JP2004254710A - 歩行型作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操縦者負担少なく安全に機体のダッシングを抑止することができ、作業仕上がりも良好となる歩行型作業機を得る。
【解決手段】 上部にエンジンを直装したミッションケ−スから後方に操縦ハンドルを延設して機体を構成し、その機体後方を操縦者が歩行追従しながら運転して同機体に装備された回転作業具によって対地作業する歩行型作業機において、ミッションケ−スの下部に横設した駆動回転軸に、回転作業具とは反対に回転して対地作用するダッシュ抑止具を設けることにより、操縦ハンドル下方のミッションケ−ス後背部にダッシュ抑止具が存在しない空間を確保した。
【選択図】 図1
【解決手段】 上部にエンジンを直装したミッションケ−スから後方に操縦ハンドルを延設して機体を構成し、その機体後方を操縦者が歩行追従しながら運転して同機体に装備された回転作業具によって対地作業する歩行型作業機において、ミッションケ−スの下部に横設した駆動回転軸に、回転作業具とは反対に回転して対地作用するダッシュ抑止具を設けることにより、操縦ハンドル下方のミッションケ−ス後背部にダッシュ抑止具が存在しない空間を確保した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エンジンとミッションケ−スと操縦ハンドル等で構成された機体を、その後方を操縦者が追従しながら運転して機体に装備された回転作業具によって対地作業する歩行型作業機に関する。
上記のような歩行型作業機は周知であるが、この種の作業機は小型軽量な特性があることから、回転作業具の作動による機体ダッシング現象が殊に生じ易い傾向があるので、一般的には、操縦ハンドル下方の機体後尾部に固定抵抗棒を配設し、その固定抵抗棒の抵抗作用でもって機体ダッシング現象を抑止するように構成されている。
特開昭59−153669号公報
操縦ハンドル下方の機体後尾部に配設する固定抵抗棒の作用によって機体ダッシシングを抑止する従来のダッシュ抑止手段は、構造簡略な利点はあるけれども、操縦ハンドル下方の機体後尾部に存置する固定抵抗棒が操縦者の歩行爪先間隔を狭めることになるので歩行追従運転が行い辛くなり、また、操縦者が人為的に固定抵抗棒を圃場に押し付ける所作をして付与抵抗を加減しなければならないから、その加減具合が難しくて操縦者の負担が大きくなり、固定抵抗棒が作業後の圃場を進みそれに草藁などが絡むので作業の仕上がり状態が著しく不整になるといった問題が生じていた。
本発明が解決しようとする課題は、上述の問題点を解消した歩行型作業機を提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、上述の問題点を解消した歩行型作業機を提供することである。
上記の課題を達成するため、本発明の歩行型作業機は、上部にエンジン(1)を直装したミッションケ−ス(2)から後方に操縦ハンドル(4)を延設して機体を構成し、その機体後方を操縦者が歩行追従しながら運転して同機体に装備された回転作業具(A)によって対地作業する歩行型作業機において、前記ミッションケ−ス(2)の下部に横設した駆動回転軸(10)に、前記回転作業具(A)とは反対方向に回転して対地作用するダッシュ抑止具(B)を設けることにより、操縦ハンドル(4)下方のミッションケ−ス(2)後背部にダッシュ抑止具が存在しない空間を確保したことを特徴とするものである。
本発明による歩行型作業機においては、操縦者が操縦ハンドルを握持して機体後方を歩行追従しながら運転して同機体に装備した回転作業具(A)によって対地作業する際に、回転作業具(A)の作動による機体ダッシング現象が、回転作業具(A)とは反対に回転して対地作用するダッシュ抑止具(B)によって抑止され、機体ダッシングのない良好な対地作業が行われるのであるが、回転作業具(A)とは反対に回転して対地作用するダッシュ抑止具(B)は機体のミッションケ−ス(2)下部に横設した駆動回転軸(10)に設けられて操縦ハンドル(4)下方のミッションケ−ス(2)後背部にダッシュ抑止具が存在しない空間が確保されるので、機体後方を歩行追従する操縦者の歩行爪先間隔が狭められることがなくて安全に負担少なく運転できる。
そして、固定抵抗棒によらないので操縦者が人為的に固定抵抗棒を圃場に押し付けるために操縦ハンドルを押し下げる調整所作が不要になって操縦者の負担が軽減され、又、固定抵抗棒が作業後跡を進行してそれに草藁などが絡むようなこともないから仕上がり状態良好に対地作業できる。
そして、固定抵抗棒によらないので操縦者が人為的に固定抵抗棒を圃場に押し付けるために操縦ハンドルを押し下げる調整所作が不要になって操縦者の負担が軽減され、又、固定抵抗棒が作業後跡を進行してそれに草藁などが絡むようなこともないから仕上がり状態良好に対地作業できる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明するが、図1は本発明による歩行型作業機の側面図、図2は同じく歩行型作業機の正面図、図3は要部の伝動断面図である。
図1〜図3において、(1)はエンジン、(2)はミッションケ−ス、(3)はフェンダ、(4)は操縦ハンドル、(5)はバンパ−、(6)は後部ヒッチであり、これらによって歩行型作業機の機体が構成されている。また、(7)はスロットルレバ−、(8)はクラッチレバ−である。
エンジン(1)は、ミッションケ−ス(2)の上部に直装され、その出力部がメインクラッチ(遠心クラッチ等)を介してミッションケ−ス(2)に収容する走行伝動機構(9)に連動連結されており、走行伝動機構(9)は、ミッションケ−ス(2)の下部に水平横向きに軸受装設されている駆動回転軸(10)を回転駆動するようになっている。
走行車軸(10)は、ミッションケ−ス(2)から左右に突出して設けられ、その突出部に回転作業具(A)が着脱自在に取り付けられ、該回転作業具(A)によって機体を推進しながら対地作業が行われるのであるが、図示された回転作業具(A)は、駆動回転軸(10)に嵌装楔着する筒軸(11)の外周に適宜形状の耕耘爪(12)を配置し、且つ、筒軸(11)の外端部に作業深度設定用のゲ−ジホイル(13)を設けて構成されている。
しかして、回転作業具(A)によって機体を推進しつつ対地作業が行われる場合には、回転作業具(A)の作動により機体がダッシュされる傾向を生じるので、その機体ダッシングを抑止するために、本発明にあっては、回転作業具(A)に対して反対方向に回転駆動されて対地作用するダッシュ抑止具(B)が設けられているのであって、その具体的な一例が図3に示されている。
図3において、ダッシユ抑止具(B)は、駆動回転軸(10)を中心部に貫通してミッションケ−ス(2)の横脇部に固装される基体(14)と、基体(14)の外側に対向位置して駆動回転軸(10)に自由回転状態に軸受支持される外体(15)と、基体(14)及び外体(15)によって形成されるケ−ス内部に収容組成される逆転駆動機構と、前記外体(15)の外周に取り付けられるダッシュ抑止用耕耘爪(16)とで構成されている。
前記逆転駆動機構は、駆動回転軸(10)に固定される駆動ギア(17)と、それに噛合するアイドルギア(18)と、アイドルギア(18)に噛合する中間ギア(19)と、中間ギア(19)に噛合して駆動回転軸(10)に遊転支持される最終ギア(20)とで構成され、最終ギア(20)が外体(15)に形設されている受動ギア(21)に噛合されて、外体(15)即ち、それに装着されているダッシュ抑止用耕耘爪(16)を、回転作業具(A)の耕耘爪(12)に対して反対方向に回転駆動するものとなっている。
なお、回転作業具(A)とダッシュ抑止具(B)とは、回転作業具(A)による機体推進力をダッシュ抑止具(B)による推進阻止力よりも大に設定して、ダッシュ抑止具(B)でもって機体のダッシングを抑止しながら回転作業具(A)によって適正に機体が推進されるような関係にして設けられるのであり、具体的には、回転作業具(A)の作業幅をダッシュ抑止具(B)の作業幅より大きくする、回転作業具(A)の耕耘爪(12)とダッシュ抑止具(B)の耕耘爪(16)の形状を異ならせる、あるいは回転作業具(A)に対してダッシュ抑止具(B)の回転を遅く設定するなどの適宜手段によって回転作業具(A)による機体推進力>ダッシュ抑止具(B)による推進抑止力の関係を現出するものである。
また、実施例に示した歩行型作業機は、駆動回転軸への伝動系にサイドクラッチを有しないタイプのものとなっているが、本発明は、駆動回転軸への伝動系にサイドクラッチを有するタイプの歩行型作業機に適用できることは当然であり、さらに、駆動回転軸への伝動系が前後進切り換え可能に構成されるものにも適用できるのであって、その場合には回転作業具およびダッシュ抑止具に装着する耕耘爪を正逆両用のものにすればよい。
そして、ダッシュ抑止具(B)を回転駆動する逆転駆動機構は、図3に示した具体例のものに限定されるものではなく、要は、回転作業具(A)に対してダッシュ抑止具(B)を反対向きに駆動できるものであれば他にいかように変形構成されても差し支えない。
図3中の(22)は、ダッシュ抑止具(b)の外方を被包するように装着固定することができる着脱自在のカバ−であり、該カバ−(22)は、回転作業具(A)を取外した駆動回転軸(10)に走行車輪(図示省略)を装備して路上走行するときなどに、耕耘爪(16)を取外したダッシュ抑止具(B)を覆うものである。
A 回転作業具
B ダッシュ抑止具
1 エンジン
2 ミッションケ−ス
4 操縦ハンドル
10 駆動回転軸
B ダッシュ抑止具
1 エンジン
2 ミッションケ−ス
4 操縦ハンドル
10 駆動回転軸
Claims (1)
- 上部にエンジン(1)を直装したミッションケ−ス(2)から後方に操縦ハンドル(4)を延設して機体を構成し、その機体後方を操縦者が歩行追従しながら運転して同機体に装備された回転作業具(A)によって対地作業する歩行型作業機において、前記ミッションケ−ス(2)の下部に横設した駆動回転軸(10)に、前記回転作業具(A)とは反対方向に回転して対地作用するダッシュ抑止具(B)を設けることにより、操縦ハンドル(4)下方のミッションケ−ス(2)後背部にダッシュ抑止具が存在しない空間を確保したことを特徴とする歩行型作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004178778A JP2004254710A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 歩行型作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004178778A JP2004254710A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 歩行型作業機 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001063445A Division JP3609032B2 (ja) | 2001-03-07 | 2001-03-07 | 車軸型作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004254710A true JP2004254710A (ja) | 2004-09-16 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004178778A Pending JP2004254710A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | 歩行型作業機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004254710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202000002323A1 (it) * | 2020-02-06 | 2021-08-06 | Antonio Potignano | Motozappa |
-
2004
- 2004-06-16 JP JP2004178778A patent/JP2004254710A/ja active Pending
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IT202000002323A1 (it) * | 2020-02-06 | 2021-08-06 | Antonio Potignano | Motozappa |
FR3106951A1 (fr) * | 2020-02-06 | 2021-08-13 | Antonio Potignano | Motobineuse |
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