JP3406584B2 - 車両履歴情報の収集・検索システム - Google Patents

車両履歴情報の収集・検索システム

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JP3406584B2
JP3406584B2 JP2000344375A JP2000344375A JP3406584B2 JP 3406584 B2 JP3406584 B2 JP 3406584B2 JP 2000344375 A JP2000344375 A JP 2000344375A JP 2000344375 A JP2000344375 A JP 2000344375A JP 3406584 B2 JP3406584 B2 JP 3406584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の修理情報等
の収集・検索をインターネット等の通信網上で行うコン
ピュータシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や二輪車等の車両がオーク
ションを経て中古車市場に流通する場合、車両の価格査
定のための検査(現状における車両の程度を判断する)
は、オークション会場に車両を持ち込む業者の自己申告
に加えて、オークション会社独自の専門員による人的見
地から行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、査定台数が
膨大であるため専門員は常に不足している。例えば、一
回のオークションで数千台をわずか十数人の専門員で検
査しているのが現状である。ここで、過去の修理歴は客
観的に表示されない場合が多く、また、走行距離情報は
メーターの巻き戻しもあり得る。このような場合、車両
は適正な価格を査定されず市場に流通することになる。
価格査定の客観性、公正性が欠如する理由として、価格
査定のための検査を人的見地からのみ行っていることが
挙げられる。
【0004】本発明の目的は、修理工場で車両の修理を
行った際、又は車検を受けた際に得られる、その車両の
修理歴及び/又は走行距離歴を含む車両履歴情報を、イ
ンターネット等の通信網を通じて収集し、かつ公開する
ことが可能となる中古車市場のための新規な情報収集・
検索システムを構築する点にある。即ち、従来、人的見
地からのみ行なわれてきた価格査定のための検査等の作
業を見直し、情報資源を有効に活用して作業を効率化
し、修理痕の見落としを未然に防ぎ、また、メーターの
みに信存せずに走行距離歴の信頼性を高め、中古車市場
の価格の公正化を図ることにある。さらには、自動車犯
罪の防止、解決に貢献するシステムにもなりうる。な
お、「修理」は軽微なものから大掛かりなものまで幅広
いが、一般には過去に交通事故やその他の災害により車
体の骨格にあたる部分(いわゆるフレーム)を損傷し、
修理あるいは部品の交換により事故車を復元したものを
「修復歴あり」とする場合が多いため、以後、「修理」
は広義の一般概念で用い、「修復」は修理のうちで大掛
かりなもの(言い換えれば、大修理)を指称する下位概
念の言葉として用いることを原則とするが、場合によっ
ては、修理と修復を区別なく(同義語として)用いる場
合もある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記の課
題を解決するために本発明に係るシステムとして、車両
の修理歴及び/又は走行距離歴を含む車両履歴情報を、
自動車検査証(車検証)等の車両の管理に使用される書
類又はデータにおける車両情報のうち、車両を1対1で
特定する車台番号等の車両特定情報(以下、車両IDと
いう)と対応付けて記憶する、インターネット等の通信
網に接続されたサーバと、インターネット等の通信網に
接続された情報端末から、前記サーバと関連付けられた
サイトにアクセスされることに基づき、前記車両履歴情
報を前記車両IDと対応付けて収集・データベース化
し、前記サーバへ保存する情報収集手段と、前記サイト
にアクセスされ、前記車両IDが入力されることに基づ
き、該車両IDに対応する前記車両履歴情報が、前記サ
ーバのデータベース上に存在するか否か検索する情報検
索手段とを備え、前記情報検索手段における情報検索用
画面において、車両の履歴情報として板金修理・骨格修
正・パネル取替等の部品交換・塗装修理又は塗装替えの
少なくともいずれかの履歴を画面上で表示するために、
車両の図・写真・絵・イラストその他の車両表示画が画
面上で表示されるとともに、その車両表示画において修
理歴に対応する修理箇所・その修理の内容及び程度の少
なくともいずれかを視覚的に認識させる矢印・マーク・
記号等の指示標識が前記車両表示画上に付記され、これ
に代えて又はこれとともに、前記修理箇所・修理の内容
及び程度の少なくともいずれかを視覚的に認識させる色
彩・濃淡・模様の1種又は2種以上の識別意匠が前記車
両表示画の該当領域に付加され、前記車両表示画並びに
前記指示標識及び/又は識別意匠は、各車両履歴情報の
構成要素として前記サーバ内の又はそのサーバとは別途
に設けられて前記通信網に接続された記憶手段に記憶さ
れることを特徴とする。
【0006】このようにインターネット等の通信網を通
じて修理歴のある車両の情報を収集・データベース化
し、情報端末から車両が特定できる車両IDを入力する
だけで、いつでも簡単に呼び出せる状態にしておけば、
中古車のオークション会社、中古車両買い取り会社、一
般消費者等の情報検索者は知りたい情報を極めて容易に
入手することができる。例えば、検査を行わなければな
らない膨大な数の車両に対して、それぞれ車両IDをリ
ストにしておき、当該システムですべて調査しておく。
当該システムのデータベースに存在した車両に対して
は、データベースに記載された修理箇所を中心に検査す
ればよいし、記載された個所以外のみ検査することもで
きる。データベースに存在しない車両については従来と
同様の検査を行えばよい。このようにして作業の効率化
を図ることが可能となる。さらに、中古車を購入しよう
としている消費者にとって、中古車の修理等の履歴情報
が得られることは、購入しようとする中古車の価値を客
観的に判断するための極めて有効な判断材料となり、一
般にはそういった中古車履歴情報から隔絶されがちな消
費者にこそ最も役立つとも言える。また、情報検索用画
面において、修理箇所・修理内容等を、車両を写実的又
は概念的に表した車両表示画上に表示するようにしたの
で、修理痕が視覚的に容易に確認できる。
【0007】これに関して言えば、自動車ユーザーは事
故復元車は悪い車との既成概念を変える必要がある。損
保業界では年間1兆円を越える支払いを事故車復元の費
用として支払っている現状で、何らかの事故修理を経験
したことがない中古車のほうがむしろ稀である。正しく
修理復元された車は安全であり、むしろ一部の部品は新
品を使用する場合も多いわけであるから、価値が高まる
くらいの認識をユーザーが持たないと、自動車ユーザー
が事故復元車を過小評価し、それ以外の中古車に走るこ
とで結局は高い買い物をすることとなる。
【0008】事故車の修理記録が値下げの口実に使われ
れば、不適切な復元修理が蔓延する。逆にきちんとした
修理歴・修復歴がデータベースで公開され、これが車の
安全を確認するものに活用されれば、自動車ユーザーに
とって安心して乗れる中古車となる。このように、業者
にとってもユーザーにとっても中古車の価値を適正に判
断し、流通における商品の客観性を担保する上で有意義
なものとなる。
【0009】他方、当該システムのデータベース上で、
はっきりと修理歴が記載されているにもかかわらず、
「修理歴なし」という報告が業者や以前の所有者から申
告されたならば、該車両に対しては丹念に検査するなど
して修復、あるいは修理歴等の隠蔽を防ぐことができ
る。加えて、車両IDとして例えば車台番号というすべ
ての車両の中から1台を特定することのできる情報源に
基づいているので、常に正確な情報を収集・検索するこ
とが可能となる。
【0010】また、前記通信網を介して、前記車両履歴
情報を提供する情報提供者及び前記車両履歴情報を検索
する情報検索者の少なくとも後者により当該システムの
利用者登録(以後ユーザー登録とする)が行われ、ユー
ザー登録の内容をユーザー情報データベースとして前記
サーバ内に保存し、当該システムを利用するために必要
となる前記ユーザー情報データベースに対応した、利用
者身分証明(以後ユーザーIDとする)を配信するユー
ザー登録手段と、前記サイトにおいて当該システム利用
の際、前記情報提供者及び前記情報検索者の少なくとも
後者によって提示されたユーザーIDが、前記サーバ内
の前記ユーザー情報データベースと対応するか否かを判
断し、前記提示されたユーザーIDが前記ユーザー情報
データベースと対応すれば、当該システムの利用を容認
し、対応しなければ当該システムの利用を拒否するユー
ザーID認証手段とを備える。
【0011】このように、情報提供者及び/又は情報検
索者に対してシステムのユーザー登録を課せば、当該シ
ステムはユーザー登録を済ませた人間に対してのみ開か
れることになる。当該システムは、インターネット等の
通信網上で「車両履歴情報」という商品を売買する、い
わば商取引である。当該システム管理者がシステム利用
者についての情報、例えば、住所、氏名、電話番号、勤
務先等を把握しておくことは、データ流通の適正を図る
上で有効である。同時に、利用者に対してはシステム利
用のためのユーザーIDを配信し、ユーザーIDとユー
ザー情報を前記サーバ内にデータベースとして保管させ
ておき、必要に応じて参照することが可能であれば、不
正利用等のトラブルに対しても迅速に対応することが可
能となる。
【0012】また、前記情報提供者は、前記サイトにお
いて画面の案内に従ってユーザーIDを入力し、ユーザ
ーIDの認証が得られれば、前記車両履歴情報を提供す
るための情報提供用画面に移ることが可能となり、該情
報提供用画面に用意されている選択肢を選ぶ操作、文字
を入力する操作の少なくともいずれかにより情報を提供
することが可能とされ、前記情報検索者は、前記サイト
において画面の案内に従ってユーザーIDを入力し、ユ
ーザーIDの認証が得られれば、情報検索用画面に移る
ことが可能となり、検索したい車両の車両IDを入力し
たのち検索開始の命令を出すことにより情報を検索可能
とされる。
【0013】このように、当該システムを利用するに際
しては、配信されたユーザーIDを画面の案内に従って
入力するのみで、情報提供用画面ないし情報検索用画面
に移ることが可能となる。情報提供者及び/又は情報検
索者に対して、ユーザー登録を課すことが望ましい。そ
うすることによって偽の情報が提供されることも防止で
きるし、データの信頼性も向上する。
【0014】また、前記情報提供用画面は、車両の修理
箇所、車体色等の車両履歴情報について、前記情報提供
者が提供したい修理箇所情報を分類・記載しており、前
記情報提供者に対してその分類・記載してある修理箇
所、車体色等の車両履歴情報から選択する操作で情報の
提供を可能とさせ、自動車検査証(車検証)等の車両の
管理に使用される書類又はデータにおける、車台番号、
初年度登録年月等の車両情報及び車両履歴情報である走
行距離、所有者歴等については、記入欄に文字を記入す
ることにより情報の提供を可能とさせる。
【0015】情報提供者の提供したい車両履歴情報があ
らかじめ画面に示されていれば、操作はマウスをクリッ
クする、わずかな文字を入力する等の手段で十分にな
る。操作が簡略化されることは、システム利用者の裾野
が情報端末の操作に抵抗のある層にまで広げられること
を意味し、収集される車両履歴情報は増加し、その結果
情報の検索件数も増加し、車両履歴情報の流通は活性化
される。さらに、情報が収集される時点で分類されてい
るので、データベース化させる処理も容易になる。ま
た、修理情報が提供される際、あるいは修理情報を開示
する際、図11に示されるように、修理情報を図で分別
しておけば一見して情報の提供が可能となる、あるいは
提供された情報を一見して理解できるようになるため、
情報提供のわずらわしさが一層緩和される。
【0016】情報を詳細に分類して記憶させるには、シ
ステムを構成するプログラムを修正し、メモリ領域を確
保すれば容易に可能である。情報提供者があらゆる車両
履歴情報を自由に提供することが可能となっている場
合、車両の価格査定に際して問題にされない軽微な修理
歴情報も、重大な修理歴(修復歴)情報も同等の情報と
して扱う必要が出てきてしまうおそれがある。必要とな
る情報と、そうでない情報の差異をあらかじめ明確にし
ておく、あるいは軽微な修理歴から重大な修理歴まで段
階的に分類しておくことにより、情報が収集された後に
内容をチェックする手間を省くことができる。
【0017】また、サイトにアクセスして情報を検索す
る情報検索者に対して、検索された情報量、検索回数及
び検索期間の少なくともいずれかに応じて情報検索料金
を請求するために、検索された情報量、検索回数及び検
索期間の少なくともいずれかをユーザー情報データベー
スとして前記サーバに記録していく手段と、サイトにア
クセスして情報を提供する情報提供者に対して、提供さ
れた情報量、提供回数及び提供期間の少なくともいずれ
かに応じて対価を支払うために、提供された情報量、提
供回数及び提供期間の少なくともいずれかをユーザー情
報データベースとして前記サーバに記録していく手段
と、一定期間が経過した後、前記ユーザー情報データベ
ース上から情報検索料金及び情報提供料金に関する情報
を取り出し、それぞれ決済する手段とを備える。
【0018】情報の収集には費用がかかり、情報が検索
されれば収入があるといった損益の発生はに着目すれ
ば、それに伴う会計処理を付加することができる。た
だ、当該システムは実体のない電子取引であるため、商
品の購入状況、商品の売上状況を上記のようにデータベ
ースとして保存しておき、改めて決済する必要がある。
即ち、情報提供者は自家発電で余った電力を電力会社に
売って収入を得る、情報検索者は使った電気代を支払
う、というような気軽な感覚で当該システムを利用する
ことが可能である。
【0019】また、前記サーバは、前記車両履歴情報を
2ドア車、4ドア車、1ボックス車、乗用車等の車両形
式類別毎に記憶するための車両履歴情報分類手段と、そ
の分類手段によって分類された情報を個別に記憶する車
両類別記憶領域を備える。
【0020】このように車両履歴情報を車両の形式類別
毎に分類してデータベースを作成すれば、情報を検索す
ることが容易になる。車両IDから、いずれのメーカー
のどのような車種であるかということは判断できるた
め、データベース上で分類することは容易である。車両
履歴情報を検索する際に、形式類別毎に項目を設けて個
別に検索することも可能となる。なお、形式類別とは、
車両IDより判別可能である、メーカー、原動機の型
式、車種、車両のタイプ(2ドア、4ドア、1ボック
ス、スポーツカー、セダン、RV、軽自動車等のカテゴ
リー)、年式、車体色、排気量等の類別のうち、いずれ
かを含むものである。また、情報検索者が情報検索のた
めのIDを取得する場合、上記のような類別毎に検索を
許されるような変則的なユーザー登録をすることも可能
となる。
【0021】また、前記車両履歴情報は、修理歴として
板金修理、骨格修正、パネル取り替え等の部品交換修
理、塗装修理又は塗装替えの項目及びメーター走行距離
の項目の少なくともいずれかを含む。
【0022】車両が中古車として市場に流通する場合、
その車両の価値は、メーターに示されている走行距離を
はじめ、板金・塗装、骨格修正、部品交換等の修理内容
で決定される。また、情報検索者の欲する情報も、その
ような車両の価格を左右する情報である。しかるに、デ
ータベース化する情報は、車両に関することならば何で
もよいわけでない。情報を収集する際、あらかじめ管理
者側で項目を決め、分類して情報提供者に示すことによ
り、収集された情報を改めてチェックしなおすといった
手間を省くことが可能となる。さらに、従来、中古車誌
等では知らされなかった部品の交換、板金、塗装等の修
復に含まれないとされる詳細な修理情報までも、本シス
テムを利用することによって知ることが可能となる。
【0023】また、前記情報収集手段は、前記サーバに
記憶された車両履歴情報を一定期間が経過した後、前記
データベースから自動的に消去する手段を含む。
【0024】このような機能を情報収集プログラムが持
っていれば、システムを運営するうえで必要不可欠な記
憶媒体の容量が不足するといった事態も回避できる。さ
らに、前記車両履歴情報を取り扱う市場のニーズという
視点から見ても、新しい情報をデータベースに次々加え
ていき、古くなった情報をデータベースから消していく
ことは重要である。例えば、データベースに加わって1
0年経過している、初年度登録年から10年が経過して
いる等の車両履歴情報にそれほど価値がないと言えるか
らである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の車両履歴情報の
収集・検索システムの全体概要を概念的に示すものであ
る。当該システムは、情報収集・供給会社のサーバある
いはサーバ管理会社のサーバに設定され、インターネッ
ト等の通信網(以後インターネットと略する)上の特定
のサイトとして例えば、「△△.com」等のサイト名
(ドメイン名:URL)を持つことになる。
【0026】このような車両履歴情報の収集・供給サイ
トは、その通信手段としてインターネットを利用したサ
イトとして機能し、情報提供者及び情報検索者(情報の
閲覧者)は、インターネットに接続可能な各種情報端末
(パソコン、携帯電話、電子手帳、カーナビ等)から、
24時間いつでも必要な時にこのサイトにアクセスする
ことが可能であり、情報を提供すること及び情報を検索
することが可能である。システムを構成するサーバにお
いて、提供された情報はリアルタイムでデータベースに
加えられる。情報提供者としては、例えば、車両のエン
ドユーザーである一般消費者、業として車両を取り扱う
板金塗装工場、整備工場、車両販売会社、一般車両取扱
会社等が挙げられる。情報検索者としては、中古車を購
入しようとする一般消費者(自動車ユーザー)、車両の
オークション経営会社(ネットオークションを含む)、
車両取扱・買取会社等が挙げられる。
【0027】図2は、サイトの主体をなすサーバの内容
を概念的に示すものである。サーバ100内部には、デ
ータベースメモリ10が格納され、データベースメモリ
10内には車両履歴情報メモリ11、情報提供者及び情
報検索者に関するユーザー情報メモリ12、仮登録情報
メモリ13のそれぞれの領域がある。情報収集プログラ
ム15、情報検索プログラム16、ユーザー登録プログ
ラム17、ユーザーID認証プログラム18、ユーザー
情報管理プログラム19がROM14に格納されてお
り、各プログラムは必要に応じて呼び出され起動する。
このようなメモリ領域は、バスライン20を介してCP
U21、RAM22及びI/Oインターフェイス23と
接続されている。
【0028】情報収集プログラム15は情報収集手段に
関する処理、例えば、情報記入画面の表示、提供された
情報のデータベース化と格納等を実行する処理である。
情報検索プログラム16は情報検索手段に関する処理、
例えば、情報検索画面の表示、情報の検索とデータベー
スからの呼び出し、検索された情報の表示等を実行する
処理である。ユーザー登録プログラム17はユーザー登
録手段に関する処理、例えば、ユーザー登録画面の表
示、登録されたユーザー情報の仮登録情報メモリへの格
納、システム管理者の確認に基づいてユーザーIDの配
信等の実行をする処理である。ユーザーID認証プログ
ラム18はユーザーID認証手段に関する処理、例え
ば、提示されたIDがユーザー情報データベースに存在
するか否かの判断、この判断に基づいたシステム利用許
可命令及び拒否命令の発信等を実行するプログラムであ
る。ユーザー情報管理プログラム19はユーザー情報管
理手段に関する処理、例えば、システム利用者として登
録された氏名・住所・電話番号等のデータベース化とメ
モリへの格納、このデータベースとユーザーIDのマッ
チング、利用者個々のシステム利用状況の記録及び利用
料金の決済等を実行するプログラムである。これらのプ
ログラムは必要に応じてROM14より呼び出され、R
AM22をワークエリアとしてCPU21にて実行され
る。
【0029】このようなサーバ100は、I/Oインタ
ーフェイス23を介してインターネットに接続され、情
報提供者及び情報検索者はインターネットを介してこの
サーバ100にアクセスすることが可能である。次に、
当該システムに従う車両履歴情報の収集・検索方法の流
れをフローチャートに基づいて説明する。
【0030】図3は、本発明の車両履歴情報の収集・検
索システムを利用する際の全体的な流れを示すフローチ
ャートである。S1において、インターネットを介して
情報提供者及び情報検索者により前記のサイト「△△.
com」がアクセスされると、S2において情報提供者
及び情報検索者の使用する情報端末にサイトTOPペー
ジが表示される。続いてS3において情報検索者及び情
報提供者によりユーザー登録が選択されると、S4のユ
ーザー登録処理が実行される。S5において情報提供が
選択されるとS6の情報提供処理が実行される。S7に
おいて情報検索が選択されるとS8の情報検索処理が実
行される。S9において終了が選択されるまで上記の処
理に従う。
【0031】図4は、前記サイトに初めて訪れた当該シ
ステムの利用希望者が、ユーザー登録をする場合のユー
ザー登録処理を示すフローチャートである。サイトトッ
プページで「ユーザー登録」が選択された場合にこのフ
ロー(ユーザー登録プログラム)が実行される。a1に
おいてユーザー登録希望者によりユーザー情報が情報端
末の画面に入力される。入力が終了し、a2において
「送信」が選択されると、記入漏れがないか否かの判断
がa3において実行される。記入漏れがない場合は、a
4においてその内容がデータベースとして仮登録メモリ
に格納される。a5において仮登録終了のメッセージが
表示され、この処理が終了する。なお、仮登録メモリに
格納されたユーザー情報はシステム管理者の審査を受け
た後、サーバによって任意に選択されるユーザーIDと
対応付けられてユーザー情報メモリに改めて格納され
る。ユーザーIDがユーザー情報メモリに格納されると
同じくして、ユーザー登録希望者に対してユーザーID
が配信される。もちろん、仮登録の必要がない場合は仮
登録に関する処理を省くこともできる。ユーザー登録を
必要としないことも考え得るので、この場合は上記の登
録手続きは必要ない。
【0032】図5は、図4のフローチャートa1で示さ
れるユーザー登録画面の一例である。サイトトップペー
ジで「ユーザー登録」が選択された場合、情報端末には
このユーザー登録画面が表示される。ユーザー登録希望
者は、ユーザー登録に必要なユーザー情報を画面(以
後、ブラウザともいう)200に入力する。それぞれの
項目(90〜94)を記入し95の「送信」をクリック
してユーザー登録を行う。情報端末としてパソコンを用
いている場合は、ブラウザ上のボタンをマウスでクリッ
クすることによって選択等の操作が可能であるが、情報
端末が携帯電話等である場合は、端末上のボタン等の操
作での選択となる。本明細書中では画面上で選択操作を
行う場合に「クリック」と記載する場合があるが、シス
テムが提供する画面及びプログラムは、クリックするこ
とに限定しないことを断っておく。
【0033】図6は、情報提供者が情報を提供する場合
の情報提供処理を示すフローチャートである。サイトト
ップページで「情報提供」が選択された場合にこのフロ
ー(情報提供プログラム)が実行される。b1において
情報提供者により、情報端末に表示された画面にユーザ
ーIDが入力されると、入力されたユーザーIDがデー
タベースに存在するか否かb2において判断され、存在
する場合にはb3において情報提供ブラウザが表示され
る。存在しない場合には、エラーメッセージと共にユー
ザーIDの再入力が求められる。ここでは、ユーザーI
D認証プログラムが実行されている。
【0034】情報提供ブラウザが表示された後、b4に
おいて情報提供者により情報が入力される。入力が終了
した時点で情報提供者は、b5において「送信」を選択
すると、まず入力漏れがないか否かb6において判断さ
れ、入力漏れのない場合はb7において入力内容が表示
される。b8において再度「送信」が選択されることに
より、b9において情報がデータベースに格納され、サ
ーバが情報の受け付けを完了したことを示す情報提供完
了のメッセージが表示される。b10において、情報提
供者の累積情報提供量を表示させることも可能である。
b11において「続けて入力」が選択されれば、情報提
供初期画面が表示される。
【0035】図7は、図6のフローチャートb3で表示
されるブラウザの一例である。サイトトップページで
「情報提供」が選択された場合、情報端末にはこの画面
(ブラウザ)101が表示される。情報提供者はすべて
このブラウザ101から提供したい情報を記入する、も
しくは選択する。画面101には記入されるべき項目が
予めすべて用意されているため、情報提供者は画面に表
示されている情報に基づいて簡単に情報を提供すること
が可能である。
【0036】必須の事項として、まず車両を特定するた
めの最も重要な情報である車台番号が30に記入され
る。車台番号は車検証における最も重要な記載項目の1
つで、車両1台について特定の車台番号が付与されるか
ら同じ番号は2つと存在しない。よって、この車台番号
は車両を1対1で特定する車両IDとなり得る。なお、
車台番号は車両のシャーシやボディ等の特定の場所(車
種、メーカーによって異なる)に刻印、その他の方法で
記入されている。車両を特定するという意味では、自動
車登録番号(いわゆるナンバープレート)もあるが、こ
れは所有者の変更等により別の番号に変更させられる性
格のものであるから、車両の誕生から消滅まで一貫して
変わらないIDとはならない。他方、車台番号はナンバ
ープレートが変更されても終始一貫して同一番号が使用
されるため、本システムの車両IDとして好適である。
【0037】情報提供者が確認できた範囲内での走行距
離情報が32にキロメートル単位で記入される。車体色
は33のようにブラウザ内であらかじめ選択できるよう
に用意してある。一般に車両の車体色は番号で規定され
ており、車体色を表す番号を記入するという方法をとる
こともできる。塗装歴の有無は修理と共に塗装を行っ
た、あるいは塗装痕が確認された場合にその旨を34に
「有」「無」のいずれかが選択されることにより示され
る。事故等で板金を行っている場合、塗装は修理と同時
に行われているはずである。したがって、塗装の程度も
「全塗装」「車体の3分の1」「車体の一部」といった
具合に選択できるようにすることも可能である。35で
示される修理箇所は項目が図中では外板系(取り外して
そっくり新品と交換できるパーツ;ドア、ボンネット、
バンパー等)、内板系(取り外せず修正するのみのパー
ツ;シャーシ関係)、エンジン系の3項目に分類し、項
目ごとに細分して修理箇所を選択できるように用意して
あるが、システム管理者が任意に項目を増減させること
は容易である。例えば、同じ修理箇所にしても、全交換
なのか、軽い板金で済んだのか等、損傷の程度をA、
B、C等にランクづけすることも可能である。
【0038】必須でない事項についての記入は情報提供
者の任意である。初年度登録年が31に記入される。修
理箇所等についての詳しい説明は前述した修理箇所35
で記入しきれなかった情報、例えば、社外パーツを追加
取り付けている、車両の構造を変更している、走行距離
表示メーターを巻き戻した形跡がある等、車両の財産価
値を左右するであろう情報、あるいは項目にない修理箇
所等の記入欄、あるいはその他の気になった点を36に
自由に入力可能となるように用意されている。所有者歴
は該等車両が何人により所有されたかが37に記入され
る。情報提供者は、記入がすべて終了したら最後に再び
ユーザーIDを38に入力して、39で示される「送
信」をクリックする。途中で記入を中断する場合は40
の終了をクリックすればよい。
【0039】車両の修理歴というのは、あくまでも車両
が修理を受けた場合に発生する情報である。前述した情
報提供プログラムも、修理歴を必須とする情報の提供を
規定していた。しかし、例えば、車検を受けるために修
理工場に預けられた車両は修理歴を持たない。よってこ
の場合には、走行距離歴等の修理とは関係ない車両履歴
情報のみを収集することも考え得る。また、車台番号と
併せて、車検証の他の諸元(原動機の型式、登録番号、
車名等)の項目を追加してもよい。
【0040】図8は、情報検索者が情報を検索する場合
の情報検索処理を示すフローチャートである。サイトト
ップページで「情報検索」が選択された場合にこのフロ
ー(情報検索プログラム)が実行される。c1において
情報検索者により、情報端末に表示された画面にユーザ
ーIDが入力されると、入力されたユーザーIDがデー
タベースに存在するか否かc2において判断され、存在
する場合はc3において情報検索ブラウザが端末に表示
される。存在しない場合は、エラーメッセージと共にユ
ーザーIDの再入力が求められる。ここでもユーザーI
D認証プログラムは実行されている。
【0041】情報検索ブラウザが表示された後、c4に
おいて情報検索者によりブラウザへ検索したい車両の車
台番号が入力される。車台番号の入力が終了したら該当
車両の検索を行うために、c5において「検索」が選択
される。続いてc6においてデータベース上にその車両
番号を有する車両が存在するか否か判断される。該当車
両がデータベース上に存在しない場合は、c8に進みブ
ラウザには「該当車両なし」と表示され、検索を続ける
か否かが問われる。該当車両がデータベース上に存在す
る場合、c7において該当車両履歴情報がブラウザに表
示される。「続けて検索」が選択されれば画面は情報検
索ブラウザに移り、「終了」が選択されればサイトTO
Pページに戻る。
【0042】図9(a)は、図8のフローチャートc3
で表示される情報検索用ブラウザの一例である。情報検
索者はこのブラウザ102から情報検索を開始する。情
報検索者により、50の車台番号記入欄に検索を希望す
る車台番号が入力される。その後、51で示される「検
索」がクリックされると検索が開始され、情報検索プロ
グラムによって該当車両がデータベースに存在すると判
断された場合、図9(b)のような検索結果表示用ブラ
ウザによって該当車両履歴情報が表示される。
【0043】検索結果が表示されるブラウザ103は、
情報提供者により提供された車両履歴情報がデータベー
スとして保存され、あらためて取り出されたものである
から、情報が判断可能であれば、簡潔に表示されてもよ
い。車両履歴情報が提供された年月日は60に示され
る。検索された車台番号が61に表示されるので情報検
索者は番号記入の誤りがないかを容易に確認することが
可能となる。62に走行距離歴が示される。情報が提供
された年月日60と情報を検索した年月日を比較するこ
とにより、該当車両が情報提供された日から、一体どの
程度のペースで走行距離を重ねていったのか?という情
報も追加的に手に入ることになる。
【0044】例えば、情報の提供された日が1999年
1月1日であり、走行距離が1万kmと記載されてお
り、情報を検索したのが2000年1月1日であり、そ
の時点の走行距離が2万kmだったとするならば、該車
両は1年に1万km走行した計算になる。さらに、該当
車両の走行距離が情報提供された年月日の走行距離より
も減っていたら、明らかに走行距離メーターが巻き戻さ
れている、あるいは交換されていることを示す。100
kmしか走行距離が増えていないなど、ほとんど走行し
ていなければ、査定を行う専門員等は当該車両を不信に
思い、綿密に検査するはずである。このようにして市場
での不正を防ぐことも可能である。
【0045】車両の修理歴は63に示される。この結果
に基づいて、はっきり分かっている修理箇所については
簡潔に検査を終わらせ、他の部分を通常どおりに検査す
れば、検査時間の大幅な短縮につながる。一般消費者
(中古車を買おうとしている消費者)が情報検索者であ
る場合も、特に知りたい部分を重点的にチェックするこ
とができる。また、65で示される車体色が情報検索時
と異なれば、ブラウザ103内に示される修理歴だけで
なく、他にも何らかの修理を受けている可能性が高いこ
とが推測される。塗装歴の有無は66で示される。塗装
歴については、例えば、ボディーを少しだけ板金したと
いう修理歴情報が63で示されていれば、当然、板金に
伴う塗装は行われていることがわかる。塗装箇所につい
ては、例えば、ボンネット、右フロントドア、左フロン
トドア等に細分化することも可能である。67に所有者
歴が示される。このような様々な車両履歴情報は、情報
検索者の反応(項目の必要性の有無)を確かめた後ブラ
ウザ103上から消去する、あるいは新たに追加するこ
とも考えられる。情報検索者は上記に表される車両履歴
情報を68の「印刷」をクリックすることにより紙面に
印刷することも可能である。続けて検索を希望する場合
は69の「続けて検索」をクリックし、終了したい場合
は70の「終了」をクリックすればサイトTOPページ
が表示される。
【0046】また、修理歴情報を図10(a)〜(e)
のような画像として表示させることもできる。これは、
修理箇所・修理内容等を、車両を写実的又は概念的に表
示した車両表示画(この例では、左右側面、上面、前後
面の部分5図)上に、特定の意匠(例えば色、模様、濃
淡の少なくとも1つ)を付与することで表示するもので
ある。この例では、色分け等により、フロント部分の骨
格修正(9a)、左フロントドアの交換(9c)、左フ
ロントフェンダーの板金・塗装(9b)、左リアドアの
塗装(9d)、フロントバンパーの交換(9e)等の修
理痕が視覚的に容易に確認できる。図では色の違いは表
せないため、便宜上、多点、ハッチ掛け等を用いている
が、色分けにしてもよいし、淡色画面であれば図面のよ
うな模様や濃淡で表示することもできる。
【0047】図11は、車両の各部を複数の図の組み合
わせで表すのではなく、車両を概念的に表示し、あるい
は展開して1つの表示画で車両のすべての部分を色、模
様、濃淡等の特定の意匠で、一見して認識できるように
したものである。その他にも、図12(a)及び(b)
で示すように車両を3次元立体図として静止画で表示す
ることもできる。その場合は、前部斜視図(a)、後部
斜視図(b)の2図ですべての修理部分(図12では9
a〜9d)を表すことができる。また、図12で表した
ような立体図(3Dグラフィック等)を画面上で360
度回転可能として、動画として表示させる様子が図13
に示される。このような動画的な3次元立体図として表
示される場合、修理箇所を一見して認識できる効果がよ
り一層向上する。また、図中で回転軸は車両を上部から
底部に貫く直線で表されているが、これを変更すること
も可能である。即ち、車両の底部を確認できるようにす
れば、足回り等の駆動系統も同時に表示できる。
【0048】もちろん、情報を提供する際の画面に、こ
のような画面を情報提供者に対して示し、情報提供を促
してもよい。即ち、車両のパーツが視覚的に理解できる
うえ、情報提供の操作は該当パーツを画面上でクリック
する等の操作でよくなるため、情報提供のわずらわしさ
が解消できる。また、図10〜図13において示してい
ない部分、原動機、駆動系統、電気系統等についても図
10〜図13と同様に示すことが可能である。
【0049】図14は、車台番号が情報検索者によって
入力された場合の処理手段を示す図である。情報検索者
によって入力された車台番号は、RAM22に入力車台
番号メモリとして一時的に記憶される。入力された車台
番号はマッチングキーとして、データベースメモリ10
内の車両履歴情報メモリ11の一部である車台番号メモ
リ81とマッチング処理される。車台番号メモリ81の
並びは、図中では古いデータから新しいデータという並
びであるが、車種ごとに並べる、車台番号の若い順に並
べる等も可能である。車台番号を入力した後、マッチン
グ処理が実行され、結果が出力される。このようなマッ
チング処理は、ユーザーIDの認証をする場面でも実行
される。
【0050】また、情報提供が提供された日時を同時に
記憶させておけば、例えば、情報提供がサーバに登録さ
れて5年が経過した場合には、そのデータはサーバ内か
ら自動的に消去するようなプログラムを実行することが
可能となる。この場合は、車両履歴情報のメモリ領域と
対応付けられた日付メモリ領域を設け、その日付メモリ
を日ごとにスキャンして、規定の期日が経過しているか
否かを監視させればよい。経過していると判断されたな
ら、その日付メモリに対応する車両履歴情報をサーバよ
り削除する。
【0051】図15は、データベースメモリ内の車台番
号メモリ及び車両履歴情報メモリを、車両のメーカーご
とに分類して記憶させた場合のメモリ領域の概略図であ
る。例えば、85で示される「車台番号メモリTO1」
はT社製の車両、86で示される「車台番号メモリNI
1」はN社製の車両、87で示される「車台番号メモリ
HO1」はH社製の車両を表しており、車台番号と車台
番号に対応する車両履歴情報はそれぞれのメーカー毎に
ソートされ、記憶されている。また、先に述べた通りメ
ーカー毎に限らず、原動機の型式、車種、車両のタイプ
(2ドア、4ドア、1ボックス、スポーツカー、セダ
ン、RV、軽自動車等のカテゴリー)、年式、車体色、
排気量等によって分類されても構わない。ただし、車両
ID(車台番号を含む)より容易に判別可能な分類とさ
れることが望ましい。車両IDより分類することが可能
であれば、車両履歴情報が収集される時点で、車両ID
より車両履歴情報を分類するための情報分類プログラム
を実行させることにより容易に分類可能である。例え
ば、車両IDの一例である車台番号が「FB15−…」
とあり、この「FB15」部分のみでメーカーが判別可
能であるとする。「FB15」部分だけを判別すればよ
いので、「車台番号にFB15という文字列を確認した
場合にはN社用のメモリ領域に記憶させる」というプロ
グラムを作り、実行させればよい。
【0052】上記したように車両履歴情報を分類・記憶
させてある場合、例えば、特定メーカーの車両のみを検
索可能とさせる限定的な情報検索手段も考え得る。これ
は、ユーザー登録プログラム、ユーザーID認証プログ
ラム及び情報検索プログラムを変更することによって実
現される。即ち、ユーザー登録時点で限定内容を決定し
ておく必要があるということである。これに基づいてN
社製の車両のみが検索可能となったり、H社製の車両の
みを検索可能となったりするわけである。
【0053】図16は、情報提供者によって提供された
情報をデータベースメモリ内の車両履歴情報メモリに格
納していく手段、ユーザー登録によって得られたユーザ
ー情報をユーザー情報メモリに格納していく手段を示す
フローチャートである。更新前データd1に、トランザ
クションd2(提供された新しいデータ、新しく登録さ
れるユーザー情報等)をd3においてマスター更新処理
し、d4において更新後データが作成される。トランザ
クションの入力後、マスター更新処理が実行されて新デ
ータが格納される。
【0054】携帯型の情報端末を使用して当該システム
にアクセスし、車両履歴情報を検索する場合の概略を表
すブロック図を図17に示す。携帯型の端末は、例え
ば、携帯電話、電子手帳、持ち運び時にも使用の容易な
小型ノートパソコン、カーナビ、GPS等が挙げられ
る。携帯型の端末でも十分に情報が得られれば、情報を
検索したい時にリアルタイムで当該システムにアクセス
できるので、システム使用者層の拡大につながり、結果
として提供される情報も増加するはずであろうから、シ
ステムで得られる車両履歴情報の信頼度は一層増す。ブ
ロック図では簡略化しているが、基本的には前述した検
索方法と同様の流れがある。情報収集配信センター(当
該システムのサーバ)にアクセスし、車台番号等の車台
IDでデータベース上に情報が存在するか否かを検索
し、画面上で情報を確認する。
【0055】図18は、図17に対応して携帯端末で検
索する場合の概略ブロック図である。携帯端末で情報を
検索する検索者としては業として車両を取り扱う者か
ら、中古車を購入しようとしている一般ユーザーまで幅
広く含まれる。この場合、すべてのユーザーに利用者I
Dを課す必要もなく、情報料金は情報検索をした時点で
電話料金等に加算されるといった手段を新たに備えれ
ば、より気軽に誰でも情報を検索することができるよう
になる。図18中で示すように、情報がデータベース上
に存在し、それを閲覧した時のみ検索料を課し、情報が
データベース上になかったときは無料としてもよい。も
ちろん情報を検索した時点で検索料を課してもよい。
【0056】以上の説明では車両の主に修理歴で説明し
たが、修理のうちで特に事故後における重大な修理、即
ち、骨格修正を含む「修復」のみをデータベースの内容
とし、修復以外の比較的軽微な修理歴はカットすること
もできる。つまり、車両(主に中古車)の価値に大きく
影響を与えるものが修復の事実ないしその内容であると
すれば、修復歴のみに限定したデータベースとすること
により、正に必須の内容に絞り込む結果、中古車の消費
者や販売取引業者は、ノイズが除去された簡易・明瞭な
情報を入手することができ、また、情報の提供について
も簡便に行うことができる。そして、データベースの構
築上、当初から修復以外の修理データは収集しないこと
もできるし、修復を含めて広く修理データを収集し、デ
ータ選択手段又はデータフィルタリング手段により修理
データのうちから軽微な修理データをカット(除外)
し、修復データのみを集めた(残した)データベースと
し、それへのアクセスにより修復データのみを検索する
ようにすることも可能である。データ選択手段又はデー
タフィルタリング手段は、収集データのそれぞれ付与さ
れた仕分けデータ(見出し等)を読み出し、修復データ
に特定する仕分けデータを読み出したとき、これをデー
タベースに残し、他はカットする処理を行う。
【0057】あるいは、個々の収集データに複種の仕分
けデータ(A:修復(重修理)、B:中修理、C:軽修
理)等をヘッダその他の手段で予め付与しておき、それ
ぞれの仕分けデータごとに分類してデータベースに収集
データを記録するか、あるいはランダムに記録してお
く。そして、情報検索者の希望に応じて、複数の修理ラ
ンク(上記A、B、C等)から、特定の修理ランクの履
歴データのみ(例えばランクAのみ、あるいはランクA
とB等)に限定して検索結果を得ることも可能である。
そうすれば、例えば、修復歴のみが必要であるとか、中
修理以上のデータがあればよいといった場合に、ノイズ
がない迅速かつ簡略な検索ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である車両履歴情報の収集・検索システ
ムの全体を表す概念図。
【図2】サイトの主体をなすサーバの概念図。
【図3】本発明である車両履歴情報の収集・検索システ
ムを利用する際の全体的な流れを示すフローチャート。
【図4】システムの利用希望者が、ユーザー登録をする
場合のユーザー登録処理を示すフローチャート。
【図5】図4のフローチャートa1で示されるユーザー
登録画面の一例。
【図6】情報提供者が情報を提供する場合の情報提供処
理を示すフローチャート。
【図7】図6のフローチャートb3で示されるブラウザ
の一例。
【図8】情報検索者が情報を検索する場合の情報検索処
理を示すフローチャート。
【図9】図8のフローチャートc4で示されるブラウザ
の一例。
【図10】車両の修理箇所を示す図。
【図11】図10(a)〜(e)を1つの図にまとめた
車両修理箇所を示す展開平面図。
【図12】修理箇所を概念的に表現した車両斜視図
【図13】図12の斜視図を回転可能にしたことを表す
図。
【図14】車台番号が情報検索者によって入力された場
合の処理手段を示す図。
【図15】車両履歴情報を車両のメーカーごとに分類し
て記憶させる場合のメモリ領域の概略図。
【図16】得られた情報を車両履歴情報メモリ及びユー
ザー情報メモリに格納していく手段を示すフローチャー
ト。
【図17】携帯型の情報端末を使用して当該システムに
アクセスし、車両履歴情報を検索する場合の概略を表す
ブロック図。
【図18】図17に対応して携帯端末で検索する場合の
概略ブロック図。
【符号の説明】
100 サーバ 10 データベースメモリ 11 車両履歴情報メモリ 12 ユーザー情報メモリ 13 仮登録情報メモリ 14 ROM 20 バスライン 21 CPU 22 RAM 23 I/Oインターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/30 130 G06F 17/30 130A 170 170Z (56)参考文献 特開2002−132970(JP,A) 特開2002−92213(JP,A) 特開 平10−157578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 118 G06F 17/60 138 G06F 17/60 ZEC B60S 5/00 G06F 17/30 110 G06F 17/30 130 G06F 17/30 170 JICSTファイル(JOIS)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の修理歴及び/又は走行距離歴を含
    む車両履歴情報を、自動車検査証(車検証)等の車両の
    管理に使用される書類又はデータにおける車両情報のう
    ち、車両を1対1で特定する車台番号等の車両特定情報
    (以下、車両IDという)と対応付けて記憶する、イン
    ターネット等の通信網に接続されたサーバと、 インターネット等の通信網に接続された情報端末から、
    前記サーバと関連付けられたサイトにアクセスされるこ
    とに基づき、前記車両履歴情報を前記車両IDと対応付
    けて収集・データベース化し、前記サーバへ保存する
    報収集手段と、 前記サイトにアクセスされ、前記車両IDが入力される
    ことに基づき、該車両IDに対応する前記車両履歴情報
    が、前記サーバのデータベース上に存在するか否か検索
    する情報検索手段とを備え、 前記情報検索手段における情報検索用画面において、車
    両の履歴情報として板金修理・骨格修正・パネル取替等
    の部品交換・塗装修理又は塗装替えの少なくともいずれ
    かの履歴を画面上で表示するために、車両の図・写真・
    絵・イラストその他の車両表示画が画面上で表示される
    とともに、その車両表示画において修理歴に対応する修
    理箇所・その修理の内容及び程度の少なくともいずれか
    を視覚的に認識させる矢印・マーク・記号等の指示標識
    が前記車両表示画上に付記され、これに代えて又はこれ
    とともに、前記修理箇所・修理の内容及び程度の少なく
    ともいずれかを視覚的に認識させる色彩・濃淡・模様の
    1種又は2種以上の識別意匠が前記車両表示画の該当領
    域に付加され、 前記車両表示画並びに前記指示標識及び/又は識別意匠
    は、各車両履歴情報の構成要素として前記サーバ内の又
    はそのサーバとは別途に設けられて前記通信網に接続さ
    れた記憶手段に記憶されることを特徴とする車両履歴情
    報の収集・検索システム。
  2. 【請求項2】 車両の修理歴及び/又は走行距離歴を含
    む車両履歴情報を、自動車検査証(車検証)等の車両の
    管理に使用される書類又はデータにおける車両情報のう
    ち、車両を1対1で特定する車台番号等の車両特定情報
    (以下、車両IDという)と対応付けて記憶する、イン
    ターネット等の通信網に接続された サーバと、 インターネット等の通信網に接続された情報端末から、
    前記サーバと関連付けられたサイトにアクセスされるこ
    とに基づき、前記車両履歴情報を前記車両IDと対応付
    けて収集・データベース化し、前記サーバへ保存する情
    報収集手段と、前記サイトにアクセスされ、前記車両I
    Dが入力されることに基づき、該車両IDに対応する前
    記車両履歴情報が、前記サーバのデータベース上に存在
    するか否か検索する情報検索手段とを備え、 前記情報収集手段における情報提供用画面において、提
    供されるべき車両の履歴情報として板金修理・骨格修正
    ・パネル取替等の部品交換・塗装修理又は塗装替えの少
    なくともいずれかの履歴を画面上で指示入力するため
    に、車両の図・写真・絵・イラストその他の車両表示画
    が画面上で表示されるとともに、その車両表示画におい
    て修理歴に対応する修理箇所・その修理の内容及び程度
    の少なくともいずれかを視覚的に認識させる矢印・マー
    ク・記号等の指示標識が前記車両表示画上に付記入力さ
    れることにより車両履歴情報の少なくとも一部が提供さ
    れ、これに代えて又はこれとともに、前記修理箇所・修
    理の内容及び程度の少なくともいずれかを視覚的に認識
    させる色彩・濃淡・模様等の1種又は2種以上の識別意
    匠が前記車両表示画の該当領域に付加入力されることに
    より、車両履歴情報の少なくとも一部が提供され、 前記車両表示画並びに前記指示標識及び/又は識別意匠
    は、各車両履歴情報の構成要素として前記サーバ内の又
    はそのサーバとは別途に設けられて前記通信網に接続さ
    れた記憶手段に記憶されることを特徴とする車両履歴情
    報の収集・検索システム。
  3. 【請求項3】 車両の修理歴及び/又は走行距離歴を含
    む車両履歴情報を、自動車検査証(車検証)等の車両の
    管理に使用される書類又はデータにおける車両情報のう
    ち、車両を1対1で特定する車台番号等の車両特定情報
    (以下、車両IDという)と対応付けて記憶する、イン
    ターネット等の通信網に接続されたサーバと、 インターネット等の通信網に接続された情報端末から、
    前記サーバと関連付けられたサイトにアクセスされるこ
    とに基づき、前記車両履歴情報を前記車両ID と対応付
    けて収集・データベース化し、前記サーバへ保存する情
    報収集手段と、 前記サイトにアクセスされ、前記車両IDが入力される
    ことに基づき、該車両IDに対応する前記車両履歴情報
    が、前記サーバのデータベース上に存在するか否か検索
    する情報検索手段とを備え、 前記情報収集手段における情報提供用画面において、提
    供されるべき車両の履歴情報として板金修理・骨格修正
    ・パネル取替等の部品交換・塗装修理又は塗装替えの少
    なくともいずれかの履歴を画面上で指示入力するため
    に、車両の図・写真・絵・イラストその他の車両表示画
    が画面上で表示されるとともに、その車両表示画におい
    て修理歴に対応する修理箇所・その修理の内容及び程度
    の少なくともいずれかを視覚的に認識させる矢印・マー
    ク・記号等の指示標識が前記車両表示画上に付記入力さ
    れることにより車両履歴情報の少なくとも一部が提供さ
    れ、これに代えて又はこれとともに、前記修理箇所・修
    理の内容及び程度の少なくともいずれかを視覚的に認識
    させる色彩・濃淡・模様等の1種又は2種以上の識別意
    匠が前記車両表示画の該当領域に付加入力されることに
    より、車両履歴情報の少なくとも一部が提供され、 前記車両表示画並びに前記指示標識及び/又は識別意匠
    は、各車両履歴情報の構成要素として前記サーバ内の又
    はそのサーバとは別途に設けられて前記通信網に接続さ
    れた記憶手段に記憶されて、前記情報検索手段における
    情報検索用画面において、車両の履歴情報として板金修
    理・骨格修正・パネル取替等の部品交換・塗装修理又は
    塗装替えの少なくともいずれかの履歴を提供するために
    画面上で表示されることを特徴とする車両履歴情報の収
    集・検索システム。
  4. 【請求項4】 前記車両表示画は、車両の全体を1つの
    表示画とした展開平面図の形で提供されるものである請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両履歴情報の
    収集・検索システム。
  5. 【請求項5】 前記車両表示画は、車両の3次元立体図
    の形で提供されるものである請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の車両履歴情報の収集・検索システム。
  6. 【請求項6】 前記3次元立体図は、それが示す車両を
    貫く回転軸周りに360°回転可能とされている請求項
    5記載の車両履歴情報の収集・検索システ ム。
  7. 【請求項7】 前記回転軸は、前記3次元立体図で表さ
    れた車両を貫く位置を変更可能とされている請求項6記
    載の車両履歴情報の収集・検索システム。
  8. 【請求項8】 前記車両表示画は、互いに異なる方向か
    ら車両を捉えた複数の平面図の形で提供されるものであ
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両履歴情
    報の収集・検索システム。
  9. 【請求項9】 車両の修理歴及び/又は走行距離歴を含
    む車両履歴情報を、自動車検査証(車検証)等の車両の
    管理に使用される書類又はデータにおける車両情報のう
    ち、車両を1対1で特定する車台番号等の車両特定情報
    (以下、車両IDという)と対応付けて記憶する、イン
    ターネット等の通信網に接続されたサーバと、 インターネット等の通信網に接続された情報端末から、
    前記サーバと関連付けられたサイトにアクセスされるこ
    とに基づき、前記車両履歴情報を前記車両IDと対応付
    けるとともに、修理のランク付けをする仕分けデータを
    付加して収集・データベース化し、前記サーバへ保存す
    る情報収集手段と、 前記サイトにアクセスされ、前記車両IDが入力される
    ことに基づき、該車両IDに対応する前記車両履歴情報
    が、前記サーバのデータベース上に存在するか否か検索
    する情報検索手段と、 を備えたことを特徴とする車両履歴情報の収集・検索シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記情報収集手段は、前記車両履歴情
    報をデータベース化して前記サーバに保存する際に、車
    両の骨格修正が行なわれたことを示す前記仕分けデータ
    を読み出したとき、その仕分けデータが付加された前記
    車両履歴情報のみを前記データベースの内容とし、他は
    カットするデータフィルタリング手段を含む請求項9記
    載の車両履歴情報の収集・検索システム。
  11. 【請求項11】 前記サイトにアクセスして情報を検索
    する情報検索者に対して、検索された情報量、検索回数
    及び検索可能期間の少なくともいずれかに応じて情報検
    索料金を請求するために、検索された情報量、検索回数
    及び検索可能期間の少なくともいずれかをユーザー情報
    データベースとして前記サーバに記録していく手段と、 一定期間が経過した後、該ユーザー情報データベース上
    から情報検索料金に関する情報を取り出し決済する手段
    と、 を備える請求項1ないし10のいずれか1項に記載の車
    両履歴情報の収集・検索システム。
  12. 【請求項12】 前記サイトにアクセスして情報を提供
    する情報提供者に対して、提供された情報量、提供回数
    及び提供期間の少なくともいずれかに応じて対価を支払
    うために、提供された情報量、提供回数及び提供期間の
    少なくともいずれかをユーザー情報データベースとして
    前記サーバに記録していく手段と、 一定期間が経過した後、該ユーザー情報データベース上
    から情報提供料金に関する情報を取り出し決済する手段
    と、 を備える請求項1ないし11のいずれか1項に記載の車
    両履歴情報の収集・検索システム。
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