JPH06168675A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH06168675A
JPH06168675A JP31973892A JP31973892A JPH06168675A JP H06168675 A JPH06168675 A JP H06168675A JP 31973892 A JP31973892 A JP 31973892A JP 31973892 A JP31973892 A JP 31973892A JP H06168675 A JPH06168675 A JP H06168675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic body
trumpet
deflection yoke
diameter side
deflection coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP31973892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Mizuta
尊久 水田
Soichi Sakurai
宗一 桜井
Noritaka Okuyama
宣隆 奥山
Masaki Nakahara
正樹 仲原
Yoshio Yoshikawa
芳男 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mizusawa Electronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06168675A publication Critical patent/JPH06168675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】接着材を一切用いること無くラッパ状の磁性体
を偏向ヨ−クのその他の部材に固定することができる偏
向ヨークを提供することである。 【構成】ラッパ状の磁性体の大径側端部及び小径側端部
に、ラッパ状の磁性体を取り巻くように帯状の部材を配
置し、ネジ等よって前記帯状の部材を締め付けることに
よって、ラッパ状の磁性体を偏向ヨ−クのその他の部材
に固定する。 【効果】偏向ヨークにおいて接着材を一切用いること無
くラッパ状の磁性体を偏向ヨ−クのその他の部材に固定
することが可能な偏向ヨークを提供することができる。
これにより、製品廃棄の際の分解が容易にでき、リサイ
クル効率を向上させ資源の有効活用を行うことが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ用陰極線
管に用いる偏向ヨークに係り、特に、ラッパ状の磁性体
と、偏向ヨ−クのその他の部材を固定する為に接着剤を
用いない構造を備えた偏向ヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏向ヨークは、ラッパ状の磁性体と水平
偏向コイルと垂直偏向コイルにより形成され、従来ラッ
パ状の磁性体とその他の部材との固定には図10に示す
ように接着剤が用いられており、リサイクル時の分解が
極めて困難であった。
【0003】かかる偏向ヨークは、特公平3−6730
0号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、接着材を用いること無くラッパ状の磁性体を
偏向ヨ−クのその他の部材に固定することができる偏向
ヨークを提供することを目的とする。
【0005】これによって、製品廃棄の際の分解を容易
にし、リサイクル効率を向上させ、資源の有効活用を行
うことが可能な偏向ヨークを提供することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ラッパ状の磁性体の大径側端部及び小
径側端部に、ラッパ状の磁性体を取り巻くように帯状の
部材を配置し、ネジ等よって前記帯状の部材を締め付け
る方法や、前記ラッパ状の磁性体の大径側端部及び小径
側端部の一部に凹みを付け、水平偏向コイルと垂直偏向
コイルとを絶縁するセパレ−タの一部にフックを設け、
該フックを前記ラッパ状の磁性体の凹みにはめこむ方法
や、前記ラッパ状の磁性体の大径側端部の外側もしくは
小径側端部の外側に、偏向ヨ−クのラッパ状大径側の中
心と小径側中心とを結ぶ中心軸方向に移動可能なネジを
敷設し、該ネジを締め込む方法等を用いる。
【0007】
【作用】本発明によれば、偏向ヨ−クにおいて、接着材
を用いること無くラッパ状の磁性体を偏向ヨ−クのその
他の部材に固定することができる。
【0008】従って、製品廃棄の際の分解を容易に行
え、リサイクル効率を向上させることができる。
【0009】
【実施例】図9は、従来例を示した斜視図である。
【0010】図9において、1は偏向ヨ−ク、2は磁性
体、3は水平偏向コイル、4は垂直偏向コイル、5は磁
性体2を固定する為の接着剤、6は水平偏向コイル3と
垂直偏向コイル4を絶縁するセパレ−タである。
【0011】図9を参照する。従来、磁性体2は接着剤
5を用い、垂直偏向コイル4及びセパレ−タ6に固定さ
れていた。しかし磁性体2の固定に対する前記手法は、
製品廃棄の際の分解を困難にし、資源のリサイクル効率
低下の要因になっていた。
【0012】そこで、本発明においては製品廃棄の際の
分解を容易に行える偏向ヨ−クの構造を以下に提案す
る。
【0013】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例を示した斜視図である。
【0014】図1において、7は磁性体2を固定する為
の帯状部材、8は帯状部材7を締め込むためのネジであ
り、その他、図9と同一の部品を示すものには同一の番
号を用いている。
【0015】図1を参照する。同図において磁性体2は
帯状部材7をネジ8により締め込むことによって垂直偏
向コイル4及びセパレ−タ6に固定される。
【0016】従って、ネジ8を緩め帯状部材7を取り省
くことによって、偏向ヨ−ク1を容易に分解することが
できる。
【0017】ここで磁性体2の回転を防ぐ為の構造の一
例を、図2を用い説明する。
【0018】(実施例2)図2は、図1に示した本発明
の第1の実施例を用い、磁性体2を垂直偏向コイル4及
びセパレ−タ6に固定する際に、磁性体2の回転を防ぐ
為の構造を有した帯状部材7の一部を示した斜視図であ
る。
【0019】図2において、9は帯状部材7の一部に切
れ込みを入れ、一方向に折り曲げた磁性体2の回転防止
用爪であり、10は回転防止用爪9にはさみ込まれるよ
うに突出した磁性体2又はセパレ−タ6の一部である。
【0020】図2を参照する。同図において磁性体2及
びセパレ−タ6に設置された突出部10を、回転防止用
爪9によってはさみ込むことにより、セパレ−タ6に対
するコア2の回転を防ぐことができる。
【0021】図3は、本発明の第2の実施例を示した側
面図であり、図4は、以下に説明するフック11側より
図3を望んだ側面図である。
【0022】図3、図4において、11はセパレ−タ6
に設置されたフック、12は磁性体2の凹みである。
【0023】図3、図4を参照する。同図において磁性
体2はセパレ−タ6に設置されたフック11によってセ
パレ−タ6に固定される。この時フック11を磁性体の
凹み12にはめこむことによって、磁性体2の回転を防
ぐことができる。
【0024】従って、磁性体2をフック11から外すこ
とによって、偏向ヨ−ク1を容易に分解することができ
る。
【0025】ここで、垂直偏向コイル3の固定方法の一
例を図6を用い説明する。
【0026】図5は、図3、図4に示す本発明の第2の
実施例を用いた場合の垂直偏向コイル4の固定方法の一
例を示した側面図である。
【0027】図5において、13は垂直偏向コイル4に
設けられた凹みである。
【0028】図5を参照する。同図において、フック1
1に設けられた2つの架設部によって磁性体2及び垂直
偏向コイル4を同時に固定することができる。ここで、
フック11の2つの架設部を磁性体2の凹み12、及び
垂直偏向コイル4の凹み13にはめ込むことによってセ
パレ−タ6に対して磁性体2及び垂直偏向コイル4の回
転を防ぐことができる。
【0029】(実施例3)図6は、本発明の第3の実施
例を示した側面図であり、図7は、本発明の第3の実施
例の一部を示した斜視図である。
【0030】図6、図7において、14は磁性体2を固
定するためのネジ移動部であり、15はセパレ−タ6に
設けられたネジ山、16は絶縁体である。
【0031】図6、図7を参照する。同図において、ネ
ジ移動部14を締め込むことによって、磁性体2及び垂
直偏向コイル4をセパレ−タ6に固定することができ
る。
【0032】この時、磁性体2と垂直偏向コイル4は絶
縁体16によって絶縁されている。
【0033】従って、ネジ移動部14を緩めることによ
って、偏向ヨ−ク1を容易に分解することができる。
【0034】(実施例4)図8は、本発明の第4の実施
例を示した側面図である。
【0035】図8を参照する。同図において、ネジ移動
部14を締め込むことによって、磁性体2及び垂直偏向
コイル4をセパレ−タ6に固定することができる。
【0036】この時、磁性体2と垂直偏向コイル4は絶
縁体16によって絶縁されている。
【0037】従って、ネジ移動部14を緩めることによ
って、偏向ヨ−ク1を容易に分解することができる。
【0038】ここで、図6及び図8で示した第3、第4
の実施例においては、磁性体2の小径側端部外側に移動
可能なネジを敷設した場合について説明したが、磁性体
2の大径側端部外側に移動可能なネジを敷設しても同様
な効果が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接着材を一切用いること無くラッパ状の磁性体を偏向ヨ
−クのその他の部材に固定することが可能な偏向ヨーク
を提供することができる。
【0040】これにより、製品廃棄の際の分解が容易に
でき、リサイクル効率を向上させ資源の有効活用を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した斜視図である。
【図2】磁性体2の回転を防ぐ為の構造を有した帯状部
材7の一部を示した斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示した側面図である。
【図4】フック9側より図4を望んだ側面図である。
【図5】図4、図5に示す本発明の第2の実施例を用い
た場合の垂直偏向コイル3の固定方法の一例を示した側
面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示した側面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の一部を示した斜視図で
ある。
【図8】本発明の第4の実施例を示した側面図である。
【図9】従来例を示した斜視図である。
【図10】従来例を示した偏向ヨ−クの側面図である。
【符号の説明】
1…偏向ヨ−ク、2…磁性体、3…水平偏向コイル、4
…垂直偏向コイル、5…接着剤、6…セパレ−タ、7…
帯状部材、8…ネジ、9…回転防止用爪、10…突出
部、11…フック、12,13…凹み、14…ネジ移動
部、15…ネジ山、16…絶縁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 宣隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 仲原 正樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 吉川 芳男 岩手県水沢市真城字北野1番地株式会社日 立水沢エレクトロニクス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラッパ状の磁性体を有し、水平偏向コイル
    と、垂直偏向コイルよりなる偏向ヨ−クにおいて、前記
    ラッパ状の磁性体の大径側端部及び小径側端部に、前記
    ラッパ状の磁性体を取り巻くように帯状の部材が配置さ
    れ、固定具によって前記帯状の部材が締め付けられるこ
    とにより、前記ラッパ状の磁性体がその他の部材に固定
    されていることを特徴とする偏向ヨ−ク。
  2. 【請求項2】ラッパ状の磁性体を有し、水平偏向コイル
    と、垂直偏向コイルよりなる偏向ヨ−クにおいて、前記
    ラッパ状の磁性体の大径側端部及び小径側端部の一部に
    凹みが設けられ、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルを
    絶縁するセパレ−タの一部にフックが設けられ、該フッ
    クが前記ラッパ状の磁性体の凹みにはめこまれることに
    よって、ラッパ状の磁性体がその他の部材に固定されて
    いることを特徴とする偏向ヨ−ク。
  3. 【請求項3】ラッパ状の磁性体を有し、水平偏向コイル
    と、垂直偏向コイルよりなる偏向ヨ−クにおいて、前記
    ラッパ状の磁性体の大径側端部の外側もしくは小径側端
    部の外側に、偏向ヨ−クのラッパ状大径側の中心と小径
    側中心とを結ぶ中心軸方向に移動可能なネジが敷設さ
    れ、該ネジが締め込まれることによって、前記ラッパ状
    の磁性体がその他の部材に固定されていることを特徴と
    する偏向ヨ−ク。
JP31973892A 1992-11-30 1992-11-30 偏向ヨーク Pending JPH06168675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0427528A2 (en) * 1989-11-07 1991-05-15 Fujitsu Limited Bar code readers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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