JP2004228257A - 電波吸収体 - Google Patents

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【課題】λ/4型の電波吸収体の反射板と吸収膜の間に用いるスペーサー部にハニカム構造を採用することにより軽量な電波吸収体を提供する。
【解決手段】電磁波吸収膜層2、中空構造層3、電磁波反射膜層4がこの順に積層され、前記中空構造層3はハニカム構造層又は段ボール構造層であり、前記電磁波吸収膜層2が抵抗皮膜であり、前記電磁波反射膜層4が金属膜又は抵抗皮膜である電波吸収体1であり、前記中空構造層3の片面又は両面にガスバリアー性膜層6を有する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電波吸収体に関するもので、特にハニカム構造を有する電波吸収体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、事業所内PHSや無線LANの利用が広がりを見せるなか、情報の漏洩防止や外部からの侵入電波による誤動作やノイズ防止といった点から、オフィス内での電波環境を整えることが不可欠になっており、そのような電波環境の整備用部材として、既に種々のタイプのものが提案されている。
【0003】
例えば、特公平6−99972号公報には、金属やフェライトなどの電磁シ−ルド部材をビルの躯体に付加することで、広い周波数帯域で任意の周波数の電波を使って情報通信ができる電磁シ−ルド・インテルジェントビルを提供することが述べられている。
【0004】
しかし、このような鉄板、金属網、金属メッシュ、金属箔などの電波反射体やフェライトなどの電波吸収体を電磁シ−ルド部材として用いたものでは、それらの電磁シ−ルド性に周波数選択性が無いため、遮蔽しようとする周波数以外の電波まで遮蔽してしまう。また前記電波反射体はテレビ電波を反射し、受信障害(ゴ−ストの発生)の原因となるため用いることができる箇所が制限される。さらに、電磁シ−ルド部材間の隙間によってシ−ルド性能が大きく低下するため、個々の部材が持つシ−ルド性能を十分発揮させるには、部材間の接続や接地など施工面での厳密性が要求される。
【0005】
特開平10−169039号公報は、このような問題点を解消するもので、線状のアンテナ素子を定期的(規則的)に配列させることで、遮蔽しようとする特定周波数の電波のみを遮蔽し、部材間の接続や接地も必要ないという優れたものである。
【0006】
しかし、その遮蔽は反射損失によるものが大部分であるため、オフィス内部において反射電波による画面の揺らぎや誤動作などが起こる場合があるのが問題である。
【0007】
特開平5−335832号公報の発明は、共にこのようなオフィス内部における電波反射に起因する問題を解消するもの、即ち特定周波数の電波を選択的に吸収するものであり、抵抗皮膜と電波反射体とを誘電体(厚さがこの誘電体内における電波波長の4分の1)を挟んで配置し、特定周波数の電波のみを選択的に吸収する、いわゆるλ/4型電波吸収体に関するものである。
【0008】
しかし、この電波吸収体にもそれぞれ以下に述べるような欠点がある。即ち吸収量が大きく、周波数選択性にも優れるが、この場合には吸収する周波数が低くなるにつれて、誘電体の厚みが厚くなり、全体の重量が重くなるという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような従来の電波吸収体が持つ不都合を解消することを目的としたものである。即ち、λ/4型の電波吸収体の反射板と吸収膜の間に用いるスペーサー部にハニカム構造を採用することにより、軽量な電波吸収体を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成するためのものであって、本発明の請求項1に係る発明は、電磁波吸収膜層、中空構造層、電磁波反射膜層がこの順に積層されていることを特徴とする電波吸収体である。
【0011】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1において、前記中空構造層がハニカム構造層又は段ボール構造層であることを特徴とする電波吸収体である。
【0012】
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は2において、前記電磁波吸収膜層が抵抗皮膜であることを特徴とする電波吸収体である。
【0013】
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項において前記電磁波反射膜層が金属膜であることを特徴とする電波吸収体である。
【0014】
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項において前記電磁波反射膜層が抵抗皮膜であることを特徴とする電波吸収体である。
【0015】
本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項1乃至5のいずれか1項において、前記電磁波吸収膜層上に化粧シートを有することを特徴とする電波吸収体である。
【0016】
本発明の請求項7に係る発明は、上記請求項1乃至6のいずれか1項において、前記電磁波反射膜層上に化粧シートを有することを特徴とする電波吸収体である。
【0017】
本発明の請求項8に係る発明は、上記請求項1乃至7のいずれか1項において前記中空構造層の片面又は両面にガスバリアー性膜層を有することを特徴とする電波吸収体である。
【0018】
本発明の請求項9に係る発明は、上記請求項1乃至7のいずれか1項において前記電磁波吸収膜層又は/及び電磁波反射膜層がガスバリアー性を有することを特徴とする電波吸収体である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電波吸収体について図面を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の電波吸収体の一例を示した側断面図であり、電波吸収体1は、電磁波吸収膜層2と、中空構造層3と、電磁波反射膜層4からなる。また図中の矢印A、Bは、それぞれ電波の到来方向を表したものである。
【0020】
電磁波吸収膜層2は、電磁波吸収膜の単膜により構成され、中空構造層3の片面に直接形成されていてもよいし、フィルム基材2aの表面に電磁波吸収膜層2bを形成した電磁波吸収フィルムシートを、そのフィルム基材2a側又は電磁波吸収膜層2b側を中空構造層3の片面に重ね合わせて貼り合わせて形成されていてもよい。
【0021】
また、電磁波反射膜層4は、電磁波反射膜の単膜により構成され、中空構造層3の片面に直接形成されていてもよいし、フィルム基材4aの表面に電磁波反射膜層4bを形成した電磁波反射フィルムシートを、そのフィルム基材4a側又は電磁波反射膜層4b側を中空構造層3の他の片面に重ね合わせて貼り合わせて形成されていてもよい。
【0022】
ここで電磁波吸収膜層2は抵抗体皮膜であって、金属酸化物、金属窒化物等の無機酸化物、あるいはその混合物の蒸着膜、スパッタリング膜、CVD膜(化学的蒸着膜)、あるいはその積層体、炭素粒子などの抵抗体粒子をゴムや高分子樹脂中に分散させた複合型抵抗体などであり、その形態や製造方法、厚さなどに本質的な限定を受けるものではないが、A方向から到来する遮蔽しようとする電波を十分吸収させるために、その抵抗体皮膜の表面において、進行波と反射波の間でインピーダンスをマッチングさせる必要がある。そのため、抵抗体皮膜の厚みや誘電率、表面抵抗は、伝送線路理論や電磁界解析を用いて決定することが望ましい。また、電磁波吸収膜層2(又は2b)を、酸化珪素や酸化アルミ等のガスバリアー性の無機酸化物による薄膜層(又は蒸着膜層)とすることにより、本発明の電波吸収体にガスバリアー性を付与することができる。
【0023】
中空構造層3は、構造体部5(区画シート部)と該構造体部5により挟まれた中空部5aとからなり、ガラス、セラミックス、紙、木材、有機高分子など、その材質に本質的な制限を受けるものではなく、複数の材質を組み合わせて用いることもできるが、その厚みは、中空構造層の誘電率や吸収する電波の周波数によって決定される。そして、その厚みの決定についても、伝送線路理論や電磁界解析が有効である。
【0024】
中空構造層3としては、例えば図1(b)に示すようにハニカム構造層3(六角筒構造の区画シート部)を採用でき、六角筒状のハニカム構造体部5と、該構造体部5により挟まれた中空部5aとにより構成されるハニカム構造を用いることにより軽量化した上で、強度の増加を期待でき、使用する材料を減少させる効果もあるため、使用後の廃材の減少や製造コストの低減も期待できる。
【0025】
また中空構造層3としては、図2(a)の平面図に示すように六角筒状(ハニカム構造)以外に、四角筒状、三角筒状の構造体部5(区画シート部)によるもの、あるいは図2(b)の平面図に示すように複数の円筒状の構造体部5(区画シート部)によるものなどがある。
【0026】
また、中空構造層3としては、図4(a)〜(b)の側面図に示すように、直線上の板3a(ライナーシート)と波状の板3b(コルゲートシート)との組み合わせによる構造体部5(区画シート部)と中空部5aとによる段ボール状構造など様々な形状があげられるが、上記の形状に限られるものではない。
【0027】
電磁波反射膜層4は、金属膜又は抵抗被膜であって、金属箔、金属網や金属、金属酸化物、金属窒化物あるいはその混合物の蒸着膜、スパッタリング膜、CVD膜(化学的蒸着膜)、あるいはその積層体、又は炭素粒子などの抵抗体粒子をゴムや高分子樹脂中に分散させた複合型抵抗体などがあり、その形態や製造方法、厚さなどに本質的な限定を受けるものではないが、A方向およびB方向から到来する遮蔽しようとする電波を十分反射させるためには、その表面の抵抗値は十分低いことが必要である。そのため、電磁波反射膜層4の厚みや、誘電率、表面抵抗は、伝送線路理論や電磁界解析を用いて決定することが望ましい。また、電磁波反射膜層4(又は4b)を、ガスバリアー性のある酸化珪素や酸化アルミ等の金属酸化物や無機酸化物、その他ポリビニルアルコール等の高分子樹脂を用いた薄膜層(又は蒸着膜層)による抵抗被膜とすることにより、本発明の電波吸収体にガスバリアー性を付与することができる。
【0028】
図4は、本発明の電波吸収体1の全体を等価回路化した回路模式図であり、電波吸収体1の電磁波反射膜層4(金属膜又は抵抗体皮膜)に近い方から順々に入力インピーダンスを算出していき、最終的に該電波吸収体1の電磁波吸収膜層2(樹脂フィルム基材の表面に抵抗体皮膜を設けたもの)の表面の入力インピーダンスZin3 を求める。このZin3 から電波吸収体1の反射係数Γは、
Γ=(Zin3 −Z0 )/(Zin3 +Z0 )
(但し、Z0 は電波吸収体が置かれた自由空間のインピーダンス377Ω/□)
という式で求められ、このΓが0.3以下であれば、電波吸収体として機能するが、好ましくは0.1以下である。
【0029】
図5は、本発明の電波吸収体の他の例を示した側断面図であり、電波吸収体1は、電磁波吸収膜層2と、中空構造層3と、電磁波反射膜層4からなり、中空構造層3の片側又は両側にガスバリアー性膜層6を設けているものである。
【0030】
ガスバリアー性膜層6としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材の表面に酸化珪素や酸化アルミ等の無機酸化物のガスバリアー性薄膜層を蒸着したガスバリアー性フィルムが使用できる。
【0031】
図6は、ガスバリアー性膜層6を設けた場合の本発明の電波吸収体1における全体を等価回路化した回路模式図であり、電波吸収体1の電磁波反射膜層4(金属膜又は抵抗体皮膜)に近い方から順々に、入力インピーダンスを算出していき、最終的に該電波吸収体1の電磁波吸収膜層2(樹脂フィルム基材の表面に抵抗体皮膜を設けたもの)の表面の入力インピーダンスZin5 を求める。このZin5 から電波吸収体1の反射係数Γは、
Γ=(Zin5 −Z0 )/(Zin5 +Z0 )
(但し、Z0 は電波吸収体が置かれた自由空間のインピーダンス377Ω/□)
という式で求められ、このΓが0.3以下であれば、電波吸収体として機能するが、好ましくは0.1以下である。
【0032】
【実施例】
以下に本発明の電波吸収体の具体的実施例を説明する。
【0033】
<実施例1>
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材の表面に377Ω/□の表面抵抗値を持つ抵抗皮膜を形成した電磁波吸収膜層2、24.1mm厚の紙製ハニカム構造層による中空構造層3、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材の表面に10nmのアルミニウム金属膜を蒸着した電磁波反射膜層4を、この順に重ね合わせて貼り合わせることにより2.45GHZ において電波を遮蔽する600mm×600mmサイズのシート状の電波吸収体を作製した。
【0034】
上記実施例1により得られた2.45GHZ において電波を吸収する本発明の電波吸収体1の性能を表1に示す。測定は自由空間において行い、透過減衰量測定は透過損失法、反射減衰量測定は反射電力法を用いて行った。透過減衰量測定では、試料を何も入れない場合と比較して、何dB 透過量が減少したかを測定し、反射減衰量測定に関しては、同サイズの金属板と比較して何dB 反射量が減少したかを測定した。測定範囲は2GHZ から20GHZ の範囲で行い、ネットワークアナライザー(ヒューレッドパッカード社製:HP8522C)のS21モードにおいて測定した。
【0035】
<実施例2>
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材の表面に377Ω/□の表面抵抗値を持つ抵抗皮膜を形成した電磁波吸収膜層2、ポリエチレンテレフタレートフィルム基材に酸化アルミニウムの薄膜層を蒸着したバリアー性膜層6、24.1mm厚の紙製ハニカム構造層による中空構造層3、ポリエチレンテレフタレートフィルム基材に酸化アルミニウムの薄膜層を蒸着したバリアー性膜層6、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材の表面に10nmのアルミニウム金属膜を蒸着した電磁波反射膜層4を、この順に重ね合わせて貼り合わせることにより、2.45GHZ において電波を遮蔽する600mm×600mmサイズのシート状の電波吸収体を作製した。
【0036】
尚、上記実施例2による2.45GHZ において電波を吸収する電波吸収体1の性能を表1に示す。性能は、上記実施例1と同様にして測定した。
【0037】
【表1】
Figure 2004228257
【0038】
表1によれば、上記実施例1−2により得られた本発明の電波吸収体は、今までの吸収体と同等の性能を維持しつつ、電波吸収体の重量を軽くできることが確認できた。
【0039】
<実施例3>
上記実施例1、2にて得られた本発明の電波吸収体1を、室温40℃、湿度90%RHの部屋に60時間放置した場合の該電波吸収体1の反りを測定した。反り量は、電波吸収体1を平坦な床面に水平に載置し、その吸収体1の端部における上下に歪んだ部分(床面との間に生じた隙間)の距離を測定することにより求め、その反り量を該吸収体1の全長で割ることにより反り率を求め規格化した。その反り率を表2に示す。
【0040】
【表2】
Figure 2004228257
【0041】
上記表2に示すように、実施例2にて得られたガスバリアー性膜層6を中空構造層3の両側に設けた本発明の電波吸収体1は、実施例1にて得られたガスバリアー性膜層6を設けない本発明の電波吸収体1と比較して、そのガスバリアー性膜層6の作用により湿気が遮断され、高湿度の状態においても電波吸収体1の中空構造層3内に湿気が到達せず電波吸収体1は変形しないことが確認された。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電波吸収体の中間層に中空構造層を設けたので、今までよりも重量を大幅に減少させた電波吸収体を供給でき、さらに遮蔽しようとする電波のうち、電波吸収体の電磁波吸収膜層側から到来するものは電磁波吸収膜層にて吸収し、電磁波反射膜層側から到来するものは電磁波反射膜層にて反射させることが可能となるものである。また電波吸収体にガスバリアー性膜層を設けることにより、高湿度の状態においても電波吸収体の中空構造層内に湿気が到達せず電波吸収体の湿度による変形を回避できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係わる電波吸収体の積層構造の実施の形態を示す側断面図、(b)はその電波吸収体の中空構造層としてハニカム構造層を説明する斜視図。
【図2】(a)〜(b)は本発明に係わる電波吸収体の各種の中空構造層を説明する平面図。
【図3】(a)〜(b)は本発明に係わる電波吸収体の各種の中空構造層を説明する平面図。
【図4】本発明に係わる電波吸収体の表面抵抗に関して等価回路化した模式図。
【図5】本発明に係わる電波吸収体の積層構造の他の実施の形態を示す側断面図。
【図6】本発明に係わる電波吸収体の積層構造の他の実施の形態における表面抵抗に関して等価回路化した模式図。
【符号の説明】
1…電波吸収体 2…電磁波吸収膜層 3…中空構造層 3a…ライナーシート
3b…コルゲートシート(波状シート) 4…電磁波反射膜層 5…区画シート
5a…中空部 6…ガスバリアー性膜層
A…電波吸収体への入射波(室内側からの入射波)
B…電波吸収体への入射波(室外側からの入射波)

Claims (9)

  1. λ/4型の厚さを有する電磁波吸収体において、電磁波吸収膜層、中空構造層、電磁波反射膜層が順に積層されていることを特徴とする電波吸収体。
  2. 請求項1において、前記中空構造層がハニカム構造層又は段ボール構造層であることを特徴とする電波吸収体。
  3. 請求項1又は2において、前記電磁波吸収膜が抵抗皮膜であることを特徴とする電波吸収体。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記電磁波反射膜が金属膜であることを特徴とする電波吸収体。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記電磁波反射膜が抵抗皮膜であることを特徴とする電波吸収体。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、前記電磁波吸収膜上に化粧シートを有することを特徴とする電波吸収体。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項において、前記電磁波反射膜上に化粧シートを有することを特徴とする電波吸収体。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項において、前記中空構造層の片面又は両面にガスバリアー性膜層を有することを特徴とする電波吸収体。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項において、前記電磁波吸収膜層又は/及び電磁波反射膜層がガスバリアー性を有することを特徴とする電波吸収体。
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