JP2004243223A - 脱水汚泥処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汚泥源から供給される生汚泥を汚泥脱水機にて脱水処理し、この脱水処理された脱水汚泥を、汚泥貯留槽内に均して一旦堆積させ、ポンプ装置を介して2次処理装置側へ能率的に供給する。
【解決手段】脱水汚泥処理装置100は汚泥源より供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機102と、この汚泥脱水機102により脱水処理された脱水汚泥103を、汚泥貯留槽109内にて貯留する脱水汚泥貯留装置104と、この脱水汚泥貯留装置104の汚泥貯留槽109内に貯留され、山状に堆積した脱水汚泥103を均して均一化させる脱水汚泥撹拌装置110と、この脱水汚泥撹拌装置110から2次処理装置側へ脱水汚泥を供給するポンプ装置105とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品工業、化学工業、産業廃棄物処理業および水処理業等の加工業にて排出される汚泥を脱水処理する脱水汚泥処理装置に係り、特に脱水処理された汚泥を2次処理装置側へ供給する1次側の脱水汚泥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脱水汚泥処理装置として、汚泥供給源から供給される生汚泥を脱水汚泥処理装置本体を構成する伝熱胴に供給し、この伝熱胴に供給された汚泥を伝熱胴内で撹拌しながら乾燥させて処理するようにしたものがある。
【0003】
この脱水汚泥処理装置は、生汚泥を撹拌するために、回転軸と一体に回転する撹拌ブレードを備えたものがあり、この脱水汚泥処理装置は、特許文献1に開示されている。
【0004】
この脱水汚泥処理装置は、図7に示されるように脱水汚泥処理装置本体を構成する伝熱胴1の上方から生汚泥2を供給して、下方から乾燥汚泥3を排出するようにした脱水汚泥処理装置4である。
【0005】
この脱水汚泥処理装置4は、長手方向が鉛直方向に沿うように設置される円筒状の胴体を構成する伝熱胴1と、この伝熱胴1の上方の外側に設けられる駆動モータ5とより構成される。伝熱胴1の上部には生汚泥2を供給する汚泥供給口6が、下部には、乾燥汚泥3を排出する汚泥排出口8が設けられている。
【0006】
伝熱胴1内には、筒状の中心部を長手方向に貫通する回転主軸9が設けられ、この回転主軸9が駆動モータ5によりプーリ10,10およびベルト11を介して回転駆動されるようになっている。回転主軸9には放射状に延出する複数のブレード12が軸方向に相互に離間して設けられる。
【0007】
複数のブレード12は、放射状に延出する先端部が伝熱胴1の内壁に弾力的に接するように設けられ、伝熱胴1内に供給される生汚泥2を押し潰しながら撹拌している。撹拌された生汚泥1は、ブレード12による撹拌作用と相俟って、自重により伝熱胴1内の上方から下方へ移動しながら乾燥作用を受け、乾燥汚泥となって汚泥排出口8から排出されるようになっている。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−38652号公報(明細書第2頁左欄の第38〜46行目および第16〜24行目並びに図7(回転主軸に放射状に複数のブレードを設け、生汚泥を撹拌するようにした構成))
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の脱水汚泥処理装置4は、縦型の伝熱胴1に供給される生汚泥2を処理して乾燥汚泥3として排出するために、伝熱胴1内に、上下(鉛直)方向にブレード付き回転主軸9を設置した構成となっている。したがって、汚泥源から供給される生汚泥2は、独りでに汚泥脱出口8から乾燥汚泥3となって、排出されるようになっている。従来の脱水汚泥処理装置4では、汚泥供給口6から供給される汚泥が自生にて自然落下する構成であるため、生汚泥の処理が円滑かつスムーズでなく、多量の汚泥処理には適さない構造であった。
【0010】
近年、汚泥源から供給される生汚泥は、増加傾向にある一方で、この生汚泥の再生、再利用化の社会的要求が強まりつつあり、大量にまた能率的に生汚泥の処理能力の向上が期待されている。このため、大量にまた能率的に生汚泥の処理を可能とする脱水汚泥処理装置の実現が望まれる。
【0011】
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、汚泥を貯留するに十分な汚泥貯留槽を設けることにより、この汚泥貯留槽に貯留される生汚泥を能率よく効率的に処理し、乾燥機等の2次処理装置側へ搬送し得るようにした脱水汚泥処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、汚泥源より供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機と、この汚泥脱水機の排出口から脱水処理された汚泥が供給される脱水汚泥貯留装置と、この脱水汚泥貯留装置に設けられ、供給された脱水汚泥を撹拌する脱水汚泥撹拌装置と、前記脱水汚泥貯留装置の汚泥貯留槽に貯留された脱水汚泥を脱水汚泥撹拌装置側から2次処理装置側へ供給させるポンプ装置とを具備した脱水汚泥処理装置において、前記脱水汚泥撹拌装置は、汚泥脱水機の排出口から供給される脱水汚泥を汚泥貯留槽内で均すように作用する撹拌部が構成されたものである。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項6記載の発明によれば、汚泥源より供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機と、この汚泥脱水機の排出口から供給される脱水汚泥を貯留する脱水汚泥貯留装置と、この脱水汚泥貯留装置に設けられ、供給された脱水汚泥を脱水汚泥貯留槽内で撹拌する脱水汚泥撹拌装置と、前記脱水汚泥撹拌装置の汚泥貯留槽に貯留された脱水汚泥を脱水汚泥撹拌装置側から2次処理装置側へ供給させるポンプ装置とを具備した脱水汚泥処理装置において、前記汚泥貯留槽に貯留される脱水汚泥が堆積し易い汚泥貯留槽内壁に水膜を形成する流水噴出装置を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る脱水汚泥処理装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る脱水汚泥処理装置の第1の実施形態を示す概要図である。
【0016】
この脱水汚泥処理装置100は、汚泥供給源(図示せず)から供給される生汚泥を脱水処理し、この脱水処理された脱水汚泥を撹拌しつつ均して汚泥乾燥機等の2次側汚泥処理装置(図示せず)側へ供給するようにした1次側汚泥処理装置である。
【0017】
脱水汚泥処理装置100は、汚泥供給源から供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機102と、この汚泥脱水機102で脱水処理された脱水汚泥103を一時的に貯留する脱水汚泥貯留装置104と、この脱水汚泥貯留装置104に貯留された脱水汚泥103を外部、例えば汚泥乾燥装置等の汚泥2次処理装置側へ供給するポンプ装置105とから構成される。
【0018】
汚泥脱水機102は、この内部で脱水処理された脱水汚泥103を、脱水汚泥貯留装置104側へ供給するために、本体内底部の一側に脱水汚泥103の排出口107を備えている。
【0019】
脱水汚泥貯留装置104には、汚泥脱水機102の排出口107から供給される脱水汚泥103を一旦貯留する汚泥貯留槽109と、この貯留され、堆積された脱水汚泥103を撹拌する脱水汚泥撹拌装置110とが備えられる。
【0020】
脱水汚泥撹拌装置110は、汚泥貯留槽109に外側から設けられる撹拌モータ111と、この撹拌モータ111のモータ出力部(図示せず)に連結されて汚泥貯留槽109内に突出して延びる回転主軸112と、この回転主軸112に固定される撹拌ブレード群113と、汚泥貯留槽109の側壁部に設けられ、貯留される脱水汚泥103の貯留量(堆積量)を検出するセンサ群114とを有し、このセンサ群114にて汚泥貯留槽109内に貯留された脱水汚泥103の貯留レベル(堆積レベル)を検出し、脱水汚泥撹拌装置110の作動制御を行なうようになっている。
【0021】
一方、脱水汚泥撹拌装置110の回転主軸112に設けられた撹拌ブレード群113は、複数、例えば4枚の撹拌ブレード113a〜113dを備える。各撹拌ブレード113a〜113dは回転主軸112に放射状に突設される一方、回転主軸112の軸方向に相互に離間して設けられ、汚泥貯留槽109内に撹拌部を構成している。
【0022】
撹拌ブレード群113の各撹拌ブレード113a〜113dのうち、汚泥脱水機102の排出口107から離間した側の撹拌ブレード113a,113bは平板状をなし、回転主軸112の軸線方向と合致あるいは平行となるように取り付けられる。また、汚泥脱水機102の排出口107側に近い回転主軸112には、傾斜攪拌ブレード113c,113dが設けられる。傾斜撹拌ブレード113c,113dは回転主軸112の軸線方向に対し所定の取付角度β°で交差するように設けられる。
【0023】
撹拌ブレード群113の各撹拌ブレード113a〜113dは、汚泥脱水機102の排出口107の位置と回転主軸112の回転方向等を考慮してブレード取付角度が定められる。脱水汚泥撹拌装置110は、撹拌モータ111の駆動により、回転主軸112が、例えば図2に示されるα方向に回転すると、攪拌ブレード群113も回転主軸112に追従して汚泥貯留槽109内を回動せしめられる。
【0024】
汚泥貯留槽109に案内された脱水汚泥103は、撹拌ブレード群113の回転主軸112廻りの回転により、撹拌されつつ均され、汚泥貯留槽109内を略均一の貯留レベルとなるように平均化される。
【0025】
また、汚泥貯留槽109の側壁に取り付けられるセンサ群114は、例えば3個のセンサで構成される。汚泥貯留槽109の一方の側壁109aの頂部に近い上方位置にハイレベルセンサ114aが、底部に近い下方位置に非常レベルセンサ114cがそれぞれ設けられ、他方の側壁109bにローレベルセンサ114bが設けられる。このローレベルセンサ114bは非常レベルセンサ114cより上方であって、内壁下方位置に設けられる。各センサ114a〜114cは回転主軸112の撹拌ブレード群113と接触不能に設けられる。センサ群114は各センサ114a〜114cを汚泥貯留槽109の一側壁に集中的に設けてもよい。
【0026】
ところで、センサ群114のハイレベルセンサ114aは、回転主軸112近くまで脱水汚泥103が堆積すると、この堆積レベルを検出して、汚泥脱水機102側から脱水汚泥103の供給を停止するように汚泥脱水機102あるいは汚泥供給源を作動させるものである。
【0027】
また、ローレベルセンサ114bは、汚泥貯留槽109内の脱水汚泥103が所定の貯留量(堆積量)以下、回転主軸112より下方位置まで堆積レベルが低下(汚泥の不検出状態)すると、この堆積レベルの低下を検出して、図示しない汚泥供給源から汚泥脱水機102へ生汚泥(図示せず)の供給を開始するように作動させるものである。
【0028】
更に、非常レベルセンサ114cは汚泥貯留槽109の内壁109aであって、ローレベルセンサ114bの設置位置より更に下方に設けられる。非常レベルセンサ114cは脱水汚泥103が貯留されていない(脱水汚泥の不検出)状態を検出してポンプ装置105の運転を停止させるようになっている。
【0029】
他方、ポンプ装置105は、汚泥貯留槽109の下部に設置され、この汚泥貯留槽109の底部開口(図示せず)から下方へ落とし込まれる脱水汚泥103を受けて、2次処理装置側へ供給するように作動するものである。
【0030】
ポンプ装置105は、汚泥貯留槽109の底部に設けられる筒状のポンプケーシング120と、このケーシング120の一側に設けられるポンプ駆動モータ121と、この駆動モータ112のモータ出力軸であるポンプシャフト122に設けられるポンプスクリュー123とを有する。ポンプスクリュー123は汚泥搬送ガイドを兼ねるポンプケーシング120に収容される一方、ポンプブレード124をポンプシャフト122にヘリカル状あるいはスパイラル状に巻装して一体化され、ポンプスクリュー123が構成される。
【0031】
一方、ポンプ装置105のポンプケーシング120には、汚泥貯留槽109側に開口する汚泥取入口(ポンプ入口)126とポンプケーシング126に案内される脱水汚泥103を図示しない汚泥2次処理装置側に送る汚泥送出口(ポンプ出口)127とを有する。汚泥送出口127はポンプ駆動モータ121の取付側と反対側のポンプケーシング126に設けられ、汚泥2次処理装置側に連通される。
【0032】
また、ポンプ装置105のポンプブレード124は、ブレードピッチがポンプ駆動モータ121の取付側からポンプ送出口127に向って漸次大きくなるように形成される。このポンプブレード124のブレードピッチにより、汚泥口126から流入した脱水汚泥124は途中で加速されて、ポンプ送出口127から送出されるようになっている。ポンプブレード124のブレードピッチは、汚泥取入口126側を小さくし、この汚泥取入口126から送出口127に向ってピッチ間隔を大きくとるように多段ピッチ構造に構成しても、また連続的なピッチ可変構造に構成してもよい。
【0033】
いずれにしても、ポンプ装置105はポンプスクリュー123にヘリカル状あるいはラジカル状のポンプブレード124を備え、ポンプブレード124のブレードピッチを少なくともポンプ送出口側で大きくなるように構成する。このポンプスクリュー123により、ピッチ間隔の狭い側に落とし込まれた脱水汚泥103は、ポンプスクリュー123の回転により実線矢印pで示す方向に、途中で加速されながら押し出され、汚泥2次処理装置に効率よく搬送される。
【0034】
また、脱水汚泥処理装置100は、汚泥貯留槽109内の底部に、汚泥受け板130が汚泥脱水機102の排出口107に対向して設けられる。この汚泥受け板130は、汚泥脱水機102の排出口107から放出され、落下する脱水汚泥103を受け止め、この脱水汚泥103がポンプ装置105側に悪影響を与えるのを防止している。
【0035】
脱水汚泥処理装置100は図1に示すように構成され、生汚泥を脱水処理して2次側汚泥処理装置に供給する1次側処理装置を構成している。
【0036】
次に、脱水汚泥処理装置100の汚泥処理作用を説明する。
【0037】
脱水汚泥処理装置100は、汚泥供給源から供給される生汚泥を汚泥脱水機102に案内している。汚泥脱水機102では供給された生汚泥を脱水処理して脱水汚泥を生成する。この脱水汚泥は続いて汚泥脱水機102の排出口127から汚泥貯留槽109に落とし込まれる。
【0038】
脱水汚泥103が汚泥貯留槽109側へ落下すると同時に脱水汚泥貯留装置104の脱水汚泥撹拌装置110が駆動する。
【0039】
この脱水汚泥撹拌装置110の駆動により回転主軸112が回転駆動せしめられ、ブレード群113を回転主軸112廻りに回動させる。ブレード群113の回動により、撹拌ブレード113aおよび113b、傾斜撹拌ブレード113cおよび113dが回転主軸112廻りに回動して、脱水汚泥103を撹拌しながら汚泥貯留槽109の低部全域にほぼ均一に行き渡るように均している。
【0040】
従って、汚泥貯留槽109に一時的に貯留される脱水汚泥103が、図1の実線aで示される通常レベルの堆積状態に推移すれば非常レベルセンサ114cがオンし、ローレベルセンサ114bがオフとなり、ポンプ装置105が作動状態となって、脱水汚泥103がポンプ装置105のポンプ作用により2次処理装置側へ搬出されるようになる。
【0041】
次に、脱水汚泥処理装置100の汚泥処理作用について説明する。
【0042】
汚泥貯留槽109内へ供給された脱水汚泥103は、図1に鎖線bで示すように、盛上り山状に堆積される。脱水汚泥103の含水率が比較的少なく(粘度が比較的高く)、脱水汚泥103の粘性が大きいと、脱水汚泥103は山状に盛り上がった堆積状態となる。
【0043】
この脱水汚泥貯留装置104側へ供給された脱水汚泥103がケーキ状で粘性が大きい場合には、山状に盛り上がった堆積状態となる。
【0044】
しかし、このときには脱水汚泥103は、汚泥貯留槽109の内壁109b側のローレベルセンサ114bに接触した状態になっており、ローレベルセンサ114bは脱水汚泥103の堆積を検出している。したがって、この場合にも、ローレベルセンサ114bの作動により脱水汚泥撹拌装置110を作動させるように働く。
【0045】
このとき、ハイレベルセンサ114aおよび非常レベルセンサ114cは、脱水汚泥103を検出することができないが、ローレベルセンサ114bは脱水汚泥103と接触しており、脱水汚泥103を検出することができる。
【0046】
ローレベルセンサ114bの脱水汚泥103の検出により、脱水汚泥撹拌装置110が作動すると、撹拌モータ111が駆動し、回転主軸112がα方向へ回転する(図2参照)。回転主軸112がα方向へ回転するに伴ない、撹拌ブレード群113が汚泥貯留槽109内を回動し、脱水汚泥103を撹拌しつつ、汚泥貯留槽109内で均すようになっている。
【0047】
従って、脱水汚泥撹拌装置110の駆動により、汚泥貯留槽109には、その底部に一時的に盛り上がった状態に堆積した脱水汚泥103が、撹拌ブレード群113の傾斜撹拌ブレード113cおよび113d,撹拌ブレード113aおよび113bにより撹拌され、堆積レベルの均一化が図られる。
【0048】
このように、脱水汚泥貯留装置104の脱水汚泥撹拌装置110が作動することにより、汚泥貯留槽109に貯留された脱水汚泥103は、撹拌ブレード群113で撹拌される。特に傾斜撹拌ブレード113cおよび113dは脱水汚泥103の落下し堆積し易い部分を撹拌しながら脱水汚泥103を移動シフトさせるので、脱水汚泥103の山状の状態が崩され、図1に実線aに示されるように平均化した堆積状態になる。
【0049】
従って、脱水汚泥103は、傾斜撹拌ブレード113cおよび111dにより回転主軸112の軸線方向と直交する方向に撹拌されつつ回転主軸112の軸線方向に移送せしめられ、堆積される脱水汚泥103を均す方向に作用力が働く。
【0050】
また、回転主軸112が図2に示すα方向へ回転するに伴ない、他方の撹拌ブレード113aおよび113bの回動作用により、回転主軸112方向へ移動した脱水汚泥103が、回転主軸112と直交する方向に撹拌され、汚泥貯留槽109の底部全体へほぼ均一に拡散分布されるようになる。
【0051】
汚泥貯留槽109に拡散分布された脱水汚泥103は、汚泥貯留槽109の下部からポンプ装置105のポンプ取入口126に導かれ、ポンプ作用を受けてポンプ送出口127に案内され、このポンプ送出口127から外部へ送出される。
【0052】
その際、ポンプ装置105はポンプスクリュー123のブレードのピッチの間隔に差があることから、このポンプスクリュー123側へ取り込まれた脱水汚泥103は、ピッチ間隔の小さい側では、比較的低速で、また、大きい側では比較的高速で搬送される。
【0053】
このように、生汚泥が汚泥脱水機102にて脱水された後、脱水汚泥貯留装置104に貯留された脱水汚泥103が、汚泥貯留槽109内に、例えば山状に堆積したとしても、脱水汚泥撹拌装置110による撹拌ブレード群113の撹拌作用により、ポンプ装置105のポンプケーシング120へ効率よく落し込まれ、2次処理装置側へ送られる。
【0054】
従って、汚泥脱水機102から脱水汚泥貯留装置104へ供給され、汚泥貯留槽109に貯留した脱水汚泥103は、例えば粘性が比較的高い場合でも、脱水汚泥貯留装置104による効率的な撹拌作用により、ポンプ装置105を介して能率よく2次処理装置側へ供給される。
【0055】
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る脱水汚泥処理装置の第2の実施形態を示すものである。
【0056】
この第2実施形態に示された脱水汚泥処理装置200は、図1に示される脱水汚泥処理装置100と共通する構成が多いので、共通する部分には同一符号を附して説明を省略する。
【0057】
脱水汚泥処理装置200は、汚泥貯留槽109の上方位置にあって、例えば汚泥脱水機102の排出口107の直下に、脱水汚泥搬送装置201を設置した構成である。
【0058】
この脱水汚泥搬送装置201は、汚泥貯留槽109の外側に設けられた搬送モータ202と、この搬送モータ202のモータ出力軸である出力シャフト203に設けられた搬送スクリュー204とを有する。出力シャフト203は汚泥貯留槽109の側壁109bを貫いてその内部に入り、汚泥脱水機102の排出口107近くに水平方向に設けられる。出力シャフト203に帯状の搬送ブレード205がヘリカル状およびスパイラル状に巻装させて一体化され、搬送スクリュー204が構成される。搬送スクリュー204はスクリューブレードであり、この搬送スクリュー204で汚泥脱水機102の排出口107から落下せしめられる脱水汚泥103で直接受けるようになっている。図3では搬送スクリュー204を水平方向に設けた例を示したが、搬送スクリュー204は汚泥脱水機102の排出口107から遠ざかるに従って下り傾斜するように斜設してもよい。
【0059】
次に、脱水汚泥処理装置200の汚泥処理作用について説明する。
【0060】
汚泥発生源から汚泥脱水機102に供給される生汚泥は、汚泥脱水機102内において脱水処理され、脱水汚泥103となる。この脱水汚泥103は、続いて汚泥脱水機102の排出口107から脱水汚泥貯留装置104側に落とし込まれる。排出口107から落下する脱水汚泥103は排出口107の近くで脱水汚泥搬送装置201の搬送スクリュー204で受け止められ、搬送スクリュー204の回転によりその軸方向に順次移送される。また、排出口107から落下する脱水汚泥103の一部は搬送スクリュー204にてキャッチすることができず、そのまま、汚泥貯留槽109内に落下せしめられる。
【0061】
一方、脱水汚泥搬送装置201の搬送スクリュー204でキャッチされた脱水汚泥103は、搬送モータ202の回転による搬送スクリュー204のコンベア作用により、出力シャフト203の軸方向に移動せしめられる。脱水汚泥103が搬送スクリュー204でコンベア式に搬送される間に、汚泥貯留槽109内に順次落下せしめられ、脱水汚泥103は汚泥貯留槽109内に拡散状態に分散される。
【0062】
また、脱水汚泥搬送装置201と脱水汚泥撹拌装置104はほぼ同期して作動せしめられる。脱水汚泥撹拌装置110は図1に示されるセンサ群114がセンシングするタイミングで駆動される。
【0063】
そして、脱水汚泥搬送装置201および脱水汚泥撹拌装置104は協働作用により、汚泥貯蔵槽109内に貯留される脱水汚泥103は撹拌されるとともに拡散移動され、均されるようにして実線Cで示すように堆積分布される。脱水汚泥搬送装置201および脱水汚泥撹拌装置104は必ずしも同期的に協働させる必要はなく、脱水汚泥103の粘性に応じ、個別に作動させても、また、交互に順次作動させるようにしてもよい。さらに、交互に作動させる場合にも、脱水汚泥103の粘性に応じて、作動時間や作動タイミングを異なるように調整してもよい。
【0064】
脱水汚泥搬送装置201および脱水汚泥撹拌装置104の少なくとも一方の作動により、脱水汚泥槽109内で撹拌され、均された脱水汚泥103は、続いてモータ装置105により、脱水汚泥槽109の底部側から取り出され、汚泥2次処理装置側に強制的にかつ順次送られる。
【0065】
この脱水汚泥処理装置200は汚泥貯留槽109に脱水汚泥搬送装置201および脱水汚泥撹拌装置104を設けることにより、汚泥貯留槽109に貯留される脱水汚泥103は、均されてより一層均一的に堆積される。このため、ポンプ装置105による搬送作用が円滑かつスムーズになり搬送効率を向上させることができる。
【0066】
なお、第2の実施形態における脱水汚泥処理装置200の脱水汚泥撹拌装置110は、回転主軸112の軸線方向と所定角(α°)傾斜を有しない撹拌ブレード113aおよび113bのみで撹拌ブレード群113を構成してもよい。
【0067】
第2実施形態では、図3に示されているように、脱水汚泥処理装置200に脱水汚泥搬送装置201を備えた例を示したが、この脱水汚泥搬送装置201に代えて、図4に示すようにプッシャー装置210を設けてもよい。
【0068】
図4は、本発明に係る脱水汚泥処理装置の第2の実施形態の変形例を示すもので、プッシャー装置210を備えた脱水汚泥処理装置200Aである。
【0069】
この変形例に示された脱水汚泥処理装置200Aは、脱水汚泥貯留装置104の汚泥貯留槽109内に脱水汚泥撹拌装置110とともにプッシャー装置210が設けられる。他の構成は、図3に示された脱水汚泥処理装置200と異ならないので、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0070】
プッシャー装置210は、汚泥貯留槽109に貯留する脱水汚泥103が山状に堆積した場合を想定して、脱水汚泥103を押し崩して汚泥貯留槽109内で撹拌させ、図4の点線dで示すように、ほぼ均一に滑らかに脱水汚泥103を堆積分布させることができる。
【0071】
プッシャー装置210は、汚泥貯留槽109に外側から取り付けられる駆動アクチュエータ211と、このアクチュエータ211により進退駆動されるプッシュロッド212と、このプッシュロッド212の先端に設けられたフランジ状のプッシャーメンバ(プッシャーボディ)213とを有する。プッシャーメンバ213は、汚泥脱水機102の排出口107の下方近傍に設けられ、排出口107から落とし込まれる脱水汚泥103を排口107から遠ざかる水平方向に押圧移動させるようになっている。
【0072】
この脱水汚泥処理装置200Aは、プッシャー装置210を備え、このプッシャー装置210を脱水汚泥撹拌装置110と協働させることにより、汚泥貯留槽109の底部に貯留する脱水汚泥103を底部全体へほぼ均一に拡散堆積分布させることができる。
【0073】
次に、脱水汚泥処理装置200Aの汚泥処理作用について説明する。
【0074】
汚泥発生源から汚泥脱水機102側へ供給される生汚泥は、汚泥脱水機102にて脱水処理される。この脱水処理された脱水汚泥103は、汚泥脱水機102の排出口107から下方に位置する脱水汚泥貯留装置104側へ落とし込まれる。脱水汚泥貯留装置104側へ供給された脱水汚泥103は、汚泥貯留槽109のプッシャー装置210が受ける。
【0075】
この落下した脱水汚泥103は、プッシャー装置210を作動させると、フランジ状のプッシャーメンバ213が矢視e方向へ進退移動せしめられる。この進退移動により、山状に堆積した脱水汚泥103(図示せず)が潰されて下方へ崩れるように均される。また、このプッシャー装置210は、脱水汚泥貯留装置104の脱水汚泥撹拌装置110と協働して作動せしめられる。このため、プッシャー装置210で押圧されて崩れた脱水汚泥103は、汚泥貯留槽109の底部全体へほぼ均一に分布するようになる。
【0076】
また、汚泥貯留槽109の低部に貯留した脱水汚泥103は脱水汚泥撹拌装置110のブレード群113の撹拌ブレード113a〜113dにより撹拌され、破線dに示されるように平均化した状態に貯留されるようになる。
【0077】
なお、プッシャー装置210の操作手段として手動操作によることもできるが、例えば脱水汚泥103の汚泥貯留槽109への貯留状況を検知して、この検知結果に基き自動的に作動させるようにすることも可能である。
【0078】
その他の作用については、第1の実施形態における作用と同様であるので、説明を省略する。
【0079】
脱水汚泥処理装置200Aによれば、脱水汚泥貯留装置104側へ貯留された脱水汚泥103に、含水率に変動が生じ、例えば粘性が比較的高い場合にでも、プッシャー装置210と脱水汚泥撹拌装置110による撹拌分散作用により、汚泥貯留槽109へほぼ均一に分布させて貯留される。
【0080】
従って、ポンプ装置105を効率よく作動させることができるので、脱水汚泥103を能率よく2次処理装置側へ供給することができる。
【0081】
(第3の実施形態)
図5は、本発明に係る脱水汚泥処理装置の第3の実施形態を示す。
【0082】
この第3実施形態に示された脱水汚泥処理装置300において、図1に示される脱水汚泥処理装置100と同一部分には同一符号を附して説明を省略する。
【0083】
脱水汚泥処理装置300は、汚泥貯留槽109の内壁109bに水膜fを形成する流水噴出装置301を設けた構成である。
【0084】
流水噴出装置301は、汚泥脱水機102から汚泥貯留槽109へ供給される脱水汚泥103が、汚泥貯留槽109の内壁109b面に水膜fが形成されるようにして滑り易くし、山状に堆積した脱水汚泥103が自重により崩れ易くなるように構成したものである。
【0085】
具体的には、汚泥貯留槽109の内壁109a側において、脱水汚泥撹拌装置110の回転主軸112の近傍に、汚泥貯留槽109の内壁109bを貫通して噴射ノズル302が設けられ、この噴射ノズル302のノズル口304から内壁109bの壁面に水wを漂わせるように噴出させるようにしている。
【0086】
この噴出した水wが内壁109bと脱水汚泥103との間に入り込み、水膜fが形成されるようになる。
【0087】
その他の構成については、第1の実施形態の脱水汚泥処理装置100の構成と同様であるので説明を省略する。
【0088】
次に、脱水汚泥処理装置300の汚泥処理作用について説明する。
【0089】
汚泥発生源から供給される汚泥が、汚泥脱水機102にて脱水処理される。処理された脱水汚泥103は、汚泥脱水機102の排出口107から下方の脱水汚泥貯留装置104側へ落下する。
【0090】
この汚泥貯留槽109の底部に落下した脱水汚泥103は、粘性が比較的高い場合には、この脱水汚泥103へ落下した部位を中心に次々と集中的に堆積して、図6の網点部gで示されるように山状のように高くなる。
【0091】
このときに、非常レベルセンサ114cにて汚泥貯留槽109内の脱水汚泥103の存否を検出する。
【0092】
この非常レベルセンサ114cにて脱水汚泥103が検出できない場合には、図示しない給水ポンプから注水される水wが、噴射ノズル302を通してノズル口304から水wを噴出する。
【0093】
その結果、内壁109bと脱水汚泥103間に水膜fが形成され、この水膜fに面する脱水汚泥103部分が自重は矢印hで示す下方へ潰れ、点線矢印iで示すように横方向へ広がって、鎖線jに示すように全体に均一に広がるように堆積分布される。
【0094】
また、このように流水噴出装置301が作動中の場合には、脱水汚泥貯留装置104の脱水汚泥撹拌装置110が同時に作動する。
【0095】
その他の作用については、第1の実施形態における作用と同様であるので、説明を省略する。
【0096】
このように、汚泥脱水機102にて脱水された後、汚泥貯留槽109へ供給されて貯留された脱水汚泥103は、含水率に変動が生じ、例えば粘性が比較的高い場合にでも、汚泥貯留槽109の流水噴出装置301による水膜fを形成して汚泥処理槽109の内壁面109aから脱水汚泥103を分離させる。この脱水汚泥103の分離作用により脱水汚泥103が崩れ落ち、汚泥貯留槽109の底部全体へほぼ均一に堆積分布するように貯留させることができる。
【0097】
従って、ポンプ装置105を作動させ、汚泥貯留槽109に貯留した脱水汚泥103を能率よく2次処理装置側へ供給することができる。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、汚泥源から供給される生汚泥を汚泥脱水機により脱水処理し、この脱水処理された脱水汚泥を脱水汚泥貯留装置の汚泥貯留槽の底部全体にほぼ均一に堆積分布するように均して貯留させることができるから、ポンプ装置のポンプ作動を効率的かつ能率的に行なわせることができ、脱水汚泥を能率よく2次処理装置側へ供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱水汚泥処理装置の第1の実施形態を示す概要図。
【図2】図1の脱水汚泥処理装置に備えられる脱水汚泥撹拌装置を示す斜視図。
【図3】本発明の脱水汚泥処理装置の第2の実施形態を示す概要図。
【図4】図3に示される脱水汚泥撹拌装置の変形例を示す概要図。
【図5】本発明の脱水汚泥処理装置の第3の実施形態を示す概要図。
【図6】図5において、汚泥貯留槽の脱水汚泥と接触する水膜を形成した状態を示す概略図。
【図7】従来の脱水汚泥処理装置を示す概要図。
【符号の説明】
100,200,200A,300 脱水汚泥処理装置
102 汚泥脱水機
103 脱水汚泥
104 脱水汚泥貯留装置
105 ポンプ装置
107 排出口
109 汚泥貯留槽
110 脱水汚泥撹拌装置
111 撹拌モータ
112 回転主軸
113 撹拌ブレード群
113a,113b,113c,113d 撹拌ブレード
114 センサ群
114a ハイレベルセンサ
114b ローレベルセンサ
114c 非常レベルセンサ
120 ポンプケーシング
121 ポンプ駆動モータ
122 モータ出力軸(ポンプシャフト)
123 ポンプスクリュー
124 ポンプブレード
126 汚泥取入口(ポンプ入口)
127 汚泥送出口(ポンプ出口)
130 汚泥受け板
201 脱水汚泥搬送装置
202 搬送モータ
203 出力シャフト(モータ出力軸)
204 搬送スクリュー
205 搬送ブレード
210 プッシャー装置
211 駆動アクチュエータ
212 プッシュロッド
213 プッシャーメンバ
301 流水噴出装置

Claims (6)

  1. 汚泥源より供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機と、
    この汚泥脱水機の排出口から脱水処理された汚泥が供給される脱水汚泥貯留装置と、
    この脱水汚泥貯留装置に設けられ、供給された脱水汚泥を撹拌する脱水汚泥撹拌装置と、
    前記脱水汚泥貯留装置の汚泥貯留槽に貯留された脱水汚泥を脱水汚泥撹拌装置側から2次処理装置側へ供給させるポンプ装置とを具備した脱水汚泥処理装置において、
    前記脱水汚泥撹拌装置は、汚泥脱水機の排出口から供給される脱水汚泥を汚泥貯留槽内で均すように作用する撹拌部が構成されたことを特徴とする脱水汚泥処理装置。
  2. 前記脱水汚泥撹拌装置は、撹拌モータにより回転駆動される回転主軸に放射状に延出する撹拌ブレードを備えたことを特徴とする請求項1記載の脱水汚泥処理装置。
  3. 前記脱水汚泥撹拌装置は、汚泥貯留槽内で、汚泥脱水機の排出口の近傍位置からの汚泥を遠ざかる方向へ押し出すように撹拌部が構成されたことを特徴とする請求項1記載の脱水汚泥処理装置。
  4. 前記脱水汚泥撹拌装置の上位に脱水汚泥搬送装置が設けられ、この脱水汚泥搬送装置は、撹拌モータにより回転駆動される搬送スクリューを備え、この搬送スクリューにより脱水汚泥を前記搬送スクリューの軸方向へ搬送させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の脱水汚泥処理装置。
  5. 前記脱水汚泥撹拌装置の上位にプッシャー装置が備えられ、このプッシャー装置は、汚泥貯留槽に貯留される脱水汚泥が所定の高さまで堆積したとき、この堆積された脱水汚泥を除去するようにしたことを特徴とする請求項1記載の脱水汚泥処理装置。
  6. 汚泥源より供給される生汚泥を脱水処理する汚泥脱水機と、
    この汚泥脱水機の排出口から供給される脱水汚泥を貯留する脱水汚泥貯留装置と、
    この脱水汚泥貯留装置に設けられ、供給された脱水汚泥を脱水汚泥貯留槽内で撹拌する脱水汚泥撹拌装置と、
    前記脱水汚泥撹拌装置の汚泥貯留槽に貯留された脱水汚泥を脱水汚泥撹拌装置側から2次処理装置側へ供給させるポンプ装置とを具備した脱水汚泥処理装置において、
    前記汚泥貯留槽に貯留される脱水汚泥が堆積し易い汚泥貯留槽内壁に水膜を形成する流水噴出装置を設置したことを特徴とする脱水汚泥処理装置。
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