JP2004258229A - ズームレンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側より正の第1レンズ群G1と負の第2レンズ群G2と正の第3レンズ群G3と正の第4レンズ群G4とを有し、広角端から望遠端までレンズ位置状態が変化する際、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が減少するように、少なくとも第1,4レンズ群G1,G4が物体側へ移動し、第4レンズ群G4は物体側より第1補助レンズ群GA(L41,L42)と第2補助レンズ群GB(L43)とを有し、第4レンズ群G4中の少なくとも2つのレンズ面は非球面で、第1補助レンズ群GAを光軸に対して略垂直な方向へ移動させることで像を移動可能で、第3レンズ群G3近傍に開口絞りSが配置される。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はズームレンズに関し、特にレンズ系を構成する一部のレンズを光軸に対して略垂直な方向へ移動させることによって像を移動させた際に生じる諸収差の変化が少ない高変倍比のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンズ系を構成する一部のレンズを光軸に対して略垂直な方向へ移動(シフト)させることによって像を移動(シフト)させることが可能な、いわゆる像シフト可能な光学系が知られている。斯かる光学系として、ズームレンズ中に配置されている一部のレンズを光軸に対して略垂直な方向へシフトさせることによって像をシフトさせることを可能としたズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
以下、本明細書において、光軸に対して略垂直な方向へシフトさせるレンズをシフトレンズ群という。
【0003】
また近年、写真用レンズとしてズームレンズが一般的に用いられている。写真用レンズとしてズームレンズを用いる場合、被写体に近づいた撮影を行うことが可能となるため、撮影者の意図に合わせた撮影を行うことができるというユーザーメリットがある。このため、写真用レンズとしてのズームレンズの一般化に伴い、被写体により近づいた撮影を可能とする高変倍比のズームレンズが市場に提供されている。
被写体により近づいた撮影が可能な高変倍比のズームレンズとして、正負正正4群タイプのズームレンズが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
正負正正4群タイプのズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群との4つのレンズ群からなる。そしてこのズームレンズは、広角端状態(焦点距離が最も短い)から望遠端状態(焦点距離が最も長い)までレンズ位置状態が変化する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が減少するように、少なくとも第1レンズ群及び第4レンズ群が物体側へ移動する構成である。
【0004】
また、写真用レンズとしてのズームレンズのさらなる一般化に伴い、携帯性の向上というユーザーニーズに応えるために、小型化や軽量化を図ったズームレンズが提案されている。
一方、特に小型化や軽量化を図ったズームレンズでは、例えば撮影者がレリーズボタンを押す際に生じるカメラのブレのような、撮影の際に生じるカメラの微小なブレによって、露出中に像がブレてしまう。また、カメラのブレ量を一定とした場合、焦点距離の増長に従って像のブレ量が増大するため、カメラの微小なブレによっても画像が著しく劣化してしまう。
【0005】
そこで、ズームレンズを像シフト可能なズームレンズとして該ズームレンズに駆動系と検出系と制御系とを組み合わせることによって、上述のカメラのブレに起因する画像のブレを補正する方法が知られている(例えば、特許文献3参照。)。斯かるズームレンズにおいてまず検出系は、カメラのブレを検出する。そして制御系は、検出系よって検出されたブレを補正するため、駆動系に駆動量を与えてシフトレンズ群を制御する。そして駆動系は、シフトレンズ群を光軸に対して略垂直な方向へ駆動させ、カメラのブレに起因する画像のブレを補正する。
【0006】
【特許文献1】
特開平2−81020号公報
【特許文献2】
特開平11−142739号公報
【特許文献3】
特開平10−282413号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般にズームレンズでは、ズームレンズ全体として所定の光学性能を得るため、レンズ群毎に諸収差を補正することが必要である。また、各レンズ群に対して求められる収差を補正した状態(収差補正状態)はある程度の範囲を有しており、一般に変倍比が大きくなるほどその範囲は小さくなる。
一方、像シフト可能な光学系では、像をシフトさせた際に発生する諸収差の変動を抑えるため、シフトレンズ群単独に対して求められる収差補正状態がある。
従って、変倍比を大きくした際に良好な光学性能を得るためシフトレンズ群に対して求められる収差補正状態と、像をシフトさせた際に発生する諸収差の変動を良好に補正するためシフトレンズ群に対して求められる収差補正状態とには隔たりがある。このため、高変倍比化を図ることと、像シフト可能な光学系を構成することとの両立は非常に困難であるという問題がある。
【0008】
上記特許文献3に開示のズームレンズは、ズームレンズを構成するレンズ群の数が多い。従って、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際の各レンズ群のズーム軌道について選択の自由度が大きい。このため、高い光学性能を得ることができる。しかしながら、レンズ群を移動させるための駆動機構の複雑化を招くことや、製造時にレンズ群同士の相互偏芯が発生する要因が増えることから、安定した光学品質を維持することが困難であるという問題がある。
【0009】
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、レンズ系を構成する一部のレンズを光軸に対して略垂直な方向へ移動させることによって像を移動させることが可能な高変倍比のズームレンズを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、
物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有し、
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少するように、少なくとも前記第1レンズ群及び前記第4レンズ群が物体側へ移動し、
前記第4レンズ群は、第1補助レンズ群と、第2補助レンズ群とを有し、前記第2補助レンズ群は前記第1補助レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置されており、前記第4レンズ群中の少なくとも2つのレンズ面は非球面であり、
前記第1補助レンズ群を光軸に対して略垂直な方向へ移動させることによって、像を移動させることが可能であり、
前記第3レンズ群の近傍に開口絞りが配置されていることを特徴とするズームレンズを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるズームレンズは、従来の正負正正4群タイプのズームレンズと同様、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有する。そして、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が減少するように、少なくとも第1レンズ群及び第4レンズ群が物体側へ移動する。
高変倍比のズームレンズでは、レンズ位置状態の変化に伴う軸外収差の変動を良好に補正するため、開口絞りをレンズ系の中心付近に配置することが望ましい。従って、本発明によるズームレンズでは、開口絞りを第3レンズ群の近傍に配置している。
【0012】
上記レンズ構成の下、本発明によるズームレンズは以下の条件(A),(B),(C)を満足する構成とすることによって、像シフト時に発生する諸収差の変動を良好に補正することができる。
(A)第4レンズ群を物体側から順に第1補助レンズ群GAと第2補助レンズ群GBとの2つの補助レンズ群で構成し、第1補助レンズ群GAを光軸に対して略垂直な方向へシフトさせることによって像シフトを行う(第1補助レンズ群GAをシフトレンズ群とする)。
(B)広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際の第3レンズ群と第4レンズ群との間隔の変化量を適切に設定する。
(C)第4レンズ群中(第4レンズ群における第1補助レンズ群GA中)の少なくとも2つのレンズ面を非球面とする。
【0013】
条件(A)は、レンズ位置状態の変化に伴う諸収差の変動と像シフト時に発生する諸収差の変動とを良好に補正するための条件である。
本発明によるズームレンズは、第4レンズ群全体がレンズ位置状態の変化に伴う諸収差の変動を良好に補正し、第1補助レンズ群GA(シフトレンズ群)が像シフト時に発生する諸収差の変動を良好に補正するように、収差補正上の機能を分ける構成としている。これにより、レンズ位置状態の変化に伴う諸収差の変動を良好に補正し、これと同時に像シフト時に発生する諸収差の変動を良好に補正することができる。
【0014】
条件(B)は、レンズ位置状態の変化に伴って発生する軸外収差の変動を良好に補正し、かつ像シフト時に発生する軸外収差の変動を良好に補正するための条件である。
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔の変化を大きくすると、第4レンズ群を通過する軸外光束の高さが大きく変化する。このため、レンズ位置状態の変化に伴って発生する軸外収差の変動を良好に補正することができる。またこの反面、広角端状態において第4レンズ群を通過する軸外光束が光軸から大きく離れてしまうため、像シフト時に発生する軸外収差の変動が大きくなってしまう。従って、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際の第3レンズ群と第4レンズ群との間隔の変化量を適切に設定することが肝要である。
【0015】
条件(C)は、像シフト時に発生する諸収差の変動を良好に補正するための条件である。
本発明によるズームレンズでは、広角端状態において開口絞りとシフトレンズ群との間隔を大きくしているため、シフトレンズ群において発生する軸上収差と軸外収差とを同時に補正する必要がある。そこで本発明によるズームレンズは、少なくとも2つのレンズ面を非球面とすることによって軸上収差と軸外収差とを補正する構成としている。
特に本発明によるズームレンズでは、非球面である2つのレンズ面は適切な光軸上の間隔を隔てて配置されている。これにより、非球面である2つのレンズ面のうち、開口絞りにより近いレンズ面が主として軸上収差の補正を行い、もう一方のレンズ面が主として軸外収差の補正を行っている。
【0016】
以下、各条件式について詳細に説明する。
以下の条件式(1)は、上記条件(C)を具体的に数値規定する条件式である。
(1)0.15<D/fw
但し、
D :第4レンズ群中の非球面であるレンズ面のうち、最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸に沿った距離,
fw :広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離.
【0017】
条件式(1)の下限値を下回ると、非球面である2つのレンズ面を通過する光線の高さの差が小さくなる。このため、軸上収差と軸外収差とを独立して補正することができなくなり、像シフト時に所定の光学性能を得ることができなくなってしまう。
【0018】
以下の条件式(2)は、上記条件(B)を具体的に数値規定する条件式である。
(2)0.2<D34w/fw<0.4
但し、
D34w:広角端状態における第3レンズ群と第4レンズ群との間隔,
fw :広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離.
【0019】
条件式(2)の上限値を上回ると、広角端状態において第4レンズ群を通過する軸外光束が光軸から大きく離れてしまう。このため、像シフト時に発生する軸外収差の変動が大きくなってしまう。
一方、条件式(2)の下限値を下回ると、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に発生する軸外収差の変動を良好に補正することができなくなってしまう。
【0020】
上記構成の下、本発明によるズームレンズは、第4レンズ群を構成する各補助レンズ群が以下の条件(D),(E)を満足する構成とすることによって、レンズ径の小型化を図ることと、像シフト時に発生する諸収差の変動をより良好に補正することができる。
(D)第1補助レンズ群GAの屈折力を正とし、その焦点距離を適切に設定する。
(E)第1補助レンズ群GAが1枚の両側非球面レンズと少なくとも1枚の球面レンズとを有する構成とする。
【0021】
条件(D)は、広角端状態において発生する軸外収差を良好に補正するための条件である。
第1補助レンズ群GAの正の屈折力が弱まると、広角端状態において軸外光束が光軸から遠ざけられるため、第2補助レンズ群GBを通過する軸外光束が光軸から離れる。このため、レンズ鏡筒とカメラ本体とのマウント部分で光束が切られてしまうことになる。
そこで本発明によるズームレンズでは、第1補助レンズ群GAがある程度強い正の屈折力を有する構成としている。尚、第1補助レンズ群GAの正の屈折力が大きくなると、広角端状態において所定のバックフォーカスを確保することができなくなってしまう。このため、第1補助レンズ群GAの焦点距離を適切に設定することが望ましい。
【0022】
従って本発明によるズームレンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)2<fa/fw<3.5
但し、
fa:第1補助レンズ群GAの焦点距離,
fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離.
【0023】
条件式(3)は、第1補助レンズ群GAの焦点距離を適切に規定するための条件式である。
条件式(3)の上限値を上回ると、上述の通り、第2補助レンズ群GBを通過する軸外光束がマウント部分でケラレてしまう。
一方、条件式(3)の下限値を下回ると、上述の通り、所定のバックフォーカスを確保することができなくなってしまう。
【0024】
条件(E)は、製造時に安定した光学品質を維持するための条件である。
本発明によるズームレンズにおいて、2枚の非球面を2枚のレンズに配置する場合、即ち2枚のレンズについてそれぞれ片側のレンズ面を非球面とする場合、製造時に発生する相互偏芯の量が大きくなる。従って、2枚のレンズ同士の偏芯による性能劣化が大きくなってしまう。このため、本発明によるズームレンズは、第1補助レンズ群GA中に1枚の両側非球面レンズを配置する構成としている。これにより、製造時に発生する非球面同士の偏芯を抑え、安定した光学品質を維持することができる。
【0025】
また、上述のように本発明によるズームレンズでは、非球面である2つのレンズ面にそれぞれ収差補正上の機能を分担している。ここで、2つのレンズ面のみを非球面とするのではなく、2つ以上のレンズ面を非球面としてさらに光学性能の向上を図ることは可能である。しかしこれにより、製造時における相互偏芯の発生の要因を増やすこととなってしまう。従って、本発明によるズームレンズは、第1補助レンズ群GA中に1枚の両側非球面レンズを配置する構成とすれば十分である。
【0026】
またこのとき、本発明によるズームレンズは以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)Da/fw<0.35
但し、
Da:第1補助レンズ群GA中の両側非球面レンズの中心厚,
fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離.
【0027】
条件式(4)は、第1補助レンズ群GA中の両側非球面レンズの中心厚を規定する条件式である。
条件式(4)の上限値を上回ると、両側非球面レンズの中心厚が厚くなり過ぎるため、該両側非球面レンズの製造が困難となってしまう。
【0028】
また本発明によるズームレンズは、レンズ位置状態の変化に伴って発生する軸外収差の変動を良好に補正するため、以下の条件式(5)又は条件式(6)の少なくとも一方を満足することが望ましい。
(5)1<f1/(fw・ft)1/2<1.5
(6)0.6<f3/f4<0.85
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離,
fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離,
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離,
f3:第3レンズ群の焦点距離,
f4:第4レンズ群の焦点距離.
【0029】
条件式(5)は、第1レンズ群の焦点距離を規定する条件式である。
条件式(5)の上限値を上回ると、望遠端状態におけるズームレンズの全長が大型化してしまい、携帯性が損なわれてしまう。
一方、条件式(5)の下限値を下回ると、広角端状態において第1レンズ群を通過する軸外光束が光軸から大きく離れてしまう。これにより、レンズ径が大型化するばかりでなく、画面周縁部においてコマ収差が多大に発生してしまう。
【0030】
条件式(6)は、ズームレンズの全長の短縮化を図ることと望遠端状態において所望の光学性能を維持することとのバランスを図るための条件式である。
条件式(6)の上限値を上回ると、望遠端状態におけるズームレンズの全長が大型化してしまう。
一方、条件式(6)の下限値を下回ると、広角端状態において所定のバックフォーカスを確保するために、第2レンズ群による発散作用が強まり、第3レンズ群に入射する光束が広がる。このため、第3レンズ群において発生する負の球面収差が増大し、特に望遠端状態における負の球面収差が多大に発生してしまうこととなる。
本発明によるズームレンズは、条件式(5)と条件式(6)とを同時に満足することによって、より高い光学性能を実現することができる。
【0031】
尚、本発明によるズームレンズは近距離合焦時に第2レンズ群を光軸方向に移動させる構成とすることが、諸収差の変動を抑えるために適している。
また本発明は、ズームレンズに限られるものでなく、例えば焦点距離状態が連続的に存在しない、いわゆるバリフォーカルズームレンズに適用することもできる。
さらに本発明によるズームレンズは、第4レンズ群の像側に付加的なレンズを配置することによって射出瞳位置を像面位置から遠ざけ、CCD等の光電変換素子を受光素子として用いる光学系に適用することも可能である。これは光電変換素子を受光素子として用いた場合に、素子面の直前にマイクロレンズアレイを配置するために射出瞳位置を像面位置から遠ざける必要があるからである。尚、受光光量が少ない場合ノイズが発生しやすく、短時間での露出を行うことができないという問題を生じるため、マイクロレンズアレイは受光光量を増大させる目的で配置される。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の各実施例に係るズームレンズを添付図面に基づいて説明する。
各実施例において、非球面の形状は以下の非球面式で表される。尚、yは光軸からの高さ、xはサグ量、cは基準曲率(近軸曲率)、κは円錐定数、C4,C6,C8,C10は各々4,6,8,10次の非球面係数とする。
【0033】
【数1】
x=cy2/{1+(1−κc2y2)1/2}+C4y4+C6y6+C8y8+C10y10
【0034】
図1は、本発明の各実施例に係る可変焦点距離レンズ系(ズームレンズ)の屈折力配分を示す図である。
本発明の各実施例に係るズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とから構成されている。そして、広角端状態(W)から望遠端状態(T)への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との空気間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との空気間隔は減少するように、少なくとも第1レンズ群G1及び第4レンズ群G4が物体側へ移動する。
【0035】
(第1実施例)
図2は、本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
本実施例に係るズームレンズにおいて第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12とから構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズL21と、物体側に凹面を向けた負レンズL22と、物体側に凸面を向けた正レンズL23と、物体側に凹面を向けた負レンズL24とから構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズとの接合レンズL32とから構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両側の面が非球面で構成される両凸形状の正レンズL41と、像側に凹面を向けた負レンズL42と、両凸形状の正レンズと負レンズとの接合レンズL43とから構成されている。
【0036】
本実施例に係るズームレンズにおいて開口絞りSは、第3レンズ群G3の物体側に配置され、レンズ位置状態が変化する際に第3レンズ群G3と共に移動する。
また、第2レンズ群G2中の負レンズL21は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
また、本実施例に係るズームレンズは、第4レンズ群G4中の両凸形状の正レンズL41と負レンズL42とが第1補助レンズ群GA、接合レンズL43が第2補助レンズ群GBとしてそれぞれ機能する構成である。
【0037】
以下の表1に、本発明の第1実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
(全体諸元)において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角(単位:度)をそれぞれ示す。
(レンズデータ)において、面は物体側からのレンズ面の順序、間隔はレンズ面の間隔をそれぞれ示す。また、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。さらに、曲率半径0.0000は平面を示し、Bfはバックフォーカスを示す。
【0038】
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径、間隔、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。
尚、以下の全実施例の諸元値において、本実施例と同様の符号を用いる。
【0039】
【表1】
【0040】
図3(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=130.44)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図である。
図4(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=130.44)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第1補助レンズ群GAを上記表1に示す量だけシフトさせた際のコマ収差図である。
【0041】
図3及び図4は、d線(λ=587.6nm)の収差を示す収差図である。
図3(a),(b),(c)において、FNOはFナンバー、ωは半画角、Yは像高をそれぞれ示す。球面収差図では最大口径に対応するFナンバーの値を示し、非点収差図及び歪曲収差図では像高の最大値をそれぞれ示す。また、コマ収差図では各半画角と各像高0、10.8、15.12、18.34、21.6の値を示す。さらに、球面収差図において、実線は球面収差、点線はサイン・コンディションをそれぞれ示す。非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。
図4(a),(b),(c)において、ωは半画角、Yは像高をそれぞれ示す。また図4は、像高Y=−15.0,0.0,+15.0の値を示す。
尚、以下に示す各実施例の諸収差図において、本実施例と同様の符号を用いる。
【0042】
図3(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有していることがわかる。
図4(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、像シフト時における諸収差の変動を良好に補正していることがわかる。
【0043】
(第2実施例)
図5は、本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
本実施例に係るズームレンズにおいて第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12とから構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズL21と、物体側に凹面を向けた負レンズL22と、物体側に凸面を向けた正レンズL23と、物体側に凹面を向けた負レンズL24とから構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズとの接合レンズL32とから構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両側の面が非球面で構成される両凸形状の正レンズL41と、像側に凹面を向けた負レンズL42と、両凸形状の正レンズと負レンズとの接合レンズL43とから構成されている。
【0044】
本実施例に係るズームレンズにおいて開口絞りSは、第3レンズ群G3の物体側に配置され、レンズ位置状態が変化する際に第3レンズ群G3と共に移動する。
また、第2レンズ群G2中の負レンズL21は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
また、本実施例に係るズームレンズは、第4レンズ群G4中の両凸形状の正レンズL41と負レンズL42とが第1補助レンズ群GA、接合レンズL43が第2補助レンズ群GBとしてそれぞれ機能する構成である。
以下の表2に、本発明の第2実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
【0045】
【表2】
【0046】
図6(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=86.39)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図である。
図7(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=86.39)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第1補助レンズ群GAを上記表2に示す量だけシフトさせた際のコマ収差図である。
【0047】
図6(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有していることがわかる。
図7(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、像シフト時における諸収差の変動を良好に補正していることがわかる。
【0048】
(第3実施例)
図8は、本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
本実施例に係るズームレンズにおいて第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL12とから構成されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負レンズL21と、物体側に凹面を向けた負レンズL22と、物体側に凸面を向けた正レンズL23と、物体側に凹面を向けた負レンズL24とから構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズとの接合レンズL32とから構成されている。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両側の面が非球面で構成される両凸形状の正レンズL41と、像側に凹面を向けた負レンズL42と、両凸形状の正レンズと負レンズとの接合レンズL43とから構成されている。
【0049】
本実施例に係るズームレンズにおいて開口絞りSは、第3レンズ群G3の物体側に配置され、レンズ位置状態が変化する際に第3レンズ群G3と共に移動する。
また、第2レンズ群G2中の負レンズL21は、物体側レンズ面に非球面形状の薄いプラスチック樹脂層を備えている。
また、本実施例に係るズームレンズは、第4レンズ群G4中の両凸形状の正レンズL41と負レンズL42とが第1補助レンズ群GA、接合レンズL43が第2補助レンズ群GBとしてそれぞれ機能する構成である。
以下の表3に、本発明の第3実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
【0050】
【表3】
【0051】
図9(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=85.53)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図を示す。
図10(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=85.53)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第1補助レンズ群GAを上記表3に示す量だけシフトさせた際のコマ収差図を示す。
【0052】
図9(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有していることがわかる。
図10(a),(b),(c)より、本実施例に係るズームレンズは、像シフト時における諸収差の変動を良好に補正していることがわかる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、広角端状態におけるレンズ全長が比較的短く、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際のレンズ全長の変化が少なく、レンズ系を構成する一部のレンズを光軸に対して略垂直な方向へ移動させることによって像を移動させることが可能な高変倍比のズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例に係る可変焦点距離レンズ系(ズームレンズ)の屈折力配分を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
【図3】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=130.44)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図である。
【図4】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=130.44)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第2補助レンズ群をシフトさせた際のコマ収差図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
【図6】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=86.39)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図である。
【図7】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=86.39)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第2補助レンズ群をシフトさせた際のコマ収差図である。
【図8】本発明の第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
【図9】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=85.53)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時の諸収差図である。
【図10】(a),(b),(c)はそれぞれ、本発明の第3実施例に係るズームレンズの広角端状態(f=28.80)、中間焦点距離状態(f=85.53)、望遠端状態(f=291.01)における無限遠合焦時に第2補助レンズ群をシフトさせた際のコマ収差図である。
【符号の説明】
G1:第1レンズ群
G2:第2レンズ群
G3:第3レンズ群
G4:第4レンズ群
S:開口絞り
I:像面
Claims (5)
- 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを有し、
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少するように、少なくとも前記第1レンズ群及び前記第4レンズ群が物体側へ移動し、
前記第4レンズ群は、第1補助レンズ群と、第2補助レンズ群とを有し、前記第2補助レンズ群は前記第1補助レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置されており、前記第4レンズ群中の少なくとも2つのレンズ面は非球面であり、
前記第1補助レンズ群を光軸に対して略垂直な方向へ移動させることによって、像を移動させることが可能であり、
前記第3レンズ群の近傍に開口絞りが配置されていることを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1に記載のズームレンズにおいて、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.15<D/fw
0.2<D34w/fw<0.4
但し、
D :前記第4レンズ群中の非球面である前記レンズ面のうち、最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸に沿った距離,
fw :広角端状態における前記ズームレンズ全体の焦点距離,
D34w:広角端状態における前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔. - 請求項2に記載のズームレンズにおいて、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
2<fa/fw<3.5
但し、
fa:前記第1補助レンズ群の焦点距離. - 請求項3に記載のズームレンズにおいて、
前記第1補助レンズ群は、1枚の両側非球面レンズと、少なくとも1枚の球面レンズとを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
Da/fw<0.35
但し、
Da:前記第1補助レンズ群中の前記両側非球面レンズの中心厚. - 請求項1から3のいずれか1項に記載のズームレンズにおいて、
以下の条件式のうちの少なくとも一方を満足することを特徴とするズームレンズ。
1<f1/(fw・ft)1/2<1.5
0.6<f3/f4<0.85
但し、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離,
ft:望遠端状態における前記ズームレンズ全体の焦点距離,
f3:前記第3レンズ群の焦点距離,
f4:前記第4レンズ群の焦点距離.
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