JP2004258191A - 光ファイバ接続装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成し、この差込口3から先端の研磨された光ファイバ32をそれぞれ差し込み、相互の先端を突き合わせた後、差込口3の隙間の部分に固着材4を充填して固着する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ同士を簡単な部品により確実に突き合わせて接続するようにした光ファイバ接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ファイバ同士を接続するには、図5に示すように、直径0.125mmの2本の光ファイバ32、32をそれぞれ2個の管状部品(以下、フェルールという)11、11の貫通孔12に差し込み、これらのフェルール11、11を整列部33に差し込み、2本の光ファイバ32、32の先端を突き合わせて保持するようにしたコネクタが用いられていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、複数本の光ファイバ同士を接続する場合において、図6に示すように、2つの嵌合用孔40を有する一方のフェルール11をソケットとし、また、2つの嵌合用孔40に嵌合ピン42を一部突出させて固定的に取り付けた他方のフェルール11をプラグとすることで、2つのフェルール11、11を整列部33を用いること無く接合するようにしたコネクタが用いられていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−53031号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の図5に示すような2本の光ファイバ32、32を接続するのに、2個のフェルール11、11を整列部33に差し込み保持するようにしたコネクタを用いる方法による場合も、また、図6に示すように、一方のフェルール11をソケットとし、他方のフェルール11をプラグとするようにしたコネクタを用いル方法による場合も、いずれも光ファイバ32同士の位置合わせが不正確になったり、突き合わせが不十分になったりすること、部品点数が多いこと、部品の加工時間とコストがかかること、さらに、光ファイバの接続のための作業時間がかかることなどの問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、光ファイバを接続するのための部品点数を可能な限り少なくし、かつ、接続のための作業時間も迅速に行えるような接続装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成したことを特徴とする光ファイバ接続装置である。
【0008】
このように構成された接続用アダプタ1において、この接続用アダプタ1の両端の差込口3から先端の研磨された光ファイバ32をそれぞれ差し込み、相互の先端を突き合せる。2本の光ファイバ32を突き合わせた状態で、差込口3の隙間の部分に固着材4を充填して固着する。前記固着材4は、合成樹脂接着剤や半田を用いることができる。また、光ファイバ32が差込口3の固着部分で折曲することで光の伝達に損失が生じるおそれがある場合には、固着材4を柔軟性を有するものとすることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明による光ファイバ接続装置の実施例を図1乃至図4に基づき説明する。
第1実施例(図1)
図1(a)において、接続用アダプタ1は、金属、プラスチック、セラミックなどのパイプからなる接続用アダプタ1である。この接続用アダプタ1には、中心に光ファイバ32の差し込まれる接続孔2が穿設されている。前記光ファイバ32は、通常、直径が0.125mmであるから、接続孔2は、がたつきなく、しかも、容易に差し込まれる直径とする。この接続用アダプタ1は、光ファイバ32の直径にもよるが、0.125mmである場合には、例えば、直径が1.25〜2.50mmで、長さが10.0〜50.0mm程度とする。
前記接続孔2の両端部には、光ファイバ32の挿入の案内、接着剤の充填隙間、光ファイバの折曲防止のため、内部の接続孔2から開口端側に向かって連続して滑らかにラッパ状に全周囲に拡開した差込口3が形成されている。
【0010】
このように構成された接続用アダプタ1において、この接続用アダプタ1の両端の差込口3から先端の研磨された光ファイバ32をそれぞれ差し込み、相互の先端を突き合せる。挿入に先駆けての光ファイバ32の先端の研磨方法は、先端を丸くする方法、垂直に切断する方法、斜めにカットする方法など任意である。また、2本の光ファイバ32が突き合わされる位置は、必ずしも接続用アダプタ1の正確な中間点である必要はない。2本の光ファイバ32を突き合わせた状態で、差込口3の隙間の部分に固着材4を充填して固着する。前記固着材4は、エポキシ樹脂などの合成樹脂接着剤であれば、接続用アダプタ1が金属、プラスチック、セラミックなどの材料の如何に拘わらず用いることができる。また、固着材4として半田を用いることもできる。この場合、光ファイバ32の表面に金などのメッキを施す。接続用アダプタ1が金属以外のプラスチック、セラミックなどである場合にも、少なくとも差込口3の部分に金などをメッキすることが好ましい。また、光ファイバ32が差込口3の固着部分で折曲することで光の伝達に損失が生じるおそれがある場合には、固着材4を柔軟性を有するものとし、極端な折曲を防止することもできる。ただし、光ファイバ32の突き合わせ部分が離れることの無いように確実に固着することが必要である。
【0011】
第2実施例(図2)
図2(a)(b)において、この例では、接続用アダプタ1に複数本の接続孔2が穿設されている場合を示している。これらの接続孔2の配置は、中心点とその外周としたが、これに限られるものではなく、円形、直角、三角、直線など任意である。また、接続用アダプタ1の外形は、円形である必要はなく、四角、三角、楕円など任意である。
また、図1と同様、前記接続孔2の両端部には、接続孔2から滑らかに湾曲して全周囲にラッパ状に広がった差込口3が形成されており、それぞれの接続孔2に、2本ずつの光ファイバ32を突き合わせた状態で、差込口3の隙間の部分に固着材4を充填して固着する。
【0012】
第3実施例(図3)
光ファイバ32が接続用アダプタ1の両端の固着部分で折曲することで光の伝達に損失が生じるおそれがある場合には、図3に示すように、接続用アダプタ1の両端にブーツ5を連結することができる。このブーツ5は、一端部が接続用アダプタ1の外径よりやや大きな径で、他端部に行くに従い光ファイバ32よりやや大きな径となるように小径となり、前記一端部には、接続用アダプタ1に嵌合する嵌合凹部7が形成され、中心には、光ファイバ32を差し込む挿入孔8が穿設され、外周囲には、所定間隔で大きな曲率で湾曲させるための湾曲用溝6が形成されている。
【0013】
このような構成において、ブーツ5の挿入孔8に多端部の小径側から光ファイバ32を差し込み、一端部側から光ファイバ32の先端を突出させ、嵌合凹部7の内部に固着材4を充填して、この固着材4が固まらないうちに接続用アダプタ1の接続孔2に光ファイバ32を差し込む。すると、嵌合凹部7内の固着材4が差込口3に圧入して接続用アダプタ1と光ファイバ32とブーツ5が一体に固着される。接続用アダプタ1の他方端側からも同様にしてブーツ5に光ファイバ32を差し込み固着する。このとき、接続用アダプタ1の内部で光ファイバ32の先端部同士が確実に突き合わせられていることが必要であり、そのためには、ブーツ5の挿入孔8内で光ファイバ32がやや動く程度であることが望ましい。
なお、図3に示した実施例では、1本の光ファイバ32を接続する接続用アダプタ1の両端にブーツ5を連結したが、図2に示すような2本以上の光ファイバ32を接続する接続用アダプタ1の両端にブーツ5を連結するようにしてもよい。
【0014】
次に、前記接続用アダプタ1の製造方法を図4に基づき説明する。
図4(a)において、十分長いパイプであって、中心に接続孔2が穿設された電鋳物30が用意される。前記光ファイバ32は、通常、直径が0.125mmであるから、接続孔2は、がたつきなく、しかも、容易に差し込まれる直径とする。この接続用アダプタ1は、光ファイバ32の直径にもよるが、0.125mmである場合には、例えば、直径が1.25〜2.50mmである。この電鋳物30は、長さdが10.0〜50.0mm程度に切断される。
図4(b)に示すように、切断された電鋳物30の接続孔2の両端部には、内部の接続孔2から滑らかに湾曲して全周囲にラッパ状に広がるように差込口3が形成され、接続用アダプタ1となる。
【0015】
図4(a)では、1本の接続孔2だけを穿設したが、図4(c)に示すように、複数本の光ファイバ32の接続に対応できるように、複数本の接続孔2を穿設して所定の長さに切断し、その後、両端に差込口3を形成するようにしても良い。
【0016】
図4(a)に示した電鋳物30は、従来より公知の図7に示す電鋳装置10によって形成することができる(再公表00/031574号公報)。
この電鋳装置10により電鋳物30を形成する方法を詳しく説明する。
電鋳装置10は、電鋳浴26と、この電鋳浴26の中に充填された電鋳液13と、電鋳浴26内に配置された陽極14及び陰極18とを備える。前記陽極14は、電鋳浴26の底部に設置されたベース34上に、陰極18の電極線材19を取り巻くように4本設けられている。この陰極18は、支持治具15上に設けられており、支持治具15の上下端部間に張られた電極線材19に電気的に接続されている。ベース34上には、撹拌用の空気ノズル16が電極線材19の外周方向に90度の間隔で設けられている。
【0017】
電鋳液13は、電極線材19の周囲に電鋳しようとする金属の材質に応じて決定される。
前記陽極14は、電鋳しようとする金属に応じて選択され、ニッケル、鉄、銅、コバルトなどから選定され、板状、球状のものを適宜使用することができる。球状の電極を使用する場合は、例えば、チタン製のバスケットに入れ、ポリエステル製の布袋で覆って使用する。
【0018】
前記空気ノズル16は、その孔から少量のエアーを吹き出して電鋳液13を攪拌する。ただし、電鋳液13の攪拌はエアーによるものに限定されず、他にプロペラ、超音波、超振動などの手法を採用できる。
【0019】
電極線材19は、鉄またはその合金、アルミニウムまたはその合金、銅またはその合金などの金属線からなるもの、この金属線の上に薄いハンダメッキをしたもの、ポリアミド樹脂、ポリエステル、四フッ化エチレン樹脂などのプラスチック線からなるものなど適宜選択使用される。このうちプラスチック線の場合は、表面に導電性の付与のためニッケル、銀などの無電解メッキが必要となる。電極線材19は、電鋳で得られるフェルール11の内径を決定することになるので、線の太さ、真円度及び直線性において高精度のものが要求される。電極線材19は、ダイスによる押し出しや伸線による方法、センタレス加工などにより太さと真円度と、直線性の調整を実施することができる。現時点では、直径125μmのステンレス線の場合には、例えば、±0.5μm程度の誤差範囲のステンレス線材製品が入手可能である。
【0020】
上記のような構成において、電鋳装置10を用いて電鋳物30を電鋳により形成する操作を説明する。
電鋳浴26に、電鋳液13を充填した後、4〜20A/dm2程度の電流密度になるように陽極14及び陰極18間にDC電圧を印加する。この電流密度でほぼ1日間電鋳することにより電極線材19の周囲に直径3mmの太さの電着物30を成長させることができる。電鋳の終了後、支持治具15を電鋳浴26から取り出して、電極線材19を支持治具15から取り外す。取り外す方法として、電着物30から引き抜く方法、押し出す方法、加熱した酸またはアルカリ水溶液によって溶かす方法などがある。
得られた電鋳物30は、所定の長さに、例えば、薄刃カッターを用いて切断し、かつ、差込口3を形成することにより接続用アダプタ1となる。差込口3を形成するには、例えば、NC機械加工で切削する。
【0021】
図8は、図4(c)に示した複数本の接続孔2を有する電鋳物30を形成するための電鋳装置10を示すもので、この装置は、本発明の出願人が先に提案した通電する電極線材と、通電しないダミー線材とを混在して電鋳液の中に配置して多芯タイプのフェルールを製造する技術を応用したものである。
図8に基づきさらに詳しく説明する。
支持治具35は、電気絶縁材料からなる上板20と下板21が金属又はプラスチックからなる4本の支柱22を介してネジで連結されて構成されている。これらの上板20と下板21との間の上下2か所に補助部材27が設けられ、これらの補助部材27には、それぞれその中央部3か所に細孔29の穿孔された線保持部材28が埋設されている。
【0022】
前記上板20の中央の1本のネジ23aと、その周りの複数本のネジ37aとが互いに電気的に絶縁されて上板20を貫通して設けられている。これらのうち中央のネジ23aの上板20の下面まで貫通突出した下端部には、バネ17の一端17aが固定されている。また、前記中央のネジ23aの上端部が陰極18としてマイナス電源に接続される。
前記ネジ23aの周りの複数本のネジ37aの上板20の下面まで貫通突出した下端部にも、それぞれバネ17の一端17aが固定されている。
前記下板21の中央の1本のネジ23bと、その周りの複数本のねじ37bとが互いに電気的に絶縁されて下板21を貫通して設けられている。これらの中央のネジ23bとその周りのねじ37bの上板20の上面まで貫通突出した上端部には、それぞれクリップ25が固定されている。また、下板21には、空気ノズル16を嵌合するための円孔24が4か所に穿設されている。
【0023】
中央のバネ17の下端には、前記電極線材19の上端が引掛けられ、この電極線材19を引っ張ってバネ17を伸ばしながら電極線材19の下端は、中央のクリップ25で把持される。その他のバネ17の下端には、前記ダミー線材36の上端が引掛けられ、このダミー線材36を引っ張ってバネ17を伸ばしながらダミー線材36の下端は、その他のクリップ25で把持される。
ここで、ダミー線材36は、鉄またはその合金、アルミニウムまたはその合金、銅またはその合金などの金属線、及び、ポリアミド樹脂、ポリエステル、四フッ化エチレン樹脂などのプラスチック線など適宜選択使用できる。金属線の場合には、フッ素コーティングや酸化膜のような絶縁膜を設けるようにすることで、電気的に絶縁性を持たせるとともに、電鋳後に抜きやすくすることができる。しかし、ダミー線材36は、電極線材19の影響を受けないよう、できれば絶縁性を持った材料であることがより望ましい。
このように、本発明は、陰極として通電した電極線材19の周りにこの電極線材19と平行に、ダミー線材36を設けた点に特徴を持っているものである。
【0024】
このような装置において、支持治具35に、電極線材19と、その両側に所定の間隔を持ってダミー線材36を固定する。電極線材19とダミー線材36は、ともに挿入される光ファイバ32と同径サイズのものが使用される。
電鋳装置10で電鋳をし始めると、電極線材19の周りに同心円状に徐々に電着物30が付着していく。電着物30の付着成長が進んでくると、ダミー線材36が徐々に電着物30に覆われ始める。さらに電着物30が付着すると、ダミー線材36は完全に覆われてしまう。ここまでの電着物30の成長は、通電する電極線材19が1本なので、その電極線材19を中心に常に同心円状に電着物30が成長する。その後、目的の太さに成長するまで電鋳を続け、所定の太さになったら終了する。この電鋳終了後、電極線材19とダミー線材36を従来公知の方法で共に引き抜き、押し出し、溶解などによって取り除くことで、複数本の接続孔2を持った電鋳物30が形成される。
この電鋳物30を所定の長さに切断し、両端に差込口3を形成して図4(c)に示す接続用アダプタ1となることは、前述した通りである。
【0025】
前記実施例では、接続用アダプタ1を貫通する接続孔2を直線的に穿設したが、これに限られるものではなく、使用目的に応じて、湾曲して光ファイバ32を突き合わせたり、屈曲して光ファイバ32を突き合わせたりして貫通するものであっても良い。また、3本以上の光ファイバ32を内部で突き合わせるものであっても良い。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成したので、光ファイバ32同士の位置合わせが極めて正確で、また、部品点数が少なくなり、部品の加工時間がかからず安価になり、さらに、光ファイバの能率的な接続作業が可能となる。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、接続孔2の端部に、光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成し、この差込口3を内部の接続孔2から開口端側に向かって連続して滑らかにラッパ状に全周囲に拡開したので、光ファイバ32の差込み作業が簡単になり、固着材4の充填により確実に固着でき、さらに、光ファイバ32の極端な折曲を防止することができる。
【0028】
請求項3記載の発明によれば、接続用アダプタ1の両端に、固着部分で光ファイバ32が屈折するのを防止するためのブーツ5を連結したので、硬質の接続用アダプタ1と湾曲し易い光ファイバ32との結合部分での極端な折曲を無くし、光ファイバの光損失を防止するとともに、折曲などの損傷を防止することができる。
【0029】
請求項4記載の発明によれば、ブーツ5は、一端部が接続用アダプタ1の外径より大きな径で、かつ、接続用アダプタ1を嵌合する嵌合凹部7を有し、一端部から他端部に向かって光ファイバ32よりやや大きな径となるように次第に小径となり、内部に光ファイバ32を差し込む挿入孔8を貫通して穿設し、外周囲に所定間隔で湾曲用溝6を形成したので、光ファイバは光損失の無い大きな曲率で湾曲し、光ファイバの接続部分での損傷をより確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1本の接続孔2を形成した本発明による光ファイバ接続装置の第1実施例を示したもので、(a)は、光ファイバ32を差し込む前の断面図、(b)は、光ファイバ32を差し込み固着した後の断面図である。
【図2】複数本の接続孔2を形成した本発明による光ファイバ接続装置の第2実施例を示したもので、(a)は、光ファイバ32を差し込み固着した後の断面図、(b)は、(a)の側面図である。
【図3】接続用アダプタ1の両端にブーツ5を連結した本発明による光ファイバ接続装置の断面図である。
【図4】本発明による光ファイバ接続装置の製造過程の説明図で、(a)は、電鋳物30の正面、(b)は、(a)により形成した電鋳物30を切断し、差込口3を形成した接続用アダプタ1の断面図、(c)は、複数本の接続孔2を形成した接続用アダプタ1の断面図である。
【図5】光ファイバを挿入したフェルールを整列部33で接合する様子を示した従来のコネクタの断面図である。
【図6】複数本の光ファイバ32を接続する場合であって、ソケットとプラグとからなるコネクタで接続する従来例を示す断面図である。
【図7】従来の電鋳装置の説明図である。
【図8】本出願人が先に提案した複数本の光ファイバ32を同時に接続するためのフェルールを製造する電鋳装置における支持治具を示した正面図である。
【符号の説明】
1…接続用アダプタ、2…接続孔、3…差込口、4…固着材、5…ブーツ、6…湾曲用溝、7…嵌合凹部、8…挿入孔、10…電鋳装置、13…電鋳液、14…陽極、15…支持治具、16…空気ノズル、17…バネ、18…陰極、19…電極線材、20…上板、21…下板、22…支柱、23…ネジ、24…円孔、25…クリップ、26…電鋳浴、27…補助部材、28…線保持部材、29…細孔、30…電着物、32…光ファイバ、33…整列部、34…ベース、35…支持治具、36…ダミー線材、37…ネジ。
Claims (4)
- 接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成したことを特徴とする光ファイバ接続装置。
- 接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成し、この差込口3を内部の接続孔2から開口端側に向かって連続して滑らかにラッパ状に全周囲に拡開したことを特徴とする光ファイバ接続装置。
- 接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成し、前記接続用アダプタ1の両端に、固着部分で光ファイバ32が屈折するのを防止するためのブーツ5を連結したことを特徴とする光ファイバ接続装置。
- 接続用アダプタ1の内部に、少なくとも両端部からそれぞれ光ファイバ32を差し込むための接続孔2を貫通して形成し、この接続孔2の端部に、前記光ファイバ32の差込みの案内と固着材4を充填して固着するための拡開した差込口3を形成し、前記接続用アダプタ1の両端に、固着部分で光ファイバ32が屈折するのを防止するためのブーツ5を連結し、このブーツ5は、一端部が接続用アダプタ1の外径より大きな径で、かつ、接続用アダプタ1を嵌合する嵌合凹部7を有し、一端部から他端部に向かって光ファイバ32よりやや大きな径となるように次第に小径となし、内部に光ファイバ32を差し込む挿入孔8を貫通して穿設し、外周囲に所定間隔で湾曲用溝6を形成したことを特徴とする光ファイバ接続装置。
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- 2003-02-25 JP JP2003047483A patent/JP2004258191A/ja active Pending
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