JP2761265B2 - バーコード読取方式 - Google Patents
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
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- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10821—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
- G06K7/10851—Circuits for pulse shaping, amplifying, eliminating noise signals, checking the function of the sensing device
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- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/01—Details
- G06K7/016—Synchronisation of sensing process
- G06K7/0166—Synchronisation of sensing process by means of clock-signals derived from the code marks, e.g. self-clocking code
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図〜第7図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図〜第4図) 発明の効果 〔概要〕 バーコード読取方式に関し、 ノイズが存在してもバーコードの開始位置を正確に認
識できるようにして、下限リミット値を低く設定できる
ようにすることを目的とし、 請求項1に記載された本発明によればバーコードから
の反射光を受光して信号を出力する検知部と、前記検知
部から出力される信号の振幅が急峻に変化したことを検
出する振幅増加検出手段と、前記信号を復調する復調手
段と、バーコードのマージンを認識するマージン認識部
と、前記振幅増加検出手段あるいは前記マージン認識部
からの信号に基づいて、有効信号を出力するシーケンス
制御部と、前記有効信号に基づいて、前記復調手段によ
り復調された復調データを出力する有効判定部と、を備
えたことを特徴とし、 また請求項2に記載された本発明によればバーコード
を読み取って得られたアナログ信号を復調して、バーコ
ードの読取を行うバーコード読取方式において、前記ア
ナログ信号の振幅が急峻に変化したことを検出する振幅
増加検出部と、前記アナログ信号を復調する復調手段と
を備え、前記振幅増加検出部が前記アナログ信号の急峻
な振幅変化を検出した場合、規定のマージン部が検出さ
れなくてもバーコードの読取を有効とすることを特徴と
する。
識できるようにして、下限リミット値を低く設定できる
ようにすることを目的とし、 請求項1に記載された本発明によればバーコードから
の反射光を受光して信号を出力する検知部と、前記検知
部から出力される信号の振幅が急峻に変化したことを検
出する振幅増加検出手段と、前記信号を復調する復調手
段と、バーコードのマージンを認識するマージン認識部
と、前記振幅増加検出手段あるいは前記マージン認識部
からの信号に基づいて、有効信号を出力するシーケンス
制御部と、前記有効信号に基づいて、前記復調手段によ
り復調された復調データを出力する有効判定部と、を備
えたことを特徴とし、 また請求項2に記載された本発明によればバーコード
を読み取って得られたアナログ信号を復調して、バーコ
ードの読取を行うバーコード読取方式において、前記ア
ナログ信号の振幅が急峻に変化したことを検出する振幅
増加検出部と、前記アナログ信号を復調する復調手段と
を備え、前記振幅増加検出部が前記アナログ信号の急峻
な振幅変化を検出した場合、規定のマージン部が検出さ
れなくてもバーコードの読取を有効とすることを特徴と
する。
本発明はバーコード読取方式に係り、特にバーコード
読み取りに際し、ノイズが白マージン領域に存在する場
合でも、バーコードを正確に読み取ることができるよう
にしたバーコード読取方式に関する。
読み取りに際し、ノイズが白マージン領域に存在する場
合でも、バーコードを正確に読み取ることができるよう
にしたバーコード読取方式に関する。
近年バーコードリーダは、POS端末等による商品管理
手段として広く使用されている。
手段として広く使用されている。
従来のバーコードリーダは、第5図に示す如く構成さ
れている。第5図において、130は信号入力部、131は増
幅器、132は微分回路、133はローパス・フイルタ、134
は増幅器、135は積分回路、136は比較器、137は抵抗、1
38は増幅器、139はピーク保持回路、140はDCレベル回
路、141は放電回路、142は分圧回路、143は反転増幅
器、144、145はそれぞれ比較器、146、147はそれぞれ遅
延回路、148、149はそれぞれアンド回路、150はインバ
ータ、151はフリップ・フロップ、152は下限リミッタで
ある。
れている。第5図において、130は信号入力部、131は増
幅器、132は微分回路、133はローパス・フイルタ、134
は増幅器、135は積分回路、136は比較器、137は抵抗、1
38は増幅器、139はピーク保持回路、140はDCレベル回
路、141は放電回路、142は分圧回路、143は反転増幅
器、144、145はそれぞれ比較器、146、147はそれぞれ遅
延回路、148、149はそれぞれアンド回路、150はインバ
ータ、151はフリップ・フロップ、152は下限リミッタで
ある。
そして積分回路135、比較器136、抵抗137により比較
部110を構成し、ピーク保持回路139、DCレベル回路14
0、放電回路141、分圧回路142、反転増幅器143、下限リ
ミッタ152によりスライスレベル生成部111を構成し、比
較器144、145、遅延回路146、147により遅延ゲート信号
出力部112を構成し、アンド回路148、149により信号出
力部113を構成する。
部110を構成し、ピーク保持回路139、DCレベル回路14
0、放電回路141、分圧回路142、反転増幅器143、下限リ
ミッタ152によりスライスレベル生成部111を構成し、比
較器144、145、遅延回路146、147により遅延ゲート信号
出力部112を構成し、アンド回路148、149により信号出
力部113を構成する。
次に第5図の動作を簡単に説明する。
信号入力部130で入力されたバーコード読取信号は、
増幅器131で増幅され、微分回路132で微分され、ローパ
ス・フイルタ133で高周波ノイズが除去される。このロ
ーパス・フイルタ133の出力は増幅器138で増幅され、ピ
ーク保持回路139とDCレベル回路140に入力される。これ
らの出力は放電回路141に入力され、下限リミッタ回路1
52、分圧回路142、反転増幅器143を経由して、正負のス
ライスレベルが出力される。なおDCレベル回路140はス
ライスレベルの中間を出力するものである。
増幅器131で増幅され、微分回路132で微分され、ローパ
ス・フイルタ133で高周波ノイズが除去される。このロ
ーパス・フイルタ133の出力は増幅器138で増幅され、ピ
ーク保持回路139とDCレベル回路140に入力される。これ
らの出力は放電回路141に入力され、下限リミッタ回路1
52、分圧回路142、反転増幅器143を経由して、正負のス
ライスレベルが出力される。なおDCレベル回路140はス
ライスレベルの中間を出力するものである。
この反転増幅器143の正のスライスレベルは比較器144
に入力され、また分圧回路142の負のスライスレベルは
比較器145に入力される。これら比較器144、145の出力
は、遅延回路146、147を経由して、積分回路135に存在
する遅延時間との調整がはかられ、アンド回路148、149
に入力される。
に入力され、また分圧回路142の負のスライスレベルは
比較器145に入力される。これら比較器144、145の出力
は、遅延回路146、147を経由して、積分回路135に存在
する遅延時間との調整がはかられ、アンド回路148、149
に入力される。
また、前記ローパス・フイルタ133の出力は増幅器134
にも入力される。この増幅器134の出力は、比較器136に
入力され、また積分回路135にも入力される。これによ
り積分回路135は、比較器136に信号を出力する。
にも入力される。この増幅器134の出力は、比較器136に
入力され、また積分回路135にも入力される。これによ
り積分回路135は、比較器136に信号を出力する。
そして、この増幅器134と積分回路135からの出力に基
づく比較器136の出力が、アンド回路148に入力され、ま
たインバータ150を経由してアンド回路149にも入力され
る。
づく比較器136の出力が、アンド回路148に入力され、ま
たインバータ150を経由してアンド回路149にも入力され
る。
このアンド回路148、149の出力は、それぞれバーコー
ドの黒バーの初めと終わりを示すエッジ信号となるの
で、FF151の出力信号を監視することにより黒バー及び
白バーの幅と数が検出され、これによりバーコードを解
読することができる。
ドの黒バーの初めと終わりを示すエッジ信号となるの
で、FF151の出力信号を監視することにより黒バー及び
白バーの幅と数が検出され、これによりバーコードを解
読することができる。
ここで、第6図により更に黒バー、白バーの信号読み
取り動作について説明する。
取り動作について説明する。
第6図(A)に示す如きバーコード(第6図では黒バ
ーB1、B2のみ符号を付しているが、その間は当然白バー
である)を読み取ると、同(B)に示す如き読取信号が
得られる。これを第5図に示す微分回路132により微分
すれば第6図(C)の実線に示す信号が得られる。そし
てこの微分信号を、第6図に示す積分回路135により積
分すれば、第6図(C)の点線で示す信号が得られる。
ーB1、B2のみ符号を付しているが、その間は当然白バー
である)を読み取ると、同(B)に示す如き読取信号が
得られる。これを第5図に示す微分回路132により微分
すれば第6図(C)の実線に示す信号が得られる。そし
てこの微分信号を、第6図に示す積分回路135により積
分すれば、第6図(C)の点線で示す信号が得られる。
したがって、第6図に示す比較器136で、これらを比
較して、積分回路135の出力が大となったとき比較器136
から、第6図(D)に示す如き、Hレベル信号が出力さ
れる。
較して、積分回路135の出力が大となったとき比較器136
から、第6図(D)に示す如き、Hレベル信号が出力さ
れる。
また、第6図(C)の実線で示す微分信号を、第5図
の比較器144、145で正スライスレベルTh1及び負スライ
スレベルTh2で比較すれば、それぞれ第6図(E)、
(F)に示すゲート信号が得られる。
の比較器144、145で正スライスレベルTh1及び負スライ
スレベルTh2で比較すれば、それぞれ第6図(E)、
(F)に示すゲート信号が得られる。
このゲート信号と比較部110より出力される第6図
(D)の信号を、アンド回路148、149に入力することに
より、第6図(G)、(H)に示す信号が得られる。こ
れらの信号は、第6図(I)に示す如く、黒バー、白バ
ーに対応するものであり、例えば、第6図に示すFF151
をこれらによりセット、リセットすることによって黒バ
ー、白バーの各バー幅に対応する信号が得られる。
(D)の信号を、アンド回路148、149に入力することに
より、第6図(G)、(H)に示す信号が得られる。こ
れらの信号は、第6図(I)に示す如く、黒バー、白バ
ーに対応するものであり、例えば、第6図に示すFF151
をこれらによりセット、リセットすることによって黒バ
ー、白バーの各バー幅に対応する信号が得られる。
ところで、実際にバーコードを読み取るとき、バーコ
ードラベルが例えば円形物に印刷されていることも多
く、この場合読み取る角度に応じて信号入力値が小さな
ものとなるため、バーコード読取り装置にはダイナミッ
クレンジの大きなものが要求される。即ち、正負のスラ
イスレベルを小さくすることが要求される。
ードラベルが例えば円形物に印刷されていることも多
く、この場合読み取る角度に応じて信号入力値が小さな
ものとなるため、バーコード読取り装置にはダイナミッ
クレンジの大きなものが要求される。即ち、正負のスラ
イスレベルを小さくすることが要求される。
また、バーコードは誤った読み取りを防ぐため、前後
にマージン部が規格されている。このマージン部は主に
白色で所定の長さを持っている。
にマージン部が規格されている。このマージン部は主に
白色で所定の長さを持っている。
バーコードリーダは、媒体からの反射光を検知器で検
出し増幅後、二値化し、第7図に示す如く、バーコード
構成チェック部160においてバーコードフォーマットが
チェックされ、復調部166において認識ロジックにより
具体的な数字に復調される。
出し増幅後、二値化し、第7図に示す如く、バーコード
構成チェック部160においてバーコードフォーマットが
チェックされ、復調部166において認識ロジックにより
具体的な数字に復調される。
このバーコード構成チェック部160は、スタート・マ
ージン認識部161、ガード・バー認識部162、キャラクタ
認識部163、エンド・マージン認識部164等を具備してい
る。そしてスタート・マージン認識部161によりバーコ
ードの左側に存在する白マージンが規定通り存在するか
否かをチェックし、ガード・バー認識部162によりバー
コードの両側に存在するガード・バー及び中央に存在す
るセンター・バーが規定通り存在するか否かをチェック
し、キャラクタ認識部163により各キャラクタが白バー
2本、黒バー2本でかつ全体として7モジュール長であ
ること等をチェックし、エンド・マージン認識部164に
よりバーコードの右側に存在する白マージンが規定通り
存在するか否かをチェックする。
ージン認識部161、ガード・バー認識部162、キャラクタ
認識部163、エンド・マージン認識部164等を具備してい
る。そしてスタート・マージン認識部161によりバーコ
ードの左側に存在する白マージンが規定通り存在するか
否かをチェックし、ガード・バー認識部162によりバー
コードの両側に存在するガード・バー及び中央に存在す
るセンター・バーが規定通り存在するか否かをチェック
し、キャラクタ認識部163により各キャラクタが白バー
2本、黒バー2本でかつ全体として7モジュール長であ
ること等をチェックし、エンド・マージン認識部164に
よりバーコードの右側に存在する白マージンが規定通り
存在するか否かをチェックする。
それ故、第7図の増幅部170(第5図における増幅器1
31、微分回路132、ローパス・フイルタ133等に相当する
もの)に入力された信号は、二値化回路部171(第5図
における比較部110、スライスレベル生成部111、ゲート
信号出力部112、信号出力部113、FF151等に相当するも
の)の出力は、バー幅カウンタ173によりその白バー
幅、黒バー幅等が測定され、復調部166及びバーコード
構成チェック部160に入力される。
31、微分回路132、ローパス・フイルタ133等に相当する
もの)に入力された信号は、二値化回路部171(第5図
における比較部110、スライスレベル生成部111、ゲート
信号出力部112、信号出力部113、FF151等に相当するも
の)の出力は、バー幅カウンタ173によりその白バー
幅、黒バー幅等が測定され、復調部166及びバーコード
構成チェック部160に入力される。
復調部166は、このバー幅カウンタ173の出力にもとづ
きバーコードに示されているキャラクタ、即ち、具体的
な数字に復調する。そしてバーコード構成チェック部16
0でそのバーコードに対するチェックが行われてこれら
がいずれも正常の場合、シーケンス制御部165が有効判
定部167に対し有効信号を送出する。これにより復調部1
66において解読された数字が有効判定部167を経由し
て、復調データとして出力される。
きバーコードに示されているキャラクタ、即ち、具体的
な数字に復調する。そしてバーコード構成チェック部16
0でそのバーコードに対するチェックが行われてこれら
がいずれも正常の場合、シーケンス制御部165が有効判
定部167に対し有効信号を送出する。これにより復調部1
66において解読された数字が有効判定部167を経由し
て、復調データとして出力される。
それ故、バーコード読み取りに際し、マージン部分も
含めて正確に二値化されないと、バーコードを読み取れ
なくなる。
含めて正確に二値化されないと、バーコードを読み取れ
なくなる。
ところでレーザ式のバーコード・リーダでは、深い読
み取り深度を持つため、反射光のダイナミック・レンジ
は大きくなる。
み取り深度を持つため、反射光のダイナミック・レンジ
は大きくなる。
マージン部は白で印刷されているので、本来は光量変
化は少ない。しかしレーザ・ビームが細く、反射光量も
大きい所で走査されると、紙面の微小な凹凸により、マ
ージン部分でかなり大きなノイズを発生する。
化は少ない。しかしレーザ・ビームが細く、反射光量も
大きい所で走査されると、紙面の微小な凹凸により、マ
ージン部分でかなり大きなノイズを発生する。
従来は、このノイズにより、マージン部分の二値化を
誤らないように、第5図に示す下限リミッタ回路152及
び第7図に示す下限リミッタ回路172を設け、所定値以
下にスライス、レベルが下がらないようにしていた。即
ち、所定値以下の信号であるノイズに対しては、二値化
されないようにしていた。
誤らないように、第5図に示す下限リミッタ回路152及
び第7図に示す下限リミッタ回路172を設け、所定値以
下にスライス、レベルが下がらないようにしていた。即
ち、所定値以下の信号であるノイズに対しては、二値化
されないようにしていた。
このため、所定レベルをあまり小さくすることができ
ないので、反射光量の小さなところではこのレベル以下
の信号となるため二値化されず、バーコードの読み取り
が行えないという課題が存在する。
ないので、反射光量の小さなところではこのレベル以下
の信号となるため二値化されず、バーコードの読み取り
が行えないという課題が存在する。
従って本発明の目的は、反射光量の小さなところでも
二値化可能なようにレベルを低くしても、例えば、紙面
の凹凸等によるノイズが存在しても、バーコード読み取
りに悪影響を与えないようにしたバーコード読取方式を
提供することである。
二値化可能なようにレベルを低くしても、例えば、紙面
の凹凸等によるノイズが存在しても、バーコード読み取
りに悪影響を与えないようにしたバーコード読取方式を
提供することである。
この目的を達成するため、本発明では、第1図に示す
如く、振幅増加検出部9を設け、後述する理由にもとづ
き白マージンの後の最初の黒バーを検出する。
如く、振幅増加検出部9を設け、後述する理由にもとづ
き白マージンの後の最初の黒バーを検出する。
なお、第1図において、1は読み取られるバーコー
ド、4は検知部であって、バーコード1からの光を電気
信号に変換する光電変換部を有するもの、6は二値化回
路部、7は下限リミッタ、10は復調部、13はスタート・
マージン認識部である。
ド、4は検知部であって、バーコード1からの光を電気
信号に変換する光電変換部を有するもの、6は二値化回
路部、7は下限リミッタ、10は復調部、13はスタート・
マージン認識部である。
光走査されるバーコード1からの反射光が検知部4に
て光電変換され、これが二値化回路部6、下限リミッタ
7、振幅増加検出部9に伝達される。
て光電変換され、これが二値化回路部6、下限リミッタ
7、振幅増加検出部9に伝達される。
今、紙面ノイズが白マージン部分に存在しない場合、
二値化回路部6で二値化され、これが復調部10に伝達さ
れて数値に復調される。そしてこのとき読み取られたバ
ーコードについて白マージンがスタート・マージン認識
部13によりチェックが行われる。正常であればそのチェ
ック結果が出力されるので他のバーコード構成フォーマ
ットが正常であれば、復調部10にて解読された数値を有
効とする。
二値化回路部6で二値化され、これが復調部10に伝達さ
れて数値に復調される。そしてこのとき読み取られたバ
ーコードについて白マージンがスタート・マージン認識
部13によりチェックが行われる。正常であればそのチェ
ック結果が出力されるので他のバーコード構成フォーマ
ットが正常であれば、復調部10にて解読された数値を有
効とする。
しかしノイズ(例えば紙面ノイズ)が白マージン部分
に存在すると、白マージン長が規定より小さく測定され
るので、スタート・マージン認識部13からスタート・マ
ージン認識信号が出力されず、このままでは復調部10で
解読された数値は有効とされない。
に存在すると、白マージン長が規定より小さく測定され
るので、スタート・マージン認識部13からスタート・マ
ージン認識信号が出力されず、このままでは復調部10で
解読された数値は有効とされない。
しかるに、本発明では、振幅増加検出部9にて、後述
する理由により、白マージンの後の黒バー、つまり最初
の黒バーを検出する信号が出力される。この信号をスタ
ート・マージン認識部13より出力された信号と同じに扱
い、他に異常がなければ復調部10で解読された数値を有
効とする。
する理由により、白マージンの後の黒バー、つまり最初
の黒バーを検出する信号が出力される。この信号をスタ
ート・マージン認識部13より出力された信号と同じに扱
い、他に異常がなければ復調部10で解読された数値を有
効とする。
このようにして白マージン部分にノイズが存在した場
合でも振幅増加検出部9の検出結果を用いて、ノイズが
存在しない場合と同様に白マージン部分に続く黒バーの
検出信号が有効とされるため、スライスレベルを小さく
することができ、小さな入力信号の場合でもバーコード
を読み取ることが可能となる。
合でも振幅増加検出部9の検出結果を用いて、ノイズが
存在しない場合と同様に白マージン部分に続く黒バーの
検出信号が有効とされるため、スライスレベルを小さく
することができ、小さな入力信号の場合でもバーコード
を読み取ることが可能となる。
本発明の一実施例を第2図(a)、(b)及び第3図
にもとづき、他図を参照して説明する。
にもとづき、他図を参照して説明する。
第2図(a)において、1は読み取られるバーコー
ド、2は光走査部であってバーコード1にレーザ光をス
キャンするもの、3は集光部であってバーコード1から
の反射光を集光するもの、4は検知部であって光信号を
電気信号に変換する光電変換部を有するもの、5は増幅
部であって、第2図(b)に示すように増幅器5−1を
有するものであり、6は二値化回路部であって、下限リ
ミッタ7−1、振幅増加検出部9を有し、下限リミッタ
7−1は第7図の下限リミッタ172に対応するものであ
るが、小さな信号でも二値化可能としてダイナミックレ
ンジを大きくするため、下限リミッタ172よりも小さな
下限レベルを出力するもの、8はバー幅カウンタで第7
図のバー幅カウンタ173に対応するもの、10は復調部で
あって第7図の復調部166に対応するもの、11は有効判
定部であって第7図の有効判定部167に対応するもの、1
2はバーコード構成チェック部であって第7図のバーコ
ード構成チェック部160に対応するものであり、スター
ト・マージン認識部13、ガード・バー認識部14、キャラ
クタ認識部15、エンド・マージン認識部16はそれぞれス
タート・マージン認識部161、ガート・バー認識部162、
キャラクタ認識部163、エンド・マージン認識部164にそ
れぞれ対応するもの、17はオア回路、18はシーケンス制
御部であって第7図のシーケンス制御部165に対応する
ものであり、プロセッサとこれを作動させるプログラム
によりその機能を達成する。
ド、2は光走査部であってバーコード1にレーザ光をス
キャンするもの、3は集光部であってバーコード1から
の反射光を集光するもの、4は検知部であって光信号を
電気信号に変換する光電変換部を有するもの、5は増幅
部であって、第2図(b)に示すように増幅器5−1を
有するものであり、6は二値化回路部であって、下限リ
ミッタ7−1、振幅増加検出部9を有し、下限リミッタ
7−1は第7図の下限リミッタ172に対応するものであ
るが、小さな信号でも二値化可能としてダイナミックレ
ンジを大きくするため、下限リミッタ172よりも小さな
下限レベルを出力するもの、8はバー幅カウンタで第7
図のバー幅カウンタ173に対応するもの、10は復調部で
あって第7図の復調部166に対応するもの、11は有効判
定部であって第7図の有効判定部167に対応するもの、1
2はバーコード構成チェック部であって第7図のバーコ
ード構成チェック部160に対応するものであり、スター
ト・マージン認識部13、ガード・バー認識部14、キャラ
クタ認識部15、エンド・マージン認識部16はそれぞれス
タート・マージン認識部161、ガート・バー認識部162、
キャラクタ認識部163、エンド・マージン認識部164にそ
れぞれ対応するもの、17はオア回路、18はシーケンス制
御部であって第7図のシーケンス制御部165に対応する
ものであり、プロセッサとこれを作動させるプログラム
によりその機能を達成する。
光走査部2によりバーコード1を走査すると、その反
射光が集光部3を経由して検知部4にて光電変換され
る。そして増幅部5で増幅され、これが二値化回路部
6、下限リミッタ7−1、振幅増加検出部9に伝達され
る。
射光が集光部3を経由して検知部4にて光電変換され
る。そして増幅部5で増幅され、これが二値化回路部
6、下限リミッタ7−1、振幅増加検出部9に伝達され
る。
今、紙面ノイズが白マージン部分に存在しない場合、
二値化回路部6で二値化され、バー幅カウンタ8でその
白バー、黒バーの大きさが測定され、これが復調部10に
伝達されて数値に復調される。そしてこのとき読み取ら
れたバーコードフォーマットがバーコード構成チェック
部12のスタート・マージン認識部13、ガード・バー認識
部14、キャラクタ認識部15、エンド・マージン認識部16
で、それぞれチェックが行われる。いずれも正常であれ
ばそのチェック結果が出力されてシーケンス制御部18で
バーコード構成フォーマットが正常であると認識される
ので、シーケンス制御部18は有効判定部11に対し有効信
号を出力する。これにより復調部10にて解読された数値
が有効判定部11より復調データとして出力される。
二値化回路部6で二値化され、バー幅カウンタ8でその
白バー、黒バーの大きさが測定され、これが復調部10に
伝達されて数値に復調される。そしてこのとき読み取ら
れたバーコードフォーマットがバーコード構成チェック
部12のスタート・マージン認識部13、ガード・バー認識
部14、キャラクタ認識部15、エンド・マージン認識部16
で、それぞれチェックが行われる。いずれも正常であれ
ばそのチェック結果が出力されてシーケンス制御部18で
バーコード構成フォーマットが正常であると認識される
ので、シーケンス制御部18は有効判定部11に対し有効信
号を出力する。これにより復調部10にて解読された数値
が有効判定部11より復調データとして出力される。
しかしノイズ、例えば紙面ノイズが白マージン部分に
存在すると、白マージン長が規定より小さく測定される
ので、スタート・マージン認識部13からスタート・マー
ジン認識信号が出力されず、このままではシーケンス制
御部18より有効信号が出力されないことになる。
存在すると、白マージン長が規定より小さく測定される
ので、スタート・マージン認識部13からスタート・マー
ジン認識信号が出力されず、このままではシーケンス制
御部18より有効信号が出力されないことになる。
しかるに、本実施例では、振幅増加検出部9にて、後
述する理由により、白マージンの後の黒バー、つまり最
初の黒バーを検出する信号が出力される。この信号は、
オア回路17を経由してシーケンス制御部18に入力される
ので、シーケンス制御部18はこの信号をスタート・マー
ジン認識部13より出力された信号と同じに認識し、他に
異常がなければ有効信号が有効判定部11に出力される。
述する理由により、白マージンの後の黒バー、つまり最
初の黒バーを検出する信号が出力される。この信号は、
オア回路17を経由してシーケンス制御部18に入力される
ので、シーケンス制御部18はこの信号をスタート・マー
ジン認識部13より出力された信号と同じに認識し、他に
異常がなければ有効信号が有効判定部11に出力される。
このようにして白マージン部分に紙面ノイズが存在し
た場合でも、下限リミッタ7−2のスライスレベルを小
さくすることができ、小さな入力信号の場合でもバーコ
ードを読み取ることが可能となる。
た場合でも、下限リミッタ7−2のスライスレベルを小
さくすることができ、小さな入力信号の場合でもバーコ
ードを読み取ることが可能となる。
第2図(b)は、第2図(a)の二値化回路部6を中
心とする詳細構成図を示し、第3図は本発明の動作図を
示す。
心とする詳細構成図を示し、第3図は本発明の動作図を
示す。
第2図(b)において、他図と同一記号部分は同一部
分を示す。
分を示す。
5−1は増幅器、5−2は微分回路であり、第5図の
微分回路132に対応する。6−1は積分回路、6−2は
比較器であり、微分回路5−2の微分信号とこの積分信
号を比較することにより、第6図(D)に示す信号に相
当する、第3図(I)に示す微分ピーク検出信号PKSが
出力される。なお第3図(I)における交叉斜線領域は
ノイズの存在する部分を示す。
微分回路132に対応する。6−1は積分回路、6−2は
比較器であり、微分回路5−2の微分信号とこの積分信
号を比較することにより、第6図(D)に示す信号に相
当する、第3図(I)に示す微分ピーク検出信号PKSが
出力される。なお第3図(I)における交叉斜線領域は
ノイズの存在する部分を示す。
6−3は直流レベル部であり、抵抗63a、63b、コンデ
ンサ63c、インピーダンス変換用アンプ63dを有し、微分
回路5−2の出力電圧の中点を定める。6−4はゲート
部であり、第5図に示す構成を有し、後述するように、
二値化信号BCDが出力され、第2図(a)におけるバー
幅カウンタ8にこの二値化信号BCDが伝達されて、黒バ
ー幅および白バー幅がそれぞれ測定される。
ンサ63c、インピーダンス変換用アンプ63dを有し、微分
回路5−2の出力電圧の中点を定める。6−4はゲート
部であり、第5図に示す構成を有し、後述するように、
二値化信号BCDが出力され、第2図(a)におけるバー
幅カウンタ8にこの二値化信号BCDが伝達されて、黒バ
ー幅および白バー幅がそれぞれ測定される。
7−1は下限リミッタであり、抵抗71a〜71c、−12V
電源とアース間の可変抵抗71d、加算用アンプ71e、ダイ
オード71fを有し、ピークホールド信号の放電波形PKHが
所定の下限リミッタ値以下にならないようにするもので
ある。これにより、第3図(C)の左端に示す如く、ダ
イオード20a、抵抗20b、コンデンサ20cを有するピーク
ホールド部20から出力されるピークホールド信号の放電
波形PKHがこの下限リミッタレベルより下がることはな
い。
電源とアース間の可変抵抗71d、加算用アンプ71e、ダイ
オード71fを有し、ピークホールド信号の放電波形PKHが
所定の下限リミッタ値以下にならないようにするもので
ある。これにより、第3図(C)の左端に示す如く、ダ
イオード20a、抵抗20b、コンデンサ20cを有するピーク
ホールド部20から出力されるピークホールド信号の放電
波形PKHがこの下限リミッタレベルより下がることはな
い。
9−1は微分回路、9−2は検出値設定部、9−3は
比較器であり、本発明の第1実施例の特徴的な振幅増加
検出部9を構成する。検出値設定部9−2は直流電源92
bと、アース間に設けられた可変抵抗92aを有する。ここ
で微分回路9−1は下限リミッタ7−1より出力される
ピークホールド信号放電波形PKHを微分して、第3図
(D)に示すPKH微分信号を出力し、この大きさが比較
器9−3において検出値設定部9−2より出力される閾
値Th0より大きいか否かが比較される。閾値Th0は可変抵
抗92aの接片92cの電圧として与えられる。そして、閾値
Th0より大きければ検出信号Pが、第2図(a)に示す
オア回路17に出力される。なお21は抵抗21aを有する放
電部であり、ピークホールド部20の出力の放電用であ
る。ところでPKH微分信号は、第3図(D)に示す如
く、PKH信号が下限リミッタレベルにあるときにおいて
最初の黒バーb1が検出されたときのピークホールド信号
の放電波形PKHがその変化分が最大となり、その次に2
番目の黒バーb2が検出されても変化分が小さい。これは
ピークホールド信号の放電波形PKHはピークホールド部2
0で保持され、黒バー間の走査時間のような短時間では
放電部21による放電減衰量が小さいことによる。
比較器であり、本発明の第1実施例の特徴的な振幅増加
検出部9を構成する。検出値設定部9−2は直流電源92
bと、アース間に設けられた可変抵抗92aを有する。ここ
で微分回路9−1は下限リミッタ7−1より出力される
ピークホールド信号放電波形PKHを微分して、第3図
(D)に示すPKH微分信号を出力し、この大きさが比較
器9−3において検出値設定部9−2より出力される閾
値Th0より大きいか否かが比較される。閾値Th0は可変抵
抗92aの接片92cの電圧として与えられる。そして、閾値
Th0より大きければ検出信号Pが、第2図(a)に示す
オア回路17に出力される。なお21は抵抗21aを有する放
電部であり、ピークホールド部20の出力の放電用であ
る。ところでPKH微分信号は、第3図(D)に示す如
く、PKH信号が下限リミッタレベルにあるときにおいて
最初の黒バーb1が検出されたときのピークホールド信号
の放電波形PKHがその変化分が最大となり、その次に2
番目の黒バーb2が検出されても変化分が小さい。これは
ピークホールド信号の放電波形PKHはピークホールド部2
0で保持され、黒バー間の走査時間のような短時間では
放電部21による放電減衰量が小さいことによる。
20は既述の如くピークホールド部であって、微分回路
5−2の出力信号Dのピーク値を保持するもの、22は分
圧部であって、抵抗値が100KΩ、50KΩの抵抗22a、22b
とアンプ22cを有し下限リミッタ7−1の出力を、例え
ば−1/2に分圧して白スライスレベルWThを作り、またこ
れを反転部23に入力して黒スライスレベルBThを得るも
のである。反転部23は抵抗値が各々100KΩの抵抗23a、2
3bとアップ23cを有し、アンプ23cに入力される電圧の−
1倍の電圧を出力する。これらの黒スライスレベルBT
h、白スライスレベルWThは、それぞれ比較器24、25に入
力され、微分回路5−2の出力信号Dと比較され、ゲー
ト信号BLK、WHTがゲート部6−4に出力される。
5−2の出力信号Dのピーク値を保持するもの、22は分
圧部であって、抵抗値が100KΩ、50KΩの抵抗22a、22b
とアンプ22cを有し下限リミッタ7−1の出力を、例え
ば−1/2に分圧して白スライスレベルWThを作り、またこ
れを反転部23に入力して黒スライスレベルBThを得るも
のである。反転部23は抵抗値が各々100KΩの抵抗23a、2
3bとアップ23cを有し、アンプ23cに入力される電圧の−
1倍の電圧を出力する。これらの黒スライスレベルBT
h、白スライスレベルWThは、それぞれ比較器24、25に入
力され、微分回路5−2の出力信号Dと比較され、ゲー
ト信号BLK、WHTがゲート部6−4に出力される。
ここで、黒スライスレベルBTh、白スライスレベルWTh
は、第3図(C)に一点鎖線としてそれぞれ示され、比
較器24の出力であるゲート信号BLKは第3図(F)に示
され、比較器25の出力であるゲート信号WHTは第3図
(H)に示される。
は、第3図(C)に一点鎖線としてそれぞれ示され、比
較器24の出力であるゲート信号BLKは第3図(F)に示
され、比較器25の出力であるゲート信号WHTは第3図
(H)に示される。
そして、前記比較器6−2より出力される微分ピーク
検出信号PKS、前記ゲート信号BLK、WHTによりゲート部
6−4において第3図(J)で示す黒エッジ検出信号BE
G、第3図(K)で示す白エッジ検出信号WEGが作られ、
これらにより、第3図(L)で示す二値化信号BCDが出
力される。
検出信号PKS、前記ゲート信号BLK、WHTによりゲート部
6−4において第3図(J)で示す黒エッジ検出信号BE
G、第3図(K)で示す白エッジ検出信号WEGが作られ、
これらにより、第3図(L)で示す二値化信号BCDが出
力される。
第3図に示す例では、黒バーb1の前における白マージ
ン部分に、例えば紙面の凹凸によるノイズNが存在し、
これにより、二値化信号BCDにもノイズN′が存在し
て、第1図に示すスタート・マージン認識部13より白マ
ージン認識信号が出力されない場合でも、白マージンの
終わり、即ち黒バーb1の初めのエッジ部分のタイミング
で、比較器9−3より第3図(E)に示す検出信号Pが
オア回路17より出力されるので、これにより、第2図
(a)のシーケンス制御部18はスタート・マージン認識
部13より出力が生じたものとみて他が正常であれば有効
信号を出力する。これによりこのようなノイズが存在し
ても復調部10から復調解読された数字が有効判定部11よ
り復調データとして得られることになる。
ン部分に、例えば紙面の凹凸によるノイズNが存在し、
これにより、二値化信号BCDにもノイズN′が存在し
て、第1図に示すスタート・マージン認識部13より白マ
ージン認識信号が出力されない場合でも、白マージンの
終わり、即ち黒バーb1の初めのエッジ部分のタイミング
で、比較器9−3より第3図(E)に示す検出信号Pが
オア回路17より出力されるので、これにより、第2図
(a)のシーケンス制御部18はスタート・マージン認識
部13より出力が生じたものとみて他が正常であれば有効
信号を出力する。これによりこのようなノイズが存在し
ても復調部10から復調解読された数字が有効判定部11よ
り復調データとして得られることになる。
本発明の第2実施例を第4図に示す。
第4図は、第2図(a)におけるバー幅カウンタ8と
してマージン幅補正回路付きのものを使用した実施例で
あり、OR回路17を除くその他の構成は第2図(a)
(b)と同じである。第4図において8−1は白バー幅
を測定する白バーカウンタであり、従来用いられている
ものであり、8−2は白バーレジスタであり、後述する
ように第2実施例の特徴的なもの、8−3は黒バー幅を
測定する黒バーカウンタであり、従来用いられているも
のであり、8−4は黒バーカウンタ8−3のカウント値
がセットされる黒バーレジスタ、8−5は白バーカウン
タ8−1及び黒バーカウンタ8−3を駆動するクロック
発振器であって、例えば40MHzのクロックを発振するも
の、8−6はインバータであって二値化信号BCDを反転
して黒バーカウンタ8−3のイネーブル信号を出力する
ものである。なお、白バーカウンタ8−1は二値化信号
BCDがイネーブル信号として印加される。
してマージン幅補正回路付きのものを使用した実施例で
あり、OR回路17を除くその他の構成は第2図(a)
(b)と同じである。第4図において8−1は白バー幅
を測定する白バーカウンタであり、従来用いられている
ものであり、8−2は白バーレジスタであり、後述する
ように第2実施例の特徴的なもの、8−3は黒バー幅を
測定する黒バーカウンタであり、従来用いられているも
のであり、8−4は黒バーカウンタ8−3のカウント値
がセットされる黒バーレジスタ、8−5は白バーカウン
タ8−1及び黒バーカウンタ8−3を駆動するクロック
発振器であって、例えば40MHzのクロックを発振するも
の、8−6はインバータであって二値化信号BCDを反転
して黒バーカウンタ8−3のイネーブル信号を出力する
ものである。なお、白バーカウンタ8−1は二値化信号
BCDがイネーブル信号として印加される。
第4図において、白バーレジスタ8−2は、通常の場
合白バーカウンタ8−1のカウント値がセットされるも
のであるが、第2図(b)における比較器9−3より第
3図(E)に示す検出信号Pが印加されたとき、例えば
オール「1」にプリセットされる。
合白バーカウンタ8−1のカウント値がセットされるも
のであるが、第2図(b)における比較器9−3より第
3図(E)に示す検出信号Pが印加されたとき、例えば
オール「1」にプリセットされる。
従って、バーコードにおいて白マージンの次の最初の
黒バーb1が検出されたとき出力される検出信号Pによ
り、白バーレジスタ8−2はオール「1」にプリセット
されるので、仮に紙面ノイズが存在しても、第2図
(a)におけるスタート・マージン認識部13がこれを読
み取り白マージン部分が規定長以上存在したものと判断
して認識信号をシーケンス制御部18に出力する。これに
よりシーケンス制御部18は最初の白マージン部分が規定
値以上あったものと認識する。
黒バーb1が検出されたとき出力される検出信号Pによ
り、白バーレジスタ8−2はオール「1」にプリセット
されるので、仮に紙面ノイズが存在しても、第2図
(a)におけるスタート・マージン認識部13がこれを読
み取り白マージン部分が規定長以上存在したものと判断
して認識信号をシーケンス制御部18に出力する。これに
よりシーケンス制御部18は最初の白マージン部分が規定
値以上あったものと認識する。
第4図の実施例を使用する場合、第2図(a)におけ
るオア回路17は勿論使用する必要がなく、スタート・マ
ージン認識部13の出力は直接シーケンス制御部18に伝達
することができる。
るオア回路17は勿論使用する必要がなく、スタート・マ
ージン認識部13の出力は直接シーケンス制御部18に伝達
することができる。
このように、本発明では白マージン部分の凹凸などに
より発生するノイズと、バーコードの開始部(ガードバ
ー)の信号とには大きな振幅差のあることを利用し、急
峻に信号振幅が増加したときはバーコードのマージン部
からガードバー部を走査していると認定する。
より発生するノイズと、バーコードの開始部(ガードバ
ー)の信号とには大きな振幅差のあることを利用し、急
峻に信号振幅が増加したときはバーコードのマージン部
からガードバー部を走査していると認定する。
これにより急峻に信号振幅が増加したことを検出する
ことにより、白マージン部分での微小凹凸によりノイズ
が発生しても、バーコードの開始位置を正確に検出する
ことができる。
ことにより、白マージン部分での微小凹凸によりノイズ
が発生しても、バーコードの開始位置を正確に検出する
ことができる。
このため、従来方式より信号振幅の下限リミッタ値を
低く設定することが可能となり、より大きなダイナミッ
クレンジを確保できる。
低く設定することが可能となり、より大きなダイナミッ
クレンジを確保できる。
また走査媒体からの正反射や照明、太陽光等の外乱光
でも、急峻に信号幅が増加するが、それ以後の信号パタ
ーン(つまりバーコード信号か否か)により、バーコー
ド信号との区別することができるため、誤動作すること
はない。
でも、急峻に信号幅が増加するが、それ以後の信号パタ
ーン(つまりバーコード信号か否か)により、バーコー
ド信号との区別することができるため、誤動作すること
はない。
本発明によれば、下限リミット値を小さくしてもバー
コードの開始位置を正確に認識することができるため、
下限リミット値を低く設定できるので、よりダイナミッ
クレンジを広くすることができ、バーコード・リーダの
読み取り性能を向上することができる。
コードの開始位置を正確に認識することができるため、
下限リミット値を低く設定できるので、よりダイナミッ
クレンジを広くすることができ、バーコード・リーダの
読み取り性能を向上することができる。
第1図は本発明の原理構成図、 第2図(a)(b)は本発明の第一実施例の要部構成
図、 第3図は本発明の動作説明図、 第4図は本発明の第二実施例の要部構成図、 第5図は従来例の二値化信号出力部分構成図、 第6図は第5図に示す従来例の動作説明図、 第7図は従来例の全体構成図である。 1……バーコード、2……光走査部 6……二値化回路部、7……下限リミッタ 8……バー幅カウンタ、9……振幅増加検出部 10……復調部、11……有効判定部 12……バーコード構成チェック部
図、 第3図は本発明の動作説明図、 第4図は本発明の第二実施例の要部構成図、 第5図は従来例の二値化信号出力部分構成図、 第6図は第5図に示す従来例の動作説明図、 第7図は従来例の全体構成図である。 1……バーコード、2……光走査部 6……二値化回路部、7……下限リミッタ 8……バー幅カウンタ、9……振幅増加検出部 10……復調部、11……有効判定部 12……バーコード構成チェック部
Claims (2)
- 【請求項1】バーコードからの反射光を受光して信号を
出力する検知部と、 前記検知部から出力される信号の振幅が急峻に変化した
ことを検出する振幅増加検出手段と、 前記信号を復調する復調手段と、 バーコードのマージンを認識するマージン認識部と、 前記振幅増加検出手段あるいは前記マージン認識部から
の信号に基づいて、有効信号を出力するシーケンス制御
部と、 前記有効信号に基づいて、前記復調手段により復調され
た復調データを出力する有効判定部と、を備えたことを
特徴とする、バーコード読取方式。 - 【請求項2】バーコードを読み取って得られたアナログ
信号を復調して、バーコードの読取を行うバーコード読
取方式において、 前記アナログ信号の振幅が急峻に変化したことを検出す
る振幅増加検出部と、 前記アナログ信号を復調する復調手段とを備え、 前記振幅増加検出部が前記アナログ信号の急峻な振幅変
化を検出した場合、規定のマージン部が検出されなくて
もバーコードの読取を有効とすることを特徴とする、バ
ーコード読取方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289261A JP2761265B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | バーコード読取方式 |
US07/610,277 US5142130A (en) | 1989-11-07 | 1990-11-07 | Bar code reading system and bar code reading apparatus with start margin detection circuitry |
DE69029837T DE69029837T2 (de) | 1989-11-07 | 1990-11-07 | Strichcodeleser |
KR1019900017972A KR930006799B1 (ko) | 1989-11-07 | 1990-11-07 | 바 코드 판독시스템 및 그 장치 |
EP90312170A EP0427528B1 (en) | 1989-11-07 | 1990-11-07 | Bar code readers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1289261A JP2761265B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | バーコード読取方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03149680A JPH03149680A (ja) | 1991-06-26 |
JP2761265B2 true JP2761265B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17740868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1289261A Expired - Fee Related JP2761265B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | バーコード読取方式 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5142130A (ja) |
EP (1) | EP0427528B1 (ja) |
JP (1) | JP2761265B2 (ja) |
KR (1) | KR930006799B1 (ja) |
DE (1) | DE69029837T2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5210397A (en) * | 1990-05-03 | 1993-05-11 | Psc, Inc. | Differentiating and integrating circuit for translating bar code signals into corresponding pulses |
EP0498678B1 (en) * | 1991-02-08 | 2000-05-10 | Fujitsu Limited | High speed scan bar code reader which can read more than one type of bar code |
US5479586A (en) * | 1992-12-28 | 1995-12-26 | Pitney Bowes Inc. | Mailing machine including means for selectively changing the marginal distance from the leading edge of an envelope or tape for printing indicia thereon |
US5382783A (en) * | 1993-05-10 | 1995-01-17 | Psc Inc. | False bar code inhibitor circuit |
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