JP2004252896A - バーコード読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取り面とバーコードの距離のばらつきや黒バーの黒太りなどの運用環境に起因する読み取り精度の低下を防ぐことにより、効率的かつ精度良くバーコードを読み取ること。
【解決手段】切り出し部5aが光電変換信号からバーコード信号らしき部分を切り出した後に、モジュール周波数を用いて狭帯域微分処理部5bが微分処理をおこなってエッジの波形を作り、モジュール点抽出部5dがここからモジュール点を抽出した後に、エッジ強調処理部5fが、黒バーの黒太りや白バーの白太り部分を検出して該当する部分のエッジをエッジ強調して、その振幅値を増幅させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取装置に関し、特に、読み取り面とバーコードの距離のばらつきや黒バーの黒太りなどの運用環境に起因する読み取り精度の低下を防ぐことにより、効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができるバーコード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から商品の流通分野においては、あらかじめ商品にバーコードを付しておき、この商品がバーコード読取装置(バーコードスキャナ)にかざされた際に商品のバーコードを読み取ることにより、この商品の値段や商品名などの商品に関する情報をレジスタ等に登録するバーコードシステムが知られている。
【0003】
具体的には、かかるバーコード読取装置では、(1)黒バーと白バーの幅情報の配列からなるバーコードに対してビーム光を照射するとともに、このバーコードから反射された反射光を受光してその光強度に応じた振幅の電気信号を発生し、(2)この電気信号の振幅変化からバーコードをなす白バーから黒バーへの境界および黒バーから白バーへの境界信号(エッジ信号)を抽出し、(3)抽出したエッジ信号間を、バー幅の数十倍〜数百倍の分解能を持つクロックを用いて、エッジ信号間隔をバー幅カウント値として計測し、(4)計測したカウント値から、バーコードをなす各バーの幅を計測し、白黒バーの幅比を計算するという一連の処理をおこなうことになる。
【0004】
したがって、従来のバーコード読取装置によれば、バーコードからの反射光の光強度が十分あり、反射光の振幅が大きい場合には、バーコードの白黒バーの幅比を正確に把握し、もってバーコードが付された商品の商品に関する情報をレジスタ等に正確に登録することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−234913号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バーコード読取装置の実運用環境を考慮すると、必ずしもバーコードからの反射光が十分ある場合だけではないので、バーコードの白黒バーの読み取り誤りが生ずるという問題がある。
【0007】
特に、バーコード印刷時のインクのにじみにより、このバーコードに黒バーや白バーの太り(以下、「黒太りおよび白太り」と言う)が生じたような場合には、この黒太りまたは白太りの影響により反射光の振幅が低下するので、本来は黒バーの一部であるにもかかわらず白バーの一部と判定されたりその逆のケースが生じ得る。
【0008】
この点を具体的に説明すると、図10(a)に示すように、バーコードに対して照射するビーム光の径は、本来バーの基本間隔よりも小さく設定され、これにより反射光の光量を十分取得し、もって黒バーと白バーの間のエッジ信号の値を十分に得るようにする。しかしながら、同図(b)に示すように、黒バーの黒太りや白バーの白太りが生ずると、反射光の光量が十分に取得されず、結果的に黒バーと白バーの間のエッジ信号の値を十分に取得できなくなる。このため、バーコードの白黒バーの読み取り誤りが生ずるのである。
【0009】
また、バーコード読取装置の読み取り面とバーコードの距離が離れると、その距離が近い場合よりもビーム光の走査速度が相対的に速くなるとともに、ビーム光の径がバーの基本間隔よりも大きくなってしまうため、この場合にも反射光の光量が十分に取得されない結果となり、バーコードの白黒バーの読み取り誤りが生ずる。
【0010】
なお、上記特許文献1のものは、バーコードで反射された光を受光する受光手段の受光出力に対してHPF(ハイパスフィルタ)をかけて黒バーまたは白バーの太さによる受信信号レベルの変動を補償する技術が開示されているが、この特許文献1のものは、単に受信信号レベルの変動を吸収するだけのものであり、黒バーの黒太りなどの運用環境に起因する読取精度の低下を防ぐものではない。
【0011】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、読み取り面とバーコードの距離のばらつきや黒バーの黒太りなどの運用環境に起因する読み取り精度の低下を防ぐことにより、効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができるバーコード読取装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係るバーコード読取装置は、バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取装置であって、前記エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調するエッジ強調手段と、前記エッジ強調手段により強調されたエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなう判定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調し、強調したエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなうこととしたので、運用環境に起因する読み取り精度の低下を防ぐことにより、効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0014】
また、この発明に係るバーコード読取装置は、上記発明において、前記エッジ強調手段は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合に、前記エッジを強調することを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合にエッジを強調することとしたので、黒バーの黒太りや白バーの白太りに起因する読み取り精度の低下を防ぎ、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0016】
また、この発明に係るバーコード読取装置は、上記発明において、前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形でエッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することとしたので、照明などの関係で振幅値が本来よりも低くなったエッジを本来のエッジとみなし、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0018】
また、この発明に係るバーコード読取装置は、上記発明において、前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形でエッジデータが表される場合に、エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することとしたので、読み取り面とバーコードの距離のばらつきに起因して周波数が高くなった場合の読み取り精度の低下を防ぎ、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0020】
また、この発明に係るバーコード読取装置は、上記発明において、前記エッジ強調手段は、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることとしたので、モジュールの周波数の変動に適応的に対応して強調することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るバーコード読取装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
まず、本実施の形態に係るバーコード読取装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るバーコード読取装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このバーコード読取装置は、光走査部2と、アナログ処理部3と、ADコンバータ4と、読取処理部5とを有する。
【0024】
光走査部2は、ビーム光を発光するLD(Laser Diode)2aと、このLD2aからのビーム光を反射させる鏡面体により形成されたポリゴンミラー2bとを有する。このポリゴンミラー2bは、図示しないモータから与えられる回転作動力によって回転し、ビーム光の反射方向を変化させることにより、複数の走査パターンを与える役割を持つ。この光走査部2を用いることにより、LD2aから発光されたビーム光が、ポリゴンミラー2bの回転によって読取面にかざされたバーコード1に出射され、図中aからbに向かう方向に照射されることになる。
【0025】
アナログ処理部3は、バーコード1に照射されたビーム光の反射光を含む光を受光部により受光し、その強弱に応じた振幅値の電気信号に光電変換するとともに、光電変換された信号に必要な増幅をおこなうものである。ADコンバータ4は、アナログ処理部3から出力されたアナログの光電変換信号をデジタルサンプリングしてデジタル信号として出力するものである。
【0026】
読取処理部5は、ADコンバータ4から受け取ったデジタルの光電変換信号に基づいてバーコードキャラクタを特定して出力する処理部であり、切り出し部5a、狭帯域微分処理部5b、モジュール周波数抽出部5c、モジュール点抽出部5d、モジュールタイミング抽出部5e、エッジ強調処理部5f、EQL処理部5g、3値判定部5hおよびバーコード復調部5iを有する。
【0027】
切り出し部5aは、後段の処理の負荷を軽減するために、光電変換信号からバーコードらしい信号のみを抽出する処理部であり、具体的には、光電変換信号が、縦軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形となるので、図2(a)に示すような波形の一部を切り出すことになる。
【0028】
モジュール周波数抽出部5cは、バーコード信号の基本モジュールに相当する周波数を抽出する処理部であり、狭帯域微分処理部5bは、モジュール周波数抽出部5cにより抽出された基本モジュールに相当する周波数に基づいて光電変換信号に狭帯域微分をおこなって、図2(b)に示すようなエッジの波形を抽出する処理部である。具体的には、バーコード1の黒バーが白バーに変化する場合にはプラスのエッジが生じ、白バーから黒バーに移行する場合にはマイナスのエッジが生ずることになる。
【0029】
モジュールタイミング抽出部5eは、モジュール周波数抽出部5cにより抽出された基本モジュールに相当する周波数に基づいてモジュール点を抽出するためのタイミングを抽出する処理部であり、モジュール点抽出部5dは、モジュールタイミング抽出部5eが抽出したタイミングにしたがって、図2(c)に示すようにモジュール点を抽出する処理部である。
【0030】
エッジ強調処理部5fは、本発明の特徴をなす部分であり、モジュール点抽出部5dにより抽出されたモジュール点のうち、所定の条件を満たすモジュール点の振幅値を強調する処理をおこなって、図2(d)に示すようなエッジ強調出力を得る処理部である。このエッジ強調処理部5fは、たとえばバーコード1を形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出したような場合にモジュール点の振幅値を強調する処理をおこなう。
【0031】
かかるエッジ強調処理をおこなう理由は、本来バーコード1の黒バーから白バーへ変化するプラスの振幅値を持つモジュール点または白バーから黒バーへ変化するマイナスの振幅値を持つモジュール点であるにも係わらず、バーコード印刷時のインクのにじみにより生ずる黒バーの黒太りなどの運用環境が原因でモジュール点の振幅値が小さくなってしまい、結果的に黒バーから白バーへ変化するエッジまたは白バーから黒バーへ変化するエッジとみなされないケースを防止するためである。
【0032】
この点をさらに具体的に説明すると、バーコード1の黒バーの黒太りや白バーの白太りがない場合には、図3(a)に示すように、ビーム径31が黒バーや白バーの基本幅よりも狭いため、反射光から得られる光電変換信号の振幅値が十分に得られ、モジュール点の振幅値も大きくなる。しかしながら、バーコード1の黒バーの黒太りが発生すると、図3(b)に示すように、ビーム径が黒バーや白バーの基本幅よりも広くなってしまい、反射光から得られる光電変換信号の振幅値が十分に得られず、モジュール点の振幅値が小さくなってしまう。かかる現象は、白バーの白太りが生じた場合も同様である。このため、ここでは黒バーの黒太りや白バーの白太りが生じたことが判明した場合には、エッジを強調する処理をおこなうこととしている。なお、黒バーの黒太りや白バーの白太りが生じた場合には、太り量の分だけエッジの位置がシフトするため、エッジの位置を調べることにより黒太りや白太りが生じているか否かを判定することができる。
【0033】
EQL処理部5gは、エッジ強調処理部5fによりエッジ強調されたモジュール点並びにエッジ強調されなかったモジュール点の振幅値を自動等化する処理部であり、3値判定部5hは、自動等化されたモジュール点の振幅値を用いて、各モジュール点が「1」、「0」、「−1」のいずれであるかを判定する処理部である。なお、「1」の値を持つモジュール点は、黒バーから白バーへ変化したエッジを示し、「−1」の値を持つモジュール点は、白バーから黒バーに変化したエッジを示し、「0」の値を持つモジュール点は、変化のないエッジ(つまり変化しないケース)を示すこととなる。
【0034】
バーコード復調部5iは、3値判定部5hの判定結果(エッジの変化)に基づいて、バーコード1がいかなる黒バーと白バーの組み合わせにより形成されるかを特定し、特定したデータに対応するバーコードキャラクターを出力する処理部である。
【0035】
次に、図1に示した読取処理部5の処理手順について説明する。図4は、図1に示した読取処理部5の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この読取処理部5では、まず切り出し部5aが光電変換信号からバーコード信号らしき部分を切り出す(ステップS101)。
【0036】
その後、モジュール周波数抽出部5cが抽出したモジュール周波数を用いて狭帯域微分処理部5bが微分処理をおこなって、上記バーコード信号らしき部分の波形からエッジの波形を抽出する(ステップS102)。また、モジュールタイミング抽出部5eがモジュール周波数を使って抽出したモジュールタイミングを利用して、モジュール点抽出部5dがエッジの波形からモジュール点を抽出する(ステップS103)。
【0037】
このようにして、エッジの波形からモジュール点を抽出できたならば、エッジ強調処理部5fが、黒バーの黒太りや白バーの白太り部分を検出して該当する部分のエッジをエッジ強調して、その振幅値を増幅させる(ステップS104)。
【0038】
その後、EQL処理部5gが自動等化処理をおこない(ステップS105)、その結果をもとに3値判定部5hが各モジュール点が「1」、「0」、「−1」のいずれであるかを判定し(ステップS106)、この判定結果を用いてバーコード復調部5iがバーコードキャラクタを復調する(ステップS107)。
【0039】
次に、図1に示したエッジ強調処理部5fについて図5〜図8を用いてさらに具体的に説明する。なお、ここでは5つの遅延部を有するトランスバーサルフィルタを用いた場合を示すこととする。
【0040】
図5は、本実施の形態で用いるトランスバーサルフィルタの構成を示すブロック図である。このトランスバーサルフィルタは、タップ係数の設定によりフィルタ特性が設定されるデジタルフィルタであって、図中に示したように、5つの遅延部(T)、乗算器、5つのタップ係数(C1〜C5)、総和演算器(Σ)とからなる。つまり、エッジの波形のモジュール点の振幅値をトランスバーサルフィルタを通すことにより、次式に示すような係数値に依存した出力信号(Y1、Y2、…)を得ることができる。なお、このトランスバーサルフィルタのタップ係数C1〜C5は、太り量との関係を考慮しつつ与えられることとなるが、ここでは説明の便宜上、図6に示すように、タップ係数C1およびC5を0とし、タップ係数C2およびC4を−0.5とし、タップ係数C3を1としている。
Yn=ΣCiXn−i
【0041】
かかるトランスバーサルフィルタに対してモジュール点の振幅値をあてはめた場合を具体的に検討する。図7は、黒バーが黒太りした場合のエッジの波形を示しており、図中に示すモジュール点A1〜A5の振幅値が周辺の振幅値に比べて落ち込んでいることが分かる。かかる振幅値の落ち込みが発生した原因は、黒バーの黒太りに起因している。
【0042】
ここで、モジュール点A1の振幅値が0.04254、モジュール点A2の振幅値が−0.05176、モジュール点A3の振幅値が0.04260、モジュール点A4の振幅値が−0.04767、モジュール点A5の振幅値が0.04688であったとすると、図8に示したように、これらの値がトランスバーサルフィルタの遅延部X1〜X5にセットされる。
【0043】
したがって、Y3=X1・C1+X2・C2+X3・C3+X4・C4+X5・C5の算定式により、Y3=0.092315となる。この出力Y3は、X3に対応する出力であるので、もとの0.04260と比べて振幅値が増幅されていることが分かる。
【0044】
このように、かかるトランスバーサルフィルタを用いることにより、黒太りや白太りで振幅値が落ち込んでいるモジュール点の振幅値を増幅するエッジ強調処理をおこなうことができる。なお、タップ係数については、太り量がしきい値1よりも小さいか又はX3の振幅値がしきい値2よりも小さい場合に、タップ係数C1、C2、C4、C5を0、タップ係数C3を1とし、太り量がしきい値1以上であり、かつ、X3の振幅値が所定のしきい値2以上であれば、図6に示したタップ係数を用いることとすれば良い。また、黒太りや白太りの太り量に応じてタップ係数を動的に変化させることにより、エッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることもできる。
【0045】
上述してきたように、本実施の形態では、切り出し部5aが光電変換信号からバーコード信号らしき部分を切り出した後に、モジュール周波数を用いて狭帯域微分処理部5bが微分処理をおこなってエッジの波形を作り、モジュール点抽出部5dがここからモジュール点を抽出した後に、エッジ強調処理部5fが、黒バーの黒太りや白バーの白太り部分を検出して該当する部分のエッジをエッジ強調して、その振幅値を増幅させるよう構成したので、黒バーの黒太りや白バーの白太りがあった場合でも、該当部分の振幅値を強調することができる。
【0046】
なお、本実施の形態では、黒バーの黒太りや白バーの白太りの際にエッジを強調することとしたが、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することもできる。この場合には、図5のトランスバーサルフィルタについて、X3の振幅値が所定のしきい値未満であればタップ係数C1、C2、C4、C5を0、タップ係数C3を1にするとともに、X3の振幅値が所定のしきい値以上であれば、図6に示したタップ係数を用いることとすれば良い。
【0047】
また、モジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することもできる。この場合には、図5のトランスバーサルフィルタについて、モジュール周波数がしきい値1よりも小さいかまたはX3の振幅値が所定のしきい値2未満であればタップ係数C1、C2、C4、C5を0、タップ係数C3を1とし、モジュール周波数がしきい値1以上で、かつ、X3の振幅値が所定のしきい値2以上であれば、図6に示したタップ係数を用いることとすれば良い。なお、モジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることもできる。
【0048】
また、本実施の形態では、バーコードに対してビーム光を照射してその反射光を取得する光学系を用いた場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CCD(Charge Coupled Device)等の外来光を利用する光学系を用いた場合にも同様に適用することができる。
【0049】
また、本発明に係るバーコード読取装置をプログラムで実現する場合には、図1に示した読取処置部5の各部をプログラムとしてROMなどに格納し、CPUで各プログラムを実行すれば良い。
【0050】
(付記1)バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取装置であって、
前記エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調するエッジ強調手段と、
前記エッジ強調手段により強調されたエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなう判定手段と、
を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
【0051】
(付記2)前記エッジ強調手段は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合に、前記エッジを強調することを特徴とする付記1に記載のバーコード読取装置。
【0052】
(付記3)前記エッジ強調手段は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りの太り量に応じて、エッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記2に記載のバーコード読取装置。
【0053】
(付記4)前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することを特徴とする付記1に記載のバーコード読取装置。
【0054】
(付記5)前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することを特徴とする付記1に記載のバーコード読取装置。
【0055】
(付記6)前記エッジ強調手段は、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記5に記載のバーコード読取装置。
【0056】
(付記7)前記エッジ強調手段は、タップ係数の設定によりフィルタ特性を設定するトランスバーサルフィルタを用いて前記エッジの強調をおこなうことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のバーコード読取装置。
【0057】
(付記8)バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取方法であって、
前記エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調するエッジ強調工程と、
前記エッジ強調工程により強調されたエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなう判定工程と、
を含んだことを特徴とするバーコード読取方法。
【0058】
(付記9)前記エッジ強調工程は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合に、前記エッジを強調することを特徴とする付記8に記載のバーコード読取方法。
【0059】
(付記10)前記エッジ強調工程は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りの太り量に応じて、エッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記9に記載のバーコード読取方法。
【0060】
(付記11)前記エッジ強調工程は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することを特徴とする付記8に記載のバーコード読取方法。
【0061】
(付記12)前記エッジ強調工程は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することを特徴とする付記8に記載のバーコード読取方法。
【0062】
(付記13)前記エッジ強調工程は、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記12に記載のバーコード読取方法。
【0063】
(付記14)前記エッジ強調工程は、タップ係数の設定によりフィルタ特性を設定するトランスバーサルフィルタを用いて前記エッジの強調をおこなうことを特徴とする付記8〜13のいずれか一つに記載のバーコード読取方法。
【0064】
(付記15)バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取プログラムであって、
前記エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調するエッジ強調手順と、
前記エッジ強調手順により強調されたエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなう判定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするバーコード読取プログラム。
【0065】
(付記16)前記エッジ強調手順は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合に、前記エッジを強調することを特徴とする付記15に記載のバーコード読取プログラム。
【0066】
(付記17)前記エッジ強調手順は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りの太り量に応じて、エッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記16に記載のバーコード読取プログラム。
【0067】
(付記18)前記エッジ強調手順は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することを特徴とする付記15に記載のバーコード読取プログラム。
【0068】
(付記19)前記エッジ強調手順は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することを特徴とする付記15に記載のバーコード読取プログラム。
【0069】
(付記20)前記エッジ強調手順は、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする付記19に記載のバーコード読取プログラム。
【0070】
(付記21)前記エッジ強調手順は、タップ係数の設定によりフィルタ特性を設定するトランスバーサルフィルタを用いて前記エッジの強調をおこなうことを特徴とする付記15〜20のいずれか一つに記載のバーコード読取プログラム。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調し、強調したエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなうよう構成したので、運用環境に起因する読み取り精度の低下を防ぐことにより、効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0072】
また、この発明によれば、バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合にエッジを強調するよう構成したので、黒バーの黒太りや白バーの白太りに起因する読み取り精度の低下を防ぎ、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0073】
また、この発明によれば、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形でエッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調するよう構成したので、照明などの関係で振幅値が本来よりも低くなったエッジを本来のエッジとみなし、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0074】
また、この発明によれば、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形でエッジデータが表される場合に、エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調するよう構成したので、読み取り面とバーコードの距離のばらつきに起因して周波数が高くなった場合の読み取り精度の低下を防ぎ、もって効率的かつ精度良くバーコードを読み取ることができる。
【0075】
また、この発明によれば、エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させるよう構成したので、モジュールの周波数の変動に適応的に対応して強調することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るバーコード読取装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した各部の出力データの一例を示す図である。
【図3】黒バーの黒太りを説明するための説明図である。
【図4】図1に示した読取処理部の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】トランスバーサルフィルタの構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示したタップ係数の一例を示す図である。
【図7】黒バーが黒太りした場合のエッジの波形を示す図である。
【図8】トランスバーサルフィルタによる計算例を示す図である。
【符号の説明】
1 バーコード
2 光走査部
2a LD
2b ポリゴンミラー
3 アナログ処理部
4 ADコンバータ
5 読取処理部
5a 切り出し部
5b 狭帯域微分処理部
5c モジュール周波数抽出部
5d モジュール点抽出部
5e モジュールタイミング抽出部
5f エッジ強調処理部
5g EQL処理部
5h 3値判定部
5i バーコード復調部

Claims (5)

  1. バーコードを形成する黒バーおよび白バーからの反射光の信号強度を取得して、該信号強度を黒バーから白バーまたはその逆に変化するエッジデータを抽出し、抽出したエッジデータを3値化処理し、該3値化処理結果を用いてバーコードキャラクタを復号するバーコード読取装置であって、
    前記エッジデータに含まれる複数のエッジのうち所定の条件を満たすエッジを強調するエッジ強調手段と、
    前記エッジ強調手段により強調されたエッジを含むエッジデータに基づいて各エッジの3値化判定をおこなう判定手段と、
    を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  2. 前記エッジ強調手段は、前記バーコードを形成する黒バーの黒太りまたは白バーの白太りを検出した場合に、前記エッジを強調することを特徴とする請求項1に記載のバーコード読取装置。
  3. 前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、振幅値が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該エッジの振幅値を強調することを特徴とする請求項1に記載のバーコード読取装置。
  4. 前記エッジ強調手段は、横軸を時間とし縦軸を振幅値とした波形で前記エッジデータが表される場合に、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数が所定のしきい値を超えるエッジを検出したならば、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調することを特徴とする請求項1に記載のバーコード読取装置。
  5. 前記エッジ強調手段は、前記エッジデータの一部をなすモジュールの周波数に応じて、当該モジュールに含まれるエッジの振幅値を強調する強調特性を変化させることを特徴とする請求項4に記載のバーコード読取装置。
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