JP2004246914A - 自動取引システム及び自動入出金取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振込人による振込処理時に受取人に対して振込の通知を直ちに行なうこと。
【解決手段】 顧客の操作により各種取引を行なう自動入出金取引装置1と、顧客の口座番号や預金残高等の情報を管理するホストコンピュータ20と、顧客の所有する入出力機器25aとを備え、自動入出金取引装置1とホストコンピュータ20と入出力機器25aとを回線接続した自動取引システムにおいて、自動入出金取引装置1に音声入出力手段17を付加し、前記自動入出金取引装置1を使用して第1の顧客から第2の顧客への振込処理する際に、前記音声入出力手段17と第2の顧客の所有する入出力機器25aと通信可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客の口座から他の顧客の口座に入金、特に振込処理に係るデータの入力及び出力表示に関するものである。
金融機関における営業店のオンライン化及び各金融機関の提携化により口座への入金に振込処理が利用されている。従来より金融機関の営業店にて、複数枚の紙葉で構成された「振込依頼票」に所定事項を記入、捺印して窓口に現金と共に提出すると、金融機関の係員が現金を計数のうえ相手先の金融機関と営業店コード及び金額を窓口端末より入力して振込処理を行なっていた。この振込処理では例えば振込依頼票の1枚目は顧客に領収印をして返却し、2枚目以降を金融機関の保管書類や受取人への通知書(郵送)としていた。
このような振込処理では、顧客が自動入出金取引装置を使用して現金を引き出した後、現金を持って窓口に廻るという煩わしさがあり、また最近は現金の取り扱い上の安全性及び窓口業務の省力化のニーズがある。そこで自動入出金取引装置を使用した振込み取引が行なわれるようになった。
上記、自動入出金取引装置を使用して振込み取引を行った場合、後日、受取人に振込通知書が送られ、これにより受取人は振込があったことを確認できる。しかしながら、振込通知書が送られてくるのを待てない場合があり、その場合には金融機関で残高照会や通帳記帳を行なったり、あるいは金融機関に電話で問合せを行なわなければならなかった。さらに、振込を確認する方法として、振込人が受取人に電話で振り込んだことを伝えることも考えられる。
特開平3−217969号公報 特開平4−372057号公報
したがって、上記自動入出金取引装置を使用して振込処理を行う場合に、振込人は金融機関の営業店まで出向き、受取人についても振込有無確認を必要とする場合には金融機関まで出向くという煩わしさと、金融機関側では電話による確認要求に対して本人確認が不確定なための生じる係員の心理的負担を含め、電話応対という二次的な業務が残り、業務が煩雑になっていた。本発明は、上記の問題点に鑑み、振込処理が必要になった場合に速やかに受取人に通知する手段を設けたものである。
上記課題を解決するために本発明は、顧客の操作により各種取引を行なう自動入出金取引装置と、顧客の口座番号や預金残高等の情報を管理するホストコンピュータと、顧客の所有する入出力機器とを備え、前記自動入出金取引装置とホストコンピュータと入出力機器とを回線接続した自動取引システムにおいて、
前記自動入出金取引装置に音声入出力手段を付加し、前記自動入出金取引装置を使用して第1の顧客から第2の顧客への振込処理する際に、前記音声入出力手段と第2の顧客の所有する入出力機器と通信可能とする。
上述した機能を有する本発明は、第1の顧客の口座から第2の顧客の口座に対して振込取引を行なうと操作時に、自動入出金取引装置の送受信器(ハンドセット)を持った第1の顧客と第2の顧客の所有する入出力機器(電話器)間での通話を行なうことができる。
本願発明は、振込人は振込処理と共に受取人に対して振込の通知が行われるため、振込有無の問合せ及び確認をするという煩わしさと、電話による確認では本人確認が不確定なための金融機関係員の心理的負担と、二次的な業務の軽減が可能になるという効果がある。
以下、図面に従って実施の形態を説明する。図2は本発明の自動取引システムに使用される自動入出金取引装置の制御ブロック図であり、図3はその自動入出金取引装置の外観を示す斜視図である。
図において、1は自動入出金取引装置(以後、ATMとする)であり、2は金融機関が発行し、金融機関毎のコードや顧客の口座番号,氏名等の顧客情報が記憶された顧客識別カード(以後、金融カードとする)3や振込先機関のコード等の振込情報が記録されている振込専用カード(以後、振込カードとする)4から記憶されている前記情報を読み出す機能を有するカード処理部で、このカード処理部2の前面側に接続されたカード挿入返却口2aにより、金融カード3や振込カード4が挿入されたり返却が行なわれる。
6は通帳処理部であり通帳挿入返却口6aより挿入される通帳7(図示しない)に印字処理など行なうもので、更に図示しない機構により記憶情報の読取りや更新手段、印字頁行の検出手段及び改頁手段等を有している。8は明細票処理部であり取引明細の印字を行ない後述する手順により顧客に発行される明細票9(図示しない)の発行処理を行なうものである。
10は紙幣入出金部であり、顧客により入金される紙幣を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しない金種別保管金庫に収納し、又は顧客に支払われる紙幣を金種別保管金庫より繰り出すものである。11は硬貨入出金部であり、顧客により入金される硬貨を真偽鑑別,計数し、搬送して図示しない金種別保管金庫に収納し、又は顧客に支払われる硬貨を金種別保管金庫より繰り出すものである。これらの紙幣入出金部10と硬貨入出金部11には顧客が紙幣や硬貨(以後、貨幣とする)を挿入又は顧客に貨幣を支払うための接客口12が結合されている。なお、接客口12は図示しない駆動手段によってシャッタ12aが動作して貨幣の挿脱を規制している。
13は接客部であり、顧客による取引入力するための取引誘導表示を行なったり、操作入力するタッチパネルであり、ペン入力も可能に構成されている。14は音声案内部であり顧客に前述の取引誘導表示と共に音声で取引誘導するためのものである。15は各種の制御を行なうためのプログラムが記憶されたRAMやROM又はフロッピー(R)ドライブデスクなどで構成されたメモリ部で、16は上位装置であるホストコンピュータとの接続口であるインターフェース部(以後、I/F部とする)である。17は送受信器(ハンドセット)でありI/F部16を介してホストコンピュータと接続可能に構成され音声による入出力が可能になっている。
18は以上の各部を制御する主制御部であり、図示しないが接客部13でペン入力された文字の認識や漢字変換を行い画面表示など行なう制御機能も保有している。また、19は以上の各部に電力を供給する電源部である。
図1は振込人と受取人が同一の金融機関内に口座を有する状況下において、振込処理を行なう場合の第1の接続形態を示す概念図である。図において、1は前述の通りATMであり、I/F部16より第1のホストコンピュータ20と専用回線21で接続されている。22は第1のホストコンピュータ20に接続された第1の記憶部であり、顧客の住所,氏名及び口座番号情報などを始めとし各種の情報が記憶されている。23は受取人の住居等に設置された入出力手段であり、一般的な多機能電話器23aやファクシミリ23bなどであり、第1のホストコンピュータ20と公衆回線24で接続が可能になっている。なお、25は振込人の住居等から振込を行なう場合の振込入出力手段であり、例えば表示画面付多機能電話器25aで公衆回線26により第1のホストコンピュータ20と接続可能な構成となっている。(詳細は後述する実施例2で説明する)
図4は前述の第1の記憶部22の格納情報を示したもので、22aは顧客・口座番号情報であり、顧客の住所,氏名,年齢,電話番号,口座番号及び暗証番号などの顧客固有の情報である。22bは定型文書一覧情報であり、後述するメッセージサービスを行なう場合に顧客操作によりATM1や受取人の入出力手段23に定型文として送信するための固定情報などである。22cはネットワーク接続情報であり、受取人にメッセージを送信するための回線接続情報である。22dはメッセージ記憶情報であり、振込人により選択されたメッセージや入力された文言が一時的に収納された情報であり、音声ファイル部も有している。22eは音声入力される情報を編集加工する音声編集情報である。22fはその他、本システム全体の各種情報を意味するものであるが、本発明には関係しないため省略する。
次に図5, 図6に示す接客部13の表示例について説明すると、図5は取引開始時の取引選択画面の一例であり、取引科目である“お支払い”“ご預入れ”または本発明に関する振込処理を開始するための“お振込み”などを表示していて、その表示部に軽く触れることで取引が選択されるようになっている。図6はATM1近傍にあらかじめ用意されている入力ペン13aにより筆記入力する場合を示し、画面上に表示された所定位置に顧客固有の文言をペン入力できるものであリ、このペン入力文字を文字認識し、かな漢字表示がされるものである。
図7, 図8, 図9に示すフローチャートにより受取人にメッセージ送信をも行なえる振込処理を説明する。まず、図5に示したように接客部13の取引選択画面より『お振込み』を選択すると(SA1)、画面上に『カードをお入れください』と表示する。振込人が金融カード3をカード挿入返却口2aより挿入すると(SA2)、金融カード3をカード処理部2まで取込み、記憶されている情報を読み取りその情報を専用回線21を介して第1のホストコンピュータ20に送信すると共に、接客部13に『暗証番号を入力してください』と表示し、振込人に定められた桁数の暗証番号の入力を促す。
振込人が暗証番号を入力すると(SA3)、第1のホストコンピュータ20に接続されている第1の記憶部22内の顧客・口座番号情報22aの検索が行なわれ、その情報との照合を行ない、不一致の場合には『暗証番号が違います、再度暗証番号を入力してください』と表示して再入力を要求する(SA4)。ここで所定回数再入力されても不一致となった場合(SA5)には金融カード3をATM1内に取込み又は返却し(SA6)、その旨を接客部13に表示して処理を終了する。この取込み又は返却された金融カード3は係員対応により、処理されるが説明は省略する。
暗証番号の一致が確認されたら、接客部13に『振込カードを挿入してください』と表示して振込カード4をカード挿入返却口2aより挿入させて(SA7)、振込カード4をカード処理部2まで取込み、記憶されている情報を読取る。その読取り情報を専用回線21を介して第1のホストコンピュータ20に送信すると共に接客部13に振込先の金融機関名や営業店名、更に受取人、振込金額等の各情報を図10(但し、この時点ではメッセージは表示されていない)に示すように表示させる(SA8)。続けて、振込人の『預金口座』からの振込処理であるのか、『現金』による振込処理であるかを選択させる(SA9)。
現金で振込む場合には、接客口12のシャッタ12aを開いて、貨幣の挿入を可能にして、振込用貨幣の挿入を促し(SA10)、挿入された貨幣の取込み動作に移り(以後の貨幣処理説明は後述する)、受取人へのメッセージ『要否』を選択させる画面表示に移る(SA11)。なお、メッセージとしては、科目(例えば“お祝い”)と文言(例えば“ご入学おめでとう‥)があり、科目メッセージは後述する通帳へのメモ印字サービス用として、文言メッセージは受取人への通知内容に付加されるものであり、詳細を以下に述べる。
メッセージ『要』が選択された場合には、まず、図11に示すように振込の目的別に科目を表示する。例えば科目メッセージとして『お祝い』を選択して確認キーにタッチすれば、図12に示す例のように具体的な目的表示画面を表示する(SA12)、また『諸会費』を選択した場合には、各種団体等の会費,学費,受験料などを、『使用料』を選択すれば、賃貸住宅使用料,駐車場使用料などを表示して、『その他』を選択した場合には、車購入代,修理費,車検代,餞別代などを具体的に表示する。
表示画面に希望する表示がない場合には、『次候補』キーを表示すれば定型文書一覧表22bに格納されている科目を順次表示する。それでも希望する表示がない時には最終画面(図示せず)にて『作成』キーを表示し、これをタッチすることで振込人の固有の科目メッセージを入力可能にする。例えば、接客部13の画面に50音配列キー表示、又は図13に示すような英文字配列キーを表示してローマ字入力変換するとか、更に前述した図6に示すようなペン入力画面表示などで、入力ペン13aによる固有の科目メッセージを入力可能とする(SA13)。
科目メッセージの選択入力が完了したら、次に文言メッセージを入力をするために前述したローマ字入力変換又はペン入力により文言メッセージを入力させて文字認識し、かな漢字変換を行なって入力結果を表示し、『確認』キーがタッチされたら(SA14)、図10に示すように入力された全てのメッセージを含めて一画面に表示する(SA15)。続けて、振込人による訂正の有無確認を促す(SA16)。前記、科目メッセージは取扱日,振込金額や残高情報とともに、科目と振込人氏名を顧客・口座番号情報22a内に記憶しておき、取引データに付加され、後述する通帳記帳の際の記帳データとして使用される。
文言メッセージとしては、第1の記憶部22内に格納されている定型文書一覧情報22bを画面に表示して選択することや、定型文書の一部を空欄表示し振込人に追加入力させたり、同定型文書の一部を振込人により加工(修正)させることも可能にしてある。訂正『無』が入力されたら、受取人の口座に振込処理を行なうと共に、第1の記憶部22のメッセージ記憶情報22dに口座ごとに記憶しておく(SA17)。
振込処理としては振込人の預金口座から指示された金額を減じ、受取人口座を同額だけ加算するという処理が行われるが、実際に金銭を送付するのではなく、各顧客の元帳ファイル内の預貯金金額データを更新するのみであることは説明するまでもない。更に振込人の預金口座からは振込手数料が減額される場合がある。続けて、カード処理部2に保持されている金融カード3と振込カード4をカード挿入返却口2aより排出して振込人に返却し(SA18)、明細票処理部8で取引明細票として所定事項を印字すると共に、釣銭がある場合には一諸に接客口12に排出して(SA19)、ATM1での振込動作が終了する。
一方、受取人の受領処理では受取人口座の預貯金金額データを更新し(SA20)、受取人に振込があった旨の通知を出力する(SA21)。この出力は受取人による事前申請により従来と同様の郵送による通知書としたり、電話又はファクシミリによる即時通知であるかなどが選択され、受取人の口座毎に第1の記憶部22に記憶されている。
次に、振込金として現金が投入された場合の取込動作について、図9に示すフローチャートにより説明する。接客口12に振込用の現金が挿入されると(SA30)、現金はATM1に取り込まれ真偽鑑別と計数が行なわれ結果が金種毎に集計され、集計金額と振込額が接客部13に表示されると共に(SA31)、現金を図示しない一時保管部まで搬送する。振込人により表示金額と挿入金額及び振込額の照合が行なわれ「問題なし」と判定されると(SA32)、一時保管部の現金は図示しない金種別保管金庫に収納される(SA33)。なお、挿入現金が不足しているような場合には、追加挿入を要求するような画面表示が行なわれる。次に釣銭の有無が判断され(SA34)、釣銭がある場合の釣銭処理が行なわれる(SA35)。
続けて、受取人への通知手段としてファクシミリ23bが選択されている場合について図14により説明する。まず、同図に示す最上段には受取人(ファクシミリの受信先指定場所でもよい)の氏名と振込まれた口座番号を印刷し、中段には振込人の住所と氏名及び金額を、そして本願の特徴でもある文言メッセージ文を印刷する。この印刷フォーマットは基本文として定型文書一覧情報22bに記憶させておき、顧客固有部分のみ(例えば図17に示す長四角内のアンダーライン部)を入力文字と置換して印字する。
受取人への通知手段として多機能電話器23a選択されている場合について説明すると、振込終了と同時に入力された文言メッセージを第1のホストコンピュータ20よりの指示により公衆回線24を介して受取人宛に音声合成による通知を行なうことができる。なお、多機能電話器23aが在宅モードであれば複数回の呼出しを行ない、応答が得られない場合には、メッセージ記憶情報22dと共に音声編集情報22eに格納し、所定時間経過後に再度呼出しを繰り返す。また留守番電話モードであれば留守番録音として通知する。通知出力が完了したら文言メッセージは消去してもよい。
最後に郵送による通知の場合は、後日通知となるが文言メッセージ文を含め、自動的に図示しない装置に送付指示を出力する。なお、ファクシミリと郵送については、文言メッセージをペン入力したものはそのままの字体(肉筆)での印刷も可能であり、親しみ易いメッセージとすることもできる。
受取人側に対しては、通帳にメモ書きとして印字が可能であり、入金記録としてのサービスを行なう。これは通帳記帳の機会があれば、記帳開始前に接客部13に図15に示すように『メモ印字サービス』画面を表示し、そのサービスを受けるか否かを選択させて、『メモ印字要』が選択された場合には、例えば図16に示す例のように「入学祝」と「山川次郎様」の部分を追加して印字する。このメモ印字サービスは受取人のみではなく振込人の口座に該当する通帳にも振込人による要否を選択させ記帳することもできる。このように、通帳にメモ印字を行なうことができるために慶事記録などとして保管できるというサービスを提供することができる。
図17は振込人と受取人が異なる金融機関に口座を有する状況下において、振込処理を行なう場合の第2の接続形態を示す概念図であり、本実施例2は振込人の住居等に設置された入出力手段により振込指示を行なう場合である。なお、実施例1と同じ要素には同一の符号を付す。
図において、1は前述の通りATMであり、I/F部16より第1のホストコンピュータ20と専用回線21で接続されている。22は第1のホストコンピュータ20に接続された第1の記憶部であり、顧客の住所,氏名及び口座番号情報などが記憶されている。なお、25は振込人の住居等から振込を行なう場合の振込入出力手段であり、例えば表示画面付多機能電話器25aなどで公衆回線26により第1のホストコンピュータ20と接続可能な構成となっている。なお、第1の記憶部22には図4に示したように各情報が格納されているが前述した通りであるので説明は省略する。
40は第2のホストコンピュータであり専用回線41により第1のホストコンピュータ20と接続が可能である。42は第2のホストコンピュータ40に接続された第2の記憶部であり、顧客の住所,氏名及び口座番号情報などが記憶されている。23は受取人の住居等に設置された入出力手段であり、一般的な多機能電話器23aやファクシミリ23bなどであり、公衆回線24により第2のホストコンピュータ40と接続が可能になっている。
次に図18,図19に示すフローチャートによりメッセージ送信可能な振込処理を説明する。但し、表示画面付多機能電話器25aは押釦式電話器で入力方法は予め取決められているものとして説明する。まず、振込人が所有する表示画面付多機能電話器25aより、公衆回線26を介して第1のホストコンピュータ20を呼び出す(SB1)。第1のホストコンピュータ20から接続が行なわれた信号を受信したら、押釦により振込元となる自分の『口座番号』を入力し(SB2)、続けて口座番号に対応した『暗証番号』を入力すると(SB3)、第1の記憶部22内の顧客・口座番号情報22aである振込人の口座番号と暗証番号を検索して、入力された暗証番号との照合確認をする(SB4)。
なお、公衆回線の接続に際しては、暗証番号を始めとする顧客情報の盗聴などによる第三者の不正取引を考慮して、通信のセキュリティを図るための暗号化や振込人のデジタル署名などが行われるが説明は省略する。
ここで、顧客・口座番号情報22a内に入力された口座番号が存在しない場合には“口座番号を再入力してください”と音声や画面表示で指示され、暗証番号が一致しない場合には“暗証番号を再入力してください”と指示され、再入力が要求される。なお、口座番号と暗証番号の確認がなされると電話番号や日時を第一の記憶部22に記憶すると共に(SB5)、“山川様、お取引内容を入力してください”と指示し取引を指定させる(SB6)。
振込人が『振込』を指定入力すると(SB7)、“承知致しました、振込処理をですね”などと応答して、確認入力を要求し(SB8)、続けて “振込先の金融機関名,営業店名,お受取人の口座番号と金額を正確に入力してください”と入力を促し、振込処理に必要な項目を入力させる(SB9)。
この際の入力方法としては、入力項目が多いため振込先の金融機関名や営業店名(実際は金融機関ごとに与えられている数桁の数字),受取人の口座番号などを予め登録しておき、記憶させておけば短縮入力も可能である。図20はこの短縮入力用に振込先登録例として準備された短縮番号と振込先等を表にした振込先一覧表示例であり、例えば“#01”と短縮入力すれば「赤城銀行福岡支店,口座番号012345,50000円」と入力したことになる。なお、この短縮番号の入力のための記憶は表示画面付多機能電話器25a側でも第1の記憶部22でもかまわないことは言うまでもない。
以上の操作により、振込人が各情報を入力し、確認が行われると、振込情報を音声や画面表示で出力すると共に(SB10)、第1のホストコンピュータ20から第2のホストコンピュータ40との接続が行なわれ(SB11)、指定口座の有無が問い合わされ、第2のホストコンピュータ40では、第2の記憶部42より指定された口座情報を検索して結果を第1のホストコンピュータ20に連絡する(SB12)。
一方、振込情報が出力され振込人により金額等の訂正があれば訂正し(SB13)、なければ振込情報を確定する(SB14)。そして第2のホストコンピュータ40よりの検索情報との突き合わせが行なわれ(SB15)、一致していれば最終確認の指示を促す(SB16)。この時に第2のホストコンピュータ40より『該当口座なし』の検索情報が送信された場合や口座番号の誤入力等で他人の氏名が出力されたり、途中で処理を取り消す場合などには「中止」の指示により、ネットワーク接続情報22cに記憶すると共に第2のホストコンピュータ40との接続回線が切断される(SB17)。
振込処理入力が完了して受取人の確認が終了すると、受取人へのメッセージ要否を促すことになる(SB18)。メッセージ『要』を入力し、あらかじめメッセージ毎にコード化した資料(図示しないが図20に準じ、メッセージを一覧表にしたもの)よりメッセージ種(科目と文言)を選択し(SB19)、同様にメッセージコードを指定し(SB20)、第1の記憶部20にメッセージコード毎に記憶されたメッセージを第2のホストコンピュータ40に送信する。なお、金融機関相互にメッセージコードとメッセージを統一しておけばメッセージコードのまま第2のホストコンピュータ40に送信することも可能であり通信時間の短縮ができる。
メッセージの入力が全て完了し、確認入力が行われると(SB21)、受け付けたメッセージ内容を音声で出力(SB22)して、訂正の『有無』を問い、最終確認をさせる(SB23)。そして『無』が入力されたら、振込先にメッセージを送信して(SB24)、指定口座に振込処理を行ない(SB25)、送信されたメッセージを第2の記憶部42内のメッセージ記憶情報22eに口座毎に記憶してすると共に取扱番号を出力する(SB26)。振込処理が終了すると取扱番号を振込人側にも出力して終了となる。なお、以上は表示画面付多機能電話器25aで説明したがファクシミリ機能があれば、ファクシミリにより取引処理票として受信することも可能である(SB27)。
一方、受取側の第2のホストコンピュータ40では受取人口座の預金残高情報を更新し、受取人に振込が有った旨の通知を出力するが、実施例1と同一であるので記載は省略する。また、上記実施例2の電話による振込では押釦(プッシュホン)の番号や記号を想定して説明したが、音声認識により会話形式で所定の音声入力を行なうことや、振込人のメッセージを、肉声をそのまま記憶しておき音声出力すること、更に表示画面にも出力表示することも当然可能である。
以上のメッセージ出力は、第2のホストコンピュータ40より、受取人に出力されるとして説明したが、第1のホストコンピュータ20から公衆回線43を使用して出力することも可能である。
上記振込処理の完了と同時に受取人に入金通知が出力されるが、受取人が受信する入金通知手段として多機能電話器23aを選定している場合には、通知出力時に振込人がATM1または表示画面付多機能電話器25aより受取人と通話を可能にするものである。 接続形態としては、図17に示した概念図を用いて説明するが、振込処理工程は前記実施例1及び実施例2と同一であるため省略して、図21に示すフローチャートにより受取人に通知出力を行なう処理を説明する。
まず、振込人が振込操作時点で受取人と通話を希望する指示を入力したら、公衆回線43により受取人の入出力機器である多機能電話器23bを呼び出し(SC1)、受取人が応答したら受取人と回線が通じた旨を出力し(SC2)、送受信器17又は表示画面付多機能電話器25aからの通話を所定時間だけ可能にする(SC3)。送受信器17等が所定の位置に戻されたら、通話終了とし(SC4)、公衆回線43を切断する(SC5)。
接続が断たれたらメッセージ記憶情報22d内の該当メッセージを消去し(SC6)、振込取引が終了したことになる。なお、受取人の入出力機器である多機能電話器23bとの接続が不可能な場合には、回線接続ができない旨を出力して前記実施例1又は実施例2による通知を行なう(SC7)。これにより振込人が受取人と対話できるというサービスを提供することができるという効果がある。なお、公衆回線24及び43は説明上、理解しやすいように個別に符号を付したが、同一回線であり個別に配設する必要のあるものではない。
以上の実施例ではATMから同一の金融機関内の指定口座に振込む場合を実施例1とし、振込人の住居等の多機能電話器より振込人が口座開設している金融機関から異なる金融機関に口座を有する受取人に振込む例を実施例2として説明したが、これに限定されるものではなく、ATMから他の金融機関への振込はもちろん、多機能電話器により同一の金融機関の指定口座に振り込むこともできることは言うまでもない。
また、電話器は表示画面付多機能電話器や多機能電話器として説明したが、各実施例の入出力機能を有すればこれらに限定されるものではなく、かつ、ホームバンキング端末なども含まれるものである。
本発明の図4に示した記憶情報は、第1の記憶部として説明したが、第2の記憶部も同構成とすれば相互にメッセージサービスを行なうことができる。更に、メッセージの種類はATMのメモリ部(例えばフレキシブルドライブデスク)に定型文書一覧情報を格納可能にしてメッセージサービスを可能に構成すれば、営業店(ATM毎)特有のメッセージを提供できることになる。また、メッセージが固定文であれば振込カードに情報記憶しておくことも可能であり、メッセージ入力がより簡易に行なえる。
本発明の第1の接続形態を示す概念図である。 本発明の自動入出金取引装置の制御ブロック図である。 本発明の自動入出金取引装置の外観斜視図である。 本発明の記憶部の格納情報を示す説明図である。 本発明のATMによる取引選択画面を示す説明図である。 本発明のメッセージ入力手段を示す説明図である。 本発明の実施例1のフローチャートである。 本発明の実施例1のフローチャートである。 本発明の実施例1のフローチャートである。 本発明のメッセージ付振込画面表示例を示す説明図である。 本発明のメッセージ入力誘導画面表示例を示す説明図である。 本発明のメッセージ入力誘導画面表示例を示す説明図である 本発明のメッセージ入力画面を示す説明図である。 本発明のファクシミリによる通知例を示す説明図である。 本発明の通帳記帳前の誘導画面表示例を示す説明図である。 本発明の通帳印字例を示す説明図である。 本発明の第2の接続形態を示す概念図である。 本発明の実施例2のフローチャートである。 本発明の実施例2のフローチャートである。 本発明の実施例2の振込先登録例を示す説明図である。 本発明の実施例3のフローチャートである。
符号の説明
1 自動入出金取引装置
3 金融カード
4 振込カード
6 通帳処理部
13 接客部
13a 入力ペン
16 インターフェース部
17 送受信器
20 第1のホストコンピュータ
22 第1の記憶部
22a 顧客・口座番号情報
22b 定型文書一覧情報
22d メッセージ記憶情報
22e 音声編集情報
24,26,41 公衆回線
40 第2のホストコンピュータ
42 第2の記憶部

Claims (3)

  1. 顧客の操作により各種取引を行なう自動入出金取引装置と、
    顧客の口座番号や預金残高等の情報を管理するホストコンピュータと、
    顧客の所有する入出力機器とを備え、
    前記自動入出金取引装置とホストコンピュータと入出力機器とを回線接続した自動取引システムにおいて、
    前記自動入出金取引装置に音声入出力手段を付加し、
    前記自動入出金取引装置を使用して第1の顧客から第2の顧客への振込処理する際に、
    前記音声入出力手段と第2の顧客の所有する入出力機器と通信可能としたことを特徴とする自動取引システム。
  2. 請求項1記載の自動取引システムにおいて、
    前記通信は前記音声入出力手段による第1の顧客と第2の顧客間の通話である自動取引システム。
  3. 取引誘導画面の表示及び取引指示入力可能な接客部と、
    該接客部からの操作により第1の顧客から第2の顧客への振込操作の際に、第2の顧客と通信可能な音声入出力手段を有することを特徴とする自動入出金取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007317173A (ja) * 2006-04-25 2007-12-06 Kddi Corp 携帯電話を利用した金融取引サービス方法および金融取引サービスシステム
JP2012185734A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Japan Research Institute Ltd 出金許諾システム

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