JP2004249943A - 車両の駆動装置 - Google Patents
車両の駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004249943A JP2004249943A JP2003044978A JP2003044978A JP2004249943A JP 2004249943 A JP2004249943 A JP 2004249943A JP 2003044978 A JP2003044978 A JP 2003044978A JP 2003044978 A JP2003044978 A JP 2003044978A JP 2004249943 A JP2004249943 A JP 2004249943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- wheels
- torque
- power distribution
- distribution device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 60
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 239000002243 precursor Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
【解決手段】駆動力源1の動力を、回転装置6と車輪28とに分配する動力分配装置10が設けられており、動力分配装置10は、駆動力源1に連結された入力部材15と、車輪28に連結された出力部材13とを有するとともに、動力分配装置10は、入力部材15の回転速度と出力部材13の回転速度との比を変更する変速機能を有している車両の駆動装置において、駆動力源1から車輪28に至る動力伝達経路にトルク容量制御装置24が設けられているとともに、トルク容量制御装置24は、駆動力源1から動力伝達経路に伝達されるトルクの変動を抑制する機能を有していることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動力源の動力を、回転装置および車輪に分配することの可能な車両の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、駆動力源の動力を、回転装置および車輪に分配することの可能な車両の駆動装置が知られており、この車両の駆動装置の一例が、特開2002−13547号公報(特許文献1)に記載されている。
【0003】
この公報に記載されたハイブリッド車は、エンジントルクが、遊星歯車機構および減速機構を経由して駆動輪に伝達される構成となっている。遊星歯車機構は、サンギヤ、リングギヤ、キャリヤを有している。前記サンギヤには発電モータが連結されているとともに、リングギヤが駆動輪に連結されている。さらに、電動モータのトルクが駆動輪に伝達される構成となっている。一方、エンジンと遊星歯車機構のキャリヤとの間には、ハイブリッド装置用ダンパが設けられている。このハイブリッド装置用ダンパは、エンジンの出力軸に連結された第1回転部材と、遊星歯車機構を介して電動モータに連結する第2回転部材とを有する。また、ハイブリッド装置用ダンパは、第1回転部材と第2回転部材との間の変動トルクが所定値に達すると、動力の伝達を遮断するリミッタ機構を備えている。
【0004】
そして、エンジンのみが駆動した場合、第1回転部材と第2回転部材との間の変動トルクが所定値より小さい範囲内においては、エンジントルクが、ハイブリッド装置用ダンパおよび遊星歯車機構を経由して駆動輪に伝達される。このときサンギヤも回転させられて発電モータが発電し、その電力がバッテリに充電される。さらに、エンジントルクが大きくなり、第1回転部材と第2回転部材との間の変動トルクが所定値に達すると、ハイブリッド装置用ダンパは、所定値以上の変動トルクを伝達しなくなる。なお、エンジンおよび電動機の動力を車輪に伝達することのできるハイブリッド車に関連する技術は、特開2002−25578号公報(特許文献2)および特許第3287943号公報(特許文献3)にも記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−13547号公報(特許請求の範囲、段落番号0010ないし段落番号0018、図1ないし図3)
【特許文献2】
特開2002−25578号公報
【特許文献3】
特許第3287943号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エンジンから車輪に至る動力伝達経路における振動の発生を抑制するためには、一層の改善が求められていた。
【0007】
この発明は上記の事情を背景としてなされたものであり、駆動力源から車輪に至る動力伝達経路で生じる振動を抑制する機能を向上させることのできる車両の駆動装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、駆動力源の動力を、回転装置と車輪とに分配する動力分配装置が設けられており、この動力分配装置は、前記駆動力源に連結された入力部材と、前記車輪に連結された出力部材とを有するとともに、前記動力分配装置は、前記入力部材の回転速度と前記出力部材の回転速度との比を変更する変速機能を有している車両の駆動装置において、前記駆動力源から前記車輪に至る動力伝達経路にトルク容量制御装置が設けられているとともに、このトルク容量制御装置は、前記動力伝達経路におけるトルクの変動を抑制する機能を有していることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1の発明によれば、駆動力源のトルクが動力伝達経路に伝達される場合に、動力伝達経路におけるトルク変動が、トルク容量制御装置により抑制される。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記トルク容量制御装置は、前記動力分配装置から前記車輪に至る動力伝達経路に配置されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じる他に、動力分配装置の入力部材と出力部材との回転速度の比が制御されるとともに、動力伝達経路における動力伝達方向で、動力分配装置よりも下流でトルク変動が抑制される。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成に加えて、前記動力分配装置は遊星歯車機構を有しており、この遊星歯車機構は、サンギヤと、このサンギヤと同心状に配置されたリングギヤと、前記サンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオンギヤを保持するキャリヤとを有しているとともに、前記リングギヤの外側に前記トルク容量制御装置が設けられていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明と同様の作用が生じる他に、遊星歯車機構の回転要素の軸線方向の配置スペースに、トルク容量制御装置が配置される。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成に加えて、前記トルク容量制御装置は、油圧制御式の摩擦クラッチを有しており、この摩擦クラッチに与える油圧を制御することにより、前記トルク容量が制御される構成であることを特徴とするものである。
【0015】
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの発明と同様の作用が生じる他に、油圧制御式の摩擦クラッチに与える油圧を制御することにより、トルク容量制御装置のトルク容量が制御される。
【0016】
請求項5の発明は、駆動力源の動力を、回転装置と車輪と分配する動力分配装置が設けられており、この動力分配装置は、前記駆動力源に連結された入力部材と、前記車輪に連結された出力部材とを有するとともに、前記動力分配装置は、前記入力部材の回転速度と前記出力部材の回転速度との比を変更する変速機能を有している車両の駆動装置において、前記駆動力源から前記車輪に至る動力伝達経路に、前記駆動力源から前記車輪に伝達されるトルクの変動を抑制する流体伝動装置が設けられていることを特徴とするものである。
【0017】
請求項5の発明によれば、駆動力源のトルクが動力伝達経路を経由して車輪に伝達される場合に、トルク変動が流体伝動装置により抑制される。
【0018】
請求項6の発明は、請求項5の構成に加えて、前記流体伝動装置は、前記駆動力源から前記動力分配装置に至る経路に配置されていることを特徴とするものである。
【0019】
請求項6の発明によれば、駆動力源のトルクが動力分配装置に伝達される前に、トルク変動が流体伝動装置により抑制される。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかの構成に加えて、前駆動力源にはエンジンが含まれており、前記回転装置には発電機が含まれているとともに、車輪に動力を伝達する電動機が設けられていることを特徴とするものである。
【0021】
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6の発明と同様の作用が生じる他に、駆動力源の動力が発電機に伝達されて、発電機で発電がおこなわれるとともに、電動機の動力が車輪に伝達される。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
つぎに、この発明を図面を参照しながら具体的に説明する。この第1実施例は、請求項1ないし4のいずれかの発明、請求項7の発明に対応する実施例である。図1は、F・R(フロントエンジン・リヤドライブ;エンジン前置き後輪駆動)形式のハイブリッド車(以下、「車両」と略記する)Veの概略構成図である。図1において、車両Veは、第1の駆動力源としてのエンジン1を有している。
【0023】
前記エンジン1としては内燃機関、具体的にはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジンなどを用いることができる。このエンジン1のクランクシャフト2には、ダンパ機構3およびインプットシャフト4が連結されている。また、ケーシング5が設けられており、ケーシング5の内部には、モータ・ジェネレータ(MG1)6およびモータ・ジェネレータ(MG2)7が設けられている。このモータ・ジェネレータ6およびモータ・ジェネレータ7は、電気エネルギを機械エネルギに変換する力行機能と、機械エネルギを電気エネルギに変換する回生機能とを有している。モータ・ジェネレータ6は、ステータ8およびロータ9を有しており、ステータ8はケーシング5に固定されている。
【0024】
また、ケーシング5の内部には、動力分配装置10が設けられている。具体的には、インプットシャフト4の軸線方向において、モータ・ジェネレータ6とモータ・ジェネレータ7との間に、動力分配装置10が配置されている。この動力分配装置10は、いわゆるシングルピニオン形式の遊星歯車機構により構成されている。すなわち、動力分配装置10は、中空シャフト11に形成されたサンギヤ12と、サンギヤ12と同心状に配置されたリングギヤ13と、サンギヤ12およびリングギヤ13に噛合するピニオンギヤ14を保持したキャリヤ15とを有している。そして、インプットシャフト4とキャリヤ15とが一体回転するように連結されている。また、インプットシャフト4は中空シャフト11内に配置され、インプットシャフト4と中空シャフト11とは相対回転可能である。
【0025】
一方、前記モータ・ジェネレータ7は、ステータ16およびロータ17を有している。ステータ16はケーシング5に固定されている。また、ケーシング5の内部には、変速機18が設けられている。この変速機18は、いわゆる、遊星歯車機構を主体として構成されている。すなわち、変速機18は、サンギヤ19およびリングギヤ20と、サンギヤ19およびリングギヤ20に噛合するピニオンギヤ21を保持するキャリヤ22とを有している。
【0026】
キャリヤ22にはアウトプットシャフト23が一体回転するように連結され、インプットシャフト4とアウトプットシャフト23とが同心状に配置されている。なお、アウトプットシャフト23の軸線方向において、動力分配装置10と変速機18との間に、モータ・ジェネレータ7が配置されている。また、アウトプットシャフト23と、動力分配装置10のリングギヤ13との間で伝達されるトルクの容量を制御する摩擦クラッチ24が設けられている。この摩擦クラッチ24は、多板クラッチである。摩擦クラッチ24は、油圧によりその係合圧が制御されて、トルク容量が変化する。また、摩擦クラッチ24を構成する摩擦材料は、後述するスリップ制御に耐えられるように、耐熱性、耐摩耗性に優れた材料が使用される。摩擦クラッチ24は、リングギヤ13の外側を取り囲むように配置され、かつ、インプットシャフト4の軸線方向において、動力分配装置10の配置スペースと、摩擦クラッチ24の配置スペースとが、少なくとも一部で重なっている。
【0027】
一方、アウトプットシャフト23の外側には中空シャフト25が配置されており、アウトプットシャフト23と中空シャフト25とは相対回転可能である。この中空シャフト25と、モータ・ジェネレータ7のロータ17およびサンギヤ19とが一体回転するように連結されている。さらに、中空シャフト25の外側にはギヤ26が配置されている。ギヤ26と中空シャフト25とは相対回転可能であり、ピニオンギヤ21およびギヤ26に噛合するギヤ27が設けられている。また、ギヤ27はキャリヤ22により自転可能、かつ、公転可能に保持されている。そして、ケーシング5には、ギヤ26の回転を規制するブレーキB1が設けられているとともに、リングギヤ20の回転を規制するブレーキB2が設けられている。ブレーキB1,B2は共に油圧制御式のブレーキである。なお、アウトプットシャフト23には、プロペラシャフト(図示せず)、デファレンシャル(図示せず)、ドライブシャフト(図示せず)を経由して車輪28がトルク伝達可能に連結される。
【0028】
つぎに、車両Veの制御系統を説明する。まず、電子制御装置29が設けられており、電子制御装置29には、車速、加速要求、制動要求、エンジン回転速度、などの信号が入力される。電子制御装置29からは、エンジン1を制御する信号、モータ・ジェネレータ6を制御する信号、モータ・ジェネレータ7を制御する信号、油圧制御装置30を制御する信号が出力される。油圧制御装置30は、油圧回路、各種のバルブおよびソレノイドバルブを有しており、ブレーキB1,B2および摩擦クラッチ24に与えられる油圧は、油圧制御装置30により制御される。
【0029】
つぎに、車両Veの制御について説明する。まず、エンジン1を始動する場合は、蓄電装置(図示せず)からモータ・ジェネレータ6に電力を供給して、モータ・ジェネレータ6を電動機として駆動させ、モータ・ジェネレータ6のトルクによりエンジン1をクランキングする。具体的には、モータ・ジェネレータ6のトルクが、サンギヤ12、キャリヤ15、インプットシャフト4を経由してクランクシャフト2に伝達される。このようにして、エンジン1がクランキングされるとともに、エンジン1がガソリンエンジンであれば、燃料噴射制御および点火制御がおこなわれて、エンジン1が自律回転する。このエンジン1の始動時には、摩擦クラッチ24は係合されている。摩擦クラッチ24が係合されている場合は、リングギヤ13が反力要素となって、モータ・ジェネレータ6のトルクがエンジン1に伝達される。なお、エンジン1が自律回転している場合は、エンジントルクをモータ・ジェネレータ6に伝達し、かつ、モータ・ジェネレータ6を電動機として起動させ、発生した電力を蓄電装置に蓄電することも可能である。
【0030】
このようにしてエンジン1を自律回転させた後、摩擦クラッチ24のトルク容量を所定値以上に制御し、かつ、エンジン回転速度を上昇させると、リングギヤ13の回転速度が上昇して、エンジントルクがアウトプットシャフト23を経由して車輪28に伝達される。
【0031】
一方、電子制御装置29に入力される信号、および電子制御装置29に記憶されているデータに基づいて、モータ・ジェネレータ7のトルクを車輪28に伝達することも可能である。すなわち、モータ・ジェネレータ7に電力を供給して、モータ・ジェネレータ7を電動機として駆動させると、モータ・ジェネレータ7のトルクが変速機18のサンギヤ19に伝達される。ここで、変速機18の変速制御について説明する。車両Veの走行モードとしては、低速(ロー)モードまたは高速(ハイ)モードを選択可能である。低速モードとは、例えば、車速が所定車速以下であり、かつ、加速要求が所定値以上である場合に選択される。これに対して、高速モードとは、例えば、車速が所定車速を越えており、かつ、加速要求が所定値未満である場合に選択される。
【0032】
そして、低速モードが選択された場合は、ブレーキB1を解放し、かつ、ブレーキB2を係合する制御が実行される。この制御が実行された場合は、リングギヤ20が反力要素として機能するとともに、モータ・ジェネレータ7の回転速度に対して、アウトプットシャフト23の回転速度が減速されて、モータ・ジェネレータ7のトルクがアウトプットシャフト23に伝達される。これに対して、高速モードが選択された場合は、ブレーキB1を係合し、かつ、ブレーキB2を解放する制御が実行される。この制御が実行された場合も、モータ・ジェネレータ7の回転速度に対して、アウトプットシャフト23の回転速度が減速されて、モータ・ジェネレータ7のトルクがアウトプットシャフト23に伝達される。ここで、モータ・ジェネレータ7の回転速度とアウトプットシャフト23の回転速度との比、すなわち、変速機18の変速比は、低速モードに対応する変速比の方が、高速モードに対応する変速比よりも大きい。
【0033】
なお、車両Veの惰力走行時においては、車両Veの運動エネルギをモータ・ジェネレータ7に伝達し、かつ、モータ・ジェネレータ7を発電機として起動させ、発生した電力を蓄電装置に充電することも可能である。さらに、車両Veの惰力走行時において、摩擦クラッチ24のトルク容量を高めるとともに、車両Veの運動エネルギをモータ・ジェネレータ6に伝達し、モータ・ジェネレータ6を発電機として起動させ、発生した電力を蓄電装置に充電することも可能である。
【0034】
ところで、エンジン1は、燃料の燃焼による熱エネルギをクランクシャフト2の回転運動に変換する動力装置であるために、エンジントルクの変動(強制力)が不可避的に生じる。特に、高排気量エンジンではトルク変動が大きくなる傾向にある。また、エンジン負荷が高く、低回転速度である場合に、このトルク変動が大きくなる傾向にある。このエンジントルクの変動が、エンジン1から車輪28に至る動力伝達経路に伝達された場合は、動力伝達経路におけるギヤ同士の噛み合い部、スプライン嵌合部などで衝撃振動が発生し、その振動に起因してこもり音が発生する可能性がある。言い換えればNV(ノイズ・バイブレーション)特性が低下することとなる。
【0035】
エンジントルクの変動はダンパ3でも吸収できるが、ダンパ3の振動吸収特性を高めるために低剛性化することには限界がある。そこで、ダンパ3の振動吸収特性の改良に加えて、摩擦クラッチ24のトルク容量を制御することにより、上記の不都合を回避することが可能である。具体的には、摩擦クラッチ24に与えられる油圧を制御することにより、摩擦クラッチ24のトルク容量を制御して、エンジントルクの変動がアウトプットシャフト23に伝達されることを抑制することが可能である。摩擦クラッチ24のトルク容量は、車速、エンジン回転数などに基づいて制御することができる。摩擦クラッチ24のトルク容量の制御としては、車速が低車速であるほど、またはエンジン回転速度が低回転速度であるほど、摩擦クラッチ24のトルク容量を低下させる制御が実行される。
【0036】
エンジントルクの変動が生じた場合に、この摩擦クラッ24のトルク容量を低下させると、エンジントルクの変動幅と、摩擦クラッチ24のトルク容量との関係に応じて、摩擦クラッチ24がスリップする状態、すなわち、リングギヤ13の回転速度と、アウトプットシャフト23の回転速度とが異なる状態になる。具体的には、摩擦クラッチ24のトルク容量を低下させるほど、摩擦クラッチ24のスリップ量が大きくなる。摩擦クラッチ24のスリップ量とは、リングギヤ13の回転速度と、アウトプットシャフト23の回転速度との差を意味する。
【0037】
このような制御により、エンジントルクの変動が摩擦クラッチ24により消散(吸収もしくは緩和)されて、エンジントルクの変動がアウトプットシャフト23に伝達されることを抑制できる。その結果、変速機18を構成するギヤ同士の噛み合い部、スプライン嵌合部における衝撃音を抑制できる。また、動力伝達経路を構成する部品、例えば、プロペラシャフト、ドライブシャフト等の固有振動数と、振動周波数とが一致してこれらの部品が共振し、こもり音が生じることを抑制できる。
【0038】
また、図1の実施例によれば、インプットシャフト4の回転速度に比べてリングギヤ13の回転速度が増速された箇所の下流で、摩擦クラッチ24でトルク変動を抑制することができる。つまり、トルクの変動幅が小さくなった後に、摩擦クラッチ24でトルク変動が抑制される。したがって、エンジントルクの変動に起因する振動およびこもり音を、一層確実に抑制することができる。
【0039】
また、図1の実施例においては、摩擦クラッチ24が動力分配装置10の外側に配置され、かつ、インプットシャフト4の軸線方向において、動力分配装置10の配置スペースと、摩擦クラッチ24の配置スペースとが、少なくとも一部で重なっている。したがって、ケーシング5の内部に配置される駆動装置の全長が、インプットシャフト4およびアウトプットシャフト23の軸線方向に長くなることを抑制できる。
【0040】
ところで、油圧制御装置30の油圧回路の元圧を生じるオイルポンプとしては、エンジン1により駆動される機械式オイルポンプ、または電動オイルポンプを用いることが可能である。電動オイルポンプを用いると、エンジン1が停止している場合でも、クラッチおよびブレーキの係合圧を高めることができる。一方、低温時には、油圧制御装置30の油圧回路を流れるオイルの粘度が高まり、油圧制御の応答性が低下する。そこで、油圧が低い状態でクラッチやブレーキが係合され、油圧が高まるとクラッチやブレーキが解放されるように、メカニカルな構造を用いることも可能である。
【0041】
なお、図1においては、エンジントルクの変動を抑制する装置として摩擦クラッチ24および油圧制御装置30を用いているが、電磁クラッチ(図示せず)および電磁力制御装置(図示せず)を用いて、エンジントルクの変動を抑制することも可能である。
【0042】
(第2実施例)
この第2実施例は、請求項5ないし7のいずれかに対応する実施例であり、第2実施例を図2に基づいて説明する。図2の構成において、図1の構成と同じ構成については、図1の符号と同じ符号を付してある。この第2実施例においては、エンジン1とインプットシャフト4との間の動力伝達経路に、流体伝動装置31とロックアップクラッチ32とが並列に配置されている。流体伝動装置31は、クランクシャフト2と一体回転するポンプインペラ33と、インプットシャフト4と一体回転するタービンランナ34とを有する。流体伝動装置31は、流体の運動エネルギにより動力伝達をおこなうものであり、流体伝動装置31としては、トルク増幅機能を有するトルクコンバータ、またはトルク増幅機能のないフルードカップリングのいずれを用いてもよい。ロックアップクラッチ32は、摩擦力によりクランクシャフト2とインプットシャフト4との間で動力伝達をおこなわせるものである。ロックアップクラッチ32の材料としては、前述した摩擦クラッチ24の材料と同じ特性の材料を用いることが可能である。
【0043】
ロックアップクラッチ32の係合油圧室(図示せず)および解放油圧室(図示せず)に作用する油圧は、油圧制御装置により制御される。この係合油圧室の油圧と、解放油圧室の油圧との差に応じて、ロックアップクラッチ32のトルク容量が制御される。なお、第2実施例においては、リングギヤ13とアウトプットシャフト23とが一体回転するように連結されている。
【0044】
この第2実施例において、ロックアップクラッチ32が係合された場合は、クランクシャフト2とインプットシャフト4との間で、摩擦力により動力伝達がおこなわれる。また、ロックアップクラッチ32が解放された場合は、クランクシャフト2とインプットシャフト4との間で、流体の運動エネルギにより動力伝達がおこなわれる。さらに、ロックアップクラッチ32のトルク容量の制御によりロックアップクラッチ32がスリップ状態となった場合は、クランクシャフト2とインプットシャフト4との間で、ロックアップクラッチ32の摩擦力および流体の運動エネルギの両方により、動力伝達がおこなわれる。
【0045】
ロックアップクラッチ32の係合・解放・スリップは、車速および加速要求に基づいて制御することが可能である。また、この第2実施例においては、エンジントルクの変動状態に基づいて、ロックアップクラッチ32のトルク容量を制御することが可能である。このロックアップクラッチ32のトルク容量を制御することにより、ロックアップクラッチ32のスリップ量、すなわち、クランクシャフト2の回転速度と、インプットシャフト4の回転速度との差を制御することができる。そして、エンジントルクの変動幅に基づいてロックアップクラッチ32のトルク容量を制御することにより、ロックアップクラッチ32をスリップまたは解放させれば、前述した振動および騒音を抑制することができる。具体的には、車速が低車速であるほど、またはエンジン回転速度が低回転速度であるほど、ロックアップクラッチ32のトルク容量が低下される。なお、流体伝動装置31により動力伝達をおこなう場合は、トルク変動を抑制する機能が高いため、トルク変動幅が大きいディーゼルエンジン等にも有効である。
【0046】
ところで、ロックアップクラッチ32のトルク容量を、弾性部材の押圧力および油圧により制御することも可能である。具体的には、弾性部材、例えばコニカルスプリングによりロックアップクラッチ32に係合力を常時与えておき、この係合力とは逆向きの油圧を生じさせることにより、ロックアップクラッチ32のトルク容量を制御する構成である。この構成を採用した場合も、エンジントルクの変動が流体伝動装置31またはロックアップクラッチ32で吸収もしくは緩和されるため、動力伝達経路の振動を抑制することができ、かつ、振動に起因する騒音を抑制することができる。
【0047】
ここで、この第1実施例および第2実施例の構成と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、エンジン1が、この発明の駆動力源に相当し、モータ・ジェネレータ6が、この発明の回転装置および発電機に相当し、モータ・ジェネレータ7が、この発明の電動機に相当し、摩擦クラッチ24および油圧制御装置30、電磁クラッチおよび電磁力制御装置が、この発明のトルク容量制御装置に相当し、キャリヤ15が、この発明の入力部材に相当し、リングギヤ13が、この発明の出力部材に相当し、インプットシャフト4、アウトプットシャフト23、プロペラシャフト、デファレンシャル、ドライブシャフトなどにより、この発明の動力伝達経路が形成される。なお、図1に示すパワートレーンにおいては、エンジン1およびモータ・ジェネレータ7の動力が、共に同じ車輪に伝達される構成となっているが、エンジン1の動力が伝達される車輪と、モータ・ジェネレータ7の動力が伝達される車輪とが異なる構成の四輪駆動車にも、この発明を適用可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、エンジントルクが動力伝達経路に伝達された場合に、トルク変動をトルク容量制御装置により抑制することができる。したがって、動力伝達経路で生じる振動を抑制することができる。
【0049】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得ることができる他に、動力伝達経路におけるトルク変動幅が小さくなってから、トルク容量制御装置によりトルク変動を抑制することができる。したがって、トルク変動を抑制する機能が一層向上する。
【0050】
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明と同様の効果を得ることができる他に、遊星歯車機構の軸線方向におけるトルク容量制御装置の配置スペースを狭めることができる。
【0051】
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの発明と同様の効果を得ることができる他に、油圧制御式の摩擦クラッチに与える油圧を制御することにより、トルク容量制御装置のトルク容量を制御できる。
【0052】
請求項5の発明によれば、エンジントルクが動力伝達経路に伝達される場合に、トルク変動を流体伝動装置により抑制することができる。したがって、動力伝達経路で振動が生じることを抑制できる。
【0053】
請求項6の発明によれば、請求項5の発明と同様の効果を得ることができる他に、エンジントルクが動力分配装置に伝達される前に、流体伝動装置によりトルク変動を抑制することができる。
【0054】
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6の発明と同様の効果を得ることができる他に、駆動力源の動力を発電機に伝達して、発電機で発電をおこなうことができるとともに、電動機の動力を車輪に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した車両の駆動装置の第1実施例を示す概念図である。
【図2】この発明を適用した車両の駆動装置の第2実施例を示す部分的な概念図である。
【符号の説明】
1…エンジン、 6,7…モータ・ジェネレータ、 10…動力分配装置、 12…サンギヤ、 13…リングギヤ、 14…ピニオンギヤ、 15…キャリヤ、 24…摩擦クラッチ、 28…車輪、 30…油圧制御装置、 31…流体伝動装置、 Ve…車両(ハイブリッド車)。
Claims (7)
- 駆動力源の動力を、回転装置と車輪とに分配する動力分配装置が設けられており、この動力分配装置は、前記駆動力源に連結された入力部材と、前記車輪に連結された出力部材とを有するとともに、前記動力分配装置は、前記入力部材の回転速度と前記出力部材の回転速度との比を変更する変速機能を有している車両の駆動装置において、
前記駆動力源から前記車輪に至る動力伝達経路にトルク容量制御装置が設けられているとともに、このトルク容量制御装置は、前記動力伝達経路におけるトルクの変動を抑制する機能を有していることを特徴とする車両の駆動装置。 - 前記トルク容量制御装置は、前記動力分配装置から前記車輪に至る動力伝達経路に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動装置。
- 前記動力分配装置は遊星歯車機構を有しており、この遊星歯車機構は、サンギヤと、このサンギヤと同心状に配置されたリングギヤと、前記サンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオンギヤを保持するキャリヤとを有しているとともに、前記リングギヤの外側に前記トルク容量制御装置が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の駆動装置。
- 前記トルク容量制御装置は、油圧制御式の摩擦クラッチを有しており、この摩擦クラッチに与える油圧を制御することにより、前記トルク容量が制御される構成であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両の駆動装置。
- 駆動力源の動力を、回転装置と車輪と分配する動力分配装置が設けられており、この動力分配装置は、前記駆動力源に連結された入力部材と、前記車輪に連結された出力部材とを有するとともに、前記動力分配装置は、前記入力部材の回転速度と前記出力部材の回転速度との比を変更する変速機能を有している車両の駆動装置において、
前記駆動力源から前記車輪に至る動力伝達経路に、前記駆動力源から前記車輪に伝達されるトルクの変動を抑制する流体伝動装置が設けられていることを特徴とする車両の駆動装置。 - 前記流体伝動装置は、前記駆動力源から前記動力分配装置に至る経路に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の車両の駆動装置。
- 前駆動力源にはエンジンが含まれており、前記回転装置には発電機が含まれているとともに、車輪に動力を伝達する電動機が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044978A JP2004249943A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044978A JP2004249943A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004249943A true JP2004249943A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33027524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003044978A Pending JP2004249943A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004249943A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242362A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | 車輌用駆動装置 |
US7481733B2 (en) | 2006-06-07 | 2009-01-27 | Hyundai Motor Company | Power train for hybrid electric vehicles and method of controlling the same |
JP2012126322A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2012144171A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2013043570A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
WO2013128992A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ハイブリッド駆動装置 |
JP2015077860A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2016182954A (ja) * | 2004-10-29 | 2016-10-20 | 楊 泰和 | 分離式直列/並列混合二動力駆動システム |
EP2772665A4 (en) * | 2011-10-28 | 2016-10-26 | Nsk Ltd | PROPULSION DEVICE FOR ELECTRIC VEHICLE |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003044978A patent/JP2004249943A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016182954A (ja) * | 2004-10-29 | 2016-10-20 | 楊 泰和 | 分離式直列/並列混合二動力駆動システム |
WO2006095525A1 (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | 車輌用駆動装置 |
US7470205B2 (en) | 2005-03-07 | 2008-12-30 | Aisin Aw Co., Ltd. | Vehicular drive apparatus |
JP4667078B2 (ja) * | 2005-03-07 | 2011-04-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車輌用駆動装置 |
JP2006242362A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | 車輌用駆動装置 |
US7481733B2 (en) | 2006-06-07 | 2009-01-27 | Hyundai Motor Company | Power train for hybrid electric vehicles and method of controlling the same |
JP2012126322A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2012144171A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2013043570A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
EP2772665A4 (en) * | 2011-10-28 | 2016-10-26 | Nsk Ltd | PROPULSION DEVICE FOR ELECTRIC VEHICLE |
WO2013128992A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ハイブリッド駆動装置 |
CN104024072A (zh) * | 2012-02-29 | 2014-09-03 | 爱信艾达株式会社 | 混合动力驱动装置 |
JPWO2013128992A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ハイブリッド駆動装置 |
US9180858B2 (en) | 2012-02-29 | 2015-11-10 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hybrid drive device |
JP2015077860A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7175555B2 (en) | Hybrid automotive powertrain with torsional vibration damper | |
JP5252122B1 (ja) | ハイブリッド車両用駆動装置 | |
JP3570553B2 (ja) | トルク伝達装置 | |
JP4852474B2 (ja) | 動力装置 | |
US20130205948A1 (en) | Drive train for a motor vehicle | |
JP3963868B2 (ja) | ハイブリッド駆動装置の制御装置 | |
JP3807386B2 (ja) | ハイブリッド車の制御装置 | |
JP6135418B2 (ja) | ハイブリッド車両用動力伝達装置 | |
JP4758198B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP4329749B2 (ja) | 車両用駆動装置の制御装置 | |
JP2019166938A (ja) | ハイブリッド車両の駆動装置 | |
JP4046035B2 (ja) | ハイブリッド車の駆動装置 | |
JP7414510B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP2006266487A (ja) | ハイブリッド駆動装置 | |
JP2010095051A (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP2004249943A (ja) | 車両の駆動装置 | |
JP4071148B2 (ja) | 車両の駆動装置 | |
KR100774382B1 (ko) | 하이브리드 변속기 | |
JP2005075095A (ja) | ハイブリッド車の駆動装置 | |
JP2015016781A (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
JP5136069B2 (ja) | ハイブリッド車両の駆動装置 | |
JP4434128B2 (ja) | 車両用駆動装置の制御装置 | |
JP3976717B2 (ja) | ハイブリッド車の駆動装置 | |
JP2001260684A (ja) | 前後輪駆動車 | |
JP4040541B2 (ja) | ハイブリッド車の駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070416 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080306 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080319 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20080418 |