JP2004247690A - 多層配線板及び多層積層板 - Google Patents

多層配線板及び多層積層板 Download PDF

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和人 西本
Masakazu Nakada
昌和 中田
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Abstract

【課題】本発明は、設計変更を容易に行い得る多層配線板及び多層積層板を実現するものである。
【解決手段】複数の多層積層部のうち相互接続対象となる各多層積層部同士がフレキシブル基板を介して導通接続された多層配線板において、各多層積層部は、絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなり、接合層から絶縁層又は導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部を設け、各突出部は、必要に応じてフレキシブル基板の一端又は他端と接合されるようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は多層配線板及び多層積層板に関し、例えば集合基板から打ち抜いて形成される多層配線板に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の集合基板1として、図6に示すように、単一の基板面1Aに複数の多層配線板2(2A、2B)が所定の配置パターンに従って割り当てられ(以下、この割当てを面取りと呼ぶ)、当該各多層配線板2(2A、2B)が打ち抜き可能な状態に形成されているものがある。
【0003】
この集合基板に面取りされている複数の多層配線板2(2A、2B)について、それぞれ一面又は両面に各種配線パターン等を形成した後、当該面取りに従って集合基板1から切り抜くことにより個別に分離するようになされている。
【0004】
かかる多層配線板2(2A、2B)は、複数の多層積層部3(3A、3B)を有し、当該各多層積層部3(3A、3B)が相互接続するもの同士に柔軟性のあるフレキシブル基板4を双方の共通する一層として架け渡すようになされている。
【0005】
図7に2個の多層積層部3A、3Bからなる多層配線板2Aの一般的な構成を示す。この図7において、各多層積層部3A、3Bは、フレキシブル基板4を中心層として上下方向に順次1層ずつ絶縁層又は導体層を積層し、必要に応じて多層間又は単層間にスルーホールTH1、TH2を貫通形成するようにされている。
【0006】
【非特許文献】
中尾 知著「長野県工科短期大学校公開技術講演会<講演No.5> ポリイミド基材一括積層 IVH多層配線板 |2002年7月24日、p.58−61」
【0007】
また近年では、図8に示すような2個の多層積層部5A、5Bからなる多層配線板6が提案されている。これら各多層積層部5A、5Bにおいては、フレキシブル基板4における上面側及び下面側で、それぞれ絶縁層及び又は導体層を単層又は多層構造化したもの(以下、これを積層モジュールと呼ぶ)5AX、5AY、5BX、5BYを予め形成しておき、当該各積層モジュール5AX、5AY、5BX、5BYを最後にフレキシブル基板4の上面及び下面に貼り付けるようにして構成されたものが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようにモジュール化された多層配線板2(2A、2B)、6(図6〜図8)においては、各多層積層部3A、3B、5A、5B同士を相互接続するフレキシブル基板4が、集合基板1の面取りの配置パターンに合わせて予めサイズ及び形状が設定されていることから、各多層積層部3A、3B、5A、5Bを形成する際には必ずフレキシブル基板4を基準としなければならない。
【0009】
かかる各多層積層部3A、3B、5A、5Bを形成するにあたって、フレキシブル基板4が柔軟性を有するため、当該フレキシブル基板4を平坦な状態を保持させるようにして、基板全体に反りが生じて接続不良等を起こすのを未然に防止する必要がある。
【0010】
従って図7に示す多層配線板2Aの場合には、双方の多層積層部3A、3Bを形成する際にフレキシブル基板4を中心層として上下方向に交互に層ずつ絶縁層又は導体層を同じ層数だけ積層形成しなければならないという製造上及び構造上の制限がある。また双方の多層積層部3A、3B同士においても、ほぼ同じタイミングで層ずつ同じ積層順となるように相互対応させなけらばならないという製造上の制限も加わる。
【0011】
一方、図8に示す多層配線板6の場合には、予めモジュール化しておいた単層又は多層構造の各積層モジュール5AX、5AY、5BX、5BYを最後にフレキシブル基板4の上面及び下面にそれぞれ貼り付けるようにした分、上述の図7に示す多層配線板2Aの場合と異なり、フレキシブル基板4の上面側及び他面側で各積層モジュール5AX、5AY、5BX、5BYの層数に差異を設けることができると共に、双方の多層積層部5A、5B同士で製造工程に同期をとらせる煩雑さを回避し得るという利点がある。
【0012】
しかしながら、図7及び図8に示す多層配線板2A、6の両方とも、柔軟性をもつフレキシブル基板4を基準として双方の多層積層部3A、3B、5A、5Bを形成しなければならないため、その分製造上の煩雑さを有する問題があると共に、小型化等の要請に応じて集合基板1の面取りの配置パターンに変更が生じた場合には、その変更の度合いが小さくても、多層配線板2A、6の全体の設計変更をしなけらばならないという問題があった。
【0013】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、設計変更を容易に行い得る多層配線板及び多層積層板を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、複数の多層積層部のうち相互接続対象となる各多層積層部同士がフレキシブル基板を介して導通接続された多層配線板において、各多層積層部は、絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなり、接合層から絶縁層又は導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部を設け、各突出部は、必要に応じてフレキシブル基板の一端又は他端と接合されるようにした。
【0015】
この結果この多層配線板では、集合基板の面取りの配置パターンに設計変更があった場合でも、当該集合基板における多層積層部の面取りの密度を向上させることができる。
【0016】
また本発明においては、多層積層板について、絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなる多層積層板において、接合層から絶縁層又は導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部を設けるようにした。
【0017】
この結果この多層積層板では、多層配線板を構成する際にそれぞれ別個独立して形成するようにして、従来のようなフレキシブル基板を基準とする場合と比較して、製造上の制限がない分、格段と製造効率を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0019】
(1)本実施の形態による集合基板の構成
図1において、10は全体として本実施の形態による集合基板を示し、その基板面10Aに所定の配置パターンで多層配線板(図示せず)の一部をなす多層積層部11A〜11Iが複数面取りされ、当該各多層積層部11A〜11Iが打ち抜き可能な状態に形成されている。
【0020】
この集合基板10に面取りされている複数の多層積層部11A〜11Iについて、それぞれ一面又は両面に各種配線パターン等を形成した後、当該面取りに従って集合基板10から切り抜くことにより個別に分離するようになされている。
【0021】
ここで多層配線板12は、例えば図2に示すように、それぞれガラスエポキシ等の柔軟な絶縁樹脂材からなる絶縁層(以下、これを接合層と呼ぶ)11AX、11BXを中心層として上下方向に順次1層ずつ絶縁材からなる絶縁層又は所定パターンに配線された導体層を順次積層形成することにより形成された複数の多層積層部11A、11Bと、ケーブルとしてフレキシブル基板13とを有し、これら多層積層部11A、11B間がフレキシブル基板13を介して電気的に接続することにより構成されている。
【0022】
実際上、各多層積層部11A、11Bには、上述のようにフレキシブル基板13を接続する手段として、それぞれ接合層11AX、11BXが他の絶縁層又は導体層よりもその延長上方向に突出してなる突出部11AXT、11BXTが設けられ、図3に示すように、この突出部11AXT、11BXTの上面に配線パターンの一部を形成する複数の電極EL、EL、…、ELn−1、ELが形成されている。
【0023】
またフレキシブル基板13には、図4に示すように、ガラスエポキシ等の柔軟な絶縁樹脂材からなる基体13Aの一面側に、一方の多層配線層11Aの各電極にそれぞれ対応させて複数の電極EM、EM、…、EMn−1、EMが一端部13APに形成されると共に、他方の多層配線層11Bの各電極にそれぞれ対応させて複数の電極EN、EN、…、ENn−1、ENが他端部13AQに形成され、これら一端部13APの各電極EM、EM、…、EMn−1、EMと、他端部13AQの対応する電極EN、EN、…、ENn−1、ENがそれぞれ配線ラインWL、WL、…、WLn−1、WLを介して導通接続されている。
【0024】
なお、基体13Aの一面側には、当該一面の一端部13AP及び他端部13AQを避けて、これら配線ラインWL、WL、…、WLn−1、WLを一体に覆うよう絶縁材からなる絶縁皮膜14が形成されている。
【0025】
そしてフレキシブル基板13は、その一端部13APが一方の多層積層部11Aの突出部11AXTに、当該フレキシブル基板13の一端部13APにおける各電極EM、EM、…、EMn−1、EMが当該一方の多層積層部11Aの突出部11AXTにおける対応する電極EL、EL、…、ELn−1、ELとそれぞれ導通するように、異方性導電フィルム等の導電接着剤(図示せず)を用いて位置決めして熱圧着されると共に、当該フレキシブル基板13の他端部13AQが他方の多層積層部11Bの突出部11BXTに、当該フレキシブル基板13の他端部13AQにおける各電極EN、EN、…、ENn−1、ENが当該他方の多層積層部11Bの突出部11BXTにおける対応する電極(図示せず)とがそれぞれ導通するように、異方性導電フィルム等の導電接着剤(図示せず)を用いて位置決めして熱圧着される。
【0026】
これによりこの多層配線板12においては、一方の多層積層部11A及び他方の多層積層部11Bがフレキシブル基板13を介して信号を送受信したり、駆動電流を供給することができるようになる。
【0027】
(2)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、この集合基板10では、多層配線板(12)を構成する複数の多層積層部11A〜11Iを、予めその基板面10Aにおける最多の面取りが可能な配置パターンを設計しておき、当該面取りに従って各多層積層部11A〜11Iが打ち抜き可能な状態に形成しておく。
【0028】
続いてこの集合基板10に面取りされている複数の多層積層部11A〜11Iについて、それぞれ一面又は両面に各種配線パターン等を形成した後、当該面取りに従って集合基板10から切り抜くことにより個別に分離する。
【0029】
この後、これら各多層積層部11A、11Bの突出部11AXT、11BXT同士にフレキシブル基板13の一端及び他端を貼り付けるようにして、当該各多層積層部11A、11B同士でフレキシブル基板13を架け渡してなる多層配線板12を形成する。
【0030】
このように多層配線板(12)を構成する複数の多層積層部(11A〜11I)のうち相互接続するもの同士11A、11Bにフレキシブル基板13を架け渡すようにして当該多層配線板12を構築するようにしたことにより、小型化等の要請に応じて集合基板10の基板面10Aにおける面取りの配置パターンに変更が生じた場合でも、多層配線板12を構成するフレキシブル基板13のみを設計変更するだけで実用上十分に対応させることができる。
【0031】
従って、この集合基板10では、その基板面10Aにおいて複数の多層積層部11A〜11Iの面取りの配置パターンを設計した後であっても、これら複数の多層積層部11A〜11Iをそのまま個別に利用することができる分、各多層積層部11A〜11Iの配置位置に自由度をもたせることができ、この結果、集合基板10の基板面10Aにおける多層積層部11A〜11Iの面取りの密度を向上させることができる。
【0032】
さらに集合基板10に面取りする多層積層部11A〜11Iについて、同種類の外形形状のものが規則正しい配列となるように配置パターンを設計した場合には、当該各多層積層部11A〜11Iを共通ブロック化することができる。従って、各多層積層部11A〜11Iの一面又は両面に各種配線パターン等を形成する工程に要する時間を短縮化することができ、この結果、製造工程を格段と簡略化することができる。
【0033】
また多層配線板12についても、当該多層配線板12を構成する複数の多層積層部11A、11Bをそれぞれ別個独立して形成するようにしたことにより、従来のようなフレキシブル基板を基準とする場合と比較して、製造上の制限がない分、格段と製造効率を向上させることができる。
【0034】
以上の構成によれば、この多層配線板12では、集合基板10から個別に打ち抜いた複数の多層積層部(11A〜11I)のうち相互接続するもの同士11A、11Bにフレキシブル基板13を架け渡すようにして形成するようにしたことにより、小型化等の要請に応じて集合基板10の基板面10Aにおける面取りの配置パターンに変更が生じた場合でも、集合基板10の基板面10Aにおける多層積層部(11A〜11I)の面取りの密度を向上させることができ、かくして設計変更を容易に行い得る多層配線板12を実現することができる。
【0035】
(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、多層積層部(多層積層板)11A、11Bを、突出部11AXT、11BXTを有する接合層11AX、11BXを中心層として上下方向に順次層ずつ絶縁層又は導体層を積層するようにして形成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、突出部11AXT、11BXTを有する接合層11AX、11BXにおける上面側及び下面側で、それぞれ絶縁層及び又は導体層を単層又は多層構造化した積層モジュール(図示せず)を予め形成しておき、当該各積層モジュールを最後に接合層11AX、11BXの上面及び下面に貼り付けるようにして形成するようにしても良い。
【0036】
この場合、多層積層部11A、11Bは、接合層11AX、11BXの上面側及び他面側で積層数に差異を設けることができ、この結果、一方の多層積層部から他方の多層積層部に至るまでの導電経路が最短距離で接続することができる。従って、従来のように内部にスルーホールや配線ラインが形成された多層積層部同士を電気的に接続する場合のように、スルーホールや配線ラインがある分だけ銅箔が削り取られて、導電層に流れる電流の電流損失が発生したり、当該スルーホールにおける信号伝送以外の部位がデッドスペースとなって電流損失が生じたりすることにより、グランド(接地)層が弱まるのを未然に防止することができる。
【0037】
また上述の実施の形態においては、多層配線板12を構成する各多層積層部11A、11Bでは、接合層11AX、11BXを1層だけ設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各多層積層部11A、11Bに接合層11AX、11BXを複数層を任意の段に設けるようにしても良い。
【0038】
例えば図5に示すような多層積層部20において、突出部20AT、20BTを有する接合層20A、20Bを2層設けた場合には、当該双方の接合層20A、20Bの突出部20AT、20BT同士をフレキシブル基板21の一端及び他端を貼り付けるようにして導電接続させるようにすれば、スルーホール(図示せず)を貫通形成する必要がなくて済み、この結果、多層構造内に形成されるスルーホールにおける信号伝送以外の部位がデッドスペースとなるのを未然に防止することができると共に、導電層を貫通するスルーホールがない分、当該導電層に流れる電流の電流損失を未然に防ぐことができる。
【0039】
さらに上述の実施の形態においては、図2に示す多層配線板12では、各多層積層部11A、11Bの突出部11AXT、11BXTとフレキシブル基板12の一端又は他端とを、異方性導電フィルム等の導電接着剤を用いて熱圧着により接合するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、接触、圧着、超音波、金属結合、融着及び拡散等の種々の手法を用いて接合させるようにしても良い。
【0040】
さらに上述の実施の形態においては、図2に示す多層配線板12では、各多層積層部11A、11Bを構成する接合層11AX、11BXをガラスエポキシ等の柔軟な絶縁樹脂材から形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他ポリイミド樹脂や液晶ポリマ等の柔軟な熱可塑性樹脂材から形成するようにしても良く、また各多層積層部11A、11Bを構成する他の絶縁層と同じ材質から形成するようにしても良い。
【0041】
かかる接合層11AX、11BXをフレキシブル基板12で形成した場合には、当該接合層11AX、11BXの突出部11AXT、11BXTの接合対象もフレキシブル基板であるため、柔軟性を一層向上させることができ、リジット基板にした場合よりもフレキシブル基板に傷等が付く可能性を低減させることができる。
【0042】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、複数の多層積層部のうち相互接続対象となる各多層積層部同士がフレキシブル基板を介して導通接続された多層配線板において、各多層積層部は、絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなり、接合層から絶縁層又は導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部を設け、各突出部は、必要に応じてフレキシブル基板の一端又は他端と接合されるようにしたことにより、集合基板の面取りの配置パターンに設計変更があった場合でも、当該集合基板における多層積層部の面取りの密度を向上させることができ、かくして設計変更を容易に行い得る多層配線板を実現できる。
【0043】
また本発明によれば、多層積層板について、絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなる多層積層板において、接合層から絶縁層又は導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部を設けるようにしたことにより、多層配線板を構成する際にそれぞれ別個独立して形成するようにして、従来のようなフレキシブル基板を基準とする場合と比較して、製造上の制限がない分、格段と製造効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による集合基板の構成を示す略線的な上面図である。
【図2】本実施の形態による多層配線板の構成を示す略線的な断面図である。
【図3】接合層における突出部の構成を示す略線的な斜視図である。
【図4】フレキシブル基板の構成を示す略線的な斜視図である。
【図5】他の実施の形態による多層積層部の構成を示す略線図である。
【図6】従来の集合基板を示す略線図である。
【図7】従来の多層配線板の構成を示す略線図である。
【図8】従来の多層配線板の構成を示す略線図である。
【符号の説明】
1、10……集合基板、2、12……多層配線板、11A〜11I、20……多層積層部、11AX、11BX、20A、20B……接合層、11AXT、11BXT、20AT、20BT……突出部、13、21……フレキシブル基板。

Claims (7)

  1. 複数の多層積層部のうち相互接続対象となる各上記多層積層部同士がフレキシブル基板を介して導通接続された多層配線板において、
    各上記多層積層部は、
    絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなり、
    上記接合層から上記絶縁層又は上記導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部
    を具え、
    各上記突出部は、必要に応じて上記フレキシブル基板の一端又は他端と接合される
    ことを特徴とする多層配線板。
  2. 上記相互接続対象となる各上記多層積層部は、上記接合層の上面及び又は下面に積層される上記絶縁層又は上記導体層の一方又は双方の層数が異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の多層配線板。
  3. 上記複数の多層積層部は、同種類の外形形状でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の多層配線板。
  4. 上記接合層は、フレキシブル基板でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の多層配線板。
  5. 絶縁材からなる接合層の上面及び又は下面に絶縁層又は導体層が積層された多層構造でなる多層積層板において、
    上記接合層から上記絶縁層又は上記導体層よりも延長上方向に突出し、かつ一面に所定の電極パターンが形成された突出部
    を具えることを特徴とする多層積層板。
  6. 複数の上記接合層を有し、当該各接合層から同方向にそれぞれ上記突出部が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の多層積層板。
  7. 上記接合層は、フレキシブル基板でなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の多層積層板。
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