JP2004252436A - 映像信号処理装置、および映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置、および映像信号処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004252436A
JP2004252436A JP2004016040A JP2004016040A JP2004252436A JP 2004252436 A JP2004252436 A JP 2004252436A JP 2004016040 A JP2004016040 A JP 2004016040A JP 2004016040 A JP2004016040 A JP 2004016040A JP 2004252436 A JP2004252436 A JP 2004252436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
delay
video data
phase
interpolation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004016040A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Tanigawa
悟 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004016040A priority Critical patent/JP2004252436A/ja
Publication of JP2004252436A publication Critical patent/JP2004252436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】 クロックの1周期の長さが短くなることを防ぎ、かつ、基準信号の位相にあわせて映像信号を出力可能な映像信号処理装置、および映像信号処理方法を提供する。
【解決手段】 第1のクロックS101で処理された映像データ信号S100を第2のクロックS102で処理する際、第2のクロックS102として、基準信号S103に位相が同期したクロックを用いるのではなく、後段の信号処理装置で用いるクロックを使用し、基準信号S103に位相が同期するように補間回路111で映像データ信号S100を補間処理するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1のクロック処理の映像データ信号を、第2のクロック処理の映像データ信号に変換する際に用いる映像信号処理装置、および映像信号処理方法に関するものである。
近年、テレビジョン受像機の多機能化、高画質化に伴い、デジタル映像信号処理技術が多用されてきており、映像信号を異なるクロックに乗せ替え可能な映像信号処理装置が重要視されてきている。
以下、従来の映像信号処理装置について図8を用いて説明する。図8は、従来の映像信号処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図8において、100は本映像信号処理装置に映像データを含んだ映像データ信号S100を入力するための映像信号入力端子であり、101は第1のクロックS101を入力するためのクロック入力端子であり、102は第2のクロックS102を入力するためのクロック入力端子であり、103は水平同期信号など、画面表示のスタート位置を表す基準信号S103を入力するための基準信号入力端子である。
また、図8において、104〜107は遅延値を変更可能な遅延素子であり、後述する遅延値の制御が完了した時は、104は第2のクロックS102を1/4クロック(クロックの1周期の1/4)だけ位相シフトさせる遅延素子となり、105、106、107は各々前段の遅延素子からの遅延クロックを1/4クロックずつ位相シフトさせる遅延素子となる。108aは各遅延素子104〜107で遅延された遅延クロックS104〜S107のうち、基準信号S103に最も同期している遅延クロックを選択し、該選択したクロックを第2のクロックS108aとして出力する選択器であり、112は第2のクロックS102中の注目クロックを上記遅延素子104〜107により1クロック分遅延したクロックと、上記注目クロックの1クロック後のクロックとの位相を比較する位相比較器であり、113は位相比較器112から出力される位相差出力S112に基づいて、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する制御回路である。
また、図8において、110aは映像データ信号S100の書き込みに第1のクロックS101を使用し、出力映像データ信号S110aの読み出しに第2のクロックS108aを使用するメモリであり、114は出力映像データ信号S110aを出力するための映像信号出力端子、115は第2のクロックS108aを出力するためのクロック出力端子である。
以上のように構成された従来の映像信号処理装置の動作について説明する。
映像信号入力端子100を介して映像データを含んだ映像データ信号S100が、クロック入力端子101を介して第1のクロックS101が、それぞれ入力されると、該映像データは、第1のクロックS101によりメモリ110aに記憶される。
また、クロック入力端子102を介して入力された第2のクロックS102は、遅延素子104〜107により順次1/4クロックずつ遅延される。
遅延素子107からの遅延クロックS107は比較信号として、また、クロック入力端子102に入力されたクロックの1つ後のクロックは被比較信号として、それぞれ位相比較器112に入力される。位相比較器112は上記比較信号と上記被比較信号とを比較することにより位相差を検出し、位相差出力S112を制御回路113に出力し、制御回路113は位相差出力S112に基づいて各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する。
このような、第2のクロックS102を1クロック遅延した遅延クロックS107、および第2のクロックS102の1つ後のクロックとの位相差に基づき、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する動作を、位相比較器112において位相差が検出されなくなるまで繰り返すと、各遅延素子104〜107の遅延値はほぼ同一となる。この時、各遅延素子104〜107からは、第2のクロックS102を1/4クロックずつ位相シフトした遅延クロックS104〜S107が出力される。
このようにして、1/4クロックずつ位相シフトされた遅延クロックS104〜S107は選択器108aに入力される。選択器108aは遅延クロックS104〜S107のうち、基準信号入力端子103から入力された基準信号S103に最も位相の同期した遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックを第2のクロックS108aとしてメモリ110aに供給するとともに、クロック出力端子115を介して出力する。
一方、メモリ110aに書き込まれた映像データは、第2のクロックS108aにより出力映像データ信号S110aとして読み出され、映像信号出力端子114を介して出力される。この時、出力映像データ信号S110aのクロックは、第1のクロックS101から、基準信号S103に位相を同期させた第2のクロックS108aに乗せ替えられている。
特開2002−290218号公報(第7頁−第10頁 図1,図2)
しかしながら、上記従来の映像信号処理装置では、基準信号に位相を合わせてクロック位相を切換えるため、切換え時にクロックの1周期の長さが変化してしまう。例えば、図9に示したように、クロックCK2からクロックCK1に切換える場合、切換え時に、1周期の長さが短くなってしまう。クロックの1周期が規格範囲外の長さになってしまった場合や、クロックの1周期の長さが短くなってしまった場合などでは、映像信号処理装置、あるいは映像信号処理装置の後段に接続されており、クロック出力端子115より出力した第2のクロックS108aを利用する演算装置においては、演算誤差が発生し、表示画像が乱れたり誤動作したりする場合があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、クロックの1周期の長さが短くなることを防ぎつつ、基準信号の位相に合わせて映像信号を出力することができる映像信号処理装置、および映像信号処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る映像信号処理装置は、映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを遅延させる遅延手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に係る映像信号処理装置は、映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを、該第2のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、上記第2のクロック中の注目クロックを上記クロック遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に係る映像信号処理装置は、映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを遅延させる遅延手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に係る映像信号処理装置は、映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを、該第1のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、上記第1のクロック中の注目クロックを上記遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に係る映像信号処理方法は、映像データ信号を第1のクロックによりメモリに書き込む書き込みステップと、複数の遅延素子を有し、第2のクロックを遅延させるクロック遅延ステップと、上記各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を生成する選択ステップと、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力ステップと、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出した映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間ステップとを含むことを特徴とするものである。
以上のように、本発明の請求項1に記載の映像信号処理装置によれば、映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを遅延させる遅延手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことより、上記基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることにより、本映像信号処理装置、および後段の装置において、演算誤差や誤動作が生じるのを防止することができる。
また、本発明の請求項2に記載の映像信号処理装置によれば、映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを、該第2のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、上記第2のクロック中の注目クロックを上記クロック遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことより、温度変化、基準信号の急激な変化等がある場合でも、上記各遅延素子から出力されるクロックの周波数を一定に保つことができ、また、上記基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることにより、本映像信号処理装置、および後段の装置において、演算誤差や誤動作が生じるのを防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の映像信号処理装置によれば、映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを遅延させる遅延手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことより、上記基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることにより、本映像信号処理装置、および後段の装置において、演算誤差や誤動作が生じるのを防止することができる。
また、本発明の請求項4に記載の映像信号処理装置によれば、映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを、該第1のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、上記第1のクロック中の注目クロックを上記遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段とを備えたことより、温度変化、基準信号の急激な変化等がある場合でも、上記各遅延素子から出力されるクロックの周波数を一定に保つことができ、また、上記基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることにより、本映像信号処理装置、および後段の装置において、演算誤差や誤動作が生じるのを防止することができる。
また、本発明の請求項5に記載の映像信号処理方法によれば、映像データ信号を第1のクロックによりメモリに書き込む書き込みステップと、複数の遅延素子を有し、第2のクロックを遅延させるクロック遅延ステップと、上記各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を生成する選択ステップと、上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力ステップと、上記メモリから上記第2のクロックにより読み出した映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間ステップとを含むことにより、上記基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることにより、本映像信号処理装置、および後段の装置において、演算誤差や誤動作が生じるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここで説明する実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1による映像信号処理装置、および映像信号処理方法について説明する。
図1は本実施の形態1にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。
図1において、100は本映像信号処理装置に映像データを含んだ映像データ信号S100を入力するための映像信号入力端子であり、101は第1のクロックS101を入力するためのクロック入力端子であり、102は第2のクロックS102を入力するためのクロック入力端子であり、103は水平同期信号など、画面表示のスタート位置を表す基準信号S103を入力するための基準信号入力端子である。
また、図1において、104〜107は各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子であり、後述する遅延値の制御が完了した時は、104はクロック入力端子102を介して入力された第2のクロックS102を1/4クロック(クロックの1周期の1/4)だけ位相シフトさせる遅延素子となり、105、106、107は各々、前段の遅延素子からの遅延クロックを1/4クロックずつ位相シフトさせる遅延素子となる。108は各遅延素子104〜107で遅延された遅延クロックS104〜S107のうち、基準信号S103に最も同期する遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を係数制御回路109に出力する選択器であり、109は位相情報S108に基づいて出力映像データ信号S110の補間係数S109を出力する係数制御回路であり、112は第2のクロックS102中の注目クロックを上記遅延素子104〜107により1クロック分遅延したクロックと、上記注目クロックの1クロック後のクロックとの位相を比較する位相比較器であり、113は位相比較器112から出力される位相差出力S112に基づいて、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する制御回路である。なお、互いに直列接続された遅延素子104〜107は、特許請求の範囲における遅延手段に相当するものである。また、係数制御回路109は特許請求の範囲における補間係数出力手段に相当するものである。
また、図1において、110は書き込みと読み出しとが独立して可能なメモリであり、このメモリ110は映像データ信号S100の書き込みに第1のクロックS101を使用し、出力映像データ信号S110の読み出しに第2のクロックS102を使用している。111は補間係数S109を用いて出力映像データ信号S110を補間する補間回路であり、114は補間回路111で補間された出力映像データ信号S111を出力するための映像信号出力端子、115は第2のクロックS102を出力するためのクロック出力端子である。
図2は補間回路111の構成を示す図であり、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用いている。
図2に示したように、補間回路111はメモリ110から第2のクロックS102で読み出された出力映像データ信号S110を第2のクロックS102の1周期分遅延させる遅延回路201と、出力映像データ信号S110から遅延回路出力信号S201を減算する減算回路202と、減算回路出力信号S202と補間係数S109とを乗算する乗算回路203と、遅延回路出力信号S201と乗算回路出力信号S203とを加算する加算回路204と、を備えている。
以上のように構成された映像信号処理装置の動作、および映像信号処理方法について、図1ないし図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態1による映像信号処理装置の動作を説明するためのタイミング図であり、図1、及び図2に記した各信号の信号レベルを示したものである。なお、図3において、10,20,30等は、映像の輝度、色、濃度などを示す映像データである。
映像信号入力端子100を介して映像データを含んだ映像データ信号S100が、クロック入力端子101を介して第1のクロックS101が、それぞれ入力されると、該映像データは第1のクロックS101によりメモリ110に記憶される。
また、第2のクロックS102はクロック入力端子102を介して入力される。この第2のクロックS102は所望の周波数のクロックであり、例えば、本映像信号処理装置の後段に接続される他の演算装置で用いるクロックと同一周波数を有するクロックとされている。この第2のクロックS102は遅延素子104およびメモリ110に入力されるとともに、クロック出力端子115より出力される。
遅延素子104に入力された第2のクロックS102は遅延素子104〜107により順次遅延され、該第2のクロックS102をほぼ1クロック遅延した遅延クロックS107とされる。
この遅延クロックS107は比較信号として、また、クロック入力端子102に入力されたクロックの1つ後のクロックは被比較信号として、それぞれ位相比較器112に入力される。位相比較器112は上記比較信号と上記被比較信号とを比較することにより位相差を検出し、位相差出力S112を制御回路113に出力し、制御回路113は位相差出力S112に基づいて、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する。
このような、第2のクロックS102を1クロック遅延した遅延クロックS107、および第2のクロックS102の1つ後のクロックとの位相差に基づき、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する動作を、位相比較器112において位相差が検出されなくなるまで繰り返すと、各遅延素子104〜107の遅延値は、ほぼ同一となる。この時、各遅延素子104〜107からは1/4クロックずつ位相シフトした遅延クロックが出力されており、遅延素子104からは、第2のクロックS102を1/4クロック遅延した遅延クロックS104が、遅延素子105からは、第2のクロックS102を2/4クロック遅延した遅延クロックS105が、遅延素子106からは、第2のクロックS102を3/4クロック遅延した遅延クロックS106が、遅延素子107からは、第2のクロックS102を1クロック遅延した遅延クロックS107が、それぞれ出力される。
このようにして1/4クロックずつ位相シフトされた遅延クロックS104〜S107は、選択器108に入力される。選択器108は遅延クロックS104〜S107のうち、基準信号入力端子103から入力された基準信号S103に最も位相の同期した遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を、係数制御回路109に出力する。そして、この位相情報S108は係数制御回路109により、補間係数S109に変換される。補間係数S109は例えば遅延素子104からの遅延クロックS104が選択された場合は1/4、遅延素子105からの遅延クロックS105が選択された場合は2/4、遅延素子106からの遅延クロックS106が選択された場合は3/4、遅延素子107からの遅延クロックS107が選択された場合は1、とすることができる。図3においては、遅延クロックS106が基準信号S103に最も位相の同期したクロックとして選択された例を示しており、その補間係数S109として3/4が出力されている。
一方、メモリ110に書き込まれた映像データは、第2のクロックS102により出力映像データ信号S110として読み出される。従って、出力映像データ信号S110は、第1のクロックS101から第2のクロックS102に乗せ替えられている。該クロックを乗せ替えて読み出された出力映像データ信号S110は、補間回路111に入力される。補間回路111は、第2のクロックS102と補間係数S109とを用いて、出力映像データ信号S110に対してデータ補間処理を施し、基準信号S103に位相を同期させた出力映像データ信号S111を、映像信号出力端子114を介して外部へ出力する。
ここで、補間回路111による補間処理について図2及び図3を用いて説明する。
まず、遅延回路201はメモリ110からの出力映像データ信号S110を遅延させ、第2のクロックS102の1周期分遅延させた遅延回路出力信号S201を出力する。そして、減算回路202により出力映像データ信号S110と遅延回路出力信号S201との差を算出し、該算出した減算回路出力信号S202と補間係数S109とを乗算回路203により乗算する。さらに、加算回路204において、遅延回路出力信号S201に乗算回路203からの乗算回路出力信号S203を加算し出力映像データを含んだ出力映像データ信号S111として出力する。この演算を式で表すと、
S111=(S110−S201)×S109+S201
となり、第2のクロックS102の1周期分の時間差を有する2つのデータ間で、位相差の係数(補間係数S109)に応じた補間、すなわち位相合わせを行うことができる。
より具体的に説明すると、図3に示したように、映像信号入力端子100より “10”、“20”の順に映像データを含む映像データ信号S100が入力された場合、出力映像データ信号S110に映像データ“20”が含まれているとき、遅延回路出力信号S201には映像データ“10”が含まれていることとなる。減算回路202により、出力映像データ信号S110と遅延回路出力信号S201との差を算出すると、差分値(減算回路出力信号S202)として10が得られる。このとき、補間係数S109は3/4であり、乗算回路203における、減算回路出力信号S202と補間係数S109との乗算結果(乗算回路出力信号S203)は7.5である。さらに、加算回路204において遅延回路出力信号S201に乗算回路出力信号S203を加算して得られた17.5が、出力映像データ信号S111の含む出力映像データとなる。
次に、補間回路111による補間処理の効果について図3〜図6を参照しながら説明する。以下、本映像信号処理装置に、図6(a)に示したような、画面に縦線を表示するための映像データを含んだ映像データ信号S100が入力されたものとして説明する。
基準信号S103に対してデータ補間による位相合わせを行わない場合、すなわち、第2のクロックS102でメモリ110から映像データを読み出した出力映像データ信号S110の波形を、図4に示す。図示したように、クロック入力端子102を介して入力された第2のクロックS102の位相は基準信号S103からずれていることがあり、これに伴い、メモリ110からの出力映像データ信号S110の位相もずれてしまうことがある。この場合、図6(b)に示すように表示画像にジッタが生じてしまい、縦線が第2のクロックS102のずれ分だけずれて表示されてしまう。
これに対し、基準信号S103に対してデータ補間による位相合わせを行った場合、すなわち、第2のクロックS102でメモリ110から映像データを読み出した出力映像データ信号S110に対して、補間回路111において補間処理を施した出力映像データ信号S111の波形を図5に示す。図示したように、出力映像データ信号S111は第2のクロックS102のずれ量に合わせて位相をシフトさせた信号となっており、第2のクロックS102の位相ずれが解消されている。この場合、図6(c)に示すように、表示画像がずれることなくきれいに表示することができる。
以上のように、本実施の形態1による映像信号処理装置、および映像信号処理方法によれば、映像データ信号S100の書き込みクロックとして第1のクロックS101を使用し、出力映像データ信号S110の読み出しクロックとして第2のクロックS102を使用するメモリ110と、第2のクロックS102を1/4クロックずつ位相シフトさせる遅延素子104〜107と、位相比較器112の検出結果に基づき遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御回路113と、遅延素子104〜107により遅延された遅延クロックS104〜S107のうち、外部から入力される基準信号S103に最も同期する遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を出力する選択器108と、位相情報S108を補間係数S109に変換する係数制御回路109と、メモリ110から第2のクロックS102により読み出された出力映像データ信号S110に対し、補間係数S109を用いて補間処理し、出力映像データ信号S111を出力する補間回路111と、を備えたので、基準信号S103に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止しながら、基準信号S103に位相を合わせてクロックを切換えることができ、液晶テレビなどにおいて、表示画像がずれて表示されることを防止することができる。また、第2のクロックS102の1周期の長さが短くなることを防止することができるため、本映像信号処理装置における演算誤差も防止することができる。
また、本実施の形態1による映像信号処理装置、および映像信号処理方法では、第2のクロックS102をそのままクロック出力端子115より出力するようにしたので、本映像信号処理装置の後段に、第2のクロックS102と同一周波数のクロックを用いる演算装置が接続されている場合、その演算装置における演算誤差や誤動作をも防止することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2による映像信号処理装置、および映像信号処理方法について説明する。
本実施の形態2による映像信号処理装置は、第2のクロックS102を用いて映像データ信号S100の補間処理を行うのではなく、映像データ信号S100をメモリ110に書き込む時に使用するものと同じ第1のクロックを用いて出力映像データ信号S110の補間処理を行うようにしたものである。
図7は本実施の形態2にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。
図7において、100は本映像信号処理装置に映像データを含んだ映像データ信号S100を入力するための映像信号入力端子であり、101は第1のクロックS101を入力するためのクロック入力端子であり、103は基準信号S103を入力するための基準信号入力端子である。
また、104〜107は各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子であり、104はクロック入力端子101を介して入力された第1のクロックS101を1/4クロックだけ位相シフトさせる遅延素子となり、105、106、107は各々前段の遅延素子からの遅延クロックを1/4クロックずつ位相シフトさせる遅延素子となる。108は各遅延素子104〜107で遅延された遅延クロックS104〜S107のうち、基準信号S103に最も同期する遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を係数制御回路109に出力する選択器であり、109は位相情報S108に基づいて出力映像データ信号S110の補間係数S109を出力する係数制御回路であり、112は第1のクロックS101中の注目クロックを上記遅延素子104〜107により1クロック分遅延したクロックと、上記注目クロックの1クロック後のクロックとの位相を比較する位相比較器であり、113は位相比較器112から出力される位相差出力S112に基づいて、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する制御回路である。
また、110は書き込みと読み出しとが独立して可能なメモリであり、このメモリ110は映像データ信号S100の書き込み、および出力映像データ信号S110の読み出しに第1のクロックS101を使用している。111は補間係数S109を用いて出力映像データ信号S110を補間する補間回路であり、114は補間回路111で補間された出力映像データ信号S111を出力するための映像信号出力端子、115は第1のクロックS101を出力するためのクロック出力端子である。
以上のように構成された映像信号処理装置の動作、および映像信号処理方法について説明する。
第1のクロックS101はクロック入力端子101を介して入力される。この第1のクロックS101は遅延素子104およびメモリ110に入力されるとともに、クロック出力端子115より出力される。
また、映像データを含んだ映像データ信号S100が映像信号入力端子100を介して入力されると、該映像データは第1のクロックS101によりメモリ110に記憶される。
遅延素子104に入力された第1のクロックS101は遅延素子104〜107により順次遅延され、該第1のクロックS101をほぼ1クロック遅延した遅延クロックS107とされる。
この遅延クロックS107は比較信号として、また、クロック入力端子101に入力されたクロックの1つ後のクロックは被比較信号として、それぞれ位相比較器112に入力される。位相比較器112は上記比較信号と上記被比較信号とを比較することにより位相差を検出し、位相差出力S112を制御回路113に出力し、制御回路113は位相差出力S112に基づいて、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御信号S113を出力する。
このような、第1のクロックS101を1クロック遅延した遅延クロックS107、および第1のクロックS101の1つ後のクロックとの位相差に基づき、各遅延素子104〜107の遅延値を制御する動作を、位相比較器112において位相差が検出されなくなるまで繰り返すと、各遅延素子104〜107の遅延値がほぼ同一となる。この時、遅延素子104からは第1のクロックS101を1/4クロック遅延した遅延クロックS104が、遅延素子105からは第1のクロックS101を2/4クロック遅延した遅延クロックS105が、遅延素子106からは第1のクロックS101を3/4クロック遅延した遅延クロックS106が、遅延素子107からは第1のクロックS101を1クロック遅延した遅延クロックS107が、それぞれ出力される。
これらの遅延クロックS104〜S107は選択器108に入力される。選択器108は遅延クロックS104〜S107のうち基準信号入力端子103から入力された基準信号S103に最も位相の同期した遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を係数制御回路109に出力する。そして、この位相情報S108は係数制御回路109により補間係数S109に変換される。
一方、メモリ110に書き込まれた映像データは第1のクロックS101により出力映像データ信号S110として読み出され、補間回路111に入力される。補間回路111は第1のクロックS101と補間係数S109とを用いて、出力映像データ信号S110に対してデータ補間処理を施し、基準信号S103に位相を同期させた出力映像データ信号S111を、映像信号出力端子114を介して外部へ出力する。
以上のように、本実施の形態2による映像信号処理装置、および映像信号処理方法によれば、映像データ信号S100の書き込みクロック、および出力映像データ信号S110の読み出しクロックとして第1のクロックS101を使用するメモリ110と、第1のクロックS101を1/4クロックずつ遅延させる遅延素子104〜107と、位相比較器112の検出結果に基づき遅延素子104〜107の遅延値を制御する制御回路113と、各遅延素子104〜107により遅延された遅延クロックS104〜S107のうち、外部から入力される基準信号S103に最も同期する遅延クロックを選択し、該選択した遅延クロックの位相情報S108を出力する選択器108と、位相情報S108を補間係数S109に変換する係数制御回路109と、メモリ110から第1のクロックS101により読み出された出力映像データ信号S110に対し、補間係数S109を用いて補間処理し、出力映像データ信号S111を出力する補間回路111と、を備えたので、基準信号S103に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止でき、また、クロックの1周期の長さが短くなることにより本映像信号処理装置における演算誤差や、誤動作が生じるのを防止することができる。
また、本実施の形態2による映像信号処理装置、および映像信号処理方法では、メモリ110に対する映像データ信号S100の書き込みクロックと、出力映像データ信号S110の読み出しクロックとを第1のクロックS101とし、この第1のクロックS101を用いて出力映像データ信号S110の補間処理を行うようにしたので、本映像信号処理装置の後段に、第1のクロックS101と同一周波数のクロックを用いて信号処理を行う装置が接続されている場合や、後段のクロックの周波数に依存せず、アナログ信号として出力する場合に、本映像信号処理装置に入力するクロックを、第1のクロックS101のみとすることができ、より簡単な構成で映像信号処理装置を実現可能である。このため、ブラウン管式のテレビジョン受像機などにおける映像信号処理装置の構成を、より簡単なものとすることができる。
なお、上記実施の形態1及び実施の形態2においては、第2のクロックS102および第1のクロックS101を、4つの遅延素子104〜107により1クロック分遅延させるようにしたが、N(Nは1以上の整数)個の遅延素子を備え、各遅延素子により、入力したクロックを1/Nクロックずつ遅延させるようにしてもよい。
また、各遅延素子の遅延値が等しい場合、位相比較器112および制御回路113を備えなくても良い。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2においては、各遅延素子の遅延値を等しくしたが、各遅延素子の遅延値は、等しくなくてもよい。全遅延素子の合計遅延値を、1クロックとし、係数制御回路109において各遅延素子の遅延値を考慮した補間係数S109を設定するようにしても、基準信号S103に位相を合わせた出力映像データ信号S111を得ることができる。
また、係数制御回路109は、位相情報S108にフィルタ処理をかけて補間係数S109の値を安定させるようにしても構わない。
本発明による映像信号処理装置、および映像信号処理方法は、基準信号に位相を合わせてクロックを切換える際に、クロックの1周期が規格範囲外の長さになることを防止し、さらに、クロックの1周期の長さが短くなることによる演算誤差を防止することができるため、有用である。
本発明の実施の形態1にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる映像信号処理装置における補間回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる映像信号処理装置の動作を説明するタイミング図である。 基準信号に対してデータ補間を行わずにメモリからデータを読み出した場合のタイミングチャート図である。 基準信号に対してデータ補間を行ってメモリからデータを読み出した場合のタイミングチャート図である。 映像信号入力端子より入力された映像データ信号、および該映像データ信号に基づきモニタ画面に表示された画像の例を示す図である。 メモリより読み出した映像データ信号、および該映像データ信号に基づきモニタ画面に表示された画像の例を示す図である。 メモリより読み題した映像データ信号に対して補間処理を施した出力映像データ信号、および該出力映像データ信号に基づきモニタ画面に表示された画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 従来の映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 クロックの切換え時に、クロックの1周期の長さが短くなる例を説明する図である。
符号の説明
100 映像信号入力端子
101,102 クロック入力端子
103 基準信号入力端子
104,105,106,107 遅延素子
108,108a 選択器
109 係数制御回路
110,110a メモリ
111 補間回路
112 位相比較器
113 制御回路
114 映像信号出力端子
115 クロック出力端子
201 遅延回路
202 減算回路
203 乗算回路
204 加算回路
S100 映像データ信号
S101 第1のクロック
S102 第2のクロック
S103 基準信号
S104,S105,S106,S107 遅延クロック
S108 位相情報
S109 補間係数
S110 出力映像データ信号
S111 補間された出力映像データ信号
S112 位相差出力
S113 制御信号

Claims (5)

  1. 映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、
    複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを遅延させる遅延手段と、
    上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、
    上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、
    上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えた、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 映像データ信号の書き込みに第1のクロックを、読み出しに第2のクロックをそれぞれ使用するメモリと、
    各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第2のクロックを、該第2のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、
    上記第2のクロック中の注目クロックを上記クロック遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、
    上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、
    上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、
    上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、
    上記メモリから上記第2のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えた、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、
    複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを遅延させる遅延手段と、
    上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、
    上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、
    上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えた、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 映像データ信号の書き込みおよび読み出しに第1のクロックを使用するメモリと、
    各々遅延値を変更可能な複数の遅延素子を有し、上記第1のクロックを、該第1のクロックの1クロック分遅延させる遅延手段と、
    上記第1のクロック中の注目クロックを上記遅延手段により1クロック分遅延されたクロックの位相と、該注目クロックの1クロック後のクロックの位相とを比較する位相比較手段と、
    上記位相比較手段によって検出された位相差に基づき、上記遅延手段の各遅延素子の遅延値を制御する制御手段と、
    上記遅延手段の各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を出力する選択手段と、
    上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力手段と、
    上記メモリから上記第1のクロックにより読み出された映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間手段と、を備えた、
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 映像データ信号を第1のクロックによりメモリに書き込む書き込みステップと、
    複数の遅延素子を有し、第2のクロックを遅延させるクロック遅延ステップと、
    上記各遅延素子により遅延されたクロックのうち、外部から入力される基準信号に最も同期するクロックを選択し、該選択したクロックの位相情報を生成する選択ステップと、
    上記位相情報を補間係数に変換し出力する補間係数出力ステップと、
    上記メモリから上記第2のクロックにより読み出した映像データ信号に対し、上記補間係数を用いて補間処理し出力する補間ステップと、を含む、
    ことを特徴とする映像信号処理方法。
JP2004016040A 2003-01-27 2004-01-23 映像信号処理装置、および映像信号処理方法 Pending JP2004252436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016040A JP2004252436A (ja) 2003-01-27 2004-01-23 映像信号処理装置、および映像信号処理方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017812 2003-01-27
JP2004016040A JP2004252436A (ja) 2003-01-27 2004-01-23 映像信号処理装置、および映像信号処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004252436A true JP2004252436A (ja) 2004-09-09

Family

ID=33032104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004016040A Pending JP2004252436A (ja) 2003-01-27 2004-01-23 映像信号処理装置、および映像信号処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004252436A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05183881A (ja) 時間軸補正装置
JP3532117B2 (ja) 映像信号処理装置
JP2007017604A (ja) 表示パネル駆動装置および表示パネル駆動方法
US7250981B2 (en) Video signal processor and video signal processing method which interpolate a video signal using an interpolation factor based on phase information of a selected clock
JP2004252436A (ja) 映像信号処理装置、および映像信号処理方法
US8345161B2 (en) Signal processing device, and image output device
US5280352A (en) Circuit arrangement for time base transformation of a digital picture signal
JP2006333150A (ja) 集積回路装置
JP4666393B2 (ja) タイミングクロック生成装置、データ処理装置及びタイミングクロック生成方法
JP2010021665A (ja) データ受信装置
JP2000152030A (ja) 映像信号処理回路
JP3906788B2 (ja) 映像信号処理回路
JP4510491B2 (ja) ラッチおよびこれを使用した位相同期化回路
US7271844B2 (en) Frame signal phase adjuster
JP4624211B2 (ja) 映像信号用フィルタ回路
JP3555486B2 (ja) ディジタル映像信号処理装置
JP2820222B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2006154378A (ja) 画像表示制御装置
JP2004240443A (ja) 2画面表示処理装置および多画面表示処理装置
JPH11338406A (ja) サンプリング位相調整装置
JP3641263B2 (ja) 時間軸誤差検出器及びこれを用いた時間軸誤差補正装置
JP2000047644A (ja) 液晶表示装置
JP2003008925A (ja) 水平リニアリティ補正回路
JPH10340074A (ja) 映像信号処理回路
JP2000020008A (ja) 映像信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110301