JP2004239341A - 固体移送スクリューのシール構造およびそれを用いた還元金属の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固体移送スクリュー3の駆動軸4を、加熱炉1の両側壁2に設けた貫通孔6を貫通させて、炉外両側に設けた昇降可能な支持装置7で支持する。そして、貫通孔6の、炉外側縁部6aの周りを取り囲むようにシールブロック8を取り付ける。さらに、このシールブロック8より炉外側に、駆動軸4が貫通し摺動する摺動孔10を有するスライドパネル9を設ける。そして、スライドパネル9を、シール部材11を介して、シールブロック8に対して上下方向に摺動可能な程度に圧接する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱炉内に設置される固体移送スクリューに関し、特に炭材を含む酸化鉄含有物質を加熱還元して還元鉄を製造する移動炉床炉内に設置される、原料均しスクリューや製品排出スクリューに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動炉床炉(加熱炉)内で、炭素質還元材を含む酸化金属(原料)を加熱還元して還元金属(製品)を製造するに際して、移動炉床上に原料を均一に敷設するために原料均しスクリューが用いられ、製品を炉から取り出すために製品排出スクリューが用いられる。そして、操業の状況により原料の敷設厚さを変更したり、移動炉床上に堆積した付着物等の掻き出しを行うために、操業中に原料均しスクリューおよび製品排出スクリューの昇降を行うことが必要とされる(特許文献1、3参照)。
【0003】
原料均しスクリューや製品排出スクリューを加熱炉内に設置する場合、駆動機構を加熱炉の高温雰囲気から保護するため、加熱炉の側壁に貫通孔を設け、スクリューの駆動軸をこの貫通孔を介して炉外に引き出し、炉外に駆動装置を配する方法が一般的に採用されている。貫通孔と駆動軸との間に生じる隙間は、炉内雰囲気ガスの噴出または外気の炉内への侵入の原因となることから、これを防止するためのシール機構が必要になる。
【0004】
このようなスクリュー式装置に昇降装置を付加すると、貫通孔と駆動軸との相対的位置関係が昇降によって変化する。したがって、シール機構には、貫通孔と駆動軸との相対的位置関係の変化に追従できる構造が要求される。
【0005】
昇降装置を有する原料均しスクリューとしては、例えば特許文献1に開示されている。また、昇降装置を有する製品排出スクリューとしては、例えば特許文献2に開示されている。上記2つの従来例は炉内に設置したスクリューを炉外に設置した昇降装置により昇降可能に支持したものである。しかし、これら従来技術では、加熱炉の側壁に設けられた貫通孔とスクリューの駆動軸とは上下方向に固定の構造となっており、操業中にスクリューの昇降を可能とする構造が明らかにされていない。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−64710号公報
【特許文献2】
特開2001−304766号公報
【特許文献3】
特開2001−144225号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、加熱炉内に設置される原料均しスクリューや製品排出スクリューなどの固体移送スクリューのシール構造であって、操業中でも加熱炉の気密性を確保しつつ固体移送スクリューを昇降可能とするシール構造と、そのシール構造を用いた還元金属の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、固体物質を加熱処理する加熱炉内に、この加熱炉の側壁を貫通して設置され、昇降可能とされた固体移送スクリューと、前記加熱炉との間のシール構造であって、この固体移送スクリューは、略水平に設けられた駆動軸と、この駆動軸の周りに固設された螺旋羽根とからなり、前記駆動軸は、前記加熱炉の両側壁にそれぞれ設けられた、前記駆動軸の直径より少なくとも前記固体移送スクリューの昇降可能範囲の高さ分だけ上下方向の径が大きいスクリュー駆動軸貫通孔を貫通し、前記加熱炉外両側にそれぞれ設けられた昇降可能な支持装置で支持されているものであって、炉外両側ともに、前記スクリュー駆動軸貫通孔の、炉外側縁部の周りを取り囲むように取り付けられたシールブロックと、このシールブロックよりさらに炉外側に位置し、前記駆動軸が貫通し摺動するスクリュー駆動軸摺動孔を有するスライドパネルとを備え、前記スライドパネルが、前記シールブロックに対して上下方向に摺動可能なことを特徴とする、固体移送スクリューのシール構造である。
【0009】
本発明によれば、シールブロックとスライドパネルとが気密性を保持しつつ上下に相対位置を変更できるので、比較的大きな固体移送スクリューの昇降量に対しても適用できる。
【0010】
請求項2に係る発明は、さらに、前記シールブロックおよびスライドパネルのいずれか一方に取り付けられ、前記駆動軸を1重または2重以上に取り囲むシール部材を備え、前記スライドパネルが、前記シール部材を介して前記シールブロックに圧接されたものである、請求項1記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0011】
これにより、シールブロックとスライドパネルとが直接接触しないため、これら両部材の磨耗が低減されるとともに、シールブロックおよび/またはスライドパネルが熱変形してこれら両部材間に隙間ができてもシール性を確保できる。
【0012】
請求項3に係る発明は、前記スクリュー駆動軸摺動孔と前記駆動軸との隙間をシールするシール装置を設けた、請求項1または2記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0013】
これにより、スクリュー駆動軸摺動孔と前記駆動軸との間の気密性がさらに高められる。
【0014】
請求項4に係る発明は、炉外両側ともに、前記支持装置に固定されてこの支持装置と一体に昇降する昇降部材と、この昇降部材と前記スライドパネルとを連結する連結部材とを設けた、請求項1〜3のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0015】
これにより、スライドパネルが連結部材を介して昇降部材に支持された状態で昇降するため、スライドパネルの荷重が固体移送スクリューの駆動軸や前記シール部材に掛かることがなく、駆動軸やシール部材の磨耗が低減され、安定した気密性が確保される。
【0016】
請求項5に係る発明は、前記連結部材を滑折構造とした、請求項4記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0017】
これにより、固体移送スクリューの昇降によって駆動軸が水平からずれて傾斜した場合でも、連結部材が滑折してスライドパネルとシールブロックとの、シール部材を介しての接触が確実に保たれる。
【0018】
請求項6に係る発明は、前記シール装置と前記スクリュー駆動軸摺動孔との間を伸縮継手で接続した、請求項3〜5のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0019】
これにより、固体搬送スクリューの駆動軸が水平から大きく傾斜した状態で操業する場合でも、駆動軸とシール装置との芯ずれを伸縮継手によって吸収し、良好な気密性を保つことができる。
【0020】
請求項7に係る発明は、前記スライドパネルを前記シールブロックに押し付ける押し付け装置を設けた、請求項1〜6のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0021】
これにより、スライドパネルとシールブロックとの間の気密性をより確実なものにできる。
【0022】
請求項8に係る発明は、前記シール部材を2重以上設けた場合において、これらのシール部材の間の少なくとも1個所に、不活性ガスを吹き込む不活性ガス導入経路を設けた、請求項2〜7のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0023】
これにより、内側のシール部材が炉内からの熱やダスト等の影響により劣化した場合でも、不活性ガスの吹込みによりシール部材が保護されるため、気密性に対する信頼性がさらに向上する。
【0024】
請求項9に係る発明は、前記スライドパネルが複数のスライドパネル部材の組み合わせからなり、メンテナンスの際に前記スライドパネル部材の一部を取り外すことによって、前記固体移送スクリューを炉外に引き出せるようにした、請求項1〜8のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0025】
これにより、固体移送スクリューのメンテナンス作業が容易となるため、作業時間が短縮され、稼働率が向上する。
【0026】
請求項10に係る発明は、炉外両側にそれぞれ設けられた前記昇降部材同士が一体に接続された、請求項4〜9のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造である。
【0027】
これにより、固体移送スクリューの駆動軸を水平から傾斜させた場合でも、駆動軸と炉外両側に設けた支持装置とが一体に動くため、支持装置に異常な負荷がかかることがない。
【0028】
請求項11に係る発明は、請求項1〜10のいずれか1項記載のシール構造を備えた原料均しスクリューおよび/または請求項1〜9のいずれか1項記載のシール構造を備えた製品排出スクリューを設けた移動炉床炉を用いて、炭素質還元材を含む酸化金属を加熱還元して還元金属を製造することを特徴とする、還元金属の製造方法である。
【0029】
これにより、操業中に原料均しスクリューおよび/または製品排出スクリューを容易に昇降できるため、炉床上への原料の敷設の均一性が確保でき、炉床上からの付着物の除去が確実に行えるので、長期間安定した操業が継続できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しつつ詳細に説明する。
【0031】
〔実施の形態1〕
図1に、本発明の第1の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。ここに、符号1は加熱炉、符号2は加熱炉1の側壁、符号3は固体移送スクリュー、符号4は固体移送スクリュー3の駆動軸、符号5は固体移送スクリュー3の螺旋羽根、符号6は側壁2に設けられたスクリュー駆動軸貫通孔、符号7は支持装置、符号8はシールブロック、符号9はスライドパネル、符号10はスライドパネル9に設けられたスクリュー駆動軸摺動孔、符号11はシール部材を示す。
【0032】
本発明が適用される加熱炉1の形式は限定されるものではないが、粉粒状または塊状の固体物質を加熱処理する回転炉床炉などの移動炉床炉に用いるのが特に推奨される。例えば、本発明は、石炭などの炭素質還元剤を含む酸化鉄などの酸化金属(原料)を塊状化して、ないしはそのまま回転炉床炉(加熱炉)1に装入し加熱還元して還元鉄などの還元金属(製品)を製造する方法に適用することができる。すなわち、回転炉床炉(加熱炉)1による還元金属製造方法では、固体移送スクリュー3として、原料を回転炉床炉(加熱炉)1に装入する際に炉床上に原料を均一に分散させる原料均し装置と、製品を炉床上から掻き出す製品排出装置を有している。そして、これらの固体移送スクリュー3を操業中に気密性(シール性)を維持しつつ昇降させることが要請されているからである。
【0033】
本実施の形態のシール構造は加熱炉1の両側で同様であるので、以下に示す図1〜8においては、加熱炉1の一方の側壁2近傍のみを示す。
【0034】
図1(a)に示すように、加熱炉1の側壁2を貫通して固体移送スクリュー(以下、単に「スクリュー」ともいう。)3を設置する。スクリュー3は略水平に設けられた駆動軸4と、この駆動軸4の周りに固設された螺旋羽根5とからなる。駆動軸4は、加熱炉1の両側壁2にそれぞれ設けたスクリュー駆動軸貫通孔6を貫通し、加熱炉1外両側にそれぞれ設けた昇降可能な支持装置7で支持する。支持装置7には、駆動軸4を支持する図示しない軸受けを設け、油圧、水圧、電動等によって昇降させればよい。
【0035】
スクリュー駆動軸貫通孔6は、スクリュー3(駆動軸4)を所定の範囲で昇降できるように、上下方向の径を、駆動軸4の直径より少なくともスクリュー3の昇降可能範囲の高さ分だけ大きくしておく。
【0036】
そして、図1(b)に示すように、スクリュー駆動軸貫通孔6の、炉外側縁部6aの周りを取り囲むようにシールブロック8を取り付ける。このシールブロック8よりさらに炉外側に、駆動軸4が貫通し摺動するスクリュー駆動軸摺動孔10を有するスライドパネル9を配置する。スクリュー駆動軸摺動孔10は、駆動軸4の回転が阻害されない程度に、駆動軸4の外径より少しだけ大きい内径としておけばよい。9図1(a)に示すように、シールブロック8の炉外側の面に、シール部材11として例えばリング状の耐熱性グランドパッキンを取り付ける(嵌め込む)溝を、スクリュー駆動軸摺動孔10を取り囲むような形(例えば楕円状)に設けておき、この溝にシール部材11を嵌め込む。その後、スライドパネル9をシールブロック8のシール部材11を取り付けた側に押し付け、シールブロック8に対して上下方向に摺動可能な程度に圧接した状態とする。なお、シール部材11をシールブロック8またはスライドパネル9に取り付ける方法は、シールブロック8とスライドパネル9との間のシールを阻害することなく固定できる方法であれば、必ずしも取り付け用の溝を設ける必要はない。
【0037】
スライドパネル9は、上下方向への摺動時にもリング状のシール部材11全体との接触を維持するため、図1(c)に示すように、十分な大きさとする。シールブロック8の熱変形を防止するために、スクリュー駆動軸貫通孔6の周囲の側壁2の部分は耐火物や断熱材等による断熱構造または水冷パネル構造とすることが望ましい。また、スライドパネル9も、シール部材11との接触面9aの熱歪みによるシール性の低下を防止するために、内部水冷構造とすることが望ましい。
【0038】
なお、本実施の形態では、図1(b)に示すように、シールブロック8へ取り付けるリング状のシール部材11は1つ(1重)としたが、シール性(気密性)をより確実なものとするため2つ(2重)以上としてもよい。
【0039】
また、本実施の形態では、シール部材11の取り付けはシールブロック8側としたが、スライドパネル9側に取り付けてもよい。ただし、スライドパネル9側に取り付けた場合には、スライドパネル9の上下方向への摺動にともなってシール部材11も移動するため、シール部材11全体との接触を維持するためにはシールブロック9を上下方向に大きくする必要があり、コスト的にはシールブロック8側に取り付ける本実施の形態の方が好ましい。
【0040】
なお、本実施形態では、シールブロック8とスライドパネル9との間にシール部材11を備えた例を説明したが、炉内の圧力や温度がそれほど高くなくシールブロック8とスライドパネル9とを直接接触させるだけでもシールを維持できる場合は、必ずしもシール部材11を取り付ける必要はない。
【0041】
〔実施の形態2〕
図2に、本発明の第2の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、上記実施の形態1における、スクリュー駆動軸摺動孔10とスクリュー3の駆動軸4との隙間を、軸シール部材14で密閉するシール装置13を設けたものである。
【0042】
上記実施の形態1で説明したように、スクリュー駆動軸摺動孔10とスクリュー3の駆動軸4との隙間は、駆動軸4の回転が阻害されない程度に駆動軸4の外径より少しだけ大きい内径としておくことにより、実質的に気密性(シール性)が維持できるものである。しかし、炉内圧と大気圧との差が大きい場合など、より高度なシール性を要求される場合には、図2に示すようなシール装置13を設けることが好ましい。シール装置13としては、例えば図2に示すように、円筒状のグランドパッキンやVリングなどの軸シール部材14と、この軸シール部材14を固定する固定部材13aとからなるものとすればよい。軸シール部材14は、駆動軸4の回転を阻害しない程度の内径で、スクリュー駆動軸摺動孔10と駆動軸4との隙間を密閉する厚みとする。また、駆動軸4の回転により軸シール部材14が駆動軸4の軸方向にずれないように、軸シール部材14が挿入される隙間の奥を狭めた構造とするとともに、固定部材13aで軸シール部材14の端部を隙間の奥側に押え込む構造とするとよい。
【0043】
〔実施の形態3〕
図3に、本発明の第3の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、上記実施の形態2に対して、支持装置7に固定されてこの支持装置7と一体に昇降する昇降部材16と、この昇降部材16とスライドパネル9とを連結する連結部材17を設けたものである。
【0044】
昇降部材16は、例えば図3に示すように、縦部材16aと横部材16bとからなるフレーム構造とし、横部材16bが加熱炉1の上方に位置するように支持装置7に固定しておく。そして、横部材16bに固定され、下方に伸びる連結部材17を介してスライドパネル9を垂架する。連結部材17の長さは、スライドパネル9の自重が駆動軸4に掛からないように適当な長さとする。
【0045】
〔実施の形態4〕
図4に、本発明の第4の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、上記実施の形態3において、連結部材17を一体ものの剛体構造からリンクを有する滑折構造に変更したものである。
【0046】
上記図3に示す実施の形態3の構造では、駆動軸4を水平から傾斜させると、昇降部材16および連結部材17を介してスライドパネル9も傾斜する。一方、シールブロック8は加熱炉側壁2に固定されているため傾斜しない。このため、シールブロック8のシール部材11とスライドパネル9の接触面9aとの間に隙間が生じやすくなり、シール性が維持できなくなるおそれがある。
【0047】
これに対し、図4に示す本実施の形態によれば、駆動軸4を傾斜させても、連結部材17のリンク構造の部分の滑折動作により、スライドパネル9の接触面9aの角度が、駆動軸4の傾斜角度とは独立して変化しうるため、接触面9aとシール部材11との間の密着性が保持され、シール性が維持されることとなる。
【0048】
〔実施の形態5〕
図5に、本発明の第5の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、上記実施の形態4において、シール装置13をスライドパネル9のスクリュー軸摺動孔10に直接固定していたのを、伸縮継手18を介して接続する構造に変更したものである。
【0049】
上記図4に示す実施の形態4の構造では、シール装置13の固定部材13aがスライドパネル9に直接固定されている。そして、駆動軸4が水平から傾斜しても、スライドパネル9の接触面9aはほとんど傾斜しない。したがって、シール装置13もほとんど傾斜せず、シール装置13と駆動軸4との間に芯ずれが生じる。このため、駆動軸4の水平からの傾斜角度が比較的小さい場合には、軸シール部材14自身の変形によってこの芯ずれを吸収してスライドパネル9と駆動軸4との間のシール性は保持できるが、当該傾斜角度が大きくなると、軸シール部材14の変形能の限界を超えてしまってもはや芯ずれを吸収できなくなり、駆動軸4に過度の荷重が掛かるおそれがある。
【0050】
これに対し、図5に示す本実施の形態によれば、シール装置13とスライドパネル9とを伸縮継手18で接続したことにより、駆動軸4の傾斜角度が大きくなっても上記芯ずれ分を伸縮継手18の変形により吸収できるので、駆動軸4に過度の荷重が掛かることがなくなる。
【0051】
なお、伸縮継手18を用いる場合、駆動軸4の回転によるシール装置13に掛かる摺動抵抗によって伸縮継手18にねじれが生じて破損するおそれがある。したがって、スライドパネル9とシール装置13との間に図示しない反力受けを設けて伸縮継手18に直接ねじれ力が作用しないようにすることが望ましい。
【0052】
〔実施の形態6〕
図6に、本発明の第6の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、スライドパネル9をシールブロック8に押し付ける押し付け装置19を設けた例を示すものである。
【0053】
押し付け装置19は、図6に示すように、例えば昇降部材16の縦部材16aに固定し、図示しない油圧、空圧などの動力やスプリングなどを用いてスライドパネル9をシールブロック8側に押し付けるようにすればよい。押し付け装置19は、スライドパネル9をシールブロック8に均一に押し付けることができるように、駆動軸4の周囲を取り囲むように複数個設けることが望ましい。
【0054】
〔実施の形態7〕
図7に、本発明の第7の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、シールブロック8にリング状のシール部材11、11’を2重に設け、これら2つのシール部材11、11’の間に、不活性ガスを吹き込む不活性ガス導入経路20を設けた例を示すものである。
【0055】
図7に示すように、シールブロック8の、スライドパネル9の接触面9a側に設けたシール部材11、11’をそれぞれ嵌め込むリング状の溝を設け、この2条のリング状溝の間に不活性ガスの吹き出し孔を有する不活性ガス導入経路20を設けている。不活性ガスとしては、例えば加圧した窒素を用いればよい。内側(炉内側)のシール部材11が熱・ダスト等によって劣化し、スライドパネル9の接触面9aとの密着度が低下した場合には、加圧された不活性ガスがこの密着度の低下した部位から炉内に吹き込まれ、炉内外のシール性を維持すると同時に、シール部材11、11’の劣化拡大を防止できる。本実施の形態では、シール部材11が2重の場合についてのみ示したが、これに限るものではなく、シール部材11を3重以上設け、各シール部材11間に不活性ガスの吹き出し孔を設けてもよい。
【0056】
〔実施の形態8〕
図8に、本発明の第8の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、スライドパネル9が2つのスライドパネル部材9a、9bの組み合わせからなり、メンテナンスの際にスライドパネル部材の一部(スライドパネル部材9b)を取り外すことによって、固体移送スクリュー3を容易に加熱炉1外に引き出せるようにした例を示すものである。
【0057】
図8に示すように、スライドパネル部材9aの開口部の外径(すなわち、スライドパネル部材9bの外径)は、スクリュー3の螺旋羽根5の外径より大きくしておき、スライドパネル部材9bを取り外したときに、スクリュー3を加熱炉1外に容易に引き出せるようにしておく。スライドパネル部材9bはリング状のままの一体ものでもよいが、スクリュー3の駆動軸4との着脱を容易にしてさらに作業性を高めるため、半割れの2つの部材に分割しておくことも好ましい。
【0058】
〔実施の形態9〕
図9に、本発明の第9の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す。本実施の形態は、上記実施の形態3の図3などに示した、加熱炉1の両側に設けた昇降部材16同士が一体に接続された例を示すものである。
【0059】
図9に示すように、炉両側の昇降部材16を一体化するためには、横部材16bを共通に用いればよい。また、支持装置7とこれを昇降させる昇降アクチュエータ21との接続構造は、固体移送スクリュー3の駆動軸4の傾斜によって生じる、両側の支持装置7間(両側の軸受け間)の水平距離と両側の昇降アクチュエータ21間の距離との差を吸収できるように、ピン−長孔接続構造等を採用することが好ましい。
【0060】
【発明の効果】
以上より、本発明によれば、操業中でも加熱炉の気密性を確保しつつ固体移送スクリューを昇降可能とするシール構造を提供できる。また、還元金属の製造プロセスにおいて、本発明のシール構造を原料均しスクリューおよび/または製品排出スクリューに適用することにより、炉内からのガス漏れがなく安全性が高い、ないしは炉内への外気の混入がなくエネルギー効率に優れた操業が長時間安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す図であり、(a)は垂直部分断面図、(b)は(a)におけるAA線断面図、(c)は(a)におけるBB線断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図6】本発明の第6の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図7】本発明の第7の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図8】本発明の第8の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【図9】本発明の第9の実施形態に係る固体移送スクリューのシール構造を示す垂直部分断面図である。
【符号の説明】
1…加熱炉
2…加熱炉側壁
3…固体移送スクリュー
4…駆動軸
5…螺旋羽根
6…スクリュー駆動軸貫通孔
6a…炉外側縁部
7…支持装置
8…シールブロック
9…スライドパネル
9a…接触面
10…スクリュー駆動軸摺動孔
11…シール部材
13…シール装置
13a…固定部材
14…軸シール部材
16…昇降部材
16a…縦部材
16b…横部材
17…連結部材
18…伸縮継手
19…押し付け装置
20…不活性ガス導入経路
21…昇降アクチュエータ
Claims (11)
- 固体物質を加熱処理する加熱炉内に、この加熱炉の側壁を貫通して設置され、昇降可能とされた固体移送スクリューと、前記加熱炉との間のシール構造であって、
この固体移送スクリューは、略水平に設けられた駆動軸と、この駆動軸の周りに固設された螺旋羽根とからなり、
前記駆動軸は、前記加熱炉の両側壁にそれぞれ設けられた、前記駆動軸の直径より少なくとも前記固体移送スクリューの昇降可能範囲の高さ分だけ上下方向の径が大きいスクリュー駆動軸貫通孔を貫通し、前記加熱炉外両側にそれぞれ設けられた昇降可能な支持装置で支持されているものであって、
炉外両側ともに、前記スクリュー駆動軸貫通孔の、炉外側縁部の周りを取り囲むように取り付けられたシールブロックと、
このシールブロックよりさらに炉外側に位置し、前記駆動軸が貫通し摺動するスクリュー駆動軸摺動孔を有するスライドパネルとを備え、
前記スライドパネルが、前記シールブロックに対して上下方向に摺動可能なことを特徴とする、固体移送スクリューのシール構造。 - さらに、前記シールブロックおよびスライドパネルのいずれか一方に取り付けられ、前記駆動軸を1重または2重以上に取り囲むシール部材を備え、前記スライドパネルが、前記シール部材を介して前記シールブロックに圧接されたものである、請求項1記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記スクリュー駆動軸摺動孔と前記駆動軸との隙間をシールするシール装置を設けた、請求項1または2記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 炉外両側ともに、前記支持装置に固定されてこの支持装置と一体に昇降する昇降部材と、この昇降部材と前記スライドパネルとを連結する連結部材とを設けた、請求項1〜3のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記連結部材を滑折構造とした、請求項4記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記シール装置と前記スクリュー軸摺動孔との間を伸縮継手で接続した、請求項3〜5のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記スライドパネルを前記シールブロックに押し付ける押し付け装置を設けた、請求項1〜6のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記シール部材を2重以上設けた場合において、これらのシール部材の間の少なくとも1個所に、不活性ガスを吹き込む不活性ガス導入経路を設けた、請求項2〜7のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 前記スライドパネルが複数のスライドパネル部材の組み合わせからなり、メンテナンスの際に前記スライドパネル部材の一部を取り外すことによって、前記固体移送スクリューを炉外に引き出せるようにした、請求項1〜8のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 炉外両側にそれぞれ設けられた前記昇降部材同士が一体に接続された、請求項4〜9のいずれか1項記載の固体移送スクリューのシール構造。
- 請求項1〜10のいずれか1項記載のシール構造を備えた原料均しスクリューおよび/または請求項1〜10のいずれか1項記載のシール構造を備えた製品排出スクリューを設けた移動炉床炉を用いて、炭素質還元材を含む酸化金属を加熱還元して還元金属を製造することを特徴とする、還元金属製造方法。
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