JP2004256121A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】密封信頼性のある密封構造を形成できると共に、格別の器具を使用することなしに容易に開栓でき、タンパーエビデント性も有するキャップの提供
【解決手段】頂板部11と頂板部の周囲から下方に延びるスカート部12とからなるキャップ本体10と、スカート部12の外周を覆うようにキャップ本体10に一体的に設けられたバンド20とからなるキャップ1において、スカート部12内面に設けられた突起13が容器口部30に設けられた環状の突部36と係合していると共に、スカート部12にはバンド20と接続される複数個のブリッジ16が周方向に間隔をおいて設けられており、バンド20の下部には容器口部に設けられた突条32と係合するフラップ21が設けられており、開栓時には、バンド20を下方に押し下げてブリッジ16を破断して、キャップ本体とバンドとを分離させ、分離後においてバンドは、フラップにより容器口部に留め置かれる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封信頼性と開栓性に優れたキャップに関し、詳しくは、信頼性のある密封を形成できると共に開栓するまでの動作が少なく、容易且つ確実に開栓することができ、タンパーエビデント性(TE)を兼ね備え、開栓時の内容物飛散をも防止したキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一体成形が可能な樹脂製キャップは、成形性に優れると共に、可撓性にも優れ、打栓操作により容器口部に固定することができることから、種々の形態で広く用いられている。
【0003】
密封性に優れると共に、容器口部から道具を用いずに容易に取り外すことができるようにした開封性に優れた樹脂製キャップは、既に種々提案されており、例えば特許文献1には、キャップ本体スカート部とこのスカート部の外面を覆うように設けられているリング状側壁からなり、リング状側壁を上方に持ち上げることにより、キャップ本体とリング状側壁を連結する橋絡部が切断される。キャップ本体スカート部には弱化部が設けられているため、リング状側壁が上方に持ち上げられキャップ本体と接触しなくなると、キャップ本体は容易に容器口部から離脱可能となり、開封できるというものである。
【0004】
また、特許文献2には、キャップ本体スカート部とこのスカート部の外面を覆うように設けられているリング状部材から成り、キャップ本体のスカート部には軸線方向に延びる複数個の切り欠きを周方向に間隔をおいて設け、キャップ本体のスカート部とリング状部材とを周状の切断面を介して分離すると共に、スカート部とリング状部材とを上記切断面よりも上側或いは下側の複数個の破断可能な橋絡部或いは更に連結部を介して一体に形成されており、キャップ本体スカート部外面とリング状部材内面とを前記切断面の部分で密着させ、及びリング状部材の一部には径外方向に突出した開封用タブを形成した樹脂製キャップが記載されている。従って、キャップ本体のスカート部に、軸線方向に延びる複数個の切り欠きを周方向に間隔をおいて設けたことにより、開栓に際してはスカート部が径外方向に広がり、これによりキャップ本体の容器口部からの取り外しが容易に行われるというものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−244802号公報
【特許文献2】
特開平9−221155号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の樹脂製キャップは、栓抜等の格別の道具を必要とせずに、手による開封を可能にし、且つ不正防止機能をも付与した樹脂製キャップを提供したものとして意義深いものではあるが、開封動作の点で問題があった。
即ち、特許文献1や特許文献2の樹脂製キャップは、リング状部材が栓体と一体に接続されているために、リシール後の使い易さの点で若干の問題もあった。
従って、本発明は、従来のキャップの開封動作を単純化させ、より簡易に開栓可能なキャップを提供することを目的とする。
さらに、本発明の他の目的は、容器口部が広く解放され、飲む者にとって飲みやすい容器用のキャップを提供し、しかもより優れたタンパーエビデント性を有するキャップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のキャップは、頂板部と該頂板部の周囲から下方に延びるスカート部とからなるキャップ本体と、該スカート部の外周を覆うように該キャップ本体に一体的に設けられたバンドとからなるキャップにおいて、
該スカート部内面に設けられた突起が容器口部に設けられた環状の突部と係合していると共に、該スカート部には該バンドと接続される複数個のブリッジが周方向に間隔をおいて設けられており、該バンドの下部には容器口部に設けられた突条と係合するフラップが設けられており、開栓時には、該バンドを下方に押し下げて該ブリッジを破断して、該キャップ本体と該バンドとを分離させ、分離後において該バンドは、該フラップにより容器口部に留め置かれることを特徴とする。
このようなキャップにおいては、スカート部下端部にスカート指掛け部が設けられているものや、容器口部に設けられた突条の下方にさらに第2の突条を設け、開栓後のバンドが容器口部に移動することを防止するものが好ましい。
また、本発明のキャップは、スカート部とバンドとは、ブリッジを除く位置で切断面を介して分離しているが、スカート部とバンドとは切断面の部分で密着していることを特徴とし、スカート部下部に軸線方向に切り欠き部を間隔をおいて周方向に複数個設けられたものが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のキャップの一実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のキャップの一実施形態を示す側面図である。図2は、図1の平面図である。図3は、図1の底面図である。図4は、図2のA−A’断面図である。図5は、本発明のキャップを容器口部に取り付けた態様を示す側面図である。図6は、図5の縦断面図である。図7は、図5に示すキャップのバンドを押し下げた状態を示す側面図である。図8は、図7の縦断面図である。図9は、本発明のキャップを容器口部に取り付けた他の実施形態を示す側面図である。図10は、図9の縦断面図である。図11は、図9に示すキャップのバンドを押し下げた状態を示す側面図である。図12は、図11の縦断面図である。
【0009】
図1〜図2に示すように、本実施形態のキャップ1は、キャップ本体10と、バンド20とから構成されており、キャップ本体10は、頂板部11と頂板部11の周囲から下方に延びるスカート部12とからなり、スカート部12の外周を覆うようにキャップ本体10に一体的に、連続したリング状の態様で覆うようにバンド20が設けられている。
さらに、バンド20の一部には径外方向に突出した開封用タブ23が形成されており、キャップの開栓に際して、開封用タブ23或いはバンド20の上部に指を掛けてバンド20を下方へ押し下げができるようになっている。
【0010】
また、図3、図4に示すように、バンド20で覆われたキャップ本体10のスカート部12には、キャップ本体10とバンド20とを接続する複数個のブリッジ16,・・・が周方向に間隔をおいて設けられている。
【0011】
ブリッジ16,・・・は、切断面22の下側に、キャップ本体のスカート部12とバンド20とを連結するように、複数個、破断可能なように設けられている。
ブリッジ16,・・・は、キャップ本体10とバンド20とを一体的に作成した後に、キャップ1の上方(天板面側)から切断刃を作用させることにより切断面22の刻設を行うが、この時、ブリッジ16、・・・を残すように、切断面22の刻設を途中で停止することで形成できる。
【0012】
すなわち、キャップ本体スカート部12とバンド20との切断面22を介しての密着状態及びブリッジ16の形成は、両者を一体に射出又は圧縮成形した後、両者間にカッター等で切り込みを入れて、ブリッジ16を除く部分を分離させることにより行うことができる。
このため、本発明のキャップは、通常のコアとキャビテイとから成る金型を用いて、能率よく短時間で製造でき、またキャップ各部の精度も高く、不良品の発生も少ないという利点を与える。
【0013】
なお、スカート部12には、軸線方向に延びる複数個の切り欠き19、・・・が、周方向に間隔をおいて設けられており、スカート部12の下部はスカート片12a、・・・に分割されていることが、キャップの開栓を容易にする点で望ましいが、切り欠きやスカート片を形成せずに、連続した筒状のものであってもよい。
【0014】
キャップ本体スカート部12とバンド20との間に設けられるブリッジ16の数は、スカート片12aに少なくとも1個設けられている。また、ブリッジ16を設ける位置も種々変化させることができる。例えば、スカート片12aの幅方向中間位置に1個設けたり、或いは、図3に示すように、スカート片12aの両端に2個設けたりすることができる。
要するに、閉栓時において、ブリッジ16の破損が防止され且つ開栓時にその破断が容易に行われるものであればよく、その位置及び個数は特に制限を受けない。
また、ブリッジ16の切断面22方向の断面積は、特に規定するものではないが、閉栓時における破損防止、開栓時における破断容易性から、1個当たり0.1〜0.8mm 、特に0.2〜0.4mm の範囲にあることが好ましい。
【0015】
本発明のキャップ1において、スカート部12に設けられる切り欠き19の数は、キャップの口径等によっても相違するが、一般に切り欠き19の個数は2乃至30個の範囲となるものが好ましい。
【0016】
また、天面部17には、容器口部30(図5参照)の内周側と係合するインナーリング18が形成されており、容器口部30をキャップ頂板部11の内側天面部17の内面に密接させ、密封せしめるようにされている。
【0017】
次に、本発明のキャップ1を容器口部に取り付けた態様を、図5〜図8を用いて説明する。
閉栓時には、図5、図6に示すように、スカート部12内面に設けられた突起13は、容器口部30に設けられた環状の突部36と係合しており、
バンド20の下部に設けられたフラップ21が容器口部30に設けられた突条32と係合しており、バンド20の上方への移動を防止している。
【0018】
さらに、キャップ本体10のスカート部12とバンド20とは、周状の切断面22を介して分離されていると共に、スカート部12とバンド20とは、上記切断面22よりも下側の複数個の破断可能な複数個のブリッジ16を介して一体に形成されている。
スカート部12の外面とバンド20の内面とは、キャップ本体10が容器口部30に閉栓されている状態(図5)において、前記切断面22の部分で相互に密着されている。
【0019】
スカート部12とバンド20とが切断面22の部分で密着されていることにより、閉栓状態でキャップ本体スカート部12がバンド20によりタガ締めされ、スカート部12が外方に広がるのを防止し、容器口部30に対する確実な密封性が維持される。
スカート部12に軸方向に延びる切り欠き19が設けられている本発明のキャップの場合、この切断面22の部分での密着状態が重要である。即ち、スカート部12の切り欠き19は、容器口部30外周の環状の突部36とスカート部12内面の突起13との係合状態を弱めるように作用するが、これにバンド20によるタガ締め力が作用することにより、係合状態を強固且つ確実のものとすることができるのである。
【0020】
開栓時には、図7、図8に示すように、バンド20の一部に径外方向に突出するように設けられた開封用タブ23或いはバンド20の上部に指を掛けてバンド20を下方へ押し下げて、切断面22で、バンド20とスカート部12との間でずれを生じさせて、キャップ本体10とバンド20を連結するブリッジ16を剪断力により破断し、キャップ本体10とバンド20とを分離させる。
分離後においてバンド20は、上下移動自由の状態になるが、バンド内面下部に設けられているフラップ21が、容器口部30に設けられた突条32に突接することにより抜け落ちを防止し、容器口部下方に設けられた保持環33との間でバンド20を拘束し、容器口部30に留め置くことができる。
【0021】
開栓に際して、バンド20が押し下げられると、バンド20によるタガ締めが解除されて、スカート部内向き突起13による保持力が弱くなり、また、スカート部12には軸線方向に延びる複数個の切り欠き19、・・・が設けられているため、スカート部12の下端部に設けられたスカート指掛け部12bに指を掛けて、キャップ本体10を押し上げることにより、容器口部の外周に設けられた環状の突部36とスカート部内向き突起13との係合が解除されて、容器口部30からの取り外しを容易に行うことができる。
なお、上記実施形態のキャップでは、スカート指掛け部12bは、スカート部12の下端部外周に切り欠き19を設けることにより形成されているが、切り欠きの高さ、幅等の大きさは適宜選択することができる。また、切り欠きの設置個数や周方向間隔も、適宜決定される。
【0022】
図7は、バンド20を押し下げた状態を示している。なお、本発明では、切り欠き19を設けることは、必ずしも必須ではない。スカート部12下部を薄肉とすることにより、バンド20がスカート部12から取り外されると、スカート部下部の径外方向への広がりが自由になるからである。
【0023】
また、開封が既に行われている場合には、ブリッジ16、・・・が破断されており、バンド20を自由に上下できるので、これにより既に開封されていることを知ることができ、これによりタンパーエビデント性が付与される。
【0024】
図9〜図11に示す別の実施形態のキャップでは、容器口部30に設けられた突条32の下方にさらに第2の突条37を設け、開栓後のバンド20が容器口部30(上方)に移動することを防止するようにしている。このようにすることにより、容器から飲料を飲むときなどにバンド20が口元に移動することを防げ飲みやすくなる。さらに、これによりタンパーエビデント性も向上させることができる。
【0025】
さらに、開封用タブ23は、図9に示すような1個だけを設けることに限らず、対称的な位置に、2個、3個、4個等、複数個設けることもできる。特に、容器口部の径が大きい広口容器の場合には、開封用タブ23を複数個設けることによって開封が更に容易になる。
【0026】
また、インナーリング18内面側の天面部17には、ガスバリアー性材料をインサート成形等により設けておくことができ、これによりキャップ壁を通してのガスの透過を防止し、内容物の保存性を向上させることができる。ガスバリアー性材料としては、アルミ箔等の金属箔、エチレン−ビニールアルコール共重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ナイロン樹脂、ガスバリアー性ポリエステル等のガスバリアー性樹脂を挙げることができる。
【0027】
ガスバリアー性材料の代わりに、或いはガスバリアー性材料と共に、上記天面部17に酸素吸収性の層を設けることもできる。酸素吸収性の層としては、例えば、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、トコフェノールと電子供与物質等を樹脂中に分散させたものなどを用いることができる。
【0028】
キャップ1の成形に用いる樹脂としては、各種プラスチック、例えば、低−、中−又は高−密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
【0029】
なお、本発明のキャップは、上記樹脂を用い、通常、射出成形、圧縮成形等によりキャップ本体10及びバンド20を一体化させた状態で成形し、
切断面22は、通常、この成形工程の後に、上方から円形状の刃物を押し込んでカッティング加工を施すことにより形成されるが、スカート部12に設ける切り欠き19の成形は、射出成形、圧縮成形等によりキャップ本体10を成形する時に形成してもよく、キャップ本体10の成形後にカッティング加工を施すことによって形成してもよい。
【0030】
本発明のキャップは以上のように構成されているので、以下の顕著な効果を奏する。
キャップ本体10のスカート部12に、軸線方向に延びる複数個の切り欠き19を周方向に間隔をおいて設けたことにより、開栓に際してはスカート部12が径外方向に広がり、これによりキャップ本体10の容器口部30からの取り外しを容易に行うことができる。
【0031】
本発明では、キャップ本体10のスカート部12とバンド20とは周状の切断面22を介して分離しているが、これらをブリッジ16、・・・を介して一体に形成されているので、キャップ本体スカート部12外面とバンド20内面とは切断面22の部分で密着され、少なくとも閉栓状態でキャップ本体スカート部12がバンド20によりタガ締め状態となっているので、スカート部12が外方に広がることを防止し、容器口部30に対する確実な密封性が維持される。
これは、スカート部12に軸方向に延びる切り欠き19を設けたキャップの場合、特に重要である。即ち、スカート部12の切り欠き19は、容器口部30とスカート部12の突起13との係合状態を弱めるように作用するが、これにバンド20によるタガ締め力が作用することにより、係合状態を強固且つ確実のものとできる。
【0032】
バンド20の一部には径外方向に突出した開封用タブ23を形成したので、これを押し下げることにより、切断面22で、バンド20とスカート部12との間でずれを生じ、キャップ本体10とバンド20を連結するブリッジ16,・・・が剪断力により破断されるが、スカート部12に切り欠き19を設けた場合、バンド20がこのスカート部12から取り外されると、スカート部12の径外方向への広がりが自由となり、キャップ本体10は容易に容器口部30から離脱可能となり、道具を用いずに容易に開封することができる。
【0033】
また、開封が既に行われている場合には、ブリッジ16が破断されており、バンド20が押し下げられているので、これにより既に開封されていることを知ることができ、これによりタンパーエビデント性を有する。
【0034】
また、本発明では、スカート部12とバンド20とは、これらを一体に射出又は圧縮成形した後、両者間にカッター等で切り込みを入れて、ブリッジ16を除く部分を分離させることにより形成されるため、通常のコアとキャビテイとから成る金型を用いることにより製造でき、成形操作も容易である。
【0035】
【発明の効果】
本発明のキャップは、閉栓状態においては、バンドがキャップ本体スカート部を保護すると共に、スカート部外面と密着して密封性を保持でき、密封信頼性のある密封構造を形成できる。
さらに、格別の器具を使用することなしにバンドを押し下げることにより、スカート部が容器口部から解放され、開栓が容易であると共にタンパーエビデント性も有する。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1のA−A’断面図である
【図5】本発明のキャップを容器口部に取り付けた態様を示す側面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】図5に示すキャップのバンドを押し下げた状態を示す側面図である。
【図8】図7の縦断面図である。
【図9】本発明のキャップを容器口部に取り付けた他の実施形態を示す側面図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】図9に示すキャップのバンドを押し下げた状態を示す側面図である。
【図12】図11の縦断面図である。
【符号の説明】
1:キャップ
10:キャップ本体
11:頂板部
12:スカート部
12a:スカート片
12b:指掛け部
13:突起
16:ブリッジ
17:天面部
18:インナーリング
19:切り欠き部
20:バンド
21:フラップ
22:切断面
23:開封用タブ
30:容器口部
32:突条
33:保持環
36:環状の突部
37:第2の突条

Claims (5)

  1. 頂板部と該頂板部の周囲から下方に延びるスカート部とからなるキャップ本体と、該スカート部の外周を覆うように該キャップ本体に一体的に設けられたバンドとからなるキャップにおいて、
    該スカート部内面に設けられた突起が容器口部に設けられた環状の突部と係合していると共に、該スカート部には該バンドと接続される複数個のブリッジが周方向に間隔をおいて設けられており、
    該バンドの下部には容器口部に設けられた突条と係合するフラップが設けられており、
    開栓時には、該バンドを下方に押し下げて該ブリッジを破断して、該キャップ本体と該バンドとを分離させ、分離後において該バンドは、該フラップにより容器口部に留め置かれることを特徴とするキャップ。
  2. 前記スカート部下端部にはスカート指掛け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記容器口部に設けられた突条の下方にさらに第2の突条を設け、開栓後のバンドが容器口部に移動することを防止することを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記スカート部と前記バンドとは前記ブリッジを除く位置で切断面を介して分離しているが、該スカート部と該バンドとは切断面の部分で密着していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャップ。
  5. 前記スカート部下部に軸線方向に切り欠き部を間隔をおいて周方向に複数個設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ。
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