JP2004249988A - シートベルト締付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車事故が生じると、乗員はその運動エネルギーに依ってシートベルトにのめり込んで大きな拘束力が乗員にかかり、受傷の可能性があるが、拘束力を制限出来るシートベルト締付装置を提供する。
【解決手段】シートベルト締付装置は、事故の際に、シートベルトが所定の程度降伏可能となるように構成することによって、シートベルト5によって保護される者に作用する拘束力を制限する少なくとも1つのベルト力制限装置を有する。ベルト力制限装置は、シートベルト5に所定の張力が加わると、ワイヤ100、110の内少なくとも1本のワイヤを引出すことが可能なワイヤ引出装置を有する。また、シートベルト5の一方端が少なくとも1本のワイヤに間接的又は直接的に連結されていて、シートベルトによって乗員にかかる拘束力が所定の張力以上になると、ただちに少なくとも1本のワイヤがワイヤ引出装置から引出されるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートベルト締付装置に関する。
この種の従来のシートベルト締付装置が、ドイツ特許DE19780583C1号(本明細書に引用する)に開示されている。この従来の締付装置は、ベルト力制限装置を有するベルト巻取装置である。ベルト力制限装置は、トーションバーとトーションスリーブによって従来のベルト巻取装置に形成されている。ベルト巻取装置の作用は次のようである。自動車事故が起こると、乗員は、運動エネルギーによってシートベルトに「のめり込む」。このようにのめり込むことによって、ロックしたシートベルトに張力が突然加わる。シートベルトが降伏不能であると、かなりの拘束力が乗員にかかる結果、受傷の可能性がある。これを防ぐために、従来のベルト巻取装置には、トーションバーとトーションスリーブが設けられ、そのねじりによってシートベルトが引出されてシートベルトが伸びる。更に引出すと拘束力が低減し、シートベルトによる怪我が回避される。
ドイツ特許DE19780583C1号
本発明の一実施形態によるシートベルト締付装置は、シートベルトが所定量だけ降伏可能に構成することによって、シートベルトによって保護される者に作用する拘束力を制限する少なくとも1つのベルト力制限装置を有する。このベルト力制限装置は、所定の張力が加わると少なくとも1本のワイヤを引出すことが可能なワイヤ引出装置を有する。また、シートベルトの一方端が少なくとも1本のワイヤに間接的又は直接的に連結されていて、シートベルトによって乗員にかかる拘束力が所定の張力に達すると、少なくとも1本のワイヤが直ちにワイヤ引出装置から引出されるように構成されている。
上記の上位概念的な記載、および以下の詳細な説明は例示的かつ説明用のものであり、特許請求の範囲に記載された発明の範囲を制限するものではない。
図1は、ベルト巻取装置15のスピンドル10に巻き取られるベルトストラップ5を示す。スピンドル10は、軸20回りに回転可能に取付けられている。スピンドル10は、外縁部に爪部30を有し、爪部30は、スピンドル10が急に加速すると解除されて、ラチェットリング50の内ロック歯40に当接する。ラチェットリング50も、軸20回りに回転可能に取付けられているが、ラチェットリング50は、爪部30がラチェットリング50の内ロック歯40によってロックされた時にのみ回転する。
ラチェットリング50は、外縁部にワイヤマガジン70を有する。図1に示されているように、第1ワイヤ100と第2ワイヤ110の2本のワイヤがラチェットリング50のワイヤマガジン70に巻き付けられている。更に、2本のワイヤ100,110は、ワイヤリール115に巻き付けられている。
第1切換ロッカー120である第1偏向ローラ122,第2偏向ローラ124および第3偏向ローラ130が、ワイヤリール115とワイヤマガジン70の間に設けられている。ラチェットリング50が回転することによって、第1ワイヤ100が、ワイヤリール115から引き出されると同時に、ラチェットリング50のワイヤマガジン70に巻き付けられる。この際、ワイヤリール115は、軸160回りに回転する。
更に、第2ワイヤ110は、第2切換ロッカー200である第4偏向ローラ202、第5偏向ローラ204および第6偏向ローラ220を介して、ワイヤリール115に巻き付けられている。ラチェットリング50が回転すると、第2ワイヤ110は、ワイヤリール115から引き出され、ラチェットリング50のワイヤマガジン70に巻き付けられる。
2つの切換ロッカー120,200は、それぞれ図1に矢印300,310で示すように折り畳み可能に構成されている。
例えば、第1切換ロッカー120が折り畳まれると、第1切換ロッカー120の第1偏向ローラ122が、第1位置350から第2位置360に移動する。その結果、ワイヤの案内態様が変更される。即ち、第1ワイヤ100は、ワイヤリール115からラチェットリング50のワイヤマガジン70までの間に3回偏向されるのではなく、第3偏向ローラ130によって1回偏向されるだけとなる。これは、第1切換ロッカー120が第1位置350から第2位置360に折り畳まれた後の第1ワイヤ100を示す点線400で図1に示されている。
更に、図1は、第2切換ロッカー200も切換可能であることを示している。第2切換ロッカー200の第4偏向ローラ202は、(図1の参照番号520で示されている)第1位置から(参照番号530で示されている)第2位置に折り畳むことができる。この際、第2切換ロッカー200の第5偏向ローラ204の位置は変らない。
このように第2切換ロッカー200が第1位置520から第2位置530に折り畳まれる時に、第2ワイヤ110も影響を受ける。第2切換ロッカー200が折り畳まれた後、第2ワイヤ110は、第6偏向ローラ220によって1回屈曲されるだけとなる。これは、第2切換ロッカー200が第1位置520から第2位置530に折り畳まれた後の第2ワイヤ110を示す点線550で図1に示されている。この第2位置530では、第4偏向ローラ202が第1位置520にある場合のように、第2ワイヤ110が第2切換ロッカー200によって更に2回偏向すなわち屈曲されることはない。
6つの偏向ローラ122,124,130,202,204,220、ワイヤリール115、ワイヤマガジン70は、ベルト巻取装置15に作用するワイヤ引出装置600を構成する。ベルト巻取装置15とワイヤ引出装置600とは、シートベルトすなわちベルトストラップ5の締付装置を形成する。
次に図1による締付装置の作用を図2と合わせて説明する。
自動車事故の際、図1による締付装置のベルトストラップ5すなわちシートベルト5によって固定された乗員が、ベルトストラップ5に張力を作用させる。この場合、爪部30がスピンドル10を起動させて、スピンドル10が、回転可能に取付けられたラチェットリング50にロックされる。これによって、相当の張力がシートベルトに加わるとともに、同時にラチェットリング50が回転する。ラチェットリング50の回転によって、第1ワイヤ100と第2ワイヤ110が、ラチェットリング50のワイヤマガジン70に引き込まれる。
第1切換ロッカー120と第2切換ロッカー200は、最初は、それぞれ第1位置350,520に位置している。すなわち2本のワイヤ100,110が、図1に実線で示されているように渡される。
2つの切換ロッカー120,200がそれぞれ第1位置に位置しているため、2本のワイヤ100,110は、それぞれ3回偏向すなわち屈曲された状態とされている。従って第1ワイヤ100は、ワイヤリール115から第3偏向ローラ130、第2偏向ローラ124、第1偏向ローラ122と掛け渡されて案内されてからワイヤマガジン70に渡される。第2ワイヤ110についても同じく、第6偏向ローラ220、第5偏向ローラ204、第4偏向ローラ202に掛け渡され案内されてからワイヤマガジン70に渡される。
このようにそれぞれ3回偏向するということは、ワイヤの相当程度の変形、すなわちワイヤの相当程度の屈曲を要することになり、大きな作動力を要する。
この場合、ワイヤ100,110は、適宜の張力にてワイヤマガジン70に引き込まれる。ワイヤ引出装置600による反力はほぼ一定である。反力は、自動車事故の際に、ベルトストラップ5が乗員に作用させるベルト拘束力に相当する。この反力すなわちベルト拘束力には、図2のグラフで参照番号F1が付されている。
ベルト拘束力F1は、例えば、第1切換ロッカー120ないし第2切換ロッカー200を切り換えることによって低減することが可能である。
例えば、第1切換ロッカー120が第1位置から第2位置に移動すると、ベルト拘束力が図2に示されているようにF2に低減する。
第1切換ロッカー120ではなく、第2切換ロッカー200が切り換えられた場合は、ベルト拘束力が図2に示されているようにF3に低減する。2つの切換ロッカー120,200が切り換えられた場合は、ベルト拘束力がF4に低減する。
従って、第1切換工程では、ベルト拘束力は、F1からF2、F3、F4のうち1つに切り換え可能である。ベルト拘束力F2またはF3に切り換えられた場合、第2切換工程では、ベルト拘束力は、更にF4まで低減可能である。
その結果として、図1による締付装置によればシートベルト5の拘束力を適宜設定することが可能である。2つの切換ロッカー120,200の切換位置を設定することによって、4つの異なるベルト拘束力のうち1つを選択して予め設定可能であるとともに、衝突や事故の際にベルト拘束力を段階的に低減可能である。
図1による締付装置の場合、偏向ローラ122,124,130,202,204,220が、2本のワイヤ100,110を屈曲するために設けられているが、偏向ローラの代わりに、偏向ロッドを使用してもよい。さらに偏向ロッドと偏向ローラを適宜に組み合せたり、同時に使用してもよい。
図1による締付装置の場合、更に多くの段階で力の制限を行おうとする場合には、2つの切換ロッカーの代わりに、更に多数の切換ロッカーを使用してもよい。反対に、ベルト拘束力が2つの異なる段階のみで十分である場合には、締付装置は、1つの切換ロッカーと1本のワイヤを有するのみでよい。
また、図1による2本のワイヤ以外に、更に他のワイヤを使用してもよい。
ベルト拘束力が単一の力で十分であると考えられる場合は、切換ロッカーを完全に省いてもよい。ベルト拘束力は、ワイヤを屈曲してベルト拘束力を規定する1つまたは複数の屈曲部材によって設定できる。屈曲部材は、例えば、ロッドないし偏向ローラによって形成可能である。
以上、本発明の目的は、広い範囲内にてベルト拘束力を概ね所望の状態に設定可能とされたシートベルト締付装置の提供にある。拘束力は、例えば乗員の体重や、事故の程度等によって影響され得る。
本発明のベルト力制限装置は、所定の張力が加わるとワイヤが引出される少なくとも1つのワイヤ引出装置を有する。そのため、シートベルトの少なくとも一方端がワイヤに間接的又は直接的に連結されている場合、事故の際に、シートベルトによって保護される者(基本的には乗員)がシートベルトに相応の張力を加えるとすぐに、ワイヤがワイヤ引出装置から引出される。
本発明による締付装置の利点は、実際の「ベルトシステム」と「ベルト力制限システム」とが分離されていることである。例えば、トーションバーが直接ベルト巻取機構の一部となっている従来のベルト巻取装置の場合とは異なり、ベルト力制限システムとしてのワイヤ引出装置が、1本または数本のワイヤを介してのみ連結されているので、単独で最適化することが可能である。従って、ベルトは、ワイヤ引出装置内の対応する装置によって、力と偏向との関係により容易に制動等の解除が可能であり、そのため、所望の拘束力制限特性が得られる。例えば、ワイヤ偏向、またはワイヤ引出装置からのワイヤの引出が、摩擦力ないし変形力(屈曲力)、すなわち、制動力の分離によって一層容易とされることにより、低コストにて2段階式または多段階式の低減力制限を達成可能である。
長年使用してもベルト力制限が確実に機能するようにするため、利用に供される制動力が、変形力すなわち屈曲力のみであると有利である。摩擦力は、互いにこすり合わせる物の表面構成に大きく左右され、例えば、腐食などによって変化する可能性がある。従って、少なくとも1本のワイヤが、引き出される際に少なくとも1回屈曲されると有利である。
少なくとも1つの偏向ローラ及び/又は偏向ロッドによって、特に容易に、従って有利に、少なくとも1本のワイヤが、引き出される際に屈曲されうる。
本発明に係るシートベルト用締付装置は、ベルト巻取装置に組み込まれていると有利である。これは、ベルト巻取装置のスピンドルによって容易かつ有利に達成可能である。このスピンドルは、ワイヤ引出装置の少なくとも1本のワイヤと間接的または直接的に相互作用して、ベルトの巻取ないし引出を行う。
ラチェットリングが、爪部を介してスピンドルに回転可能に固定して連結できるように締付装置に設けられていると、特に容易に、従って有利に、ワイヤ引出装置の少なくとも1本のワイヤに連結可能である。スピンドルとラチェットリングが爪部によって連結されると、直ちにワイヤ引出装置から引き出されたワイヤがラチェットリングのワイヤマガジンに巻き付けられる。
更に、ワイヤ引出装置が少なくとも2つの異なる張力、すなわちベルト拘束力を提供するように構成すると有利である。これは、ワイヤをワイヤ引出装置から引き出すのに要する張力を再調整または変更する切換ロッカーによって、特に容易に、従って有利に達成可能である。この種の切換ロッカーは、2つの位置を有すると有利である。この切換ロッカーは、一方の位置にある場合、他方の位置にある場合よりもワイヤを引き出す張力が大きくなるように構成される。従って、この種の切換ロッカーを用いて、シートベルトの2つの異なる拘束力を比較的容易に設定可能である。
従って、切換ロッカーが一方の位置にある場合に、他方の位置にある場合よりもワイヤを引き出すのに大きな張力を要するように設定する場合、この切換ロッカーの一方の位置において、ワイヤが、引出される際に少なくとも1回偏向されることによって特に容易に達成可能である。
特に容易に、従って有利に、切換ロッカーは、一方の位置から他方の位置へ火薬を用いて切換可能である。火薬式再調整の大きな利点は、非常に迅速に再調整されることにある。
しかし、火薬式切換の難点は、火薬材が危険物であることである。このような危険物の使用を避けるならば、切換ロッカーは、電磁石によって非常に容易に一方の位置から他方の位置へ切り換えることもできる。これは、切換ロッカーが、その配置のために自動的に切り換わろうとするからであり、すなわち電磁石によるブロッキングロックが容易に解除できるということである。従って、切換ロッカーは、ブロッキングロックを解除するだけで一方の位置から他方の位置へ切り換えできる。
切換ロッカーの位置が、急に切り換わるのではなく、連続的または概ね連続的に切り換わるようにするために、切換ロッカーが、一方の位置から他方の位置へ移動する際に変形するように構成されていると有利である。
優先権主張の基礎として2003年2月20日に出願されたドイツ特許出願DE10308167.4号の内容が引用される。
本発明の開示により、当業者は、本発明の趣旨の範囲内において上記以外の変更例を構築し得る。かかる変更例は、上記各種の実施形態以外の更なる実施形態として本明細書に包含し得る。発明の権利範囲は特許請求の範囲に基づいて定められなければならない。
シートベルト締付装置の実施形態を示す図である。 時間経過に対するシートベルトの拘束力を示すグラフであり、拘束力の切換態様を示している。

Claims (13)

  1. シートベルトが所定の程度降伏可能となるようにすることにより、当該シートベルトによって保護すべき乗員に作用する拘束力を制限するベルト力制限装置を具備し、
    前記ベルト力制限装置が、所定の張力が加わるとワイヤを引出すことが可能なワイヤ引出装置を有するとともに、前記シートベルトの一方端が前記ワイヤに間接的または直接的に連結され、前記シートベルトによって乗員に作用する拘束力が所定の張力に達すると前記ワイヤが前記ワイヤ引出装置から引出されるように構成されていることを特徴とするシートベルト締付装置。
  2. 前記ワイヤが前記ワイヤ引出装置から引出される際に屈曲するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記ワイヤが偏向ローラによって屈曲されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記ワイヤが偏向ロッドによって屈曲されることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 更に、前記シートベルトの巻取および引出を行い、前記ワイヤ引出装置のワイヤと間接的又は直接的に相互作用するスピンドルを有するベルト巻取装置を具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 更に、爪部を介してスピンドルに回転可能に固定して連結されるラチェットリングを具備し、当該ラチェットリングは、前記ワイヤ引出装置から引き出されたワイヤが巻き付けられるワイヤマガジンを有することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記ワイヤ引出装置が、前記ワイヤを案内する切換ロッカーを有し、前記切換ロッカーが、第1位置と第2位置を有し、前記切換ロッカーが第1位置にある場合と第2位置にある場合とでは、ワイヤを引き出す張力が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記切換ロッカーが第1位置にある場合に、前記ワイヤが、前記ワイヤ引出装置から引出される際に偏向されるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記切換ロッカーが、前記第1位置から第2位置へと火薬を用いて切換されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 前記切換ロッカーが、前記第1位置から第2位置へと、電磁石によって切換されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. 前記切換ロッカーが、前記第1位置から第2位置へ移動する際に変形するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  12. シートベルト巻取装置と、
    偏向ローラ、ワイヤリールおよびワイヤマガジンを有するワイヤ引出装置を具備し、
    前記ワイヤ引出装置が、前記シートベルト巻取装置に作用し、シートベルトシステムによって保護される乗員に作用する拘束力を制限するように構成されていることを特徴とするシートベルトシステム。
  13. 更に、所定の張力がワイヤに加わると前記ワイヤリールから繰り出されるように構成されたワイヤを具備することを特徴とする請求項12に記載の装置。
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