JP2004258235A - ズームレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを提供する。
【解決手段】物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなり、第1レンズ群G1は物体側から順に像側に凹面を向けた負レンズL11と正レンズL12とから構成されており、第2レンズ群G2は物体側から順に両凸形状の正レンズL21と像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22とから構成されており、第3レンズ群G3は正レンズL31で構成されており、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍を行い、第3レンズ群G3は変倍時は固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなり、第1レンズ群G1は物体側から順に像側に凹面を向けた負レンズL11と正レンズL12とから構成されており、第2レンズ群G2は物体側から順に両凸形状の正レンズL21と像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22とから構成されており、第3レンズ群G3は正レンズL31で構成されており、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍を行い、第3レンズ群G3は変倍時は固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラなどに好適なズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、固体撮像素子に適するズームレンズには、小型化が求められている。このため、小型化を図ったズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−14284号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示されているズームレンズは、負正正の3つのレンズ群からなり、3つのレンズ群全てを移動させることによって変倍を行う。これにより、構成が複雑になるため、十分な小型化を図ることが困難であるという問題がある。また、レンズの総厚が大きいため、鏡筒の沈胴厚を小さくすることができないという問題もある。
【0005】
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、
物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとから構成されており、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、両凸形状の正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとから構成されており、
前記第3レンズ群は、正レンズで構成されており、
前記第2レンズ群を変倍群、前記第1レンズ群を補正群として作用させて変倍を行い、
前記第3レンズ群は、変倍時は固定されていることを特徴とするズームレンズを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなる。そして第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとから構成されている。第2レンズ群は、物体側から順に、両凸形状の正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとから構成されている。第3レンズ群は、正レンズで構成されている。そして本発明のズームレンズは、第2レンズ群を変倍群、第1レンズ群を補正群として作用させて変倍を行う。また第3レンズ群は、変倍時は固定されている。
【0008】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
(1)0.3 < (R22+R21)/(R22−R21) < 0.8
ただし、
R21:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R22:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0009】
条件式(1)は、本発明のズームレンズが必要最小限の構成によって効率的に球面収差とコマ収差とを補正するための条件式である。条件式(1)の下限値を下回ると、球面収差とコマ収差とを十分に補正することができなくなってしまう。一方、条件式(1)の上限値を上回ると、球面収差とコマ収差とを過剰に補正することになってしまう。特に、条件式(1)を満足しつつ、第2レンズ群における両凸形状の正レンズの物体側レンズ面を非球面で構成すれば、さらに良好に球面収差とコマ収差とを補正することが可能になる。
【0010】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)−1.2 < (R12+R11)/(R12−R11) < −0.5
ただし、
R11:第1レンズ群における負レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R12:第1レンズ群における負レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0011】
条件式(2)は、本発明のズームレンズが必要最小限の構成によって効率的に歪曲収差とコマ収差とを補正するための条件式である。条件式(2)の下限値を下回ると、コマ収差を過剰に補正することになってしまうため望ましくない。一方、条件式(2)の上限値を上回ると、歪曲収差が大きくなってしまうため望ましくない。
【0012】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)1 < d21/d22 < 3
ただし、
d21:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの中心厚,
d22:第2レンズ群における負メニスカスレンズの中心厚.
【0013】
条件式(3)は、必要最小限の構成によって本発明のズームレンズの小型化を図るための条件式である。条件式(3)の上限値を上回ると、容易に球面収差やコマ収差などを良好に補正することができる。しかし、第2レンズ群全体の中心厚が大きくなってしまうため望ましくない。一方、条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズ群全体の中心厚を小さくすることができる。しかし、球面収差やコマ収差を補正することが困難になってしまうため望ましくない。
【0014】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)0.5 < (R122+R121)/(R122−R121) < 2.5
ただし、
R121:第1レンズ群における正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R122:第1レンズ群における正レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0015】
条件式(4)は、本発明のズームレンズがコマ収差を良好に補正するための条件式である。条件式(4)の上限値または下限値を越えると、第1レンズ群においてコマ収差を良好に補正することが困難になってしまう。
【0016】
以下、本発明の各実施例に係るズームレンズを添付図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0017】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0018】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
【0019】
以下の表1に、本発明の第1実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
(全体諸元)において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、Bfはバックフォーカス、2ωは画角(単位は度[°])をそれぞれ示す。
(レンズデータ)において、面は物体側からの光学面の順序、間隔は光学面の間隔をそれぞれ示す。また、屈折率はd線(λ=587.56nm)に対する値である。
【0020】
ここで、本実施例に係るズームレンズ中の非球面は、以下の非球面式で表される。尚、yは光軸からの高さ、xはサグ量、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)、κは円錐定数、C4,C6,C8,C10 は各々4,6,8,10次の非球面係数とする。また非球面は、(レンズデータ)におけるその面番号に*印を付して示している。
【0021】
【数1】
【0022】
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離、曲率半径、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、単位はmmに限られるものではない。
尚、以下の全実施例の諸元値においても、本実施例と同様の符号を用いる。
【0023】
【表1】
【0024】図2(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【0025】
各収差図において、FNOは最大口径に対応するFナンバー、Aは半画角(単位は度[°])をそれぞれ示す。尚、非点収差図および歪曲収差図においては半画角Aの最大値をそれぞれ示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。さらに、コマ収差図は、各半画角におけるコマ収差を示す。
尚、以下に示す全実施例の諸収差図において、本実施例と同様の符号を用いる。
【0026】
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0027】
(第2実施例)
図3は、本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0028】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0029】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
以上の構成により本実施例に係るズームレンズは、約2.5倍の変倍比を達成している。
以下の表2に、本発明の第2実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
【0030】
【表2】
【0031】
図4(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0032】
(第3実施例)
図5は、本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0033】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹形状の負レンズL11と、両凸形状の正レンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0034】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
上述の第1レンズ群G1の構成により本実施例に係るズームレンズは、歪曲収差とコマ収差を良好に補正することができる。
以下の表3に、本発明の第3実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
【0035】
【表3】
【0036】
図6(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0037】
上記各実施例によれば、負正正の3つのレンズ群からなり、変倍比が2倍以上で、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを実現することができる。したがって、レンズ収納時のスペースの小型化によって、必要最小限なレンズ容積によるコストの削減、およびカメラの小型化を図ることが可能になる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図2】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【図3】本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図4】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【図5】本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図6】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群(補正群)
G2 第2レンズ群(変倍群)
G3 第3レンズ群
I 像面
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラなどに好適なズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、固体撮像素子に適するズームレンズには、小型化が求められている。このため、小型化を図ったズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−14284号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示されているズームレンズは、負正正の3つのレンズ群からなり、3つのレンズ群全てを移動させることによって変倍を行う。これにより、構成が複雑になるため、十分な小型化を図ることが困難であるという問題がある。また、レンズの総厚が大きいため、鏡筒の沈胴厚を小さくすることができないという問題もある。
【0005】
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、
物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとから構成されており、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、両凸形状の正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとから構成されており、
前記第3レンズ群は、正レンズで構成されており、
前記第2レンズ群を変倍群、前記第1レンズ群を補正群として作用させて変倍を行い、
前記第3レンズ群は、変倍時は固定されていることを特徴とするズームレンズを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなる。そして第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとから構成されている。第2レンズ群は、物体側から順に、両凸形状の正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとから構成されている。第3レンズ群は、正レンズで構成されている。そして本発明のズームレンズは、第2レンズ群を変倍群、第1レンズ群を補正群として作用させて変倍を行う。また第3レンズ群は、変倍時は固定されている。
【0008】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
(1)0.3 < (R22+R21)/(R22−R21) < 0.8
ただし、
R21:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R22:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0009】
条件式(1)は、本発明のズームレンズが必要最小限の構成によって効率的に球面収差とコマ収差とを補正するための条件式である。条件式(1)の下限値を下回ると、球面収差とコマ収差とを十分に補正することができなくなってしまう。一方、条件式(1)の上限値を上回ると、球面収差とコマ収差とを過剰に補正することになってしまう。特に、条件式(1)を満足しつつ、第2レンズ群における両凸形状の正レンズの物体側レンズ面を非球面で構成すれば、さらに良好に球面収差とコマ収差とを補正することが可能になる。
【0010】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)−1.2 < (R12+R11)/(R12−R11) < −0.5
ただし、
R11:第1レンズ群における負レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R12:第1レンズ群における負レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0011】
条件式(2)は、本発明のズームレンズが必要最小限の構成によって効率的に歪曲収差とコマ収差とを補正するための条件式である。条件式(2)の下限値を下回ると、コマ収差を過剰に補正することになってしまうため望ましくない。一方、条件式(2)の上限値を上回ると、歪曲収差が大きくなってしまうため望ましくない。
【0012】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)1 < d21/d22 < 3
ただし、
d21:第2レンズ群における両凸形状の正レンズの中心厚,
d22:第2レンズ群における負メニスカスレンズの中心厚.
【0013】
条件式(3)は、必要最小限の構成によって本発明のズームレンズの小型化を図るための条件式である。条件式(3)の上限値を上回ると、容易に球面収差やコマ収差などを良好に補正することができる。しかし、第2レンズ群全体の中心厚が大きくなってしまうため望ましくない。一方、条件式(3)の下限値を下回ると、第2レンズ群全体の中心厚を小さくすることができる。しかし、球面収差やコマ収差を補正することが困難になってしまうため望ましくない。
【0014】
また、本発明のズームレンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)0.5 < (R122+R121)/(R122−R121) < 2.5
ただし、
R121:第1レンズ群における正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R122:第1レンズ群における正レンズの像側レンズ面の曲率半径.
【0015】
条件式(4)は、本発明のズームレンズがコマ収差を良好に補正するための条件式である。条件式(4)の上限値または下限値を越えると、第1レンズ群においてコマ収差を良好に補正することが困難になってしまう。
【0016】
以下、本発明の各実施例に係るズームレンズを添付図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0017】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0018】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
【0019】
以下の表1に、本発明の第1実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
(全体諸元)において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、Bfはバックフォーカス、2ωは画角(単位は度[°])をそれぞれ示す。
(レンズデータ)において、面は物体側からの光学面の順序、間隔は光学面の間隔をそれぞれ示す。また、屈折率はd線(λ=587.56nm)に対する値である。
【0020】
ここで、本実施例に係るズームレンズ中の非球面は、以下の非球面式で表される。尚、yは光軸からの高さ、xはサグ量、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)、κは円錐定数、C4,C6,C8,C10 は各々4,6,8,10次の非球面係数とする。また非球面は、(レンズデータ)におけるその面番号に*印を付して示している。
【0021】
【数1】
【0022】
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離、曲率半径、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、単位はmmに限られるものではない。
尚、以下の全実施例の諸元値においても、本実施例と同様の符号を用いる。
【0023】
【表1】
【0024】図2(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【0025】
各収差図において、FNOは最大口径に対応するFナンバー、Aは半画角(単位は度[°])をそれぞれ示す。尚、非点収差図および歪曲収差図においては半画角Aの最大値をそれぞれ示す。また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。さらに、コマ収差図は、各半画角におけるコマ収差を示す。
尚、以下に示す全実施例の諸収差図において、本実施例と同様の符号を用いる。
【0026】
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0027】
(第2実施例)
図3は、本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0028】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0029】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
以上の構成により本実施例に係るズームレンズは、約2.5倍の変倍比を達成している。
以下の表2に、本発明の第2実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
【0030】
【表2】
【0031】
図4(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0032】
(第3実施例)
図5は、本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。
【0033】
第1レンズ群G1は、物体側から順に、両凹形状の負レンズL11と、両凸形状の正レンズL12との2枚のレンズで構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL21と、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズL22との2枚のレンズで構成されている。
第3レンズ群G3は、両凸形状の正レンズL31のみで構成されている。
【0034】
そして本実施例では、第2レンズ群G2を変倍群、第1レンズ群G1を補正群として作用させて変倍(ズーミング)を行う。第1レンズ群G1は、変倍時に光軸に沿って非線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から中間焦点距離状態までは像側へ移動し、中間焦点距離状態から望遠端状態(T)までは物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、変倍時に光軸に沿って略線形に移動するレンズ群であって、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へ向かって像側から物体側へ移動する。
また第3レンズ群G3は、変倍時は固定されておりコンデンサレンズとして機能する。尚、この第3レンズ群G3は、合焦群として使用することもできる。
上述の第1レンズ群G1の構成により本実施例に係るズームレンズは、歪曲収差とコマ収差を良好に補正することができる。
以下の表3に、本発明の第3実施例に係るズームレンズの諸元値を掲げる。
【0035】
【表3】
【0036】
図6(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
各諸収差図から、本実施例に係るズームレンズは十分な光学性能が確保されていることがわかる。
【0037】
上記各実施例によれば、負正正の3つのレンズ群からなり、変倍比が2倍以上で、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを実現することができる。したがって、レンズ収納時のスペースの小型化によって、必要最小限なレンズ容積によるコストの削減、およびカメラの小型化を図ることが可能になる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、高い光学性能を確保しつつ各レンズ群のレンズ厚を小さくすることによってレンズの総厚を小さくした小型のズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図2】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【図3】本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図4】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【図5】本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す断面図である。
【図6】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の諸収差図を示す。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群(補正群)
G2 第2レンズ群(変倍群)
G3 第3レンズ群
I 像面
Claims (5)
- 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなり、
前記第1レンズ群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとから構成されており、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、両凸形状の正レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとから構成されており、
前記第3レンズ群は、正レンズで構成されており、
前記第2レンズ群を変倍群、前記第1レンズ群を補正群として作用させて変倍を行い、
前記第3レンズ群は、変倍時は固定されていることを特徴とするズームレンズ。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
0.3 < (R22+R21)/(R22−R21) < 0.8
ただし、
R21:前記第2レンズ群における前記両凸形状の正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R22:前記第2レンズ群における前記両凸形状の正レンズの像側レンズ面の曲率半径. - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
−1.2 < (R12+R11)/(R12−R11) < −0.5
ただし、
R11:前記第1レンズ群における前記負レンズの物体側レンズ面の曲率半径,R12:前記第1レンズ群における前記負レンズの像側レンズ面の曲率半径. - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1 < d21/d22 < 3
ただし、
d21:前記第2レンズ群における前記両凸形状の正レンズの中心厚,
d22:前記第2レンズ群における前記負メニスカスレンズの中心厚. - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
0.5 < (R122+R121)/(R122−R121) < 2.5
ただし、
R121:前記第1レンズ群における前記正レンズの物体側レンズ面の曲率半径,
R122:前記第1レンズ群における前記正レンズの像側レンズ面の曲率半径.
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2003
- 2003-02-25 JP JP2003048033A patent/JP2004258235A/ja not_active Withdrawn
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