JP4804269B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明は洗濯機に関し、さらに詳しくは、例えばドラム式洗濯乾燥機、或いは温風循環式の縦型洗濯乾燥機など、外槽がほぼ密閉状態となる構造の洗濯機に関する。
一般にドラム式の洗濯乾燥機は、略箱形状の筐体内に配設された外槽の内部に、水平軸又は傾斜軸を中心に周面円筒形状のドラムを回転自在に配置した構成を有しており、このドラム内に洗濯物を収容し、外槽内に水を貯留した状態でドラムを回転させることによって洗濯物の洗濯を行う。また、洗濯が終了すると、ドラムをゆっくりと回転させながら外槽内に加熱空気を送給することにより、洗濯物の乾燥を行うことができるようになっている。こうしたドラム式洗濯乾燥機ではその多くが、衣類をドラム内に出し入れするための衣類投入口が筐体の前面に設けられ、その衣類投入口を開閉するドアが筐体に設けられている。そして、そのドアを開くと外槽の前面に形成された開口とドラムの前端面に設けられた開口とを通して、ドラム内部が覗くように構成されている。
上記構成のような洗濯乾燥機では、外槽の開口と筐体の衣類投入口との間はゴム等の弾性部材から成る略筒形状のパッキンで接続されており、ドアが閉鎖された状態では外槽内の密閉性は比較的高い。そのため、洗いやすすぎの際に給水バルブが開放されて外槽内に水道水が勢いよく導入される場合、外槽内の空気が急には外部に逃げられず外槽内の空気圧が急に上昇する。その結果、外槽内に水が入りにくくなったり、甚だしい場合には洗剤容器から外槽に至る給水路中を水が逆流し、洗剤容器を収容した給水口部から機外に水が漏れ出してしまったりするおそれがある。
こうした問題を解決するために特許文献1に記載のドラム式洗濯機では、外槽の上部に外槽内部と外槽外部とを連通する連通路を通気路として設けるようにしている。これによれば、外槽内に給水が行われる際に外槽内の空気が連通路を経て外槽外部に逃げるので、外槽内の空気圧の上昇が抑えられ、外槽への水の導入を円滑に行うことができる。
ところが、特に筐体の前面に衣類投入用のドアを設けた構造のドラム式洗濯乾燥機では、外槽が揺動したときに衣類投入口と外槽開口との間を接続するパッキンが伸縮し、それによって外槽内の空間の容積が大きく変動する。そのため、パッキンが急に収縮しようとしたときに外槽内の空気圧が急に上昇すると、その空気圧が抵抗になってパッキンの収縮に支障をきたし、適切な揺動が妨げられる場合もある。こうした際の空気圧の上昇は上記のような給水時よりもさらに急で大きいため、通気路を通しての空気の流通量を多くする、つまりは通気路の開口断面積を大きくしておかないと十分な対応が難しい。
しかしながら、当然のことながら通気路の開口断面積を大きくすると外槽の気密性を落とすことになり、乾燥運転時に洗濯物から吐き出された水蒸気を多量に含む空気が外槽内に充満したときに、水蒸気の一部が通気路を通して外槽外部に排出され易くなる。その結果、筐体内で結露が発生し、各種電気回路の絶縁不良などの原因となるほか、金属製部材の腐食の原因となるおそれがある。また、脱水運転時にはドラム内の洗濯物から飛散した水が外槽の周面全体に掛かるため、こうした水が通気路から外槽外に飛び出して周囲の部材が被水するおそれもある。
さらにまた、非特許文献1に記載のように洗濯物の脱臭や殺菌のためにオゾンを利用する洗濯機においては、上記通気路を通して水蒸気のみならずオゾンが漏れるおそれがある。こうした際に機外に漏れるオゾンの濃度はそれほど高いものではなく通常の使用状態であれば人体に影響を及ぼすことはないものの、オゾンには特有の臭いがあって敏感な使用者にとっては気になるものである。そのため、外槽の外部へのオゾンの漏出はできるだけ抑えることが望ましい。
特開2003−311094号公報 「ドラム式洗濯乾燥機 AWD-AQ1」、[online]、三洋電機株式会社、[平成18年8月14日検索] 、インターネット<URL : http://www.sanyo-laundry.com/aq1/index.html>
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、給水時の外槽への円滑な水の導入や外槽の揺動時のパッキンの円滑な伸縮を確保しながら、乾燥運転時の水蒸気の漏出やオゾンの漏出などを防止又は軽減することができる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するために成された第1発明は、前面に衣類投入口が形成された筐体と、前記衣類投入口を開閉するためのドアと、前記筐体内に配設され前記衣類投入口に対面する位置に開口を有する外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記筐体の衣類投入口と前記外槽の開口との間に装着された略筒状のパッキンと、を具備するドラム式の洗濯機において、
前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
該通気用管路の出口側端部を前記外槽に対して固定するために該外槽の外側に一体に形成された、前記通気用管路の外周面を保持する開口部と、該開口部の周縁の一部が切り欠かれた切欠部とを有する取付片と、
前記通気用管路の出口開口端の内側に挿嵌される挿嵌部を有し内部に管路が形成された、前記通気用管路よりも高い剛性を有する末端部材と、
を備え、前記取付片による前記通気用管路の保持個所の内周側位置まで前記末端部材の挿嵌部を前記通気用管路の内部に挿入することにより、前記取付片によって前記通気用管路と前記末端部材とを共に保持するようにしたことを特徴としている。
ここで末端部材は少なくとも通気用管路よりも剛性の高い別部材であり、その機能としては例えば、可撓性を有する通気用管路の出口開口端の形状を保ったり(変形を防いだり)、通気用管路を通した通気路の流れ抵抗を大きくしたり、或いは、通気用管路を通した外槽内から外槽外への流れの方向を下向きに規制したり、といった機能を持たせることができる。但し、この末端部材はさらに別の通気用管路などを中継する中継部材であってもよい。
第1発明に係る洗濯機において、具体的には、末端部材の挿嵌部の外径を通気用管路の内径よりも少し大きくし、通気用管路の外径と取付片の開口部の内径とをほぼ同程度に設定しておくとよい。この場合、通気用管路の出口側端部の外周面を取付片の開口部で保持した状態で、通気用管路の出口開口端に末端部材の挿嵌部を差し込んで押し入れると、弾性を有する通気用管路は外周側からは取付片の開口部による押圧を受け、内周側からは末端部材の挿嵌部による押圧を受けて圧潰される。その弾性反発力により通気用管路は取付片に保持され、さらに末端部材も取付片に保持されて抜けにくくなる。
脱水運転時など外槽が振動する際に、通気用管路が動いて外槽自体やその周囲の部品と接触すると騒音や管路の損傷の原因となるため、通気用管路が容易に動かないようにホース固定金具(ステイなど)を取り付けて外槽にネジ止めする等の処理を行う必要がある。これに対し、第1発明に係る洗濯機では、上述のように外槽に一体に形成した取付片により簡単に通気用管路及び末端部材を固定できるので、製造ラインにおいてこれらの固定のための作業に要する時間が短くて済み、必要な部品点数も減らしてコストの削減を図ることができる。
また、例えば排気孔を外槽の前部側の上部に設け、通気用管路を外槽の外面に沿わせながら外槽底部の後部側まで引き回すと、通気用管路の長さはかなり長いものとなる。乾燥運転時にはドラム内の洗濯物から吐き出された水蒸気の一部は排気孔を経て通気用管路の中に流出するが、この管路が長ければ途中で冷却されて凝縮液化(結露)が促進されるため、通気用管路の出口開口端まで水蒸気は到達しにくい。それにより、筐体の内部への水蒸気の漏出を防止し、筐体内部での結露を防止するのに有効である。
通気用管路の内部で水蒸気が滞留すれば、それだけ該管路内での結露が生じ易い。上述のように末端部材により通気用管路を通した通気路の流れ抵抗を大きくすれば水蒸気は滞留し易いから、これにより通気用管路内での結露を一層促進させて、筐体内部への水蒸気の漏出を一段と軽減することができる。
また、通気用管路の内部で結露により生じた水は管路を流れて出口開口端から末端部材の管路を通して流出することになる。上述のように末端部材により通気用管路を通した外槽内から外槽外への流れの方向を下向きに規制するようにしておけば、流出した水の落下位置を決めることができる。この場合、末端部材の下方に向いた開口の下方に水を吸収して保持する吸水手段を設けた構成とすることが好ましい。これによれば、流出した結露水を周囲に飛散させずに、例えば非使用時にゆっくりと揮散させることができる。
また、上述したように通気用管路内で水蒸気を除去できるので、その分、該管路や排気孔の開口断面積を比較的大きくしておくことができる。これにより、外槽内への給水時はもちろんのこと、外槽が大きく揺動してパッキンの伸縮により外槽内の空間の容積が大きく変動する場合にも外槽内の空気圧が速やかに調整されるので、外槽内へ送られる水の滞流や逆流を回避できるとともに、外槽の揺動が不所望に妨げられることを防止することができる。
第1発明に係る洗濯機において、通気用管路、取付片(外槽)及び末端部材を構成する材料は特に限定されないが、例えば、通気用管路は軟質塩化ビニル樹脂から成り、取付片及び末端部材はポリプロピレン樹脂又はグラスファイバ強化ポリプロピレン樹脂から成るものとすることができる。
また上記課題を解決するために成された第2発明は、前面に衣類投入口が形成された筐体と、前記衣類投入口を開閉するためのドアと、前記筐体内に配設され前記衣類投入口に対面する位置に開口を有する外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記筐体の衣類投入口と前記外槽の開口との間に装着された略筒状のパッキンと、を具備するドラム式の洗濯機において、
前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
該通気用管路の出口側開口端に設けられた、乾燥時に前記外槽内で発生した水蒸気が外槽外部に漏出することを防止するための開閉弁と、
を備えることを特徴としている。
この第2発明に係る洗濯機では、上述したようにその内部で水蒸気を結露させる機能を有する通気用管路の末端部にさらに開閉弁を設ける。この開閉弁は、例えば外槽内への給水時や外槽が大きな揺動した際にパッキンの収縮に伴う外槽内の空気圧の急な上昇に応じて通気路を開放し、そうした空気圧の急上昇がない状態では通気路を閉鎖する逆止弁である構成とすることができる。また好ましい構成として、通気用管路の入口開口端が接続される上記排気孔は外槽の上部に設けられ、通気用管路の出口側開口端は外槽の下部にあるような構成とするとよい。
第2発明に係る洗濯機によれば、外槽内の空気圧が急上昇する際に開閉弁が開いて外槽内の空気の一部は通気用管路を通して外槽外部に排出される。これにより、外槽内の空気圧上昇は抑えられるので、外槽内へ送られる水は滞流や逆流することなく、円滑に外槽内に供給される。また、パッキンは特に抵抗を受けずに収縮して外槽は適切に揺動する。一方、乾燥運転時にドラム内の洗濯物からは水蒸気が吐き出されるが、この水蒸気は通気用管路内で速やかに凝縮液化するので外槽内の空気圧はあまり上昇しない。そのため開閉弁は開かないか、或いは開いてもごく僅かであるため、外槽外部への水蒸気の漏出を一層確実に抑えることができる。
なお、第1及び第2発明に係る洗濯機は、外槽の内部にオゾンを供給するオゾン供給手段を備えるものに特に有用である。オゾンは洗濯物の脱臭や殺菌に利用することができる。
例えば乾燥運転の際などに外槽内にオゾンが供給されると、オゾンの一部は排気孔を経て通気用管路内に流れ出す。しかしながら、一般にオゾンは分解し易いため、水蒸気が通気用管路内で結露するのと同様に、通気用管路内を通過する間に分解が促進されて無臭の酸素になる。これにより、筐体内部にオゾンが漏出することを抑えることができる。特に第2発明に係る洗濯機によれば、開閉弁によりオゾンの漏出は一層軽減されることになる。
また上記第1、第2発明は、筐体の前面に衣類投入口を開閉するドアが設けられた、いわゆるフロントオープンタイプのドラム式洗濯機であるが、外槽が略密閉される構造の洗濯機であれば上記と同様の問題が生じるため、上記発明の構成が有効である。こうした構造の洗濯機としては、いわゆるトップオープンタイプのドラム式洗濯機、温風循環方式の乾燥機能を有する縦型洗濯乾燥機、上面が開放された外槽の上面開口を開閉する外槽蓋が設けられた縦型洗濯機などが挙げられる。
即ち、第1発明に係る洗濯機に対応した第3発明に係る洗濯機は、蓋体により開閉自在であって水が貯留される外槽の内部で洗濯物の洗濯を行う洗濯機において、
前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
該通気用管路の出口側端部を前記外槽に対して固定するために該外槽の外側に一体に形成され、前記通気用管路の外周面を保持する保持部を有する取付片と、
前記通気用管路の出口開口端に装着される前記通気用管路よりも高い剛性を有する末端部材と、
を備え、前記取付片の保持部により前記通気用管路と前記末端部材とを共に保持するようにしたことを特徴としている。
また第2発明に係る洗濯機に対応した第4発明に係る洗濯機は、蓋体により開閉自在であって水が貯留される外槽の内部で洗濯物の洗濯を行う洗濯機において、
前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
該通気用管路の出口側開口端に設けられた、乾燥時に前記外槽内で発生した水蒸気が外槽外部に漏出することを防止するための開閉弁と、
を備えることを特徴としている。
第1乃至第4発明に係る洗濯機によれば、外槽への給水時の水の逆流を防止して円滑な給水を達成できる一方、乾燥運転中に外槽からの水蒸気の漏出を抑制することができ、そうした水蒸気が筐体内で結露することを防止することができる。また、乾燥運転時などにオゾンが利用される場合には、オゾンが筐体内部に漏出することも防止することができる。
また第1及び第3発明に係る洗濯機によれば、通気用管路や末端部材の取付作業を効率的に行うことができるとともに、部品数を減らしてコストの削減が可能である。
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図、図3は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図である。
図1に示すように、略立方体形状である筐体1の前面には略円形状の衣類投入口2が形成され、衣類投入口2は内部を透視可能である横開き式のドア3で開閉自在である。この衣類投入口2の上には、左右に細長く、各種操作キーや表示器が配置された操作パネル4が設けられ、その左側には引き出し式の洗剤容器5が設置され、右側には同じく引き出し式の乾燥フィルタ容器6が設置されている。筐体1の上面後部には一端が水道栓に接続される給水ホースの他端が接続される給水ホース接続口7が配置され、その右隣には一端が浴槽内の風呂水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水ホース接続口8が配置されている。給水ホース接続口7は後述する給水バルブ21の入水口を直接上面に露出させることで形成されており、風呂水ホース接続口8は風呂水ポンプ22の入水口を直接上面に露出させることで形成されている。
筐体1の内部には、周面が略円筒形状である外槽10が左右両下側方を支持するダンパ11と上部を牽引する図示しないばねとにより適度に揺動自在に保持されている。外槽10の前面には扁平円筒形状に延出したフランジ10aが形成され、その内側に衣類投入口2に相対して円形状に開口した外槽前面開口10bが形成されている。フランジ10aと衣類投入口2の周縁部とはゴムなどの弾性体から成る扁平円筒形状のパッキン12によって連結されている。外槽10の内部には、洗濯物を収容するための周面略円筒形状のドラム13が前後方向に延伸し且つ前上がりに傾斜して設けられた主軸14により軸支されている。ドラム13の前端面には大きく開口したドラム前面開口13aが形成されており、ドア3が開放されると、前方斜め上から外槽前面開口10bとこのドラム前面開口13aとを通して、ドラム13内部が覗き込めるようになっている。
主軸14の前端はドラム13の後面に強固に固定され、外槽10の後面部に装着された軸受固定部材15に保持される軸受16により回転自在に支承されている。外槽10の後方側に突出した主軸14の端部には、ダイレクトドライブ方式のモータとしてアウタロータ型のモータ17のロータ172が取り付けられ、一方、軸受固定部材15にはモータ17のステータ171が固定されている。永久磁石を含むロータ172は巻線を含むステータ171の外周側を取り囲むように配置されており、ステータ171に駆動電流が供給されるとロータ172は回転し、主軸14を介してロータ172と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
筐体1内の上部空間には、給水バルブ21、風呂水ポンプ22、注水口部23を含む給水ユニット20が配設されている。この給水バルブ21の上方に指向した入水口が上記給水ホース接続口7であり、風呂水ポンプ22の上方に指向した入水口が上記風呂水ホース接続口8である。洗剤容器5を引き出し自在に内装する注水口部23は給水バルブ21の前方に配置され、給水バルブ21や風呂水ポンプ22を経て注水口部23に供給された水は主として洗剤容器5の内部を通り、注水口部23の底部に接続された注水管24を通して外槽10の後部に設けられた注水口25から外槽10内へと供給される。
上述したように給水が行われて外槽10に貯留した水は、ドラム13の周壁面に多数穿孔された通水穴13bを通してドラム13内へと流入する。また、ドラム13の高速回転による遠心脱水時にドラム13内で洗濯物から吐き出された水は通水穴13bを通して外槽10側へと飛散する。外槽10の底部後方には排水口26が設けられ、排水口26は排水バルブ27の流入口に接続されており、この排水バルブ27が開放されると外槽10内に貯留されている水は筐体1の側面下部に形成された排出口29から機外へ引き出される図示しない排水ホースを通して排出される。
一方、排水口26は貯水バルブ31の流入口にも接続されており、排水バルブ27が閉鎖状態であって貯水バルブ31が開放されると、外槽10内に貯留されている水は排水管28ではなく、外槽10の下方に設置されている、30リットル程度の容量を有する貯水タンク30に流れ込む。これにより、洗濯に一度使用された水を廃棄せずに貯水タンク30に溜めることができる。貯水タンク30と注水口部23とは、その途中に中水ポンプ32が設けられた環流水路33により接続されている。さらに貯水タンク30の上には無声放電によりオゾンを発生するオゾン発生器(本発明におけるオゾン供給手段に相当)34が設けられ、オゾン発生器34により発生されたオゾンガスは、ポンプ35の作用により循環する貯水タンク30の貯留水にエジェクタ36を介して吹き込まれるようになっている。
このドラム式洗濯乾燥機では、水道水による最終すすぎが実行された後、そのすすぎに使用された水は廃棄されずに貯水タンク30に貯留される。周知のようにオゾンはその強い酸化作用により、有機物の分解、殺菌、脱臭などの作用を持つ。そのため、上記のようにオゾンが吹き込まれることで貯水タンク30の水に雑菌が繁殖するのが抑えられる。次の洗濯の際に中水給水が指定されると、給水実行時に中水ポンプ32が作動され、貯水タンク30に貯留されている中水が吸引されて環流水路33を通して注水口部23に送られ、水道水や風呂水の代わりに洗剤容器5を経て外槽10内に供給される。これにより、洗濯に使用する水の水量を従来よりも大幅に削減することができる。また、この中水は乾燥運転時の除湿にも利用可能である。
また乾燥機能として、図3に示すように、外槽10の後面下部に空気排出口40が設けられ、その空気排出口40に接続された通風路41は外槽10の後方、側方及び上方を通って外槽10前面上部に設けられた空気供給口42に接続されている。この通風路41の途中には、前方に引き出し自在である乾燥フィルタ容器6内に収納された乾燥フィルタ(図示しない)、ファンモータ43により回転駆動されるファン44、乾燥用のヒータ45が配設されている。また、通風路41の直立部には図示しない冷却水ホースの端部が接続されている。さらに、上記オゾン発生器34で発生したオゾンを送給するオゾン供給管46はファン44のケーシングに接続されている。
而して、乾燥運転時には、ファン44により生起された空気流がヒータ45で加熱された後に空気供給口42から吐き出されて外槽10内に供給される。その加熱空気はドラム13内部を通過する際に洗濯物と熱交換を行って水分を奪い、空気排出口40を通って通風路41に流れ込む。通風路41の直立部には冷却水ホースを介して水が連続的又は間欠的に流下されており、水蒸気を多量に含む加熱空気がこの冷却水に接触すると水蒸気は凝縮して結露する。結露した水は冷却水と共に通風路41の内壁を伝い落ちて外槽10内に流れ、排水口26から排出される。通風路41内で水蒸気が除かれた乾いた空気は乾燥フィルタを通過し、ファン44を経てヒータ45に戻る、というように循環する。乾燥フィルタを通過する際に空気に混入している糸屑、塵埃、花粉などの異物が除去される。また、上記のように通風路41内に空気流が生起されている状態でオゾン発生器34が作動すると、ファン44による吸引作用によりオゾン供給管46を経たオゾンが通風路41内に引き込まれ外槽10に供給される。これにより、乾燥運転時にドラム13内に収容されている洗濯物の脱臭・殺菌を行うことができる。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機の特徴的な構成とその作用について説明する。図4は外槽10とこれに装着された各種部材を含む外槽ユニットを示す正面図、図5は同じ外槽ユニットの下面図、図6は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の背面板を取り外した状態での背面図、図7〜図9は排気ホース取付構造を説明するための外槽10の底面左後部の拡大斜視図、図10は排気ホース取付構造を説明するための概略縦断面図である。
このドラム式洗濯乾燥機では、外槽10の前面開口10bを取り囲むフランジ10aの上部に筒状の排気孔10cが形成されている。そして、この排気孔10cには可撓性を有する材料(例えば軟質ポリ塩化ビニル樹脂など)から成る排気ホース(本発明における通気用管路に相当)50の一端が接続され、該排気ホース50は図4に示すようにフランジ10aの左方外周に沿って外槽10の底面側まで引き回され、さらに後方側に屈曲されて外槽10の底面に沿ってほぼ真っ直ぐ後方に延ばされている。排気ホース50の途中には固定具51が取り付けられ、この固定具51を外槽10を構成する外槽胴部材にネジ止めすることで排気ホース50は外槽10に対して固定されている。
排気ホース50の末端部は外槽10の底面の後部に位置しているが、これを固定するために、外槽10の底面の左側後部には取付片52を外槽(外槽胴部材)10と一体に下方に延出するように形成してある。この取付片52は、外槽10の底部から下垂する平面板状で両側方に補強用のリブが形成されており、その平面板状部52aには排気ホース50を保持する円形状の開口52bが形成され、且つその開口52bの下方側では平面板状部52aに切欠部52cが形成されている。なお、外槽10を構成する外槽胴部材の材料、つまりは取付片52の材料はグラスファイバ強化ポリプロピレン樹脂であって高い強度を有している。
排気ホース50の末端の出口開口50aには略L字状に屈曲した管路を有する、ポリプロピレン樹脂から成るエルボ管(本発明における末端部材)53が装着される。エルボ管53は、排気ホース50の出口開口50aに接続される側の挿嵌部53aの外周面に排気ホース50の挿入位置を決めるためのフランジ53bを有している。このエルボ管53の主な機能は、柔軟で変形し易い排気ホース50の出口開口50aを補強すること、排気ホース50を経た水蒸気や空気、或いは水の出口開口の向きを下向きに規制すること、水蒸気や空気の流れ方向をほぼ直角に曲げることで流れ抵抗を増加させて排気ホース50内での流れを意図的に滞らせること、などである。
ここでは、排気ホース50の外径d2と取付片52の円形状の開口52bの内径d1とは同一で17mm、排気ホース50の内径d3は13mm、エルボ管53の挿嵌部53aの外径d4はd3よりも大きく14mmとなっている。
本実施例のドラム式洗濯乾燥機の製造ラインにおける排気ホース末端部の取付手順としては、上述したように外槽10の底面に配設した排気ホース50の末端部を押し潰して、図7に示すように、取付片52の切欠部52cから開口52bに挿入し、排気ホース50の端部を取付片52の開口52bに保持させる。上述のように排気ホース50の外径d2と取付片52の開口52bの内径d1とは同一であるため、排気ホース50の外周面と取付片52の開口52bの内面とは間には隙間は生じず、排気ホース50自体が押し潰されることもない(図10(b)参照)。
それから、作業者は排気ホース50の端部が開口52bから抜けないように排気ホース50を押さえながら、図8に示すように、排気ホース50の出口開口50aにエルボ管53の挿合部53aを圧入してゆき、フランジ53bが排気ホース50の出口開口50aに当接するまでエルボ管53の挿嵌部53aを差し込む。エルボ管53の挿嵌部53aの外径d4は排気ホース50の内径d3よりも大きいため、エルボ管53の挿嵌部53aを圧入してゆくに伴い、排気ホース50の円筒形状の弾性壁面は外周方向に押し広げられる。ところが、排気ホース50の外周面は取付片52の平面板状部52aで押さえ付けられているため、排気ホース50の弾性壁面は内周側と外周側の両方向からサンドイッチ状に押され圧潰される。そして圧潰された排気ホース50の弾性壁面は逆に弾性力によって取付片52とエルボ管53とを押し返す(図10(c)参照)。これによって、排気ホース50の出口開口50aにはエルボ管53が装着され、排気ホース50は取付片52の開口52bから抜けにくくなり、エルボ管53は排気ホース50から抜けにくくなる。このように外槽10に一体に形成されている取付片52を利用して、排気ホース50とエルボ管53とをまとめて簡単に固定することができる。
図9に示すように、エルボ管53はその開口端面53cがほぼ真下を指向するように装着される。そして、ちょうどその開口端面53cの下方には不織布による吸水部(本発明における吸水手段に相当)54が設置されている。
以上のような構成において、洗いやすすぎ時に給水バルブ21が開放されると、水道栓から比較的大きな水道水圧で以て供給される水道水が注水管24を経て注水口25から外槽10内に供給される。ドア3が閉鎖され排水バルブ27及び貯水バルブ31が閉鎖された状態では外槽10の内部は密閉性が高いため、外槽10内に水が導入されたときに外槽10内の空気圧は急に上昇する。このときに外槽10内の空気は排気孔10c、排気ホース50、エルボ管53を通して外槽10の外側に流出するため、外槽10内の急な空気圧上昇は抑えられる。
仮に外槽10内の空気圧が給水当初に急上昇した状態が続くと、注水口25から外槽10内へ導入されようとする水は空気圧に押されて円滑に入らず、場合によっては注水管24内を逆流してしまうこともある。これに対し、上記のように外槽10内の空気が適宜に外槽10の外部に排出されて外槽10内の空気圧の異常な上昇が抑えられることにより、水は逆流することなく円滑に外槽10内に供給される。
また、洗い、すすぎ、脱水時などに外槽10が揺動するとパッキン12が伸縮することになるが、パッキン12が伸縮すると外槽10内の容積が比較的大きく変動する。そのため、上記のような外槽10からの排気路が確保されていないとパッキン12が収縮しようとしたときに外槽10内の空気圧が急に高まってパッキン12の収縮の妨げになる場合がある。これに対し、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、上述のように排気孔10c、排気ホース50、エルボ管53を通して外槽10内に空気が出入りするため、パッキン12の伸縮に伴う外槽10内の空気圧の調整を良好に行うことができる。
脱水を行うためにドラム13が高速回転されるときには、ドラム13から飛散した水が洗いやすすぎ時よりも勢いよく外槽10の内周面に当たるが、排気孔10cは外槽10の周面側ではなく前縁のフランジ10aに設けられているので排気孔10cには飛散した水は直接当たりにくい。そのため、脱水時に排気ホース50を通して多量の水が流れ出ることを回避できる。また、少量の水が排気孔10cに飛び込んで排気ホース50を伝ってエルボ管53から流出しても、流出した水はその下方に設置されている吸水部54に保持され周囲には流れない。
乾燥運転時には、上述したように空気供給口42から外槽10内に加熱空気が供給され、この加熱空気との熱交換によりドラム13内の洗濯物からは水蒸気が多量に蒸発する。この水蒸気を多量に含む空気は外槽10から空気排出口40を通して通風路41に吸い込まれ、冷却水による凝縮液化により水蒸気は除去される。また水蒸気の一部は排気孔10cを経て排気ホース50にも流れ込む。排気ホース50は全長が約960mmと長く、しかもヒータ45や通風路41から離れた位置に配設されているため筐体1内部の中では比較的温度が低い。さらにまた、排気ホース50の末端には流れ抵抗が比較的大きなエルボ管53が装着されているため排気ホース50内で水蒸気は滞り易い。そのため、排気ホース50に流れ込んだ水蒸気は排気ホース50を通る間に冷却されて結露する。したがって、水蒸気はエルボ管53の開口端面53cまでは達しにくく、途中で結露した水がエルボ管53の開口端面53cから流れ出て、上述のように吸水部54に保持される。これにより、筐体1内部の湿度を抑え筐体1内壁や各部材の表面で水蒸気が結露することを防止することができる。
また、脱臭のためにオゾン発生器34により乾燥時やそのほかのときに外槽10内に循環供給する空気にオゾンを混入させる場合、外槽10内に供給されたオゾンの一部が排気孔10cを経て排気ホース50に流れ込むことになる。しかしながら、オゾンはもともと比較的分解され易い物質であるため、上述のように長い排気ホース50内を通ってエルボ管53の開口端面53cに達するまでの間に分解が促進され、筐体1の内部へ漏出しにくくすることができる。
なお、外槽10外部への水蒸気やオゾンの流出を一層確実に防止するために、簡単な構造の弁をエルボ管53内やエルボ管53と排気ホース50との接続部分などに設けるようにしてもよい。
図11(a)は弁を設ける場合の構造の一例を示す縦断面図、(b)は弁の側面図、(c)は弁の上面図である。この場合には、エルボ管53の挿嵌部53aの内側に排気ホース50の端部を挿入するが、その際に、弁(本発明における開閉弁に相当)55のヒンジ部55bを排気ホース50の外周面とエルボ管53の内周面との間に挟み込む。これにより、排気ホース50の開口端面50a自体が弁55の弁座として機能する。例えば外槽10へ給水が行われたり外槽10の大きな振動によりパッキン12が収縮したりした際に排気ホース50の右方から大きな圧力で空気が到来すると、ヒンジ部55bを支点として弁体55aが開き、外槽10内の空気を外部に逃がす。一方、それ以外のとき、例えば乾燥運転時などには、自重によって弁体55aは閉鎖する。これにより、水蒸気やオゾン(或いは外部への流出を防止したい外槽10内に供給された特定の気体)の漏出を一層軽減することができる。
また、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において外槽とこれに装着された各種部材を含む外槽ユニットを示す正面図。 図4の外槽ユニットの下面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の背面板を取り外した状態での背面図。 排気ホース取付構造を説明するための外槽の底面左後部の拡大斜視図。 排気ホース取付構造を説明するための外槽の底面左後部の拡大斜視図。 排気ホース取付構造を説明するための外槽の底面左後部の拡大斜視図。 排気ホース取付構造を説明するための概略縦断面図。 本発明の他の実施例による排気ホース端部の構造を示す概略縦断面図。
符号の説明
1…筐体
2…衣類投入口
3…ドア
10…外槽
10a…フランジ
10b…外槽前面開口
10c…排気孔
11…ダンパ
12…パッキン
13…ドラム
14…主軸
15…軸受固定部材
16…軸受
17…モータ
20…給水ユニット
21…給水バルブ
22…風呂水ポンプ
23…注水口部
24…注水管
25…注水口
26…排水口
27…排水バルブ
28…排水管
29…排出口
30…貯水タンク
31…貯水バルブ
32…中水ポンプ
33…環流水路
34…オゾン発生器
35…ポンプ
36…エジェクタ
40…空気排出口
41…通風路
42…空気供給口
43…ファンモータ
44…ファン
45…ヒータ
46…オゾン供給管
50…排気ホース
50a…出口開口
51…固定具
52…取付片
52a…平面板状部
52b…開口
52c…切欠部
53…エルボ管
53a…挿嵌部
53b…フランジ
53c…開口端面
54…吸水部

Claims (9)

  1. 前面に衣類投入口が形成された筐体と、前記衣類投入口を開閉するためのドアと、前記筐体内に配設され前記衣類投入口に対面する位置に開口を有する外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記筐体の衣類投入口と前記外槽の開口との間に装着された略筒状のパッキンと、を具備するドラム式の洗濯機において、
    前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
    該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
    該通気用管路の出口側端部を前記外槽に対して固定するために該外槽の外側に一体に形成された、前記通気用管路の外周面を保持する開口部と、該開口部の周縁の一部が切り欠かれた切欠部とを有する取付片と、
    前記通気用管路の出口開口端の内側に挿嵌される挿嵌部を有し内部に管路が形成された、前記通気用管路よりも高い剛性を有する末端部材と、
    を備え、前記取付片による前記通気用管路の保持個所の内周側位置まで前記末端部材の挿嵌部を前記通気用管路の内部に挿入することにより、前記取付片によって前記通気用管路と前記末端部材とを共に保持するようにしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記末端部材は前記通気用管路を通した通気路の流れ抵抗を大きくするものであることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記末端部材は前記通気用管路を通した外槽内から外槽外への流れの方向を下向きに規制するものであることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記末端部材の下方に向いた開口の下方に水を吸収して保持する吸水手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
  5. 前記通気用管路は軟質塩化ビニル樹脂から成り、前記取付片及び前記末端部材はポリプロピレン樹脂又はグラスファイバ強化ポリプロピレン樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 前面に衣類投入口が形成された筐体と、前記衣類投入口を開閉するためのドアと、前記筐体内に配設され前記衣類投入口に対面する位置に開口を有する外槽と、該外槽の内部に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記筐体の衣類投入口と前記外槽の開口との間に装着された略筒状のパッキンと、を具備するドラム式の洗濯機において、
    前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
    該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
    該通気用管路の出口側開口端に設けられた、乾燥時に前記外槽内で発生した水蒸気が外槽外部に漏出することを防止するための開閉弁と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  7. 前記外槽の内部にオゾンを供給するオゾン供給手段を備えることを特徴とする請求項1又は6に記載の洗濯機。
  8. 蓋体により開閉自在であって水が貯留される外槽の内部で洗濯物の洗濯を行う洗濯機において、
    前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
    該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
    該通気用管路の出口側端部を前記外槽に対して固定するために該外槽の外側に一体に形成され、前記通気用管路の外周面を保持する保持部を有する取付片と、
    前記通気用管路の出口開口端に装着される前記通気用管路よりも高い剛性を有する末端部材と、
    を備え、前記取付片の保持部により前記通気用管路と前記末端部材とを共に保持するようにしたことを特徴とする洗濯機。
  9. 蓋体により開閉自在であって水が貯留される外槽の内部で洗濯物の洗濯を行う洗濯機において、
    前記外槽にあって洗濯時の最高水位よりも高い位置に穿孔された排気孔と、
    該排気孔に入口開口端が接続された可撓性を有する通気用管路と、
    該通気用管路の出口側開口端に設けられた、乾燥時に前記外槽内で発生した水蒸気が外槽外部に漏出することを防止するための開閉弁と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。

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