ、も
って誤配送などのトラブルをより一層軽減することがで
きる。
【0076】なお、配送先のポイントが位置確認地図上
の住居表示などの情報に重畳される場合には、図10に
示すように、住居表示などの情報を避けた位置に配送先
のポイントが重畳され、さらに、この配送先のポイント
から正規の配送先のポイントに対して引き出し線などの
補助表示がなされる。これにより、一見して配送先のポ
イントを見つけることができ、商品配送先の住所の確認
を直感的かつ確実におこなうことができる。
【0077】(実施の形態3)上記実施の形態1および
2では、ユーザにより指定された自宅や勤務先などの任
意の住所への商品の配送に際して位置確認地図を利用す
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、コンビニエンスストアなどの中継所に商
品を配送する場合にも同様に適用することができる。
【0078】そこで、本実施の形態3では、ユーザによ
り指定されたコンビニエンスストアなどの所定の中継所
への商品の配送に際して位置確認地図を利用する場合に
ついて説明する。
【0079】図11は、本実施の形態3における商品の
配送先の選択処理を説明するための図である。同図は、
図4に示した商品注文欄の表示例とともに、ユーザによ
る商品の注文に際してユーザクライアント端末20の表
示部22に表示されるものであり、かかる表示を用いて
ユーザは商品の配送先を選択する。
【0080】この商品配送先の選択表示は、同図に示す
ように、具体的には、「住所/駅:小田急線下北沢駅」
の如き自宅や勤務先の最寄り駅を選択するフィールド
と、「コンビニ、駅、ガソリンスタンド、郵便局、ドラ
ッグストア、ファミレス」の如き具体的な配送中継所を
選択するフィールドとから構成される。
【0081】そして、この商品配送先の選択結果がユー
ザクライアント端末20からショップサーバ10に対し
て送信されると、ショップサーバ10は、かかる選択結
果に基づいて位置確認地図を作成する。具体的には、選
択された最寄り駅と、自宅と、配送先中継所とが明りょ
うに示された位置確認地図を作成する。そして、ショッ
プサーバ10は、作成した位置確認地図をユーザクライ
アント端末20に対して送信し、ユーザクライアント端
末20は、表示部22に位置確認地図を表示する。
【0082】ここで、位置確認地図に複数の配送先中継
所を示すことにより、ユーザに配送先として希望する中
継所を選択させることもできる。この場合、図12に示
すように、位置確認地図上で、各中継所と自宅までのル
ート、距離、移動所要時間、各中継所の営業時間など、
ユーザが中継所を選択する際に補助となる情報を表示す
ることもできる。そして、選択された中継所とその住所
補助とが示された位置確認地図がユーザクライアント端
末20の表示部22に改めて表示される。この住所補助
により、ユーザは交通手段や営業時間などを考慮しつつ
配送先の中継所に向かうことができる。
【0083】上述してきたように、本実施の形態3で
は、ユーザにより指定されたコンビニエンスストアなど
の所定の中継所へ商品を配送する場合にも、この所定の
中継所が示された位置確認地図をユーザに提示すること
としたので、商品配送先の確認を直感的かつ確実におこ
なって、誤配送などのトラブルを軽減することができ
る。特に、コンビニエンスストアなどの中継所について
は、店名や所在地を示されても、ユーザの希望する中継
所であるか否かを判断することは困難であるので、中継
所が示された位置確認地図をユーザに提示して配送先の
確認をおこなうことは有効である。
【0084】なお、本実施の形態1〜3では、ショップ
サーバ10が地図データベース11を所有する場合を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、配送
業者が地図データベース11を所有することや、販売業
者や配送業者とは別の第3者(例えば、地図販売業者な
ど)が所有することもできる。
【0085】また、本実施の形態1〜3では、ショップ
サーバ10と、ユーザクライアント端末20と、配送業
者クライアント端末30とをそれぞれ1つ備えて構成さ
れる場合を示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、ショップサーバ10と、ユーザクライアント端
末20と、配送業者クライアント端末30とを複数備え
て構成することもできる。
【0086】また、本実施の形態1〜3では、配送業者
に商品の配送をおこなわせる場合を示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、ショップサーバ10を
所有する販売業者が商品の配送をおこなうこともでき
る。
【0087】なお、本実施の形態1〜3で説明したサー
ビス提供方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパ
ーソナル・コンピューターやワークステーションなどの
コンピュータで実行することによって実現することがで
きる。このプログラムは、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO、DVDな
どのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録さ
れ、コンピュータによって記録媒体から読み出されるこ
とによって実行される。またこのプログラムは、上記記
録媒体を介して、インターネットなどのネットワークを
介して配布することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、顧客のもとに移動してサービスを提供する提供
先が不明な場合に、該提供先を前記顧客に確認しつつ当
該提供先への移動をおこなうサービス提供サーバにおい
て、地図データベースは、前記提供先の地域の地図情報
を少なくとも記憶し、提示手段は、前記地図データベー
スに記憶した前記提供先の地域の地図情報に当該提供先
の位置を重畳した位置確認地図を前記顧客に提示し、訂
正手段は、前記提示手段による位置確認地図の提示に応
答する前記顧客からの修正指示に対応して、前記位置確
認地図を訂正することとしたので、地図という視覚を介
して直感的に把握できる媒体を顧客に提示して、提供先
の確認を直感的かつ確実におこない、顧客の正確な情報
を確実に収集することがが可能なサービス提供サーバが
得られるという効果を奏する。
【0089】また、請求項2の発明によれば、前記サー
ビスは、前記顧客に対する商品の配送サービスまたは前
記顧客に対する役務の提供サービスであることとしたの
で、商品配送先や役務提供先の住所の確認を直感的かつ
確実におこなって、誤配送や誤提供などのトラブルを軽
減することが可能なサービス提供サーバが得られるとい
う効果を奏する。
【0090】また、請求項3の発明によれば、前記訂正
手段は、前記提供先の地域に係る修正指示に対応して、
該修正指示された提供先の地域の地図情報が前記提示手
段により前記顧客に提示されるよう前記位置確認地図を
訂正することとしたので、ユーザによる配送先住所の誤
入力を確実に排除して、商品配送先の住所の確認を直感
的かつ確実におこなうことが可能なサービス提供サーバ
が得られるという効果を奏する。
【0091】また、請求項4の発明によれば、前記訂正
手段は、前記提供先の位置に係る修正指示に対応して、
該修正指示された提供先の位置が前記提示手段により前
記顧客に提示されるよう前記位置確認地図を訂正するこ
ととしたので、例えば、同番地内に複数の建物が表され
ている位置確認地図においても配送先の位置を的確に示
すことができ、もって誤配送などのトラブルをより一層
軽減することが可能なサービス提供サーバが得られると
いう効果を奏する。
【0092】また、請求項5の発明によれば、オーバー
レイ作成手段は、当該提供先の位置を示すオーバーレイ
を作成し、位置確認地図作成手段は、前記オーバーレイ
作成手段により作成されたオーバーレイを前記提供先の
地域の地図情報に重畳して前記位置確認地図を作成する
こととしたので、商品配送先や役務提供先の住所の確認
を容易におこなうことが可能なサービス提供サーバが得
られるという効果を奏する。
【0093】また、請求項6の発明によれば、顧客管理
データベースは、前記訂正手段により訂正された位置確
認地図を前記顧客に対応づけて記憶することとしたの
で、ユーザの注文が2回目以降の場合には、位置確認地
図を作成する必要がなく、顧客管理データベースから検
索した位置確認地図をユーザに提示して配送先の確認を
することができ、もってユーザの注文作業に要する時間
を短縮することが可能なサービス提供サーバが得られる
という効果を奏する。
【0094】また、請求項7の発明によれば、送信手段
は、前記訂正手段により訂正された位置確認地図を前記
顧客に対応づけて所定の外部装置に対して送信すること
としたので、例えば、この位置確認地図を配送業者の端
末に送信することにより、配送業者は、配送に際して位
置確認地図を利用することができ、もって誤配送を防ぐ
とともに配送効率の向上を図ることが可能なサービス提
供サーバが得られるという効果を奏する。
【0095】また、請求項8の発明によれば、顧客のも
とに移動してサービスを提供する提供先が不明な場合
に、該提供先を前記顧客に確認しつつ当該提供先への移
動をおこなうサービス提供方法において、管理工程は、
前記提供先の地域の地図情報を少なくとも記憶して管理
し、提示工程は、前記管理工程により管理された前記提
供先の地域の地図情報に当該提供先の位置を重畳した位
置確認地図を前記顧客に提示し、訂正工程は、前記提示
手段による位置確認地図の提示に応答する前記顧客から
の修正指示に対応して、前記位置確認地図を訂正するこ
ととしたので、地図という視覚を介して直感的に把握で
きる媒体を顧客に提示して、提供先の確認を直感的かつ
確実におこなうことが可能なサービス提供方法が得られ
るという効果を奏する。
【0096】また、請求項9の発明によれば、請求項8
の動作をコンピュータによって実現することが可能なプ
ログラムが得られるという効果を奏する。
【0097】また、請求項10の発明によれば、請求項
8に記載された方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り
可能となり、これによって、請求項8の動作をコンピュ
ータによって実現することが可能な記録媒体が得られる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るショップサーバを含んだ
サービス提供システムのシステム構成を示すシステム構
成図である。
【図2】図1に示したショップサーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示したユーザクライアント端末の構成を
示すブロック図である。
【図4】ユーザクライアント端末の表示部における商品
注文欄の表示例を示す図である。
【図5】ユーザクライアント端末の表示部における届先
住所確認の表示例を示す図である。
【図6】図1に示した配送業者クライアント端末の構成
を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態1に用いられるサービス提供シス
テムの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】ショップサーバから配送業者クライアント端末
に送信される注文情報および位置確認地図を説明するた
めの図である。
【図9】本実施の形態2における位置確認地図の訂正処
理を説明するための図である。
【図10】ユーザクライアント端末の表示部における届
先住所確認の表示例を示す図である。
【図11】本実施の形態3における商品の配送先の選択
処理を説明するための図である。
【図12】ユーザクライアント端末の表示部における届
先住所確認の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 ショップサーバ10 20 ユーザクライアント端末 30 配送業者クライアント端末 11 地図データベース 12 商品データベース 13 位置確認地図作成部 14 顧客管理データベース 15、21、31 I/F部 16、24、33 制御部 22 表示部 23 指示入力部 32 配送管理データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客のもとに移動してサービスを提供す
    る提供先が不明な場合に、該提供先を前記顧客に確認し
    つつ当該提供先への移動をおこなうサービス提供サーバ
    において、 前記提供先の地域の地図情報を少なくとも記憶した地図
    データベースと、 前記地図データベースに記憶した前記提供先の地域の地
    図情報に当該提供先の位置を重畳した位置確認地図を前
    記顧客に提示する提示手段と、 前記提示手段による位置確認地図の提示に応答する前記
    顧客からの修正指示に対応して、前記位置確認地図を訂
    正する訂正手段と、 を備えたことを特徴とするサービス提供サーバ。
  2. 【請求項2】 前記サービスは、前記顧客に対する商品
    の配送サービスまたは前記顧客に対する役務の提供サー
    ビスであることを特徴とする請求項1に記載のサービス
    提供サーバ。
  3. 【請求項3】 前記訂正手段は、前記提供先の地域に係
    る修正指示に対応して、該修正指示された提供先の地域
    の地図情報が前記提示手段により前記顧客に提示される
    よう前記位置確認地図を訂正することを特徴とする請求
    項1または2に記載のサービス提供サーバ。
  4. 【請求項4】 前記訂正手段は、前記提供先の位置に係
    る修正指示に対応して、該修正指示された提供先の位置
    が前記提示手段により前記顧客に提示されるよう前記位
    置確認地図を訂正することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3に記載のサービス提供サーバ。
  5. 【請求項5】 前記提示手段は、当該提供先の位置を示
    すオーバーレイを作成するオーバーレイ作成手段と、前
    記オーバーレイ作成手段により作成されたオーバーレイ
    を前記提供先の地域の地図情報に重畳して前記位置確認
    地図を作成する位置確認地図作成手段と、を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のサー
    ビス提供サーバ。
  6. 【請求項6】 前記訂正手段により訂正された位置確認
    地図を前記顧客に対応づけて記憶する顧客管理データベ
    ースをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載のサービス提供サーバ。
  7. 【請求項7】 前記訂正手段により訂正された位置確認
    地図を前記顧客に対応づけて所定の外部装置に対して送
    信する送信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一つに記載のサービス提供サーバ。
  8. 【請求項8】 顧客のもとに移動してサービスを提供す
    る提供先が不明な場合に、該提供先を前記顧客に確認し
    つつ当該提供先への移動をおこなうサービス提供方法に
    おいて、 前記提供先の地域の地図情報を少なくとも記憶して管理
    する管理工程と、 前記管理工程により管理された前記提供先の地域の地図
    情報に当該提供先の位置を重畳した位置確認地図を前記
    顧客に提示する提示工程と、 前記提示手段による位置確認地図の提示に応答する前記
    顧客からの修正指示に対応して、前記位置確認地図を訂
    正する訂正工程と、 を含んだことを特徴とするサービス提供方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項8に記載された方法をコンピ
    ュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 前記請求項8に記載された方法をコン
    ピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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