JP2004232902A - 水滴回収手段およびこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

水滴回収手段およびこれを用いた冷蔵庫 Download PDF

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Yoshito Watabe
義人 渡部
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Katsumi Muroi
克美 室井
Kuninari Araki
邦成 荒木
Atsuko Funayama
敦子 船山
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Abstract

【課題】冷蔵室および野菜室を有する冷蔵庫において、野菜室の冷却板に発生する凝縮水の庫外への排出を極力抑えた構成を提供するとともに、冷却板の汚染を防止するための野菜室の構成を提供する。
【解決手段】野菜室の冷却板に、微細な凝縮水滴を発生する撥水処理を施した板材を適用するとともに、冷却板に野菜等が接触しないようにするため、通気穴を具備した接触防止部材を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵室および野菜室を有する冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、野菜の鮮度低下の要因としては、(1)野菜自体に含まれる酸化酵素、(2)微生物の繁殖、(3)物理的衝撃等を挙げることができる。(1)に関して促進要因とされるのが、(a)野菜の呼吸作用、(b)水分の蒸散作用、(c)野菜の代謝作用である。したがって、(a),(b),(c)の要因を抑制して野菜の鮮度を保持するためには、低温度、高湿度の雰囲気において野菜を保存することが必要である。
【0003】
従来、冷蔵庫の野菜室において野菜類を冷蔵する場合、強制対流伝熱を利用していたため、蒸発器から流入する低湿度の冷気によって野菜類が乾燥するという問題があった。この問題の解決手段、すなわち、湿度を高く保ったまま冷蔵庫の野菜室を冷却する手段として、自然対流伝熱あるいは輻射伝熱が利用されている。例えば、特開2002−147915号公報(以下、従来技術1という)に開示されている技術がある。従来技術1には、野菜室上部に冷却板を配置し、この冷却板の下部に水受板を配置して後方に傾斜させ、冷却板に結露した水分を水受板に受け、野菜室の背面の排水機構から庫外に排出させることにより野菜室内に結露水が落下せず、高湿度でありながら水腐れを防止できる保存性の高い野菜室を提供できることが開示されている。
【0004】
また、本発明者らは、特開平10−281690号公報(以下、従来技術2という)において開示しているように、微小な凝縮水滴が飛散するフィンを有し、凝縮水滴、着霜等による通風抵抗の増加を抑制した耐久性の高い室外熱交換器を開発してきた。ここで用いたのは、微小な凝縮水滴が飛散するほど高度な撥水処理技術である。この従来技術2においては、フィン表面に発生する凝縮水を速やかに除去して排出することが目的である。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−147915号公報
【特許文献2】
特開平10−281690号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術1によれば、野菜室の密閉度が高まるため、保湿効果が向上するが、冷却板に結露した水を庫外に排出するため、野菜室内の水分量は緩やかに減少する。このため、野菜室内の野菜類の徐々に乾燥する。
【0007】
本発明の第一の課題は、野菜室の冷却板に発生する凝縮水を回収して庫外への排出を極力抑えた構成を提供するものである。
【0008】
従来技術2の撥水処理技術を冷蔵庫の野菜室の上部冷却板に適用した場合、使用時に野菜が上部冷却板に接触して撥水面を損傷・汚染し、所望の機能を果たさなくなってしまうという問題があった。
【0009】
本発明の第二の課題は、冷却板の汚染を防止するための野菜室の構成を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第一の課題は、野菜室の冷却板に従来技術2の撥水処理を施した板材を適用することにより解決することができる。これにより、冷却板に発生する凝縮水を庫外に排出することなく、非常に微細な凝縮水滴として回収して野菜に還流させることができる。
【0011】
上記第二の課題は、冷却板に野菜等が接触しないようにするため、通気穴を具備した接触防止部材を設けることにより解決することができる。これにより、冷却板の汚染を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は本発明による一実施例を示す冷蔵庫の正面概略縦断面図である。また、図2は本発明における一実施例を示す冷蔵庫の側面概略縦断面図である。
【0014】
図1および図2において、冷蔵庫は、冷蔵室9、野菜室10、冷凍室11、圧縮機5、蒸発器6、断熱材8等からなっている。最近の家庭用冷蔵庫の形態として、上から冷蔵室9、野菜室10、冷凍室11の順に配置してあってそれぞれが別々の扉2,3および4で密閉されているものが主流である。野菜室10と冷凍室11とは断熱材12で仕切ってあり、異なる温度レベルに設定することができるようになっている。
【0015】
圧縮機5と凝縮器(図示せず)は庫外に設置してあり、庫内の蒸発器6とともに冷凍サイクルを形成している。本実施例においては、蒸発器6は一か所に設置してあり、蒸発器6との熱交換で生じる冷気は送風ファン7により冷蔵室9および冷凍室11に送られるようになっている。冷蔵室9に送られる冷気は、冷凍室11に送られる冷気に比べて少量であり、冷気の分配によりそれぞれの温度を調節するようになっている。
【0016】
冷蔵室9を通過した冷気は、冷蔵室9下部から野菜室10の天井裏の冷風流路15に流入して冷却板13を介して野菜室10内を冷却し、還流ダクト(図示せず)を通って蒸発器6と接触し、再び冷却されるようになっている。冷却板13はアルミニウムまたはアルミニウム合金の基板に後述の撥水処理を施したものである。冷却板13の下方には接触防止部材14が設置してあり、野菜類が冷却板13に接触するのを防止している。
【0017】
本実施例では、蒸発器6が冷蔵庫内の1か所に設置してあるが、蒸発器を複数個配置して、冷蔵庫9および野菜室10の冷却と冷凍室11の冷却とを別々の蒸発器で行うようにしてもよい。また、冷蔵室9、野菜室10および冷凍室11の位置関係は、図1、図2の構成に限るものではない。
【0018】
図3は本発明における一実施例を示す冷蔵庫野菜室の冷却板の拡大断面模式図である。
【0019】
本実施例において、冷却板13は高い熱伝導度を有するアルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材からなり、冷却板13の下面には後述の表面処理により、エッチング層31、水和酸化物被膜層32が形成してあり、水和酸化物被膜層32の表面にパーフルオロアルキルシラン(構造式CF(CF(CHSi(OCH)が化学吸着した単分子層(図示せず)が形成してある。エッチング層31はマイクロメートルオーダの凹凸であり、水和酸化物被膜層32はナノメートルオーダの凹凸である。
【0020】
このマイクロメートルオーダからナノメートルオーダに及ぶ凹凸面に、撥水性を示すパーフルオロアルキルシラン単分子層が存在する構造により、冷却板13の表面は非常に高い撥水性を有し、直径1ミリメートル程度の落下水滴に対して接触角170度以上を示す。また、微細な凝縮水滴34に対しても高い撥水性を有し、直径5マイクロメートルから30マイクロメートルに成長した凝縮水滴34が近傍の凝縮水滴と合体して飛散する現象も観察することができる。
【0021】
本図においては、冷却板13上面を通過する冷気33により冷却板13が冷却され、冷却板13下面に発生する凝縮水滴34が飛散して下方の野菜室10内の野菜類101に降り注ぐようになっている。
【0022】
本実施例では、野菜類等の被冷却物に面した冷却板13の下面にだけ撥水処理が施してあるが、冷却板13の両面に撥水処理を施してもよい。
【0023】
図4は図3に示す冷却板を作製するための表面処理工程の一例である。
【0024】
原材料としては、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材を用いる。この板材に、本図に示すように、アルカリ脱脂、エッチング処理、水和酸化処理および化学蒸着処理を施す。アルカリ脱脂とエッチング処理との間、エッチング処理と水和酸化処理との間においてはそれぞれ、イオン交換水による洗浄を行う。これらは前の処理で付着した液を除去するためのものである。また、水和酸化処理と化学蒸着処理との間においては、乾燥工程を設け、余剰水分の除去を図る。
【0025】
本実施例では、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材を、アルカリ脱脂において液温338Kの脱脂液に10分間浸漬し、イオン交換水による洗浄後、エッチング処理において液温358Kの1.75重量パーセント塩酸水溶液に10分間浸漬する。そして、イオン交換水による洗浄後、水和酸化処理において液温373Kのイオン交換水に10分間浸漬し、乾燥後、化学蒸着処理において温度458Kに加熱した容器内に当該板材を設置し、あらかじめ気化させたパーフルオロアルキルシランを当該容器内に導入し、当該板材の表面に化学吸着させる。このようにして作製した板材の表面は、非常に高い撥水性を示す。
【0026】
以上の表面処理において許容される温度、濃度および処理時間の条件として、アルカリ脱脂における脱脂液温度が325Kから343K、脱脂時間5分から20分、エッチング処理における塩酸水溶液の温度が333Kから363K、塩酸濃度が1.0重量パーセントから2.0重量パーセント、エッチング処理時間が3分から15分、水和酸化処理におけるイオン交換水の温度が343K以上、水和酸化処理時間が3分以上、化学蒸着処理における処理温度が413Kから473K、蒸着処理時間が3分以上である。
【0027】
上記の表面処理工程において、板材の表面が清浄である場合、アルカリ脱脂は省略することができる。また、水和酸化処理で用いるイオン交換水に、アンモニア、炭酸塩、炭酸水素塩、シュウ酸塩、トリエタノールアミン等の弱塩基性物質あるいは海水成分を添加して使用することもできる。また、化学蒸着処理で用いるパーフルオロアルキルシランは、一般式CF(CF(CHSi(OCHCl3−pで表される化合物であればよい。
【0028】
上記の表面処理工程に限らず、所期の撥水作用を得ることができる他の方法で冷却板を作製してもよい。
【0029】
ここで示した冷却板の撥水作用に関する耐久性は非常に高いものであるが、不測の不具合あるいは劣化により所期の作用効果を得ることができなくなった場合に備えて、冷却板を着脱可能な構造にし、新品の冷却板と交換できるようにしておくことが望ましい。具体的な交換方法としては、図1で示す冷蔵室9の底板21を着脱可能にしておき、底板21をはずした後、冷却板13を交換するか、あるいは、接触防止部材14を着脱可能にしておき、接触防止部材14をはずした後、冷却板13を交換する。
【0030】
以上のように構成してある冷蔵庫について、以下、本発明の要点となる作用について説明する。
【0031】
冷却板13の上面は冷蔵室9下部から流入する冷風により冷却され、冷却板13下面に凝縮水滴が発生する。冷却板13の表面(下面)は上述の表面処理を施してあるため、上記凝縮水滴のほとんどが5マイクロメートルから30マイクロメートルの直径で落下する。この微細な凝縮水滴は野菜室10内に霧状になって上方から降り注ぐ。このため、野菜室10内部の水蒸気は冷却板13において回収されて野菜類に還流する。これにより、この冷却板13から野菜室10あるいは野菜類への熱伝達は、自然対流伝熱、輻射伝熱に加えて、冷却された凝縮水滴の野菜室10内への移動によって促進されることになる。また、冷却板13が従来の樹脂製でなく、アルミニウム製であることから、冷却板13の熱伝導度が高く、冷風から野菜室10への伝熱が促進される。
【0032】
また、冷却板13と野菜室10または野菜類との温度差は、定常運転時において、0Kから数K程度であり、野菜室10または野菜類の温度の方が高温度となっている。このため、冷却板13で発生する微細な凝縮水滴の総量は比較的少量であり、野菜室10または野菜類に移動した後、蒸発しやすくなっている。さらに、野菜室10に入れた直後の野菜類に付着し、または含有された水分は、野菜類から蒸発しても冷却板13において微細な凝縮水滴となって還流し、野菜室10内で広い範囲に分散される。このため、野菜室10または野菜類の特定部位に水滴が集中して微生物繁殖の温床となることが少なくなる。
【0033】
以上の作用から、野菜室10内には野菜類から発生する水蒸気が微細な凝縮水滴として回収されて還流するため、低温度で高湿度の状態を維持するとともに、微生物繁殖の温床となりやすい水滴の集中を防止し、野菜類の鮮度を保持することが可能となる。
【0034】
図5は本発明における一実施例である冷却板下方の接触防止部材の形状を示す部分図である。
【0035】
本実施例においては、接触防止部材14を格子状の形状とし、多数個の通気穴35を設けてある。接触防止部材14に飛散する微細な凝縮水滴が付着して滞留する場合があること、通気穴35の総面積をできるだけ大きくすることが望ましいことから、接触防止部材14はできるだけ細い線状部材で構成することが望ましい。また、水滴の付着を防止するため、接触防止部材14の表面に撥水処理を施してもよい。また、野菜室10に収納したネギ、ゴボウ等が通気穴35を貫通して冷却板13に接触することがないようにするため、通気穴35の1辺の長さは5ミリメートルから30ミリメートル程度とすることが望ましい。
【0036】
図6は図5に示す接触防止部材の変形例を示す部分断面斜視図である。本図において、接触防止部材14は図5と同様に格子状としてあるが、鉛直方向の高さを大きくして、野菜類が通気穴35を貫通しないようにしてある。
【0037】
以上の実施例では、接触防止部材14を格子状の形状としたが、この他にも、ハニカム状、三角形の集合体、あるいは複数種の多角形を用いた集合体等の形状でもよい。
【0038】
図7は本発明における他の実施例である冷却板および接触防止部材を示す部分断面図である。
【0039】
本実施例では、冷却板41の断面形状を波形とし、冷却板41下面の凸部41aの下方に接触防止部材42を配置するようにしてある。そして、冷却板41下面の凹部41bの下方には通気穴43を設けてある。この接触防止部材42は、冷却板41の下面で発生する凝縮水滴の一部を受ける受け皿としての機能を有している。この接触防止部材42は傾きを有していて、ここで受けた水を流下させて冷蔵庫の排水口(図示せず)から庫外に排出することができるようになっている。冷却板41の面積に対する通気穴43の総面積の割合を設計することにより、野菜室10内の水分が過剰となることを防止し、野菜室10内に適量の水分を保持することができる。
【0040】
以上に記載した撥水性を示す冷却板には、表面処理工程において表面にマイクロメートルオーダからナノメートルオーダに及ぶ多数の親水基を有する凹凸構造を形成する必要があるが、この構造は上記のアルミニウム水和酸化物によって形成されるものに限定されるものではなく、例えば、シリカを主成分とするガラス、親水基を有する有機物にも適用できる。
【0041】
以上の実施例においては、冷蔵庫の野菜室の冷却板について説明したが、一般に、冷却手段は冷風に限らず、冷水、ブライン、冷凍装置等でもよく、空気中の水分を凝縮させることにより水滴として回収する手段として利用することができる。このため、これらの要素の構成を水滴回収手段と呼ぶことができる。
【0042】
水滴回収手段の適用例としては、野菜類を冷却しながら展示する野菜用ショーケース、演劇の舞台の上方に設置して空気中の水蒸気から霧雨を発生させる人工霧雨発生装置、水蒸気を含む気体を冷却する際、冷却板における伝熱量を制御することにより所望の量の凝縮水滴を供給することができる微量水滴分散供給装置等がある。微量水滴分散供給装置は、マイクロ化学プラント等に適用可能である。
【0043】
また、冷却板で凝縮させる物質は水に限らず、アルコール類等の有機物質でもよい。この場合は液滴回収手段と呼ぶことができる。有機物質は、表面自由エネルギーが高いものほど液滴径が小さくなるため、望ましい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、冷蔵庫野菜室内で蒸発した水分を冷却板において回収して微細な凝縮水滴として野菜室内に還流させ、野菜室内の湿度を維持するとともに、野菜類の表面の一部に水が付着することによる野菜類の品質低下を防止し、野菜室内壁に水が付着して滞留することによる雑菌の繁殖を防止する冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示す冷蔵庫の正面概略縦断面図である。
【図2】本発明における一実施例を示す冷蔵庫の側面概略縦断面図である。
【図3】本発明における一実施例を示す冷蔵庫野菜室の冷却板の拡大断面模式図である。
【図4】図3に示す冷却板を作製するための表面処理工程の一例である。
【図5】本発明における一実施例である接触防止部材の形状を示す部分図である。
【図6】図5に示す接触防止部材の変形例を示す部分断面斜視図である。
【図7】本発明における他の実施例である冷却板および接触防止部材を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫筐体、2…冷蔵室扉、3…野菜室扉、4…冷凍室扉、5…圧縮機、6…蒸発器、7…送風ファン、8…断熱材、9…冷蔵室、10…野菜室、11…冷凍室、12…断熱材、13…冷却板、14…接触防止部材、15,16…冷風流路、17,18…仕切板、19…中仕切板、20…冷風吹出し口、31…エッチング層、32…水和酸化物被膜層、35…通気穴、41…冷却板、42…接触防止部材、43…通気穴。

Claims (8)

  1. 冷却手段を具備し、該冷却手段によって露点以下に冷却される冷却板において、少なくとも、発生する水を供給する側に面する該冷却板表面に撥水処理を施したことを特徴とする水滴回収手段。
  2. 冷却手段を具備し、該冷却手段によって露点以下に冷却される冷却板において、5マイクロメートルから30マイクロメートルの直径の凝縮水滴が飛散する撥水処理を施したことを特徴とする水滴回収手段。
  3. 冷却手段を具備し、該冷却手段によって露点以下に冷却される冷却板において、エッチング処理、水和酸化処理およびパーフルオロアルキルシランによる撥水処理を施したことを特徴とする水滴回収手段。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の水滴回収手段を具備したことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 野菜室を備えた冷蔵庫において、該水滴回収手段を該野菜室の天井面に具備し、該水滴回収手段で生じた凝縮水滴を該野菜室に供給することを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 該水滴回収手段を該野菜室の天井面に具備するとともに、該水滴回収手段への物体の接触を防止する接触防止部材を具備したことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 該水滴回収手段が該冷蔵庫から着脱可能であることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 請求項1から3のいずれかに記載の水滴回収手段を具備したことを特徴とする野菜用ショーケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014059075A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Toshiba Corp 減酸素装置および冷蔵庫

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