JP2004235622A - 板状物の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ベルヌーイ式の非接触式吸引保持器を備えた搬送装置において、非接触式吸引保持器への空気の供給が停止した場合であっても、被搬送物としての板状物の落下を防止することができる板状物の搬送装置を提供する。
【解決手段】 板状物を吸引保持する吸引保持機構と、該吸引保持機構を第1の所定位置と第2の所定位置との間を移動せしめる移動機構とを具備する板状物の搬送装置であって、吸引保持機構は、板状物保持部材と、該板状物保持部材の中心領域下面に配設された非接触式吸引保持器と、該板状物保持部材の外周領域下面に配設され板状物の水平方向移動を規制する規制手段と、該板状物保持部材の外周領域に周方向に所定の間隔をもって配設され該非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の落下を防止する複数個の落下防止手段とを備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の板状物を搬送するための搬送装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された多数の領域にIC、LSI等の回路を形成し、該回路が形成された各領域を所定のストリートといわれる切断ラインに沿ってダイシングすることにより個々の半導体チップを製造している。このようにして分割された半導体チップは、パッケージングされて携帯電話やパソコン等の電気機器に広く利用されている。半導体チップの放熱性を良好にするためは、半導体チップの厚さをできるだけ薄く形成することが望ましい。また、半導体素子を多数用いる携帯電話、スマートカード、パソコン等の小型化を可能にするためにも、半導体素子の厚さをできるだけ薄く形成することが望ましい。
半導体チップの厚さを薄くできる技術として、半導体ウエーハの裏面を研削する前に切削装置によりストリートに沿って表面から所定深さ(半導体チップの仕上がり厚さに相当する深さ)の切削溝を予め形成しておき、半導体ウエーハの裏面を研削装置により研削して切削溝を表出させることにより、個々の半導体チップに分割する所謂先ダイシング法が広く用いられている。
而して、半導体ウエーハの表面に切削溝を形成すると割れ易くなり、切削溝を形成した半導体ウエーハはその搬送中に割れが発生する。このような問題を解消するために、半導体ウエーハの表面に切削溝を形成する切削装置においては、切削溝を形成した半導体ウエーハを搬送する搬送装置の吸引保持機構としてベルヌーイ式の非接触式吸引パッドを用いることが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平5−36816号公報
しかるに、ベルヌーイ式の非接触式吸引パッドは吸引板の内面に沿って空気を流出させることによって負圧を発生させ、この負圧によって半導体ウエーハを吸引保持するように構成されているため、半導体ウエーハを吸引保持して搬送している際にエアー供給源が故障して空気の供給が停止されると上記負圧を発生させることができず、半導体ウエーハが落下するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、ベルヌーイ式の非接触式吸引保持器を備えた搬送装置において、非接触式吸引保持器への空気の供給が停止した場合であっても、被搬送物としての板状物の落下を防止することができる板状物の搬送装置を提供することにある。
上記技術課題を解決するために、本発明によれば、板状物を吸引保持する吸引保持機構と、該吸引保持機構を第1の所定位置と第2の所定位置との間を移動せしめる移動機構と、を具備する板状物の搬送装置において、
該吸引保持機構は、板状物保持部材と、該板状物保持部材の中心領域下面に配設された非接触式吸引保持器と、該板状物保持部材の外周領域下面に配設され板状物の水平方向移動を規制する規制手段と、該板状物保持部材の外周領域に周方向に所定の間隔をもって配設され該非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の落下を防止する複数個の落下防止手段と、を備えている、
ことを特徴とする板状物の搬送装置が提供される。
上記落下防止手段は、上記非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の外周部下面を支持する保持位置と該保持位置から上記板状物保持部材の径方向外方に退避する退避位置に移動可能に構成された支持部材と、該支持部材を保持位置と退避位置に作動せしめるエアーピストン機構とからなっている。このエアーピストン機構は、上記支持部材を保持位置に向けて付勢するスプリングを具備しており、エアーが供給されるとスプリングのスプリング力に抗して支持部材を退避位置に位置付け、エアーの供給が絶たれるとスプリングのスプリング力によって支持部材を保持位置に位置付ける。
上記エアーピストン機構に供給するエアーは、上記非接触式吸引保持器にエアーを供給するエアー供給源を備えたエアー供給手段によって供給されるように構成されている。このエアー供給手段は、エアー供給源のエアータンクとエアーピストン機構とを接続する配管に配設された電磁制御弁と、エアータンク内のエアー圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段からの検出信号に基づいて電磁制御弁を制御する制御手段とを具備しており、該制御手段はエアータンク内のエアー圧力が所定値以下になったときエアーピストン機構とエアータンクとの連通を遮断し該エアーピストン機構のエアーを開放するように電磁制御弁を作動する。
なお、上記落下防止手段は、上記板状物保持部材の径方向に移動調整可能に構成されていることが望ましい。
本発明による板状物の搬送装置は、吸引保持機構を構成する板状物保持部材の外周領域に周方向に所定の間隔をもって配設され非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の落下を防止する複数個の落下防止手段を備えているので、吸引保持機構に板状物が保持されている状態でコンプレッサーが故障したり電源が遮断し非接触式吸引保持器による吸引機能が喪失しても板状物は複数個の落下防止手段によって支持され落下することがない。
以下、本発明に従って構成された板状物の搬送装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。

図1には、本発明に従って構成された板状物の搬送装置を装備したダイシング装置としての切削装置の斜視図が示されている。
図示の実施形態における切削装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台3a上に装着された吸着チャック3bを具備しており、該吸着チャック3bが図示しない負圧制御手段に接続されている。従って、吸着チャック3bの上面である載置面上に被加工物である例えば円板形状の半導体ウエーハを載置し、図示しない負圧制御手段によって吸着チャック3bに負圧を作用せしめると、半導体ウエーハは吸着チャック3b上に吸引保持される。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。
図示の実施形態における切削装置は、切削機構としてのスピンドルユニット4を具備している。スピンドルユニット4は、図示しない移動基台に装着され割り出し方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されるスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に支持され図示しない回転駆動機構によって回転駆動される回転スピンドル42と、該回転スピンドル42に装着された切削ブレード43とを具備している。
図示の実施形態における切削装置は、上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック3bの上面に保持された半導体ウエーハの表面を撮像し、上記切削ブレード43によって切削すべき領域を検出したり、切削溝の状態を確認したりするための撮像機構5を具備している。なお、撮像機構5は顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっている。また、ダイシング装置は、撮像機構5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
図示の実施形態における切削装置は、カセット載置領域に配設され被加工物である半導体ウエーハを収容したカセット7を載置するカセット載置機構8を具備している。ここで、カセット載置機構8に載置するカセット7について説明する。図示の実施形態におけるカセット7は、一側部に半導体ウエーハを出し入れするための搬出入開口71を備えており、内部には半導体ウエーハ9を載置するための複数個のラック棚72が上下方向に設けられている。このカセット7を載置するカセット載置機構8は、カセット7を載置するカセットテーブル81と、該カセットテーブル81を昇降せしめる図示しない昇降機構とからなっている。カセットテーブル81は、上面に上記カセット7を載置したとき位置決めするための位置決め部材811が設けられているとともに、カセットが載置されていることを検出するカセットセンサー812が配設されている。
また、図示の切削装置は、カセット載置機構8のカセットテーブル81上に載置されたカセット7に収容された被加工物としての半導体ウエーハ9を搬出する被加工物搬出機構11を備えている。この被加工物搬出機構11は、カセット載置機構8に載置されたカセット7に対して進退することにより、カセット7に収容された半導体ウエーハ9を仮置き領域に配設された位置合わせ機構12に搬送する。
図示の実施形態における切削装置は、位置合わせ機構12に搬出された半導体ウエーハ9を上記チャックテーブル3上に搬送する第1の搬送装置13と、チャックテーブル3上において切削加工された半導体ウエーハ9を洗浄する洗浄手段14と、チャックテーブル3上において切削加工された半導体ウエーハ9を洗浄手段14へ搬送する第2の搬送装置15を具備している。なお、第1の搬送装置13は、洗浄手段14で洗浄された半導体ウエーハ9を上記位置合わせ機構12に搬送する搬送装置としても機能する。
次に、上記第1の搬送装置13について、図2乃至図6を参照して説明する。 第1の搬送装置13は、L字状の作動アーム131を備えている。このL字状の作動アーム131は、その一端部が昇降手段132に連結されている。昇降手段132は例えばエアピストン等からなっており、作動アーム131を図2において矢印130aで示すように上下方向に作動せしめる。また、作動アーム131の一端部と連結した昇降手段132は、正転・逆転可能な電動モータを含む移動機構133に連結されている。従って、移動機構133を正転方向または逆転方向に駆動することにより、作動アーム131は昇降手段132を中心として図2において矢印130bで示す方向に揺動せしめられる。この結果、作動アーム131は水平面内で作動せしめられ、この作動アーム131の他端部に装着部材135を介して装着される後述する吸引保持機構20が水平面内において、上記位置合わせ機構12と上記チャックテーブル3および上記洗浄手段14との間を移動せしめられる。
上記作動アーム131の他端部に装着部材135を介して装着される吸引保持機構20は、図2に示すように円盤状の板状物保持部材21を具備している。板状物保持部材21の中心領域下面には、3個の非接触式吸引保持器24が配設されている。非接触式吸引保持器24は、図3に示すように円盤状の本体241と、該本体241の中心部に空気を下面に沿って噴出するノズル242と、本体241にノズル242と連通して形成された空気供給通路243とからなっている。なお、非接触式吸引保持器24を構成する本体241の上面には、空気供給通路243に連通する接続部244が突出して設けられている。この非接触式吸引保持器24は、空気供給通路243を通してノズル242から本体241の下面に沿って空気が噴出されると、中心部には負圧が発生し、この負圧によって板状物が引き寄せられるが、板状物が接近すると本体241の下面と板状物との間を流れる空気が反発力として作用し板状物との接触が阻止され非接触で板状物を吸引保持する。このように構成された非接触式吸引保持器24は、板状物保持部材21の中心領域下面に装着され、接続部244が板状物保持部材21に設けられた穴(図示せず)を挿通して配設される。また、接続部244は、上記装着部材135に設けられた穴(図示せず)にも挿通して配設され、後述するエアー供給手段と連通されたフレキシブルパイプ136に接続される。なお、非接触式吸引保持器24は、板状物の中央領域を広く安定して吸引するために少なくとも3個が望ましい。
上記板状物保持部材21の外周部には、径方向に長い複数個の長穴211が放射状に周方向に等間隔で形成されている。この長穴211には、板状物保持部材21の外周領域下面に配設され半導体ウエーハ等の板状物の外周部上面に接触して板状物の水平方向移動を規制する規制手段として機能する外周支持部材22がそれぞれ装着されている。この外周支持部材22は、図4に示すように直方体状の移動ブロック221と、該移動ブロック221の下面に装着されたラバーシート222とからなっている。移動ブロック221は、その上面に上記長穴211に嵌合する被案内突起221aが設けられているとともに、ネジ穴221bが形成されている。このように構成された外周支持部材22は、板状物保持部材21の下面側から被案内突起221aを長穴211に嵌合し、板状物保持部材21の上面側から長穴211を通して調整ボルト23をネジ穴221bに螺合することによって板状物保持部材21に装着される。この装着時には、調整ボルト23を締めつける前に、外周支持部材22を長穴211に沿って移動し半導体ウエーハ等の板状物の外形寸法に対応する所定位置に位置付けた状態で、調整ボルト23を締めつける。従って、板状物保持部材21に形成された長穴211と調整ボルト23は、外周支持部材22を板状物保持部材21の径方向に移動調整する調整手段として機能する。このように、外周支持部材22は板状物保持部材21の径方向に移動調整可能に構成されているので、搬送する半導体ウエーハ等の板状物の大きさに対応することができる。なお、上記外周支持部材22は、板状物の外周部を安定して支持するために少なくとも3個が望ましい。
図2に示す吸引保持機構20は、板状物保持部材21の外周領域に周方向に所定の間隔をもって配設された複数個(図示の実施形態においては3個)の落下防止手段30を備えている。落下防止手段30は、板状物保持部材21の外周部に周方向に等間隔で径方向に形成された3個の切欠212に沿ってそれぞれ径方向に移動調整可能に配設されている。
ここで、落下防止手段30について図5および図6を参照して説明する。図5および図6に示す落下防止手段30は、ハウジング31と、該ハウジング31に一端が揺動可能に支持された支持部材32と、支持部材32を図6において実線で示す保持位置と2点鎖線で示す退避位置に位置付けるエアーピストン機構33とを具備している。ハウジング31の上部には図5に示すように装着部材34が側方に突出して設けられており、この装着部材34にはボルト挿通穴341が形成されている。このよに装着部材34を備えたハウジング31は、板状物保持部材21に設けられた切欠212に沿って配置し、装着部材34を板状物保持部材21の上面に載置する。そして、装着部材34に設けられたボルト挿通穴341に調整ボルト35を挿通するとともに、該調整ボルト35を板状物保持部材21に設けられた上記切欠212と平行に形成された長穴213を挿通し、板状物保持部材21の下側に配設されるナット36に螺合することによって、ハウジング31が板状物保持部材21に装着される。この装着時には、調整ボルト35を締めつける前に、ハウジング31を長穴213に沿って移動し上記外周支持部材22と対応する所定位置に位置付けた状態で、調整ボルト35を締めつける。従って、板状物保持部材21に形成された長穴213と調整ボルト35およびナット36は、ハウジング31即ち落下防止手段30を板状物保持部材21の径方向に移動調整する調整手段として機能する。
次に、上記支持部材32について説明する。支持部材32は、下端に支持爪321を備えており、その上端が上記ハウジング31に設けられた取付部311に支持軸37によって揺動可能に支持される。なお、支持部材32の中間部には、上下方向に長い長穴322が形成されているとともに、該長穴322の上端に円形の挿通穴323が形成されている。
上記エアーピストン機構33について、図6を参照して説明する。
エアーピストン機構33は、上記ハウジング31に形成されたシリンダ穴331と、該シリンダ穴331に摺動可能に配設されたピストン332と、該ピストン332に一端を連結したピストンロッド333とを具備しており、ピストンロッド333の他端が上記支持部材32に形成された長穴322に係合するようになっている。即ち、ピストンロッド333の他端部には、第1の係合部333aと第2の係合部333bが上記支持部材32の厚さより大きい間隔をおいて設けられており、この第1の係合部333aと第2の係合部333bの間を支持部材32の上記長穴322に遊嵌する。
上記ピストン332の図6において左側に形成される一方の室331aには後述するエアー供給手段38によって適宜エアーが供給されるようになっており、ピストン332の図6において右側に形成される他方の室331bにはピストン332を図6において左方に移動すべく付勢する圧縮コイルスプリング334が配設されている。このように構成されたエアーピストン機構33は、室331aにエアーが供給されない場合には、ピストン332がコイルスプリング334のスプリング力によって図6に示す位置付けられ、上記支持部材32を図6において実線で示す保持位置に位置付ける。一方、一方の室331aにエアーが供給されるとピストン332がコイルスプリング334のスプリング力に抗して図6において右方に移動し、上記支持部材32を支持軸37を中心として反時計方向に回動せしめ、図6において2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。なお、上記ハウジング31の支持部材32側の下端部には、支持部材32の図6において実線で示す状態から支持軸37を中心として時計方向への回動を規制するための回動規制部材331cが配設されている。
上記エアー供給手段38は、コンプレッサー381と該コンプレッサー381から吐出された圧縮エアーを貯えるエアータンク382とからなるエアー供給源380を具備している。エアータンク382と上記エアーピストン機構33の一方の室331aは配管383aおよびフレキシブルパイプ383bによって接続されており、配管383aとフレキシブルパイプ383bの間には電磁制御弁384が配設されている。この電磁制御弁384は、除勢(OFF)状態では配管383aとフレキシブルパイプ383bとの連通を遮断してフレキシブルパイプ383bを大気に開放しており、付勢(ON)されると配管383aとフレキシブルパイプ383bを連通するように構成されている。また、上記エアータンク382と上記非接触式吸引保持器24は、配管383aと上記フレキシブルパイプ136によって接続されており、配管383aとフレキシブルパイプ136の間には電磁制御弁385が配設されている。この電磁制御弁385は、除勢(OFF)状態では配管383aとフレキシブルパイプ136とが連通しており、、付勢(ON)されると配管383aとフレキシブルパイプ136との連通を遮断するように構成されている。
図示の実施形態におけるエアー供給手段38は、上記エアータンク382内のエアー圧力を検出する圧力検出手段386と、該圧力検出手段386からの検出信号に基づいて上記電磁制御弁384を制御する制御手段387を具備している。なお、制御手段387は、搬送装置の作動を制御するための制御信号が入力されるようになっており、この制御信号に基づいて上記電磁制御弁384、電磁制御弁385および後述する電磁制御弁385aに制御信号を出力する。また、上記配管383aには、手動切換弁388が配設されている。この手動切換弁388は、切削作業開示時にオペレーターによって開かれ、配管383aを連通する。
図示の実施形態における吸引保持機構20は以上のように構成されており、その作用について図7を参照して説明する。
吸引保持機構20を板状物である半導体ウエーハ9の上方位置に位置付け、電磁制御弁384を付勢(ON)するとともに電磁制御弁385を除勢(OFF)する。電磁制御弁384が付勢(ON)されると、上述したように配管383aとフレキシブルパイプ383bが連通し、エアータンク382からエアーが上記エアーピストン機構33の一方の室331aに供給される。この結果、上述したようにピストン332がコイルスプリング334のスプリング力に抗して図6において右方に移動し、上記支持部材32を2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。即ち、支持部材32は図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられ、支持爪321が外周支持部材22のラバーシート222の外側上方に位置付けられる。一方、電磁制御弁385が除勢(OFF)されると、上述したように配管383aとフレキシブルパイプ136が連通するため、エアータンク382からエアーが上記3個の非接触式吸引保持器24のそれぞれに供給される。この結果、非接触式吸引保持器24のノズル242から空気が噴出され、図3に示すように各非接触式吸引保持器24の中央部には負圧が発生する。この負圧によって図7に示すように半導体ウエーハ9が吸引されるが、上述したように半導体ウエーハ9が非接触式吸引保持器24に接近すると空気が反発力として作用し半導体ウエーハ9との接触が阻止され非接触で吸引保持される。このようにして半導体ウエーハ9が3個の非接触式吸引保持器24に吸引されると、半導体ウエーハ9の外周縁が板状物保持部材21の外周領域下面に配設された複数個の外周支持部材22を構成するラバーシート222に接触し、半導体ウエーハ9の水平方向移動が規制される。以上のようにして吸引保持機構20に吸引保持された半導体ウエーハ9は、その中央部が3個の非接触式吸引保持器24によって部分的に吸引されるため、中心部が大きく湾曲することがないので、後述するように切削溝が形成されていても割れることはない。
上述したように吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9を吸引保持し搬送している際に、エアー供給源380を構成するコンプレッサー381が故障した場合について説明する。
コンプレッサー381が故障するとエアータンク382にエアーが供給されないため、エアータンク382内のエアー圧力が低下する。このエアー圧力が所定値以下になると圧力検出手段386からの検出信号に基づいて、制御手段387が電磁制御弁384を除勢(OFF)させる。電磁制御弁384が除勢(OFF)すると上述したように配管383aとフレキシブルパイプ383bとの連通が遮断されてエアーの供給が断たれるとともに、フレキシブルパイプ383bが大気に開放されるため、上記エアーピストン機構33の一方の室331a内のエアーがフレキシブルパイプ383bおよび電磁制御弁384を通して大気に排出される。この結果、上述したようにエアーピストン機構33のピストン332が圧縮コイルスプリング334のスプリング力によって図6に実線で示す保持位置に位置付ける。即ち、支持部材32は図7において2点鎖線で示す退避位置から1点鎖線で示す保持位置に位置付けられる。
一方、エアータンク382内のエアー圧力が低下しても大気圧になるまでは非接触式吸引保持器24へエアーが供給されている。従って、僅かな時間ではあるが非接触式吸引保持器24による吸引機能が維持される。この間に上記3個の落下防止手段30の支持部材32が図7において1点鎖線で示す保持位置に位置付けられているので、非接触式吸引保持器24による吸引機能が喪失したときには、半導体ウエーハ9は1点鎖線で示すように支持部材32の支持爪321によって保持される。従って、吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9を吸引保持し搬送している際にコンプレッサー351が故障した場合においても、半導体ウエーハ9が落下することはない。
次に、上述したように吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9を吸引保持し搬送している際に、電源が遮断された場合について説明する。
電源が遮断すると、エアー供給源380を構成するコンプレッサー381が停止するとともに、制御手段387による制御が不能となる。従って、電磁制御弁384および電磁制御弁385は、除勢(OFF)状態となる。この結果、配管383aとフレキシブルパイプ383bとの連通が遮断されてエアーの供給が断たれるとともに、フレキシブルパイプ383bが大気に開放されるため、上述したように支持部材32は図7において2点鎖線で示す退避位置から1点鎖線で示す保持位置に位置付けられる。
一方、コンプレッサー381が停止してエアータンク382にエアーが供給されなくなるが、エアータンク382内に貯えられているエアーの圧力が大気圧になるまでは非接触式吸引保持器24へエアーが供給されるので、非接触式吸引保持器24による吸引機能が維持される。この間に上記3個の落下防止手段30の支持部材32が図7において1点鎖線で示す保持位置に位置付けられているので、非接触式吸引保持器24による吸引機能が喪失したときには、半導体ウエーハ9は1点鎖線で示すように支持部材32の支持爪321によって保持される。従って、図示の実施形態においては吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9を吸引保持し搬送している際に電源が遮断された場合においても、半導体ウエーハ9が落下することはない。
次に、第2の搬送機構15について、図8を参照して説明する。
図示の実施形態における第2の搬送機構15は、作動アーム151を備えている。この作動アーム151は、その一端部が図示しない従来から用いられている往復移動機構に連結されている。従って、作動アーム151の他端部に装着される後述する吸引保持機構20が水平面内において、上記洗浄手段14と上記チャックテーブル3との間を移動せしめられる。作動アーム151の他端部に装着される吸引保持機構20は、上記図2乃至図7に示す第1の搬送機構13の吸引保持機構20と実質的に同一の構成であり、従って、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。吸引保持機構20を構成する板状物保持部材21の上面に取り付けられる装着部材135は、作動アーム151の他端部に配設された昇降手段152に装着されている。この昇降手段152は、例えばエアピストン等からなっている。このように構成された第2の搬送機構15の吸引保持機構20は、図6に示すエアー供給手段38に作動せしめられる。なお、第2の搬送機構15の吸引保持機構20を構成するエアーピストン機構33はフレキシブルパイプ383bが上記電磁制御弁384に接続されているが、非接触式吸引保持器24はフレキシブルパイプ136が電磁制御弁385aを介して上記配管383aに接続されている。
本発明に従って構成された板状物の搬送装置を装備した切削装置は以上のように構成されており、以下その作用について図1を参照して説明する。
半導体ウエーハ9の切削を行うに際しては、半導体ウエーハ9を収容したカセット本体7を搬出入開口71を仮置き領域側に向けてカセット載置機構8のカセットテーブル81上に載置することにより、切削作業の準備が完了する。なお、切削作業を開始する際には、オペレーターによって上記手動切換弁388が開かれ、配管383aが連通される。
そして、切削作業の開始指令がなされると、電磁制御弁384が付勢(ON)され第1の搬送機構13および第2の搬送機構15の落下防止手段30の支持部材が上述したように図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられる。この状態は切削作業の開始指令が解除されるまで維持される。また、切削作業の開始指令がなされると、電磁制御弁385および電磁制御弁385aが付勢(ON)され第1の搬送機構13および第2の搬送機構15の非接触式吸引保持器24へのエアーの供給が断たれる。そして、被加工物搬出機構11が進退作動してカセット本体7の所定位置に収容された半導体ウエーハ9を位置合わせ機構12に搬送する。位置合わせ機構12に搬送された半導体ウエーハ9は、ここで中心位置合わせされた後、第1の搬送装置13によって上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック3bの載置面上に搬送される。即ち、第1の搬送装置13を構成する昇降手段132および移動機構133(図2参照)を作動して吸引保持機構20を位置合わせ機構12で位置合わせされた半導体ウエーハ9の上方に位置付け、電磁制御弁385を除勢(OFF)する。この結果、上述したように落下防止手段30を構成する支持部材32が図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられいるので、上述したように吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9が吸引保持される。このようにして、吸引保持機構20が半導体ウエーハ9を吸引保持したならば、上記昇降手段132および移動機構133を作動せしめて吸引保持機構20に吸引保持されている半導体ウエーハ9を上記チャックテーブル3を構成する吸着チャック3bの載置面上に搬送する。
上記のようにして第1の搬送装置13によってチャックテーブル3の吸着チャック3b上に搬送された半導体ウエーハ9は、第1の搬送装置13を構成する吸引保持機構20による吸引保持が解除される。即ち、上記エアー供給手段38の電磁制御弁385が付勢(ON)される。このとき、上述したようにエアー供給手段38の電磁制御弁384は付勢(ON)されており、支持部材32は図7において2点鎖線で示す退避位置に維持されている。そして、チャックテーブル3の吸着チャック3b上に載置された半導体ウエーハ9は、図示しない吸引手段によって吸着チャック3bに吸引保持される。このようにして半導体ウエーハ9を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像機構5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像機構5の直下に位置付けられると、撮像機構5によって半導体ウエーハ9に形成されている切断ラインが検出され、スピンドルユニット4を割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われる。
その後、切削ブレード43を所定の方向に回転させつつ、半導体ウエーハ9を吸引保持したチャックテーブル3を切削送り方向である矢印Xで示す方向(切削ブレード43の回転軸と直交する方向)に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持された半導体ウエーハ8の表面にストリートに沿って半導体チップの仕上がり厚さに相当する深さの切削溝を形成する。即ち、切削ブレード43は割り出し方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されて位置決めされたスピンドルユニット4に装着され、回転駆動されているので、チャックテーブル3を切削ブレード43の下側に沿って切削送り方向に移動することにより、チャックテーブル3に保持された半導体ウエーハ8は切削ブレード43によりストリートに沿って所定の切り込み深さで切削される。このようにして半導体ウエーハ9の表面にストリートに沿って切削溝が形成されたならば、半導体ウエーハ9を保持したチャックテーブル3は、最初に半導体ウエーハ9を吸引保持した位置に戻され、ここで半導体ウエーハ9の吸引保持を解除する。
次に、チャックテーブル3上において吸引保持が解除された半導体ウエーハ8は、第2の搬送装置15によって上記洗浄手段14に搬送される。即ち、第2の搬送装置15を構成する昇降手段152および図示しない往復移動機構を作動して吸引保持機構20をチャックテーブル3上に載置されている半導体ウエーハ9の上方に位置付け、上記エアー供給手段38の電磁制御弁385aを除勢(OFF)する。この結果、上述したように落下防止手段30を構成する支持部材32が図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられいるので、上述したように吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9が吸引保持される。このようにして、吸引保持機構20が半導体ウエーハ9を吸引保持したならば、昇降手段152および図示しない往復移動機構を作動せしめて吸引保持機構20に吸引保持されている半導体ウエーハ9を上記洗浄手段14に搬送する。このとき、吸引保持機構20に吸引保持される半導体ウエーハ9は、上述したようにその中央部が3個の非接触式吸引保持器24によって部分的に吸引されるため、中心部が大きく湾曲することがないので、大きな曲げモーメントが生ずることがなく、その表面に切削溝が形成されていても割れることはない。このようにして、吸引保持機構20に吸引保持された半導体ウエーハ9が洗浄手段14に搬送されたならば、上記エアー供給手段38の電磁制御弁385aが付勢(ON)され、吸引保持機構20による半導体ウエーハ9の吸引保持が解除される。
上記のようにして洗浄手段14に搬送された半導体ウエーハ9は、洗浄手段14によって上記切削時に生成されたコンタミが洗浄除去される。洗浄手段14によって洗浄された半導体ウエーハ9は、上記第1の搬送機構13によって上記位置合わせ機構12に搬送される。即ち、第1の搬送装置13を構成する昇降手段132および移動機構133(図2参照)を作動して吸引保持機構20を洗浄手段14によって洗浄された半導体ウエーハ9の上方に位置付け、上記エアー供給手段38の電磁制御弁385を除勢(OFF)する。この結果、上述したように落下防止手段30を構成する支持部材32が図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられいるので、上述したように吸引保持機構20によって半導体ウエーハ9が吸引保持される。このようにして、吸引保持機構20が半導体ウエーハ9を吸引保持したならば、上記昇降手段132および移動機構133を作動せしめて吸引保持機構20に吸引保持されている半導体ウエーハ9を位置合わせ機構12に搬送する。このとき、第1の搬送機構13を構成する吸引保持機構20に吸引保持される半導体ウエーハ9は、上述したようにその中央部が3個の非接触式吸引保持器24によって部分的に吸引されるため、中心部が大きく湾曲することがないので、大きな曲げモーメントが生ずることがなく、その表面に切削溝が形成されていても割れることはない。位置合わせ機構12に搬送された半導体ウエーハ9は、被加工物搬出手段11によってカセット7の所定位置に収納される。
以上のように、図示の実施形態においては、落下防止手段30の支持部材32が作業終了まで図7において2点鎖線で示す退避位置に位置付けられており、第1の搬送機構13または第2の搬送機構15の吸引保持機構20に半導体ウエーハ9が保持されている状態で、コンプレッサー381が故障したり電源が遮断した場合には、上述したように上記支持部材32が図7において1点鎖線で示す保持位置に位置付けられるので、吸引保持機構20による吸引機能が喪失しても半導体ウエーハ9は支持部材32によって支持され落下することがない。
本発明に従って構成された板状物の搬送装置を装備したダイシング装置としての切削装置の斜視図。 本発明に従って構成された搬送機構としての第1の搬送装置の吸引保持機構を分解して示す斜視図。 図2に示す吸引保持機構を構成する非接触式吸引保持器の断面図。 図2に示す吸引保持機構を構成する外周支持部材および調整ネジの斜視図。 図2に示す吸引保持機構を構成する落下防止手段の斜視図。 図2に示す吸引保持機構を構成する落下防止手段とエアー供給手段の関係を示す概略構成図。 図2に示す吸引保持機構により板状物を吸引保持した状態を示す断面図。 本発明に従って構成された搬送機構としての第2の搬送装置の吸引保持機構を示す斜視図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
4:スピンドルユニット
41:スピンドルハウジング
42:回転スピンドル
43:切削ブレード
5:撮像機構
6:表示手段
7:カセット
8:カセット載置機構
9:半導体ウエーハ
11:被加工物搬出機構
12:位置合わせ機構
13:第1の搬送装置
131:作動アーム
132:昇降手段
133:移動機構
14:洗浄手段
15:第2の搬送機構
151:作動アーム
20:吸引保持機構
21:板状物保持部材
22:外周支持部材
24:非接触式吸引保持器
30:落下防止手段
32:支持部材
33:エアーピストン機構
332:ピストン
333:ピストンロッド
334:圧縮コイルスプリング
38:エアー供給手段
380:エアー供給源
381:コンプレッサー
382:エアータンク
384:電磁制御弁
385:電磁制御弁
386:圧力検出手段
387:制御手段
388:手動切換弁

Claims (6)

  1. 板状物を吸引保持する吸引保持機構と、該吸引保持機構を第1の所定位置と第2の所定位置との間を移動せしめる移動機構と、を具備する板状物の搬送装置において、
    該吸引保持機構は、板状物保持部材と、該板状物保持部材の中心領域下面に配設された非接触式吸引保持器と、該板状物保持部材の外周領域下面に配設され板状物の水平方向移動を規制する規制手段と、該板状物保持部材の外周領域に周方向に所定の間隔をもって配設され該非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の落下を防止する複数個の落下防止手段と、を備えている、
    ことを特徴とする板状物の搬送装置。
  2. 該落下防止手段は、該非接触式吸引保持器によって吸引された板状物の外周部下面を支持する保持位置と該保持位置から該板状物保持部材の径方向外方に退避する退避位置に移動可能に構成された支持部材と、該支持部材を該保持位置と該退避位置に作動せしめるエアーピストン機構とからなっている、請求項1記載の板状物の搬送装置。
  3. 該エアーピストン機構は、該支持部材を該保持位置に向けて付勢するスプリングを具備しており、エアーが供給されると該スプリングのスプリング力に抗して該支持部材を該退避位置に位置付け、エアーの供給が絶たれると該スプリングのスプリング力によって該支持部材を該保持位置に位置付ける、請求項2記載の板状物の搬送装置。
  4. 該エアーピストン機構に供給するエアーは、該非接触式吸引保持器にエアーを供給するエアー供給源を備えたエアー供給手段によって供給されるように構成されている、請求項3記載の板状物の搬送装置。
  5. 該エアー供給手段は、該エアー供給源のエアータンクと該エアーピストン機構とを接続する配管に配設された電磁制御弁と、該エアータンク内のエアー圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段からの検出信号に基づいて該電磁制御弁を制御する制御手段とを具備しており、該制御手段は該エアータンク内のエアー圧力が所定値以下になったとき該エアーピストン機構と該エアータンクとの連通を遮断し該エアーピストン機構のエアーを開放するように該電磁制御弁を作動する、請求項4記載の板状物の搬送装置。
  6. 該落下防止手段は、該板状物保持部材の径方向に移動調整可能に構成されている、請求項1から5のいずれかに記載の板状物の搬送装置。
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