JP2002186878A - 湿式比重分離装置およびその運転方法 - Google Patents

湿式比重分離装置およびその運転方法

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JP2002186878A
JP2002186878A JP2000388256A JP2000388256A JP2002186878A JP 2002186878 A JP2002186878 A JP 2002186878A JP 2000388256 A JP2000388256 A JP 2000388256A JP 2000388256 A JP2000388256 A JP 2000388256A JP 2002186878 A JP2002186878 A JP 2002186878A
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floating
mixture
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Shigeki Yamazaki
茂樹 山崎
Hidetoshi Noda
英俊 野田
Ichiro Toma
一郎 當麻
Morikazu Abe
盛一 阿部
Takuro Nomura
卓朗 野村
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B5/00Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating
    • B03B5/28Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation
    • B03B5/30Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation using heavy liquids or suspensions
    • B03B5/32Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation using heavy liquids or suspensions using centrifugal force

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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体液中の比重の異なる固体物質を、回転す
る容器内で分離する湿式分離において、プラスチック等
の浮上物質を容器外に容易かつ確実に排出することがで
きる湿式比重分離方法および湿式比重分離装置に関す
る。 【解決手段】 比重の異なる固体物質を媒体液と共に回
転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い個体物質
を該容器の回転中心側に浮上させ、さらに、該浮上した
固体物質を気流により該容器外に排出する。さらに、回
転容器内に配置された回転軸が、前記混合体を回転容器
内に輸送するための混合体輸送経路を具備し、該混合体
輸送経路に圧縮空気を注入することにより、該圧縮空気
に基づく気流により浮上物資排出口に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、媒体液中の比重
の異なる固体物質を、回転する容器内で分離する湿式分
離、特に、プラスチック等の浮上物質を容器外に排出す
ることを容易かつ確実にする湿式比重分離装置およびそ
の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般および産業廃棄物中のプラスチック
系廃棄物は、その処理対策において、これを焼却すれば
塩素含有プラスチック由来の有毒ガスを排出し、また、
高炉吹き込みにおいては塩素含有プラスチックの許容含
有率が1%以下でなければならないため高炉吹き込みリ
サイクルに供することが出来ず、また、埋立処分におい
ては容積率が大きいため広大な土地を必要とする。
【0003】分離方法には、シンクフロート、液体
サイクロン、湿式縦型分離装置、遠心分離装置とい
った湿式分離方法と、近赤外線や、X線の吸収等に
よる乾式分離方法が知られている。
【0004】湿式分離方法では比重の差がないPETと
PVCの分離は不可能であり、また、PSを浮上分離さ
せるためには比重1.2程度の重液を使用しなくてはな
らない。一方、乾式分離ではフィルム系のプラスチック
は整列が困難であり、処理量が低い。
【0005】図3は、特開平9−85120号公報に開
示された遠心分離機の概略装置図である。図3におい
て、遠心分離機1は回転胴3と、この回転胴と若干異な
る速度で回転する回転軸4とで構成され、回転軸4には
それぞれ左右外側に搬送する二つのスクリューコンベア
5、6、仕切り円板7、原料供給孔8が設けてあり、ま
た回転胴には軽量物質排出口9、重量物質排出口10、
及び媒体液排出管11がそれぞれ設けてある媒体液は、
攪拌混合槽13の原料投入口14から供給された原料D
と一緒に攪拌羽根15で攪拌混合され、循環ポンプ16
で原料供給孔8を通って回転胴3内に供給される。ま
た、媒体液Cは、回転胴3の回転による遠心力により排
出管11の内側20の位置で定まる水面21を常に保
ち、軽量物質Aは、水面21に浮上し、重量物質Bが回転
胴3の内面に沈降する。
【0006】そして、媒体液循環系内に(好ましくは既
存の攪拌混合槽13内に)、凝集・吸着剤添加装置22
により媒体液(水)の汚染度に応じて供給量を制御しつ
つ凝集剤及び/又は吸着剤を供給することにより、媒体
液中の汚染物質を凝集及び/又は吸着させて媒体液より
比重の大きい粒子群を形成せしめ、これを重量物質側に
排除することにより、媒体液及び軽量物質即ち回収物質
を浄化することができるため、水溶性の汚染物質や油脂
等の軽比重汚染物質を多く含む都市ごみを対象として
も、無理無く遠心分離法を採用することができるとして
いる。 </SDO>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全記従
来技術においては、以下のような問題がある。フィルム
状プラスチックを含む産業廃棄プラスチックや一般廃棄
プラスチックを処理する場合には、軽量物として分離さ
れる浮上プラスチックを回転胴の外に押し出すことが困
難である。すなわち、かさ密度が低いため、スクリュー
コンベアの表面における押付け力が小さく、スクリュー
コンベアが回転しても摩擦力がほとんど働かないから、
浮上プラスチックを機械的に押し出すことが困難にな
る。
【0008】また、スクリューコンベアの設置範囲を外
れると、その位置で、押し出されてきた浮上プラスチッ
クが集積し、浮上プラスチック排出部を閉塞させ、排出
不良をおこすことがある。特に、容器包装プラスチック
類のような廃プラスチックの処理の場合には、その約7
0%が浮上プラスチックとして回収されるため、この軽
量物側への排出速度(排出能力)が装置全体の処理能力
を決定することになる。
【0009】この発明は、以上の問題点を解決し、媒体
液中の比重の異なる固体物質を、回転する容器内で分離
する湿式分離において、プラスチック等の浮上物質を容
器外に容易かつ確実に排出することができる湿式比重分
離方法および湿式比重分離装置に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の湿式比重分離装置の運転方法は、以下のと
おりである。 [1] 比重の異なる固体物質を媒体液と共に回転す
る容器内に投入し、媒体液より比重の軽い個体物質を該
容器の回転中心側に浮上させ、さらに、該浮上した固体
物質を気流により該容器外に排出することを特徴とする
ものである。 [2] 前記[1]において、回転する固体物質排出
手段が、気流と共働して、浮上した固体物質を容器外に
排出することを特徴とするものである。 [3] 前記[1]または[2]において、比重の異
なる固体物質を媒体液と共に回転する容器内に投入する
に際し、該固体物質と媒体液の混合体に圧縮空気を注入
することを特徴とするものである。
【0011】さらに、上記の課題を解決するための本発
明の湿式比重分離装置は、以下のとおりである。 [4] 比重の異なる固体物質を媒体液の混合体を、
回転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い浮上物
質を該容器の回転中心側に浮上させ、媒体液より比重の
重い沈降物質を該容器の内壁側に沈降させる湿式比重分
離装置であって、回転容器と、該回転容器の内部に配置
された回転軸と、前記混合体を回転容器内に輸送する混
合体輸送手段と、圧縮空気を回転容器内に注入する圧縮
空気注入手段を有し、回転容器が、端部に内フランジま
たは縮径した円錐面を具備し、一方の端部に浮上物質排
出口を、他方の端部に沈降物質排出口を具備し、回転軸
が、前記混合体を回転容器内に輸送するための混合体輸
送経路、および沈降物質を沈降物質排出口側に搬送する
沈降物質スクリューコンベアを具備し、混合体輸送手段
が、前記混合体輸送経路に混合体を輸送するための圧送
ポンプを具備し、圧縮空気注入手段が、前記混合体輸送
経路に圧縮空気を注入することにより、浮上物資が、該
圧縮空気に基づく気流により浮上物資排出口に搬送され
ることを特徴とする、湿式比重分離装置。 [5] 前記[4]において、回転軸が、浮上物質を
浮上物質排出口側に搬送する浮上物質スクリューコンベ
アを具備し、浮上物質が、圧縮空気に基づく気流および
該浮上物質スクリューコンベアにより浮上物質排出口に
搬送されることを特徴とするものである。 [6] 比重の異なる固体物質と媒体液の混合体を、
回転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い浮上物
質を該容器の回転中心側に浮上させ、媒体液より比重の
重い沈降物質を該容器の内壁側に沈降させる湿式比重分
離装置であって、回転容器と、該回転容器の内部に配置
された回転軸と、前記混合体を回転容器内に輸送する混
合体輸送手段と、圧縮空気を回転容器内に注入する圧縮
空気注入手段を有し、回転容器が、端部に内フランジま
たは縮径した円錐面を具備し、一方の端部に浮上物質排
出口を、他方の端部に沈降物質排出口を具備し、回転軸
が、前記混合体を回転容器内に輸送するための混合体輸
送経路、圧縮空気を回転容器内に輸送するための圧縮空
気輸送経路、および沈降物質を沈降物質排出口側に搬送
する沈降物質スクリューコンベアを具備し、混合体輸送
手段が、前記混合体輸送経路に混合体を輸送するための
圧送ポンプを具備し、圧縮空気注入手段が、前記圧縮空
気輸送経路に圧縮空気を注入することにより、浮上物資
が、該圧縮空気に基づく気流により浮上物資排出口に搬
送されることを特徴とするものである。 [7] 前記[6]において、回転軸が、浮上物質を浮
上物質排出口側に搬送する浮上物質スクリューコンベア
を具備し、浮上物資が、圧縮空気に基づく気流および該
浮上物質スクリューコンベアにより浮上物資排出口に搬
送されることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る湿式比重分
離装置の一実施の形態における概略構成図である。図1
において、比重の異なるプラスチックが混在するプラス
チック混合物Pは、投入コンベア1により搬送されて、
洗浄・混合槽2に投入される。洗浄・混合槽2におい
て、循環ポンプ9により供給された媒体液(たとえば
水)とプラスチック混合体Pが、攪拌機21によって攪
拌されて得られたスラリーSは、スラリーポンプ3によ
って比重分離装置4に送られる。この時、スラリーポン
プ3と比重分離装置4の間で、該スラリーS中に、圧縮
空気注入手段10により圧縮空気Aを注入する。比重分
離装置4は、回転する回転容器41と、回転容器41の
内部に配置されて回転容器41の回転中心とその回転中
心を同じくする回転軸42を有している。回転軸42に
は、前記スラリーを回転容器41の長手方向略中央まで
輸送するためのスラリー輸送路43と、小径で図中右方
向に浮上物質を搬送する浮上物質クリューコンベア44
と、大径で図中左方向に沈降物質を搬送する沈降物質ク
リューコンベア45と、浮上物質が図中左側に搬送され
ることを防止する仕切円盤46が設置されている。した
がって、比重分離装置4の回転容器41が回転している
ため、該回転容器41の内部に供給されたスラリーSは
遠心力を受け、媒体液より軽いものLは、媒体液の円筒
状の表面に浮上し、一方、媒体液より重いものHは該容
器の内壁に向けて沈降することになる。また、媒体液
は、所定高さの以上の媒体液がオーバーフローして排出
される媒体液排出口71より回転容器41外に排出され
る。さらに、媒体液の表面に浮上した浮上物質Lは、ス
ラリー輸送路43から噴出される圧縮空気Aに基づく気
流に押され、また浮上物質スクリューコンベア44によ
り機械的に押され、図中右側の浮上物質排出口51に搬
送される。一方、回転容器の内壁に沈降した沈降物質H
は、沈降物質クリューコンベア45により機械的に掻き
出されて、図中左側の沈降物質排出口61に搬送され
る。なお、前記気流は、仕切円盤46に遮られるから、
図中右側に流れている。したがって、かさ密度の低い浮
上プラスチックを排出する場合であっても、圧縮空気の
気流により排出することができるから、浮上物質スクリ
ューコンベア44において浮上プラスチックが空回りし
たり、また、媒体液の円筒状表面における液流れに左右
されることなく、搬送することが可能になる。
【0013】図2、本発明に係る湿式比重分離装置の他
の実施の形態における概略構成図であって、前記実施の
形態(図1)における、沈降物質クリューコンベア45
および媒体液排出口71を撤去したものである。図2に
おいて、比重の異なるプラスチックが混在するプラスチ
ック混合物Pは、図示しない投入コンベア1により搬送
されて、図示しない洗浄・混合槽2に投入される。洗浄
・混合槽2において、図示しない循環ポンプ9により供
給された媒体液(たとえば水)とプラスチック混合体P
が、図示しない攪拌機21によって攪拌されて得られた
スラリーSは、スラリーポンプ3によって比重分離装置
4に送られる。この時、スラリーポンプ3と比重分離装
置4の間で、該スラリーS中に、圧縮空気注入手段10
により圧縮空気Aを注入する。比重分離装置4は、回転
する回転容器41と、回転容器41の内部に配置されて
回転容器41の回転中心とその回転中心を同じくする回
転軸42を有している。回転軸42には、前記スラリー
を回転容器41の長手方向略中央まで輸送するためのス
ラリー輸送路43と、図中左方向に沈降物質を搬送する
沈降物質スクリューコンベア45と、浮上物質が図中左
側に搬送されることを防止する仕切円盤46が設置され
ている。したがって、比重分離装置4の回転容器41が
回転しているため、該回転容器41の内部に供給された
スラリーSは遠心力を受け、媒体液より軽いものLは、
媒体液の円筒状の表面に浮上し、一方、媒体液より重い
ものHは該容器の内壁に向けて沈降することになる。ま
た、媒体液は、後記内フランシ゛を具備する浮上物質排出口
51において、所定高さの以上の媒体液がオーバーフロ
ーして回転容器41外に排出される。さらに、媒体液の
表面に浮上した浮上物質Lは、スラリー輸送路43から
噴出される圧縮空気Aに基づく気流に押され、また回転
容器41外に排出される媒体液の表層流に乗って、図中
右側の浮上物質排出口51に搬送される。一方、回転容
器の内壁に沈降した沈降物質Hは、沈降物質スクリュー
コンベア45により機械的に掻き出されて、図中左側の
沈降物質排出口61に搬送される。なお、前記気流は、
仕切円盤に遮られるから、図中右側に流れている。した
がって、かさ密度の低い浮上プラスチックを排出する場
合であっても、圧縮空気の気流および媒体液の表層流に
より排出することができるから、浮上プラスチックのか
さ密度が低い場合であってもが搬送することが可能にな
る。さらに、沈降物質クリューコンベア45は、外周部
のみ螺旋板であって、これを略放射状の支持腕により回
転軸に設置しているから、浮上物質がこの支持腕の間を
通り抜けて搬送されている。したがって、沈降物質クリ
ューコンベア45を回転容器41の略全長に渡って配置
することが可能になり、回転容器の長さを短くすること
ができる。また、回転容器の長手方向略中央に媒体液排
出口を設置していないため、媒体液排出口と沈降物質ス
クリューコンベアとの干渉を心配することがなくなるか
ら、該コンベアを回転容器の長手方向で分断することな
く配置することが可能になり、沈降物質の搬送が確実に
なる。ところで、本発明は前記実施の形態に限定するも
のではなく、回転容器が略鉛直に配置され、圧縮空気が
上方向に浮上物質を搬送するものであってもよい。さら
に、圧縮空気はスラリーに注入するものに限定するもの
ではなく、スラリーに注入することなく、スラリー輸送
路とは別配管により回転容器内に誘導し、単独で浮上物
質排出口に向けて噴出してもよい。さらに、混合体輸送
手段が、圧送ポンプに代えて、圧縮空気により吸引輸送
されるエジェクターであってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べた本発明の湿式比重分離装置お
よびその運転方法によれば、以下のような顕著な効果が
得られる。 (1)浮上物質を圧縮空気に基づく気流により回転容器
外に排出するから、かさ密度の小さい浮上物質でも、確
実に排出可能になる。 (2)また、浮上物質を排出するためのスクリュウコン
ベア等の機械的な排出手段が不要になり、装置が簡素に
なる。 (3)さらに、混合体の供給口を沈降物質排出口側に近
づけ、沈降物質を排出するためのスクリュウコンベアを
回転容器の長手方向の略全長に配置することができるか
ら、回転容器の長さが短縮し、装置が小型になる。 (4)回転容器の長手方向略中央に媒体液排出口を設置
していないため、沈降物質スクリューコンベアを回転容
器の長手方向で分断することなく配置することが可能に
なり、沈降物質の搬送が確実になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る湿式比重分離装置の一実施の形態
における概略構成図である。
【図2】本発明に係る湿式比重分離装置の他の実施の形
態における概略構成図である。
【図3】従来の遠心分離機の概略装置図である。
【符号の説明】
1 投入コンベア 2 洗浄・混合槽 9 循環ポンプ 3 スラリーポンプ 4 比重分離装置 5 浮上物質搬送路 6 沈降物質搬送路 7 媒体液搬送路 8 媒体液循環タンク 9 循環ポンプ 10 圧縮空気注入手段 21 攪拌機 41 回転容器 42 回転軸 43 スラリー輸送路 44 浮上物質クリューコンベア 45 沈降物質クリューコンベア 46 仕切円盤46 51 浮上物質排出口 61 沈降物質排出口 71 媒体液排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29B 17/02 B29B 17/02 (72)発明者 當麻 一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 阿部 盛一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 野村 卓朗 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D057 AA09 AB01 AD01 AE09 AF05 BC05 BC11 BC16 4D071 AA43 AA52 AB04 AB05 AB15 AB25 AB47 CA01 CA05 DA15 4F301 AA15 AA17 AA25 AA30 BF03 BF09 BF31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比重の異なる固体物質を媒体液と共に回
    転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い個体物質
    を該容器の回転中心側に浮上させ、さらに、該浮上した
    固体物質を気流により該容器外に排出することを特徴と
    する湿式比重分離装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 回転する固体物質排出手段が、気流と共
    働して、浮上した固体物質を容器外に排出することを特
    徴とする請求項1記載の湿式比重分離装置の運転方法。
  3. 【請求項3】 比重の異なる固体物質を媒体液と共に回
    転する容器内に投入するに際し、該固体物質と媒体液の
    混合体に圧縮空気を注入することを特徴とする請求項1
    または2記載の湿式比重分離装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 比重の異なる固体物質を媒体液の混合体
    を、回転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い浮
    上物質を該容器の回転中心側に浮上させ、媒体液より比
    重の重い沈降物質を該容器の内壁側に沈降させる湿式比
    重分離装置であって、 回転容器と、該回転容器の内部に配置された回転軸と、
    前記混合体を回転容器内に輸送する混合体輸送手段と、
    圧縮空気を回転容器内に注入する圧縮空気注入手段を有
    し、 回転容器が、端部に内フランジまたは縮径した円錐面を
    具備し、一方の端部に浮上物質排出口を、他方の端部に
    沈降物質排出口を具備し、 回転軸が、前記混合体を回転容器内に輸送するための混
    合体輸送経路、および沈降物質を沈降物質排出口側に搬
    送する沈降物質スクリューコンベアを具備し、 混合体輸送手段が、前記混合体輸送経路に混合体を輸送
    するための圧送ポンプを具備し、 圧縮空気注入手段が、前記混合体輸送経路に圧縮空気を
    注入することにより、浮上物資が、該圧縮空気に基づく
    気流により浮上物資排出口に搬送されることを特徴とす
    る、湿式比重分離装置。
  5. 【請求項5】 回転軸が、浮上物質を浮上物質排出口側
    に搬送する浮上物質スクリューコンベアを具備し、 浮上物質が、圧縮空気に基づく気流および該浮上物質ス
    クリューコンベアにより浮上物質排出口に搬送されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の、湿式比重分離装置。
  6. 【請求項6】 比重の異なる固体物質と媒体液の混合体
    を、回転する容器内に投入し、媒体液より比重の軽い浮
    上物質を該容器の回転中心側に浮上させ、媒体液より比
    重の重い沈降物質を該容器の内壁側に沈降させる湿式比
    重分離装置であって、 回転容器と、該回転容器の内部に配置された回転軸と、
    前記混合体を回転容器内に輸送する混合体輸送手段と、
    圧縮空気を回転容器内に注入する圧縮空気注入手段を有
    し、 回転容器が、端部に内フランジまたは縮径した円錐面を
    具備し、一方の端部に浮上物質排出口を、他方の端部に
    沈降物質排出口を具備し、 回転軸が、前記混合体を回転容器内に輸送するための混
    合体輸送経路、圧縮空気を回転容器内に輸送するための
    圧縮空気輸送経路、および沈降物質を沈降物質排出口側
    に搬送する沈降物質スクリューコンベアを具備し、 混合体輸送手段が、前記混合体輸送経路に混合体を輸送
    するための圧送ポンプを具備し、 圧縮空気注入手段が、前記圧縮空気輸送経路に圧縮空気
    を注入することにより、浮上物資が、該圧縮空気に基づ
    く気流により浮上物資排出口に搬送されることを特徴と
    する、湿式比重分離装置。
  7. 【請求項7】 回転軸が、浮上物質を浮上物質排出口側
    に搬送する浮上物質スクリューコンベアを具備し、 浮上物資が、圧縮空気に基づく気流および該浮上物質ス
    クリューコンベアにより浮上物資排出口に搬送されるこ
    とを特徴とする請求項6記載の、湿式比重分離装置。
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