JP2004250065A - 加工食品用簡易容器 - Google Patents

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Ichiro Shibata
伊智郎 柴田
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AKUTA KK
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Abstract

【課題】一体成形した内容器と枠材とからなり、基本的には、内容器と枠材との一体化の接合手段として、熱融着、接着剤などによる接着手段を用いない加工食品用簡易容器の改良であって、組み立てをより簡便にし、加工食品用簡易容器としての機能の展開を図る。
【解決手段】一体成形した内容器1と枠材2とからなり、枠材2を内容器1の上方開口から嵌合装着したものである。内容器1には、底面と食品収納空間を形成する内部の立ち上がり面11と、この内部立ち上がり面11の頂部から連続した外面13を形成し、その外面13の下縁外周に、内容器1の上方開口から嵌合した枠材2の下縁を落とし込み、係止する溝17を形成した。枠材2は折り畳んだ1枚の帯状材からなり、折り畳んだ状態から内容器1の開口に合わせた開口状態に押し広げて内容器1の上方開口から嵌合する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、弁当、寿司、ギョウザなどの各種加工食品を収納するための使い捨てのプラスチック製簡易容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなプラスチック製の簡易容器として、発泡プラスチック製の枠材の底に一体成形した薄いプラスチック製底板を融着した容器が広く用いられてきた。
【0003】
係る従前の簡易容器は、嵩容量が大きく、搬送に際して場所をとり、また、耐圧強度が弱く、無理な荷作りもできないために、著しく、搬送効率を低いものとしていた。
【0004】
そこで、本願出願人は、先に、特許文献1及び特許文献2において、折り畳み可能な一枚の枠材を押し広げ、この枠材の空間内に、立ち上がり面とその立ち上がり面に連続して垂下面を設けた一体成形の内容器を上方から落とし込み、内容器の立ち上がり面と垂下面との間の内部空間内に枠材の上周縁を挿入係止した簡易容器を提示した。
【0005】
この内容器を枠材の上方から嵌合させる型の加工食品用簡易容器は、基本的には枠材と内容器を溶着その他の手段で接合させることなく組み立てできるので、内容器を重ね合わせて、また、枠材は折り畳んだ状態で搬送して、使用現場で簡単に組み立てでき、搬送に際しての嵩量が小さく、物流効率を格段に向上できるという効果がある。
【0006】
しかも、収納部はプラスチックその他の一体成形の内容器によって作られているので、強固な上に、収納空間に継ぎ目がなく、汁の漏洩のない簡易容器を得ることができる。
【0007】
【特許文献1】
特許第3299449号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2003−11965号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一体成形した内容器と枠材とからなり、基本的には、内容器と枠材との一体化の接合手段として、熱融着、接着剤などによる接着手段を用いない加工食品用簡易容器の改良であって、組み立てをより簡便にし、加工食品用簡易容器としての機能の展開を図るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る加工食品用簡易容器は、一体成形した内容器と枠材とからなり、枠材を内容器の上方開口から嵌合装着したものである。
【0011】
上記特許文献1に記載のように、枠材の上方から内容器を嵌合する場合は、比較的脆弱な枠材を固定して内容器を押し付けるものであるから、枠材の固定に要領を要していたが、本発明の場合では、脆弱な方の枠材を支持して内容器の上方から押し込むものであるので枠材が破損することがなく、簡単に組み立てができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
実施例1
図1は本発明の第1の実施例に係る簡易容器の構成部材を示す。
【0014】
同図に示すように、簡易容器10は、加工食品の収納空間を構成する内容器1と、矢印で示すように、この内容器1に上方から嵌合する枠材2とから構成されている。
【0015】
内容器1はプラスチックその他の塑性成形可能な材料によって一体成形されたもので、その内面の外周には立ち上がり面11が形成され、その内部は凹状の加工食品の収納部12が形成されている。また、この立ち上がり面11の頂部から連続して外方下方に外面13が形成され、立ち上がり面11とこの外面13との間には空間14(図3参照)が形成されている。この外面13の下端縁は、加工食品の収納部12の下方に位置し、容器を載置したとき、加工食品の収納部12の底面が載置面と接することがないようになっている。この外面13は、内容器1の成形を容易にすることと、枠材2の嵌合に際して、滑り落ちを容易にし、嵌合を正確にするために、下方に向かって外方に傾斜させている。さらに、この外面13の下端縁の全周は、外方に張り出して、その張り出し部15には、枠材2を係止するための突条16と枠材2の下端を落とし込んで装着するための溝17が設けられている。
【0016】
枠材2は、一体成形した内容器1の外周各辺の長さにあわせて加工されている。この枠材2は、上記特許文献2に記載のように、1本の輪状の帯材として折り畳むことができ、これを折り畳み状態から展開したときには、正確に4角形とするために、それぞれ異なった形態を持つ隅部21と22を形成したものを使用することができる。枠材2の全内周面には、内容器1の外面に形成した突条16と係止するための条溝23が形成されている。
【0017】
このように成形された枠材2を、矢印に示すように、上方から内容器1の外面13に沿って嵌合して、図2に示すように、内容器1の外面の張り出し部15の溝17に装着し、簡易容器10を組み立てる。
【0018】
この簡易容器10は、その断面図である図3に見られるとおり、枠材2の下端は内容器1の外面の張り出し部15の溝17に落とし込まれて装着され、内容器1の外面に形成した突条16は、枠材2の全内周面に形成した条溝23に嵌り込んで係止されているので、内容器1は枠材2と完全に一体化されていることになる。
【0019】
実施例2
図4は、本発明の第2の実施例に係る簡易容器20の外観を示す。
【0020】
同図に示すように、この実施例に係る簡易容器20は、基本的に実施例1に示す簡易容器10と同様に、内容器1の外面13に沿って上方から枠材2を嵌合し、内容器1の外面の張り出し部15の溝17内に枠材2の先端を装着したもので、内容器1の外面に形成した突条16が、枠材2の全内周面に形成した条溝23に嵌り込んで係止し、簡易容器20を組み立てたものである。この実施例に係る簡易容器20の実施例1との相違点は、その断面図である図5に見られるとおり、枠材2の高さを内容器1の高さより低く形成し、これによって、内容器1の外面13の上方部分に枠材2の上端より突出した部分131が現出している点にある。そして、この突出した部分131と枠材2の頂面24とを、簡易容器20を覆う蓋3の載置手段として利用したものである。
【0021】
この構造は、図5に示す断面構造によって示されている。すなわち、同図を参照して、内容器1の上端より突出した部分131の外面には蓋3との係合溝132が形成されている。そして、薄い透明プラスチック製の蓋3の先端垂下部31には、2つの段面32と33が形成され、その中間の立ち上がりの内面に係止突起34が形成されている。
【0022】
簡易容器20に蓋3を覆う際には、蓋3の先端垂下部31に形成された各段面32と33は、それぞれ、内容器1の頂部と枠材2の頂面24上に載置され、さらに、蓋3の先端垂下部31に形成された係止突起34が、内容器1の係合溝132内に挿入係止して、蓋3は簡易容器20に取り外し自在に固定できる。そして、簡易容器20内に収納された加工食品は清潔な状態で維持でき、透明な蓋3を通して確認できる。
【0023】
【発明の効果】
1. 簡易容器を嵩張った完成品としてではなく、枠材を折り畳み内容器を重ね合わせた状態で使用現場まで搬送できるので、物流コストを低減できる。
【0024】
2. 枠材を内容器の上方から嵌合するだけで、比較的高強度で、汁漏れがなく、見栄えも優れた加工食品の収納のための簡易容器が簡単に得られる。
【0025】
3. 簡易容器を覆う蓋の嵌合性が良く蓋が外れにくいので、簡易容器内の食品に異物が混入したり、食品が外にこぼれ出ることがなく、食品の衛生状態を良好に保つことができる。
【0026】
4. 高級感のある容器を従来よりも安価に市場に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る簡易容器の構成部材を示す。
【図2】各構成部材を組み立てた簡易容器の外観を示す。
【図3】図2に示す簡易容器の構成を断面によって示す。
【図4】本発明の第2の実施例に係る簡易容器の外観を示す。
【図5】図4に示す簡易容器の構成を断面によって示す。
【符号の説明】
10、20簡易容器の実施例
1 内容器
11 立ち上がり面 12 加工食品の収納部 13 外面
14 空間 15 張り出し部 16 突条
17 溝 131 外面の突出した部分
132 係合溝
2 枠材
21、22 隅部 23 条溝 24 頂面
3 蓋
31 蓋の先端垂下部 32、33 段面 34 係止突起

Claims (7)

  1. 一体成形した内容器と枠材とからなり、枠材を内容器の上方開口から嵌合装着した加工食品用簡易容器。
  2. 一体成形した内容器が、底面と食品収納空間を形成する内部の立ち上がり面と、この内部立ち上がり面の頂部から連続した外面を形成した請求項1に記載の加工食品用簡易容器。
  3. 一体成形した内容器の外面の下縁外周に、内容器の上方開口から嵌合した枠材の下縁を落とし込み、係止する溝を形成した請求項2に記載の加工食品用簡易容器。
  4. 枠材が折り畳んだ1枚の帯状材からなり、この折り畳んだ状態から内容器の開口に合わせた開口状態に押し広げて内容器の上方開口から嵌合した請求項1〜3の何れかに記載の加工食品用簡易容器。
  5. 一体成形した内容器の外面には突条を、また枠材の内周面には条溝を形成し、枠材を内容器の上方開口から嵌合装着した際、前記突条が前記条溝内に収まって、内容器と枠材とが係止固着される請求項1〜4の何れかに記載の加工食品用簡易容器。
  6. 内容器の外面を、下方に向かって外方に傾斜せしめてなる請求項1〜5の何れかに記載の加工食品用簡易容器。
  7. 枠材の高さを内容器の高さより低く形成し、内容器の外面の枠材より突出した部分と枠材の頂面とを簡易容器を覆う蓋の載置手段として利用する請求項1〜6に記載の加工食品用簡易容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182428A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Akuta:Kk 食品包装用容器
JP2011037450A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Akuta:Kk 食品用簡易容器
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