JP2004239593A - 吸着式冷凍機における温度制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着式冷凍機を用いた冷却システムにおいて、温度変動に対する機器破損防止や機器寿命の安定化を図るとともに、ファン回転数の変動によって生じる気になる音の変動回数を制限する。
【解決手段】吸着式冷凍機による冷媒の吸着・脱離工程間の切替り時の熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑える制御をする温度制御手段(11a,12a〜12f,13)を備え、室外熱交換器に入出力される室外空気の出入口温度(12a)に応じて、又は室外熱交換器内に入出力される熱媒体の温度(12b,12c)に応じて、又は複数の室内交換器の少なくとも1つに入出力される熱媒体温度(12b,12c,12d,12e)に応じて、室外熱交換器冷却用ファンの回転数を制御し、又は第1発熱体(2)からの熱媒体の出口温度(12f)に基づいてポンプの回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着式冷凍機における温度制御システムに関し、特に、温度変動を嫌う熱源として用いられる吸着式冷凍機内を循環する熱媒体の温度変動を抑えた温度制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、本出願人により平成13年6月15日付けで出願された特願2001−182029がある。この従来技術においては、高温発熱体のエネルギーを使用して同じ空間内に存在する低温発熱体を冷却する吸着式冷凍機が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特願2001−182029
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の吸着式冷凍機においては、冷却システムを外気温度や湿度に依存して作動させると、吸着器内の熱バランスが変化し、高温発熱体を循環する循環流体である熱媒体に温度変動が発生し、温度変動を嫌う機器の冷却には適用できないという課題があった。
【0005】
本発明の目的は、上記課題を解決するために、外気温度や湿度が変動しても常に高温発熱体を循環する熱媒体の温度変動を一定の範囲に抑制し、それにより温度変動に対する機器破損防止や機器寿命の安定化を可能とする、吸着式冷凍機における温度制御システムを提供することにある。
また、本発明は、熱媒体の温度変動を一定の範囲の抑制することに伴う騒音を抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、吸着式冷凍機による冷媒の吸着工程と脱離工程の間の切り替わり時の熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑える制御をする温度制御手段11a,12a〜12f,13を備えたことを特徴とする温度制御システムが提供される。
【0007】
これにより、熱媒体の温度変動幅は一定となるので、温度変動に対する機器破損防止や機器寿命の安定化が可能となる。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、吸着式冷凍機は、熱媒体と室外空気とを熱交換する室外熱交換器7と、室外熱交換器への室外空気の出入口に設けられたファン11aとを備えており、温度制御手段は、室外熱交換器に吸い込まれる室外空気の出入口温度12aに応じてファンの回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【0009】
請求項3記載の発明によれば、吸着式冷凍機は、熱媒体と室外空気とを熱交換する室外熱交換器7と、室外熱交換器への室外空気の出入口に設けられたファン11aとを備えており、温度制御手段は、室外熱交換器内に入力される熱媒体及び室外熱交換器から出力される熱媒体の少なくとも一方の温度12b,12cに応じてファンの回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【0010】
請求項4記載の発明によれば、室内交換器は複数の室内交換器7a,7bからなり、複数の室内交換器の少なくとも1つに入力される熱媒体及び室外熱交換器の少なくとも1つから出力される熱媒体の少なくとも一方の温度12b,12c,12d,12eに応じてファンの回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【0011】
請求項5記載の発明によれば、複数の室内交換器を備え、複数の室内交換器の少なくとも1つに入力される熱媒体及び室外熱交換器の少なくとも1つから出力される熱媒体の少なくとも一方の温度12b,12c,12d,12eに応じてファンの回転数を制御するとともに、複数の室外熱交換器の一つに吸い込まれる室外空気の出入口温度12aに応じてファンの回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【0012】
請求項6記載の発明によれば、温度制御手段は、第1発熱体2から冷却手段3に供給される熱冷媒の量を制御するポンプ10aを備えており、第1発熱体2からの熱媒体の出口温度12fに基づいてポンプの回転数を制御することにより熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
【0013】
請求項7記載の発明によれば、温度制御手段は、第1発熱体2からの熱媒体の出口温度変動幅12fを一定にすることにより熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにした。
請求項8記載の発明によれば、吸着式冷凍機は、第1の吸着器4aと第2の吸着器4bとを備えており、第1の吸着器4aが冷媒の吸着工程にあり第2の吸着器4bが記冷媒の脱離工程にある第1の吸着パターンと、第1の吸着器4aが冷媒の脱離工程にあり第2の吸着器4bが冷媒の吸着工程にある第2の吸着パターンとの間を、所定のタイミングで切替えるようにし、第1の吸着パターンと第2の吸着パターンとの間の切り替わり時に、ファン11a,11bの回転数を変更するようにした。
これにより、パターンが切り替わるまでの間はファンは低速で回転する。したがって、ファン風量の変更回数は少なくなるので、ファン風量変更に伴う耳障りな音を低減させることができる。
請求項9〜12記載の発明によれば、予め定められた条件とは、第1発熱体から吸着式冷凍機に入力される水の温度が目標温度以上になった時、第2の発熱体3から吹出される空気の吹出温度が所定温度以上になった時、吸着パターンの継続時間に所定時間を加算した時間が経過した時、吸着パターンの切り換え時から所定時間以上経過した時のいずれかである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面によって詳述する。全図を通じて同一部材または類似部材には同一の参照符号を付してある。
(第一の実施の形態)
図1は本発明の第一の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【0015】
本実施の形態は、本発明に係る吸着式冷凍機を携帯電話基地局(以下、基地局と略す。)内の電子機器の冷却に適用したものであって、基地局1内には、比較的発熱量が多く、かつ、高温となる電波出力用アンプ、電波出力制御盤、整流器、電子機器、電気機器及び電気変換器等からなる第1発熱体2と、第1発熱体2より低温で冷却する必要がある回路制御盤、バッテリ、電子機器、電気機器及び電気変換器等からなる第2発熱体3と、両発熱体2、3を冷却する冷凍機4(冷却手段、一点鎖線で囲まれた部分)とが設けられている。なお、両発熱体2及び3は単独で稼動するものではなく、両者が連動して稼動するものである。
【0016】
ここで、冷凍機4は、第1発熱体2から吸熱し、その吸熱した熱により吸着剤を過熱することにより稼動する吸着式冷凍機であり、以下、吸着式冷凍機(冷凍機4)について述べる。
【0017】
なお、吸着剤は、冷媒(本実施の形態では水)を吸着するとともに、過熱されることにより吸着していた冷媒を脱離するもので、本実施の形態では、シリカゲルやゼオライト等の固体吸着剤を採用している。
【0018】
4a及び4bは内部が略真空に保たれた状態で冷媒が封入された吸着器であり、この吸着器4a及び4b内にはそれぞれ、吸着剤と熱媒体(本実施の形態では、エチレングリコール系の不凍液が混入された水)とを熱交換する第1熱交換機(吸着コア)5a及び5bと、熱媒体と吸着器4a及び4b内に封入された冷媒とを熱交換する第2熱交換機(蒸発/凝縮コア)6a及び6bとが収納されている。
【0019】
なお、本実施の形態では、吸着式冷凍機4は複数個(2個)の吸着器4a及び4bから構成されており、紙面右側の吸着器4aは(以下、第1吸着器4aと呼ぶ。)と紙面左側の吸着器4b(以下、第2吸着器4bと呼ぶ。)とは、同じ構成であるので、両者を総称して呼ぶときは、吸着器4と表記する。また、熱交換機5a及び5bの添え字aは第1吸着器4a内の熱交換機であることを示し、bは第2吸着器4b内の熱交換機であることを示す。
【0020】
7は基地局1の建物外に配設された熱媒体と室外空気(放熱対象)とを熱交換する室外熱交換器であり、8は熱媒体を室外熱交換器7に供給するリザーブタンクである。
2aは第1発熱体2で発生する熱を集めてその熱と熱媒体の熱とを熱交換させる第1集熱器であり、3aは第2発熱体3で発生する熱を集めてその集めた熱と熱媒体の熱とを熱交換させる第2集熱器であり、9a〜9eは熱媒体流れを切り替えるロータリ式バルブ(以下、バルブと呼ぶ。)であり、10a〜10cは熱媒体を循環させるポンプである。
【0021】
本実施の形態により、室外熱交換器7の空気の出入り口に温度センサ12aを設け、ECU(電子制御装置)13は温度センサ12aの出力に応じてファン11aの回転数を制御するようにした。
【0022】
次に、冷凍機の基本作動モードについて説明する。
【0023】
このモードは、以下に述べる第一、第二の基本作動モードを所定時間毎にあるいは予め定められた条件が満たされると切換運転するものである。因みに、所定時間は、吸着剤に吸着されていた冷媒を脱離させるに必要な時間に基づいて適宜選定されるものである。
【0024】
なお、本実施の形態では、第1発熱体2は150℃以下となるように冷却(吸熱)され、第2発熱体3は外気温度(55℃〜60℃)以下程度となるように冷却され、吸着式冷凍機4は70℃以上、100℃以下で所定の冷凍能力を発揮するように各種諸元が決定されている。
【0025】
また、以下の作動説明からも明らかなように、冷凍機4を安定稼動させるためには、第2発熱体3の発熱量が常に第1発熱体2の発熱量以下となる必要がある。
【0026】
第1基本作動モードでは、第2集熱器3aと第1吸着器4aの蒸発/凝縮コア6aとの間で熱媒体を循環させることにより、第1吸着器4a内の冷媒を蒸発させて第2集熱器3aに冷却された熱媒体を供給することによって第2発熱体3を冷却するとともに、第1吸着器4a内で蒸発した気相冷媒(水蒸気)を第1吸着器4a内の吸着剤にて吸着する。
【0027】
以下、冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮しつつ、その蒸発した気相冷媒を吸着剤にて吸着させている状態にある吸着器4a又は4bのことを、「吸着工程にある吸着気4a又は4b」と呼び、吸着剤を加熱して吸着していた冷媒を脱離させつつ、その脱離した冷媒を冷却凝縮させている状態にある吸着器4a又は4bのことを、「脱離工程にある吸着器4a又は4b」と呼ぶ。
【0028】
第二基本作動モードでは、第一基本作動モードとは逆に、第1吸着器4aを吸着工程とし、第2吸着器4bを脱離工程とするものである。
【0029】
この外に、加熱運転モード、少熱運転モード、直接運転モード、等がある。それらのモードの詳細は特願2001−182029に記載されているので、ここでは説明を省略するが、本願発明はこれらのモードのすべてに適用できる。
【0030】
図2は図1におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップS21でファン特性V(rpm/°C)を予め入力する。このファン特性は、外気温度に対応する最適ファン回転数を示すマップである。
【0031】
次にステップS22にて、室外熱交換器7への空気の出入口に配置された温度センサ12aにより測定された外気温度を検出する。
【0032】
そしてステップS23にて、ステップS22で測定された温度に対応するファン回転数を、ファン特性から獲得し、そのファン回転数となるようにファン11aを制御する。
【0033】
こうして、外気温度に応じてファン回転数を制御することにより、熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えることが可能になる。
(第二の実施の形態)
図3は本発明の第二の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。本実施の形態においては、温度センサ12bは室外熱交換器7に入力される熱媒体の温度を測定するものであり、温度センサ12cは室外熱交換器7から出力される熱媒体の温度を測定するものである。ECU13は温度センサ12a及び12bの少なくとも一方の出力に応じてファン11aの回転数を制御する。
【0034】
図4は図3におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップS41にて室外熱交換器7の入力水温(熱媒体の温度)の設定値T1を設定する。次いでステップS42にて室外熱交換器7の出口水温(熱媒体の温度)の設定値T2を設定する。次いでステップS43にて、温度センサ12bにより測定された室外熱交換器7の入力水温を検知する。
【0035】
次いでステップS44にて、検知温度が入力水温の設定値T1と等しいかを判定する。等しくなければステップS45に進み、検知温度が設定値T1より高いかを判定する。
【0036】
ステップS44で、検知温度が入力水温の設定値T1と等しいと判定されると、ステップS46にてファン11aの回転数を変化させないように制御する。
【0037】
ステップS45で、検知温度が設定値T1より高いと判定されると、ステップS47にて、熱媒体の温度を下げるべくファン11aの回転数を増加させる制御をする。
【0038】
ステップS45にて、検知温度が設定値T1以下である判定されると、ステップS48にて、熱媒体の温度を上げるべくファン11aの回転数を低減させる制御をする。
【0039】
次いで、ステップS49で、温度センサ12cにより測定された室外熱交換器7の出口水温を検知する。
【0040】
次いでステップS50にて、検知温度が出口水温の設定値T2以下かを判定する。検知温度が出口水温の設定値T2以下であれば、ファン11aの回転数を増減する必要はないのでステップS43に戻る。検知温度が出口水温の設定値T2以下でなければステップS51に進み、検知温度が設定値T2より高いかを判定する。
【0041】
ステップS51で、検知温度が設定値T2より高いと判定されると、ステップS52にて、熱媒体の温度を下げるべくファン11aの回転数を増加させる制御をしてステップS49に戻る。
【0042】
ステップS51にて、検知温度が設定値T2以下である判定されると、ステップS53にて、熱媒体の温度を上げるべくファン11aの回転数を低減させる制御をしてステップS49に戻る。
【0043】
これにより、室外熱交換器7やファン11aが変更されても上記の制御で対応可能であり、図1の実施の形態におけるような熱交換特性をECUに設定する必要がない。
【0044】
なお、図4の例では室外熱交換器7の入力の水温(熱媒体の温度)の設定値T1及び出力の水温の設定値T2を温度センサ12b及び12cによる測定値とそれぞれ比較したが、設定値の一方のみを用いて制御してもよい。
(第三の実施の形態)
図5は本発明の第三の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。本実施の形態においては、第一及び第二の実施の形態における単一の室外熱交換器7に替えて、2つの室外熱交換器7a及び7bを備えている。
【0045】
吸着器4a及び4bの動作停止時では、2方−4方バルブ9c及び9dにより、第2集熱器3aと室外熱交換器7bを直接循環する回路と、2方−4方バルブ9a及び9bにより、第1集熱器2aと室外熱交換器7aを直接循環する回路とが形成される。
【0046】
本実施の形態においては、温度センサ12aは室外熱交換器7bの空気の出入口に設けられており、温度センサ12bは室外熱交換器7aに入力される熱媒体の温度を測定するものであり、温度センサ12cは室外熱交換器7aから出力される熱媒体の温度を測定するものであり、温度センサ12dは室外熱交換器7bに入力される熱媒体の温度を測定するものであり、温度センサ12eは室外熱交換器7bから出力される熱媒体の温度を測定するものである。ECU13は温度センサ12a〜12eの少なくとも一方の出力に応じてファン11aの回転数を制御する。
【0047】
図6は図5におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップS61にて吸着器4aおよび4bの作動時及び停止時の室外熱交換器に入出力する熱冷媒(水)の温度を設定する。第1吸着器4aの作動時における室外熱交換器7aの入力水温(熱媒体の温度)及び出力水温(熱媒体の温度)の設定値はそれぞれT1及びT2とし、第2吸着器4bの作動時における室外熱交換器7bの入力水温(熱媒体の温度)及び出力水温(熱媒体の温度)の設定値はそれぞれT3及びT4とし、第1吸着器4aの停止時における室外熱交換器7aの入力水温(熱媒体の温度)及び出力水温(熱媒体の温度)の設定値はそれぞれT5及びT6とし、第2吸着器4bの停止時における室外熱交換器7bの入力水温(熱媒体の温度)及び出力水温(熱媒体の温度)の設定値はそれぞれT7及びT8とする。
【0048】
次いでステップS62にて吸着器4a及び4bがオンかオフかを判定する設定温度をT9とする。室外熱交換器7bの空気吸い込み口の温度がT9以上であれば吸着器はオンと判定され、T9より低ければ吸着器はオフと判定される。
【0049】
次いでステップS63にて温度センサ12aにより測定された室外熱交換器7bの空気の吸い込み温度を検知する。
【0050】
次いでステップS64にて温度センサ12aによる測定値が設定値T9以上かを判定する。否であれば吸着器4a及び4bはオフであると判断して、ステップS65にて吸着器停止時の設定値T5及びT7を第1室外熱交換器7a及び第2室外交換器7bの入口水温の設定値とし、吸着器停止時の設定値T6及びT8を第1室外熱交換器7a及び第2室外熱交換器7bの出口水温の設定値とする。また、ステップS64の判定の結果、温度センサ12aによる測定値が設定値T9以上であれば、両吸着器4a及び4bはオンであると判断して、ステップS66にて吸着器の作動時の設定値T1及びT3を室外熱交換器7a及び7bの入口水温の設定値とし、吸着器作動時の設定値T2及びT4を室外熱交換器7a及び7bの出口水温の設定値とする。
【0051】
次いでステップS67にて室外熱交換器7aの入口水温を温度センサ12bにて検知する。
【0052】
次いで、ファン11a及び1bの回転数の制御を、温度センサによる測定値に応じて以下の通り行う。図6のステップS67以降はファン11aの回転数の制御を示すフローチャートであり、図7のステップS78以降はファン11bの回転数の制御を示すフローチャートである。
【0053】
ステップS68にて、温度センサ12bによる測定値が作動時の第1吸着器4aの入口水温の作動時設定値T1又は停止時設定値T5に等しいかを判定する。否であれば第1吸着器4aは作動時及び停止時のいずれの入口水温設定値とも異なると判定されて、ステップS69に進み温度センサ12bによる測定値が第1吸着器4aの作動時の設定値T1又は停止時の設定値T5より高いかを判定する。温度センサ12bによる測定値が第1吸着器4aの作動時の設定値T1又は停止時の設定値T5より高いと判定されると、熱媒体の温度を低下させるべくステップS70にてファン11aの回転数を低減させる。
【0054】
ステップS69の判定で温度センサ12bによる測定値が第1吸着器4aの作動時の設定値T1又は停止時の設定値T5以下であると判定されると、熱媒体の温度を上げるべくステップS71にてファン11aの回転数を増加させる。
【0055】
ステップS68の判定で温度センサ12bによる測定値が第1吸着器4aの作動時の設定値T1又は停止時の設定値T5と等しいと判定されると、熱媒体の温度は変化させる必要がないので、ステップS72にてファン11aの回転数を一定に保つ。
【0056】
次にステップS73にて、室外熱交換器7aの出口水温を温度センサ12cにて検知する。
【0057】
次いで、ファン11a及び11bの回転数の制御を、温度センサ12cによる測定値に応じて、ステップS68からステップS71までの制御と同様にして行う。但し、ステップS74にて、温度センサ12cによる測定値が作動時の第1吸着器4aの出口水温の作動時の設定値T2又は停止時のT6と等しい場合は、ファンの制御をする必要がないので、ステップS63に戻り、ステップS63以降の動作を繰り返す。また、ステップS76又はステップS77の制御の後はステップS73に戻りファン11bの回転数の制御を繰り返す。
【0058】
図7のステップS78〜ステップS88はファン11bの回転数の制御を示すフローチャートである。この制御も図6のステップS67以降に示したファン11aの制御と同様であるので、説明を省略する。
【0059】
以上の本発明の第三の実施の形態によれば、室外熱交換器7a又は7bやファン11aが変更されても上述した制御により対応可能であり、且つ、第一の実施の形態におけるような熱交換特性を入力する必要がなく、手間が省けるという効果もある。
(第四の実施の形態)
図8は本発明の第四の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。本実施の形態においては、第一の実施の形態における室外熱交換器7への空気の出入口に設けられた温度センサ12aに替えて,第1集熱器2aからの熱媒体の出口に温度センサ12fが設けられている。その他の構成は図1に示した温度制御システムと同じである。
【0060】
図9は図8におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップS91にて第1集熱器2aから出力される熱冷媒(水)の温度Tを設定する。
【0061】
次いでステップS92にて温度センサ12fにより測定された、第1集熱器から出力される熱冷媒の温度を検知する。
【0062】
次いでステップS93にて温度センサ12fによる測定値が設定値Tと等しいかを判定する。否であれば熱冷媒の温度は設定値と異なるので、ステップS94に進み、温度センサ12fによる測定値が設定値Tより高いかを判定する。温度センサ12fによる測定値が設定値より高い場合は、熱媒体の温度を低下させるべくステップS95にてポンプ10aの回転数を低減させる。
【0063】
ステップS94の判定で温度センサ12fによる測定値が設定値Tより低いと判定されると、熱媒体の温度を上げるべくステップS97にてポンプ10aの回転数を増加させる。
【0064】
ステップS93の判定で温度センサ12fによる測定値が設定値Tと等しいと判定されると、熱媒体の温度は変化させる必要がないので、ステップS98にてポンプ10aの回転数を一定に保つ。
【0065】
ステップS95、97.又は98の終了後、ステップS9に戻り上記の動作を繰り返す。
以上に説明した本発明の第一から第四の実施の形態のそれぞれにより、第1集熱器2aから出力される熱媒体の温度を一定にし、常に吸着器の吸着工程と脱離工程の切り替わり時の温度変動ΔTが一定となるので、吸着器の熱ロスが一定となる。
【0066】
また、第1発熱体2の発熱量が変化しても、常に第1集熱器2aの出口温度を一定に制御することが可能となり、温度変動により故障や寿命短縮が発生する危機の冷却に適したシステムとすることが可能である。
【0067】
さらに、吸着器の1サイクル(吸着、脱離)内での温度変動にも追随が可能となり、より高精度に温度変動を制御可能となる。
【0068】
また、吸着器の温度振幅も常に一定になるので、吸着器の故障も低減が可能となる。
【0069】
即ち、吸着器4は常に第2発熱体3の熱エネルギーを同一量使用し、また吸着器4から出力される熱媒体の温度が一定になるので、第1発熱体2及び第2発熱体3の温度は外気温度に影響されることなく一定となり、温度変動により故障や寿命短縮が発生する危機の冷却に適してシステムとすることが可能となる。
【0070】
また、吸着器の温度振幅も常に一定になるので、吸着器の故障も低減が可能となる。
(第五の実施の形態)
図10は本発明の第5の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。同図は図5と実質的に同じであり、同一参照符号は同一物を示す。図10では図5を更に詳細に示してある。即ち、基地局1内に存在する第1発熱体2は最大で12台の増幅器(AMP)と集熱器からなり、第2発熱体3にはモデム(MDE)が含まれている。また、吸着式冷凍機4内には冷凍用の室内器100が設けられている。基地局1内に室内機100を含ませてもよい。
図10には、図5に図示されていない要素として、第1発熱体2の入力側に設けられた非常用ニ方バルブ9e、第1発熱体2に出力側に設けられた非常用ニ方バルブ9f、第1室外熱交換器7aからの熱媒体の出口に設けられた冗長用三方バルブ9g、第1発熱体2からの熱媒体の出口に設けられた温度センサ12g、室外機100から第2発熱体3に向けて吹き出される空気の温度を検出する吹出温センサ12h、第1室外熱交換器7aと第2室外熱交換器7bとの間に設けられた室外機切替用三方バルブ9i、基地局1と吸着式冷凍機4の間に設けられたメンテナンス用オン/オフバルブ101、102、および吸着式冷凍機4と室外年津交換器7a,7bの間に設けられたメンテナンス用オン/オフバルブ103から106が示されている。
図11は図10に示した温度制御システムによるバルブ9a〜9dのオン/オフの制御のタイミングとファン回転数の変更との関係を示すグラフである。同図に示すように、2方−4方バルブ9aおよび9bが開いており、2方−4方バルブ9cおよび9dが閉じている間は第一の吸着パターン(Aパターン、第一の基本動作モード)であって、吸着器4aは脱離工程を行い、吸着器4bは冷却工程を行う。また、2方−4方バルブ9aおよび9bが閉じており、2方−4方バルブ9cおよび9dが開いている間は第二の吸着パターン(Bパターン、第二の基本動作モード)であって、吸着器4aは吸着工程を行い、吸着器4bは脱離工程を行う。Aパターンでは、所定時間間隔毎の第一の吸着パターン2方−4方バルブ9aが開から閉に切り替わり時から所定時間T1の後に2方−4方バルブ9bが開から閉に切り替わる。また、Bパターンでは2方−4方バルブ9cが閉から開に切り替わり時から所定時間T2の後に2方−4方バルブ9dが閉から開に切り替わる。このように、切り替わりのタイミングを若干ずらすのは、温水と冷水が吸着式冷凍機内で混合することを防止するためである。
本実施の形態により、AパターンとBパターンとの切り替わり時に、温度制御手段を制御するようにした。具体的にはファン11aおよび11Bの回転数を変更するようにした。
図12は図10に示した温度制御システムにおける吸着パターンの切替えおよびファンの風量変更動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップ121〜124にて水温センサ12gによる検出水温が目標水温TWM以上か、吹出温センサ12hからの検出温度TFIが所定温度、例えば35℃以上か、前回のパターンの継続時間に所定時間、例えば60秒を加算した時間が経過したか、又はパターンの切替え後、所定時間、例えば720秒経過した場合のいずれかで、ステップ125にて吸着パターンがAからB又はBからAに切り替わる。この切替えは、対応する冷水ポンプをオフにし、ロータリ式バルブ9a〜9dの切替えにより行われる。
次いで、ステップ126にて第一の実施の形態から第四の実施の形態で説明した温度制御システムの制御が行われる。
次いで、ステップ127にて吸着ファン11aおよび凝着ファン11bの回転数をECU13(図1、図3、図5、図8参照)により制御して風量を変更し、スタートに戻る。
これにより、パターンの変更時にのみファンの風量が変更されるので、ファン回転数を常時変更することに比べて風切り替わり音の変動はモータ回転数の変動による音の変化が耳につく音となるといった問題は軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【図2】図1におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の第二の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【図4】図3におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第三の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【図6】図5におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。
【図7】図5におけるファン11bの回転数の制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第四の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【図9】図8におけるECU13の動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第5の実施の形態による吸着式冷凍機における温度制御システムを示す図である。
【図11】図10に示した温度制御システムによるバルブ9a〜9dのオン/オフの制御のタイミングとファン回転数の変更との関係を示すグラフである。
【図12】図10に示した温度制御システムにおける吸着パターンの切替えおよびファンの風量変更動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話基地局(閉じられた空間)
2…第1発熱体
2a…第1集熱器
3…第2発熱体
3a…第2集熱器
4…吸着式冷凍機
4a,4b…吸着器
5a,5b…吸着コア
6a,6b…蒸発縮コア
7,7a,7b…室外熱交換器
10a,10b…ポンプ
11a,11b…ファン
12a〜12f…温度センサ
13…ECU
TFI…吹出温度
KS…吸着パターンの継続時間

Claims (12)

  1. 閉じられた空間(1)に存在する第1発熱体(2)から熱を吸収し、その吸収した熱により可動する冷却手段(4)を備え、前記冷却手段(4)は、前記閉じられた空間内に存在する第2発熱体(3)を冷却し、蒸発した気相冷媒を吸着するとともに、過熱されることによりその吸着していた冷媒を脱離する吸着剤と、前記第1発熱体から熱を吸収して前記吸収剤に供給する熱媒体とを有して構成された吸着式冷凍機であり、前記吸着式冷凍機による前記冷媒の吸着工程と脱離工程の間の切り替わり時の前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑える制御をする温度制御手段(11a,11b,12a〜12f,13)を備えたことを特徴とする、吸着式冷凍機における温度制御システム。
  2. 前記吸着式冷凍機は、前記熱媒体と室外空気とを熱交換する室外熱交換器(7)と、前記室外熱交換器への室外空気の出入口に設けられたファン(11a)とを備えており、前記温度制御手段は、前記室外熱交換器に吸い込まれる室外空気の出入口温度(12a)に応じて前記ファンの回転数を制御することにより、前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項1記載の温度制御システム。
  3. 前記吸着式冷凍機は、前記熱媒体と室外空気とを熱交換する室外熱交換器(7)と、前記室外熱交換器への室外空気の出入口に設けられたファン(11a)とを備えており、前記温度制御手段は、前記室外熱交換器内に入力される前記熱媒体及び前記室外熱交換器から出力される前記熱媒体の少なくとも一方の温度(12b,12c)に応じて前記ファンの回転数を制御することにより、前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項1記載の温度制御システム。
  4. 前記室内交換器は複数の室内交換器(7a,7b)からなり、前記複数の室内交換器の少なくとも1つに入力される前記熱媒体及び前記室外熱交換器の少なくとも1つから出力される前記熱媒体の少なくとも一方の温度(12b,12c,12d,12e)に応じて前記ファンの回転数を制御することにより、前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項3記載の温度制御システム。
  5. 前記室内交換器は複数の室内交換器からなり、前記複数の室内交換器の少なくとも1つに入力される前記熱媒体及び前記室外熱交換器の少なくとも1つから出力される前記熱媒体の少なくとも一方の温度(12b,12c,12d,12e)に応じて前記ファンの回転数を制御するとともに、前記複数の室外熱交換器の一つに吸い込まれる室外空気の出入口温度(12a)に応じて前記ファンの回転数を制御することにより、前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項3記載の温度制御システム。
  6. 前記温度制御手段は、前記第1発熱体(2)から前記冷却手段(3)に供給される前記熱冷媒の量を制御するポンプ(10a)を備えており、前記第1発熱体(2)からの前記熱媒体の出口温度(12f)に基づいて前記ポンプの回転数を制御することにより前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項1記載の温度制御システム。
  7. 前記温度制御手段は、前記第1発熱体(2)からの前記熱媒体の出口温度変動幅(12f)を一定にすることにより前記熱媒体の温度変動幅を一定の範囲に抑えるようにしたことを特徴とする、請求項1記載の温度制御システム。
  8. 前記吸着式冷凍機は、第1の吸着器(4a)と第2の吸着器(4b)とを備えており、前記第1の吸着器(4a)が前記冷媒の吸着工程にあり前記第2の吸着器(4b)が記冷媒の脱離工程にある第1の吸着パターンと、前記第1の吸着器(4a)が前記冷媒の脱離工程にあり前記第2の吸着器(4b)が前記冷媒の吸着工程にある第2の吸着パターンとの間を、予め定められた条件が満たされると、切替えるようにし、前記第1の吸着パターンと前記第2の吸着パターンとの間の切り替わり時に、前記ファン(11a,11b)の回転数を変更するようにしたことを特徴とする、請求項2から7のいずれか一項記載の温度制御システム。
  9. 前記予め定められた条件とは、前記第1発熱体から前記吸着式冷凍機に入力される水の温度が目標温度以上になった時であることを特徴とする、請求項8記載の温度制御システム。
  10. 前記予め定められた条件とは、前記第2の発熱体(3)から吹出される空気の吹出温度が所定温度以上になった時であることを特徴とする、請求項8記載の温度制御システム。
  11. 前記予め定められた条件とは、前記吸着パターンの継続時間に所定時間を加算した時間が経過した時であることを特徴とする、請求項8記載の温度制御システム。
  12. 前記予め定められた条件とは、前記吸着パターンの切り換え時から所定時間以上経過した時であることを特徴とする、請求項8記載の温度制御システム。
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