JP2004226880A - 表示パネルおよびその製造方法 - Google Patents

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Ayafumi Ota
純史 太田
Toshiyuki Yoshimizu
敏幸 吉水
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Abstract

【課題】製造ライン上での制約を受けることなく、表示パネルの薄型軽量化を実現する。
【解決手段】液晶パネルP1は、それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板1,2と、一対のガラス基板1,2を接合するシール材4とを備える。一対のガラス基板1,2の端面100,200は、少なくとも一部が樹脂層5を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示パネルおよびその製造方法に関する。本発明の表示パネルは、液晶パネル、プラズマ表示パネル、エレクトロクロミック表示パネルなどに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
表示装置の一つである液晶パネルを薄型化するために、基板の薄膜化が従来から検討されている。現在の液晶パネルは、それぞれの厚みが3mm〜0.4mmの一対のガラス基板が一般に用いられ、これらの基板の間に、厚みが数ミクロンの液晶層を挟んで構成される。厚みが0.4mmよりも小さいガラス基板を採用すると、機械的強度が低下するので、使用する際にガラス基板が破損する等の問題を生じる。
【0003】
特許文献1には、少なくとも一種以上の樹脂層からなる樹脂板の片面または両面に、厚みが500μm以下のガラスフィルムを積層した積層板が開示されている。この積層板は、ガラス並みの表面硬度と樹脂の熱加工性および切断加工性を合わせ持つだけでなく、耐溶剤性、制電性等がガラスと同等の表面特性を有する。
【0004】
特許文献2には、厚さ0.1μm以上100μm以下のガラスフィルムの少なくとも一方の面に、厚さ1μm以上1000μm以下のプラスチックフィルムを積層固着したプラスチックフィルム・ガラスフィルム積層体が開示されている。この積層体は、ガラスの持つ耐薬品性、耐摩耗性、ガスバリヤー性等を兼ね備え、ハンドリング性および二次加工性に優れる。
【0005】
特許文献3には、熱硬化性樹脂製の本体の表面にガラスフィルム又はガラスフィルムと樹脂層とからなる被覆層が固着された熱硬化性樹脂複合品が開示されている。また、特許文献3の段落0041には、ガラスフィルムの厚みは0.1〜100μmが好ましく、0.1〜20μmがさらに好ましいことが開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−340029号公報
【特許文献2】
特開2001−113631号公報
【特許文献3】
特開2001−162721号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1〜3は、これら特許文献に開示された積層体(複合品)を表示装置用基板として利用することについて開示していない。本発明者らは、液晶パネルの製造ラインを用いて、これら積層体(複合品)から液晶パネルを製造することを試みたところ、以下の知見を得た。
【0008】
第1に、液晶パネルが製造ライン上での衝撃に耐えるためには、ガラス基板の両面を樹脂でコートしなければならない。したがって、積層体(複合品)の総膜厚が厚くなるので、表示装置の薄型軽量化を実現することが困難である。また、コストも高くなる。
【0009】
第2に、積層する樹脂の種類によって耐熱温度が異なるので(概ね250℃〜300℃)、製造プロセスにおいて積層体(複合品)に加えることのできる熱量に制約が生じる。また、ガラス基板と樹脂層との積層時や積層板への加熱冷却プロセスにおいて、ガラスと樹脂との熱膨張率の差によって積層体(複合品)に反りが発生するので、不良品の発生率が高い。例えば、厚み0.2mm前後のガラス基板上に樹脂層が積層された積層基板を製造ラインに流した場合、樹脂の耐熱温度以下の温度においても、加熱冷却プロセスを繰り返すことによって、ガラスと樹脂との熱膨張率の差による基板の反りが発生する。このため、基板が割れる、あるいはパターニング精度や貼り合わせ精度が低下するなどの問題を生じるおそれがある。したがって、製造ライン上での制約により、特許文献1〜3に開示された積層体(複合品)から液晶パネルを製造することは、量産には不向きである。
【0010】
本発明は、製造ライン上での制約を受けることなく、表示パネルの薄型軽量化を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示パネルは、それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材とを備える表示パネルであって、前記一対のガラス基板の端面は、少なくとも一部が樹脂層を有する。
【0012】
本発明の表示パネルでは、端面のうち少なくとも一部が樹脂で被覆されることによって、表示パネルの機械的強度が高められている。これは、構造的にストレスに最も弱い、表示パネルの端部が樹脂コートされることによって、強度が向上するからである。したがって、本発明の表示パネルによれば、2枚のガラス基板のそれぞれの両面を強化する場合と比較して、表示パネルの総厚が薄くなるので、表示パネルの薄型軽量化を実現することができる。また、製造ラインでの衝撃に耐えうる程度の機械的強度を有するので、製造ラインによる量産に適する。
【0013】
前記シール材は、前記樹脂層で閉口された注入口を有していても良い。これにより、表示パネルの端部の強度が向上するだけでなく、シール材の注入口が塞がれて、液晶材料などの表示媒体が注入口から漏れるのを防ぐことができる。また、注入口に封止材が形成されている場合、製造ラインでの衝撃によって、封止材がずれたり、はがれたりして、表示媒体が注入口から漏れるおそれがある。シール材の注入口を樹脂で被覆することによって、封止材がずれるなどした場合であっても、表示媒体が注入口から漏れるのを防ぐことができる。
【0014】
前記一対のガラス基板のそれぞれは、樹脂層が積層された外側面を有していることが好ましい。さらに、表示パネルの全面が樹脂層で被覆されていることが好ましい。これにより、優れた機械的強度および高信頼性を実現することができる。また、2枚のガラス基板のそれぞれの両面を強化する場合と比較して、表示パネルの総厚が薄くなるので、表示パネルの薄型軽量化を実現することができる。
【0015】
本発明の第1の局面による表示パネルの製造方法は、それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材と、前記一対のガラス基板および前記シール材が形成する間隙内に充填された液晶材料とを備える液晶パネルを製造する方法であって、注入口を有する前記シール材を介して、それぞれの厚みが0.3mmよりも厚い一対のガラス基板を貼り合わせる工程と、貼り合わされた前記一対のガラス基板を分断して、前記シール材の注入口を前記一対のガラス基板の端面に露出させる工程と、前記一対のガラス基板のそれぞれを厚みが0.15mm以上0.3mm以下になるまで薄膜化する工程と、前記注入口から前記間隙内に前記液晶材料を充填する工程と、前記一対のガラス基板の端面のうち、少なくとも前記注入口部分の端面に樹脂層を形成する工程とを含む。
【0016】
この製造方法によれば、端部の機械的強度が向上された液晶パネルを容易に製造することができる。また、少なくとも注入口部分の端面を樹脂で被覆することにより、端部の機械的強度を向上させるとともに、シール材の注入口を塞ぐことができるので、工程数の増加を抑えることができ、高効率化や低コスト化が実現される。マザーガラス基板から液晶パネルの多数面取りを行う設計の場合は、注入口出しおよび単セル化(端子出し)の分断工程を一工程で実施することが可能となり、分断によるストレスも大幅に軽減することが可能である。この製造方法によれば、分断工程の後に、薄膜化工程を行うので、薄膜化されたガラス基板を分断する場合よりも、不良品の発生を抑制することができる。
【0017】
本発明の第2の局面による表示パネルの製造方法は、それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材と、前記一対のガラス基板および前記シール材が形成する間隙内に充填された液晶材料とを備える液晶パネルを製造する方法であって、それぞれの厚みが0.3mmよりも厚い一対のガラス基板のうち一方のガラス基板に、前記シール材を形成する工程と、前記シール材の内側に前記液晶材料を滴下する工程と、前記シール材を介して、前記一対のガラス基板を貼り合わせる工程と、貼り合わされた前記一対のガラス基板のそれぞれを厚みが0.15mm以上0.3mm以下になるまで薄膜化する工程と、前記一対のガラス基板の端面のうち少なくとも一部に樹脂層を形成する工程とを含む。
【0018】
この製造方法によれば、端部の機械的強度が向上された液晶パネルを容易に製造することができる。また、ガラス基板を薄膜化する前に、液晶材料が注入封止される。したがって、外的なストレスによる基板の割れなどを防ぐことができるので、歩留まりを落とすことなく、容易に薄型の液晶パネルを製造することができる。
【0019】
前記薄膜化工程は、化学的エッチング工程または物理的研磨工程を含むことが好ましい。
【0020】
前記樹脂層形成工程は、前記一対のガラス基板の端面および外側面を樹脂で被覆する工程を含むことが好ましい。この製造方法によれば、一対のガラス基板の端面および外側面、言い換えれば表示パネルの外周面全面に樹脂層を形成する前に、貼合わせ工程が行われるので、製造プロセスにおいて加えることのできる熱量の制約が緩和される。また、ガラス基板と樹脂層との積層時において、あるいはプレス工程などの積層板への加熱プロセスにおいて、ガラスと樹脂(例えば、プラスチック)との熱膨張率の差によって発生する積層板の反りが解消される。さらに、貼合わせ工程において、位置合わせ精度の低下などの問題を回避することができる。したがって、容易に薄型の樹脂(例えば、プラスチックフィルム)強化ガラス基板を形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを例にして説明するが、本発明の表示パネルは、液晶パネル以外の他の表示パネルに適用することができる。具体的には、表示媒体として液晶材料以外の光学媒体を採用した表示素子、例えば、プラズマ表示パネル(PDP)、無機または有機のEL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル、エレクトロクロミック表示(ECD)パネル、電気泳動表示パネルなどの表示パネルに適用できる。
【0022】
(実施形態1)
図1は、実施形態1の液晶パネルP1を模式的に示す平面図である。図2は図1のII−II線断面図であり、図3は図1のIII −III 線断面図である。この液晶パネルP1は、COG(Chip On Glass )方式にて液晶パネルP1にベアチップ実装される液晶駆動用ICチップ(以下、「駆動用IC」という。)10を有する。
【0023】
液晶パネルP1は、スイッチング素子が形成された素子基板1と、素子基板1に対向して配置された対向基板2と、両基板1,2間に介在する液晶層3とを有する。両基板1,2は、シール材4を介して、貼り合わされている。素子基板1の液晶層3側の面(内側面)には、マトリクス状に配置された複数の画素電極(不図示)が形成され、対向基板2の液晶層3側の面(内側面)には、共通電極(不図示)が形成されている。マトリクス状に配置された複数の画素電極は、それぞれの電圧印加を制御するTFT(Thin Film Transistor)に接続されている。TFTは、駆動用IC10に接続されたソース配線やゲート配線と接続されている。駆動用IC10からのゲート信号によって、TFTのスイッチングが制御され、マトリクス状に配置された複数の画素電極への電圧印加が制御される。これにより、画素ごとに液晶層3の透過率が制御されて、階調表示が行われる。
【0024】
素子基板1および対向基板2のそれぞれは、厚みが0.15mm以上0.3mm以下のガラス基板である。素子基板1の内側面には、シール材4よりも外側に端子(不図示)が形成されている。端子は、素子基板1に形成されたソース配線やゲート配線等に接続されている。この端子に駆動用IC10のバンプが接合することによって、駆動用IC10が液晶パネルP1にベアチップ実装される。シール材4よりも外側であって、端子が形成された領域およびその近傍領域における素子基板1の部分を、以下では端子部1aと呼ぶ。
【0025】
シール材4は、液晶材料を注入するための注入口を有しており、この注入口は、封止材7にて封口されている。図3に示すように、封止材7が設けられている側の両基板1,2の端面100,200には、樹脂層5が形成されている。なお、図3では、両基板1,2の厚みよりも両基板1,2間の距離(セルギャップ)が大きく描かれているが、典型的には、セルギャップが数ミクロン程度であるのに対して、両基板1,2の厚みは0.15mm以上0.3mm以下である。したがって、封止材7が設けられている側の両基板1,2の端面100,200は、実質的には、液晶パネルP1の端面と表現することもできる。
【0026】
樹脂層5は、端面100,200の全面に形成されていても良く、あるいは端面100,200の一部の面に形成されていても良い。本実施形態では、少なくとも注入口部分の端面に樹脂層5が形成されている。これにより、製造ラインでの衝撃によって、封止材7がずれたり、はがれたりした場合でも、液晶材料が注入口から漏れるのを防ぐことができる。
【0027】
次に、本実施形態の液晶パネルP1の製造工程について、図面を参照しながら説明する。図4(A)〜図4(C)は、液晶パネルP1の製造工程を模式的に示す平面図である。図5(A)〜図5(C)は、液晶パネルP1の製造工程を模式的に示す断面図である。図5(A)および図5(B)は、それぞれ図4(A)におけるVA−VA線断面図、図4(B)におけるVB−VB線断面図である。
【0028】
まず、厚み0.4mmのソーダガラス基板上に、TFT素子、ソース配線、ゲート配線、ITO(Indium Tin Oxide)などからなる画素電極およびこれらを覆う配向膜を形成し(いずれも不図示)、配向膜にラビング処理を施して、素子基板1を形成する。また、厚み0.4mmの他のソーダガラス基板上に、カラーフィルタ層および配向膜を形成し(いずれも不図示)、配向膜にラビング処理を施して、対向基板2を形成する。
【0029】
素子基板1上の周辺に、表示エリアを囲むシール材4を形成する。シール材4は、ディスペンサを用いてシールパターンを基板1上に描画するディスペンサ方式、またはパターニングされたシールパターンを印刷するスクリーン印刷方式によって、形成することができる。シール材4としては、熱硬化型や紫外線硬化型の樹脂が用いられる。両基板1,2の位置合わせを行った後、シール材4を介して、両基板1,2を重ね合わせる。両基板1,2を加圧しながら、加熱または紫外線を照射して、両基板1,2を貼り合わせる(図4(A)および図5(A)参照)。なお、シール材4は、液晶材料を注入するための注入口4aを有する。
【0030】
両基板1,2間の周縁部に、ディスペンサを用いて、UV(紫外線)硬化型接着材6を浸透させる。UV照射装置によって接着材6を硬化させて、基板内部を密封し、外部から遮断する(図4(B)および図5(B)参照)。
【0031】
両基板1,2の外側面をフッ酸に晒す化学的エッチングによって、両基板1,2を薄膜化する(図5(C)参照)。薄膜化は、それぞれの基板1,2の厚みが0.1mm以上0.3mm以下になるまで、言い換えれば、貼り合わされた積層体の厚みが概ね0.2mm以上0.6mm以下になるまで行う。なお、本実施形態では化学的エッチングにより薄膜化を行う場合について説明したが、物理的な研磨により薄膜化しても良い。物理的な研磨による場合には、UV硬化型接着材6で基板エッジを密封する工程は不要である。
【0032】
薄膜化された積層基板1,2を所定のサイズに分断加工して、接着材6による接合部分を除去する。また、シール材4の注入口4aを両基板1,2の端面に露出させる。分断加工とは、ガラス基板の表面にスクライブラインを引き、スクライブラインに沿ってガラス基板を分断(ブレーク)することである。分断加工の後、素子基板1の端子部1aに対向する対向基板の部分をブレークすることにより取り除いて、端子部1aの内側面を露出させる(図4(C)参照)。以下、端子部1aの内側面を露出させることを「端子出し」ともいう。
【0033】
減圧による毛細管現象を利用して、シール材4の注入口4aから液晶材料を注入する。これにより、両基板1,2間に液晶層3が形成される。液晶材料の注入は、ディスペンサ方式またはディップ方式により行うことができる。液晶材料を注入した後、注入口4aを封止材7にて封口する。具体的には、ディスペンサを用いて、熱硬化型またはUV硬化型の樹脂を注入口4aに塗布し、加熱または紫外線照射により硬化させる。本実施形態では、UV硬化型封止剤(例えばロックタイト社製S−170)を塗布し、UV照射により注入口4aを封止する。
【0034】
次に、両基板1,2の端面のうち、封止材7が設けられている側の端面100,200に、ディップ方式によって、樹脂を塗布する。350mJでUV照射を行うことで、厚み1μm以上100μm以下、好ましくは2μm以上50μm以下の樹脂層5を形成する。その後、素子基板1の端子部1aの内側面に、駆動用IC10をベアチップ実装することにより、本実施形態の液晶パネルP1が形成される(図1参照)。
【0035】
本実施形態では、UV(紫外線)硬化型の樹脂を用いているが、熱硬化型の樹脂を用いて、樹脂層5を形成しても良い。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、PES(ポリエーテルサルホン)樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂等の有機樹脂が挙げられる。樹脂層5は、主として有機樹脂から構成される。また、有機樹脂に代えて、ガラス基板に対して密着性の高いハイブリッド材料を用いることが望ましい。ハイブリッド材料を用いることによって、弾性率や硬度等の力学特性が向上し、耐熱性や耐薬品性が飛躍的に向上する。ハイブリッド材料は、無機コロイド粒子と有機バインダ樹脂とから構成される。例えば、シリカなどの無機コロイド粒子と、エポキシ樹脂、ポリウレタンアクリレート樹脂やポリエステルアクリレート樹脂などの有機バインダ樹脂とから構成される。
【0036】
本実施形態によれば、液晶パネルP1の製造工程のうち、例えば以下の工程において、パネル端面に負荷されるストレスが緩和されるので、基板の割れなどを防ぐことができ、歩留まりを上げることができる。
【0037】
1)洗浄工程:例えば、洗浄時の振動によりカセット内で液晶パネルとカセットとが接触する際、カセットから液晶パネルを取り出す際
2)検査工程:例えば、検査冶具に液晶パネルをセットする際
3)偏光板貼り付け工程:例えば、偏光板貼付装置に液晶パネルをセットする際
4)実装工程:例えば、装置に液晶パネルをセットする際、圧着ツールが液晶パネル(特に端子部)に接触する際
5)組み込み工程:例えば、ユニットに液晶パネルを組み込む際
【0038】
(実施形態2)
図6は、実施形態2の液晶パネルP2を模式的に示す平面図である。図7は、図6のVII −VII 線断面図である。以下の図面においては、実施形態1の液晶パネルP1の構成要素と実質的に同じ機能を有する構成要素を同じ参照符号で示し、その説明を省略する。
【0039】
本実施形態の液晶パネルP2は、シール材4の注入口4aが封止材にて封口されずに、樹脂層5にて封口されている点で、実施形態1の液晶パネルP1と異なる。本実施形態によれば、樹脂層5の形成により、注入口4aを塞ぐことができるので、封止材を形成する工程を省くことができ、工程数の増加を抑えることができる。したがって、高効率化や低コスト化が実現される。本実施形態の液晶パネルP2は、封止材の形成工程を省略する以外は、実施形態1と同様して製造することができるので、製造方法の説明は省略する。
【0040】
(実施形態3)
実施形態1および2の液晶パネルP1,P2は、封止材7が設けられている側の端面100,200にのみ樹脂層5が形成されているが、他の端面にも樹脂層5が形成されていても良い。また、素子基板1および/または対向基板2の外側面(液晶層3に対して反対側の面)に、樹脂層が形成されていても良い。例えば、スピンコータ、ディップやディスペンスなどを用いて、基板1,2の外側面に樹脂を塗布し、硬化させることにより樹脂層を形成する。
【0041】
本実施形態の液晶パネルは、封止材が設けられている側の端面およびこれに隣接する両端面の3つの端面に、厚さ30μmの樹脂層がそれぞれ形成されている。これにより、液晶パネルの3つの端面にストレスが負荷された場合でも、端部の破損を防ぐことができる。
【0042】
さらに、素子基板および対向基板の外側面にも、厚さ30μmの樹脂層がそれぞれ形成されている。表示パネルの最外表面にも樹脂層を形成することで、外的なストレスに対してより十分な強度を確保できる。また、2枚のガラス基板のそれぞれの両面を強化する場合と比較して、樹脂層の総膜厚が薄くなるので、表示パネルの薄型軽量化を実現することができる。さらに、製造ラインでの衝撃に耐えうる程度の機械的強度を有するので、製造ラインによる量産に適する。
【0043】
(実施形態4)
図8は、実施形態4の液晶パネルP3を模式的に示す平面図であり、図9は、図8のIX−IX線断面図である。図9に示すように、本実施形態の液晶パネルP3は、全面が樹脂で被覆されている。これにより、優れた機械的強度および高信頼性を実現することができる。また、2枚のガラス基板のそれぞれの両面を強化する場合と比較して、表示パネルの総厚が薄くなるので、表示パネルの薄型軽量化を実現することができる。
【0044】
本実施形態の液晶パネルP3の製造工程について、図面を参照しながら説明する。図10(A)および図10(B)は、液晶パネルP3の製造工程を模式的に示す平面図であり、図11(A)〜図11(C)は、液晶パネルP3の製造工程を模式的に示す断面図である。図11(A)および図11(B)は、それぞれ図10(A)におけるXIA−XIA線断面図、図10(B)におけるXIB−XIB線断面図である。
【0045】
まず、実施形態1と同様に、厚み0.4mmのソーダガラス基板上にTFT素子等を形成して、素子基板1を形成する。また、厚み0.4mmの他のソーダガラス基板上にカラーフィルタ層等を形成して、対向基板2を形成する。
【0046】
スクリーン印刷等によって、素子基板1上の周辺に、表示エリアを囲むシール材4を形成する。シール材4として、例えば紫外線硬化型の樹脂を用いる。対向基板2上に液晶材料を滴下した後、シール材4を介して、両基板1,2を重ね合わせる。両基板1,2を加圧しながら紫外線を照射することによりシール材4を硬化させて、両基板1,2間を接合する(図10(A)および図11(A)参照)。本実施形態では、両基板1,2の貼り合わせとともに、液晶層3が形成される。
【0047】
液晶パネルP3を所定のサイズに分断加工した後、端子出しを行う。これにより、素子基板1の端子部1aの内側面が露出する(図10(B)および図11(B)参照)。
【0048】
両基板1,2を物理的研磨によって薄膜化する。例えば、ポリシング装置などを用いて、両基板1,2の外側面を研磨する。薄膜化は、それぞれの基板1,2の厚みが0.1mm以上0.3mm以下になるまで、言い換えれば、貼り合わされた積層体の厚みが概ね0.2mm以上0.6mm以下になるまで行う(図11(C)参照)。素子基板1の端子に駆動用IC10のバンプを接合して、駆動用IC10を液晶パネルP3にベアチップ実装する。
【0049】
次に、液晶パネルP3の外周面全面に、ディップ方式によって、例えばアクリル系樹脂を塗布する。約200℃で熱処理を行うことで、厚さ20μmの樹脂層5を形成する。
【0050】
本実施形態では、熱硬化型の樹脂を用いたが、UV(紫外線)硬化型の樹脂を用いて樹脂層5を形成しても良い。樹脂の種類としては、エポキシ樹脂、PES(ポリエーテルサルホン)樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂等の有機樹脂が挙げられる。樹脂層5は、主として有機樹脂から構成される。また、有機樹脂に代えて、ガラス基板に対して密着性の高いハイブリッド材料を用いることが望ましい。ハイブリッド材料を用いることによって、弾性率や硬度等の力学特性が向上し、耐熱性や耐薬品性が飛躍的に向上する。ハイブリッド材料は、無機コロイド粒子と有機バインダ樹脂とから構成される。例えば、シリカなどの無機コロイド粒子と、エポキシ樹脂、ポリウレタンアクリレート樹脂やポリエステルアクリレート樹脂などの有機バインダ樹脂とから構成される。
【0051】
なお、実施形態1のように、化学的エッチングによって、両基板1,2を薄膜化する場合には、両基板1,2間の周縁部に、ディスペンサを用いて、UV(紫外線)硬化型接着材を浸透させる。UV照射装置によって接着材を硬化させて、基板内部を密封し、外部から遮断する。
【0052】
本実施形態では、分断加工および端子出しをガラス基板1,2の研磨前に行う。言い換えれば、ガラス基板1,2が厚い状態で分断加工および端子出しを行う。したがって、分断加工を行う際に、基板1,2にクラックが生じたり、端子出しを行う際に、端子部1aが破損したりするのを防ぐことができる。また、分断工程の後に、薄膜化工程を行うので、薄膜化されたガラス基板を分断する場合よりも、不良品の発生を抑制することができる。
【0053】
本実施形態では、ガラス基板1,2を薄膜化する前に注入封止工程を行うことにより、外的なストレスによる基板の割れなどを防ぐことができるので、歩留まりを落とすことなく、容易に薄型のフィルム強化ガラス基板を作成することができる。
【0054】
一対のマザーガラス基板から複数の液晶パネルを形成する場合には、ガラス基板に対して行われるブレーク工程の数が多くなるので、ガラス基板に負荷される外的なストレスが大きくなる。本実施形態によれば、マザーガラス基板から液晶パネルの多数面取りを行う場合には、注入口出しおよび単セル化(端子出し)の分断工程を一工程で実施することが可能となり、分断によるストレスも大幅に軽減することが可能である。
【0055】
本実施形態によれば、液晶パネルP3の製造工程のうち、例えば以下の工程において、パネル端面に負荷されるストレスが緩和されるので、基板の割れなどを防ぐことができ、歩留まりを上げることができる。
【0056】
1)洗浄工程:例えば、洗浄時の振動によりカセット内で液晶パネルとカセットとが接触する際、カセットから液晶パネルを取り出す際
2)検査工程:例えば、検査冶具に液晶パネルをセットする際
3)偏光板貼り付け工程:例えば、偏光板貼付装置に液晶パネルをセットする際
4)組み込み工程:例えば、ユニットに液晶パネルを組み込む際
【0057】
なお、本実施形態では、樹脂材料を端子部1aの内側面に塗布する前に、駆動用IC10をCOG実装しているが、樹脂材料を端子部1aの内側面に塗布した後であって、樹脂を硬化させる前に、駆動用IC10をCOG実装しても良い。また、駆動用IC10は、素子基板1と対向基板2とを貼り合わせる前に、COG実装しても良い。
【0058】
(試験例:落下試験)
机上から床に表示パネルを落下させた場合を想定して、70cmの高さから各種の表示パネルを机の上に落下させて、表示パネル端部の破損の有無を確認した。表示パネルとして、実施形態1〜4の液晶パネルをそれぞれ3セルずつ用いた。液晶パネルの大きさは、40mm×50mmとした。液晶パネルのガラス基板面が机の面に対して垂直となり、かつ端子部1aが上側となる状態で、液晶パネルを落下させた。なお、実施形態1〜3の液晶パネルでは、シール材4の注入口4a側の端面が下側になる状態で、液晶パネルを落下させた。
【0059】
比較例として、ガラス基板の外側面のみに樹脂層を形成した表示パネルを用いて、同様に落下試験を行った。
【0060】
その結果、実施形態1〜4の液晶パネルは、いずれも端部(端子部1aに対して反対側の端部)の破損が認められなかった。これに対して、比較例の液晶パネルは端部が破損していた。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、製造ライン上での制約を受けることなく、表示パネルの薄型軽量化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の液晶パネルP1を模式的に示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図4(A)〜図4(C)は、液晶パネルP1の製造工程を模式的に示す平面図である。
【図5】図5(A)〜図5(C)は、液晶パネルP1の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図6】実施形態2の液晶パネルP2を模式的に示す平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】実施形態3の液晶パネルを模式的に示す平面図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】図10(A)および図10(B)は、実施形態4の液晶パネルP3の製造工程を模式的に示す平面図である。
【図11】図11(A)〜図11(C)は、液晶パネルP3の製造工程を模式的に示す断面図であり、図11(A)および図11(B)は、それぞれ図10(A)におけるXIA−XIA線断面図、図10(B)におけるXIB−XIB線断面図である。
【符号の説明】
1 素子基板(ガラス基板)
1a 端子部
2 対向基板(ガラス基板)
3 液晶層
4 シール材
4a 注入口
5 樹脂層
6 接着材
7 封止材
10 液晶駆動用ICチップ
100,200 端面
P1,P2,P3 液晶パネル

Claims (8)

  1. それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材とを備える表示パネルであって、
    前記一対のガラス基板の端面は、少なくとも一部が樹脂層を有する、表示パネル。
  2. 前記シール材は、前記樹脂層で閉口された注入口を有する、請求項1に記載の表示パネル。
  3. 前記一対のガラス基板のそれぞれは、樹脂層が積層された外側面を有する、請求項1または2に記載の表示パネル。
  4. 全面が樹脂層で被覆されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示パネル。
  5. それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材と、前記一対のガラス基板および前記シール材が形成する間隙内に充填された液晶材料とを備える液晶パネルを製造する方法であって、
    注入口を有する前記シール材を介して、それぞれの厚みが0.3mmよりも厚い一対のガラス基板を貼り合わせる工程と、
    貼り合わされた前記一対のガラス基板を分断して、前記シール材の注入口を前記一対のガラス基板の端面に露出させる工程と、
    前記一対のガラス基板のそれぞれを厚みが0.15mm以上0.3mm以下になるまで薄膜化する工程と、
    前記注入口から前記間隙内に前記液晶材料を充填する工程と、
    前記一対のガラス基板の端面のうち、少なくとも前記注入口部分の端面に樹脂層を形成する工程とを含む、表示パネルの製造方法。
  6. それぞれの厚みが0.15mm以上0.3mm以下の一対のガラス基板と、前記一対のガラス基板を接合するシール材と、前記一対のガラス基板および前記シール材が形成する間隙内に充填された液晶材料とを備える液晶パネルを製造する方法であって、
    それぞれの厚みが0.3mmよりも厚い一対のガラス基板のうち一方のガラス基板に、前記シール材を形成する工程と、
    前記シール材の内側に前記液晶材料を滴下する工程と、
    前記シール材を介して、前記一対のガラス基板を貼り合わせる工程と、
    貼り合わされた前記一対のガラス基板のそれぞれを厚みが0.15mm以上0.3mm以下になるまで薄膜化する工程と、
    前記一対のガラス基板の端面のうち少なくとも一部に樹脂層を形成する工程とを含む、表示パネルの製造方法。
  7. 前記薄膜化工程は、化学的エッチング工程または物理的研磨工程を含む、請求項5または6に記載の表示パネルの製造方法。
  8. 前記樹脂層形成工程は、前記一対のガラス基板の端面および外側面を樹脂で被覆する工程を含む、請求項5から7のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
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