JP2004255742A - スパウト挿入シール装置及び該装置を使用した製袋包装機 - Google Patents

スパウト挿入シール装置及び該装置を使用した製袋包装機 Download PDF

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Abstract

【課題】従来例に比して構造がより簡単で、製造コストを低減でき、メンテナンス及び清掃の作業性に優れたスパウト挿入シール装置を提供する。
【解決手段】回転テーブル3上にスパウトを垂直状態で保持する保持部材4を複数個所定の間隔で配置する。テーブルの周囲所定の位置でスパウトを供給する。次の工程に給袋仮付け装置15を配置する。マガジン装置8から取出した袋を垂直状態に姿勢変換して給袋仮付け装置へ引渡す。給袋仮付け装置の第1、第2開閉アーム26、41は袋に吸着し、互いに遠ざかって袋口を開き、上昇してスパウトSの下部筒部を袋Pに挿入し、袋口を閉じる。このとき、仮シール用熱板35、47が吸盤32、45と一体に移動するように構成されており、袋をスパウトに仮付けする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、スパウト付き包装袋を製袋する際に、袋本体へスパウトを挿入し、シールする、スパウト挿入シール装置に関する。さらに、そのようなスパウト挿入シール装置を備えた製袋包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
主として液状物を包装するものとして、袋本体にスパウトを取付けたスパウト付き包装袋が使用されている。このようなスパウト付き包装袋は、袋本体をスパウト挿入口を開いた状態で供給し、その袋口にスパウトの一端側筒部を挿入し、シールするのが一般的である。
【0003】
例えば、特開平9−295601においては、コンベアに設けられて移動する複数のストロー支持具に対して順次ストローを供給し、コンベアに沿ってこのストローを移動させ、その移動の途中でストローに対して袋本体を供給してストローの挿入部分に被せ、スパウトと袋本体との間をシールする。この場合において、先ずスパウトを垂直状態で支持具に支持させ、それを移動させながら水平状態に姿勢を変換する。そしてそのスパウトに対して袋本体を水平状態に保持しながら水平方向に移動させてスパウトに被せて両者をシールし、その後そのスパウト付き包装袋を移動させながら垂直状態に変換し、その後の工程で内容物の充填を行なうようになっている。
【0004】
特開平11−170405号に開示された製袋包装機においては、コンベアに袋の両側縁部を挟持するグリッパを複数設けてこれをコンベアと共に移動させ、このグリッパに対して袋本体を供給して垂直状態に保持させる。そしてこの移動する袋本体に対してスパウトを供給し、その下側部分を袋本体に挿入し、スパウト、袋本体をそれぞれ保持した状態で両者の間のシールを行なうようになっている。
【0005】
特開2002−355904号では、回転テーブルに、供給された袋の両側縁部を位置決めしかつ保持する一対の保持部材と、袋の下端を支持する袋底受け台と、袋口を両面から吸着して開口する一対の吸着部材とからなるスパウト挿入手段を複数組設け、この袋底受け台と吸着部材とをテーブルの回転中或は停止中に昇降手段で昇降させ、これにより、同じテーブル或は隣接配置された他の回転テーブル上に設けられた保持部材に保持されたスパウトを袋に挿入し、シールするスパウト挿入装置が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−295601号公報(第2頁、図1乃至13)
【特許文献2】
特開平11−170405号公報(第3−4頁、図1)
【特許文献3】
特開2002−355904号(第3−6頁、図4)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の場合には、上記の通り最初にスパウトの姿勢を変換し、さらにスパウト取付け後に包装袋を姿勢変換するようになっているため、構造が複雑で、製造コストも高くなるばかりでなく、清掃或はメンテナンスの面での作業性が悪く、機械全体も大型になっている。また、スパウトに袋を被せた後同じ位置においてシールをも行なうようになっているため、その分だけ長くその工程に袋を留める必要が有り、機械そのものの生産速度が遅くなっている。
【0008】
また特許文献2の場合には、グリッパは、袋を挟持、解放するための開閉動作のみでなく、スパウトの挿入時には袋口を開くために互いに接近移動し、シールする際には袋口を閉じるために互いに遠ざかる方向に移動する必要が有り、そのようなグリッパを複数設けるため、構成が複雑である。さらに、スパウトを供給した後、シールする工程においてもスパウトを保持しておく必要があり、そのための構成もグリッパとは別に設ける必要があり、さらに構成が複雑化している。このため、やはり製造コストが高くなり、清掃、メンテナンスの作業性も悪い。
【0009】
特許文献3では、回転テーブルに上記の如き構成からなる挿入装置を複数組設け、それを間欠回転させつつ複数の工程を経てスパウトの袋への挿入及びシールを行う構成のため、テーブルの全周に渡って延びるカムを含んだ昇降装置を設ける必要もあり、その構成はきわめて複雑で、製造コストが高く、清掃、メンテナンスでの作業性の悪さは免れない。
【0010】
本願発明は上記従来例の問題点に鑑みなされたものであり、上記従来例に比して構造がより簡単で、製造コストを低減でき、メンテナンス及び清掃の作業性に優れたスパウト挿入シール装置を提供することをその課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るスパウト挿入シール装置では、無端軌道に沿って所定の間隔で配置され、供給されるスパウトを垂直状態に保持する複数のスパウト保持部材を設け、この複数のスパウト保持部材を間欠移動手段で無端軌道に沿って間欠移動させる。そして無端軌道に沿った所定の位置に、スパウト保持部材に順次スパウトを供給するスパウト供給手段と、スパウト保持部材により保持されたスパウトに対して袋を供給し、スパウトの下部所定の部位を袋の開口部に挿入する袋供給手段とを設ける。そして袋マガジンから袋を取出し、袋供給手段に袋を引渡す袋取出し手段を設け、さらに、無端軌道に沿った所定の位置に、袋の開口部に挿入されたスパウトに対し袋を部分的に仮付けする仮シール手段と、仮付けされたスパウトと袋を本付けする本シール手段とを設ける。そして、袋取出し手段は、袋マガジンから水平状態で取出した袋を垂直状態に姿勢変換した後袋供給手段に引渡す。また、袋供給手段は、互いに対向して配置され、袋の両側に吸着可能な一対の吸着部材と、該吸着部材を互いに対して接離させる接離手段と、吸着部材を昇降させる昇降手段とを備えて構成されている。
【0012】
ある実施の形態では、仮シール手段は互いに対向配置された一対の仮シール用熱板を備え、その仮シール用熱板の各々は、それぞれ吸着部材の一方及び他方と一体的に構成されている。従って、吸着部材と一体的に接離移動及び昇降移動を行なう。
【0013】
他の実施の形態では、スパウト挿入シール装置はさらに、袋供給手段によりスパウトが挿入された袋を保持し、スパウトに対して位置決めする袋位置決め手段を備えており、仮付けは、袋が袋供給手段から解放され、袋位置決め手段により保持位置決めされた状態で行われる。
【0014】
他の実施の形態では、袋供給手段と仮シール手段とは無端軌道に沿った異なる位置に配置され、スパウト挿入シール装置はさらに、袋が供給される袋供給位置から袋が仮付けされる仮付け位置との間を往復動し、袋供給位置から仮付け位置へ移動する際に、袋を保持しながらスパウトの移動に追従して移動する、袋保持手段を備えている。
【0015】
他の実施の形態では、その袋保持手段はスパウトと協働して袋を保持し、袋供給位置から仮付け位置へ移送する。
【0016】
他の実施の形態では、スパウト挿入シール装置はさらに、仮付け位置へ移送されたスパウトが挿入された袋を保持し、スパウトに対して位置決めする袋位置決め手段を備えており、仮付けは、袋が袋保持手段から解放され、袋位置決め手段により保持位置決めされた状態で行われる。
【0017】
他の実施の形態では、スパウトと袋との間の仮付けは、袋の片面側のみで行なわれ、また、他の実施の形態では、袋の両面側で行なわれる。
【0018】
本願発明に係る製袋包装機は、上記のスパウト挿入シール装置を備え、スパウトと袋とをシール後、該スパウト付き袋をスパウト保持部材で保持し、間欠移動手段で後工程へ移送し、該後工程において内容物の充填を行なう。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の具体的実施の形態を説明するが、これらは例示であり、本発明の範囲を限定するものではない。
【0020】
図1は本発明のスパウト挿入シール装置2を使用した、製袋包装機1の概略構成図である。図において、符合3は回転テーブルであり、図示しない駆動源により間欠的に所定の角度づつ間欠回転させられる。回転テーブル3の外周部には、円周方向等間隔に、スパウトSを保持する保持部材4が設けられている。この保持部材4が、回転テーブル3によって図中テーブル3の上或はテーブル3の周囲に記載された数字1乃至14で示される第1工程から第14工程を順次移動する。第1工程においてスパウトSが供給され、これを保持部材4が垂直状態に保持し、 第2工程で袋Pが供給され、スパウトSと袋Pとが仮シールすなわち仮付けされ、第3工程で袋Pへの印字が行なわれ、第4、第5工程でそれぞれ本付けである本シールが行なわれ、第6工程でシール部の冷却が行なわれる。
【0021】
第7工程で袋P内部へ空気を送り込んで袋Pを拡げてクセ付けを行ない、第8工程で内容物である液状物が充填され、第9工程でスパウトS口部の洗浄が行なわれ、第10工程でスパウトS口部の乾燥が行なわれ、第11工程でスパウトS口部へキャップが取付けられ、第12工程でキャップの取り付け状態の検査が行なわれる。そして第13工程で良品の排出が、第14工程で不良品の排出が行なわれる。
【0022】
本願発明のスパウト挿入シール装置2を使用した製袋包装機1の具体的構成の一例は上記の通りであるが、次に、上記の構成中、本発明に関連する部分を順次図面を参照しながらより詳細に説明する。
【0023】
図1において、符合5はスパウト供給装置であり、回転テーブル2の周囲の所定の位置、具体的には第1工程に対応する位置に設けられている。このスパウト供給装置5は公知の装置を使用することができる。すなわち、スパウトSに上下に隔てて形成された鍔部を利用し、振動を利用してスパウトSをレール6に沿って移動させ、先頭に位置決めされたスパウトSを、先端が二股になった受渡部材(図示せず)を用いてレール6から外し、移動させて第1工程に停止した保持部材4に受渡す。保持部材4は図に簡略化して示してあるが、これも公知の形態の保持部材を使用可能である。具体的には、回転テーブル3の径方向外側となる先端部が二股になり、この二股部分をスパウトSの上下の鍔部の間に入れて支持するようになっている。保持部材4及びスパウト供給装置5のこれ以上詳細な説明は省略する。
【0024】
回転テーブル3の周囲で第2工程に対応する位置に後述の給袋仮付け装置15が配置されており、それに隣り合って袋マガジン装置8が配置されている。本実施の形態で使用されているこの袋マガジン装置8は、従来公知のコンベアタイプのものであり、コンベア9、送りローラ10を用いて袋Pを一枚づつ水平状態で所定の位置へ送るようになっている。なお、袋マガジンとしては積重ね式のマガジンも使用可能である。
【0025】
符合11は袋Pを袋マガジン装置8から取出して給袋仮付け装置15へ引渡す袋取出し装置である。この装置11は、コンべア9上の所定の位置に水平状態で位置決め支持されている袋Pに吸着して所定の高さ位置まで持上げる、上下に移動する一対の吸盤を備えたピックアップ装置12と、所定の位置で待ち構え、ピックアップ装置12により持上げられた袋Pに吸着してこれを受取り、水平軸周りに所定の角度だけ回動し、袋Pを垂直状態に姿勢変換して、袋Pを給袋仮付け装置15へ引渡す、それぞれ先端に吸盤を備えた一対の揺動アームを備えた引渡し装置13とからなっている。
【0026】
次に図2乃至5を参照して、給袋仮付け装置15について説明する。図2は装置15の全体平面図、図3は側面断面図、図4は図3のA−A線での断面図、図5は同じく図3のB−B線での断面図である。この実施の形態では、スパウトSに対して袋Pを供給して、スパウトSの下側筒部を袋Pに挿入する給袋装置15aと、袋PをスパウトSに仮付けする仮シール装置15bとが、一体の給袋仮付け装置として構成されている。
【0027】
図において符合16は給袋仮付け装置15の機台であり、この機台16上に中空のスタンド17が立設されている。そしてスタンド17内を、これも中空のアーム昇降軸18が機台16の下側からスタンド17を貫通して挿通され、下端側において図示しない駆動源に連結され、上下に昇降するようになっている。アーム昇降軸18の上端には、昇降プレート19が固定して取付けられ、軸18と一体に上下動するようになっている。
昇降プレート19の上側面には軸受けブロック20が取り付けられている。一方昇降プレート19の下面側には、ガイド軸21が取付板22を介して取付けられ、その下端側が、スタンド17上面に取付けられた回り止めプレート23に取付けられた回り止めブッシュ23aに挿通されている。これにより昇降プレート19、軸受けブロック20はスタンド17周りの回転を防止され、上下動を案内されるようになっている。そして軸受けブロック20には、上下に所定距離だけ隔てて同じ方向に延びる、上側の第1開閉アーム支点軸24と下側の第2開閉アーム支点軸25とが、それぞれ両端を支持されて取付けられている。
【0028】
第1開閉アーム支点軸24には、第1開閉アーム26が回動可能に取り付けられている。第1開閉アーム26は、それぞれ第1開閉アーム支点軸24の両端に固定された2枚の回動プレート部27が設けられている。回動プレート部27は図3において支点軸24の右側へ延びる軸連結部28と反対側上方へ延びる延長部29とを備えている。軸連結部28の先端には後述するようにアーム開閉軸56が連結される。
【0029】
延長部29の先端部には、水平プレート部30が固着されている。水平プレート部30は、回動プレート部27が回動する面に垂直方向に延び、その先端には吸盤取付けブロック左31が取付けられている。そしてこのブロック左31の内側端部(図2において下側、図3において右側)において2個の吸盤32が水平方向に所定の間隔を明けて取付けられ、ブロック左31内に形成された吸引通路33と、それに通じ、途中にフィルタ、切換え弁等(図示せず)を備える吸引ライン34を介して図示しない真空ポンプに繋がれている。
【0030】
ブロック左31には、下側に窪み31aが形成され、この窪み31a内に仮シール用熱板左35が配置され、断熱板36を介してブロック左31に固定されている。ブロック左31には窪み31aから内側端部まで延びる溝31bが形成され、この溝31b内を熱板左35の突出部35aが延びて、ブロック左31の内側先端から僅かに突出している。熱板左35はヒータ37により加熱されるようになっている。符合38は熱板左35に取り付けられた温度検出センサである。
【0031】
一方、第2開閉アーム軸25には、第2開閉アーム41が回動可能に取付けられている。第2開閉アーム41は、第1開閉アーム26と同様に、それぞれ第2開閉アーム支点軸25の両端に固定された2枚の回動プレート部42が設けられている。回動プレート部42は図3において支点軸25の右側上方へ延びており、その先端に、これも第1開閉アーム26と同様に、水平プレート部43が固着されている。
【0032】
水平プレート部43は、回動プレート部42が回動する面に垂直方向に延び、その先端には吸盤取付けブロック右44が取付けられている。そしてこのブロック右44の内側端部(図2において上側、図3において左側)において2個の吸盤45がそれぞれ第1開閉アーム26の吸盤32に対応した位置に取付けられ、ブロック右44内に形成された吸引通路46を介して前述の吸引ライン34に繋がっている。
【0033】
ブロック右44には、上面側に窪み44aが形成され、この窪み44a内に仮シール用熱板右47が配置され、断熱板48を介してブロック右44に固定されている。ブロック右44には窪み44aから内側端部まで延びる溝44bが形成され、この溝44b内を熱板右47の突出部47aが延びて、ブロック右44の内側先端から僅かに突出している。熱板右47はヒータ49により加熱されるようになっている。
【0034】
ここで、第1開閉アーム26と第2開閉アーム41とは、それぞれの一方の回動プレート部27、42において、連結リンク51により連結され、互いに連動してそれぞれの支点軸24、25の回りに互いに反対方向へ回動するようになっている(図3参照)。そして第1開閉アーム26の回動プレート27の軸連結部28の先端が、連結軸53、連結部材54、連結ピン55を介して、アーム昇降軸18内に挿通されたアーム開閉軸56に連結されている。
【0035】
アーム開閉軸56はその下端部が図示しない駆動源に連結され、上下動するようになっている。従って、アーム開閉軸56が上下動することにより、第1及び第2開閉アーム26、41はそれぞれの支点軸24、25回りに回動して開閉し、吸盤取付けブロック左31と右44が互いに所定の距離まで近づき、或は遠ざかることとなる。また、前述の通り軸受けブロック20はアーム昇降軸18により上下動され、従って第1、第2開閉アーム26、41は同時に上下動されることとなる。
【0036】
上記構成からなる給袋仮付け装置15の動作に付いて以下説明する。図2乃至4に示されるのは、袋取出し装置11の袋引渡し装置13が、所定角度回動して、袋Pの姿勢を垂直状態にして給袋仮付け装置15へ引渡した状態を示しており、初期状態においては、給袋仮付け装置15の第1、第2開閉アーム26、41は互いに開いた状態にある。すなわち、アーム昇降軸18は図示の位置にあり、高さ方向においては第1、第2開閉アーム26、41はこの位置にあるが、アーム開閉軸56は図3に示す位置より上昇した位置にあり、第1、第2開閉アーム26、41は互いにい開いた状態にある。
【0037】
ここで、前述の通り吸盤で袋Pを保持した袋引渡し装置13が所定角度回動して、図3に2点鎖線で示す位置へ袋Pを垂直状態に姿勢変換して移動する。これに対しアーム開閉軸56が下降して第1、第2開閉アーム26、41を回動させ、吸盤32、45で袋Pを挟持し、そして吸着する。ここで袋引渡し装置13は吸着を停止して反対方向へ回動し、袋Pの引渡しが終了する。この間に回転テーブル3が所定角度回転し、スパウト保持部材4により保持されたスパウトSが所定の位置に停止する。
【0038】
次いでアーム開閉軸56が上昇を開始し、両開閉アーム26、41を開き、袋Pの袋口を所定の寸法だけ開く。一方アーム昇降軸18も上昇し、袋Pを所定の高さに上昇させる。これにより袋P内へスパウトSの下部筒部が挿入される。この状態でアーム昇降軸18は停止し、アーム開閉軸56が所定量だけ下降する。これにより袋口が閉じられ、スパウトSの下部筒部に被さる。この際に仮シール用熱板左及び右35、47の突出部35a、47aが袋Pを両側からスパウトSの筒部に押付け、両者を溶着し、仮付けが行なわれる。第1、第2開閉アーム26、41の吸盤32、45の袋Pへの吸着が停止され、次いでアーム開閉軸56、アーム昇降軸18が所定の動きをして、第1、第2開閉アームを前述の初期状態へ戻す。なお本実施の形態では、左右の仮シール用熱板35、47は共に加熱され、袋PはスパウトSに両側から仮付けされるが、片側だけで仮付けしてもよい。その場合、反対側の熱板は加熱することなく、反対側からスパウトを支持するだけとなる。このような場合においても、本明細書ではこの部材を熱板と称することとする。
【0039】
以上のようにして仮付けの済んだ袋PはスパウトSと共にスパウト保持部材4に保持されて、回転テーブル3の回転により次の工程に送られ、第3工程で印字が、第4乃至第6工程で本付けが行なわれる。すなわち第4工程で一次シール、第5工程で二次シール、第6工程でシール部の冷却が行なわれる。
【0040】
次に図6乃至図10を参照して、シール装置61について説明するが、一次シール、二次シール及び冷却について同じ構成のシール装置61が使用され、異なるのは使用する熱板の形状、或は加熱するか、冷却するかの違いである。図6はシール装置61の全体側面断面図、図7は図6のC−C線断面図、図8は同じくD−D線断面図、図9は同じくE−E線断面図、図10は同じくF−F線断面図である。
【0041】
符合62はシール装置61の機台であり、その上面にスタンド63が立設されている。そしてスタンド63の上にフレーム64が固定されている。フレーム64は対向配置された二枚の側板65、66と上下のプレート67、68で構成され、下プレート68においてスタンド63に固定されている。
【0042】
側板65、66に両端を支持されたレバー支点軸69により、三叉レバー70が回動自在に支承されている。一方、側板65、66の図6において下部右側へ延びた延長部65a、66aに両端を支持された開閉アーム支点軸73に、左右の開閉アーム71、72が回動自在に支承されている。図8に示されるように、左開閉アーム71はフレームの側板65、66の内側で、右開閉アーム72は支承部が二股になって側板65、66の外側で支承されている。左右開閉アーム71、72の上端部には、互いに向い合ってそれぞれの熱板74、75が断熱板76、77を介して取り付けられている。一次シールと二次シールの場合にはこの熱板74、75がそれぞれヒータ78、79により加熱されるが、冷却の場合にはヒータはない。
【0043】
三叉レバー70の第1レバー70aの先端が、連結ロッド80により左開閉アーム71に連結され、第2レバー70bの先端が連結板81により右開閉アーム72に連結されている。そして三叉レバー70の第3レバー70cの先端が、フレーム64の下プレート68、スタンド63を貫いて下方へ延びる昇降軸82に連結されている。昇降軸82の下部は図示しない駆動源に連結され、その作用により昇降するようになっている。図から明らかなとおり、昇降軸82が上昇すると左右開閉アーム71、72は開いて、その間にスパウト保持部材4に保持された、互いに仮付けされたスパウトSと袋Pとが移動してきて停止する。その状態で昇降軸82が下降すると左右開閉アーム71、72が閉じて、熱板74、75により、それぞれスパウトSと袋Pとの間の一次シール、二次シール或は冷却が行なわれる。一次シール、二次シール、或は冷却に付いての詳細な説明は省略する。
【0044】
上記の工程でスパウト付き包装袋の製袋が完了し、この製袋包装機1では、そのままスパウトSを保持部材4で保持したまま、回転テーブル3でその後の工程へ順次移送し、先に説明したように内容物の充填を行なう。各工程の詳細な説明は省略する。
【0045】
上記説明から判るとおり本実施の形態によれば、回転テーブルには構造の簡単なスパウト保持部材を設けるだけで良く、複雑なグリッパ装置を設ける必要がない。また、スパウトを先に供給し、それに対して袋を垂直状態で供給するので、スパウトやスパウト付き袋を何度も姿勢変換する必要がない。また、回転テーブルに複数の挿入装置を設けるのと異なり、一つの給袋仮付け装置を所定の工程に設けるだけなので、構造がきわめて簡単になり、コスト低減が図れ、さらにメンテナンス或いは清掃の際の作業性に優れている。
【0046】
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態では、前述した第1の実施の形態での給袋仮付け装置15に協働するように、袋位置決め装置91が付加されている。そして、給袋仮付け装置15の構成は前と同じであるが、その動作手順において若干異なる。図11は袋位置決め装置91の全体正面断面図、図12は一部断面とした全体側面図、図13は全体平面図である。また、図14は後述するボトム位置決め部材の詳細を示す裏面断面図である。
【0047】
袋位置決め装置91は、側部位置決め装置93と、底部位置決め装置115とで構成される。先ず側部位置決め装置93について説明する。
【0048】
符合92は袋位置決め装置91のフレームであり、このフレーム92は、垂直プレート部92a、垂直プレート部92aから水平方向同方向に延びる上プレート部92bと下プレート部92c、それと垂直プレート部92aの高さ方向中間位置から上下プレート部92b、cと反対方向に延びる取付け部92dとを備えている。この取付け部92dにおいて、前述の給袋仮付け装置15の昇降プレート19に取り付けられている。従って、袋位置決め装置91は昇降プレート19と一緒に上下動する。
【0049】
フレーム92の上プレート部92bの上面には、進退用エアシリンダ94が取付けられている。そのロッド94aの先端には、L字型のブラケット95が取り付けられ、その上に進退ブロック96が固定され、進退用エアシリンダ94の動作により前後進するようになっている。進退ブロック96には、進退ブロック96の移動方向に対し直角の方向に二本のガイド軸97と、調整ネジ軸98が挿通されている。そしてガイド軸97の両端部には、ガイド軸97に沿って移動可能に左右の調整ブロック99、100が取り付けられている。調整ネジ軸98はその中央部分で進退ブロック96に挿通され、進退ブロック96対して回転は可能であるが軸方向の移動はできないようになっている。そしてその両端側には逆向きのネジが刻まれ、それぞれ左右の調整ブロック99、100に刻まれたメネジに螺合している。調整ネジ軸98の一端側端部にはハンドル98aが取付けられており、このハンドルを回転させることにより、左右の調整ブロック99、100は互いに近づき、或いは離れるようになっている。
【0050】
調整ブロック99、100の上面側には、左右の開閉レバー101、102が水平面で回動可能に支持軸101a、102aによりそれぞれ支承され、開閉レバー101、102の軸嵌合部の内側側面に、それぞれ左右の位置決め部材取付けプレート103、104が進退用エアシリンダ94と反対方向へ延びて取り付けられ、その先端にそれぞれ、くの字型のサイド位置決め部材左及び右105、106が、図示の状態で取付けられている。
【0051】
開閉レバー101、102の互いに近づくように延びたアーム部の先端には、それぞれ左右の回転ローラ107、108が水平面で回動可能に取付けられている。そして、進退ブロック96の上に取付けられた開閉用エアシリンダ109のロッド先端に取付けられたロッド保持部材110により保持された、左右に伸びる駆動ロッド111が、回転ローラ107、108の円周方向に形成された溝に係合している。符合112は左右の位置決め部材取付けプレート103、104に作用する引張りばねである。従って、開閉用エアシリンダ109が作動することにより、位置決め部材取付けプレート103、104は互いに反対方向に回動し、位置決め部材105、106は互いに近づき、或いは離れるようになっている。
【0052】
次に底部位置決め装置115について説明する。装置115は、フレーム92の下プレート部92cの下面側に取り付けられた昇降用エアシリンダ116を備えている。エアシリンダ116のロッド先端には昇降ブラケット117がその水平部117aにおいて取付けられ、エアシリンダ116が動作することにより上下動するようになっている。水平部117aの先端部には、下プレート部92cの上面に立設されたガイド軸118がブッシュ119を介して挿通され、ブラケット117の回り止めをするとともに上下動のガイドをしている。
【0053】
ブラケット117の垂直部117bには、ボトム位置決め部材取付けプレート120が高さ方向調整可能に取付けられている。そしてそのプレート120に固定された支持ブロック121に、上側にV字型の窪みを備えたボトム位置決め部材122が水平軸周りに回動可能に取り付けられている。符合123は支持ブロック121とボトム位置決め部材122との間に配設された圧縮バネであり、ボトム位置決め部材121を図12においては、時計方向へ付勢している。自由状態では図12に示す状態より若干時計方向に回った位置にある。
【0054】
上記の如く構成された袋位置決め装置91を備えたスパウト挿入シール装置においては、以下の如く動作する。すなわち、給袋仮付け装置15の第1、第2開閉アーム26、41の初期状態は、互いに離れ、下降位置にある。従って袋位置決め装置91も下がった位置にある。そして袋位置決め装置91の側部位置決め装置93の左右のサイド位置決め部材105、106は後退位置で開いた状態にあり、ボトム位置決め部材122は下降した位置にある。
【0055】
ここで袋引渡し装置13により袋Pが垂直状態に姿勢変換されて引渡し位置へ供給されると、第1、第2開閉アーム26、41が閉じ、吸盤32、45が互いに閉じた後、袋Pに吸着する。開閉アーム26、41が閉じる際にサイド位置決め部材105、106は前進する。吸盤32、45が吸着した状態で第1、第2開閉アーム26、41が開き、袋口を開く。第1、第2開閉アーム26、41が所定の高さまで上昇し、スパウトSの下部筒部を袋Pに挿入する。ここで吸盤32、45による吸着が停止されて袋Pを解放すると同時に、サイド位置決め部材105、106が閉じて袋Pの両側縁部を位置決めするとともに、ボトム位置決め部材122が上昇してそのV字型の窪みに袋Pの底部を受け入れて位置決めし、保持する。次いで第1、第2開閉アーム26、41が閉じて、熱板35、47により仮付けが行なわれる。そして給袋仮付け装置15、袋位置決め装置91がそれぞれ初期位置に戻り、回転テーブル3が所定角度回転し、仮付けされた袋PとスパウトSとは次の工程へ移動する。
【0056】
上記実施の形態に係るスパウト挿入シール装置によれば、前述の第1の実施の形態での利点に加え、スウパウトと袋との相対位置関係をより正しく維持した状態で仮付けが行なえ、より適切なシールを行なうことが出来る。なお、袋Pの底部がボトム位置決め部材122により受けとめられたときに、袋Pの上端部はスパウトSのフランジに当たり、位置決めされる。そして袋Pの丈に若干の誤差がある場合には、ボトム位置決め部材122が支点軸回りに回動してその誤差を吸収するようになっている。
【0057】
なお、上記第2の実施の形態では、進退用シリンダ94によってサイド位置決め部材105、106を前後進させているが、開閉レバー101、102の揺動範囲を大きく設定すれば、サイド位置決め部材105、106の前後進は不要となる。すなわち、左右の取付けプレート103、104が互いに開いたときに、サイド位置決め部材105、106が袋Pの移動軌跡から退避した位置へ移動しているようにすればよい。これにより袋位置決め装置91の構造が簡略化でき、処理能力も向上する。
【0058】
また、保持された袋Pが例えば反っているような場合に備え、この袋位置決め装置91に対応して袋P内へエアーを吹込むエアー噴出しノズルを設けてもよい(図示せず)。すなわち、先にの述べたように吸盤32、45が袋Pに吸着して第1、第2開閉アーム26、41が開き、アーム26、41が上昇してスパウトSの下部筒部を袋Pに挿入したときに、ノズルからエアーを袋P内へ吹込みこむ。これにより袋Pを膨らまし、袋Pの反りを解消することができる。従って、袋Pの両側縁部及び底部縁部が所定の方向へ真っ直ぐに伸び、サイド位置決め部材105、106及びボトム位置決め部材122が位置決め位置へ移動したときに確実に袋Pの両側縁部及び底部を捉えることができ、袋Pの両側縁部及び底部が位置決め部材105、106、122から外れてしまうことがない。
【0059】
次に本発明の第3の実施の形態を図15及び16を参照して説明する。この実施の形態に係るスパウト挿入シール装置は、スパウトを袋に挿入する工程と、袋をスパウトに仮付けする工程とを分けた点において前記第1及び第2の実施の形態と異なる。すなわち、図1における第1工程でスパウトが供給され、第2工程では給袋装置15aによる給袋のみが行われ、次の第3の工程で仮付け装置15bによる仮付けが行なわれる。そして図1における以後の工程は順次1工程後へずれることとなる。
【0060】
この実施の形態で使用される給袋装置15aは、第1の実施の形態で使用した給袋仮付け装置15から、左右の仮シール用熱板35、47とそれに関連する部材を除いたものであり、他の構成は同じであるので、改めて図示はせず、その詳細な説明も省略する。そして、第3の工程に設けられる仮付け装置15bは、例えば第1の実施の形態での給袋仮付け装置15から、吸盤32、45とそれに関連する部材、及びアーム昇降軸18とそれに関連する部材とを除いて構成したものを使用することができる。すなわち、この実施の形態での仮付け装置15bでは、第1、第2開閉アーム26、41は上下動する必要はなく、所定の高さ位置で開閉運動のみをすればよい。その構成は先の説明から明らかなので、図示及びその説明は省略する。
【0061】
本実施の形態では、給袋と仮付けとを別工程で行なうこととしたので、スパウトと協働して袋を保持しながら回転テーブル3の回転すなわちスパウトSの移動に追従して給袋工程から仮付け工程へ移動する袋保持装置を備えている。以下、袋保持装置131について説明する。図15は袋保持装置131の全体側面断面図、図16は全体平面図である。
【0062】
符合3は図1において説明した回転テーブルであり、下部が図示しない駆動源に連結され、間欠回転するテーブル回転軸3aに取付けられている。そして符合132は、テーブル回転軸3aにベアリング133を介して同軸に配置された中空軸で、その下部は図示しない駆動源に連結され、所定の角度範囲で往復回動するようになっている。この中空軸132にテーブル3の径方向に延びる揺動レバーA134が取付けられ、一体に回動する。揺動レバーA134の下面側には、回転中心に近い側に後述の摺動軸138を摺動自在にガイドする摺動軸支持ブロック135が、先端側に後述のスライド部材139を摺動自在に支持するスライドレール136が取付けられている。
【0063】
符合137は進退プレートであり、その後端側に摺動軸138が取付けられ、上面側には前述のスライドレール136に嵌ってレール136に沿って摺動自在となっているスライド部材139が取付けられている。レール136とスライド部材139とは互いに嵌る溝と突条とを備え、それによりスライド部材139は摺動自在であると共にレール136により支持されている。従って進退プレート137と摺動軸138とは一体的にスライドレール136に対して摺動可能である。進退プレート137と摺動軸支持ブロック135との間に圧縮バネ140が配設され、進退プレート137を回転テーブル3の径方向外方へ向けて付勢している。
【0064】
進退プレート137の先端には、支持ブロック141が取付けられ、このブロック141には支点ピン142を介して袋保持部材143が揺動可能に取付けられている。袋保持部材143はピン142により支承された部分から上に伸びる垂直部143aと、その上端からテーブル3の径方向外方へ延びる水平部143bとを備え、水平部143bの先端は二股状になっている。ピン142より上の位置で、袋保持部材143と支持ブロック141との間に圧縮バネ144が配設され、袋保持部材143に反時計方向の力を与えている。袋保持部材143と支持ブロック141の互いに向い合う面143c141aとの間には僅かながらの隙間が有り、その分だけ袋保持部材143は回動できるようになっている。
【0065】
符合145は進退カムであり、その一端側において支点軸146により水平面内で揺動自在に支承されている。そして中空のスタンド147内を、下端部において図示しない駆動源に連結され所定の角度範囲で往復回動する進退カム駆動軸148が延びており、その上端部に軸148と一体回動するように揺動レバーB149が取付けられ、揺動レバーB149の外端部は連結ロッド150を介して進退カム145の他端部に連結されている。符合151はカム支持プレートであり、進退カム145を、その上面に沿って摺動可能に支持している。進退カム145は駆動軸148の回動により、図16に実線で示される前進位置と、二点鎖線で示される後退位置とを取り得るが、前進位置にあるときに、カム面となる内周側の形状は、テーブル3の中心を中心とする円弧となるようになっている。符合152は進退プレート137の下面側に取付けられたカムローラであり、前述のバネ140の作用により常時進退カム145の内周側に押付けられている。
【0066】
上記の如く構成された袋保持装置131を備えたスパウト挿入シール装置は以下のように作動する。すなわち、第1工程でスパウトSが供給されてスパウト保持部材4により保持され、第2工程へ移動する。この第2工程に設けられた給袋装置15aの初期状態では、その第1、第2開閉アーム26、41は互いに離れ、下降位置にあるが(第1の実施の形態参照)、前述と同様に袋引渡し装置13が袋Pの姿勢を垂直に変換して引渡し位置へ移動させると、第1、第2開閉アーム26、41が閉じ、そして吸盤32、45が袋Pの所定の位置に吸着する。吸盤32、45が吸着した状態で第1、第2開閉アーム26、41が開き、袋口を開く。そして第1、第2開閉アーム26、41が所定の高さまで上昇し、第2工程で停止しているスパウトSの下部筒部を袋Pに挿入し、両開閉アーム26、41が閉じて袋PをスパウトSに被せる。
【0067】
この間に、後述するように第2工程へ復帰した袋保持装置131の進退プレート137は、進退カムが後退位置にあるため、後退した位置にある。そして、スパウトSへ袋Pが被せられると、袋保持装置131の進退カム駆動軸148が所定の方向に所定角度回転し、進退カム145を支点軸146回りに回して前進位置に移動させる。これによりバネ140により付勢されて進退プレート137が前進して、袋保持部材143の水平部143bの二股部先端が袋Pを間に挟んだ状態でスパウトSに当接し、袋PをスパウトSと袋保持部材143とで挟持する。挟持する力は、支持ブロック141と袋保持部材143との間に配設された圧縮バネ144により与えられる。この状態で第1、第2開閉アーム26、41の吸盤32、45の袋Pへの吸着が停止され、給袋装置15aは初期状態へと復帰する。
【0068】
この状態で回転テーブル3が1工程分回転し、これに追従して袋保持装置131の揺動レバーA134も同一回転速度で回転し、袋Pを次の仮付け工程へ移動させて停止させる。停止すると仮付け工程で互いに離れて待機していた仮付け用熱板左右35、47が互いに向かって移動し、スパウトSと袋Pとの仮付けが行なわれる。一方、進退カム駆動軸148が先と反対側に回動し、進退カム145を後退位置に移動させ、これにより進退プレート137が後退し、袋保持部材143は袋Pから離れる。次いで袋保持装置131の揺動レバーA134は給袋工程へ復帰し、仮付け用の熱板35、47が互いに離れ、初期状態に戻る。
【0069】
上記の実施の形態によれば、給袋工程と仮シールとを別の工程で行なうので、前述の第1、第2の形態の給袋仮付け工程で要する処理時間より短くなり、生産性の向上が図れる。
【0070】
なお上記第3の実施の形態において、その仮付け工程に第2の実施の形態で使用した袋位置決め装置91を付加しても良い。この場合、第2の実施の形態の場合においてフレーム92を給袋仮付け装置15の昇降プレート19に取付けて一緒に上下動させたのと異なり、フレーム92は上下方向で移動させる必要はなく、所定の高さ位置に固定する。この場合の仮付け工程での動作は以下のようになる。
【0071】
袋PがスパウトSと袋保持部材143とに挟持されて仮付け工程に移動し停止すると、先ず袋位置決め装置91の側部位置決め装置93のサイド位置決め部材左右105、106が互いに遠ざかった状態で前進する。次いで進退カム145が後退位置へ移動させられ、袋保持部材143後退する。それに合わせてサイド位置決め部材左右105、106が互いに近づいて袋Pの側部を保持位置決めし、同時に底部位置決め装置115のボトム位置決め部材122が上昇して袋Pの底部を支持し位置決めする。この状態で仮付け用熱板35、47が互いに近づいて仮付けを行なう。その後、袋保持装置131、仮付け装置15b、袋位置決め装置91が所定の運動をして初期位置へ戻る。
【0072】
なお、上記第3の実施の形態では、袋保持部材143がスパウトSと協働して袋Pを保持するようになっているが、袋保持部材143に代えて、2組の開閉チャック(図示せず)をテーブル3の上に配置した揺動レバーA134の先端部に設け、この開閉チャックにより袋Pを、その両側縁部近くの上縁部で上側から把持するようにしてもよい。この場合、チャックが開いて初期位置に戻ったときに、そのチャックが、移動する袋PやスパウトSと干渉しないように配置しておけば、チャックは揺動レバーAに対して固定して良い。
【0073】
【発明の効果】
上記説明から明らかなとおり、本発明では構造の簡単なスパウト保持部材を設け、これを無端軌道に沿って順次移送しながら製袋するようになっており、複雑なグリッパ装置を設ける必要がない。また、スパウトを先に供給し、それに対して袋を垂直状態で供給するので、スパウトやスパウト付き袋を何度も姿勢変換する必要がない。また、回転テーブルに複数の挿入装置を設けるのと異なり、一つの給袋仮付け装置を所定の工程に設けるだけなので、構造がきわめて簡単になり、コスト低減が図れ、さらにメンテナンス或いは清掃の際の作業性に優れている。また、袋位置決め装置を設けた場合には、スパウトと袋との相対位置関係をより正しく維持した状態で仮付けが行なえ、より適切なシールを行なうことが出来る。
【0074】
また、給袋装置と仮付け装置とを無端軌道の異なった別の工程に配置し、スパウトの移動に追従して移動する袋保持装置を設けた場合には、各工程での停止時間を短く出来、生産性を向上することが出来る。
【0075】
また、本発明による製袋包装機によれば、製袋工程と内容物充填工程とを通して、簡単な構成のスパウト保持部材でスパウトを保持して袋を移動させるだけでよく、袋の側部を保持するグリッパ等が不要で、構成がきわめて簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパウト挿入シール装置を用いた製袋包装機を示す概略構成図である。
【図2】本発明のスパウト挿入シール装置の第1の実施の形態に係る給袋仮付け装置の全体平面図である。
【図3】全体側面断面図である。
【図4】図3のA−A線による断面図である。
【図5】図3のB−B線による断面図である。
【図6】本シールを行なう本シール装置の全体側面断面図である。
【図7】図6のC−C線での断面図である。
【図8】図6のD−D線による断面図である。
【図9】図6のE−E線による断面図である。
【図10】本シール装置の各連結部の詳細を示す平面断面図である。
【図11】袋位置決め装置の全体正面断面図である。
【図12】一部断面とした全体側面図である。
【図13】全体平面図である。
【図14】ボトム位置決め部材の裏面断面図である。
【図15】追従式袋保持装置の全体側面断面図である。
【図16】全体平面図である。
【符号の説明】
S スパウト
P 袋
1 製袋包装機
2 スパウト挿入シール装置
3 回転テーブル
4 保持部材
5 スパウト供給装置
8 袋マガジン装置
11 袋取出し装置
13 袋引渡し装置
15 給袋仮付け装置
15a 給袋装置
15b 仮付け装置
18 アーム昇降軸
26 第1開閉アーム
41 第2開閉アーム
32、45 吸盤
35、47 仮シール用熱板
61 本シール装置
91 袋位置決め装置
93 側部位置決め装置
105、106 サイド位置決め部材
115 底部位置決め装置
122 ボトム位置決め部材
131 袋保持装置
134 揺動アームA
137 進退プレート
143 袋保持部材
145 進退カム

Claims (8)

  1. 無端軌道に沿って所定の間隔で配置され、供給されるスパウトを垂直状態に保持する複数のスパウト保持部材と、前記複数のスパウト保持部材を前記無端軌道に沿って間欠移動させる間欠移動手段と、前記無端軌道に沿った所定の位置に配置され、前記スパウト保持部材に順次スパウトを供給するスパウト供給手段と、前記無端軌道に沿った所定の位置に配置され、前記スパウト保持部材により保持されたスパウトに対して袋を供給し、前記スパウトの下部所定の部位を袋の開口部に挿入する袋供給手段と、袋マガジンから袋を取出し、前記袋供給手段に前記袋を引渡す袋取出し手段と、前記無端軌道に沿った所定の位置に配置され、前記袋の開口部に挿入されたスパウトに対し前記袋を部分的に仮付けする仮シール手段と、前記無端軌道に沿った所定の位置に設けられ、前記仮付けされたスパウトと袋を本付けする本シール手段とを備え、前記袋取出し手段は、前記袋マガジンから水平状態で取出した袋を垂直状態に姿勢変換した後前記袋供給手段に引渡し、前記袋供給手段は、互いに対向して配置され、前記袋の両側に吸着可能な一対の吸着部材と、該吸着部材を互いに対して接離させる接離手段と、前記吸着部材を昇降させる昇降手段とを備えていることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  2. 請求項1記載のスパウト挿入シール装置において、前記仮シール手段は互いに対向配置された一対の仮シール用熱板を備え、前記仮シール用熱板の各々は、それぞれ前記一対の吸着部材の一方及び他方と一体的に構成され、前記吸着部材と一体的に接離移動及び昇降移動をすることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  3. 請求項2記載のスパウト挿入シール装置において、前記スパウト挿入シール装置はさらに、前記袋供給手段により前記スパウトが挿入された袋を保持し、前記スパウトに対して位置決めする袋位置決め手段を備え、前記仮付けは、前記袋が前記袋供給手段から解放され、前記袋位置決め手段により保持位置決めされた状態で行われることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  4. 請求項1記載のスパウト挿入シール装置において、前記袋供給手段と前記仮シール手段とは前記無端軌道に沿った異なる位置に配置され、前記スパウト挿入シール装置はさらに、前記袋が供給される袋供給位置から前記袋が仮付けされる仮付け位置との間を往復動し、前記袋供給位置から前記仮付け位置へ移動する際に、前記袋を保持しながら前記スパウトの移動に追従して移動する、袋保持手段を備えていることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  5. 請求項4記載のスパウト挿入シール装置において、前記袋保持手段は前記スパウトと協働して前記袋を保持し、前記袋供給位置から前記仮付け位置へ移送することを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  6. 請求項5記載のスパウト挿入シール装置において、前記スパウト挿入シール装置はさらに、前記仮付け位置へ移送された、前記スパウトが挿入された袋を保持し、前記スパウトに対して位置決めする袋位置決め手段を備え、前記仮付けは、前記袋が前記袋保持手段から解放され、前記袋位置決め手段により保持位置決めされた状態で行われることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載のスパウト挿入シール装置において、前記スパウトと前記袋との間の仮付けは、前記スパウトの径方向で反対側となる2箇所において行なわれることを特徴とする、スパウト挿入シール装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載のスパウト挿入シール装置を備え、前記スパウトと袋とをシール後、該スパウト付き袋を前記スパウト保持部材で保持し、前記間欠移動手段で後工程へ移送し、該後工程において内容物の充填を行なう、製袋包装機。
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