JP2004229718A - ランドリー機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体と水槽間に連結され防振,防水機能を有するベローズにあって、入り込んだ水や異物が滞留することなく排出でき、且つコンパクトで簡易な構成にて製造性や耐久性に優れたものとする。
【解決手段】筐体11に設けられた衣類等の投入口12と、内部にドラム21を有する水槽14の開口部15との間に、伸縮自在な蛇腹部35を有する円環筒状のベローズ20を水密に連結してなるランドリー機器において、前記ベローズ20の蛇腹部35より筐体11寄りに筒状部34を形成し、該筒状部34の延出端部が前記ドラム21の開口端部と所定の間隙Fを介して対向配置した構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に回転槽を有する水槽と筐体の衣類等の投入口との間に弾性的に連結された水封用のベローズを備えたランドリー機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば横方向に開口した回転槽たるドラムや水槽を備えた洗濯機、或は乾燥機などのランドリー機器にあっては、図9に要部の断面構成を示すように外郭を形成する筐体1の内部には、横軸円筒状をなす水槽2が適宜の弾性支持装置(図示せず)を介して弾性支持され、その内部に横軸周りに回転可能なドラム3を備えている。そして、水槽2の開口部分と、これと対向する筐体1の衣類等の投入口を有する一側面(この場合、洗濯機前面)との間に、水密性および気密性を保持する円環筒状のベローズ4を連結している。
【0003】
このベローズ4は、可撓性に富んだゴムや樹脂エラストマ材料からなり、両端部の連結部間に外方に膨出し断面袋状の伸縮部5を設け、水槽2からの振動を伝達しないよう緩衝する防振機能を有している。また、ベローズ4の筐体1側の連結部近傍には、内方に突出する環状のリップ6を設け、前記投入口を開閉するドア7の閉鎖時に該ドア7の内面と接触して水封する構成としている。しかるに、斯かる構成では下部における袋状の伸縮部5内に水が侵入して滞留するため、その下部には水抜き孔8を設けてベローズ4の伸縮動作の際に、該水抜き孔8からドラム3と水槽2との間隙に排出できるようにし、ドラム3内の衣類等が不用意に濡れないようにしている。
【0004】
更には、ドラム3を回転させ衣類等を回動撹拌するに際し、ドラム3の開口端部がベローズ4に接触したり、或はドラム3から飛び出した衣類等がベローズ4側に入り易く延いては伸縮部5に落ち込んだり、更にはドラム3や衣類がその伸縮部5の基部4aに摺接して該基部4aが磨耗するおそれがある。そのため従来では、伸縮性を阻害しないためにもドラム3の前方には比較的大きなギャップが必要であり、具体的には図示するようにドラム3の開口端部と基部4aとの間に内方に突出したリブ9を介在するとともに、このリブ9と基部4aとの間に伸縮動作を許容し容易に衝突しない程度の開口状の間隙Gを周側に設けた構成としている。
【0005】
また、上記した袋状の伸縮部5に対し、特に伸縮性を向上すべく多方向に屈曲自在な蛇腹構成としたものも案出されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−99589号公報 (第3頁、図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図9の従来構成におけるベローズ4では、ドラム3の前方にリブ9や間隙Gを設ける構成であるため、前後方向(軸方向)に長くなり、衣類等がベローズ4内に入り込み易くなる。そのため、従来ではドア7の内面をドラム3側に大きく突出した厚型のドア7として、衣類等が伸縮部5に入り込み難い構成とすることで対処している。斯かる構成は、伸縮性が良好な上記特許文献1に記載の構成にあっても同様で、例えばその図4からも明らかである。
【0008】
しかして、ドア7の厚みを大きくすることは、ドア7自体の大型化となり重量も増すこととなり、そのため衣類等を出し入れする投入口も大きくすることに制約を受け、出し入れ操作を容易にするのに不利である。
また、伸縮性を良好とすべく断面袋状の伸縮部5にあっては、侵入した水が滞留し易くて異臭の発生要因となったり、他に針金や安全ピン等の異物も残留することとなり、この異物により特に伸縮部5が蛇腹構成にあった場合には、その伸縮動作に伴い蛇腹部分に穴を明けるおそれもあるなど、損傷による耐久性についても問題を有する。
【0009】
一方、上記ベローズ4の材料として、成形性に優れ大量生産に好適するオレフィン系をはじめとした樹脂エラストマ材料の利用が検討されており、上記特許文献1にも記載されている。但し、エラストマ材料としてはゴムに比べ硬くて引張り強度や摩耗にも弱く、しかもゴムほど伸びがよくないため複雑な構造には不向きな難点がある。例えば、上記袋状の伸縮部5,水抜き孔8,リブ9等の大きなアンダーカット構造が多く複雑化すると所謂型抜きとしての離型性が悪くなり簡単に金型成形ができなくなる。このように、従来構成では大型化したり、或は耐久性や構造の複雑化に伴ない製造性が悪くなるなどの問題を有していた。
【0010】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、本来の防振,防水性能はもとより、水等が滞留することなくコンパクトで簡易な構成にて製造性や耐久性にも優れたベローズを具備したランドリー機器を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のランドリー機器は、第1の手段として、 外郭を形成する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に回転可能に配設された回転槽と、これら水槽および回転槽が有する開口部と対応する前記筐体の一側面に設けられた衣類等の投入口と、この投入口と前記水槽の開口部との間に水密に連結され、その連結部間に伸縮自在な伸縮部を有する円環筒状のベローズと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアとを備え、前記ベローズは、前記伸縮部より筐体寄りに筒状部を形成し、該筒状部の延出端部が前記回転槽の開口端部と所定の間隙を介して対向配置したことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0012】
斯かる構成によれば、回転槽に直接対向して筒状部を配した構成としたため、前後方向(軸方向)のベローズの長さを抑えることができるとともに、ドアに厚みを持たせて対処していた従来構成に比し、薄型ドアとすることができ軽量化やコンパクト化に有利となる。しかも、伸縮部には従来の如きリブを挟んで袋状となしたり水抜き孔を必要としないので、簡易な構成にて成形性に優れるとともに、針金や安全ピン等の異物による穴明き等の損傷からも保護でき、耐久性や本来の防振,防水性能も良好なベローズを備えたランドリー機器を提供できる。
【0013】
そして、請求項1記載のものにおいて、ベローズの筒状部内径は、回転槽の開口部より径小とするとともに、筒状部の延出端部にリブ状部を突設したことを特徴とする(請求項2の発明)。
【0014】
斯かる構成によれば、突設したリブ状部が例えば衣類や或は回転槽と接触し摩耗したとしても、ベローズに水漏れ等の損傷を与えるおそれもなく、しかも筒状部側を径小としたので、衣類や異物がベローズ側に入り込むことを抑制する効果を有する。
【0015】
また、請求項1記載のものにおいて、ベローズの筒状部には、これを径方向に貫通した通風口や通水口等の複数のダクト部を同一方向に指向して形成したことを特徴とする(請求項3の発明)。
【0016】
斯かる構成によれば、水槽内に通ずるダクト部をベローズに設けることで、通水や通風機構等の構成の簡素化が図れるとともに、これらスライド型を利用して容易に一体成形できる。
【0017】
また、請求項1記載のものにおいて、ベローズの筒状部には、閉鎖時のドア内面と弾性接触して水封する環状のリップを内方に突設するとともに、該リップの弾性変形基部に環状溝部を形成したことを特徴とする(請求項4の発明)。
【0018】
斯かる構成によれば、本来の可撓性に加え溝部を設けたことにより、一層弾性変形に富んだ構成とでき、ドアの内面形状に追従した密着性が得られ水封効果を高めることができる。
【0019】
また、上記目的を達成するために本発明のランドリー機器は、第2の手段として、外郭を形成する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に回転可能に配設された回転槽と、これら水槽および回転槽が有する開口部と対応する前記筐体の一側面に設けられた衣類等の投入口と、この投入口を有する一側面と前記水槽との間に水密に連結され、その連結部間に筒状部および伸縮自在な蛇腹部を有する円環筒状のベローズと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアとを備え、前記筐体の投入口は横方向に開口したものにあって、前記蛇腹部の下部には一部略水平な平坦部を形成したことを特徴とする(請求項5の発明)。
【0020】
斯かる構成によれば、水や異物が速やかに排出され蛇腹部に滞留するのを防止できるので、異臭やベローズの損傷をなくすことができる。
【0021】
そして、請求項5記載のものにおいて、ベローズは、蛇腹部より筐体寄りに筒状部を形成し、該筒状部の下部には水槽側に下降傾斜する凹溝を形成したことを特徴とする(請求項6の発明)。
【0022】
斯かる構成によれば、筒状部に付着した水滴等も滞留することなく排出できるので、ベローズ側にはみ出した衣類等が濡れることを防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をドラム式乾燥機能付洗濯機に適用した一実施例につき、図1〜図8を参照して説明する。
まず、図2は上記洗濯機全体の概略構成を示すべく要部を切断して示す縦断側面図で、外殻を形成する矩形箱状の筐体11には、その一側面たる前面板11aに衣類等を出し入れする円形の投入口12を有し、該投入口12は回動可能に設けられたドア13にて開閉される。尚、ドア13は周知の如く中央部は内部を透視できる材料で形成され、且つドア13前部の外枠部材13aは前面板11aと略面一となしているが、その裏側の内枠部材13bは投入口12より奥内方に膨出して円筒状をなした内面形状をしており、これは例えば透明なガラス成形品から構成されている。
【0024】
そして、筐体11の内部には、水槽14が2個を一対とする弾性支持装置15(図中1個のみ示す)を介して弾性的に支持されている。この水槽14は、横軸型の円筒状をなし厳密には若干前方に向って上昇傾斜した形態に支持され、その一端たる前記投入口12に対向する前面側には径大な円形の開口部15を有している。また、底部には窪んだ凹陥部16を形成していて、これには洗濯水を加熱する温水用ヒータ17を内設するとともに、その最低部位には排水弁18を介して機外に導出された排水ホース19が連通接続されている。しかるに、上記前面開口部15には円環筒状のベローズ20の一端が水密に連結され、他端は投入口12を有する前記筐体11の前面板11a側に連結されていて、詳細は後述するが可撓性を有し水槽14外への防水機能等を奏するものである。
【0025】
このような水槽14の内部には、横軸周りに回転可能な回転槽たるドラム21を配設している。このドラム21は、水槽14と同様に傾斜状態に支承され、洗い運転および脱水運転、更には本実施例では乾燥運転に共用の槽として機能するもので、周壁に多数の透孔21aと、胴部の内周面には洗濯物掻き上げ用のバッフル21bを複数備えている。そして、前面の開口側には液体(図示せず)を封入した環状のバランスリング22が装着され、該ドラム21の実質的な開口部23が形成される。従って、これらドラム21,水槽14および筐体11の前面板11aに夫々形成された開口部23,15および投入口12は、略直線上に配列され、水槽14と筐体11間に装着された前記ベローズ20を通してドラム21への衣類等の出し入れが容易にできる構成にある。
【0026】
しかるに、上記ドラム21は水槽14の背面部に装着されたモータ24により回転駆動される。このモータ24は、例えば、アウターロータ型のDCブラシレスモータからなり、その内側のステータ24aをを水槽14側に取付固定し、その外側に配したロータ24bには回転軸25の一端が連結され、該回転軸25の他端は軸受装置26を介して水槽14の後壁を水密に貫通して、前記ドラム21の背面部中心に直接連結されていて、該モータ24が洗い,脱水,乾燥運転に応じた回転速度にコントロールされることでドラム21を回転駆動する。
【0027】
一方、本実施例に示す乾燥機能を構成する手段として、温風供給手段および除湿手段を具備してなり、温風供給手段としては送風機27と温風用ヒータ28を備え、この前段(上流側)に除湿手段たる熱交換器29を備え、これらを温風ダクト30にて連結した構成にあって、該ダクト30は一端を水槽14の後方下部に連通し、他端を前方上部である前記ベローズ20を通してドラム21の開口部23に臨む構成としている。これにより、水槽14を経て熱交換器29にて取り込まれた空気(排気温風)が冷却除湿された後、送風機27および温風用ヒータ28にて効果的に温風化され、ドラム21内に温風が供給され衣類等を乾燥するとした乾燥機能を有するものである。
【0028】
尚、上記熱交換器29の冷却手段としては図示しないが、該熱交換器29内を流れる排気温風に対して注水する手段を設け、所謂水冷手段により排気中の水分を冷却凝縮して除湿可能としている。
そして、筐体11内の後方上部には例えば三方弁からなる給水弁31を備え、該給水弁31の開閉制御により上記熱交換器29の水冷手段への給水、および水槽14内への洗濯水として給水可能とするもので、夫々図示しない給水経路を経て連通接続されている。
【0029】
また、本実施例では筐体11の底部に循環ポンプ32が配設され、該ポンプ32の通水ダクト33のうち一端たる吸い込み側を水槽14の凹陥部16に連通接続し、他端たる吐出側を水槽14の上部から前記ベローズ20を通して連通接続し、水槽14内に供給された洗濯水を循環可能な構成としている。この洗濯水の循環は、洗いやすすぎ等の洗濯運転時に行なわれ洗濯水をドラム21内の衣類等に降り掛けることで、少ない洗濯水で効率良く衣類等を湿潤させ洗濯できるようにしたものである。
【0030】
ここで、前記したベローズ20の具体構成につき、図1および図3〜図7を参照して述べる。
そのうち、まず図3および図4は、ベローズ20を夫々前方(洗濯機の前面側に対応)および後方から見た外観斜視図で、まず概略構成につき述べると円環筒状をなす略周側全体に亘り前方側に筒状部34を、後方(奥方)側に伸縮部としての蛇腹部35を形成していて、これらの上部側にダクト部としての角筒状の通風口36と、これに並んで円筒状の通水口37を同一斜め方向に指向して突設していて、型抜きを容易とした所謂離型性を良くした構成としている。
【0031】
斯くして、上記通風口36には図2にて開示した前記温風ダクト30が嵌合接続され、一方通水口37には前記循環ポンプ32の通水ダクト33の吐出側が嵌合接続され、以ってこれらはベローズ20を介して水槽14およびドラム21の内方に連通した構成としている。
更に、図4に示すようにベローズ20の下部(図2の如く実際に組込み状態の最低部位)において、前記筒状部34の後方(奥方)端部には下降傾斜する凹溝38を有し、またこれに対応する蛇腹部35の一部に略水平な平坦部39を有する構成としている。
【0032】
しかして、以下図5〜図7に基づきベローズ20の具体構成について述べるに、まず図5は図3のA−A線に沿って切断して示す断面図で、この図では特にベローズ20の基本的構成として前記した筒状部34と蛇腹部35の形状につき明らかにしている。
即ち、図示するように両端周側部には水槽14側に係合連結される連結部40と、筐体11側に係合連結される連結部41を夫々形成しており、筒状部34はこのうちの筐体11寄りの連結部41に続けて形成され前後方向である水平方向に延びる円環筒状をなし、その延出端部から他方(水槽14寄り)の連結部40との間に伸縮部としての上記蛇腹部35を連ねて形成している。
【0033】
詳細は後述するが、上記水槽14側の連結部40の取付開口径は、筐体11側の連結部41の取付開口径より大きく形成されていて、従って連結部41側から延出された筒状部34の開口径も径小となり、これより径方向に大きくて段差を有する他方の連結部40との間に蛇腹部35を形成した形態にある。しかも、蛇腹部35は、特に径方向(図中矢印Y方向)に伸縮する第1の蛇腹部35aと、これと直交する方向(図中矢印X方向)に伸縮する第2の蛇腹部35bとを繋げた構成としており、いずれの方向への振れにも追従して対応できるようにしている。
更に、この蛇腹部35の外表面側の各山形状頂部には、夫々更に外方に突出した突部42a,42bが形成されている。
【0034】
一方、前記筒状部34においては、蛇腹部35との分岐部でもある筒状の延出端部をドラム21と所定のギャップを介して対向配置しており、具体的には該延出端部から同方向に突出したリブ状部43を形成し、その先端は後述する図1に示すようにドラム21の開口部23の周端部に近接して対向配置している。
尚、筐体11側の連結部41には、径内方に突設したリップ44を環状に形成しているとともに、その基部の前面側(外表面側)に所謂肉盗みした如く環状溝部45を形成していて、これは該リップ44の弾性変形を容易にした構成としている。
【0035】
次いで図6は、図3のB−B線に沿って切断して示す断面図で、この図では特にベローズ20の上部にダクト部として形成した前記通風口36の具体形状につき明示している。
即ち、通風口36は、上記した筒状部34および必要に応じ一部蛇腹部35を含む部位を貫通して径方向に延びた角筒状をなし、その下端部たる内方端部が図2に示すドラム21の開口部23に指向して開口するよう曲成され、所謂全体の断面形状として略L字状に形成されている。従って、斯かる通風口36に前記温風ダクト30が嵌合連結されることで(図2参照)、前記送風機27や温風ヒータ28にて生成された温風が、上記温風ダクト30および通風口36を介して水槽14,ドラム21の開口部15,23より内方に向けて吐出供給される。
【0036】
尚、この通風口36と並列に設けた通水口37については詳細な図示は省略するが、これは円筒状をなす以外は上記通風口36と同様の断面L字状をなし、やはりドラム21の開口部23等の内方に向けて開口している。従って、斯かる通水口37には、図2にて開示したように循環ポンプ32の吐出側の通水ダクト33が嵌合連結され、以って洗濯時に循環ポンプ32が駆動されるに伴ない、水槽14内の洗濯水を循環しながら該通水口37から衣類等に降り掛けることができるようにしている。
【0037】
そして図7は、図4のC−C線に沿って切断して示す断面図で、これはベローズ20の下部において、前記した筒状部34に設けた凹溝38、および蛇腹部35区域の一部に設けた平坦部39の具体的形状を示している。
即ち、凹溝38は、筒状部34の最低部位に水槽14側である後方に向って下降傾斜しており、一方平坦部39は、上記凹溝38に対応する第2の蛇腹部35bの一部を略水平な平坦面となしたもので、該平坦部39は、ベローズ20の組み込み状態(図2参照)では、水槽14等の傾斜した横型配置に伴ない後方に下降傾斜した状態となるが、予め後方に傾斜する平坦部39として良いことは勿論である。
【0038】
しかして、図1は図2中に符号Eで指示した要部の拡大断面図で、これに図示されたベローズ20は、前記した図7に相当する形態を示している。
まず、ベローズ20の一端たる筐体11側における取付手段としては、例えば投入口12の内周面でベローズ20の連結部41の外周面を密着支持した状態のもとに、筐体11側に適宜設けられた取付部材11bおよび11cにて挟持固定した構成としている。
【0039】
従って、ベローズ20は他端側における連結部40が水槽14の開口部15の周端部に係合連結されることで、水槽14と投入口12を有する前面板11aとの間は水密に連結され、また投入口12にはドア13が閉鎖されることで該ドア13の内面たる内枠部材13bがリップ44に弾性的に圧接し、投入口12を経た機外への水や空気等の漏洩も防止可能としている。この場合、リップ44は基部の環状溝部45を起点に、より大きく弾性変形してドア13の内面形状に追従して密着する。
【0040】
また、筒状部34の延出端に設けたリブ状部43は、前記したようにドラム21の開口部の23周端部、所謂開口端部に直接対向して狭小の間隙Fを介して配設される。尚、本実施例では上記開口端部は、図示するようにバランスリング22の一部を前方のベローズ20側に延ばして環状壁部22aとして突出させた構成としているが、これは上記した対向間隙Fを小さくしベローズ20の軸方向長さやドア13の厚みを、より小さく抑えるのに有効である。また、ベローズ20の筒状部34の内径D1は、ドラム21の開口部23の開口径D2より若干径小な構成としている(D1<D2)。
【0041】
次に、上記構成のドラム乾燥機能付洗濯機の作用につき述べる。
まず、本来の洗濯機能につき概述すると、周知のように「洗い」・「すすぎ」・「脱水」行程を自動的に実行するもので、そのうち「洗い」および「すすぎ」行程では、図2に示すように給水弁31を介して洗濯水(水道水)を水槽14内に供給した後、衣類等を収納したドラム21を低速回転させ、バッフル21bにて掻き上げては落下させる所謂叩き洗いの如き撹拌運動にて実行する。このとき、循環ポンプ32を駆動して洗濯水を通水ダクト33を介して循環させ、ベローズ20の通水口37から衣類に降り掛けることで洗濯水を衣類等に水を効果的に湿潤させることができ、特にこの種ドラム式の洗濯機における節水効果を一層有効化している。一方、「脱水」行程では、周知の如くドラム21を高速回転させ排水後の洗濯衣類から遠心脱水を行なうものである。
【0042】
そして、温風を利用した乾燥機能としては、例えば必要に応じ選択的に実行できるようにしており、この場合にはドラム21は低速回転され、温風用ヒータ28にて生成された温風は温風ダクト30およびベローズ20の通風口36を介してドラム21内に供給され、そして衣類等の乾燥に寄与した後の湿った温風所謂排気は熱交換器29に取り込まれ、ここで除湿された後、送風機27および温風用ヒータ28にて再び温風化され、ドラム21内に供給されるもので、このような動作が繰り返し行なわれ乾燥運転が実行される。
【0043】
しかるに、上記洗濯機の運転中に生じた水飛沫や結露した水滴および温風等は、ベローズ20やドア13の閉鎖により水槽14外や投入口12から機外に漏洩することはない。また、水飛沫や結露した水滴等がベローズ20に付着し或は滴下した場合、図1から明らかなように水滴等は下方に流下し筒状部34下部の凹溝38、および蛇腹部35側の平坦部39から集中的に速やかに排出され、そして水槽14下部の内壁面に沿って流下し、排水弁18および排水ホース19を経て機外の所定場所に排出される。従って、水が滞留したり、その排水過程においてドラム21内の衣類等を濡らすことはない。
【0044】
また、ドラム21の回転動作により収納された衣類等が開口部23からはみ出し、特に対向配置されたベローズ20のリブ状部43と接触し易く摩耗することになる。しかしながら、該リブ状部43が摩耗しても、筒状部34や蛇腹部35の壁厚が薄くなったり穴が明く等のおそれは皆無である。
【0045】
しかも、ドラム21の開口端部とリブ状部43とは直接対向しており、且つ比較的狭小な間隙Fのみを有する構成であるため、軸方向の長さを小さくコンパクトに設定でき衣類等が前方のベローズ20側に入り込み難く、併せて水や安全ピン等の異物も入り込み難くなる。仮に、異物が入り込んだとしても蛇腹部35の平坦部39から直ちに排出されるか、そうでなくても該平坦部39では穴が明くような作用は受け難く、また本来的に蛇腹部35が従来構成の如く断面袋状でないため多くの水を長期に亘り滞留することはない。
【0046】
上記説明したように本実施例によれば、次の効果を有する。
まず、図5に明示したようにベローズ20の伸縮部としての蛇腹部35を、径方向に伸縮する第1の蛇腹部35aと、これと直交する方向に伸縮する第2の蛇腹部35bとを備えた構成としたので、柔軟性に富むとともに多方向の振動にも有効に緩衝し得る防振性能が得られる。従って、ベローズ20のゴム材料製に比べ若干硬度が高めのオレフィン系の樹脂エラストマ材料で成形しても十分な防振性能が期待できるとともに、この場合、短時間成形が可能で成形寸法が安定するなど量産性に優れ製造コストの低減が図れる。
【0047】
また、同図5から明らかなように第1,第2の蛇腹部35a,35bの外側の山形状頂部には、夫々突部42a,42bを突設したので、水槽14の振動が大きくて仮に図示されていない配線等を含む他の構成部材と接触するようなことがあったとしても、ベローズ20の摩耗による損傷から保護することができ、より安全性を長期に亘り維持できる。
【0048】
しかも、ベローズ20は筐体11側の連結部41の開口径より水槽14側の連結部40の開口径が大きく設定してあり、従って図1に明示したように筐体11側の連結部41と連ねた筒状部34の内径D1に対し、水槽14側の連結部40に連ねた蛇腹部35は径方向に大きく段差状を有した構成となって、この点でも離型性を良くすることとなり、やはりゴムに比べアンダーカット部の成形に制約を受けるエラストマ材料でも容易に型成形できる。
加えて、この径大とした段差部に設けた蛇腹部35は、従来の如き袋状でないので、水や異物が滞留することによる異臭や蛇腹部35の損傷等の問題を解消するとともに、滞留した水抜き用の孔を設ける必要もないので構成が簡素化でき、より成形性が向上する。
【0049】
また、同図1にて明らかなように筒状部34の内径D1は、ドラム21の開口径D2より若干径小とし、且つ筒状部34から延出したリブ状部43とドラム21の開口端部とは、所定の間隙Fを介して直接対向配置するコンパクトな配置構成とした。
この結果、衣類や異物等が径大の筒状部34側に入り込む作用が少なくなり、当然狭小な間隙Fから蛇腹部35側に落ち込むことを有効に防止できる。特に、間隙Fを介して筒状部34を直接ドラム21と対向させた配置構成は、軸方向(前後方向)の長さを抑えるのに極めて有効であるとともに、衣類等との接触により摩耗してもリブ状部43の摩耗のみでベローズ20本体に穴が明くなどの損傷を与えるおそれは全くない。従って、ベローズ20の本来の防振,防水等の機能を何ら損ねることなく長期維持できる上で、ドア13の厚みを増すことなく薄型軽量化が図れ、このことは衣類等の投入口12を径方向に大きくすることが問題なく可能となり、特にこの種洗濯機の横方向に開口した投入口12に対し、衣類等の出し入れの操作性を向上するに好都合である。
【0050】
また、筒状部34(および必要に応じ蛇腹部35を含む部位)に径方向に貫通した通風口36や通水口37等のダクト部を同一方向に指向して設けることにより、ベローズ20の周外側にあっては少なくとも2分割で外方にスライドさせる型成形で容易に一体成形できるとともに、水槽14をベローズ20により水封した構成としながら該ベローズ20のダクト部を利用した水槽14内への給水や温風供給機能のための供給経路を容易に構成できる。
【0051】
一方、筐体11に横方向に開口した衣類等の投入口12に対しては、ドア13の内面たる内枠部材13aがベローズ20のリップ44と水密に圧接する構成としているが、該リップ44の突設した基部に環状溝部45を設けたので、適正な剛性のもとに柔軟性に富みドア13の内面形状に追従して確実に密着することができ、水封効果を高めるとともに、この点においても硬度がやや高めの樹脂エラストマ材料を用いてベローズ20を成形することが容易となる。尚、柔軟性を増すべくリップ44全体を薄肉成形することも考えられるが、この場合、全体に波形状に変形し易くて形状不安定となり、むしろ密着性が損なわれるおそれがある。
【0052】
そして、ベローズ20を組み込んだ蛇腹部35の最低部位となる第2の蛇腹部35b区域の下部において、一部略水平な平坦部39を形成したので、蛇腹部35内周面に水飛沫や結露した水滴等が付着しても、上部から蛇腹形状部分に沿って下方に流下した後、上記平坦部39に至り傾斜する水槽14側に速やかに排水される。これにより、水が滞留することがないので異臭の発生もなく、また安全ピン等の小物の異物も蛇腹部分に滞留することなく排出できるので、伸縮動作に伴なう蛇腹部分の損傷も回避することができる。
【0053】
しかも、本実施例では該平坦部39に対応する位置の筒状部34の下部に、後方たる水槽14側に向けて下降傾斜する凹溝39を設けた構成としている。このことは、筒状部34が径小(D1)であることに加えて凹溝39が存在することで、筒状部34内周面に付着した水滴等を蛇腹部35側に速やかに流下せしめ、水槽14側に排出することができるので、最も水滴等が付着し易い筒状部34の内周面にあっても速やかに排除できるので、衣類等が接触して濡れるようなことも有効に防止できるなど、以ってベローズ20の内周面全体における水滴等の付着や滞留する等の問題を確実に解消できる。
【0054】
(変形例)
上記実施例に対し、図8は本発明の変形例を示した図5相当図で、上記実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ以下説明する。
このものは、ベローズ20の蛇腹部35を構成する第1,第2の蛇腹部35a,35bにおいて、上記実施例に謂う突部42a,42bに代えて肉厚部46a,46bを設けた点のみで異なり、他は上記実施例と共通である。
即ち、第1の蛇腹部35aの山形状の頂部を肉厚に成形して肉厚部46aとし、また第2の蛇腹部35bにおいては内外の山形状頂部に肉厚部46bを設けた構成とした。
【0055】
斯かる構成によれば、上記実施例と同様に蛇腹部35の外表面側における磨耗による損傷の問題を回避できるとともに、この変形例では第2の蛇腹部35bにおいては内側の頂部も肉厚部46bとしたので、伸縮時の頻繁な繰り返し屈曲に伴なう応力集中により各頂部近傍にひび割れ等が生じ易いのに対し、補強効果を奏し長期使用に耐え得る構成とすることができる。
【0056】
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限らず、要は回転槽を内設した水槽と衣類等の投入口を有する筐体の一側面との間に水密なベローズを備えたランドリー機器に広く適用できるとともに、具体的には蛇腹部の形状や取付手段など適宜変更可能であり、またリップの基部に形成した環状溝部は裏面側に設けても良いなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて適宜変更して実施できるものである。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明のランドリー機器は、前記筐体の一側面に設けられた衣類等の投入口と、内部に回転槽を有する水槽の開口部との間に、伸縮自在な伸縮部を有する円環筒状のベローズを水密に連結したものにおいて、前記ベローズの伸縮部より筐体寄りに筒状部を形成し、該筒状部の延出端部を前記回転槽の開口端部に対して所定の間隙を介して対向配置した構成としたものである。
【0058】
これにより、特に回転槽に直接対向して筒状部の配置構成のため、前後方向(軸方向)のベローズの長さを極力抑えることができるとともに、ドアに厚みを持たせて対処していた従来構成に比し、薄型ドアとすることができ軽量化やコンパクト化に有利となる。しかも、伸縮部には従来の如きリブを挟んで袋状としたり水抜き孔を設けたりする必要もないので、簡易な構成にて提供でき成形性に優れるとともに、異物による穴明き等の損傷からも保護できて耐久性に優れ、本来の防振,防水性能も良好なベローズを備えたランドリー機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、図2の符号Eで示す要部の拡大断面図
【図2】洗濯機全体の概略構成を説明するため要部を切断して示す縦断側面図
【図3】ベローズの前方から見た外観斜視図
【図4】ベローズの後方から見た外観斜視図
【図5】図3のA−A線に沿って切断して示す断面図
【図6】図3のB−B線に沿って切断して示す断面図
【図7】図4のC−C線に沿って切断して示す断面図
【図8】変形例を示す図5相当図
【図9】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は筐体、12は投入口、13はドア、14は水槽、15は開口部、20はベローズ、21はドラム(回転槽)、23は開口部、27は送風機、28は温風用ヒータ、29は熱交換器、30は温風ダクト、33は通水ダクト、34は筒状部、35は蛇腹部、35aは第1の蛇腹部、35bは第2の蛇腹部、36は通風口(ダクト部)、37は通水口(ダクト部)、38は凹溝、39は平坦部、40,41は連結部、42a,42bは突部、43はリブ状部、44はリップ、45は溝部、および46a,46bは肉厚部を示す。

Claims (6)

  1. 外郭を形成する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に回転可能に配設された回転槽と、これら水槽および回転槽が有する開口部と対応する前記筐体の一側面に設けられた衣類等の投入口と、この投入口と前記水槽の開口部との間に水密に連結され、その連結部間に伸縮自在な伸縮部を有する円環筒状のベローズと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアとを備え、
    前記ベローズは、前記伸縮部より筐体寄りに筒状部を形成し、該筒状部の延出端部が前記回転槽の開口端部と所定の間隙を介して対向配置したことを特徴とするランドリー機器。
  2. ベローズの筒状部内径は、回転槽の開口部より径小とするとともに、筒状部の延出端部にリブ状部を突設したことを特徴とする請求項1記載のランドリー機器。
  3. ベローズの筒状部には、これを径方向に貫通した通風口や通水口等の複数のダクト部を同一方向に指向して形成したことを特徴とする請求項1記載のランドリー機器。
  4. ベローズの筒状部には、閉鎖時のドア内面と弾性接触して水封する環状のリップを内方に突設するとともに、該リップの弾性変形基部に環状溝部を形成したことを特徴とする請求項1記載のランドリー機器。
  5. 外郭を形成する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に回転可能に配設された回転槽と、これら水槽および回転槽が有する開口部と対応する前記筐体の一側面に設けられた衣類等の投入口と、この投入口を有する一側面と前記水槽との間に水密に連結され、その連結部間に筒状部および伸縮自在な蛇腹部を有する円環筒状のベローズと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアとを備え、
    前記筐体の投入口は横方向に開口したものにあって、前記蛇腹部の下部には一部略水平な平坦部を形成したことを特徴とするランドリー機器。
  6. ベローズは、蛇腹部より筐体寄りに筒状部を形成し、該筒状部の下部には水槽側に下降傾斜する凹溝を形成したことを特徴とする請求項5記載のランドリー機器。
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