JP2000020008A - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
- Publication number
- JP2000020008A JP2000020008A JP10188360A JP18836098A JP2000020008A JP 2000020008 A JP2000020008 A JP 2000020008A JP 10188360 A JP10188360 A JP 10188360A JP 18836098 A JP18836098 A JP 18836098A JP 2000020008 A JP2000020008 A JP 2000020008A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- circuit
- phase
- frequency dividing
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
られていた分周比調整および位相調整は、ユーザーにと
って難しく、かつ、面倒であり、その結果、低い画質の
まま使用してしまうことが懸念される。 【解決手段】 入力された映像信号をアナログ・デジタ
ル変換1し、そのサンプルされた映像信号に対して、そ
の隣り合った絵素同士の差分の絶対値の2乗を取り、更
に、それを全画面において総和を取るように演算処理1
0を行う。その処理を、水平同期信号に対してサンプル
のためのドットクロックを発生する手段9により、その
分周比をマイコン8から適時変化させることと、そのド
ットクロックに対してマイコン8により、遅延をかける
ことのできる回路4により、位相遅延量も適時変化させ
ることで、演算処理回路10とマイコン8により、その
分周比、クロック位相に対してのピークを検出すること
により、分周比、クロック位相を最適なものにあわせ
る。
Description
リングし、デジタル化してから映像処理・表示を行う映
像信号処理装置に係わり、特に液晶データプロジェクタ
のような映像信号処理装置に関するものである。
ク図を示す。図8において、1は入力されたアナログ映
像信号をデジタル映像信号に変換するA/D変換器、2
はデジタル化された映像信号を処理する映像信号処理回
路、3は前記処理された映像信号を表示する映像表示装
置、4は水平同期信号を遅延させる遅延回路、9は前記
A/D変換器1および映像信号処理回路2にクロックを
供給するためのクロック発生回路、8は該映像信号処理
装置のコントロールをするシステムマイコンである。
較器5、VCO(VoltageControlled
Oscillator(電圧制御発振器))6、1/
N分周回路7より構成される。
す。図9において、11は水平同期信号を遅延させる遅
延素子であり、12はシステムマイコン8からの選択信
号により選択された遅延量の水平同期信号を選択、出力
するマルチプレクサである。
置に入力された映像信号は、A/D変換器1でクロック
発生回路9からのクロックでサンプリングされデジタル
信号に変換される。その後、映像信号処理回路2によっ
て適当な映像処理が施され、映像表示装置3に表示され
る。
る水平同期信号の周波数などにより設定され、分周比と
一般に呼ばれる1/N分周回路7における数値Nは、水
平同期信号の周波数と垂直同期信号の周波数によって標
準規格との照合を行い最適と予想できる数値を設定して
いる。
入力されるとは限らず、この分周比が適切でない場合、
A/D変換器1にて映像信号のサンプリングが正しく行
われず、画像の品位が低下するという問題がある。
ザーの操作によって、前記システムマイコン8を介して
1/N分周回路7における分周比Nを変化させるような
手段を設けることにより、ユーザーが目視にて最適なポ
イントを調整を行えるような分周比調整手段を有した構
成としている。
グ的な位相差は、規格によって定義されておらず、ま
た、設計上の問題として配線による遅延などで予想しき
れないために、A/D変換器1にて映像信号のサンプリ
ングが正しく行われず、場合によっては特に画面のコン
トラストの高い部分にちらつきノイズがおき、画像の品
位が落ちるという問題もある。
れている。図10において、A/D変換器1にて映像信
号のサンプリングが正しく行われないクロック位相をド
ットクロック1とし、この時の水平同期信号の位相をH
同期信号1とする。
信号により遅延回路4で映像信号の水平同期信号を遅延
させた水平同期信号(H同期信号2)を作り出し、それ
によってA/D変換器1に供給するクロックを発生させ
る基準とし、A/D変換器1における映像信号のサンプ
リングクロックの位相をドットクロック2に示すような
位相とする。
にて映像信号のサンプリングすることで、上記問題を解
決している。
ーザーが目視にて品位の良いところに調整できるように
し、このためのクロック位相調整手段を有した構成とし
ている。
に、これらの調整はユーザーに委ねられているが、ユー
ザーにとってこれらの調整は難しく、かつ、面倒であ
り、低い画質のまま使ってしまうことも多分において起
こり得る。
比調整および位相調整を、自動で行うことによりユーザ
ーの手を煩わせることなく、高画質な表示を再現させる
ことを目的とするものである。
解決するために、以下のような構成を取る。即ち、映像
信号をデジタル処理して表示する映像信号処理装置にお
いて、隣り合う絵素の信号レベルの差の絶対値の2乗を
計算し、また、該計算値の1画面分の総和を取る演算回
路と、映像信号から分離された、水平同期信号を遅延さ
せる遅延回路と、分周回路を有するクロック発生回路を
具備し、前記演算回路の演算結果により、前記遅延回路
の遅延量と前記クロック発生回路の分周回路の分周比を
制御することにより、映像信号を適切にサンプルできる
サンプリング位相および分周数を調整することを要旨と
する映像信号処理装置である。
るブロック図を示す。図1において、図8と同じ構成要
素には同じ符号を付し、説明は省略する。以下、本発明
の映像信号処理装置の動作について説明する。該映像信
号処理装置に入力された映像信号は、A/D変換器1で
クロック発生回路9からのクロックでサンプリングされ
デジタル信号に変換される。その後、映像信号処理回路
2によって適当な映像処理が施され、映像表示装置3に
表示される。
換された映像信号は位相検出演算回路10に入力され
る。
単位で隣り合った映像信号同士の差分の2乗を演算・蓄
積する回路であり、そのブロック図を図2に示す。
4は1絵素遅延された信号と遅延されない信号との差の
絶対値を取る差分回路、15は前記差分回路の出力の2
乗を計算する2乗回路、16は加算回路、17、18は
レジスタである。
ル信号は、その信号自体と、1絵素遅延回路13で遅延
された信号との差分の絶対値が差分回路14により算術
演算される。
ルの差を求めることになる。次に2乗回路15により、
このデジタル値の信号の2乗を算出する。前記2乗回路
15により求められた値を、レジスタ17に対して順次
累積加算していく。
信号によってクリアされるが、クリアされる直前にレジ
スタ17に蓄積された値はレジスタ18に保存される。
て、隣り合った映像信号同士の差分の2乗を演算された
値が演算・蓄積されることになる。
値を読み出せるものとなる。位相検出演算回路10の動
作に関して、まず分周比があっている、即ち、映像信号
の1H期間のクロック数と該映像機器の1/N分周回路
の分周比Nが一致しているという状態で説明する。
ンプリングするクロックの位相の関係を示す。
すように、必ず信号の立ち上がり、または、立ち下がり
では傾きを持ち、サンプリングする場所によりデータが
変化することは必ずといってよいほど起こりうる。
出演算回路10で差分を取って2乗し、加算した場合、
本来の値をサンプルするような位相(位相1)の時の値
(130050)に比べ、映像信号の変化点においてサ
ンプルしてしまうような位相(位相2)の時の値(85
025)は小さい値を取ることがわかる。
算回路10で演算される値の関係は、図4のような曲線
を描くことが予想される。
トがもっとも高くなり、ピークを持つ。
とも画像のコントラストが高くなり、すなわち同一の映
像信号に対して演算していればピークを探せばそこは位
相がもっとも合っているといえる。
形は異なり、絶対値をみれば著しくいろいろな値をとる
ことが予想されるが、そのピーク、相対値のみが問題で
あり、値そのものに意味はない。
考える。
は既に上記で述べたとおりになるが、分周比があってい
なければ、水平方向に対して位相が合っているところ
と、合っていないところが周期的に現れる。
大きくなるので、位相があっていないところが発生する
周期は大きくなる傾向にある。
たように位相検出演算回路10での演算値が小さくなる
ので全体としての演算値も小さくなる傾向を示す。
おける遅延回路4による位相変化に対して変化は起きな
いのであるが、もちろん、実際には画面は左右において
有限であるので、位相回路によりクロックの位相をずら
したときに左右の縁において映像が切られるため、位相
の合っている領域が多いとき、少ないときのばらつきが
存在する。
る。これは分周比の差が大きいほど、位相があっていな
い周期が大きくなり、その時に、ばらつきは小さくなる
傾向にあることからも理解される。(図6) これらのことから、分周比、位相をX,Y軸に、計算値
をZ軸としたグラフをプロットすれば図7のようになる
ことがわかる。すなわちこのピーク点Aを探し出せば良
い。
では本質的な問題ではないので詳細は省く。
能な範囲と定義された範囲、位相を必要なだけ遅延を変
化させて、それに対するすべての値をデータとして取り
込み、その最大値をとったときの分周比と位相の遅延量
を得れば、それがこの映像信号に対して分周比と位相が
合った場所であるといえる。
を取り込むのに最低1画面分の時間がかかるので、これ
では時間がかかりすぎることは容易に推測される。
してその間を予測し、絞りこみをかけるなどのアルゴリ
ズムの改善がいくつか考慮される。
とりこむなどが考えられる。しかしながら、それは実装
方法としての問題である。
出演算回路により、1/N分周回路の分周比Nと水平同
期信号遅延回路の遅延量を自動的に最良の値に設定する
ことが可能となり、これにより、従来、ユーザーの手に
委ねられていた画面表示を良好にするための繁雑な調整
を不要とすることができるようになる。
ある。
のブロック図である。
路の演算結果の関係を説明する第1の図である。
路の演算結果の関係を説明する第2の図である。
果の関係を説明する図である。
結果の関係を示す図である。
演算値の関係と、位相遅延量の関係を示した図である。
係を説明する図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 映像信号をデジタル処理して表示する映
像信号処理装置において、 隣り合う絵素の信号レベルの差の絶対値の2乗を計算
し、また、該計算値の1画面分の総和を取る演算回路
と、 映像信号から分離された、水平同期信号を遅延させる遅
延回路と、 分周回路を有するクロック発生回路を具備し、 前記演算回路の演算結果により、前記遅延回路の遅延量
と前記クロック発生回路の分周回路の分周数を制御する
ことにより、映像信号適切にサンプリングできるサンプ
リング位相および分周比を調整することを特徴とする映
像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18836098A JP3486343B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18836098A JP3486343B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000020008A true JP2000020008A (ja) | 2000-01-21 |
JP3486343B2 JP3486343B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=16222269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18836098A Expired - Fee Related JP3486343B2 (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486343B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110310983A1 (en) * | 2010-06-17 | 2011-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP18836098A patent/JP3486343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110310983A1 (en) * | 2010-06-17 | 2011-12-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus |
JP2012003076A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Canon Inc | 表示装置 |
US8615037B2 (en) | 2010-06-17 | 2013-12-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3486343B2 (ja) | 2004-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4182124B2 (ja) | 画像表示装置、ドットクロック位相調整回路及びクロック位相調整方法 | |
JPH0946619A (ja) | 映像信号処理装置および表示システム | |
JP3398124B2 (ja) | 液晶ディスプレイの画面自動調整装置及びその方法 | |
US6340993B1 (en) | Automatic clock phase adjusting device and picture display employing the same | |
US7633494B2 (en) | Apparatus and method for controlling display state | |
JP2007017604A (ja) | 表示パネル駆動装置および表示パネル駆動方法 | |
JP3532117B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP2001249637A (ja) | 表示装置 | |
JP2000020008A (ja) | 映像信号処理装置 | |
US7298916B2 (en) | Image signal processing apparatus and method | |
US7250981B2 (en) | Video signal processor and video signal processing method which interpolate a video signal using an interpolation factor based on phase information of a selected clock | |
JP4666393B2 (ja) | タイミングクロック生成装置、データ処理装置及びタイミングクロック生成方法 | |
JP2004144842A (ja) | マトリクス型ディスプレイ装置およびマトリクス型ディスプレイ装置におけるサンプリングクロック自動調整方法 | |
US7432982B2 (en) | OSD insert circuit | |
KR19980083451A (ko) | Lcd 모니터 표시장치 및 그 표시방법 | |
JPH11338406A (ja) | サンプリング位相調整装置 | |
JP2002033939A (ja) | 映像処理装置 | |
JP5121164B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH1091132A (ja) | 画像表示装置 | |
JP3555486B2 (ja) | ディジタル映像信号処理装置 | |
KR100265705B1 (ko) | 영상 자동 조절 기능을 구비한 평판 디스플레이 장치 및 그의제어 방법 | |
JP2002278495A (ja) | サンプリング位相調整回路 | |
KR100314071B1 (ko) | 화면 크기 자동 조정 방법 | |
JP2001100701A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH10340074A (ja) | 映像信号処理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |