JP2004233457A - 壁面取付照明看板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、看板面材内部の汚染などが発生する恐れがなく、また清掃等の保守作業が極めて簡単容易であると共に、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる壁面取付照明看板装置を提供する。
【解決手段】壁面取付照明看板装置は、壁面に、互いに平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールを水平に設け、照明器具を壁上部受けレールと壁下部受けレールの中間部に設け、壁上部受けレールと壁下部受けレール及び照明器具を正しい位置に配設する位置だし金具を設けると共に、壁上部受けレールに嵌合して配設される長尺の屋根材を設けて構成される看板表示体受け手段と、壁上部受けレール上の対応位置において、壁上部レールの長手方向において係合した後、回動して着脱可能に係着されるパネル上レールと、壁下部受けレールに当接し嵌着する機能を備えて着脱可能なパネル下レールとに、合成樹脂中空体パネルに固定された熱膨張応力緩衝台座を介して挿入固定されて構成される看板表示体とを、含んでなるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内部の照明によって看板表示を明るく浮かび上がらせるように構成した内照型の壁面取付照明看板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内照型の看板装置として壁面照明看板装置がある。図23は従来の壁面照明看板装置の斜視図である。図23において、100は壁面照明看板装置、101は看板表示体、102はコーナー部、103はエンド部である。以下、従来の壁面照明看板装置の構成、壁面看板の製作、これらの取付工事、これらの管理(メンテナンス)およびその解体について項を分けて説明する。
【0003】
(1)従来の壁面看板の構成
▲1▼ 従来の壁面看板は金属骨材を設けた長方箱形の金属枠体によってなり、その左右両端には他の金属枠体をボルトを介して連結する骨材が設けられ、また、その上下両方向は光線漏れ防止の金属板がリベットによって固着された骨材によってなり、更に、その背面側は壁面にアンカーボルトで固定する骨材に背面板をリベットで固着されてなり、背面板の内側には複数の照明機器が金具を介してボルト締めされており、更に又、その前方は上下骨材に広告体を嵌合して取り付ける受け部材を設けたことで構成される壁面取付看板枠体であって、その自重は30〜50kgにおよぶ重量物である。
▲2▼ 看板表示体101は光透過性合成樹脂面板を壁面取付看板枠体に懸架して固着する上下金属枠と合成樹脂面板の左右両断面のメクラ化粧金属枠で構成される。
▲3▼ コーナー部102(90°、135°に曲がった部分)エンド部103(終端部分)に当たる看板体に関し、壁面取付金属枠体と看板表示枠体とは一対に組み上げた構成で、組み上げたものを壁面に取り付けるようにしている。
▲4▼ 壁面取付金属枠体の上方に長尺屋根材を壁に沿って設け、長尺屋根材は壁に固着し配設される。
【0004】
(2)従来の壁面看板の製作
▲1▼ 金属材の裁断、曲げ、穿孔、溶接、ボルト螺着、リベット打ち等の金属加工と組立加工が行われる。照明機器取付と照明機器の点灯テストが行われる。
▲2▼ 看板表示体では、光透過性合成樹脂面板の金属枠体への装填組立は同時に行わなければならない。個々の部品ではさほどの重量ではないが組みあがると大きな重量物となる。
【0005】
(3)従来の壁面看板の取付工事
▲1▼ コーナー部102(90°、135°に曲がった部分)に当たる一組の看板体をアンカーボルトで固定することから壁面看板の取付工事が始まる。ここを基点に隣にくる壁面看板取付枠体を支えながら互いの連結骨材の通り穴位置を探りボルトを挿入し仮止めをして、位置を確認しながら壁面に対しアンカーボルトで止めてから次いで仮止めボルトを固定する。この手順を繰り返し、順次に連結して行き、全ての壁面金属枠体を配設した後に、それぞれの照明機器の連結配線作業を行い完了後に再度点灯テストを行う。
▲2▼ 屋根材を金属枠体の上方に載せ壁面にビス止めする。
▲3▼ 看板表示体を各々の壁面看板体の上方に懸架し下方で固着して工事を終了する。看板表示体は個々に対の金属枠体である。
【0006】
(4)従来の壁面看板の管理(メンテナンス)
▲1▼ 看板体の内部清掃は表示体を開口し各々個別に行い、その都度取り出すことになる。
▲2▼ 金属の曲げ部、穿孔部、溶接部は水や塵埃の浸入で錆びが発生する。メンテナンスにこの錆び落し防錆補修が含まれる。
【0007】
(5)従来の壁面看板の解体
▲1▼ 施工と同等の労力と時間を要する。錆びの発生が手の届かない部分で進行しており、撤去時に曲がり、変形を起こしやすく、結果として産業廃棄物として処理される。更に資源化ゴミに分別するには金属部の溶断、圧縮等が必要とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の壁面照明看板装置によれば、以下のような問題があった。
(1)まず、壁面看板の製作時には、金属加工時のコード破損等が生じるため、照明機器の据付と配線並びに点灯テストが欠かせないという問題があった。
(2)また、個々の部品ではさほどの重量ではないが組みあがると大きな重量物となり、必然的に男子作業員が作業を行わなければならず、女子作業員の仕事を妨げる要因となるという問題があった。
【0009】
(3)また、壁面取付金属枠体を配設する作業は非常な重量物の連結作業であり、2名が壁面取付金属枠体を支え、1名が連結作業を行い、足場確保が困難な中での作業となる。このため労力が大変にかかり、コストがかさむことにもつながるという問題があった。
(4)また、連結時の締め込みによる歪み、水平精度見取りの困難さから初期時点での軽微なミスが壁面全体になると大きな外観品質のクズレにつながるという問題があった。
【0010】
(5)屋根材の取付作業では、前方にせり出す看板取付枠体が作業者の前にせり出す格好となるため作業が困難であり、横への動作で金属枠エッジに作業服がひっかかることがあり、怪我等の不安材料となるという問題があった。
【0011】
(6)また、看板表示体を各々の壁面看板体の上方に懸架し下方で固着して進める工事は個々に対の金属枠体であり、互いに摺動して寄せることが出来ないことから、互いに隙が発生した場合の修正は困難であり、先に歪みや水平精度が最後にきて現れる欠点が見られるという問題があった。
【0012】
(7)また、看板体の内部清掃は表示体を開口し各々個別に行い、その都度取り出すことになるが、看板体の内部では各々の四隅が金属骨材で囲われる為に、内部のホコリ、虫の死骸、錆び等の清掃除去作業はやりにくいものになっており、多くの労力と時間が掛かるという問題があった。
【0013】
(8)また、金属の曲げ部、穿孔部、溶接部は水や塵埃の浸入で錆びが発生するため、メンテナンスにこの錆び落し防錆補修が含まれるが、手の届く範囲内での補修で完全ではないという問題があった。
【0014】
(9)更に、従来の壁面看板の解体では施工の困難さと同等の労力と時間を要する。錆びの発生が手の届かない部分で進行しており、撤去時に曲がり、変形を起こしやすく他の出店に再利用するに耐える品質の保証ができないという問題があった。結果として産業廃棄物として処理され、更に、資源化ゴミに分別するには金属部の溶断、圧縮等が必要とされるという問題があった。
【0015】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、軽量で、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、看板面材内部の汚染などが発生する恐れがなく、また清掃等の保守作業が極めて簡単容易であると共に、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる、改良された壁面取付照明看板装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の態様に係る壁面取付照明看板装置は壁面に、互いに平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールを水平に設け、照明器具を壁上部受けレールと壁下部受けレールとの中間部に設け、壁上部受けレールと壁下部受けレールと照明器具とを所望ピッチの正しい位置にそれぞれ配設する位置だし金具を設けると共に、壁上部受けレールに嵌合して配設される長尺の屋根材を設けて構成される看板表示体受け手段と、壁上部受けレール上の所望対応位置で、壁上部レールの長手方向において係合した後、回動して着脱可能に嵌合されるパネル上レールと、壁下部受けレールに当接し嵌着する機能を備えて着脱可能なパネル下レールとに、合成樹脂中空体パネルに固定された熱膨張応力緩衝台座を介して挿入固定されて構成される看板表示体とを、含んでなる構成を採る。
【0017】
この構成により、壁上部受けレールと壁下部受けレール及び照明器具を正しい位置に配設する位置だし金具を設け、看板表示体をユニット毎に構成し、壁上部受けレールと壁下部受けレールに着脱可能に係着固定するので、軽量で、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、看板面材内部の汚染などが発生する恐れがなく、また清掃等の保守作業が極めて簡単容易であると共に、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる。
【0018】
また、本発明の第2の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1の態様において、壁面が所定角度で交差するコーナー部を基点として、平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールを水平に設け、壁上部受けレールと壁下部受けレールのそれぞれの終端部の端断面に壁上部受けレールの受け金具と壁下部受けレールの受け金具を固着し、コーナー部においてコーナー屋根材が壁上部受けレールに嵌合固着され、また、壁上部受けレールと壁下部受けレールのエンド部において、屋根材の端断面を覆う屋根エンドカバーが屋根材の端断面に固着されて構成される看板表示体受け手段と、各受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具に、コーナー部合成樹脂中空体パネルに衝撃応力緩衝弾性部材を介し固定されて構成されるコーナー部看板表示体と、更に受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具に、エンド部合成樹脂中空体パネルに衝撃応力緩衝弾性部材を介し固定されて構成されるエンド部看板表示体とを、含んでなる構成を採る。
【0019】
この構成により、壁上部受けレールと壁下部受けレールのそれぞれの終端部の端断面に受け金具を固着し、コーナー部においてコーナー屋根材が壁上部受けレールに嵌合固着され屋根材の端断面を覆うカバー材が屋根材の端断面に固着されて構成される看板表示体受け手段と、受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具に、コーナー部合成樹脂中空体パネルに固定された衝撃応力緩衝弾性部材を介して固定されたコーナー部看板表示体とによりコーナー部を構成し、更に受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具に、エンド部合成樹脂中空体パネルに固定された衝撃応力緩衝弾性部材を介して固定されたエンド部看板表示体とによりエンド部を構成するので、壁面が所定角度で交差するコーナー部において、更に壁面のエンド部において、それぞれの壁面に於ける屋根材及び看板表示体間が構造上及び外観上スムーズに構成される。
【0020】
また、本発明の第3の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1の態様において、看板表示体に衝撃応力緩衝弾性部材を介して熱膨張応力緩衝台座に固定されたパネル上レール及びパネル下レールは看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに対して着脱可能な構成を採る。
【0021】
この構成により、看板表示体はユニット毎に看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに対して着脱可能なので、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、清掃等の保守作業が極めて簡単容易であり、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる。
【0022】
また、本発明の第4の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1の態様において、看板表示体に衝撃応力緩衝弾性部材を介して熱膨張応力緩衝台座に固定されたパネル上レール及びパネル下レールは看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに沿って摺動可能な構成を採る。
【0023】
この構成により、コーナー部を基点として、パネル上レール及びパネル下レール共に、コーナー側に寄せ当てて、順に配置することができるので、横方向の微調整が簡単に行われ、看板表示体が均一に配置される。
【0024】
また、本発明の第5の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3又は第4のいずれかの態様において、看板表示体に固定されるパネル上レール及びパネル下レールの全長は合成樹脂中空体パネル全長よりも長い構成を採る。
【0025】
この構成により、看板表示体の合成樹脂中空体パネル同士が接触することがないため、合成樹脂中空体パネルの変形がおこらず、外観的にも優れた看板表示体ができる。
【0026】
また、本発明の第6の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第5のいずれかの態様において、看板表示体に固定されるパネル上レール及びパネル下レールの所定位置に切り欠きが設けられており、熱膨張応力緩衝台座には、この切り欠きに係合するピン部材を装着する孔部が設けられている
【0027】
この構成により、パネル上レール及びパネル下レールの長手方向の所定位置に切り欠きが設けられ、熱膨張応力緩衝台座には、この切り欠きに係合する係合部材が設けられているので、各々の看板表示体ユニットに対してパネル上レール及びパネル下レールが左右中央に位置決めされる。
【0028】
また、本発明の第7の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第6のいずれかの態様において、熱膨張応力緩衝台座にはパネル上レール又はパネル下レールを挿入する略コ字状のアゴ爪が設けられ、また、熱膨張応力緩衝台座と合成樹脂中空体パネルとの当接部に衝撃応力緩衝弾性粘着両面テープを添付し、双方の固着時にリベット等で双方を固定するための止め孔が設けられている構成を採る。
【0029】
この構成により、熱膨張応力緩衝台座とパネル上レール又はパネル下レール又、熱膨張応力緩衝台座と合成樹脂中空体パネルとが正確に且つ確実に固定される。
【0030】
また、本発明の第8の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第7のいずれかの態様において、合成樹脂中空体パネルの全長は蛍光管ランプホルダーよりも所定長さだけ長い構成を採る。
【0031】
この構成により、位置だし金具に取り付けられたランプホルダー乃至ランプに対し、合成樹脂中空体パネルの長さが長いので、双方の間での余裕を持った位置合わせが可能となり、相互に干渉することがない状態で看板表示体を組み付けることが出来る。
【0032】
また、本発明の第9の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第8のいずれかの態様において、合成樹脂中空体パネルは前方表示面部と後方看板体取付面と蛍光透過面とによって構成されると共に、後方看板体取付面に体膨張を防ぐ通気孔が少なくとも一つ設けられ通気孔は通気シール接着されることによってなる構成を採る。
【0033】
この構成により、合成樹脂中空体パネルが単純な部材の組み合わせによってなるので、個々の部材の歩留まりを向上させることが出来るとともに、防塵、防虫、防水、の機能を備えることができる。
【0034】
また、本発明の第10の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第9のいずれかの態様において、壁上部受けレールに回動可能に係合するパネル上レールの回動動作を妨げるようにして看板表示体の離脱を防止する看板表示体離脱防止手段を各パネルの中央に対応する位置に設けた構成をとる。
【0035】
この構成により、看板表示体を壁上部受けレール及び壁下部受けレールから簡単に離脱できないようにしたため、看板表示体の盗難防止の効果がある。
【0036】
また、本発明の第11の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第10のいずれかの態様において、パネル下レールの所定個所に設けた孔部に挿入するピン部材を孔部に対して回動可能に、且つ弾性部材を介してピン部材の所定位置に壁下部受けレールに係合する係合爪をパネル下レール長手方向に直角に設けて回動可能に装着し、壁下部受けレールとの係合時以外は係合爪の長手方向がパネル下レールの長手方向と平行になる退避位置まで係合爪を回動させるように構成すると共にパネル下レールの下方部長手方向にアゴが設けられ壁下部受けレール長手下端に係合して下方よりの風圧による浮き上がりを防止する構成を採る。
【0037】
この構成により、パネル下レールの所定個所に設けた孔部に挿入するピン部材を孔部に対して回動可能に、且つ弾性部材を介してピン部材の所定位置に壁下部受けレールに係合する係合爪をパネル下レール長手方向に直角に設けて回動可能に装着し、壁下部受けレールとの係合時以外は係合爪の長手方向がパネル下レールの長手方向と平行になる退避位置まで係合爪を回動させるように構成すると共にパネル下レールの下方長手方向にアゴが設けられ壁下部受けレール長手下端に係合する構成としたので、壁下部受けレールとの係合時以外は係合爪の長手方向がパネル下レールの長手方向と平行になる退避位置に退避し運搬時などに係合爪が他と接触して破損する等の事故を防ぐことができると共に風圧による看板表示体の飛散事故を防止することができる。
【0038】
また、本発明の第12の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第11のいずれかの態様において、合成樹脂中空体パネルの後方看板体取付面に設けるパネル上レール及びパネル下レールを装着する熱膨張応力緩衝台座の取付座部は熱膨張応力緩衝台座の底部からパネル上下レールの熱膨張応力緩衝台座への挿入座部までが収まる凹陥座面をなすと共に、安定器を含む照明機器に対応する部分に凹陥部を形成した構成を採る。
【0039】
この構成により、合成樹脂中空体パネルの後方看板体取付面に設けるパネル上レール及びパネル下レールを装着する熱膨張応力緩衝台座の取付座部は熱膨張応力緩衝台座の底部からパネル上下レールの熱膨張応力緩衝台座への挿入座部までが収まる凹陥座面をなすと共に、安定器を含む照明機器に対応する部分に凹陥部を形成したので、合成樹脂中空体パネルの後方看板取付面と壁面との隙間を出来る限り少ない所望の隙間とすることができ、この隙間が大き過ぎることによって発生する不具合、例えば構造的な不安定性、風による影響を最小限に抑えることが出来ると共に、外観的にも確実性、安定性、及び美観を与え、見た目の印象がよい。
【0040】
また、本発明の第13の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1又は第3乃至第12のいずれかの態様において、壁上部受けレールと壁下部受けレール及び照明器具を正しい位置に配設する位置だし金具は壁上部受けレールに係合する懸架部と壁下部受けレールに係合する受け部と中央に蛍光ランプホルダー受けとを備え、一つの看板表示体当たり2組の位置だし金具が使用され、壁上部受けレールの位置決め固定の後、位置出し金具を壁上部受けレールに懸架し壁面に固着することにより、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置が正確に且つ自動的に決定される構成を採る。
【0041】
この構成により、まず、壁上部受けレールの取付位置を正確にきめて、固着させると、後は、位置出し金具を壁上部受けレールに懸架し壁面に固着することにより、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置が正確に且つ自動的に決定されるので、壁下部受けレール、照明器具の配設位置は、その取付位置を個々に決める必要がない。よって、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置を決定するための労力を省くことが出来ると共に、個々の部材の配設位置間のバラツキがないので、看板表示体は外観的にも確実性、安定性、及び美観を持ち、優れた見た目の印象を与える。
【0042】
また、本発明の第14の態様に係る壁面取付照明看板装置は、第1乃至第13のいずれかの態様において、長尺屋根材はその端面部で屋根材間を連結するための金具を挿入するための挿入アゴと、端断面部を覆う部材を固定するための固定孔と合成樹脂中空体パネルより透過する光を受けて下方へ拡散反射させる曲面部を備える構成を採る。
【0043】
この構成により、端面部で屋根材間を連結するための金具を挿入するための挿入アゴを設けたので、屋根材間の連結が簡単に且つ確実に行うことができるようになり、更に、合成樹脂中空体パネルより透過する光を受けて下方へ拡散反射させる曲面部を設けたので、夜間に合成樹脂中空体パネルより透過する光を無駄なく使用することができる効果がある。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。
【0045】
図1は、本発明の1実施形態による壁面取付照明看板装置の一部断面図であり、図2は、看板表示体20の背面斜視図である。図1及び図2において、10は看板表示体受け手段であり、この看板表示体受け手段10は、壁面上部に水平に取り付けられる壁上部受けレール11と、壁面下部に壁上部受けレール11に対して平行に取り付けられる壁下部受けレール12と、照明器具16と、壁上部受けレール11と壁下部受けレール12との位置決め及び照明器具16の位置を決定する蛍光管ホルダー受け133を嵌着した位置出し金具13と、壁上部受けレール11に嵌合して配設される長尺の屋根材15とによって構成される。又、図2に示すように、20は看板表示体であり、この看板表示体20は、合成樹脂中空体パネル23と、合成樹脂中空体パネル23の上部に取り付けられるパネル上レール21と、合成樹脂中空体パネル23の下部に取り付けられるパネル下レール22と、合成樹脂中空体パネル23に応力緩衝弾性粘着両面テープ37を介して固着されパネル上レール21とパネル下レール22とに挿入されて合成樹脂中空体パネル23とパネル上レール21とパネル下レール22とを接合する熱膨張応力緩衝台座24とによって構成される。
【0046】
合成樹脂中空体パネル23は前方表示面部231と後方看板体取付面232と凹陥部をなす蛍光透過面233とによってなり、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの、光透過性の硬質合成樹脂の成形体からなる。この合成樹脂中空体パネル23は、この前方表示面部231と後方看板体取付面232との張り合わせなどによって得られる。後方看板体取付面232の中央部には長手方向と平行なランプ収容用凹陥部である蛍光透過面233と、中央部に照明器具の安定器を配置するための安定器配置用凹陥部26とが設けられている。後方看板体取付面232の所望位置に通気口234が設けられ、この通気口234には通気シール235が添付されている。
【0047】
図3(a)はパネル下レール22の正面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図であり、図3(c)は図3(a)のB−B線断面図である。図3(d)は、係合爪29が退避位置にある図である。このパネル下レール22は、前述した熱膨張応力緩衝台座24に挿入されるものであり、その中央部には切り欠き部222が設けられている。この切り欠き部222は、合成樹脂中空体パネル23をパネル下レール22の中央部へ位置させる位置決め機能を果たすものである。
なお、パネル下レール22の所定個所には、孔部221が設けられており、この孔部221に対して回動可能なピン部材27が挿入されている。また、ピン部材27の所定位置には、弾性部材28を介して壁下部受けレール12に係合する係合爪29が回動可能にパネル下レール22長手方向に対して直角に設けられ装着されている。この係合爪29は、壁下部受けレール12との係合時以外はその長手方向がパネル下レール22の長手方向と平行になる退避位置(図3(d)参照)まで回動させるように構成されている。また、パネル下レール22の下方長手方向には、アゴ22d(後述)が設けられており、壁下部受けレール12の長手下端に係合するように構成されている。以上の構成により、壁下部受けレール12との係合時以外は係合爪29の長手方向がパネル下レール22の長手方向と平行になる退避位置に退避し、運搬時などに係合爪29が他と接触して破損する等の事故を防ぐことができるとともに風圧による看板表示体20の飛散事故を防止することができる。
【0048】
図4(a)はパネル上レール21の正面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A線断面図である。このパネル上レール21は、前述した熱膨張応力緩衝台座24に挿入されるものであり、その中央部には切り欠き部212が設けられている。この切り欠き部212は、合成樹脂中空体パネル23をパネル上レール21の中央部へ位置させる位置決め機能を果たすものである。
【0049】
図5(a)は壁上部受けレール11の正面図であり、図5(b)は壁上部受けレール11の側面図であり、図5(c)は壁下部受けレール12の正面図であり、図5(d)は壁下部受けレール12の側面図である。この壁上部受けレール11は、看板表示体20を壁上部で懸架する受けレールであり、所望位置に壁面に螺着するための穴部111が複数個設けられている。図5(b)に示すように、壁上部受けレール11の上部には、屋根材15の屋根材根元部151(後述する)の下端部を支える支え案内溝11eが形成されている。また、壁上部受けレール11の下部には、前述した位置だし金具13の懸架部131(後述する)に係合する懸架アゴ部11fが形成されている。また、壁下部受けレール12は、看板表示体20を壁下部で係合する受けレールであり、所望位置に壁面に螺着するための穴部121が複数個設けられている。また、図5(d)に示すように、壁下部受けレール12の上部には、前述した位置だし金具13の係合部132(後述する)に係合する係合アゴ部12dが形成されている。
【0050】
図6(a)は屋根材根元部151の正面図であり、図6(b)は屋根材根元部151の側面図であり、図6(c)は屋根材ひさし部152の正面図であり、図6(d)は屋根材ひさし部152の側面図である。この屋根材根元部151の下端部は、前述した壁上部受けレール11の上端の支え案内溝11eに係合する。なお、図6(c)および(d)に示す屋根材ひさし部152は、屋根材根元部151の曲面部151aの先端部に係着される。この曲面部151aは、下方の看板表示体20からの光を反射する反射部材である。
【0051】
図7は、屋根材15の取り付けを示す説明図である。図に示すように、屋根材15は、壁面にビスで固定されるとともに、屋根材根元部151の下端部は、壁上部受けレール11の上端の支え案内溝11eに嵌合されるようになっている。
【0052】
図8は、コーナー部におけるコーナー部屋根材17の取り付け状態を示す説明図である。このコーナー部屋根材17は、コーナー部に長尺の屋根材をコーナーにおいて接続するものであり、このコーナー部屋根材17は、前述した壁上部受けレール11の支え案内溝11eにコーナー部で嵌合する。
【0053】
図9は、コーナー部における壁上部受け金具31と壁下部受け金具32との取付状態を示す説明図である。図に示すように、壁上部受け金具31は、貫通孔312によって壁上部受けレール11の端部溝孔111に螺着され、壁下部受け金具32は、貫通孔322によって壁下部受けレール12の端部溝孔121に螺着される。
【0054】
図10は、コーナー部におけるコーナー部看板表示体35を示す側面図である。図において、36はコーナー部合成樹脂中空体パネルであり、37は衝撃応力緩衝弾性粘着テープであり、33はパネル上部取付金具であり、34はパネル下部取付金具である。パネル上部取付金具33は、その孔部331で壁上部受け金具31(図9)の螺子部311に挿通され螺着され、パネル下部取付金具34は、その螺子部341が壁下部受け金具32(図9)の孔部321に挿通され螺着される。
【0055】
図11は、屋根材端部の処理を示す斜視図である。図において、15は屋根材であり、屋根材根元部151と屋根材ひさし部152とから構成され、屋根材15の端断面は屋根エンドカバー18によって覆われる。屋根材根元部151と屋根材ひさし部152の対応部には螺子用の穴が設けられている。
【0056】
図12は、壁上部受けレール11と壁下部受けレール12とのエンド部における処理を示す斜視図である。壁上部受けレール11の端部には壁上部受け金具31が螺着固定される。311は壁上部受け金具31の上部に設けられた螺子部である。また、壁下部受けレール12の端部には壁下部受け金具32が螺着固定される。321は壁下部受け金具32の下部に設けられた孔部である。
【0057】
図13は、エンド部看板表示体38を示す側面図である。図において、39はエンド部合成樹脂中空体パネルであり、33は壁上部受け金具31(図9)の螺子部311に挿通され螺着されるパネル上部取付金具であり、34はその螺子部341が壁下部受け金具32(図9)の孔部321に挿通され螺着されるパネル下部取付金具である。37は衝撃応力緩衝弾性粘着テープである。なお、壁上部受け金具31、壁下部受け金具32、パネル上部取付金具33、パネル下部取付金具34は、コーナー部合成樹脂中空体パネル及びエンド部合成樹脂中空体パネルに対し共通部品となる。
【0058】
図14は、コーナー部におけるコーナー部看板表示体35の取付を示す説明図である。コーナー部看板表示体35のパネル上部取付金具33の孔部331は壁上部受け金具31の螺子部311に挿通され螺着され、パネル下部取付金具34はその螺子部341が壁下部受け金具32の孔部321に挿通され螺着される。
【0059】
図15は、エンド部におけるエンド部看板表示体の取付を示す説明図である。エンド部看板表示体38のパネル上部取付金具33の孔部331は壁上部受け金具31の螺子部311に挿通され螺着され、パネル下部取付金具34はその螺子部341が壁下部受け金具321の孔部に挿通され螺着される。
【0060】
図16は、位置だし金具13の配置を示す説明図である。位置だし金具13は1看板表示体当たり2本ずつ配置される。11は壁上部受けレールであり、位置だし金具13は壁上部受けレール11に懸架部131で懸架される。12は壁下部受けレールであり、位置だし金具13の係合部132が壁下部受けレール12に係合する。16は照明器具であり、照明器具16はランプ161、ランプホルダー162、安定器163によって構成される。照明器具16は壁上部受けレール11と壁下部受けレール12との中間位置になるよう位置だし金具13の中央部に装着される蛍光ランプホルダー受け133によってその位置が決定される。
【0061】
図17(a)及び図17(b)は、壁上部受けレール11に対するパネル上レール21の係着を示す断面図である。また、図18(a)及び図18(b)は本発明の1実施形態に係る壁下部受けレール12に対するパネル下レール22の係着を示す断面図である。壁上部受けレール11、壁下部受けレール12、パネル上レール21、パネル下レールは各図に示すような端断面構造を有する、例えば、長尺のアルミニウム押出型材などからなる。11dは位置だし金具13の懸架部131を懸架する懸架アゴ部であり、12dは位置だし金具13の係合部132に係合する係合アゴ部である。壁上部受けレール11及び、壁下部受けレール12に対して、看板表示体20を結合するには、先ず図17(a)に示すように、パネル上レール21の係合板部21aを斜め下方に傾けた姿勢で、壁上部受けレール11の係合凹陥部11aの下側に挿入する。次いで傾斜を戻した位置、即ち、図17(b)の状態にすると、パネル上レール21の係合溝部21bが壁上部受けレール11の支持端11bに係合し、支持端11bを支点として回動し、係合板部21aの先端部が係合凹陥部11a及び壁上部受けレール11の当接面11cがパネル上レール21の当接面21cにそれぞれ係合する。これにより、合成樹脂中空体パネル23がパネル上レール21を介して壁上部受けレール11に懸架される。
【0062】
壁上部受けレール11にパネル上レール21を介して合成樹脂中空体パネル23が懸架されると、図18(a)のように、パネル下レール22の第1当接面22aと第2当接面22cが壁下部レール12の第1当接面12aと第2当接面12cとにそれぞれ係合し、係合爪29が壁下部受けレール12の係合突起12bに係合し、看板表示体20は確実に壁上部受けレール11と壁下部受けレール12とに結合される。このような結合状態において、係合突起12bは係合爪29の係合凹部に係合すると共に、係合突起下端部12eが係合アゴ22dに係合する。従って、パネル下レール22は壁下部受けレール12に対して図示垂直方向方向並びに水平方向の移動が妨げられ、安定して固定される。
【0063】
図19は、パネル下レール22の合成樹脂中空体パネルに対する位置決めに関する説明図である。図において、222はパネル下レール22の所望位置に設けられた切り欠きであり、24は熱膨張応力緩衝台座であり、37は衝撃応力緩衝弾性両面テープである。この熱膨張応力緩衝台座24には、位置決めピン部材243が孔部241に植設固定されており、位置決めピン部材243は切り欠き222に対して多少のクリアランスを保って係合する。また、242はリベット等の固着部材を挿通させる穴部であり、この穴部242は合成樹脂中空体パネル23と熱膨張応力緩衝台座24とを接合する為に使用される。合成樹脂中空体パネル23は熱膨張応力緩衝台座24を介してパネル下レール22に対して多少のクリアランスを持ってその中央部に位置決めピン部材243によって位置決めされる。なお、パネル上レール21と合成樹脂中空体パネル23との位置決めも位置決めピン部材と多少のクリアランスを持った切り欠きとの関係によって決定される。
【0064】
図20は、屋根材15の組み立て状態を示すための断面図である。図に示すように、屋根材15は屋根材根元部151と屋根材ひさし部152とからなり、屋根材ひさし部152同士を接合するための屋根材ひさし部接合部材153を挿入アゴ154に挿入することによってひさし部間を接合して組み立てる。
【0065】
図21(a)は、看板表示体離脱防止手段51を示す看板表示体の一部側面図である。図21(b)は、その取付状態を示す斜視図である。図21(a)及び図21(b)に示すように看板表示体離脱防止手段51は屋根材根元部151の所定個所に螺着されてパネル上レール21に係合し、パネル上レール21の回動を妨げる。
【0066】
次に、本発明の壁面取付照明看板装置の取付方法について詳述する。図22は、本発明の1実施形態に係る壁面取付照明看板装置の組付方法を示すフローチャートである。ステップS1において、壁面に壁上部受けレール11を取り付ける為の水平スミ出しを行う。この水平スミ出し前に下地寸法の確認と垂直確認を実施する。ステップS2において、コーナーを起点として壁上部受けレール11を水平スミ出し線に沿って壁構造に適合したビスにより固定する。壁上部受けレール11の嵌合部分に段差や隙間が出来ないように充分に注意する。この際、壁上部受けレール11の上下の向きを間違えないようにする。
【0067】
ステップS3において、位置だし金具13を壁上部受けレール11の所定の位置に懸架部131にて懸架し指定のピッチにて付属のビスで固定する。ステップS4において、壁下部受けレール12を位置だし金具13の係合部132に係合させ、壁上部受けレール11と壁下部受けレール12とのピッチをピッチゲージにて測定し所定ピッチが確保されていることを確認して壁下部受けレール12を壁構造に適合したビスにて固定する。このとき、正確に位置だしするために必ずコーナー部からスタートする。また、壁下部受けレール12の上下の向きを間違えないようにする。
【0068】
ステップS5において、コーナー部屋根材17を壁上部受けレール11の上端の係合部に差し込み、壁構造に適合したビスによって固定する。次いで、直線部分の屋根材根元部151をコーナー部屋根材17に連結し適合ビスによって固定する。屋根材同士の連結部はアルミテープを貼り付ける。次に、屋根材ひさし部152を屋根材根元部151に取り付け屋根材ひさし部接合部材153の差し込み部をビスで固定する。次に、屋根エンドカバー18を屋根材15の端断面に付属のビスで固定し、屋根材15を完成させる。
【0069】
ステップS6において、照明器具16を位置だし金具13に取り付ける。まず、ランプホルダー162を安定器163共々位置だし金具13のホルダー取付位置に取付て、ランプ161をセットする。この時漏電チェックを行う。
【0070】
ステップS7において、コーナー部看板表示体35の取付を行う。まず、壁上部受け金具31を壁上部受けレール11の端部に螺着する。又、壁下部受け金具32を壁下部受けレール12の端部に螺着する。次いで、コーナー部合成樹脂中空体パネルパネル36の上部取付金具33を壁上部受け金具31の螺子部に挿通し、パネル下部取付金具34の螺子部を壁下部受け金具32の孔部に挿通し、双方を螺着する。
【0071】
ステップS8において、長尺直線部における看板表示体20の取付を行う。合成樹脂中空体パネル23のパネル下レール22の所定個所に設けた壁下部受けレール12との係着手段を機能させるためにパネル下レールの長手方向と平行になる退避位置からパネル下レール22の長手方向と直角となる位置までピン部材27を回動させる。なお、係着爪29は壁下部受けレール12との係着時以外は係着爪29の長手方向がパネル下レール22の長手方向と平行になる退避位置に退避させ運搬時などに係着爪29が他と接触して破損する等の事故を防ぐ。
【0072】
看板表示体20を傾けて壁上部受けレール11の所定位置で壁上部受けレール11とパネル上レール21との長手方向で双方を係合させ、メンテ棒(組立工具)を使い、看板表示体20を傾けたまま、壁上部受けレール11とパネル上レール21との係合状態が正しい収まり具合であるか下方から確認し、確認後、メンテ棒を合成樹脂中空体パネル23の下部よりはずし、看板表示体20を回動させて閉じる。閉じた状態が保持されている限り、壁上部受けレール11の長手突条とパネル上レール21の長手突条とが係着し看板表示体20は、壁上部受けレール11からは取り外せない状態となる。なお、看板表示体20の組み付けの際、看板表示体20に固定されたパネル上レール21及びパネル下レール22は看板表示体受け手段10の平行な壁上部受けレール11と壁下部受けレール12に沿って摺動可能な構成を採るので、コーナー部を基点として、パネル上レール21及びパネル下レール22共に、コーナー側に寄せ当てて、順に配置する。看板表示体20に固定されるパネル上レール21及びパネル下レール22の全長は合成樹脂中空体パネル23全長よりも長い構成を採るので、看板表示体20の合成樹脂中空体パネル23同士が接触することがないため、合成樹脂中空体パネル23の変形がおこらず外観上好ましい仕上がりとなる。
【0073】
ステップS9において、エンド部看板表示体38の取付を行う。まず、壁上部受け金具31を壁上部受けレール11の端部に螺着する。又、壁下部受け金具32を壁下部受けレール12の端部に螺着する。次いで、エンド部合成樹脂中空体パネル39の上部取付金具33を壁上部受け金具31の螺子部311に挿通し、パネル下部取付金具34の螺子部を壁下部受け金具32の孔部321に挿通し、双方を螺着する。
【0074】
ステップS10において、長尺直線部における最後の看板表示体20の取付と全看板表示体20の開閉チェックを行う。最後の看板表示体20の取付はステップS8に従う。なお、看板表示体20を閉じる際に、メンテ棒は外さず、もう片方の位置だし金具13に掛けて納め、メンテナンス時に使用する。全看板表示体20の開閉作動チェックを行う。合成樹脂中空体パネル23のパネル下レール22の所定個所に設けた壁下部受けレール12との係着手段であるピン部材27を下から押し上げて、係着手段の作用を解除し、合成樹脂中空体パネル23を手前に開き、ピン部材27を下から押し上げなくとも合成樹脂中空体パネル23を軽く閉じることができるかをチェックし係着手段の機能を調べる。
【0075】
ステップS11において、看板表示体離脱防止手段の取付を行う。壁上部受けレール11に回動可能に係合するパネル上レール21の回動動作を妨げるようにして看板表示体の離脱を防止する看板表示体離脱防止手段51を各合成樹脂中空体パネルの中央に対応する位置であって且つ屋根材根元部151の下方の所定位置に設けられ、看板表示体離脱防止手段51は屋根材根元部151に固定される。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の壁面取付照明看板装置の請求項1によれば、壁上部受けレールと壁下部受けレール及び照明器具を正しい位置に配設する位置だし金具を設け、看板表示体をユニット毎に構成し、壁上部受けレールと壁下部受けレールに着脱可能に係着固定し、照明器具を看板表示体と分離して設けたので、軽量で、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、看板面材内部の汚染などが発生する恐れがなく、また清掃等の保守作業が極めて簡単容易であると共に、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる効果がある。
【0077】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項2によれば、請求項1において、壁上部受けレールと壁下部受けレールのそれぞれの終端部の端断面に受け金具を固着し、コーナー部においてコーナー屋根材が壁上部受けレールに嵌合固着され屋根材の端断面を覆うカバー材が屋根材の端断面に固着されて構成される看板表示体受け手段と、受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具が、コーナー部合成樹脂中空体パネルに衝撃応力緩衝弾性部材を介して固定されたコーナー部看板表示体とによりコーナー部を構成し、更に受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具が、エンド部合成樹脂中空体パネルに衝撃応力緩衝弾性部材を介して固定されたエンド部看板表示体とによりエンド部を構成するので、壁面が所定角度で交差するコーナー部において、更に壁面のエンド部において、それぞれの壁面に於ける屋根材及び看板表示体とコーナー部並びにエンド部における屋根材及び看板表示体との間が構造上及び外観上スムーズに構成される効果がある。
【0078】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項3によれば、請求項1において、看板表示体はユニット毎に看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに対して着脱可能なので、取付や取り外しに要する時間と労力が少なくて済むと共に、清掃等の保守作業が極めて簡単容易であり、模様替えや破損等にも簡単且つ経済的に対応することができる効果がある。
【0079】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項4によれば、請求項1において、コーナー部を基点として、パネル上レール及びパネル下レール共に、コーナー側に寄せ当てて、順に配置することができるので、看板表示体の横方向の微調整が簡単に行われ、看板表示体が均一に配置されて、構造上無理な力が加わらず変形等も起こらないので、外観上も優れた照明看板装置が得られる効果がある。
【0080】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項5によれば、請求項1又は請求項3又は請求項4のいずれかにおいて、看板表示体の合成樹脂中空体パネル同士が接触することがないため、合成樹脂中空体パネルの変形がおこらず、外観的にも優れた照明看板装置が得られる効果がある。
【0081】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項6によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項5のいずれかにおいて、パネル上レール及びパネル下レールの長手方向の所定位置に切り欠きが設けられ、熱膨張応力緩衝台座には、この切り欠きに係合する位置決めピン部材が設けられているので、各々の合成樹脂中空体パネルに対してパネル上レール及びパネル下レールが左右中央に位置決めすることができる効果がある。
【0082】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項7によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項6のいずれかにおいて、熱膨張応力緩衝台座にはパネル上レール又はパネル下レールを挿入する略コ字状のアゴ爪が設けられ、また、熱膨張応力緩衝台座と合成樹脂中空体パネルとの当接部に衝撃応力緩衝弾性粘着両面テープを添付し、双方の固着時にリベット等で双方を固定するための止め孔が設けられているので、熱膨張応力緩衝台座とパネル上レール又はパネル下レール又、熱膨張応力緩衝台座と合成樹脂中空体パネルとが正確に且つ確実に固定される効果がある。
【0083】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項8によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項7のいずれかにおいて、位置だし金具に取り付けられたランプホルダー乃至ランプに対し、合成樹脂中空体パネルの長さが長いので、双方の間での余裕を持った位置合わせが可能となり、相互に干渉することがない状態で看板表示体を組み付けることが出来る効果がある。
【0084】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項9によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項8のいずれかにおいて、合成樹脂中空体パネルが単純な部材の組み合わせによってなるので、個々の部材の歩留まりを向上させることが出来ると共に、後方看板体取付面に体膨張を防ぐ通気孔が少なくとも一つ設けられ通気孔は通気シール接着されることによって構成されるので、防塵、防水、防虫の機能を備えることができる。
【0085】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項10によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項9のいずれかにおいて、壁上部受けレールに回動可能に係合するパネル上レールの回動動作を妨げるようにして看板表示体の離脱を防止する看板表示体離脱防止手段を各パネルの中央に対応する位置に設け、看板表示体を壁上部受けレール及び壁下部受けレールから簡単に離脱できないようにしたため、安全上の効果と共に盗難防止の効果がある。
【0086】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項11によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項10のいずれかにおいて、パネル下レールの所定個所に設けた孔部に挿入するピン部材を孔部に対して回動可能に、且つ弾性部材を介してピン部材の所定位置に壁下部受けレールに係合する係合爪をパネル下レール長手方向に直角に設けて回動可能に装着し、壁下部受けレールとの係合時以外は係合爪の長手方向がパネル下レールの長手方向と平行になる退避位置まで係合爪を回動させるように構成すると共にパネル下レールの下方部長手方向にアゴが設けられ壁下部受けレール長手下端に係合させるようにしたので運搬時などに係合爪が他と接触して破損する等の事故を防ぐことができる効果がある。又、パネル下レールの長手下端に設けたアゴは壁下部受けレールと長手下端に勘接することになり風による浮き上がり防止することで飛散事を防ぐことができる効果がある。
【0087】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項12によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項11のいずれかにおいて、合成樹脂中空体パネルの後方看板体取付面に設けるパネル上レール及びパネル下レールを装着する熱膨張応力緩衝台座の取付座部は熱膨張応力緩衝台座の底部からパネル上下レールの熱膨張応力緩衝台座への挿入座部までが収まる凹陥座面をなすと共に、安定器を含む照明機器に対応する部分に凹陥部を形成したので、合成樹脂中空体パネルの後方看板取付面と壁面との隙間を出来る限り少ない所望の隙間とすることができ、この隙間が大き過ぎることによって発生する不具合、例えば構造的な不安定性、風による影響を最小限に抑えることが出来ると共に、外観的にも確実性、安定性、及び美観を与え、見た目の印象がよい効果がある。
【0088】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項13によれば、請求項1又は請求項3乃至請求項12のいずれかにおいて、壁上部受けレールと壁下部受けレール及び照明器具を正しい位置に配設する位置だし金具は壁上部受けレールに係合する懸架部と壁下部受けレールに係合する受け部と中央に蛍光ランプホルダー受けとを備え、一つの看板表示体当たり2組の位置だし金具が使用され、壁上部受けレールの位置決め固定の後、位置出し金具を壁上部受けレールに懸架し壁面に固着することにより、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置が正確に且つ自動的に決定され、壁上部受けレールの取付位置を正確にきめて、固着させると、後は、位置出し金具を壁上部受けレールに懸架し壁面に固着することにより、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置が正確に且つ自動的に決定されるので、壁下部受けレール、照明器具の配設位置は、その取付位置を個々に決める必要がない。よって、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置を決定するための労力を省くことが出来ると共に、個々の部材の配設位置間のバラツキがないので、看板表示体は外観的にも確実性、安定性、及び美観を持ち、優れた見た目の印象を与える効果がある。
【0089】
本発明の壁面取付照明看板装置の請求項14によれば、請求項1乃至請求項13のいずれかにおいて、端面部で屋根材間を連結するための金具を挿入するための挿入アゴを設けたので、屋根材間の連結が簡単に且つ確実に行うことができるようになり、更に、合成樹脂中空体パネルより透過する光を受けて下方へ拡散反射させる曲面部を設けたので、夜間に合成樹脂中空体パネルより透過する光を無駄なく使用することができる効果がある。
【0090】
最後に、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による壁面取付照明看板装置の一部断面図である。
【図2】看板表示体の斜視図である。
【図3】(a)はパネル下レールの正面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図であり、(c)は(a)のB−B線断面図であり、(d)は係合爪が退避位置にある図である。
【図4】(a)はパネル上レールの正面図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図5】(a)は壁上部受けレールの正面図であり、(b)は壁上部受けレールの側面図であり、(c)は壁下部受けレールの正面図であり、(d)は壁下部受けレールの側面図である。
【図6】(a)は屋根材根元部の正面図であり、(b)は屋根材根元部の側面図であり、(c)は屋根材ひさし部の正面図であり、(d)は屋根材ひさし部の側面図である。
【図7】コーナー部屋根材の取り付けを示す説明図である。
【図8】屋根材と壁上部受けレールとの嵌合状態を示す断面図である。
【図9】壁上部受け金具と壁下部受け金具との取付状態を示す説明図である。
【図10】コーナー部看板表示体を示す側面図である。
【図11】屋根材端部の処理を示す斜視図である。
【図12】壁上部受けレールと壁下部受けレールとのエンド部における処理を示す斜視図である。
【図13】エンド部看板表示体を示す側面図である。
【図14】コーナー部におけるコーナー部看板表示体の取付を示す説明図である。
【図15】エンド部におけるエンド部看板表示体の取付を示す説明図である。
【図16】位置だし金具の配置を示す説明図である。
【図17】(a)及び(b)は壁上部受けレールに対するパネル上レールの係着を示す断面図である。
【図18】(a)及び(b)は壁下部受けレールに対するパネル下レールの係着を示す断面図である。
【図19】パネル下レールに関する説明図である。
【図20】屋根材の組み立て状態を示すための断面図である。
【図21】(a)は看板表示体離脱防止手段を示す看板表示体の一部側面図である。(b)は看板表示体離脱防止手段の取付状態を示す斜視図である。
【図22】壁面取付照明看板装置の取付方法を示すフローチャートである。
【図23】従来の壁面取付照明看板装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 看板表示体受け手段
11 壁上部受けレール
11a 嵌合凹陥部
11b 支持端
11c 当接面
11d 懸架アゴ部
11e 支え案内溝
111 端部溝孔
12 壁下部受けレール
12a 第1当接面
12b 係合突起
12c 第2当接面
12d 係合アゴ部
12e 係合突起下端部
122 端部溝孔
13 位置だし金具
131 懸架部
132 係合部
133 蛍光ランプホルダ−受け
15 屋根材
151 屋根材根元部
151a 曲面部
152 屋根材ひさし部
153 屋根材ひさし部接合部材
154 挿入アゴ
16 照明器具
161 ランプ
162 ランプホルダー
163 安定器
17 コーナー部屋根材
18 屋根エンドカバー
20 看板表示体
21 パネル上レール
21a 係合板部
21b 係合溝部
21c 当接面
212 切り欠き部
22 パネル下レール
22a 第1当接面
22c 第2当接面
22d 係合アゴ
221 孔部
222 切り欠き部
23 合成樹脂中空体パネル
231 前方表示面部
232 後方看板体取付面
233 蛍光透過面
234 通気口
235 通気シール
24 熱膨張応力緩衝台座
241 孔部
242 穴部
243 位置決めピン部材
27 ピン部材
28 弾性部材
29 係合爪
31 壁上部受け金具
311 螺子部
312 貫通孔
32 壁下部受け金具
321 穴部
322 貫通孔
33 パネル上部取付金具
331 孔部
34 パネル下部取付金具
341 螺子部
35 コーナー部看板表示体
36 コーナー部合成樹脂中空体パネル
37 衝撃応力緩衝弾性粘着テープ
38 エンド部看板表示体
39 エンド部合成樹脂中空体パネル
51 看板表示体離脱防止手段

Claims (14)

  1. 壁面に、互いに平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールを水平に設け、照明器具を該壁上部受けレールと該壁下部受けレールとの中間部に設け、前記壁上部受けレールと前記壁下部受けレールと該照明器具とを所望ピッチの正しい位置にそれぞれ配設する位置だし金具を設けると共に、前記壁上部受けレールに嵌合して配設される長尺の屋根材を設けて構成される看板表示体受け手段と、
    前記壁上部受けレール上の所望対応位置で、該壁上部レールの長手方向において係合した後、回動して着脱可能に嵌合されるパネル上レールと、前記壁下部受けレールに当接し嵌着する機能を備えて着脱可能なパネル下レールとに、合成樹脂中空体パネルに固定された熱膨張応力緩衝台座を介して挿入固定されて構成される看板表示体と、
    を少なくとも含んでなることを特徴とする壁面取付照明看板装置。
  2. 壁面が所定角度で交差するコーナー部を基点として、平行な前記壁上部受けレールと前記壁下部受けレールを水平に設け、該壁上部受けレールと壁下部受けレールのそれぞれの終端部の端断面に壁上部受けレールの壁上部受け金具と壁下部受けレールの壁下部受け金具を固着し、前記コーナー部においてコーナー屋根材が前記壁上部受けレールに嵌合固着され、また、前記壁上部受けレールと壁下部受けレールのエンド部において、屋根材の端断面を覆う屋根エンドカバーが該屋根材の端断面に固着されて構成される看板表示体受け手段と、
    前記壁上部受け金具及び前記壁下部受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の取付金具に、コーナー部合成樹脂中空体パネルに衝撃応力緩衝弾性部材を介し固定されて構成されるコーナー部看板表示体と、更に前記壁上部受け金具及び前記壁下受け金具位置まで摺動させて当接させ螺着固定される2組の前記取付金具に、エンド部合成樹脂中空体パネルに前記衝撃応力緩衝弾性部材を介し固定されて構成されるエンド部看板表示体と、
    を含んでなることを特徴とする請求項1に記載の壁面取付照明看板装置。
  3. 前記看板表示体に熱膨張応力緩衝台座を介して固定された前記パネル上レール及び前記パネル下レールは前記看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の壁面取付照明看板装置。
  4. 前記看板表示体に熱膨張応力緩衝台座を介して固定された前記パネル上レール及び前記パネル下レールは前記看板表示体受け手段の平行な壁上部受けレールと壁下部受けレールに沿って摺動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の壁面取付照明看板装置。
  5. 前記看板表示体に熱膨張応力緩衝台座を介して固定される前記パネル上レール及び前記パネル下レールの全長は前記合成樹脂中空体パネルの全長よりも長く構成されていることを特徴とする請求項1、請求項3又は請求項4に記載の壁面取付照明看板装置。
  6. 前記看板表示体に固定される前記パネル上レール及び前記パネル下レールの所定位置に切り欠きが設けられており、該熱膨張応力緩衝台座には、この切り欠きに係合するピン部材を装着固定する孔部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  7. 前記熱膨張応力緩衝台座には前記パネル上レール及びパネル下レールを挿入する略コ字状のアゴ爪が設けられ、また、熱膨張応力緩衝台座と合成樹脂中空体パネルとの当接部に衝撃応力緩衝弾性部材を介し、双方の固着時にリベット等で双方を固定するための止め孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  8. 前記合成樹脂中空体パネル全長は蛍光ランプホルダーよりも所定長さだけ長く構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  9. 前記合成樹脂中空体パネルは前方表示面部と後方看板体取付面と蛍光透過面とによって構成されると共に、該後方看板体取付面に体膨張を防ぐ通気孔が少なくとも一つ設けられ該通気孔は通気シール接着されて構成されることを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  10. 前記壁上部受けレールに回動可能に係合する前記パネル上レールの回動動作を妨げるようにして前記看板表示体の離脱を防止する看板表示体離脱防止手段を各合成樹脂中空体パネルの中央に対応する位置に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項9のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  11. 前記パネル下レールの所定個所に設けた孔部に挿入するピン部材を該孔部に対して回動可能に、且つ弾性部材を介して該ピン部材の所定位置に前記壁下部受けレールに係合する係合爪を前記パネル下レール長手方向に直角に設けて回動可能に装着し、前記壁下部受けレールとの係合時以外は該係合爪の長手方向が前記パネル下レールの長手方向と平行になる退避位置まで前記係合爪を回動させるように構成すると共に前記パネル下レールの下方部長手方向にアゴが設けられ前記壁下部受けレール長手下端に係合して下方よりの風圧による浮き上がりを防止したことを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項10のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  12. 前記合成樹脂中空体パネルの後方看板体取付面に設ける前記パネル上レール及び前記パネル下レールを装着する熱膨張応力緩衝台座の取付座部は該熱膨張応力緩衝台座の底部から前記パネル上下レールの該熱膨張応力緩衝台座への挿入座部までが収まる凹陥座面をなすと共に、安定器を含む照明機器に対応する部分に凹陥部を形成したことを特徴とする請求項1、又は請求項3乃至請求項11のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  13. 前記長尺受けレール及び前記照明器具を正しい位置に配設する前記位置だし金具は壁上部受けレールに係合する懸架部と壁下部受けレールに係合する受け部と中央に蛍光ランプホルダー受けとを備え、一つの看板表示体のパネル当たり2組の前記位置だし金具が使用され、壁上部受けレールの位置決め固定の後、前記位置出し金具を前記壁上部受けレールに懸架し前記壁面に固着することにより、壁下部受けレールの取り付け位置、並びに前記照明器具の配設位置が正確に且つ自動的に決定されることを特徴とする請求項1又は請求項3乃至請求項12のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
  14. 前記長尺屋根材はその端面部で屋根材間を連結するための金具を挿入するための挿入アゴと、端断面部を覆う部材を固定するための固定孔と合成樹脂中空体パネルより透過する光を受けて下方へ拡散反射させる曲面部を備えて構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の壁面取付照明看板装置。
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