JP2004243523A - 多層バリヤーフィルム及びそれを用いた包装体 - Google Patents

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Naohito Matsuda
尚人 松田
Hiroaki Goto
弘明 後藤
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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【課題】ガスバリヤー性、透明性、易焼却性、金属検査適性等に優れた多層バリヤーフィルム及びこれを用いたパウチ、ラミネートチューブ等の包装体を提供する。
【解決手段】ヒートシール性樹脂から成る内層、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層及び二軸延伸フィルムから成る外層を順次積層した多層バリヤーフィルムとする。また、該多層バリヤーフィルムからなるパウチやラミネートチューブなどの包装体を提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品、飲料、調味料、医薬品、化粧品、染毛剤等の内容物に用いる多層バリヤーフィルム及びこれを用いた包装体に関するもので、より詳細にはガスバリヤー性、透明性、易焼却性、金属検査適性等に優れた多層バリヤーフィルム及びこれを用いたパウチ、ラミネートチューブ等の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、包装容器として金属缶、ガラス瓶、各種プラスチック容器等が使用されているが、容器内に残存する酸素や容器壁を通過する酸素による内容物の変質やフレーバーの低下が問題となっている。
【0003】
特に、金属缶やガラス瓶では容器壁を通しての酸素透過がゼロであり、容器内に残存する酸素のみが問題となるが、プラスチック容器の場合には容器壁を通しての酸素透過が無視し得ないオーダーで生じ、内容物の保存の点で問題となる。
【0004】
そこで、各種プラスチック容器において、容器壁を通過する酸素による変質やフレーバー低下を防止するため、アルミニウム箔、錫箔、或いは鉄箔等の金属箔を有する多層フィルム用いること、或いは容器壁を多層構造とし、その内の少なくとも一層をエチレン−ビニルアルコール共重合体等の酸素遮断性に優れた樹脂を用いることが行われている。
【0005】
さらに、容器内の酸素を除去する方法として、酸素透過性樹脂に鉄粉等の還元性物質を主剤とする脱酸素剤を配合した層と酸素ガス遮断性を有する層を積層すること(例えば特許文献1)、或いは、包装用フィルムの一層に、置換又は非置換のエチレン性不飽和炭化水素、及び遷移金属触媒から成る酸素掃去剤を含む層を設ける方法(例えば特許文献2)が提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特公昭62−1824号公報
【特許文献2】
特許第3183704号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した金属箔を用いた多層フィルムから成る包装容器は、ガスバリヤー性には優れるものの透明性が劣り、使用後の廃棄の際に焼却、内容物の充填密封後に行われる金属探知に不適性といった問題がある。
【0008】
また、鉄粉等の脱酸素剤を樹脂に配合した包装用容器は、容器内の酸素吸収能には優れるものの、前記脱酸素剤の色調の隠蔽を行う樹脂の着色に起因して、透明性が要求される包装分野には使用できないといった問題がある。
【0009】
さらに、容器壁を多層構造とし、一層をエチレン−ビニルアルコール共重合体から成る樹脂等を用いた包装容器は、酸素バリヤー性に不満足な点が残る。一方、置換又は非置換のエチレン性不飽和炭化水素、及び遷移金属触媒から成る酸素掃去剤を含む層を有する多層構造容器は、容器内部の酸素掃去性に優れるものの、包装容器の形態をパウチ及びラミネートチューブとした際に、内容物の保香性の点で未だ不満足な点が残る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ヒートシール性樹脂から成る内層、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層及び二軸延伸フィルムから成る外層を順次積層した多層バリヤーフィルムが提供される。
本発明の多層バリヤーフィルムにおいては、
1.前記酸化性重合体の平均分散粒子径が1μm以下で、且つ、前記ガスバリヤー層の厚さ方向断面中の分散粒子に占める面積率が1%以上であること、
2.前記酸素吸収性バリヤー層の酸化性重合体が1乃至20重量%、及び遷移金属触媒が100ppm乃至1000ppmを含有すること、
3.前記酸化性重合体がポリエン系重合体であること、
4.前記酸化性重合体が酸乃至酸無水物により変性されていること、
5.外層が、ポリエステル、ポリアミド或いはポリプロピレンから成る群より選択された樹脂の二軸延伸フィルムであること、
6.前記二軸延伸フィルムが、無機化合物を蒸着したフィルム、又は、ガスバリヤーコーティングを施したフィルムであること、
7.前記酸素吸収バリヤー層の連続相がガスバリヤー性樹脂から成り、前記ガスバリヤー性樹脂の酸素透過係数が、5.5×10−12cc・cm/cm・sec・cmHg(37℃、0%RH)以下であること、
が好ましい。
また、本発明によれば、さらに前記多層バリヤーフィルムから成る包装体、パウチ、ラミネートチューブが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明では、ヒートシール性樹脂から成る内層、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層及び二軸延伸フィルムから成る外層を順次積層したことが特徴である。
【0012】
[内層]
本発明のヒートシール性樹脂から成る内層は、オレフィン系樹脂を選択することが好ましく、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、線状超低密度ポリエチレン(LVLDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)或いはこれらのブレンド物が挙げられる。
【0013】
[環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層]
保香層を構成する環状オレフィン共重合体樹脂は、オレフィンと環状オレフィンとの非結晶性乃至低結晶性共重合体で、オレフィンとしてはエチレンが好適であるが、他にプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、3−メチル1−ペンテン、1−デセン等の炭素数3乃至20のα−オレフィンが、単独或いはエチレンとの組合せで使用される。
環状オレフィンとしては、基本的にはエチレン系不飽和結合とビシクロ環を有する脂環族炭化水素化合物、ビシクロ[2.2.1]−2−ヘプテン、テトラシクロ[4,4,0,12,5,17,10]−3−ドデセン等が好適であり、例えば特開平3−726号公報、特開平2−196832号公報等に記載されているものも使用できる。
特に、エチレン−環状オレフィン共重合体が好適であるが、エチレン−環状オレフィン共重合体中の環状オレフィンの含有量は10乃至50モル%、特に15乃至45モル%が好ましい。このエチレン−環状オレフィン共重合体から成る層を設けることにより、内容物の保香性、保水性が著しく改善される。
【0014】
[酸素吸収バリヤー層]
酸素吸収バリヤー層のベース樹脂としては、最も好適な例としてビニルアルコール単位の含有量が40乃至85モル%、特に50乃至80モル%、ケン化度が96%以上、特に99%のエチレン−ビニルアルコール共重合体等のガスバリヤー樹脂を挙げられる。
他のガスバリヤー性樹脂としては、ナイロン樹脂、特にナイロン6、ナイロン8、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6,6、ナイロン6,10、ナイロン10,6、ナイロン6/6,6共重合体等の脂肪族ナイロン、ポリメタキシリレンアジパミド等の部分芳香族ナイロン、さらにはポリグリコール酸樹脂が挙げられる。
そして、これらのガスバリヤー性樹脂は、内容物の保存性及び保香性の点から、酸素透過係数が5.5×10−12cc・cm/cm・sec・cmHg(37℃、0%RH)以下であることが好ましい。
【0015】
また、後述するように、外層として二軸延伸フィルムの内面又は外面に、無機化合物を蒸着、或いはポリビニルアルコール等のガスバリヤー性を有する樹脂をコーティングして酸素吸収バリヤー層のバリヤー性能の信頼性を高める構成とした時は、酸素吸収バリヤー層のベース樹脂として、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、線状超低密度ポリエチレン(LVLDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)或いはこれらのブレンド物等のオレフィン系樹脂を採用することができる。
そして、この酸素吸収バリヤー層の厚みは、20乃至100μmが好ましい。
【0016】
さらに、本発明の多層バリヤーフィルムにおけるガスバリヤー層は、より高い内容物保存性を得るため、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有するガスバリヤー樹脂から成ることが好ましい。その場合、ガスバリヤー性樹脂が連続相(マトリックス)として存在し、酸化性重合体が分散相として存在するため、分散相の酸化性重合体の表面積が増大し、酸素吸収が効率的に行われる。同時に、分散相の酸化が進行した場合においても、連続相として残留するガスバリヤー樹脂により優れたガスバリヤー性や機械的強度が維持される。
【0017】
そして、本発明においては、前記酸化性重合体の平均分散粒子径が1μm以下で、且つ、前記ガスバリヤー層の厚さ方向断面中の分散粒子に占める面積率が1%以上となるように配合することが、酸素吸収、成形性、外観、厚みの均一性及び平滑性の点で好ましい。
【0018】
[面積法平均分散粒径]
前記面積法平均分散粒径は、次に方法により求めることができる。
多層包装袋より切り出した多層フィルムを、電子顕微鏡用のエポキシ/アミン系包埋樹脂中に埋め込み、包埋樹脂を硬化させ、ガスバリヤー層の断面について酸化性重合体のみを選択的に染色できる染料を用いることにより、分散相として含まれる酸化性重合体(酸素吸収性樹脂)を識別することができる。
染色処理をしたガスバリヤー層の断面について、走査電子顕微鏡(SEM)写真を撮影し、このSEM写真の画像をスキャナーにより取り込み、パソコン画面上で画像処理ソフトにより酸化性重合体とそれ以外の部分を識別し、所定面積S中に存在する酸化性重合体の分散粒子の面積Sと分散粒子数nを測定する。精度を高めるためにこの操作を複数の視野について行い、それぞれの視野について求めたSとnからΣSとΣnを算出し、下記式(1)より面積法平均分散粒径dを求める。
d=(ΣS/Σn)1/2 (1)
また、複数の視野について求めたSとSから、下記式(2)により分散粒子の占める面積率αを求める。
α=100×ΣS/ΣS (2)
【0019】
ガスバリヤー層に配合する酸化性重合体の含有量は、1乃至20重量%が好ましく、また、遷移金属触媒の含有量は、ガスバリヤー樹脂及び酸化性重合体に対して遷移金属量として100乃至1000ppm、特に200乃至500ppmが好ましい。
【0020】
前記酸化性重合体の量が、1重量%未満であると酸素吸収効果が不十分となり、20重量%を越えると酸素吸収バリヤー材の力学的特性の低下を招く。
また、前記遷移金属触媒の量が、100ppm未満であるとハイバリヤー性が発現するまでの誘導期間が長く、1000ppmを越えても酸素吸収性能に格別の向上はなく、却って酸素吸収バリヤー材の着色が問題となる。
【0021】
[酸化性重合体]
本発明において、酸化性重合体として用いる樹脂は、ポリエン系重合体が好ましく、炭素原子数4〜20の共役ジエンから誘導された単位を含むオリゴマー乃至ポリマーが好適に使用される。これらの単量体としては、例えばブタジエン、イソプレン等の共役ジエンが適している。
ポリエン系重合体としては、具体的にはポリブタジエン、ポリイソプレン、ブチルゴム、天然ゴム、ニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレン−ゴム等を挙げることができるがこれらに限定されない。
【0022】
本発明の多層バリヤーフィルムにおいては、酸素吸収バリヤー層に用いられるポリエン系重合体の炭素−炭素二重結合は特に限定されず、ビニレン基の形で主鎖中に存在していても、またビニル基の形で側鎖に存在していてもよく、要は酸化可能なものであればよいが、ビニル基の形のものが酸化速度が速い点で好ましい。
【0023】
前記ポリエン系重合体は、カルボン酸基、カルボン酸無水物基等で変性されていることが好ましく、これらの官能基を導入するのに用いられる単量体としては、前記の官能基を有するエチレン系不飽和単量体が挙げられる。
【0024】
これらの単量体としては、不飽和カルボン酸またはこれらの誘導体を用いるのが好ましく、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル酸等のα,β−不飽和カルボン酸、ビシクロ[2.2.1]−2−ヘプテン−5,6−ジカルボン酸等の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル酸等のα,β不飽和カルボン酸無水物、ビシクロ[2.2.1]−2−ヘプテン−5,6−ジカルボン酸無水物等の不飽和カルボン酸の無水物が挙げられる。
【0025】
ポリエン系重合体の酸変性は、不飽和カルボン酸またはその誘導体をそれ自体公知の手段でグラフト共重合させることにより製造される。
【0026】
特に好適なポリエン系重合体は、不飽和カルボン酸乃至その誘導体を、酸価が5KOHmg/g以上となる量で含有していることが好ましい。
不飽和カルボン酸乃至その誘導体の含有量が前記の範囲にあると、酸変性されたポリエン系重合体酸素バリヤー性熱可塑性樹脂への分散が良好となると共に、酸素の吸収も円滑に行われる。
【0027】
前記ポリエン系重合体は、酸乃至酸無水物変性された状態で液状樹脂であることが、酸素バリヤー性熱可塑性樹脂に対する分散性の点で好ましい。
【0028】
[遷移金属触媒]
遷移金属触媒としては、鉄、コバルト、ニッケル等が好ましいが、他に銅、銀、錫、チタン、ジルコニウム、バナジウム、クロム、マンガン等の金属成分を挙げることができる。これらの金属成分の内でもコバルト成分は酸素吸収速度が大きく、特に好ましい。
【0029】
遷移金属触媒は、前記遷移金属の無機酸塩或いは有機酸塩の形で一般に使用される。
無機酸塩としては、塩化物等のハライド、硫酸塩等のイオウのオキシ酸塩、硝酸塩等の窒素のオキシ酸塩、リン酸塩等のリンオキシ酸塩、ケイ酸塩等が挙げられる。
一方、有機酸塩としては、カルボン酸塩、スルホン酸塩、ホスホン酸塩等が挙げられるが、カルボン酸塩が特に好適であり、その具体例としては、酢酸、プロピオン酸、イソプロピオン酸、ブタン酸、イソブタン酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、イソヘプタン酸、オクタン酸2−エチルヘキサン酸、ノナン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、デカン酸、ネオデカン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸、アラキン酸、リンデル酸、ツズ酸、ペトロセリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、ギ酸、シュー酸、スルファミン酸、ナフテン酸等の遷移金属塩が挙げられる。
【0030】
本発明のガスバリヤー層には、それ自体公知の充填剤、着色剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、金属セッケン、ワックス等の滑剤、改質用樹脂乃至ゴム等の樹脂配合剤を含有させることができる。
【0031】
[外層]
本発明の二軸延伸フィルムから成る外層は、多層フィルムの機械的性質を向上させるために必要である。例えば、製袋機によって包装袋を成形する際に、摩擦でフィルムが切れたり、ヒートシール時の加熱によるフィルムの伸びを抑制するために必要である。また、外層の内面側に高品質な印刷ができる点からも有効である。外層は、これらの要求を満たすために、引張り強度、寸法安定性、滑り性、耐ピンホール性、耐屈曲性、耐熱性、外観(光沢、透明性)に優れている必要があり、二軸延伸フィルムに用いる樹脂としては、ポリエステル、ポリアミド或いはポリプロピレンを選択することが好ましい。
また、必要に応じてこれらの樹脂から成る二軸延伸フィルムを複数用いても良い。
【0032】
さらにまた、これらのフィルムの内面又は外面に、酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機化合物、或いはこれらの二元系、多元系無機化合物を蒸着したり、ポリビニルアルコール等のガスバリヤー性を有する樹脂をコーティングする等して酸素吸収バリヤー層を冗長化して、バリヤー性能の信頼性を高めることができる。
【0033】
[多層バリヤーフィルム]
次に、本発明の多層バリヤーフィルムの積層構造について、図を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の多層バリヤーフィルム1は、ヒートシール性樹脂から成る内層2、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層3、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層4及び二軸延伸フィルムから成る外層5を順次積層されている。また、前記内層2と保香層3、保香層3とガスバリヤー層4、ガスバリヤー層4と外層5との間には、それぞれポリエステル系ウレタン樹脂から成る接着剤層6が設けられている。
そして、前記各層の厚みは、内層2が10乃至300μm、保香層3が5乃至70μm、ガスバリヤー層が5乃至70μm、外層が10乃至30μmがそれぞれ好ましい。
尚、外層5の内面には包装する内容物の商品のイメージ等を表示する印刷層7を設ける。
また、本発明の多層バリヤーフィルム1は、上記のポリエステル系ウレタン樹脂等を用いた公知のドライラミネーション法によって積層されるだけでなく、オレフィン系樹脂に極性基を導入して接着性を付与した熱可塑性接着性樹脂等を介して、公知の共押出し法によって積層化されてもよい。上記の構成の場合、ヒートシール性樹脂から成る内層2、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層3、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層4が、熱可塑性接着性樹脂を介して共押出しによるキャスト法で成形され、この多層フィルムと二軸延伸フィルムから成る外層5が、ポリエステル系ウレタン樹脂でドライラミネーションされる。より簡素な製造方法としては、ヒートシール性樹脂から成る内層2、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層3、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層4を、熱可塑性接着性樹脂を介して共押出しする際に、二軸延伸フィルムから成る外層5に直接押出してラミネーションしても良い。
【0034】
本発明の多層バリヤーフィルムは、パウチ、ラミネートチューブの形態をとり得る。
パウチとしては、本発明の多層バリヤーフィルムを用いて、三方シール、四方シールの平パウチ、ピローパウチ、スタンディングパウチ、ガゼットパウチ、多室パウチ等の種々の形態をとり得る。
また、ラミネートチューブとしては、本発明の多層バリヤーフィルムを用いて、背貼り部分で張り合わせて熱融着、或いは接着剤を用いて接合すると共に、底部を同様に接合してラミネートチューブとする。
【0035】
【実施例】
本発明をさらに以下の実施例で説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
[評価方法]
1.ガスバリヤー性
多層フィルムを用いて13cm×17cmの平パウチ形状の袋を作製した。この袋に、酸素濃度0.2%以下の雰囲気で染毛剤液を180g充填し、開口部をヒートシールした。シール後のパウチを30℃−80%RH雰囲気中に3ヶ月保管し、染毛剤液の変色の様子を観察した。染毛剤液の変色がないものを○、変色があったものを×とした。
【0036】
2.保香性
前記平パウチ形状の袋に、L−メントールを含有する歯磨き粉を180g充填し、開口部をヒートシールした。シール後のパウチを密封可能なガラス容器中に30℃で1ヶ月間保管した。1ヶ月保管後、ガラス容器中に籠もった臭気を5人のパネラーで確認し、L−メントール臭のしないものを○、するものを×とした。
3.面積法平均分散粒径
多層フィルム成形時の引き取り方向に平行なガスバリヤー層の厚み方向断面について、酸化性重合体分散粒子の面積法平均分散粒径と前記断面中の酸化性重合体粒子により占める面積率αを求めた。
【0037】
[実施例1]
エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂ペレット(F101:(株)クラレ)とコバルト含有率14重量%のネオデカン酸コバルト(DICNATE5000:大日本インキ化学工業(株))をタンブラーで混合し、コバルト量で350ppmのネオデカン酸コバルトをエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂ペレットの表面に均一に付着させた。次いで、出口部分にストランドダイを装着した二軸押出機(TEM−35B:東芝機械(株))を用いて、スクリュー回転数100rpmで低真空ベントを引きながら、液体フィーダーにより無水マレイン酸変性液状ポリブタジエン(M−2000−20:日本石油化学(株))を、コバルトを付着させたエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂950重量部に対し50重量部となるように滴下し、成形温度200℃でストランドを引きペレットを作製した。ペレット中の無水マレイン酸変性ポリブタジエンの配合量は5重量%であった。
内層のシーラント層を構成する樹脂として、密度0.920g/cmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、ガスバリヤー層を構成する樹脂として、上記無水マレイン酸変性ポリブタジエンを5重量%とコバルト量で350ppmの酸化触媒を含有するエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂、保香層を構成する樹脂として、オレフィンと環状オレフィン共重合体(以下COCと略記する)(アペルAPL6509T:三井化学(株))、及び接着剤として、接着性ポリオレフィン樹脂(アドマーNF528:三井化学(株))を用いた。
そして、これらの樹脂を用いて、4台の押出機と多層ダイにより、内層(直鎖状低密度ポリエチレン)(100μm)/接着剤(5μm)/COC層(20μm)/接着剤(5μm)/ガスバリヤー層(20μm)から成る多層フィルムを押出し、冷却ロールで冷却を行い巻き取った。
次いで、この多層フィルムに、外層を構成する二軸延伸ポリエステルフィルム(テトロンP:帝人(株))(12μm)を、上記多層フィルムのガスバリヤー層の上にポリエステル系ウレタン接着剤(TM−593:東洋モートン(株))(3μm)を介してドライラミネートし多層バリヤーフィルムとした。
【0038】
[実施例2]
外層を構成するフィルムとして二軸延伸ナイロンフィルム(バーデンN1100:東洋紡績(株))(15μm)とした以外は、実施例1と同様の多層バリヤーフィルムとした。
【0039】
[実施例3]
外層を構成するフィルムとしてガスバリヤーコーティング二軸延伸ナイロンフィルム(セービックスYON−G2:住友化学工業(株))(15μm)とした以外は、実施例1と同様の多層バリヤーフィルムとした。
[実施例4]
酸価30KOHmg/g、数平均分子量5000の無水マレイン酸変性ポリブタジエンを用いる以外は、実施例1と同様の多層バリヤーフィルムとした。
【0040】
[比較例1]
実施例1において、ガスバリヤー層を設けなかった以外は、実施例1と同様の多層フィルムとした。
【0041】
[比較例2]
実施例1において、保香層を設けなかった以外は、実施例1と同様の多層フィルムとした。
【0042】
上述した各実施例及び比較例の評価結果を表1に示す。
【0043】
表1
Figure 2004243523
【0044】
【発明の効果】
本発明の多層ガスバリヤーフィルムよれば、ガスバリヤー性及び透明性に優れ、使用後の廃棄上の問題がなく、内容物の充填密封後に行われる金属探知の適性が向上する。
また、本発明の多層ガスバリヤーフィルムを用いたパウチ、ラミネートチューブから成る包装体によれば、透明性、内容物の保香性及びガスバリヤー性に優れた包装体とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層ガスバリヤーフィルムの参考断面図である。
【符号の説明】
1 多層ガスバリヤーフィルム
2 内層
3 保香層
4 ガスバリヤー層
5 外層
6 接着剤層
7 印刷層

Claims (11)

  1. ヒートシール性樹脂から成る内層、環状オレフィン共重合体樹脂から成る保香層、酸化性重合体及び遷移金属触媒を含有する酸素吸収バリヤー層及び二軸延伸フィルムから成る外層を順次積層したことを特徴とする多層バリヤーフィルム。
  2. 前記酸化性重合体の平均分散粒子径が1μm以下で、且つ、前記ガスバリヤー層の厚さ方向断面中の分散粒子に占める面積率が1%以上である請求項1に記載の多層バリヤーフィルム。
  3. 前記酸素吸収性バリヤー層の酸化性重合体が1乃至20重量%、及び遷移金属触媒が100ppm乃至1000ppmを含有する請求項1又は2に記載の多層バリヤーフィルム。
  4. 前記酸化性重合体がポリエン系重合体である請求項1乃至3の何れかに記載の多層バリヤーフィルム。
  5. 前記酸化性重合体が酸乃至酸無水物により変性されている請求項1乃至4の何れかに記載の多層バリヤーフィルム。
  6. 外層が、ポリエステル、ポリアミド或いはポリプロピレンから成る群より選択された樹脂の二軸延伸フィルムである請求項1乃至5の何れかに記載の多層バリヤーフィルム。
  7. 前記二軸延伸フィルムが、無機化合物を蒸着したフィルム、又は、ガスバリヤーコーティングを施したフィルムである請求項1乃至6の何れかに記載の多層バリヤーフィルム
  8. 前記酸素吸収バリヤー層の連続相がガスバリヤー性樹脂から成り、前記ガスバリヤー性樹脂の酸素透過係数が、5.5×10−12cc・cm/cm・sec・cmHg(37℃、0%RH)以下である請求項1乃至6の何れかに記載の多層バリヤーフィルム。
  9. 前記請求項1乃至8の何れかに記載の多層バリヤーフィルムから成る包装体。
  10. 前記包装体がパウチである請求項9に記載の包装体。
  11. 前記包装体がラミネートチューブである請求項9に記載の包装体。
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