JP2004234364A - 車両整備情報記録システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できる車両整備情報記録システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】本発明の車両整備記録簿システム11は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録するためのものである。車両整備記録簿システム11は、請求書を発行させる指示を表す請求書発行指示信号13−1を受けて整備点検項目に基づいて顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段13と、請求書情報から整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段15と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の車両整備記録簿システム11は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録するためのものである。車両整備記録簿システム11は、請求書を発行させる指示を表す請求書発行指示信号13−1を受けて整備点検項目に基づいて顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段13と、請求書情報から整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段15と、を備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両整備情報記録システム及びプログラムに関し、特に、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
現在においても、車両整備工場等において車両の整備が行なわれると、その整備を行なった整備士が、車両に付属している整備記録簿に手書きで整備点検項目をチェック或いは整備点検内容を記入するのが一般的である。
その他、特許文献1に記載されるようなコンピュータシステムを利用した公知の技術も存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−109293
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような整備記録簿への手書きによるチェックや記入は、チェック漏れや記入漏れの可能性が否定できない。車検や法定定期点検のような際にはまだしも、事故を起こした車両を整備する場合には、そのような記録を残したくない車両所有者の要求で整備記録簿への記入が意図的に省略されてしまうこともあり得る。このような意図的な整備記録簿への記入漏れは、もちろん極一部の者のみが行なっていることであると思われるが、一部にそのような者が居るため、正直に整備記録簿への記入を行なっている者の車両に対しても実は事故車両ではないかと疑われることになってしまい、正直者が逆に不利益を被るという不当な結果を招いてしまっていた。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する解決すべき課題に着目してなされたものであって、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できる車両整備情報記録システム及びプログラムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段と、を備えた。
【0007】
請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明である車両整備情報記録システムにおいて、前記請求書情報に基づいて前記請求書を発行する請求書発行手段と、前記車両整備情報に基づいて前記顧客用の車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行手段と、をさらに備えた。
そして、請求項3に係る発明は、上記請求項1又は請求項2に係る発明である車両整備情報記録システムにおいて、前記車両整備情報記録手段は、遠隔地に設置された情報記憶装置に前記車両整備情報を車両別に記録するようにした。
【0008】
そして、上記目的を達成するために、請求項4に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、システム管理サーバと、端末装置とを通信回線を介して接続し、前記端末装置は、前記整備点検項目の入力を受け付ける整備点検項目入力処理と、前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成する車両整備情報生成処理と、前記請求書情報に基づいて請求書を発行する請求書発行処理と、前記車両整備情報に基づいて車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行処理と、前記車両整備情報を前記システム管理サーバに送信する車両整備情報送信処理と、を実行するようになっており、前記システム管理サーバは、前記車両整備情報を受信して車両別に記録する車両整備情報記録処理を実行するようになっているものである。
【0009】
一方、上記目的を達成するために、請求項5に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録プログラムであって、コンピュータに入力された前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録処理と、をコンピュータで実行させるようにした。
【0010】
ここで、本発明によれば、車両の整備点検に係る車両整備情報は、請求書情報から抽出された整備点検項目に基づいて生成され記録されることになる。つまり、従来のように、整備士が整備結果に基づいて直ぐに整備記録簿に記入するのではなく、先ずは、請求書情報が生成され、その生成された請求書情報を利用して整備記録情報が生成されるのである。即ち、請求書情報それ自体は、整備工場で行なわれた整備の対価を請求するための情報であるから、これが不正確に作成される可能性は、従来の整備記録簿が不正確に作成される可能性に比べて極めて低い。その理由は、請求書情報に整備結果の全てが含まれていなかったら、整備工場は整備に見合った支払いが受けられないから、これを正確に作成するように最善の注意を払うからである。従って、その請求書情報に基づいて整備記録情報が生成されれば、その整備記録情報の内容が実際の整備結果と異なる可能性は極めて小さい。
【0011】
そして、請求項2に係る発明であれば、車両整備記録簿が発行され、これが例えば顧客車両に付属したバインダーに綴られて保管されることになるが、本システムを利用して発行されていることさえ確認できれば、車両整備記録に関して第三者から高い信頼を得ることが出来る。
さらに、請求項3、4に係る発明によれば、車両整備記録簿を発行するのとは別に、例えばシステム管理サーバに車両別に車両整備記録情報が記録されるから、後に車両が転売される際には、その車両に付属したバインダーに綴られて保管されている車両整備記録簿と、システム管理サーバに記録されている車両整備記録情報とを突き合わせて確認することにより、その車両の購入を検討している第三者は、車両整備記録を安心して信用することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態の構成)
本発明の実施の形態に係る車両整備情報生成システムおよびプログラムを図1から図3を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、本発明の車両整備情報生成システムの機能構成を示すブロック図である。図2は、画面上の記録簿シートまたは画面から印刷した印刷物のサンプルを示す図である。図3は、図1のフローチャートである。
まず、本実施形態の車両整備情報生成システム11を図1〜図3を参照しながら説明する。
【0014】
車両整備情報記録システム11は、顧客車両の整備点検に係る車両整備情報を登録するための整備システムであり、整備工場用端末装置11−1、システム管理サーバ11−2、下取り・買い取り業者用端末装置11−3を備えている。整備工場用端末装置11−1は、パーソナルコンピュータで構成され、整備工場の整備士等によって操作される。システム管理サーバ11−2は、ホストコンピュータで、通信回線としてのインターネットを介して、整備工場用端末装置11−1に接続されるとともに、パーソナルコンピュータで構成された下取り・買い取り業者用端末装置11−3にも接続されている。
【0015】
本発明の車両整備情報記録システム11は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録するためのものであって、請求書を発行させる指示を表す請求書発行指示信号13−1を受けると、整備点検項目に基づいて、顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段13と、請求書情報から整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段15と、を備える。
【0016】
詳しく述べると、本システム11は、整備士等が端末装置11−1を操作して顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を入力すると、請求書情報生成手段13が、車両整備情報をその内容毎に分類するとともに、顧客情報蓄積手段17−1、車両情報蓄積手段17−2等から成る蓄積手段17に蓄積されている各種情報を参照しつつ請求書情報を生成する。また、本システム11は、請求書情報に基づいて請求書を発行する請求書発行手段21と、顧客用の車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行手段23と、をさらに備えている。
【0017】
車両整備情報記録手段15は、請求書情報を読み出し、点検項目データ(請求費用に係る交換部品、オイル点検、ブレーキ点検等)を抽出して、請求明細の点検項目領域(例えば、図2の記録簿シート16の作業内容一覧や点検チェック欄)に記入する車両整備情報を生成する。
図2の記録簿シート16の画面から印刷した印刷物は、経年変化のないコーティング専用紙を用いている。記録簿シート16は、通常の記録簿の記載以外のすべての作業項目・使用部品の記載を行うため、請求明細の点検項目領域が設けられており、作業内容一覧(実施された作業・使用された部品を記載し、消耗品の場合には、次回交換時期も記載)や点検チェック欄(点検項目をイラストで用意し、メンテナンスの実施の有無、不都合が発見され対処されていないものをチェック)、ご依頼事項欄(お客様からの依頼事項を記載)、メモ欄(お店からお客様へのメッセージを記述)を構成する。
【0018】
注目すべきことは、中古車市場の活性と、車両売買等取引時における信用の付与と、のため、この記録簿シート16は、車検・点検以外でも整備であれば、常に整備士の署名とともに発行されることである。そのため、通常残さなかった整備内容についても記録されその記録が残されるので、車両保有者に対して責任感を見せられ、顧客満足度向上に貢献できる。
【0019】
車両整備情報記録手段15は、通信回線25−1を介して、遠隔地に設置されたシステム管理サーバ11−2の情報記憶装置25に車両整備情報を通信し、情報記憶装置25のデータベースに車両別に記録する。
下取り・買い取り業者用端末装置11−3は、情報記憶装置25にアクセスして、所望の車両メンテナンスの履歴データを要求し照会して履歴照会済みデータを伝送するための履歴照会伝送手段27を備え、履歴照会済みデータは整備一覧29として購入者に配布される。
【0020】
なお、車両整備記録簿発行手段23から車両整備記録簿が発行されると、所有者によって、車両に付属している所有者用バインダー31に保管される。
(実施の形態の動作)
次に、上記実施の形態の動作を図3を用いて説明する。
整備工場用端末装置11−1は、整備点検項目の入力を受け付ける整備点検項目入力処理(図3のS100)と、整備点検項目に基づいて顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理(図3のS130、図1の13)と、請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成する車両整備情報生成処理(図3の作業記録簿情報作成S140、S180)と、請求書情報に基づいて車両所有者へ請求書を発行する請求書発行処理(図3のS160〜S165)と、車両整備情報に基づいて車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行処理(図3の作業記録簿発行処理S210、S220)と、車両整備情報をシステム管理サーバ11−2に送信する車両整備情報送信処理(図3のS200)と、を実行する。システム管理サーバ11−2は、車両整備情報を受信して車両別に記録する車両整備情報記録処理(図3のS320)を実行する。
【0021】
整備士は車両整備点検の後またはその最中に、インターネット接続された整備工場用端末11−1を操作する(図3のS100)。なお、そのとき、作業指示書(作業前に顧客の要望する作業内容が記載され、作業中に追加発生した作業が手書きにて記述)を入手して理解する作業(図3のS105)の後、作業指示書の内容すなわち車両整備情報を入力する(図3のS120)。その結果、顧客情報手段(データベース)17、車両情報手段(データベース)19等の蓄積手段に顧客情報、車両情報等の蓄積情報が、蓄積される(図3のS110)。蓄積情報を参照しつつ請求明細を編集して請求書情報を生成する(図3のS120、S130)。
【0022】
ところで、整備士は、画面上の記録簿シート16(図2参照)の点検チェック欄をチェックしながら、ご依頼事項欄以外にエアロパーツ等の特別な要求があったならば、メモ欄に入力しておく。
一方、図1の請求書情報生成手段13は、請求書情報を生成する(図3の作業請求情報作成S130、請求書情報S140)。このとき、入力された作業内容を基に作業料金を割り出し、サービス、値引き、消費税額を考慮した請求書情報の作成を行う。整備士は、整備終了の際、請求書発行指示(図3のS150)および記録簿発行指示(図3のS170)を操作する。なお、図3のS110(図1の17)における蓄積情報の見積情報(図3の17−3)に関しては、作成された見積書の見積情報より見積明細内容を引用することにより、請求書作成の時間を軽減している。
【0023】
記録簿発行指示(図3のS170)の後、記録簿は作成されて車両所有者に渡され図1の所有者用バインダー29に綴じられる(図3の作業記録簿情報作成S180、作業記録簿情報蓄積S190、作業記録簿発行処理S210、記録簿発行S220)。その後、作業記録簿に記載された記録簿情報が転送される(記録簿情報S190、作業記録簿情報転送S200)。
【0024】
図1を参照して、車両買取・販売業者のユーザーは、業者用端末装置11−3で、データ照会(図3のS310)の操作をすれば、図1の履歴照会要求手段27からの要求が生成され履歴照会済みデータが転送処理(図3のS310、S320)される。その結果、図1の履歴一覧すなわち整備一覧31がユーザーに配布される。
(実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の車両整備情報生成システム11によれば、車両の整備点検に係る車両整備情報は、請求書情報から抽出された整備点検項目に基づいて生成され記録される。整備士が整備結果に基づいて直ぐに整備記録簿に記入するのではなく、先ずは、請求書情報が生成され、その生成された請求書情報を利用して整備記録情報が生成される。従って、請求書情報に基づいて整備記録情報が生成されるので、整備記録情報の内容が実際の整備結果と異なる可能性は極めて小さい。そのため、非常に信頼性の高い車両整備情報を入手でき記録することが可能になる。
【0025】
そして、車両整備記録簿が発行され、顧客車両に付属したバインダーに綴られて保管される結果、本システムを利用して発行されていることさえ確認できれば、車両整備記録に関して第三者から高い信頼を得ることが出来る。
さらに、車両整備記録簿を発行するのとは別に、システム管理サーバに車両別に車両整備記録情報が記録されるから、後に車両が転売される際には、その車両に付属したバインダーに綴られて保管されている車両整備記録簿と、システム管理サーバに記録されている車両整備記録情報とを突き合わせて確認することにより、その車両の購入を検討している第三者は、車両整備記録を安心して信用することが出来る。
【0026】
ところで、車両整備記録情報をインターネットのWEB上でシステム管理サーバのデータベースに記録して公開する構成でも良い。この場合、法定定期点検を整備工場にいつも委任して実施しているユーザーにとっては、そのユーザーの車両が法定定期点検実施済みであることを公開でき中古市場に将来出すときにインターネット上でネット販売するのに役に立つ。その結果、法定定期点検しないユーザーより損したという感覚を払拭できる効果もある。
【0027】
また、請求書発行指示信号13−1は整備士が整備の終了をも意味し、整備士が整備の終了の際、操作すれば、請求書発行指示信号13−1が自動的に生成されるように設定しプログラミングしても良い。この場合、整備終了の操作の際、ソフトウエアが起動し更新済みの記録簿シート16が端末装置画面上に形成され、整備履歴として用意された所有者用バインダー29のソフトウェアのファイルに保管される。そのため、記録簿シート16が、その専用バインダー29に保管され、必ず更新され更新忘れが無くなることはいうまでもない。
【0028】
更に、本システム導入・設置店を広めれば、会員登録して、リアルタイムで整備状況、メンテナンス状態について、車両購入希望者、だれでも、アクセスして照会処理できる。そして、持ち込み整備工場が違っても車両所有者は、同一の記録簿を入手でき、通常の記録簿に記載されない細かな整備履歴を確認でき、下取・買取業者は明確な査定ができる。
その上、記録簿シート16には、オイル交換等軽作業ひとつでも店名・署名が入り、車両保有者に対し信用を与え、システムを導入した整備工場に顧客満足度を向上させる手助けを実現できる効果も得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車両整備情報生成システムおよびプログラムによれば、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両整備情報生成システム11の構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置の画面上の記録簿シートまたは画面から印刷した印刷物のサンプルを示す図である。
【図3】図1の車両整備情報生成システム11のフローチャートである。
【符号の説明】
11 車両整備記録簿システム
11−1 整備工場用端末装置
11−2 システム管理サーバ
11−3 業者用端末装置
13 請求書情報生成手段
13−1 請求書発行指示信号
15 車両整備情報記録手段
16 記録簿シート
17 顧客情報蓄積手段
19 車両情報蓄積手段
21 請求書発行手段
23 車両整備記録簿発行手段
25 情報記憶装置
27 履歴照会要求手段
29 所有者用バインダー
31 購入者用整備一覧
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両整備情報記録システム及びプログラムに関し、特に、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
現在においても、車両整備工場等において車両の整備が行なわれると、その整備を行なった整備士が、車両に付属している整備記録簿に手書きで整備点検項目をチェック或いは整備点検内容を記入するのが一般的である。
その他、特許文献1に記載されるようなコンピュータシステムを利用した公知の技術も存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−109293
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような整備記録簿への手書きによるチェックや記入は、チェック漏れや記入漏れの可能性が否定できない。車検や法定定期点検のような際にはまだしも、事故を起こした車両を整備する場合には、そのような記録を残したくない車両所有者の要求で整備記録簿への記入が意図的に省略されてしまうこともあり得る。このような意図的な整備記録簿への記入漏れは、もちろん極一部の者のみが行なっていることであると思われるが、一部にそのような者が居るため、正直に整備記録簿への記入を行なっている者の車両に対しても実は事故車両ではないかと疑われることになってしまい、正直者が逆に不利益を被るという不当な結果を招いてしまっていた。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する解決すべき課題に着目してなされたものであって、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できる車両整備情報記録システム及びプログラムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段と、を備えた。
【0007】
請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明である車両整備情報記録システムにおいて、前記請求書情報に基づいて前記請求書を発行する請求書発行手段と、前記車両整備情報に基づいて前記顧客用の車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行手段と、をさらに備えた。
そして、請求項3に係る発明は、上記請求項1又は請求項2に係る発明である車両整備情報記録システムにおいて、前記車両整備情報記録手段は、遠隔地に設置された情報記憶装置に前記車両整備情報を車両別に記録するようにした。
【0008】
そして、上記目的を達成するために、請求項4に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、システム管理サーバと、端末装置とを通信回線を介して接続し、前記端末装置は、前記整備点検項目の入力を受け付ける整備点検項目入力処理と、前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成する車両整備情報生成処理と、前記請求書情報に基づいて請求書を発行する請求書発行処理と、前記車両整備情報に基づいて車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行処理と、前記車両整備情報を前記システム管理サーバに送信する車両整備情報送信処理と、を実行するようになっており、前記システム管理サーバは、前記車両整備情報を受信して車両別に記録する車両整備情報記録処理を実行するようになっているものである。
【0009】
一方、上記目的を達成するために、請求項5に係る発明は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録プログラムであって、コンピュータに入力された前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録処理と、をコンピュータで実行させるようにした。
【0010】
ここで、本発明によれば、車両の整備点検に係る車両整備情報は、請求書情報から抽出された整備点検項目に基づいて生成され記録されることになる。つまり、従来のように、整備士が整備結果に基づいて直ぐに整備記録簿に記入するのではなく、先ずは、請求書情報が生成され、その生成された請求書情報を利用して整備記録情報が生成されるのである。即ち、請求書情報それ自体は、整備工場で行なわれた整備の対価を請求するための情報であるから、これが不正確に作成される可能性は、従来の整備記録簿が不正確に作成される可能性に比べて極めて低い。その理由は、請求書情報に整備結果の全てが含まれていなかったら、整備工場は整備に見合った支払いが受けられないから、これを正確に作成するように最善の注意を払うからである。従って、その請求書情報に基づいて整備記録情報が生成されれば、その整備記録情報の内容が実際の整備結果と異なる可能性は極めて小さい。
【0011】
そして、請求項2に係る発明であれば、車両整備記録簿が発行され、これが例えば顧客車両に付属したバインダーに綴られて保管されることになるが、本システムを利用して発行されていることさえ確認できれば、車両整備記録に関して第三者から高い信頼を得ることが出来る。
さらに、請求項3、4に係る発明によれば、車両整備記録簿を発行するのとは別に、例えばシステム管理サーバに車両別に車両整備記録情報が記録されるから、後に車両が転売される際には、その車両に付属したバインダーに綴られて保管されている車両整備記録簿と、システム管理サーバに記録されている車両整備記録情報とを突き合わせて確認することにより、その車両の購入を検討している第三者は、車両整備記録を安心して信用することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態の構成)
本発明の実施の形態に係る車両整備情報生成システムおよびプログラムを図1から図3を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、本発明の車両整備情報生成システムの機能構成を示すブロック図である。図2は、画面上の記録簿シートまたは画面から印刷した印刷物のサンプルを示す図である。図3は、図1のフローチャートである。
まず、本実施形態の車両整備情報生成システム11を図1〜図3を参照しながら説明する。
【0014】
車両整備情報記録システム11は、顧客車両の整備点検に係る車両整備情報を登録するための整備システムであり、整備工場用端末装置11−1、システム管理サーバ11−2、下取り・買い取り業者用端末装置11−3を備えている。整備工場用端末装置11−1は、パーソナルコンピュータで構成され、整備工場の整備士等によって操作される。システム管理サーバ11−2は、ホストコンピュータで、通信回線としてのインターネットを介して、整備工場用端末装置11−1に接続されるとともに、パーソナルコンピュータで構成された下取り・買い取り業者用端末装置11−3にも接続されている。
【0015】
本発明の車両整備情報記録システム11は、顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録するためのものであって、請求書を発行させる指示を表す請求書発行指示信号13−1を受けると、整備点検項目に基づいて、顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段13と、請求書情報から整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段15と、を備える。
【0016】
詳しく述べると、本システム11は、整備士等が端末装置11−1を操作して顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を入力すると、請求書情報生成手段13が、車両整備情報をその内容毎に分類するとともに、顧客情報蓄積手段17−1、車両情報蓄積手段17−2等から成る蓄積手段17に蓄積されている各種情報を参照しつつ請求書情報を生成する。また、本システム11は、請求書情報に基づいて請求書を発行する請求書発行手段21と、顧客用の車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行手段23と、をさらに備えている。
【0017】
車両整備情報記録手段15は、請求書情報を読み出し、点検項目データ(請求費用に係る交換部品、オイル点検、ブレーキ点検等)を抽出して、請求明細の点検項目領域(例えば、図2の記録簿シート16の作業内容一覧や点検チェック欄)に記入する車両整備情報を生成する。
図2の記録簿シート16の画面から印刷した印刷物は、経年変化のないコーティング専用紙を用いている。記録簿シート16は、通常の記録簿の記載以外のすべての作業項目・使用部品の記載を行うため、請求明細の点検項目領域が設けられており、作業内容一覧(実施された作業・使用された部品を記載し、消耗品の場合には、次回交換時期も記載)や点検チェック欄(点検項目をイラストで用意し、メンテナンスの実施の有無、不都合が発見され対処されていないものをチェック)、ご依頼事項欄(お客様からの依頼事項を記載)、メモ欄(お店からお客様へのメッセージを記述)を構成する。
【0018】
注目すべきことは、中古車市場の活性と、車両売買等取引時における信用の付与と、のため、この記録簿シート16は、車検・点検以外でも整備であれば、常に整備士の署名とともに発行されることである。そのため、通常残さなかった整備内容についても記録されその記録が残されるので、車両保有者に対して責任感を見せられ、顧客満足度向上に貢献できる。
【0019】
車両整備情報記録手段15は、通信回線25−1を介して、遠隔地に設置されたシステム管理サーバ11−2の情報記憶装置25に車両整備情報を通信し、情報記憶装置25のデータベースに車両別に記録する。
下取り・買い取り業者用端末装置11−3は、情報記憶装置25にアクセスして、所望の車両メンテナンスの履歴データを要求し照会して履歴照会済みデータを伝送するための履歴照会伝送手段27を備え、履歴照会済みデータは整備一覧29として購入者に配布される。
【0020】
なお、車両整備記録簿発行手段23から車両整備記録簿が発行されると、所有者によって、車両に付属している所有者用バインダー31に保管される。
(実施の形態の動作)
次に、上記実施の形態の動作を図3を用いて説明する。
整備工場用端末装置11−1は、整備点検項目の入力を受け付ける整備点検項目入力処理(図3のS100)と、整備点検項目に基づいて顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理(図3のS130、図1の13)と、請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成する車両整備情報生成処理(図3の作業記録簿情報作成S140、S180)と、請求書情報に基づいて車両所有者へ請求書を発行する請求書発行処理(図3のS160〜S165)と、車両整備情報に基づいて車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行処理(図3の作業記録簿発行処理S210、S220)と、車両整備情報をシステム管理サーバ11−2に送信する車両整備情報送信処理(図3のS200)と、を実行する。システム管理サーバ11−2は、車両整備情報を受信して車両別に記録する車両整備情報記録処理(図3のS320)を実行する。
【0021】
整備士は車両整備点検の後またはその最中に、インターネット接続された整備工場用端末11−1を操作する(図3のS100)。なお、そのとき、作業指示書(作業前に顧客の要望する作業内容が記載され、作業中に追加発生した作業が手書きにて記述)を入手して理解する作業(図3のS105)の後、作業指示書の内容すなわち車両整備情報を入力する(図3のS120)。その結果、顧客情報手段(データベース)17、車両情報手段(データベース)19等の蓄積手段に顧客情報、車両情報等の蓄積情報が、蓄積される(図3のS110)。蓄積情報を参照しつつ請求明細を編集して請求書情報を生成する(図3のS120、S130)。
【0022】
ところで、整備士は、画面上の記録簿シート16(図2参照)の点検チェック欄をチェックしながら、ご依頼事項欄以外にエアロパーツ等の特別な要求があったならば、メモ欄に入力しておく。
一方、図1の請求書情報生成手段13は、請求書情報を生成する(図3の作業請求情報作成S130、請求書情報S140)。このとき、入力された作業内容を基に作業料金を割り出し、サービス、値引き、消費税額を考慮した請求書情報の作成を行う。整備士は、整備終了の際、請求書発行指示(図3のS150)および記録簿発行指示(図3のS170)を操作する。なお、図3のS110(図1の17)における蓄積情報の見積情報(図3の17−3)に関しては、作成された見積書の見積情報より見積明細内容を引用することにより、請求書作成の時間を軽減している。
【0023】
記録簿発行指示(図3のS170)の後、記録簿は作成されて車両所有者に渡され図1の所有者用バインダー29に綴じられる(図3の作業記録簿情報作成S180、作業記録簿情報蓄積S190、作業記録簿発行処理S210、記録簿発行S220)。その後、作業記録簿に記載された記録簿情報が転送される(記録簿情報S190、作業記録簿情報転送S200)。
【0024】
図1を参照して、車両買取・販売業者のユーザーは、業者用端末装置11−3で、データ照会(図3のS310)の操作をすれば、図1の履歴照会要求手段27からの要求が生成され履歴照会済みデータが転送処理(図3のS310、S320)される。その結果、図1の履歴一覧すなわち整備一覧31がユーザーに配布される。
(実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の車両整備情報生成システム11によれば、車両の整備点検に係る車両整備情報は、請求書情報から抽出された整備点検項目に基づいて生成され記録される。整備士が整備結果に基づいて直ぐに整備記録簿に記入するのではなく、先ずは、請求書情報が生成され、その生成された請求書情報を利用して整備記録情報が生成される。従って、請求書情報に基づいて整備記録情報が生成されるので、整備記録情報の内容が実際の整備結果と異なる可能性は極めて小さい。そのため、非常に信頼性の高い車両整備情報を入手でき記録することが可能になる。
【0025】
そして、車両整備記録簿が発行され、顧客車両に付属したバインダーに綴られて保管される結果、本システムを利用して発行されていることさえ確認できれば、車両整備記録に関して第三者から高い信頼を得ることが出来る。
さらに、車両整備記録簿を発行するのとは別に、システム管理サーバに車両別に車両整備記録情報が記録されるから、後に車両が転売される際には、その車両に付属したバインダーに綴られて保管されている車両整備記録簿と、システム管理サーバに記録されている車両整備記録情報とを突き合わせて確認することにより、その車両の購入を検討している第三者は、車両整備記録を安心して信用することが出来る。
【0026】
ところで、車両整備記録情報をインターネットのWEB上でシステム管理サーバのデータベースに記録して公開する構成でも良い。この場合、法定定期点検を整備工場にいつも委任して実施しているユーザーにとっては、そのユーザーの車両が法定定期点検実施済みであることを公開でき中古市場に将来出すときにインターネット上でネット販売するのに役に立つ。その結果、法定定期点検しないユーザーより損したという感覚を払拭できる効果もある。
【0027】
また、請求書発行指示信号13−1は整備士が整備の終了をも意味し、整備士が整備の終了の際、操作すれば、請求書発行指示信号13−1が自動的に生成されるように設定しプログラミングしても良い。この場合、整備終了の操作の際、ソフトウエアが起動し更新済みの記録簿シート16が端末装置画面上に形成され、整備履歴として用意された所有者用バインダー29のソフトウェアのファイルに保管される。そのため、記録簿シート16が、その専用バインダー29に保管され、必ず更新され更新忘れが無くなることはいうまでもない。
【0028】
更に、本システム導入・設置店を広めれば、会員登録して、リアルタイムで整備状況、メンテナンス状態について、車両購入希望者、だれでも、アクセスして照会処理できる。そして、持ち込み整備工場が違っても車両所有者は、同一の記録簿を入手でき、通常の記録簿に記載されない細かな整備履歴を確認でき、下取・買取業者は明確な査定ができる。
その上、記録簿シート16には、オイル交換等軽作業ひとつでも店名・署名が入り、車両保有者に対し信用を与え、システムを導入した整備工場に顧客満足度を向上させる手助けを実現できる効果も得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車両整備情報生成システムおよびプログラムによれば、中古車市場における取引車両の整備に関する信頼性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両整備情報生成システム11の構成を示すブロック図である。
【図2】端末装置の画面上の記録簿シートまたは画面から印刷した印刷物のサンプルを示す図である。
【図3】図1の車両整備情報生成システム11のフローチャートである。
【符号の説明】
11 車両整備記録簿システム
11−1 整備工場用端末装置
11−2 システム管理サーバ
11−3 業者用端末装置
13 請求書情報生成手段
13−1 請求書発行指示信号
15 車両整備情報記録手段
16 記録簿シート
17 顧客情報蓄積手段
19 車両情報蓄積手段
21 請求書発行手段
23 車両整備記録簿発行手段
25 情報記憶装置
27 履歴照会要求手段
29 所有者用バインダー
31 購入者用整備一覧
Claims (5)
- 顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、
前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成手段と、
前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録手段と、を備えたことを特徴とする車両整備情報記録システム。 - 前記請求書情報に基づいて前記請求書を発行する請求書発行手段と、前記車両整備情報に基づいて前記顧客用の車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行手段と、をさらに備えた請求項1記載の車両整備情報記録システム。
- 前記車両整備情報記録手段は、遠隔地に設置された情報記憶装置に前記車両整備情報を車両別に記録するようになっている請求項1又は請求項2記載の車両整備情報記録システム。
- 顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録システムであって、
システム管理サーバと、端末装置とを通信回線を介して接続し、
前記端末装置は、前記整備点検項目の入力を受け付ける整備点検項目入力処理と、前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成する車両整備情報生成処理と、前記請求書情報に基づいて請求書を発行する請求書発行処理と、前記車両整備情報に基づいて車両整備記録簿を発行する車両整備記録簿発行処理と、前記車両整備情報を前記システム管理サーバに送信する車両整備情報送信処理と、を実行するようになっており、
前記システム管理サーバは、前記車両整備情報を受信して車両別に記録する車両整備情報記録処理を実行するようになっていることを特徴とする車両整備情報記録システム。 - 顧客車両の整備点検項目に係る車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録プログラムであって、
コンピュータに入力された前記整備点検項目に基づいて前記顧客に対して発行する請求書に関する請求書情報を生成する請求書情報生成処理と、
前記請求書情報から前記整備点検項目を抽出し、その抽出された整備点検項目に基づいて前記車両整備情報を生成し記録する車両整備情報記録処理と、
をコンピュータで実行させるようになっていることを特徴とする車両整備情報記録プログラム。
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JP2010134601A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Tajima:Kk | 帳票発行システム |
Citations (2)
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JP2002127877A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-05-09 | Tsubasa System Co Ltd | 車両整備システム及び車両整備方法 |
JP2002149774A (ja) * | 2000-11-10 | 2002-05-24 | Hideaki Suganuma | 車両履歴情報の収集・検索システム |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003022449A patent/JP2004234364A/ja active Pending
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