JP2004235041A - スパークプラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接地電極30は、Rh及びPtの一方であり、50質量%以上の第1成分と、Rh及びPtの他方であり、50質量%未満の第2成分とからなる貴金属合金によって構成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はスパークプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
スパークプラグは、筒状の主体金具を備えており、この主体金具内には、主体金具の軸方向に延在し、主体金具の内側に筒状の絶縁体が固定されている。また、主体金具の軸方向には中心電極が延在し、中心電極の先端は絶縁体の先端から突出され、中心電極の後端は絶縁体内に固定されている。一方、主体金具には接地電極の一端が固定され、接地電極の他端部は中心電極との間に放電ギャップを形成している。
【0003】
一般的なスパークプラグの接地電極は、優れた耐久性を発揮すべく、Inconel(登録商標)600等のNi合金からなる電極母材と、この電極母材の放電ギャップ側を形成する位置に溶接されたPt−Ir合金の耐火花消耗材からなるチップとを有している。また、接地電極全体をPt−Ir合金で構成したスパークプラグも実用化されている。さらに、特許文献1開示のスパークプラグの接地電極は、芯部と、この芯部の周りを包囲する被覆部とから構成されている。芯部はNi若しくはCu又はそれらの合金からなり、被覆部はPt−Ir合金からなる。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−74549号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の各スパークプラグでは、極めて苛酷な運転条件下で使用された場合、接地電極に異常腐食が発生することが明らかとなった。異常腐食が生じた接地電極は、加速的に消耗されてしまう。発明者らの試験によれば、都市ガス等のガス燃料を燃焼させるガスエンジン等、高温でかつ酸素が多い雰囲気下で使用される場合にこの傾向が顕著である。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、極めて苛酷な運転条件下で使用された場合であっても、接地電極に異常腐食を生じにくいスパークプラグを提供することを解決すべき課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明者らは上記課題解決のために鋭意研究を行い、従来のスパークプラグの接地電極に異常腐食が生じるのは、接地電極がPt−Ir合金を有して構成されていたためであることを究明し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、Irは温度と酸素分圧との間に図6に示す特性があることが知られている。この特性によれば、Irは、高温及び酸素リッチな雰囲気においては、IrO2という揮発性酸化物を生成するのである。このため、約1000°C以上の高温状態でかつ豊富な酸素雰囲気中において、Pt−Ir合金を有して構成された接地電極をもつ従来のスパークプラグが使用されると、図7に示すように、Pt−Ir合金のIrがIrO2として酸化揮発し、接地電極の外周に被膜が形成され、図8に示すように、接地電極が異常に腐食してしまうのである。
【0009】
こうして腐食した接地電極は、表面の被膜が剥がれ易いことから、加速的に消耗される。
【0010】
一方、Ptは温度と酸素分圧との間に図9に示す特性があることが知られている。また、Rhは温度と酸素分圧との間に図10に示す特性があることが知られている。これらの特性によれば、高温及び酸素リッチな雰囲気において、PtはPtO2という揮発性酸化物を生成するのであるが、その温度は比較的高く、かつRhは揮発性酸化物を生成しないのである。
【0011】
このため、本発明のスパークプラグは、筒状の主体金具と、該主体金具の軸方向に延在し、該主体金具の内側に固定された筒状の絶縁体と、該主体金具の軸方向に延在し、放電可能な先端を該絶縁体の先端から突出させて後端が該絶縁体内に固定された中心電極と、該主体金具に一端が固定され、該中心電極との間に放電ギャップを形成する接地電極とを備えたスパークプラグにおいて、
【0012】
前記接地電極は、Rh及びPtの一方であり、50質量%以上の第1成分と、Rh及びPtの他方であり、50質量%未満の第2成分とを含む貴金属合金によって構成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明では、最も含有量の多い第1成分及び、次いで含有量の多い第2成分を含む貴金属合金が、高温及び酸素リッチな雰囲気において、揮発性酸化物の生成を抑制することができる。このため、そのような貴金属合金によって構成される接地電極では、異常腐食を生じることがなく、消耗を抑制することができる。
【0014】
したがって、本発明のスパークプラグでは、極めて苛酷な運転条件下で使用された場合であっても、接地電極に異常腐食を生じさせにくくすることができる。
【0015】
貴金属合金が実質的にRh及びPtからなる場合、Rh及びPtの一方である第1成分の質量%とRh及びPtの他方である第2成分の質量%との合計は100質量%となる。実質的にとは不可避の不純物を含み得ることを意味する。しかし、貴金属合金が実質的に他の成分を含む場合、第1成分の質量%と第2成分の質量%との合計は100質量%未満となる。この場合、第1〜3成分を質量部で表わすこともできる。ここで、質量部とは、貴金属合金の全質量を分母とし、貴金属合金に含まれる第1、2等の各成分の質量を分子とした割合である。貴金属合金が実質的にRh及びPtからなり、貴金属合金の全質量が100に相当すれば、質量部は質量%と等しい。
【0016】
なお、特開2001−118660号公報に記載のスパークプラグでは、中心電極及び接地電極のチップがRhを第1成分とした貴金属合金から構成されている。しかし、このスパークプラグの貴金属合金はPtを含んでおらず、本発明の効果を十分に奏し得ない。また、貴金属合金がRhを第1成分として構成されるとすれば、Rhが非常に高価であるため、スパークプラグの製造コストが高騰してしまうこととなる。本発明は、Rhに比して安価なPtも用いることにより、上述した効果を発揮しつつ、スパークプラグの製造コストの低廉化も実現している。
【0017】
本発明のスパークプラグにおいて、貴金属合金は実質的にIrを含まないことが好ましい。高温、かつ酸素リッチな雰囲気において、貴金属合金の酸化揮発を抑制することができるからである。特開2001−118660号公報に記載のスパークプラグでは、貴金属合金が実質的にIrを含み得ることからしても、本発明の効果を奏することができない。
【0018】
本発明のスパークプラグでは、貴金属合金が1質量%を超えるRhを含んでいたり、貴金属合金が50質量%未満のRhを含んでいたりすれば、十分な効果を発揮することができる。
【0019】
また、本発明のスパークプラグにおいて、貴金属合金は、第1成分及び第2成分より少ない第3成分として、Niを含むことが好ましい。また、貴金属合金は7質量%未満のNiを含むことが好ましい。Niを含むことにより貴金属合金の耐腐食性及び耐酸化性を向上させることができるからである。
【0020】
さらに、本発明のスパークプラグにおいて、貴金属合金はY及びZrの少なくとも一方を含むことが好ましい。YやZrは金属結合する金属結晶の粒成長を抑制することができるため、接地電極の疲労折損を抑制することができる。YやZrが多く含まれると、接地電極内で介在物として別の作用を来たすおそれがある。このため、YやZrは2質量%未満の範囲で含まれていることが好ましい。
【0021】
このような構成を有する本発明のスパークプラグは、ガスエンジンに搭載されて好適である。ガスエンジンでは、高温でかつ酸素が多い雰囲気下でスパークプラグの使用が予想されるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスパークプラグを具体化した実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0023】
(試験例)
先ず、表1に示すように、Pt、Ir、Rh、Zr、Niの各金属粉末を表1に示す各試料1〜14の組合せで混合して溶融する。なお、各元素記号の前の数字は質量%である。こうして、表1に示す各試料1〜14の貴金属合金を得る。
【0024】
【表1】
【0025】
こうして得られた各試料1〜14の貴金属合金を厚さ1(mm)、幅2.2(mm)の大きさに整えて、略L字形状の接地電極として用意する。そして、各試料1〜14の接地電極の断面をSEMで撮影する。こうして、SEMで撮影された接地電極の断面写真を基準写真として、以下に示す机上耐酸化試験及びエンジン耐久試験を行う。
【0026】
机上耐酸化試験では、先ず、各試料1〜14の接地電極を各4個ずつ用意する。そして、各4個ずつその接地電極を大気雰囲気の電気炉において、1000(°C)の温度で1分間加熱した後、空冷で1分間冷却する。その作業を200時間繰り返した後、各試料1〜14の接地電極の各断面をSEMで撮影する。次に、電気炉の温度を1200(°C)に変更して同様の机上耐酸化試験を行う。こうして、SEMで撮影されたその各断面の写真を各比較写真とする。
【0027】
そして、基準写真と各比較写真とを比較することによって、机上耐酸化試験後において、接地電極の表面に形成された揮発性酸化物の被膜の厚さを測定する。こうして各比較写真における揮発性酸化物の被膜の厚さに関して、各試料1〜14の接地電極毎に平均値を算出する。
【0028】
ここで、平均値が10(μm)以下の場合を◎とし、10〜50(μm)の範囲にある場合を○とし、50〜100(μm)の範囲にある場合を(△)とし、100(μm)以上の場合を×とする。その結果を表1に示す。
【0029】
また、試料1、6、8、9、11、12及び14の貴金属合金を図1に示す略L字形状の接地電極30としてスパークプラグ10を製造する。その際、試料1、6、8、9、11、12及び14の接地電極30毎にスパークプラグ10を4個ずつ製造する。
【0030】
実施形態のスパークプラグ10は、図2に示すように、筒状の主体金具11を備えており、この主体金具11内には、主体金具11の軸方向に延在し、両端を主体金具11の両端から突出させた筒状の絶縁体12が固定されている。また、主体金具11の軸方向には中心電極20が延在し、中心電極20の先端は絶縁体12の先端から突出され、中心電極20の後端は絶縁体12の後端で端子13に固定されている。一方、主体金具11には接地電極30の一端が固定され、接地電極30の他端部は中心電極20との間に放電ギャップを形成している。中心電極20及び接地電極30は放電ギャップを形成しながら対向して設けられている。
【0031】
こうして製造されたスパークプラグ10を図示しないエンジンに取り付けることによって、エンジン耐久試験を行う。ここで、エンジンとしてはメタンを主成分としたガスを燃焼することにより稼動可能なものを使用する。
【0032】
エンジン耐久試験では、500時間の連続運転を行う。そして、エンジンを止めた後、SEMで試料1、6、8、9、11、12及び14の接地電極30の各断面を撮影する。こうして、SEMで撮影されたその各断面の写真を各比較写真とする。
【0033】
そして、机上耐酸化試験と同様に、基準写真と各比較写真とを比較することによって、エンジン耐久試験後において、接地電極の表面に形成された揮発性酸化物の被膜の厚さを測定する。こうして各比較写真における揮発性酸化物の被膜の厚さに関して、試料1、6、8、9、11、12及び14の接地電極30毎に平均値を算出する。
【0034】
ここでも、揮発性酸化物の被膜の厚さを机上耐酸化試験と同様に評価する。その結果を表1に示す。
【0035】
<評価>
各試料1〜14の接地電極において、1000(°C)と1200(°C)とにおける机上耐酸化試験の評価が◎又は○であるものは、試料2〜11、13の接地電極であった。
【0036】
机上耐酸化試験における特記事項として、試料1の接地電極の表面では、1000(°C)及び1200(°C)の机上耐酸化試験では、厚さ100(μm)以上の酸化被膜が形成され、その被膜が揮発してゆくこと(酸化揮発)が確認できた。また、試料2の接地電極の表面においても、1200(°C)の机上耐酸化試験で上述と同様に被膜が形成され、その被膜が若干剥がれることがあった。そして、試料2を接地電極として長時間使用すると、接地電極の粒成長が著しい。結果として接地電極の疲労折損の原因となってしまうおそれがある。さらに、試料14の接地電極の表面では、1200(°C)の机上耐酸化試験で形成された被膜が粗大化してしまった。このため、上述したエンジンで使用した場合における試料14の接地電極の疲労折損を引き起こしてしまう危険性がある。
【0037】
ここで、試料6の接地電極30では、0.5質量%のZrが含まれており、そのZrが金属結合する金属結晶の粒成長を抑制している。このため、接地電極30の粒界酸化に起因する疲労折損を抑制することができる。Yも同様である。
【0038】
また、試料1、6、8、9、11、12及び14の各接地電極30において、エンジン耐久試験の評価が○であったものは、試料6、8、11であった。なお、試料2〜5、7、10、13の貴金属合金によって接地電極30を構成しても、同様であると考えられる。
【0039】
エンジン耐久試験における特記事項として、試料12の接地電極30では、火花消耗性が大きかった。
【0040】
こうして、試料3〜11及び13の接地電極30を構成する貴金属合金は、Rh及びPtの一方である50質量%以上の第1成分と、Rh及びPtの他方である50質量%未満の第2成分とからなり、高温及び酸素リッチな雰囲気において、揮発性酸化物の生成を抑制している。こうして、試料3〜11及び13の貴金属合金を接地電極30に利用すれば、異常腐食を生じることがなく、消耗を抑制することができる。
【0041】
したがって、実施形態のスパークプラグ10では、極めて苛酷な運転条件下で使用された場合であっても、接地電極30に異常腐食を生じさせにくくすることができる。
【0042】
また、試料3〜11及び13の貴金属合金では、実質的にIrが含まれていないため、高温、かつ酸素リッチな雰囲気において、貴金属合金の酸化揮発を抑制することができる。
【0043】
さらに、試料3〜11及び13の貴金属合金では、1質量%を超えるRhが含まれていたり、50質量%未満のRhが含まれていたりしており、上述した効果が発揮されている。
【0044】
また、試料10〜12の貴金属合金では、耐腐食性及び耐酸化性を向上させるため、PtやRhより少ない第3成分としてのNiが含まれている。その際、7質量%のNiを含む試料12の貴金属合金では、1200(°C)における机上耐酸化試験の評価が△であり、エンジン耐久試験の評価も△である。このため、第3成分としてのNiは7質量%未満で含まれていることが好ましいと考えられる。
【0045】
さらに、試料6の貴金属合金では、金属粒子の粒成長を抑制することで金属結合を安定させるため、Zrが含まれている。このような貴金属合金でも、机上耐酸化試験及びエンジン耐久試験の評価は良好である。
【0046】
このような、試料3〜11及び13の貴金属合金を接地電極30として用いたスパークプラグ10は、図示しないガスエンジンに搭載することができる。ガスエンジンで使用されたスパークプラグ10の接地電極30は、図3に示すように、表面がほとんど酸化揮発しておらず、接地電極30の外周にほとんど被膜が形成されていない。このため、図4に示すように、接地電極30がほとんど腐食していない。
【0047】
以上の評価から判るように、総合評価としては、試料6の接地電極30が最も好適(◎)であり、試料3〜5、7〜11及び13の接地電極30が試料6の接地電極30に順じて好適(○)である。その結果を表1に示す。
【0048】
このような試料3〜11及び13の貴金属合金で接地電極30の全てを構成することもできるが、以下に示すような接地電極40を構成することもできる。
【0049】
すなわち、図5(a)に示すスパークプラグ10では、接地電極40が主体金具11に固定された芯部40aと、芯部40aの周りを包囲する被覆部40bとから構成されている。また、図5(b)に示すスパークプラグ10では、接地電極40が主体金具11から離反された芯部40aと、芯部40aを内部に埋設し、主体金具11に固定された被覆部40bとから構成されている。それぞれの芯部40aはNi、Ni合金、Cu又はCu合金等で構成されている。被覆部40bでは、上述した試料2〜11及び13の貴金属合金で構成されている。このような接地電極40を有するスパークプラグであれば、上述した効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、接地電極の拡大斜視図である。
【図2】実施形態に係り、スパークプラグの一部断面の側面図である。
【図3】実施形態に係り、接地電極の拡大表面写真図である。
【図4】実施形態に係り、接地電極の拡大側面写真図である。
【図5】実施形態に係り、図(a)は主体金具に芯部が固定された接地電極の拡大斜視図であり、図(b)は主体金具から芯部が離反された接地電極の拡大斜視図である。
【図6】従来の技術に係り、温度と酸素分圧との間におけるIrの特性を示すグラフである。
【図7】従来の技術に係り、接地電極の拡大表面写真図である。
【図8】従来の技術に係り、接地電極の拡大側面写真図である。
【図9】従来の技術に係り、温度と酸素分圧との間におけるPtの特性を示すグラフである。
【図10】従来の技術に係り、温度と酸素分圧との間におけるRhの特性を示すグラフである。
【符号の説明】
11…主体金具
12…絶縁体
20…中心電極
30、40…接地電極
10…スパークプラグ
Claims (8)
- 筒状の主体金具と、該主体金具の軸方向に延在し、該主体金具の内側に固定された筒状の絶縁体と、該主体金具の軸方向に延在し、放電可能な先端を該絶縁体の先端から突出させて後端が該絶縁体内に固定された中心電極と、該主体金具に一端が固定され、該中心電極との間に放電ギャップを形成する接地電極とを備えたスパークプラグにおいて、
前記接地電極は、Rh及びPtの一方であり、50質量%以上の第1成分と、Rh及びPtの他方であり、50質量%未満の第2成分とを含む貴金属合金によって構成されていることを特徴とするスパークプラグ。 - 前記貴金属合金は実質的にIrを含まないことを特徴とする請求項1記載のスパークプラグ。
- 前記貴金属合金は1質量%を超えるRhを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のスパークプラグ。
- 前記貴金属合金は50質量%未満のRhを含むことを特徴とする請求項3記載のスパークプラグ。
- 前記貴金属合金は、前記第1成分及び前記第2成分より少ない第3成分として、Niを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のスパークプラグ。
- 前記貴金属合金は7質量%未満のNiを含むことを特徴とする請求項5記載のスパークプラグ。
- 前記貴金属合金はY及びZrの少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のスパークプラグ。
- ガスエンジンに搭載されるものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載のスパークプラグ。
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Cited By (3)
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JP2008019487A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ishifuku Metal Ind Co Ltd | Rh基合金 |
JP2008538447A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-10-23 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | スパークプラグのための電極 |
JP2009037750A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Denso Corp | 内燃機関用のスパークプラグ |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003022798A patent/JP2004235041A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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