JP2004253638A - 光部品とその製造方法 - Google Patents

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和成 西原
Shigeo Furukawa
成男 古川
Nobuo Yubinaka
伸夫 指中
Junji Oishi
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Abstract

【課題】高効率で光ファイバと光半導体デバイスとの結合効率を実現し、小型で面実装に適した安価な光部品とその製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】セラミック積層基板からなる凹状のパッケージ13と、前記パッケージ13の内部の底面に設けた溝部18と、溝部18の内部に実装した受光または発光素子16と、前記受光または発光素子16の受光または発光部19の中央に固着したレンズ体20と、パッケージ13の開口部を覆うように設けた蓋体12と、蓋体12の一部としてレンズ体20と対向する位置に設けた窓部11とからなる光部品であり、受光または発光素子16の受光または発光面に実装するレンズ体20により光ファイバとの結合効率が高くでき小型で低背化が実現できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信システムに使用される発光素子(LED、LD)または受光素子(APD、PIN−PD)を用いた光部品とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光通信システムに使用される光部品としては、図7に示すものがある。
図7(a)は従来の光部品の斜視図、図7(b)は従来の光部品の断面図である。図7(a),(b)に示すように、1は受光または発光素子、2は受光または発光素子1の高さを調整する台座、3は受光または発光素子1を実装する金属ベース、4は光部品の内部の電極が外部と接続できるようにした外部取り出し電極、5は受光または発光素子1と外部取り出し電極4とを接続する金属ワイヤ、6は金属キャップ、7は金属キャップ6に設けたレンズ体、8は金属キャップ6と金属ベース3で構成するパッケージの内部を封止する低融点ガラスである。
【0003】
金属キャップ6および金属ベース3は通常Fe−Ni−Coなどの合金が用いられ、その表面は酸化を防止するNi−Auでメッキ処理が施されている。この金属キャップ6と金属ベース3とを抵抗溶接により内部を窒素あるいは真空とする気密封止の構造となっている。
【0004】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−61575号公報(第5項、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光部品としては金属キャップ6にレンズ体7を封着させ、金属ベース3を貫通させた外部取り出し電極4を低融点ガラス8により気密封止する構造によりコストが高くなる。また受光または発光素子1と金属キャップ6とのオプテカルパスが長いため、例えば発光素子の場合、金属キャップ6に封着したレンズ体7に入射する光出力が少なくなり、光ファイバとの結合効率が劣化するという問題があった。
【0007】
本発明は光ファイバと受光または発光素子との高い結合効率を実現し、小型で面実装に適した安価な光部品とその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品であり、受光素子の受光面または発光素子の発光面に実装するレンズ体により光ファイバとの結合効率が高くでき小型で低背化が実現できる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、溝部として2段の溝を設け、一方の溝の外形を受光素子の外形とほぼ等しく、もう一方の溝の外形を発光素子の外形とほぼ等しくした請求項1に記載の光部品であり、受光素子用または発光素子用として凹状パッケージを共有化でき低コストが図れる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、レンズ体を球状または半球状の形状とした請求項1に記載の光部品であり、レンズ体を点または面実装するため簡素化が図れる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、レンズ体の屈折率を1.8以上とした請求項1に記載の光部品であり、レンズ体を受光面または発光面の近傍に配することができ、光ファイバとの結合効率を高めることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、受光または発光素子の受光または発光部の中央に紫外線硬化樹脂を用いてレンズ体を固着した請求項1に記載の光部品であり、レンズ体の位置を調整しながら実装して固定ができるため、高い結合効率が実現できる。
【0013】
請求項6に記載の発明は、受光または発光素子の受光または発光部の中央にシリコン樹脂を用いてレンズ体を固着した請求項1に記載の光部品であり、振動や衝撃などが吸収できるため高信頼性が得られる。
【0014】
請求項7に記載の発明は、セラミック積層基板に窒化アルミニウムを用いた請求項1に記載の光部品であり、熱伝導性が高いため、発光素子または受光素子で生じる熱が高効率で放熱できる。
【0015】
請求項8に記載の発明は、蓋体を所定の絞り深さからなる凹状の形状とし、かつこの凹状の底面にレンズ体の窓を配した請求項1に記載の光部品であり、小型および低背化が実現できる。
【0016】
請求項9に記載の発明は、凹状のパッケージと蓋体とをシーム溶接、電子ビーム溶接、半田封止、樹脂封止、ガラス封止のいずれか1つを用いて気密封止した請求項1に記載の光部品であり、高い気密性が実現できるため高信頼性が得られる。
【0017】
請求項10に記載の発明は、発光素子を面発光型のLEDまたはレーザーダイオードを用いた請求項1に記載の光部品であり、小型で低背化が実現できる。
【0018】
請求項11に記載の発明は、セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品の製造方法において、前記レンズ体を介して映し出された受光または発光部の形状が中心線に対して上下左右が対称となるように前記レンズ体を位置調整して保持し、紫外線照射により固着する光部品の製造方法であり、パッシブアライメントが実現できる。
【0019】
請求項12に記載の発明は、セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品の製造方法において、前記レンズ体に対向する所定位置に設けられた光ファイバに受光または発光素子との結合効率が常に最大になるように調整しながら紫外線の照射を制御して固着するようにした光部品の製造方法であり、レンズ体が固着するまで最適位置で調整するため、高い結合効率が実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における光部品の構造について図1および図2を用いて説明する。
【0021】
図1は本発明の光部品の斜視図、図2(a)〜(d)は本発明の異なる構成を示す光部品の断面図である。11は窓、12は蓋体、13はセラミック積層基板からなる凹状のパッケージ、14は外部取り出し電極、15は凹状のパッケージ13に固着されているシールリング、16は受光または発光素子、17は受光または発光素子16の電極を外部に取り出すための金属ワイヤ、18は受光または発光素子16を実装するため凹状のパッケージ13の内部の底面に設けた溝部、19は受光または発光素子16の受光または発光部、20は球または半球状のレンズ体、21はレンズ体20を受光または発光部19の中央に実装して固着するための樹脂である。
【0022】
以下、本発明の異なる構成を示す光部品について図2を用いて説明する。
【0023】
図2(a)に示すように凹状のパッケージ13の溝18に受光または発光素子16が実装され、受光または発光素子16の受光または発光部19の上に球状のレンズ体20が実装されている。そして受光または発光素子16の電極を外部に取り出すための金属ワイヤ17が接続され、凹状のパッケージ13がシールリング15により窓11を設けた蓋体12で封止された構造となっている。
【0024】
次に図2(b)に示すように凹状のパッケージ13の溝18に受光または発光素子16が実装され、受光または発光素子16の受光または発光部19の上に半球状のレンズ体20が実装されている。そして受光または発光素子16の電極を外部に取り出すための金属ワイヤ17が接続され、凹状のパッケージ13がシールリング15により窓11を設けた蓋体12で封止された構造となっている。
【0025】
また、図2(c)に示すように2段の溝18a,18bを形成する凹状のパッケージ13の1つの溝18aに受光または発光素子16が実装され、受光または発光素子16の受光または発光部19の上に球状のレンズ体20が実装されている。そして受光または発光素子16の電極を外部に取り出すための金属ワイヤ17が接続され、凹状のパッケージ13がシールリング15により窓11を設けた蓋体12で封止された構造となっている。
【0026】
さらに、図2(d)に示すように2段の溝18a,18bを形成する凹状のパッケージ13の1つの溝18bに受光または発光素子16が実装され、受光または発光素子16の受光または発光部19の上に球状のレンズ体20が実装されている。そして受光または発光素子16の電極を外部に取り出すための金属ワイヤ17が接続され、凹状のパッケージ13がシールリング15により窓11を設けた蓋体12で封止される構造となっている。
【0027】
凹状のパッケージ13は、グリーンシートを積層して焼成したセラミック積層基板で形成されている。それぞれの層に配線、スルーホールなどが形成され、結線して凹状のパッケージ13の内部電極が外部と接続できるようにした構造である。またセラミック積層基板に窒化アルミニウムを用いることにより、受光または発光素子16で生じる発熱を高効率で放熱することができる。
【0028】
さらに、外部取り出し電極14を端面電極で形成するため、凹状のパッケージ13は小型化することが可能となる。このような小型化の凹状のパッケージ13は大判の基板を用いて一括で製造するため、そのサイズが取れ数に大きく影響し、結果として非常に安価に作製できる。また内部電極を側面または裏面に取り出すことができるため、面実装にも対応が可能である。
【0029】
凹状のパッケージ13の内部の底面に溝部18が形成されており、この溝部18の大きさは、実装するLED、LD、PIN−PD、APDなどの受光または発光素子16の外形寸法とほぼ同じに設計され、この溝部18へ実装することで受光または発光素子16の位置決めができる。図2(c)、図2(d)に示すように溝部18が18aおよび18bに示すように2段構造となっている。溝部18を2段構造とすることにより実装する受光または発光素子16の外形形状がそれぞれ異なっていても、凹状のパッケージ13を個別に作製する必要がなく、共有のパッケージで対応できるためパッケージコストを安価にできる。
【0030】
また、溝部18の形成位置が実装した受光または発光素子16の受光または発光部19とレンズ体20および窓11との光軸とが一致するように所定の位置に設けられており、溝部18に実装することにより光軸調整が不要な構造となっている。
【0031】
窓11の材料は蓋体12の材料と封止方法を考慮して決定する。窓11の材料としてガラスを用いる場合は蓋体12との線膨張係数をほぼ同じとすることが望ましい。例えば蓋体12と凹状のパッケージ13との気密封止にシーム溶接を用いる場合、蓋体12およびシールリング15の材料として通常Fe−Ni−Coの合金、窓11は硼珪酸系のガラスを選択すると良い。そして窓11は凹状のパッケージ13の内側または外側に設けてもよい。窓11と蓋体12との気密封止には半田、樹脂などが用いられる。
【0032】
また、図1および図2について、窓11と蓋体12を別個にしているが、窓11を蓋体12の全体として用いてもよい。この場合は蓋体12のコストが低減される。そして窓11と凹状のパッケージ13とは線膨張係数を極力合わせることが望ましい。さらに窓11をそのまま蓋体12として用いる場合、蓋体12の気密封止が最終の工程となるため、内包する受光または発光素子16の耐熱温度に注意して気密封止方法を選択するべきである。通常受光または発光素子16の耐熱温度は250℃以下であるため、低融点ガラスより凹状のパッケージ13と蓋体12とに半田を形成して、温度230度程度のリフロー処理により封止する半田封止またはエポキシ樹脂などを接着剤として用いる樹脂封止を選択すべきである。また封止された凹状のパッケージ13の内部は受光または発光素子16の電極の酸化を防止するため、窒素置換または真空とすることが望ましい。
【0033】
さらに、蓋体12に設けた窓11の凹状のパッケージ13の内部表面に発光素子16からの反射戻り光を低減するための無反射コートを形成することにより、発光素子16の高い安定性が得られ、信頼性を高めることができる。
【0034】
レンズ体20を実装して固定する樹脂21には実装時間および信頼性等を考慮すると紫外線硬化型の樹脂21、またはシリコン系の樹脂21が望ましい。シリコン系の樹脂を用いた場合、硬化後の弾性率が大きいため耐衝撃性が高くなり信頼性が向上する。
【0035】
また、樹脂21の粘度は内部に気泡が混入しないように適宜決定する。受光または発光素子16の受光または発光部19と密着してレンズ体20を実装して固着することにより、安定した実装が実現できると共に光ファイバとの結合効率を大幅に向上させることができる。
【0036】
レンズ体20の屈折率は受光または発光素子16の放射角度とレンズ体20からの出射角を考慮して決定する。レンズ体20からの出射角は可能な限り小さく、平行光に近づけるほど光ファイバへの結合効率と伝送特性は向上することが知られている。通常LEDなどの発光素子は発光部からの放射角度は60〜120°である。そのためレンズ体20を介して平行光に近づけるためにはレンズ体20の屈折率は1.8以上が必要となる。
【0037】
レンズ体20の直径はレンズ体20からの出射角に影響を及ぼさないが、レンズ体20の直径が大きくなるほどレンズ体20から出射される光束の直径は大きくなる。したがってレンズ体20の直径は結合させる光ファイバの種類、特にコア径および開口数に応じて選択すればよい。例えばプラスチックファイバのコア径は200〜900μmであり、ガラスファイバのコア径は10〜50μm程度である。実際はレンズ体20を実装する凹状のパッケージ13の凹部深さがパッケージの大きさに対して制限されるため、凹状のパッケージ13をできるだけ小型化するためにはレンズ体20の直径は0.5mm以下とすることが望ましい。
【0038】
レンズ体20の材料はガラスまたは樹脂を選択する。ただし、樹脂材料は屈折率の温度特性がガラス材料に比較して悪く、また耐熱性も低い。したがって高い信頼性を得るためにはガラス材料を選択するほうが望ましい。
【0039】
以上のように本発明により受光または発光素子16と光ファイバとの結合効率が高く、かつ面実装にも対応した安価な光部品を提供することができる。
【0040】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における光部品の構造について図3および図4を用いて説明する。
【0041】
実施の形態1と異なる蓋体12および窓11の構成について説明する。
【0042】
蓋体12は所定の絞り深さL1を有する凸状であり、凸部の天井に窓11が設けられている。窓11は屈折型のレンズであり、発光素子16からレンズ体20を介して出射される光束をさらに窓11によりさらに収束させることが可能となる。蓋体12の絞り深さL1は、レンズ体20からの光束の出射角と光束の直径を考慮して設計する。窓11を屈折型のレンズとすることにより、レンズ体20の屈折率が1.8以下であっても窓11を介して光束を平行光あるいは所定の位置にて収束させることが可能となる。
【0043】
すなわちレンズ体20の選択範囲または設計範囲を広げることにより低コスト化が可能となる。さらに発光素子16からの光束をレンズ体20および窓11の屈折型のレンズを介することにより窓11から出射する光束を短い焦点距離でかつ小さいスポットに収束することができ、ガラスファイバなどコア径が50μm以下の光ファイバに結合させる場合に有利となる。
【0044】
蓋体12の絞りは、蓋体12が金属製の場合はダイスやポンチなどの金型を用いて作製すればよい。
【0045】
深絞りの蓋体12を凹状のパッケージ13に溶接して気密封止する方法は、従来のシーム溶接などの抵抗溶接法ではきわめて困難である。一般的に使用されるシーム溶接では、その通電するための電極構造により溶接可能なキャップは平板の形状に制限される。またプロジェクション溶接などでは、溶接するための通電時に蓋体12を凹状のパッケージ13に加圧して電気的接点を得るために、本発明のセラミック基板による凹状のパッケージ13では割れを生じやすくなる。
【0046】
そのため、絞り深さを有する蓋体12を気密封止には電子ビーム溶接法を用いるとよい。電子ビーム溶接法では、電気抵抗による発熱ではなく、電子ビームを集光させ熱源を得て溶接を行う。そのため従来方式より低加圧でさらに電子ビームの偏向角を考慮することによりシーム溶接では不可能な深絞りの蓋体12を溶接して気密封止することが可能となる。この電子ビーム溶接を行う場合、蓋体12の主表面のメッキに注意する必要がある。主表面をNiメッキする場合、無電解メッキではなく電解メッキを採用すべきである。これは無電解メッキでは成膜したNi膜中に多くのリンを含み、このリンが溶接時にシールリング15に拡散してマイクロクラックを発生させるためである。
【0047】
図4は図3に示す蓋体12の形状を角柱から円柱に変更した形状であり、図3と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0048】
蓋体12を円柱形状に変更することにより、金型などによる絞り加工が容易になり、その結果蓋体12のコストを下げることができる。
【0049】
図5は本発明による光部品を光リンクに用いた例である。図5は本発明の光部品を実装した光リンクの斜視図である。図5に示す22は本発明による光部品としての受光モジュール、23は本発明による光部品としての発光モジュールであり、24は受光モジュール22および発光モジュール23を増幅、駆動させるためのプリアンプ、メインアンプ、ドライバーICなどのLSIである。25は回路を構成するチップ抵抗、積層セラミックコンデンサなどのディスクリート部品であり、26はそれらを実装するための実装基板であり、27は外部取り出し用の電極である。
【0050】
本発明による集光効率の高く安価で面実装化が可能な光部品を用いることで受光モジュール22、発光モジュール23の小型化、低コスト化に大きく貢献できる。
【0051】
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における光部品の製造方法について図6を用いて説明する。
【0052】
図6(a)〜(d)は本発明の光部品の製造工程を示す断面図である。28はレンズ体20の実装位置を調整するための治具、29は紫外線照射ケーブル、30はカメラ、31は紫外線の光源、32は光パワーおよび電流を計測して紫外線の光源31を制御する計測器、33は計測器32からの制御信号、34は受光モジュールからの受光電流、35は光ファイバ、36は電圧電源である。
【0053】
まず初めに図6(a)に示すように凹状のパッケージ13に実装して固定された受光または発光素子16の受光または発光部19の上にレンズ体20を固定するための樹脂21を一定量塗布する。樹脂21には紫外線硬化型を選択する。
【0054】
次に図6(b)において、図6(a)で塗布した固定するための樹脂21の上にレンズ体20を仮固定する。この場合樹脂21は硬化せずレンズ体20は受光または発光部19の上の位置を自由に調整が可能である。
【0055】
次に図6(c)において、図6(b)で仮固定したレンズ体20を実装位置調整用の治具28を用いて位置を調整する。実装位置調整用の治具28の穴径はレンズ体20の直径より小さくすることにより、実装位置調整用の治具28が受光または発光素子16の表面に接触することを防止する。図6(c)に示すように実装位置調整用の治具28の穴からレンズ体20を介して受光または発光部19の形状パターンをカメラ30で認識して、中心線に対して上下左右が対称となるように調整してレンズ体20の位置を一次固定し、紫外線の光源31が紫外線照射ケーブル29を通して照射してレンズ体20を固着する。受光または発光部19の形状パターンは、レンズ体20を介して拡大されることにより低倍率のカメラでも容易に認識することができ、光パワーおよび電源等の計測器の必要がなく、実装装置のコストを低減することができる。
【0056】
また、図6(d)に示すように凹状のパッケージ13の外部取り出し電極14の一端に電圧電源36を入力して凹状のパッケージ13の内部の受光または発光素子16を動作させる。そして凹状のパッケージ13の一端子から出力される受光電流34と光ファイバ35からの発光素子の光パワーとを計測器32に入力し、光ファイバ35とレンズ体20とが最大の結合効率となるように実装位置調整用の治具28を調整し、仮固定されたレンズ体20に紫外線の光源31を紫外線照射ケーブル29により照射しながら計測器32より光パワーおよび受光電流が常に最大となるよう紫外線の光源31のパワーを制御しながら固着する。
【0057】
以上のように本発明による光部品の製造方法によりレンズ体20をより確実にかつ高精度に発光部または受光部19の中央に実装、固定することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明は、セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光/発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品であり、受光素子の受光面または発光素子の発光面に実装するレンズ体により光ファイバとの結合効率が高くでき小型で低背化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光部品の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における異なる光部品の断面図
【図3】(a)本発明の他の実施の形態における光部品の斜視図
(b)同光部品の断面図
【図4】(a)本発明の他の実施の形態における光部品の斜視図
(b)同光部品の断面図
【図5】本発明の光部品を実装した光リンクの模式図
【図6】(a)〜(d)本発明の光部品の製造工程を示す断面図
【図7】(a)従来の光部品の斜視図
(b)従来の光部品の断面図
【符号の説明】
11 窓
12 蓋体
13 凹状のパッケージ
14 外部取り出し電極
15 シールリング
16 受光または発光素子
17 金属ワイヤ
18 溝部
18a 溝部
18b 溝部
19 受光または発光部
20 レンズ体
21 樹脂
22 受光モジュール
23 発光モジュール
24 LSI
25 ディスクリート部品
26 実装基板
27 外部取り出し電極
28 実装位置調整用の治具
29 紫外線照射ケーブル
30 カメラ
31 紫外線の光源
32 計測器
33 制御信号
34 受光電流
35 光ファイバ
36 電圧電源

Claims (12)

  1. セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品。
  2. 溝部として2段の溝を設け、一方の溝の外形を受光素子の外形とほぼ等しく、もう一方の溝の外形を発光素子の外形とほぼ等しくした請求項1に記載の光部品。
  3. レンズ体を球状または半球状の形状とした請求項1に記載の光部品。
  4. レンズ体の屈折率を1.8以上とした請求項1に記載の光部品。
  5. 受光または発光素子の受光または発光部の中央に紫外線硬化樹脂を用いてレンズ体を固着した請求項1に記載の光部品。
  6. 受光/発光素子の受光/発光部中央にシリコン樹脂を用いてレンズ体を固着した請求項1に記載の光部品。
  7. セラミック積層基板に窒化アルミニウムを用いた請求項1に記載の光部品。
  8. 蓋体を所定の絞り深さからなる凹状の形状とし、かつこの凹状の底面にレンズ体の窓を配した請求項1に記載の光部品。
  9. 凹状のパッケージと蓋体とをシーム溶接、電子ビーム溶接、半田封止、樹脂封止のいずれか1つを用いて気密封止した請求項1に記載の光部品。
  10. 発光素子に面発光型のLEDまたはレーザーダイオードを用いた請求項1に記載の光部品。
  11. セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品の製造方法において、前記レンズ体を介して映し出された受光または発光部の形状が中心線に対して上下左右が対称となるように前記レンズ体を位置調整して保持し、紫外線照射により固着する光部品の製造方法。
  12. セラミック積層基板からなる凹状のパッケージと、前記凹状のパッケージ内の底面に設けた溝部と、前記溝部内に実装した受光または発光素子と、前記受光または発光素子の受光または発光部の中央に固着したレンズ体と、前記凹状のパッケージの開口部を覆うように設けた蓋体と、前記蓋体の一部としてレンズ体と対向する位置に設けた窓部とからなる光部品の製造方法において、前記レンズ体に対向する所定位置に設けられた光ファイバと受光または発光素子との結合効率が常に最大になるように調整しながら紫外線の照射を制御して固着するようにした光部品の製造方法。
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