JP2004224480A - 生地積層装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の生地積層では、キャリッヂに均衡した力を加えたままでキャリッヂの走行が可能な装置が存在せず、精度良く原反の裁断や裁断生地の積層を行うことができなかった。
【解決手段】生地保持ベルト21の基端側が固定されかつ先端側がベルト巻取ローラ22に巻取られ、テンションバネ軸25のバネ30によりキャリッヂ8に均衡する力を加える。これによりキャリッヂがその位置にかかわらず、常に均衡した状態に維持され、各工程における精度が向上して目的とする生地の裁断や積層を高精度で行えることが可能になる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生地原反を裁断し裁断された生地を生地積層台上の所要箇所に積層する操作を高効率で行える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
洋服や和服用の生地はロール状の非常に長い原反として供給され、この原反を所定長さに裁断した後、更に多種類の所定形状に各パーツに裁断され縫製工程を経て所望の服として市販される。例えばスーツ用服地の場合、スーツ1着用の生地は長さ2メートル弱で幅が約1メートルに達する。この程度の大きさの生地は重量自体は軽いが面積が大きいため取扱いにくくロール状の原反から裁断した生地を積層する作業を自動又は半自動化して行う改良法が各種提案されている。
【0003】
例えば従来の生地積層装置による原反の裁断及び裁断された生地の生地積層板上への積層は図8A〜Dに示す要領で行われる。
図8Aに示すように、生地保持ベルトaの基端部bは原反保持部(図示略)に固定され、生地保持ベルトaの先端側はベルト巻取ローラcに巻回され、該ベルト巻取ローラcの両端は1対のキャリッヂ(図示略)に支持されている。
ロールに巻回された原反dの先端部の生地eは、前記ベルト巻取ローラcと共に移動する生地案内板f上に導かれ、該生地案内板f上に生地押えgで保持される。符号hは生地積層板である。
【0004】
図8Bに示すように、この状態からベルト巻取ローラcが図の右方向に移動すると、ベルト巻取ローラcに巻き取られていた生地保持ベルトaが徐々に解かれて、該ベルト巻取ローラc上に原反dから生地eが供給される。
生地eの先端が所定位置に達したら、生地押えgを解放し、図8Cに示すようにベルト巻取ローラcを図の左方に移動させる。これにより生地eの先端側が生地積層板h上に移行する。図8Dに示すように前記ベルト巻取ローラcが所定位置(図8Aの位置)に到達した時点で、生地カッターjで生地eを原反dから切り離して生地積層板h上に積層する。
【0005】
図8A〜図8Dの工程を繰り返すことにより、複数の生地eが生地積層板h上に整合した状態で積層される。
しかしながら、図8Aと図8Bの状態を比較すると、図8Aでは基端部bとベルト巻取ローラcとの距離が短く、生地保持ベルトaに弛みが生じにくいのに対し、図8Bでは基端部bとベルト巻取ローラcとの距離が長く、生地保持ベルトaに弛みが生じて、ベルト巻取ローラcの位置と生地積層板hの位置が正確に対応しなくなり、精度の高い裁断や積層が行えなくなることがある。
この欠点を解消するためにモーターの力を利用してベルトの弛みを解消することが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−238413号公報([0020]、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
例えば特許文献1には、モータの回転によりシート(生地保持ベルト)が巻取りローラから引き出されあるいは引き戻されるようにするとともに、前記モータに僅かの力を加えて前記生地保持ベルトが弛まないようにすることが開示されている。
特許文献1に記載の生地積層装置では、図8の生地保持ベルトaに相当するシート17の基端部が走行する形態でありそのまま適用できない。仮に図8のベルト巻取ローラcにモーターで回転力を与え続けると、前記ベルト巻取ローラcを移動させるためのキャリッヂに走行方向と逆の負荷が掛かり、円滑な走行が阻害され、キャリッヂのバランスが悪化するという欠点がある。
従って本発明は、生地保持ベルトが生地積層のどの段階にあってもキャリッヂに均衡した力が加えられ、バランス良くかつ高精度で生地の裁断や積層を行える生地積層装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
従って本発明は、生地積層台、基端が固定され、前記生地積層台上の空間を移動して生地を移送する生地保持ベルト、該生地保持ベルトの先端側を巻回したベルト巻取ローラ、該ベルト巻取ローラを両端を支持して走行するキャリッヂ、該キャリッヂを支持するタイミングベルト、及び生地を裁断する裁断用カッターを含んで成る生地の積層装置において、前記ベルト巻取ローラと平行に設置されかつ自身に掛かる回転力と均衡する逆方向の回転力を前記ベルト巻取ローラに加えるバネ軸を有することを特徴とする生地積層装置である。
【0009】
以下本発明を詳細に説明する。
本発明では、キャリッヂに、実質的にベルト巻取ローラの位置にかかわらず適正な力を付与して、生地保持ベルトに適度の緊張力を付与するとともに、キャリッヂを円滑に走行させられる生地積層装置を提供する。
本発明の対象とする生地積層装置は、図8に示すような一端が固定された生地保持ベルトの他端を巻回したベルト巻取ローラを走行させて原反(生地)の搬送、裁断及び積層を行う装置とする。
【0010】
ベルト巻取ローラで生地の搬送等を行う場合、該ベルト巻取ローラの順方向(原反ロールから原反が供給される方向)への走行につれて生地保持ベルトに弛みが生じやすくなるが、この場合に前記ベルト巻取ローラに生地保持ベルトに緊張力を与えるような回転力を与えられれば、ベルト巻取ローラの位置にかかわらず、該生地保持ベルトに弛みが生じない適正な緊張力を与えることができる。しかしベルト巻取ローラに加えられる回転力はキャリッヂにも伝達されてキャリッヂの走行バランスに悪影響を及ぼすことになる。
従ってこのベルト巻取ローラに加えられる回転力と逆方向の回転力をキャリッヂに加えられれば両回転力が均衡して、生地保持ベルトに弛みを生じさせることなく、キャリッヂをバランス良く走行させることが可能になる。
これにより原反(生地)の搬送−裁断−積層の各工程における操作の精度が向上し、目的とする生地の裁断及び積層台上への裁断生地の積層を高精度で行えることになる。
【0011】
具体的には、バネの反発力を利用して前記生地保持ベルトに均衡する適正な緊張力を与えるようにすることが望ましく、例えば前記ベルト巻取ローラに近接して又は同軸でバネを有するテンションバネ軸を設置し、該テンションバネ軸と前記ベルト巻取ローラとを連動させるようにする。この際にベルト巻取ローラを介してキャリッヂに加えられる力と逆方向の力を加えてキャリッヂへの力を均衡させると、キャリッヂに負荷が生じていない状態になり、純粋なキャリッヂ走行のための力を加えるのみでキャリッヂが走行できる。
特にこの操作はキャリッヂの走行と連動させて特別の付加操作なしに実施できるようにすることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係わる生地積層装置の実施例を説明するが、該実施例は本発明を限定するものではない。
図1は本発明に係わる生地積層装置の一実施例を示す斜視図、図2は図1の縦断側面図、図3は図1及び2のベルト巻取ローラ周辺の拡大斜視図、図4はキャリッヂの側面図である。
1は4本の脚であり、該4本の脚1上には延反台2が設置されている。この延反台2の左右の縁部には各1対、計4本の取付け脚3が設置され、これらの取付け脚3上には左右1対のレールフレーム4が架設され、かつ両レールフレーム4の下縁近傍間には、生地移送板5と生地積層板6が架設されている。
【0013】
前記1対のレールフレーム4のそれぞれの内側面にはガイドレール7が形成され、この両ガイドレール7には、横方向の狭幅の平板の両端が下向きに折曲されたキャリッヂ8が係合し、該キャリッヂ8がガイドレール7に沿って走行する。前記両レールフレーム4の図2の右端及び生地積層板6の右端には、延反台2の幅と同じ幅を有する本体9が固定され、この本体9には原反保持台10が設置されている。該原反保持台10の両端部には原反保持杆11が立設され、両原反保持杆11の間に架け渡されたロッド12で支持された原反ロール13から裁断や積層が行われるべき生地14が生地積層板6の上方の空間に向かって延びている。
【0014】
前記本体9の内面には、キャリッヂ駆動プーリー15が水平に設置され、このプーリー15は無端ベルト16によりキャリッヂ駆動モーター17に接続されている。又前記ガイドレール7の図2の右端やや下方にはテンションプーリー18が水平に設置され、該テンションプーリー18と前記キャリッヂ駆動プーリー15間には、キャリッヂ駆動ベルト19が架け渡されている。
前記キャリッヂ駆動モーター17をオンにすると、該モーター17の回転が無端ベルト16によりキャリッヂ駆動プーリー15に伝達され、該プーリー15と前記テンションプーリー18間のキャリッヂ駆動ベルト19が走行して前記キャリッヂ8をガイドレール7に沿って走行させる。
【0015】
前記本体9の側壁内面には、生地保持ベルト用の固定具20が設置され、この固定具20にシート状の生地保持ベルト21の基端部が固定されている。この生地保持ベルト21の他端部は、図3に示すように、前記キャリッヂ8の左右の折曲部間に架設されたベルト巻取ローラ22に巻回され、キャリッヂ8の移動による該ローラ22の回転分だけ前記生地保持ベルト21の先端部(巻回されていない部分の先端)が走行する。
前記ベルト巻取ローラ22の一端側は、環状ギア23として構成され、この環状ギア23には無端状のチェーンギア24が係合している。
【0016】
前記ベルト巻取ローラ22のやや上方にはテンションバネ軸25(ゼンマイで代用しても良い)が、前記両キャリッヂ折曲部間に架設されるように設置されている。前記テンションバネ軸25は、一端が従動ギア26により又他端が軸受27によりそれぞれキャリッヂの両折曲部に回転できるように連結されている。軸受27側のテンションバネ軸25端には該軸25に嵌合されて別個に回転するバネ軸側環状ギア28が形成され、該環状ギア28及び前記環状ギア23間を走行する前記チェーンギア24により前記ベルト巻取ローラ22と同じ方向に前記環状ギア28が回転するように構成されている。
【0017】
該テンションバネ軸25の従動ギア26側のやや内側にはバネ固定カラー29が固定され、該バネ固定カラー29と前記環状ギア28間には、常に強い付勢力(回転力)が与えられたバネ30が設置されている。このバネ30の一端は前記環状ギア28に固定されて前記チェーンギア24を介して前記ベルト巻取ローラ22とともに回転し、他端は前記バネ固定カラー29に固定され通常テンションバネ軸25が回転しないため、自身もテンションバネ軸25に対しては回転しない。
前記キャリッヂ8の前記両折曲部間には生地案内板31が架設され、この生地案内板31上に導かれる生地14を保持するための生地押え32が設置されている。更に前記キャリッヂ8には該キャリッヂ8の幅方向に走行して生地14を裁断する生地カッター33が移動可能に設置されている。
図1及び図3における符号34は、単一本の固定タイミングベルトで、その両端がそれぞれ適所に固定され、キャリッヂ8の従動ギア26に係合している。この固定タイミングベルト34の代わりに、基端部が固定された1対のテープを前記従動ギア26の基端に接続したテープ巻取り方式を採用しても良い。
【0018】
このような構成から成る本実施例の生地積層装置は図8A〜Dに示したように機能して、原反13を1枚ごとに生地カッター33で生地14に切断し、これを生地積層板6上に1枚ごとに積層して積層体35とする。
なお本実施例装置では、延反台4上に、取付け脚3を有する装置を設置し、延反台4と生地積層板6間に空間を有するため、複数の本実施例装置を並べ、得られる積層体35Aを前記空間を通して移動させて(図2参照)一箇所に集めることができ、複数の装置を同時に使用する際の効率向上を図ることができる。
【0019】
図8A〜Dの例でモーターでベルト巻取ローラcに回転力を加えると、キャリッヂにも力が掛かりキャリッヂの走行バランスが崩れやすく、キャリッヂ走行用モーターにより加えられる駆動力単独による走行の場合のような円滑な走行が得られなくなる。しかし本実施例装置によるとベルト巻取ローラ22とテンションバネ軸25に逆方向の均衡した回転力が加わり、実質的にキャリッヂに負荷を加えることなく生地保持ベルト21の弛みを除去でき、キャリッヂ8が円滑に走行して高精度で裁断生地の積層が可能になる。
【0020】
次に本実施例装置でベルト巻取ローラ22とテンションバネ軸25に逆方向の均衡した回転力が加わる機構を図5及び6を参照して説明する。
【0021】
図5は、1本のテンションバネ軸25にバネ30を巻回した状態を示す斜視図である。
図5においてテンションバネ軸25に巻回されたバネ30は端部Iと端部IIを有し、端部Iと端部IIに矢印のように力を加えると、前記バネ30には矢印と反対方向の反発力が生じ、これらの反発力は逆方向でその大きさは等しくなる。
本実施例では、この1対の反発力を利用してキャリッヂの均衡を図るようにする。その要領を図6のモデルに基づいて説明する。
【0022】
図6では、テンションバネ軸25´の周囲に2分割した仮想軸25A及び25Bを嵌合してあり、仮想軸25Aはテンションバネ軸25´に固定されて相互に回転せず、仮想軸25Bはテンションバネ軸25´に対して回転可能にしている。
両仮想軸25A及び25B間には強く巻かれた(予圧が掛けられた)バネ30Aが設置されている。このバネ30Aは仮想軸25A側ではテンションバネ軸25´に対して固定され、仮想軸25B側ではテンションバネ軸25´に対して回転可能になっている。前記バネ30Aは強く巻かれていて図5で説明したのと同様に、図6において仮想軸25A及び25Bのそれぞれ止着し軽く巻回したワイヤ38A及び38Bを矢印で示す方向に引っ張るのと同じ効果が生じる。そしてそれらの反発力として仮想軸25A及び25B側で矢印と反対方向の反発力が生じ、従って仮想軸25Aにはロ方向の回転力が加えられ、仮想軸25Bでは逆方向の回転力が加えられ、両回転力は逆方向ではあるが、同じ力となる。
【0023】
この図6で示した回転力が図3の装置においても生じる。
つまり図3において、強く締め付けられた状態で一端がバネ固定カラー29に固定され、他端が環状ギア28に固定されてテンションバネ軸25に対しては回転可能とされたバネ30は、図5で示したロ方向にテンションバネ軸25を回転させる回転力を与え、この回転力は従動ギア26からキャリッヂ8に伝達される。従って従動ギア26に接続された固定タイミングベルト34あるいはキャリッヂ8には、図4に示した左向きの力が加えられる。
又前記バネ30は環状ギア28に図5のイ方向の回転力を与え、この回転力はチェーンギア24を介してベルト巻取ローラ22に伝達され、ベルト巻取ローラ22が生地保持ベルト21を巻き取るように、つまり図3においてベルト巻取ローラ22が時計方向に回転する回転力を与える。更にこの回転力はベルト巻取ローラ22に連結されたキャリッヂ8にも伝えられ、図4に示した右向きの力が加えられる。
【0024】
図3のように構成された生地積層装置では、このようにしてキャリッヂ8に均衡した力が加えられてキャリッヂ8のバランスが維持される。
図1及び2で説明した通りこのキャリッヂ8は、キャリッヂ駆動モーター17による動力でガイドレール7に沿って走行するが、走行の際にもこの均衡は維持され、換言するとキャリッヂ8がどの位置にあっても前述した均衡は成立する。従ってキャリッヂ8に余分な力が加わらず、キャリッヂ駆動モーター17による動力のみでスムーズに走行できる。これにより生地積層装置の本来の機能である原反からの生地の裁断、裁断生地の移送及び積層が高精度で行える。
【0025】
図7は他の実施例を示すもので、前述の実施例におけるテンションバネ軸とベルト巻取ローラを同軸として小型化を図った例である。
テンションバネ軸25Cの周囲には該軸25Cと同軸をなすようにベルト巻取ローラ22Aが設置され、前記テンションバネ軸25Cとベルト巻取ローラ22A間には、バネ30Bが収容されている。このバネ30Bの一端はテンションバネ軸25Cのバネ固定カラー29Aに固定され、他端はベルト巻取ローラ22Aの内面に固定されベルト巻取ローラ22Aの回転に従って移動可能となっている。
【0026】
テンションバネ軸25Cの一端はベアリング36及び軸受け27Aを介してキャリッヂ8Aの一方の折曲部に接続され、かつテンションバネ軸25Cの他端は他方の折曲部に接続されかつラックギア37にも接続している。ベルト巻取ローラ22Aには生地保持ベルト21Aが巻回されている。
この実施例でも、テンションバネ軸25Cにバネ30Bにより生じる逆方向の1対の反発力がキャリッヂ8Aに伝達されてキャリッヂ8Aを均衡させる。
【0027】
【発明の効果】
本発明に従って、ベルト巻取ローラと平行に設置されかつ自身に掛かる回転力と均衡する逆方向の回転力を前記ベルト巻取ローラに加えるバネ軸を有するよう生地積層装置を構成すると(請求項1、2)、キャリッヂに逆方向の均衡する力が加えられ、キャリッヂがその位置にかかわらず、常に均衡した状態に維持され、各工程における精度が向上して目的とする生地の裁断や積層を高精度で行えることが可能になる。
前記した逆方向の回転力を付与する部材をバネ軸とし、このバネ軸を前記ベルト巻取ローラ内に設置すると(請求項3)、装置の小型化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる生地積層装置の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の縦断側面図。
【図3】図1及び2のベルト巻取ローラ周辺の拡大斜視図。
【図4】図1及び2のキャリッヂの側面図。
【図5】1本のテンションバネ軸にバネを巻回した状態を示す斜視図。
【図6】図3における回転力の均衡を説明するための斜視図。
【図7】本発明に係わる生地積層装置の他の実施例を示す縦断面図。
【図8】従来の生地積層装置による原反の裁断及び裁断された生地の生地積層板上への積層の要領を示す概略図。
【符号の説明】
2 延反台
3 取付け脚
4 レールフレーム
6 生地積層板
7 ガイドレール
8 キャリッヂ
9 本体
10 原反保持台
13 原反ロール
14 生地
17 キャリッヂ駆動モーター
18 テンションプーリー
19 キャリッヂ駆動ベルト
20 固定具
21 生地保持ベルト
22 ベルト巻取ローラ
24 チェーンギア
25 テンションバネ軸
28 環状ギア
29 バネ固定カラー
30 バネ
33 生地カッター
35 積層体

Claims (3)

  1. 生地積層台、基端が固定され、前記生地積層台上の空間を移動して生地を移送する生地保持ベルト、該生地保持ベルトの先端側を巻回したベルト巻取ローラ、該ベルト巻取ローラを両端を支持して走行するキャリッヂ、該キャリッヂを支持するタイミングベルト、及び生地を裁断する裁断用カッターを含んで成る生地の積層装置において、前記ベルト巻取ローラと平行に設置されかつ自身に掛かる回転力と均衡する逆方向の回転力を前記ベルト巻取ローラに加えるバネ軸を有することを特徴とする生地積層装置。
  2. 生地積層台、基端が固定され、前記生地積層台上の空間を移動して生地を移送する生地保持ベルト、該生地保持ベルトの先端側を巻回したベルト巻取ローラ、該ベルト巻取ローラの両端を支持して走行する1対のキャリッヂ、該キャリッヂの従動ギアに係合されたタイミングベルト、及び生地を裁断する裁断用カッターを含んで成る生地の積層装置において、一端部が固定されず他端側が固定されたバネを装着したバネ軸を有し、前記バネの前記一端部がチェーンギアにより前記ベルト巻取ローラと連動し、かつ前記バネの前記他端が前記従動ギアを介して前記タイミングベルトに接続されていることを特徴とする生地積層装置。
  3. バネ軸がベルト巻取ローラ内に設置されている生地積層装置。
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