JP2004223946A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置において、フォームの登録情報にディレクトリ情報を登録させるための制御手段101を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置において、フォームの登録情報にディレクトリ情報を登録させるための制御手段101を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホスト装置が送信するデータには複数のコード体系がある。例えば、JISコードやシフトJISコードやEBCDICコード等がある。通常一つのエミュレーションが処理することが可能なコード体系は単一である。そのため、複数のホスト装置が接続され、複数のコード体系を処理する必要がある環境の場合、それぞれのコード体系を処理可能なエミュレーションが複数必要になる。また、一つのエミュレーションで複数のコード体系を処理可能なエミュレーションも存在する。
帳票などの票や罫線など、頻繁に使用するデータをフォームデータとして画像形成装置のRAMおよびハードディスクに登録することが可能である。ハードディスクに登録する場合、任意のディレクトリに登録可能である。実際にフォームデータを使用する場合、フォームデータを展開し、他のデータと組み合わせて印字を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、エミュレーションが処理することが可能なコード体系は単一である。例えば、JISコード体系のホスト装置(ホスト装置1)から送信されるJISコードは、JISコード体系のコードを処理するエミュレーション(エミュレーションA)で処理され、EBCDICコード体系のホスト装置(ホスト装置2)から送信されるEBCDICコードは、EBCDICコード体系のコードを処理するエミュレーション(エミュレーションB)で処理される。つまり、ホスト装置1はエミュレーションA、ホスト装置2はエミュレーションBと異なるエミュレーションで処理される。
フォームの登録を行なう場合、ホスト装置1のフォームはエミュレーションAのフォームとして、ホスト装置2のフォームはエミュレーションBのフォームとして登録される。また、フォームの削除を行なう場合、ホスト装置1のフォーム削除はエミュレーションAのフォームを、ホスト装置2のフォーム削除はエミュレーションBのフォームを削除する。つまり、コード体系の異なるホスト装置1とホスト装置2で同じ番号のフォームの登録・削除を行なった場合、他のコード体系のフォーム登録・削除に影響を与えることはない。
しかし、エミュレーションの中には、複数のコード体系のコードを処理することが可能なエミュレーションが存在する。例えば、JISコード体系のコードとEBCDICコード体系のコードの両方を処理することが可能なエミュレーション(エミュレーションC)は、ホスト装置1とホスト装置2の両方のコード体系のコードを処理することが可能である。つまり、JISコード体系のホスト装置1とEBCDICコード体系のホスト装置2ではシステムが異なるが、同じエミュレーションCで処理される。
【0004】
フォームの登録を行なう場合、ホスト装置1のフォームはエミュレーションCのフォームとして、ホスト装置2のフォームもエミュレーションCのフォームとして登録される。また、フォームの削除を行なう場合、ホスト装置1のフォーム削除はエミュレーションCのフォームを、ホスト装置2のフォーム削除もエミュレーションCのフォームを削除する。つまり、コード体系の異なるホスト装置1とホスト装置2で同じ番号のフォームを登録した場合、後から登録したコード体系のフォームが上書き登録されてしまう。
例えば、ホスト装置1がJISコード体系でフォームを登録後、同じ番号にホスト装置2がEBCDICコード体系でフォームを登録した場合、EBCDICコード体系のフォームが上書き登録されてしまう。また、フォームを削除する場合、登録を行なったコード体系と削除を行なうコード体系が異なってもフォームの削除を行なえるという不具合がある。
例えば、JISコード体系でフォームが登録されていても、EBCDICコード体系のホスト装置2がJISコード体系のフォームを削除することが可能である。さらに、フォームの実行を行なう場合、JISコード体系のホスト装置1が登録したフォームデータをEBCDICコード体系のホスト装置2が実行することが可能である。
つまり、フォームを登録したホスト装置のコード体系とフォームを実行するホスト装置のコード体系が異なる場合でも、フォームの実行が可能である。それにより、フォームが正常に実行されないという問題がある。
本発明は、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置において、フォームの登録情報にディレクトリ情報を登録させるための制御手段を備えた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、フォームの登録時、フォームの登録情報のディレクトリ情報にディレクトリを登録する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、フォームの実行時、フォームデータを一時的に登録するディレクトリを作成する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、フォームの実行時、実行するフォームのディレクトリを、フォームの登録情報のディレクトリ情報に登録されるディレクトリに設定する請求項2記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、フォームの実行時、設定されたディレクトリのフォームを実行する請求項4記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、フォームの実行時、コード体系が異なる場合フォームデータのコード体系を変換する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項7記載の発明は、コード体系を変換したフォームデータを、作成されたディレクトリに登録する請求項3、6記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項8記載の発明は、フォームの登録情報のディレクトリ情報のディレクトリを、ディレクトリに変更する請求項3、7記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置としてのプリンタにおけるコントローラのブロック図である。コントローラ100において、CPU101は、プログラムROM104のプログラム、パネル装置112からのモード指示、ホスト装置120からのコマンドによってコントローラ100全体を制御する。
ICカード102は、フォントデータや、プログラムを外部から供給する。NVRAM103は、パネル装置112からのモード指示の内容などを記憶しておく不揮発性記憶装置である。プログラムROM104は、コントローラ100の制御プログラムが格納されている。
フォントROM105は、フォントのパターンデータなどを記憶する。RAM106は、CPU101のワークメモリ、入力データのインプットバッファ、プリントデータのページバッファ、ダウンロードフォント用のメモリ等に使用する。エンジンインターフェース107は、エンジン111とコマンドおよびステータスや、印字データの通信を行なう。
パネルインターフェース108は、パネル装置112とコマンドおよびステータスの通信を行なう。ホストインターフェース109(109−1、109−2)は、ホスト装置120−1や120−2と通信を行なうユニツトであり、通常はセントロI/FやRS232Cである。ディスクインターフェース110は、ディスク装置113と通信を行なう。
コントローラ100と、実際に印字を行なうエンジン111と、使用者に現在のプリンタの状態を知らせたりモード指示を行なったりするパネル装置112と、フォントデータやプログラムや印字データなどの様々のデータを記憶しておくフロッピディスク装置やハードディスク装置などのディスク装置113とで、プリンタが構成される。またプリンタの上位装置であるホスト装置120がホストインターフェース109を介してコントローラ100に接続されている。
【0007】
以下、本発明の動作を説明する。図2は本発明の動作を示すフローチャート、図3はフォームデータ登録情報の第1の例を示す図表、図4はフォームデータ登録情報の第2の例を示す図表である。
ここで、JISコード体系のホスト装置をホスト装置120−1、EBCDICコード体系のホスト装置をホスト装置120−2とし、フォームデータを登録するディレクトリを“A:¥FORM”、フォームデータを一時的に登録するディレクトリを“A:¥FORM¥TEMP”とする。フォームデータ登録情報のコード体系が“0”の場合はJISコード、“1”の場合はEBCDICコードとする。フォームデータ登録情報のディレクトリ情報が“0”の場合はディレクトリ“A:¥FORM”、“1”の場合は“a:¥FORM”と“A:¥FORM¥TEMP”にフォームデータが登録されているものとし、“−1”の場合はフォームデータは未登録とする。
【0008】
(請求項1の発明に対応する第1の実施例)
NVRAM103に登録されているフォーム(フォームデータ)登録情報に、ディレクトリ情報を登録可能にする(図3)。フォーム番号4のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報には“−1”が登録されているため、フォームデータは未登録である(図3)。
(請求項2の発明に対応する第2の実施例)
フォームデータ登録時、フォームデータの登録情報にホスト装置120のコード体系・サイズと同様に第1の実施例により登録可能なディレクトリ情報に“0”を登録する(図3)。フォーム番号1と2のフォームデータは、JISコード体系でディレクトリ“A:¥FORM”に登録され、番号3のフォームデータは、EBCDICコード体系でディレクトリ“A:¥FORM”に登録されている(図3)。
(請求項3の発明に対応する第3の実施例)
フォーム実行コマンドを受信した場合、フォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”が作成されているか確認する(図2のS1)。作成されていない場合(図2のS1:N)、一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”を作成する(図2のS2)。
【0009】
(請求項4、5の発明に対応する第4の実施例)
実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報を確認する(図2のS3)。ディレクトリ情報が“0”より大きい場合(図2のS3:N)、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120のコード体系が同じかどうかを判断する(図2のS4)。コード体系が同じ場合(図2のS4:Y)、実行するフォーム番号のフォームデータが実際に登録されているディレクトリを、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報に従い設定する(図2のS9)。
例えば、ホスト装置120−1からホストインターフェース109−1を通してフォーム番号1を実行するコマンドを受信した場合で説明する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報は“0”で(図2のS3:N)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120−1のコード体系はJISコード体系で同じなので(図2のS4:Y)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報に従い、フォーム番号1が実際に登録されているディレクトリを設定する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報は“0”なので、フォーム番号1のフォームデータが登録されているディレクトリを“A:¥FORM”に設定し(図2のS9)、“A:¥FORM”に登録されているフォーム番号1を実行する(図2のS10)。
【0010】
(請求項6、7、8の発明に対応する第5の実施例)
実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120のコード体系が異なる場合(図2のS4:N)、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報を確認する(図2のS5)。ディレクトリ情報が“0”の場合(図2のS5:Y)、登録されているフォームデータをホスト装置120のコード体系に変換し(図2のS6)、第3の実施例で作成したフォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”に登録する(図2のS7)。その後、実行するフォーム番号のフォーム登録情報のディレクトリ情報を“1”に変更する(図2のS8)。
例えば、ホスト装置120−2からホストインターフェース109−2を通してフォーム番号1を実行するコマンドを受信した場合で説明する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のコード体系はJISコード体系で、ホスト装置120−2のコード体系のEBCDICコード体系と異なり(図2のS4:N)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報が“0”なので(図2のS5:Y)、登録されているJISコード体系のフォームデータをEBCDICコード体系のフォームデータに変換し(図2のS6)、第3の実施例で作成したフォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”に登録する(図2のS7)。その後、フォーム番号1のフォーム登録情報のディレクトリ情報を“1”に変更する(図2のS8、図4)。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フォーム(フォームデータ)の登録情報にディレクトリ情報を登録可能にすることにより、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能になる。また、フォームデータのコード体系を変換することにより、異なるコード体系のフォームデータを共有することが可能になる。また、コード体系を変換したフォームデータをディレクトリに登録することにより、フォームを実行するたびにコード体系の変換を行なう必要がなくなる。また、フォームデータの登録情報のディレクトリ情報を変更することにより、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としてのプリンタにおけるコントローラのブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】フォームデータ登録情報の第1の例を示す図である。
【図4】フォームデータ登録情報の第2の例を示す図である。
【符号の説明】
100 コントローラ
101 CPU(制御手段)
111 エンジン
112 パネル装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホスト装置が送信するデータには複数のコード体系がある。例えば、JISコードやシフトJISコードやEBCDICコード等がある。通常一つのエミュレーションが処理することが可能なコード体系は単一である。そのため、複数のホスト装置が接続され、複数のコード体系を処理する必要がある環境の場合、それぞれのコード体系を処理可能なエミュレーションが複数必要になる。また、一つのエミュレーションで複数のコード体系を処理可能なエミュレーションも存在する。
帳票などの票や罫線など、頻繁に使用するデータをフォームデータとして画像形成装置のRAMおよびハードディスクに登録することが可能である。ハードディスクに登録する場合、任意のディレクトリに登録可能である。実際にフォームデータを使用する場合、フォームデータを展開し、他のデータと組み合わせて印字を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、エミュレーションが処理することが可能なコード体系は単一である。例えば、JISコード体系のホスト装置(ホスト装置1)から送信されるJISコードは、JISコード体系のコードを処理するエミュレーション(エミュレーションA)で処理され、EBCDICコード体系のホスト装置(ホスト装置2)から送信されるEBCDICコードは、EBCDICコード体系のコードを処理するエミュレーション(エミュレーションB)で処理される。つまり、ホスト装置1はエミュレーションA、ホスト装置2はエミュレーションBと異なるエミュレーションで処理される。
フォームの登録を行なう場合、ホスト装置1のフォームはエミュレーションAのフォームとして、ホスト装置2のフォームはエミュレーションBのフォームとして登録される。また、フォームの削除を行なう場合、ホスト装置1のフォーム削除はエミュレーションAのフォームを、ホスト装置2のフォーム削除はエミュレーションBのフォームを削除する。つまり、コード体系の異なるホスト装置1とホスト装置2で同じ番号のフォームの登録・削除を行なった場合、他のコード体系のフォーム登録・削除に影響を与えることはない。
しかし、エミュレーションの中には、複数のコード体系のコードを処理することが可能なエミュレーションが存在する。例えば、JISコード体系のコードとEBCDICコード体系のコードの両方を処理することが可能なエミュレーション(エミュレーションC)は、ホスト装置1とホスト装置2の両方のコード体系のコードを処理することが可能である。つまり、JISコード体系のホスト装置1とEBCDICコード体系のホスト装置2ではシステムが異なるが、同じエミュレーションCで処理される。
【0004】
フォームの登録を行なう場合、ホスト装置1のフォームはエミュレーションCのフォームとして、ホスト装置2のフォームもエミュレーションCのフォームとして登録される。また、フォームの削除を行なう場合、ホスト装置1のフォーム削除はエミュレーションCのフォームを、ホスト装置2のフォーム削除もエミュレーションCのフォームを削除する。つまり、コード体系の異なるホスト装置1とホスト装置2で同じ番号のフォームを登録した場合、後から登録したコード体系のフォームが上書き登録されてしまう。
例えば、ホスト装置1がJISコード体系でフォームを登録後、同じ番号にホスト装置2がEBCDICコード体系でフォームを登録した場合、EBCDICコード体系のフォームが上書き登録されてしまう。また、フォームを削除する場合、登録を行なったコード体系と削除を行なうコード体系が異なってもフォームの削除を行なえるという不具合がある。
例えば、JISコード体系でフォームが登録されていても、EBCDICコード体系のホスト装置2がJISコード体系のフォームを削除することが可能である。さらに、フォームの実行を行なう場合、JISコード体系のホスト装置1が登録したフォームデータをEBCDICコード体系のホスト装置2が実行することが可能である。
つまり、フォームを登録したホスト装置のコード体系とフォームを実行するホスト装置のコード体系が異なる場合でも、フォームの実行が可能である。それにより、フォームが正常に実行されないという問題がある。
本発明は、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置において、フォームの登録情報にディレクトリ情報を登録させるための制御手段を備えた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、フォームの登録時、フォームの登録情報のディレクトリ情報にディレクトリを登録する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、フォームの実行時、フォームデータを一時的に登録するディレクトリを作成する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、フォームの実行時、実行するフォームのディレクトリを、フォームの登録情報のディレクトリ情報に登録されるディレクトリに設定する請求項2記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、フォームの実行時、設定されたディレクトリのフォームを実行する請求項4記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、フォームの実行時、コード体系が異なる場合フォームデータのコード体系を変換する請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項7記載の発明は、コード体系を変換したフォームデータを、作成されたディレクトリに登録する請求項3、6記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項8記載の発明は、フォームの登録情報のディレクトリ情報のディレクトリを、ディレクトリに変更する請求項3、7記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置としてのプリンタにおけるコントローラのブロック図である。コントローラ100において、CPU101は、プログラムROM104のプログラム、パネル装置112からのモード指示、ホスト装置120からのコマンドによってコントローラ100全体を制御する。
ICカード102は、フォントデータや、プログラムを外部から供給する。NVRAM103は、パネル装置112からのモード指示の内容などを記憶しておく不揮発性記憶装置である。プログラムROM104は、コントローラ100の制御プログラムが格納されている。
フォントROM105は、フォントのパターンデータなどを記憶する。RAM106は、CPU101のワークメモリ、入力データのインプットバッファ、プリントデータのページバッファ、ダウンロードフォント用のメモリ等に使用する。エンジンインターフェース107は、エンジン111とコマンドおよびステータスや、印字データの通信を行なう。
パネルインターフェース108は、パネル装置112とコマンドおよびステータスの通信を行なう。ホストインターフェース109(109−1、109−2)は、ホスト装置120−1や120−2と通信を行なうユニツトであり、通常はセントロI/FやRS232Cである。ディスクインターフェース110は、ディスク装置113と通信を行なう。
コントローラ100と、実際に印字を行なうエンジン111と、使用者に現在のプリンタの状態を知らせたりモード指示を行なったりするパネル装置112と、フォントデータやプログラムや印字データなどの様々のデータを記憶しておくフロッピディスク装置やハードディスク装置などのディスク装置113とで、プリンタが構成される。またプリンタの上位装置であるホスト装置120がホストインターフェース109を介してコントローラ100に接続されている。
【0007】
以下、本発明の動作を説明する。図2は本発明の動作を示すフローチャート、図3はフォームデータ登録情報の第1の例を示す図表、図4はフォームデータ登録情報の第2の例を示す図表である。
ここで、JISコード体系のホスト装置をホスト装置120−1、EBCDICコード体系のホスト装置をホスト装置120−2とし、フォームデータを登録するディレクトリを“A:¥FORM”、フォームデータを一時的に登録するディレクトリを“A:¥FORM¥TEMP”とする。フォームデータ登録情報のコード体系が“0”の場合はJISコード、“1”の場合はEBCDICコードとする。フォームデータ登録情報のディレクトリ情報が“0”の場合はディレクトリ“A:¥FORM”、“1”の場合は“a:¥FORM”と“A:¥FORM¥TEMP”にフォームデータが登録されているものとし、“−1”の場合はフォームデータは未登録とする。
【0008】
(請求項1の発明に対応する第1の実施例)
NVRAM103に登録されているフォーム(フォームデータ)登録情報に、ディレクトリ情報を登録可能にする(図3)。フォーム番号4のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報には“−1”が登録されているため、フォームデータは未登録である(図3)。
(請求項2の発明に対応する第2の実施例)
フォームデータ登録時、フォームデータの登録情報にホスト装置120のコード体系・サイズと同様に第1の実施例により登録可能なディレクトリ情報に“0”を登録する(図3)。フォーム番号1と2のフォームデータは、JISコード体系でディレクトリ“A:¥FORM”に登録され、番号3のフォームデータは、EBCDICコード体系でディレクトリ“A:¥FORM”に登録されている(図3)。
(請求項3の発明に対応する第3の実施例)
フォーム実行コマンドを受信した場合、フォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”が作成されているか確認する(図2のS1)。作成されていない場合(図2のS1:N)、一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”を作成する(図2のS2)。
【0009】
(請求項4、5の発明に対応する第4の実施例)
実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報を確認する(図2のS3)。ディレクトリ情報が“0”より大きい場合(図2のS3:N)、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120のコード体系が同じかどうかを判断する(図2のS4)。コード体系が同じ場合(図2のS4:Y)、実行するフォーム番号のフォームデータが実際に登録されているディレクトリを、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報に従い設定する(図2のS9)。
例えば、ホスト装置120−1からホストインターフェース109−1を通してフォーム番号1を実行するコマンドを受信した場合で説明する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報は“0”で(図2のS3:N)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120−1のコード体系はJISコード体系で同じなので(図2のS4:Y)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報に従い、フォーム番号1が実際に登録されているディレクトリを設定する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報は“0”なので、フォーム番号1のフォームデータが登録されているディレクトリを“A:¥FORM”に設定し(図2のS9)、“A:¥FORM”に登録されているフォーム番号1を実行する(図2のS10)。
【0010】
(請求項6、7、8の発明に対応する第5の実施例)
実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のコード体系とホスト装置120のコード体系が異なる場合(図2のS4:N)、実行するフォーム番号のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報を確認する(図2のS5)。ディレクトリ情報が“0”の場合(図2のS5:Y)、登録されているフォームデータをホスト装置120のコード体系に変換し(図2のS6)、第3の実施例で作成したフォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”に登録する(図2のS7)。その後、実行するフォーム番号のフォーム登録情報のディレクトリ情報を“1”に変更する(図2のS8)。
例えば、ホスト装置120−2からホストインターフェース109−2を通してフォーム番号1を実行するコマンドを受信した場合で説明する。フォーム番号1のフォームデータ登録情報のコード体系はJISコード体系で、ホスト装置120−2のコード体系のEBCDICコード体系と異なり(図2のS4:N)、フォーム番号1のフォームデータ登録情報のディレクトリ情報が“0”なので(図2のS5:Y)、登録されているJISコード体系のフォームデータをEBCDICコード体系のフォームデータに変換し(図2のS6)、第3の実施例で作成したフォームデータを一時的に登録するディレクトリ“A:¥FORM¥TEMP”に登録する(図2のS7)。その後、フォーム番号1のフォーム登録情報のディレクトリ情報を“1”に変更する(図2のS8、図4)。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フォーム(フォームデータ)の登録情報にディレクトリ情報を登録可能にすることにより、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能になる。また、フォームデータのコード体系を変換することにより、異なるコード体系のフォームデータを共有することが可能になる。また、コード体系を変換したフォームデータをディレクトリに登録することにより、フォームを実行するたびにコード体系の変換を行なう必要がなくなる。また、フォームデータの登録情報のディレクトリ情報を変更することにより、最適なコード体系のフォームデータを実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としてのプリンタにおけるコントローラのブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】フォームデータ登録情報の第1の例を示す図である。
【図4】フォームデータ登録情報の第2の例を示す図である。
【符号の説明】
100 コントローラ
101 CPU(制御手段)
111 エンジン
112 パネル装置
Claims (8)
- 複数のコード体系を処理することが可能なエミュレーション、およびハードディスクへのフォームオーバーレイ登録機能を有し、さらに、フォームの登録情報を登録可能な画像形成装置において、前記フォームの登録情報にディレクトリ情報を登録させるための制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- フォームの登録時、前記フォームの登録情報のディレクトリ情報にディレクトリを登録することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- フォームの実行時、フォームデータを一時的に登録するディレクトリを作成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- フォームの実行時、実行するフォームのディレクトリを、フォームの登録情報のディレクトリ情報に登録されるディレクトリに設定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- フォームの実行時、設定されたディレクトリのフォームを実行することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- フォームの実行時、コード体系が異なる場合フォームデータのコード体系を変換することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- コード体系を変換したフォームデータを、作成されたディレクトリに登録することを特徴とする請求項3、6記載の画像形成装置。
- フォームの登録情報のディレクトリ情報のディレクトリを、ディレクトリに変更することを特徴とする請求項3、7記載の画像形成装置。
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- 2003-01-24 JP JP2003015970A patent/JP2004223946A/ja active Pending
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