JP2004248896A - 電気掃除機 - Google Patents

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Koichi Ito
幸一 伊藤
Hiroshi Hayakawa
浩 早川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】集塵部を掃除機本体から取り外したときの集塵部からの塵埃こぼれを防止するとともに、集塵性能を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸引風を発する電動送風機11と前記電動送風機11の吸気口と連通する集塵部12とを有する掃除機本体10において、前記集塵部12は前記掃除機本体10と着脱自在に構成され、かつ前記集塵部12の外郭の少なくとも上方が前記掃除機本体10の外郭を形成するとともに、前記掃除機本体10の外郭を形成する集塵部12の外郭の略上方に吸引風が流入する吸気部24を設けたものである。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用される電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気掃除機は図14に記載されているようなものが一般的であった。この電気掃除機を図14を用いて説明する。
【0003】
図14において、1は塵埃を吸引するための吸引風を発する電動送風機2を内蔵した掃除機本体であり、3は微細な塵埃捕集用のメインフィルター4とメインフィルター4に回転自在に取付けられた、粗い塵埃を捕集するためのプレフィルター5と、前記掃除機本体1間を密閉するパッキン6を内部に有し、前方に塵埃を取込む吸気口7を備えた集塵部であり、前記掃除機本体1と着脱自在に構成されている。
【0004】
そして、上記電気掃除機を運転すると、吸込具より吸引された塵埃が前記吸気口7を通って前記集塵部3内部に入る。すると、塵埃はまず前記プレフィルター5に吸着し粗い塵埃はここで捕集される。微細な塵埃は前記プレフィルター5を抜けてその奥にある前記メインフィルター4により捕集される。これらの過程を繰り返すことにより塵埃は前記集塵部3内部に蓄積される。
【0005】
集塵部3内部に蓄積された塵埃は、前記プレフィルター5及び前記メインフィルター4を、前記集塵部3より外すことにより外部に捨てることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭57−64027号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、掃除機本体1から、集塵部3を取り外し、塵埃を外部に捨てる際、吸気口7が集塵部3の前方にあるため、塵埃がこぼれ易いという問題があった。また、吸引された塵埃は前記吸気口7を通ってすぐに前記プレフィルター5に蓄積されるため、通気面積がすぐに減少し結果的に吸込み力の低下へと至るという問題点もあった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、集塵部を掃除機本体から取り外したときの集塵部からの塵埃こぼれを防止するとともに、集塵性能を向上させた電気掃除機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を課題を解決するために本発明は、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸気口と連通する集塵部とを有する掃除機本体において、前記集塵部は前記掃除機本体と着脱自在に構成され、かつ前記集塵部の外郭の少なくとも上方が前記掃除機本体の外郭を形成するとともに、前記掃除機本体の外郭を形成する集塵部の外郭の略上方に吸引風が流入する吸気部を設けたもので、集塵部を掃除機本体から取り外し、塵埃を外部に捨てる際、吸気部が集塵部の略上方に設けられているため、塵埃は集塵部よりこぼれなくなり、また、吸気部を集塵部内に大きく突出させる必要がないため、集塵部内の集塵容積を増加させ集塵性能を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸気口と連通する集塵部とを有する掃除機本体において、前記集塵部は前記掃除機本体と着脱自在に構成され、かつ前記集塵部の外郭の少なくとも上方が前記掃除機本体の外郭を形成するとともに、前記掃除機本体の外郭を形成する集塵部の外郭の略上方に吸引風が流入する吸気部を設けたもので、集塵部を掃除機本体から取り外し、塵埃を外部に捨てる際、吸気部が集塵部の略上方に設けられているため、塵埃は集塵部よりこぼれなくなり、また、吸気部を集塵部内に大きく突出させる必要がないため、集塵部内の集塵容積を増加させ集塵性能を向上させることができる。
【0011】
本発明の請求項2記載の発明は、集塵部は塵埃を捕集する略円錐形状のフィルター部を有するとともに、前記集塵部に流入する塵埃を含む吸引風が、前記集塵部の内壁面に沿って旋回することで、前記塵埃と前記吸引風とを分離する遠心分離方式であるもので、上記方式では、集塵部内に捕集した塵埃を蓄積する構成のため、上記請求項1で述べた効果がより発揮できる。
【0012】
本発明の請求項3記載の発明は、集塵部は略円錐形状であるとともに、吸気部を前記集塵部の先端部近傍に設けたもので、吸引された塵埃は前記集塵部の内壁面に沿って回転するが、吸気部を集塵部の内壁面どうしの距離が小さい集塵部の先端部近傍に設けたため、旋回流が生じやすく、塵埃分離性能が向上する。
【0013】
本発明の請求項4記載の発明は、フィルター部に向かって吸引風が流入するように、吸気部を集塵部の長手方向の中心軸に対して斜め上方に設けたもので、吸引風は、電動送風機の吸引力により、集塵部の長手方向の中心軸に対して斜め上方から集塵部内に流入し、前記集塵部の内壁に沿い前記電動送風機の吸気口側に向かう旋回気流となる。このため、塵埃はこの回転気流に乗って前記集塵部内壁面を回転しながら前記電動送風機の吸気口側へ吸引される。この原理により、吸引された塵埃は前記集塵部の内壁面に沿って回転するため、その内側に位置する略円錐形状のフィルター部への塵埃の付着を抑えることができ、吸込み力の低下を抑制できる。また、塵埃は、吸気部より集塵部内壁面に沿って電動送風機の吸気側に向かい、前記電動送風機の吸引方向に蓄積されて、電動送風機の吸引力により塵埃の圧縮を行ない集塵量を増加させることができる。
【0014】
本発明の請求項5記載の発明は、吸引風下流側の吸気部の開口部を、集塵部の高さ方向の中心軸より高い位置に設けたもので、簡単な構成で、吸気部を大きくすることなく、塵埃廃棄時、吸気部から塵埃のもれを防止できる。
【0015】
本発明の請求項6記載の発明は、集塵部内に流入する吸引風が、フィルター部に向かって流れるように、開口部に案内部を設けたもので、吸気部から集塵部の内壁面に沿い電動送風機側に向かう旋回気流を増大させ、集塵部内部の略円錐形状部を有する塵埃捕集用のフィルター部への塵埃の付着をより抑え、吸込み力の低下を防止する。
【0016】
本発明の請求項7記載の発明は、フィルター部は、先端に開口を有し粗い塵埃を捕集するプレフィルターと細塵捕集用のメインフィルターとから構成されるとともに、前記プレフィルターの開口は、集塵部の壁面により閉塞されてなるもので、フィルター部をはずしただけで前記プレフィルターの開口より、メインフィルターに付着した塵埃を落とせるとともに、掃除機運転時には、プレフィルターの開口を通過して、塵埃がメインフィルターに付着することを部品点数を増やすことなく防止できるため、結果的にメインフィルターの塵埃詰まりを抑制し、集塵性能を向上させる。
【0017】
本発明の請求項8記載の発明は、プレフィルターの開口は、シール体を介して集塵部の壁面により閉塞されてなるもので、掃除機運転時には、プレフィルターの開口を通過して、塵埃がメインフィルターに付着することを確実に防止できるため、結果的にメインフィルターの塵埃詰まりを抑制し、集塵性能を向上させる。
【0018】
本発明の請求項9記載の発明は、塵埃が通過するホースと前記ホースを集塵部の吸気部に接続する略L字状の接続パイプとを備え、前記接続パイプは、前記吸気部に対して着脱かつ回動自在に構成されたもので、掃除機本体の構成は変わらず余計な部品を追加して掃除機本体の形状を複雑にしホース差込口を形成することなく、廉価構成で接続パイプとの接続が可能となり、直接ホースと集塵部が連通し、吸気部内での通路圧損がなくなり、性能低下を抑制する。また、ホースの一端と連通する接続パイプを回動させることより、ホース及び接続パイプを通る吸引風が左右等に偏って発生する。この原理により、前記接続パイプを回動させることより、集塵部の塵埃捕集用のプレフィルターには、さまざまな方向から吸引風が当たりプレフィルターの表面に蓄積された塵埃を吹飛ばし、プレフィルターへの塵埃の付着を抑えることができ、吸込み力の低下を抑制する。
【0019】
本発明の請求項10記載の発明は、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸気口と連通する集塵部を有する掃除機本体において、前記集塵部と前記電動送風機との間で前記掃除機本体の下面外郭に本体持ち運び用の凹部を形成した電気掃除機で、掃除機本体の外形寸法を大きくせず、掃除機本体の無駄なスペースを活用し、本体持ち運び用の取っ手部を構成し使用性の向上が図れる。
【0020】
本発明の請求項11記載の発明は、凹部に対して隙間ノズル等の付属品が着脱自在であるもので、掃除機本体に隙間ノズル等の付属品を収納させる無駄なスペースを形成することなく、前記凹部を有効活用し、外観に違和感なく、前記隙間ノズル等の付属品を収納させることができる。
【0021】
本発明の請求項12記載の発明は、凹部に隙間ノズル等の付属品を係止させた時、前記隙間ノズル等の付属品の外郭が、掃除機本体の下面外郭の最下部と同一位置に位置するかまたはそれより内方に位置させる構成としたもので、前記隙間ノズル等が掃除機本体底部から突出せず、掃除機本体の走行中に前記隙間ノズル等が床面の凹凸に当たり傷付けたり、外れたりすることを抑制し、また、外観を損なわせることがなくなる。
【0022】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について、図1〜図8を用いて説明する。
【0023】
図1は掃除機本体の上面図であり、図2は掃除機本体の側面図であり、図3は掃除機本体の側断面図である。図4は集塵部の吸気部の部分拡大図であり、図5は吸気部の局部断面図である。図6は掃除機本体から集塵部を取り外した時の動作図で、図7はフィルター部の部分断面図である。図8は集塵部の側断面図である。
【0024】
図3において、掃除機本体10の後方には、塵埃を吸引するための吸引風を発する電動送風機11を内蔵し、前記電動送風機11の吸気口11aと連通し、吸引した塵埃を捕集する略円錐形状の集塵部12が設けられている。
【0025】
図6、図7において、集塵部12の後方上部に凹み部13が形成されており、この凹み部13の相対位置で、掃除機本体10に尾錠14が設けられており、前記尾錠14は、スプリング15によって、前後方向に摺動するように構成されている。掃除機本体10に構成された尾錠14を後方に移動することより、尾錠14の先端部が、集塵部12の凹み部13から外れ、集塵部12は掃除機本体10と着脱自在に構成されている。掃除機本体10の前方下面には移動用キャスター16が枢支されており、掃除機本体10の後方両側面には、一対の移動用車輪17が回転自在に備えられている。
【0026】
図8に示すように、集塵部12内には、微細な塵埃捕集用のメインフィルター18と、メインフィルター18に回転自在に取付けられた、粗い塵埃を捕集するための略円錐形状でメッシュ部19を有するプレフィルター20とからなるフィルター部21と、前記掃除機本体10間を密閉するパッキン32を有している。集塵部12の略上部前方には、集塵部12の円周空間の内壁面に沿う方向で、空気を前記集塵部12内に流入する開口部23を備えた吸気部24が備えられている。また、前記集塵部12の上方部の外郭は、掃除機本体10の外郭を形成するごとく露出している。なお、本実施例においては、前記集塵部12の上方部の外郭が、掃除機本体10の外郭を形成するごとく露出しているが、掃除機本体10に備え付けられれば他の部分が露出していてもかまわない。なお、前記吸気部24は、掃除機本体10の外郭を形成するごとく露出している部分に設けられている。
【0027】
上記構成において動作、作用を説明する。
【0028】
図6において、集塵部12を掃除機本体10から外し、塵埃を外部に捨てる際、塵埃は重力により下方に移動する。この時、吸気部24は、集塵部12の略上部前方にある為、塵埃は吸気部24からこぼれることなく使い勝手が向上する。
【0029】
また、図4、図5において略円錐形状の集塵部12の先端部近傍なる上部前方に、また、集塵部12の長手方向の中心軸に対して、上方へ40°〜70°の角度の範囲から、集塵部12内に吸引風が流入するように吸気部24を設けたため、電動送風機11を運転すると、塵埃は、集塵部12の電動送風機11の反吸気口11a側の内壁面に接する方向に設けられた吸気部24の吸気下流側先端の開口部23より、集塵部12内部へ捕集される。この際、吸気部24は、図5に示すように、集塵部12の内壁面の接線方向及び、電動送風機11の吸気口11a側へ開口している為、前記電動送風機11の吸引力により前記吸気部24より集塵部12の内壁面に沿い電動送風機11側に向かう旋回気流が集塵部12内部に発生する。このため、吸気部24から吸引された塵埃は、この回転気流に伴い集塵部12内壁面を回転しながらフィルター部21を通り、電動送風機11の吸引方向へと略水平方向に吸引される。この原理により吸引された塵埃は、図4、図5の矢印に示すように集塵部12の内壁面を回転しながら、電動送風機11側に移動するため、その内側に位置する略円錐形状部を有する塵埃捕集用のフィルター部21への塵埃の付着を抑えることができ、高吸込み力の維持を図る。また、塵埃は、集塵部12内部を回転しながら、電動送風機11側の吸引方向に蓄積されて、電動送風機11の吸引力により集塵部12の内壁面に押付けられた状態となり塵埃の圧縮が行われることより集塵量を増加させることができる。
【0030】
図5、図8において、吸気部24内部には、吸気部24の開口部23を開口させる弁体25が設けられている。弁体25には回動軸心26が形成されており、弁体25の回動軸心26は、吸気部24に形成した孔27に係止されて、弁体25は、図8に矢印Aに示すように回動自在に構成されている。このことにより電動送風機11停止時で、塵埃を外部に捨てる際、弁体25は重力方向に傾き、吸気部24の開口部23を覆うこととなり、集塵部12を傾けても塵埃が、吸気部24からもれる事を防止する。
【0031】
また、図3において、吸気部24から空気を流入する開口部23を集塵部12の中心より高い位置に形成することより、従来のように吸気部24を大きくすることなく簡単な構成で、塵埃廃棄時、吸気部24から塵埃のもれを防止できる。
【0032】
図5において、集塵部12内部で、吸気部24の開口部23より接線方向に案内部であるリブ体28が設けられている。このことより、吸気部24から集塵部12の内壁面に沿い電動送風機11側に向かう旋回気流がさらに増大し、集塵部12内部の略円錐形状部を有する塵埃捕集用のフィルター部21への塵埃の付着をより抑え、吸込み力の低下を防止する。
【0033】
図4、図8において、吸気部24から吸込まれた塵埃は、粗い塵埃は略円錐形状でメッシュ部19を有するプレフィルター20部で蓄積され、さらに細かい塵埃はプレフィルター20を連通し、細塵捕集用のメインフィルター18に捕集される構成となっている。塵埃を廃棄する際で、細塵捕集用のメインフィルター18に蓄積された塵埃は、プレフィルター20の先端部29に形成された開口30から排出される。電動送風機11の運転時には、開口30から塵埃が侵入していることを防止し集塵部12の前方より形成された凹リブ31により前記プレフィルター20の開口30を塞ぐ構成となっている。このことより、廉価な構成で部品点数を増やすことなく、プレフィルター20の開口30からの塵埃侵入を防ぎ、結果的にメインフィルター18の塵埃詰まりを抑制し、集塵性能を向上させる。また、プレフィルター20の開口30と、集塵部12より形成された凹リブ31との間に、エアータイト用のシール体であるパッキン体32を設けることより、確実に、プレフィルター20の開口30より通る塵埃が、メインフィルター18に行くことを防止し、集塵性能の低下を防止することができる。
【0034】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例について、図9、図10を用いて説明する。
【0035】
図9は掃除機本体の要部側面図である。図10は掃除機本体の要部断面図である。本実施例2は、実施例1から接続パイプまわりを詳細に表したものである。
なお、実施例1と同符号のものは同一構造を有し、その説明は省略する。
【0036】
図3、図9、図10において、集塵部12に連通し、塵埃を吸引するホース33の一端には、略L字状の接続パイプ34が設けられており、前記接続パイプ34には、左右一対の尾錠体35が形成されており、この尾錠体35はバネ体36によって摺動自在に構成されている。
【0037】
集塵部12に形成された吸気部24の上部には開口されたホース差込口37が形成されており、ホース差込口37内の外周リブ38に、接続パイプ34に形成された尾錠体35の先端凸部39が引っ掛り、吸気部24と接続パイプ34が着脱、及び、回動自在に設けられている。
【0038】
上記構成において動作、作用を説明する。
【0039】
図9において、ホース33と連通する接続パイプ34は、直接集塵部12内に連通し、吸気部24内を複雑にすることなく通路圧損を低減し、性能低下を抑制する。また、廉価な構成で接続パイプ34と吸気部24の接続が可能とすることができる。
【0040】
また、図9、10において、電動送風機11の動作時で、ホース33及び接続パイプ34を回動させたり、上下に振ったりすることにより、ホース33及び接続パイプ34を通る吸引風が左右等に偏った吸引風が発生する。この原理により、接続パイプ34を回動させることより、図9の矢印で示すように、さまざまな方向から吸引風が吹き込まれ、略円錐形状でメッシュ部19を有するプレフィルター20にもさまざまな方向から吸引風が当たり、プレフィルター20のメッシュ部19の表面に蓄積された塵埃を吹飛ばし、プレフィルター20への塵埃の付着を抑えることができ、結果的に吸込み力の低下を抑制する。
【0041】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例について、図11〜図13を用いて説明する。
【0042】
図11は掃除機本体を持ち上げた時の動作図である。図12は掃除機本体の要部断面側面図。図13は掃除機本体の底面図である。本実施例3は、実施例1からアタッチメントの収納に関して詳細に表したものである。なお、実施例1と同符号のものは同一構造を有し、その説明は省略する。
【0043】
図3、図11、図12において、電動送風機11に前方には、電動送風機室40と集塵部12との間を分割する格子形状を有した連通口41を形成した仕切壁42が形成されている。この仕切壁42の下方で、掃除機本体10底部に本体持ち運び用の略コ字状の凹部43が形成されている。
【0044】
上記構成において動作、作用を説明する。
【0045】
図11のように、従来無駄だったスペースを活用し、掃除機本体10の外形寸法を大きくすることなく、本体持ち運び用の略コ字状の凹部43にて掃除機本体10を、持運ぶことが可能となる。また、本体持ち運び用の略コ字状の凹部43は、重量物である電動送風機11の近傍にある為、掃除機本体10の振れに対して、手に加わる負担が軽減できる。
【0046】
図12、図13において、掃除機本体10底部で本体持ち運び用の略コ字状の凹部43に、隙間ノズル44等が挿入されている。この隙間ノズル44等は、略コ字状の凹部43の内部に形成された凸リブ45によって圧入で係止されており、隙間ノズル44等は着脱自在に構成されている。
【0047】
このことにより、掃除機本体10に前記隙間ノズル44等の付属品を収納させる無駄なスペースを形成することなく、略コ字状の凹部43を有効活用し、外観に違和感なく、隙間ノズル44等の付属品を収納させることができる。
【0048】
また、図12において、掃除機本体10底部で、略コ字状の凹部43に、隙間ノズル44等の付属品を係止している時、隙間ノズル44等の側外面46は、掃除機本体10底部の外面47と同一表面内に構成されている。このことより、隙間ノズル44等の付属品は、掃除機本体10底部から突出することなく、掃除機本体10の走行中でも隙間ノズル44等の付属品が、床面にある凹凸に当たって傷付けたり、外れたりすることを防止し、また、外観美を損なわせることがなくなる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、集塵部を掃除機本体から取り外したときの集塵部からの塵埃こぼれを防止するとともに、集塵性能を向上させた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における掃除機本体の平面図
【図2】同掃除機本体の側面図
【図3】同掃除機本体の側断面図
【図4】同掃除機本体の吸気部の部分拡大図
【図5】同掃除機本体の吸気部の局部断面図
【図6】同掃除機本体から集塵部を取り外した時の動作図
【図7】同掃除機本体のフィルター部の部分断面図
【図8】同掃除機本体の集塵部の側断面図
【図9】本発明の第2の実施例における掃除機本体の要部側面図
【図10】同掃除機本体の要部断面図
【図11】本発明の第3の実施例における掃除機本体を持上げた時の動作図
【図12】同掃除機本体の要部側断面図
【図13】同掃除機本体の底面図
【図14】従来の電気掃除機の側断面図
【符号の説明】
10 掃除機本体
11 電動送風機
12 集塵部
18 メインフィルター
19 メッシュ部
20 プレフィルター
21 フィルター部
23 開口部
24 吸気部
25 弁体
28 リブ体
29 先端部
33 ホース
34 接続パイプ

Claims (12)

  1. 吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸気口と連通する集塵部とを有する掃除機本体において、前記集塵部は前記掃除機本体と着脱自在に構成され、かつ前記集塵部の外郭の少なくとも上方が前記掃除機本体の外郭を形成するとともに、前記掃除機本体の外郭を形成する集塵部の外郭の略上方に吸引風が流入する吸気部を設けた電気掃除機。
  2. 集塵部は塵埃を捕集する略円錐形状のフィルター部を有するとともに、前記集塵部に流入する塵埃を含む吸引風が、前記集塵部の内壁面に沿って旋回することで、前記塵埃と前記吸引風とを分離する遠心分離方式である請求項1記載の電気掃除機。
  3. 集塵部は略円錐形状であるとともに、吸気部を前記集塵部の先端部近傍に設けた請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. フィルター部に向かって吸引風が流入するように、吸気部を集塵部の長手方向の中心軸に対して斜め上方に設けた請求項2または3記載の電気掃除機。
  5. 吸引風下流側の吸気部の開口部を、集塵部の高さ方向の中心軸より高い位置に設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 集塵部内に流入する吸引風が、フィルター部に向かって流れるように、開口部に案内部を設けた請求項4または5記載の電気掃除機。
  7. フィルター部は、先端に開口を有し粗い塵埃を捕集するプレフィルターと細塵捕集用のメインフィルターとから構成されるとともに、前記プレフィルターの開口は、集塵部の壁面により閉塞されてなる請求項2〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. プレフィルターの開口は、シール体を介して集塵部の壁面により閉塞されてなる請求項7記載の電気掃除機。
  9. 塵埃が通過するホースと前記ホースを集塵部の吸気部に接続する略L字状の接続パイプとを備え、前記接続パイプは、前記吸気部に対して着脱かつ回動自在に構成された請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. 吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸気口と連通する集塵部を有する掃除機本体において、前記集塵部と前記電動送風機との間で前記掃除機本体の下面外郭に本体持ち運び用の凹部を形成した電気掃除機。
  11. 凹部に対して隙間ノズル等の付属品が着脱自在である請求項10記載の電気掃除機。
  12. 凹部に隙間ノズル等の付属品を係止させた時、前記隙間ノズル等の付属品の外郭が、掃除機本体の下面外郭の最下部と同一位置に位置するかまたはそれより内方に位置させる構成とした請求項10または11記載の電気掃除機。
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