JP2014024660A - シート材積層装置 - Google Patents

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【課題】 大型化することなく、裁断機などへの接続も容易な、シート材積層装置を提供する。
【解決手段】 ゲート17を積層台13に対して前進させならが、先端ローラ14の軸を固定し、搬送ベルト11を基端ローラ16から引出す。搬送ベルト11上のシート材12aが積層台13上に積層されているシート材12bの位置を過ぎると、ゲート17を停止させ、積層台13に対してゲート17を後退させる。後退と同期させて搬送ベルト11を先端ローラ14で巻取ると、シート材12aは、先端ローラ14が後退して支持されなくなる先端側から積層台13上に降り始める。シート材12aが積層台13上に降りると、ゲート17を停止する。先端ローラ14に巻取られている搬送ベルト11を基端ローラ16で巻取るようにしてから、次のシート材12aを搬送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート材を、積層台上に重ねて複数枚を積層するシート材積層装置に関する。
従来から、布帛などのシート材は、衣料品を縫製するための生地として、裁断機でパーツに裁断される。裁断機では、複数枚のシート材を積層状態で裁断することもできる。積層状態のシート材を準備するために、生地の原反から積層台上に搬入するシート材を、同じ位置に重ねていく装置が使用される(たとえば、特許文献1、特許文献2および特許文献3参照)。裁断機では、一枚ずつシート材を裁断し、ピックアップの効率を高めるため、裁断後に積層することもある。
特許文献1には、積層台上の空間に、積層台の搬入側となる基端側から搬出側となる先端側の方向で、無端状コンベアベルトの一部を進退させる装置が開示されている。以下、本明細書では、積層台の基端側から先端側に向う搬送方向の移動を前進、先端側から基端側に向う搬送の逆方向の移動を後退、としてそれぞれ記載する。この装置では、無端状コンベアベルトの前進時にシート材を送込み、後退時にシート材を無端状コンベアベルトの先端から積層台上に降下させて積層する。
特許文献2には、搬送ベルトの一端を積層台の基端側に固定し、搬送ベルトの巻取りと巻戻しとが可能なローラを、積層台の基端側と先端側との間で進退させる装置が開示されている。この装置では、ローラが基端側に後退している状態で、搬送ベルトはローラに巻取られている。シート材の先端をローラ付近に設ける生地押えで把持しながら、搬送ベルトを巻戻すローラと生地押えとを積層台の先端側に前進させる。前進の停止後、生地押えによるシート材の把持を解除して、搬送ベルトを巻取りながらローラを後退させると、シート材は搬送ベルトの先端から積層台上に降下して積層する。
図5は、特許文献3に開示されている装置の作動原理を、その図3等に基づいて示す。ただし、説明の便宜上、参照符号および部分の名称は変更している。この装置では、生地搬送ベルト1のうちの上側ベルト1a上に生地2が供給され、生地積層台3上に積層される。生地搬送ベルト1は、先端ローラ4で折返され、上側ベルト1aと下側ベルト1bとが、生地積層台2の基端側に設ける上側案内ローラ5aと下側案内ローラ5bとによって下向きに方向が変えられ、それぞれの基端部が上側巻取りローラ6aと下側巻取ローラ6bとによって巻取られる。
図5(a)で、先端ローラ4は、生地積層台3上で、その基端側付近に位置する。上側ベルト1aと下側ベルト1bとは、それぞれの基端側がほぼ同じ長さで上側巻取りローラ6aと下側巻取りローラ6bとに巻取られている。原反2aから引出される生地2の先端は、案内板7に接触し、生地押え8によって保持される。ローラブレーキ4aは、生地2を介して先端ローラ4に押しつけられ、先端ローラ4の回転を制止する。回転が制止された先端ローラ4を前進させると、同じ長さの上側ベルト1aと下側ベルト1bとが上側巻取りローラ6aと下側巻取りローラ6bとから引出される。生地2は、ローラブレーキ4aで上側ベルト1a上に保持され、かつ先端ローラ4が回転しないため、生地2は上側ベルト1a上を滑ることなく左方に搬送される。
図5(b)で、先端ローラ4は、生地積層台3上で先端付近の空間に達する。続けて、生地押え8が案内板7から離れ、ローラブレーキ4aも先端ローラ4から離れ、下側ベルト1bを下側巻取りローラ6bで巻取る。上側ベルト1aも先端ローラ4で折返されて、下側巻取りローラ6bで巻取られる。図5(c)で先端ローラ4は後退し、シート材2は生地積層台3上に移行していき、先端ローラ4は原点位置に戻る。図5(d)で、搬送ベルト1は、ほとんど、下側巻取りローラ6bに巻取られている状態となる。生地押え8でシート材2を案内板7上に保持し、カッター9を作動させて、シート材2を切断する。カッター9によって切断された部分よりも前方のシート材2bは、案内板7に載っている部分を除いて、生地積層台3の表面上に移行している。先端ローラ4とともに案内板7がさらに後退すると、切断されたシート材2bの全体が生地積層台3の表面上に移行する。すでに切断されて生地積層台3の表面上に載置されているシート材2b上に、新たなシート材2bを移行させることを繰返して、生地積層台3の表面上にシート材2bを積層させることができる。搬送ベルト1は、下側巻取りローラ6bから引出され、先端ローラ4で折返され、上側巻取りローラ6bで巻取られて、巻戻される。
特開平10−140469号公報 特開2004−224480号公報 特開2010−013740号公報
特許文献1に示すような装置は、折返される無端状コンベアベルトの全体を変位させる必要があり、装置が大型化してしまう。特許文献2に示すような装置では、ローラが進退しても、ローラから引出された搬送ベルト自体は進退移動しない。このため、シート材を搬送ベルト上に搬入する際に、シート材と搬送ベルトとが擦れて、静電気を帯び、しわの発生などの問題が生じる。
特許文献3に示すような装置は、特許文献2で、シート材を搬送ベルト上に搬入する際に擦れる問題を解消するため、図5(a)に示すように、搬送ベルトも移動させる。また、図5(a)では、上側ベルト1aと下側ベルト1bとを、同時に繰出す必要があり、制御が複雑になる。さらに、搬送ベルト1を上下に渡らせるので、ベルト長が長く必要となり、搬送ベルト1を折返す箇所が多いので、多数のローラが必要となる。
図5に示す装置を裁断機の搬出側に設けて、裁断されたパーツを積層してピックアップの効率を高めるように使用する場合を想定すると、生地積層台3の基端側で裁断機に接続する必要がある。裁断したパーツは、裁断機の搬送機能を利用して、裁断機の搬出側から上側ベルト1a上に搬入することが考えられる。しかしながら、基端側には、巻取り機能を備える上側巻取りローラ6aと下側巻取りローラ6bとを設ける必要があるので、構成が大型化し、裁断機との接続が困難となる。
本発明の目的は、大型化することなく、裁断機などへの接続も容易な、シート材積層装置を提供することである。
本発明は、積層台上を、基端側から先端側に伸長しながら移動する搬送ベルト上にシート材を載置させる状態で搬送し、展開した搬送ベルトを伸長した先端側から短縮させて基端側に戻す際に、搬送ベルトの先端側からシート材を積層台の表面に移行させて、積層台の表面にシート材を積層させるシート材積層装置において、
積層台の基端側と先端側との間を移動可能で、搬送ベルトの先端側が接続される先端ローラと、
積層台の基端側に設置され、搬送ベルトの基端側が接続される基端ローラと、
先端ローラおよび基端ローラを制御するコントローラであって、
搬送ベルトを、先端ローラと基端ローラとの間に架渡す部分を除いて、基端ローラに巻取っておき、
先端ローラを、積層台上で前進させながら、搬送ベルトを先端ローラで基端ローラから引出し、引出される搬送ベルト上にシート材を搬入し、
シート材の搬送ベルト上への搬入後、先端ローラの移動を停止し、
先端ローラで搬送ベルトを巻取りながら、先端ローラを後退させて、搬送ベルト上のシート材を、先端ローラが後退して搬送ベルト上に載置されなくなった部分から積層台上に落下させ、
シート材の積層台上への移行後に、先端ローラの移動を停止して、先端ローラに巻取られた搬送ベルトを基端ローラで巻取る、
ように制御するコントローラとを、
含むことを特徴とする。
また本発明で、前記積層台の前記基端側には、前記搬送ベルトを受ける案内ローラが設けられ、
前記基端ローラは、積層台の下方で、かつ案内ローラよりも前記先端側の位置に設けられ、
搬送ベルトの基端側は、基端ローラまで案内ローラで折返される、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記コントローラは、
前記先端ローラまたは前記基端ローラのうちの少なくとも一方から前記搬送ベルトを引出す際に、引出す先端ローラまたは基端ローラに、引出される方向とは逆方向のトルクを印加する制御を行い、
先端ローラに巻取られた搬送ベルトを引出して基端ローラで巻取る際の搬送ベルトの移動速度が、搬送ベルトを先端ローラで基端ローラから引出す際の搬送ベルトの移動速度よりも高速になるように制御する、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記積層台の基端側と先端側との間を、前記先端ローラが連行して移動可能な支持ローラを含み、
支持ローラは、基端側から予め設定される停止位置まで移動して、搬送ベルトの中間部分を支持する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、搬送ベルトは、積層台上に一枚のみ展開されるので、ベルト長は積層台の基端側から先端側までの距離程度に収めることができ、先端ローラで折返す場合のようには長くならないようにすることができる。よって、搬送ベルトを先端ローラや基端ローラに巻取る場合の径も小さくなり、ローラの数も少なくなるので、装置を小型化して、低コスト化することができる。積層台の基端側に設ける構成も小型化することができるので、裁断機の搬出側にも容易に接続して、ピックアップの効率を高めることができる。
また本発明によれば、積層台の基端側では、搬送ベルトを案内ローラで受けて、案内ローラよりも先端側の位置に設ける基端ローラに折返すので、基端側で裁断機などに接続することが容易となる。基端ローラに巻取られる搬送ベルトの量が増減しても、案内ローラで折返す搬送ベルトの高さは変化しないので、シート材の搬入を安定して行うことができる。
また本発明によれば、搬送ベルトを先端ローラや基端ローラから引出す際に、引出される方向とは逆方向のトルクを印加する制御を行うので、機械的なブレーキを設ける必要はない。先端ローラに巻取られている搬送ベルトを高速で基端ローラに巻戻すので、シート材積層の動作に要する時間を短縮することができる。
また本発明によれば、先端ローラで搬送ベルトを展開すると、基端側との中間で、支持ローラが停止して搬送ベルトを支持するので、搬送ベルトが弛んで、積層台の表面に触れるような事態を防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施例としてのシート材積層装置10の概略的な構成を示す斜視図である。 図2は、図1のシート材積層装置10を駆動する概略的な構成を模式的に示す図である。 図3は、図1のシート材積層装置10の動作を模式的に示す図である。 図4は、図1のシート材積層装置10に支持ローラ21,22を設ける構成および動作を示す簡略化した側面図である。 図5は、特許文献3に開示されている装置の作動原理を示す、簡略化した側面図である。
以下、図1〜図4で、本発明の一実施例としてのシート材積層装置10の構成および動作を示す。説明の便宜上、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1は、本発明の一実施例としてのシート材積層装置10の概略的な構成を示す。シート材積層装置10は、搬送ベルト11でシート材12を搬送する。搬送ベルト11は、積層台13上を、基端側から先端側に伸長して移動しながら、シート材12aを載置させる状態で搬送する。伸長した搬送ベルト11を先端側から短縮させながら基端側に戻す際に、搬送ベルト11の先端側からシート材12aを積層台13の表面に移行させて、積層台13の表面にシート材12bを積層させる。シート材積層装置10には、先端ローラ14と、案内ローラ15と、基端ローラ16と、コントローラ10aとが含まれる。
先端ローラ14は、ゲート17に取付けられる。ゲート17は、積層台13の両側方に設けられるベルト18で、積層台13の基端側と先端側との間を移動可能である。先端ローラ14は、回転可能に支持され、搬送ベルト11を先端側から巻取るように駆動する回転駆動源としてのサーボモータ14aを備えている。基端ローラ16およびベルト18も、同様なサーボモータを駆動源としており、コントローラ10aによって制御される。
図2は、図1のシート材積層装置10を駆動する概略的な構成を模式的に示す。前述のように、先端ローラ14、基端ローラ16、およびベルト18は、サーボモータ14a,16a,18aによってそれぞれ回転駆動される。サーボモータ14a,16a,18aの出力は、歯付のプーリ14b,16b,18b、ベルト14c,16c,18cおよびプーリ14d,16d,18dを介して、先端ローラ14、基端ローラ16およびベルト18の両端に設けるプーリ18e,18fに、それぞれ伝達される。
図3は、図1のシート材積層装置10を、裁断機の搬出テーブル19側に設けて、裁断機で裁断されたシート材のパーツ12cをピックアップする場合の動作を模式的に示す。本発明は、パーツ12cをピックアップする場合ばかりではなく、裁断機で裁断するシート材を積層して準備する場合などにも適用することができる。
図3(a)では、ゲート17を積層台13に対して前進させながら、先端ローラ14の軸を固定し、搬送ベルト11を基端ローラ16から引出す。先端ローラ14は、図2に示すサーボモータ14aをロックする制御によって、軸をロックする。基端ローラ16のサーボモータ16aでは、巻取り方向のトルクを印加し、引出す搬送ベルト11のテンションを確保する制御を行う。裁断機の裁断テーブルが無端コンベアとして搬送の機能を有していれば、搬送ベルト11を引出すゲート17の移動速度とコンベアの搬送速度とを同期させて、パーツ12cの移動を円滑に行うことができる。特に、搬送ベルト11上にパーツ12cが搬入される初期には、裁断機側での搬送が必要となる。搬送ベルト11上にパーツ12cがある程度搬入されると、裁断機側では搬出テーブルなどで搬送が行われなくなっても、搬送ベルト11に後続のパーツ12cを引入れることができる。なお、生地押えなどを設けて、パーツ12cの先端を把持して、搬入を確実に行わせるようにしてもよい。
図3(b)では、搬送ベルト11上にパーツ12cが搬入されて、搬送対象のシート材12aとなる状態で、積層台13上に積層すべきシート材12bの位置を過ぎると、ゲート17を停止させる。先端ローラ14の軸固定と、基端ローラ16への巻取り方向トルクの印加との制御は継続する。搬出テーブル19上には、次のパーツ12cが送り込まれている。
図3(c)では、積層台13に対してゲート17を後退させる。先端ローラ14は、ゲート17の後退に同期して、搬送ベルト11を巻取る。搬送ベルト11は移動しないけれども、先端側から先端ローラ14で巻取られて短縮する。基端ローラ16は回転しないように固定されるけれども、基端ローラ16への巻取り方向トルクの印加による搬送ベルト11のテンション確保の制御は継続する。シート材12aは、後退する先端ローラ14が通過すると、通過部分は搬送ベルト11による支持が行われなくなり、先端側から積層台13上に落下して降り始める。
図3(d)では、シート材12aの全体が積層台13上のシート材12b上に降りる位置で、ゲート17を停止する。既に積層台13の表面上にシート材12bが積層されていれば、その上にシート材12aが重なる。先端ローラ14による搬送ベルト11の巻取りも停止する。基端ローラ16への巻取り方向トルクの印加は継続する。
図3(e)では、先端ローラ14に巻取られている搬送ベルト11を引出して、基端ローラ16で巻取る。先端ローラ14と基端ローラ16との間の距離が近いので、巻取る速度を高速化して、時間短縮を図ることができる。なお、次のパーツ12cの先端と先端ローラ14との距離をオフセットΔLとして、この分の搬送ベルト11は先端ローラ14に残しておく。
図3(f)では、オフセットΔL分の搬送ベルト11を先端ローラ14から引出しながら、ゲート17を前進させる。基端ローラ16には、搬送ベルト11のテンションを確保するための巻取り方向トルクを印加しておく。先端ローラ14からオフセットΔL分の搬送ベルト11が引出され、ゲート17が前進すると、図3(a)の状態に戻り、次のパーツ12cを搬送して積層する動作の準備が完了する。このようにして、パーツ12cを搬送して積層する動作を繰返して行うことができる。
以上のような制御は、コントローラ10aによって自動的に行わせることができる。図3(a)〜(f)に示すような各段階の動作を、作業者による制御操作で行わせることもできる。なお、逆方向のトルクを印加する制御は、先端ローラ14または基端ローラ16のうちの少なくとも一方から搬送ベルト11を引出す際に、引出す先端ローラ14または基端ローラ16に対して行えばよい。引出される方向とは逆方向にトルクを印加する制御を行うことで、搬送ベルト11のテンションを確保することができるので、機械的なブレーキを設ける必要はない。
図4は、図1のシート材積層装置10に支持ローラ21,22を設ける構成および動作を示す。図4(a)に示すように、先端ローラ14と案内ローラ15との間には、積層台13の両側方に設けるガイド20に沿って移動可能な、支持ローラ21,22を設けることができる。支持ローラ21,22は、ガイド20に対して摺動移動可能な支持体21a,22aの頂部で回転可能に支持される。図4(b)に示すように、ゲート17が積層台13に沿って前進すると、支持体21a,22aがゲート17によって連行される。ただし、ガイド20には、支持体21a,22aに個別に作用するストッパが設けられており、ストッパの位置で支持体21a,22aは停止する。ストッパの位置までのゲート17による支持体21a,22aの連行は、爪などの機械的な係合や、磁力などによって行わせることができる。ゲート17が積層台13に沿って後退する際には、各ストッパの位置で停止している支持体21a,22aをそれぞれ当接後に押して、基端側まで連行する。ゲート17と支持体21a,22aとを機械的に係合させる場合は、当接時に再度係合させることができる。
支持ローラ21,22の数は、展開する搬送ベルト11の長さに応じて、単一にすることも、3以上にすることもできる。先端ローラ14で搬送ベルト11を展開すると、基端側との中間で、支持ローラ21,22が停止して搬送ベルト11を支持するので、搬送ベルト11が弛んで、積層台13の表面に触れるような事態を防ぐことができる。
10 シート材積層装置
10a コントローラ
11 搬送ベルト
12,12a,12b シート材
12c パーツ
13 積層台
14 先端ローラ
14a,16a,18a サーボモータ
15 案内ローラ
16 基端ローラ
17 ゲート
21,22 支持ローラ

Claims (4)

  1. 積層台上を、基端側から先端側に伸長しながら移動する搬送ベルト上にシート材を載置させる状態で搬送し、展開した搬送ベルトを伸長した先端側から短縮させて基端側に戻す際に、搬送ベルトの先端側からシート材を積層台の表面に移行させて、積層台の表面にシート材を積層させるシート材積層装置において、
    積層台の基端側と先端側との間を移動可能で、搬送ベルトの先端側が接続される先端ローラと、
    積層台の基端側に設置され、搬送ベルトの基端側が接続される基端ローラと、
    先端ローラおよび基端ローラを制御するコントローラであって、
    搬送ベルトを、先端ローラと基端ローラとの間に架渡す部分を除いて、基端ローラに巻取っておき、
    先端ローラを、積層台上で前進させながら、搬送ベルトを基端ローラから引出して、引出される搬送ベルト上にシート材を搬入し、
    シート材の搬送ベルト上への搬入後、先端ローラの移動を停止し、
    先端ローラで搬送ベルトを巻取りながら、先端ローラを後退させて、搬送ベルト上のシート材を、先端ローラが後退して搬送ベルト上に載置されなくなった部分から積層台上に落下させ、
    シート材の積層台上への移行後に、先端ローラの移動を停止して、先端ローラに巻取られた搬送ベルトを基端ローラで巻取る、
    ように制御するコントローラとを、
    含むことを特徴とするシート材積層装置。
  2. 前記積層台の前記基端側には、前記搬送ベルトを受ける案内ローラが設けられ、
    前記基端ローラは、積層台の下方で、かつ案内ローラよりも前記先端側の位置に設けられ、
    搬送ベルトの基端側は、基端ローラまで案内ローラで折返される、
    ことを特徴とする請求項1記載のシート材積層装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記先端ローラまたは前記基端ローラのうちの少なくとも一方から前記搬送ベルトを引出す際に、引出す先端ローラまたは基端ローラに、引出される方向とは逆方向のトルクを印加する制御を行い、
    先端ローラに巻取られた搬送ベルトを引出して基端ローラで巻取る際の搬送ベルトの移動速度が、搬送ベルトを先端ローラで基端ローラから引出す際の搬送ベルトの移動速度よりも高速になるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のシート材積層装置。
  4. 前記積層台の基端側と先端側との間を、前記先端ローラが連行して移動可能な支持ローラを含み、
    支持ローラは、基端側から予め設定される停止位置まで移動して、搬送ベルトの中間部分を支持する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のシート材積層装置。
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