JP2004223026A - まくら - Google Patents
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Abstract
【課題】人の睡眠時のいびきを防止すると共に、健やかな眠りを提供する。
【解決手段】人の後頭部16に当たる位置に配置したエアーバックA6と、首筋から肩口の両側又は背中の中央部に配置したエアーバックB7、エアーバックC8、エアーバックD18と、これらのエアーバックA6、B7、C8、D18に空気を供給する駆動ポンプ4と、駆動ポンプ4からエアーバックA6、B7、C8、D18への空気の供給を制御する制御弁5と、前記駆動ポンプ4と制御弁5をコントロールするコントローラー3と、人のいびきの音を検知する検知センサー11を備え、人がいびきをかいた時、そのいびきを検知センサー11で検知してコントローラー3に伝え、エアーバックA6、B7、C8、D18に空気を入れたり放出する。
【選択図】 図2
【解決手段】人の後頭部16に当たる位置に配置したエアーバックA6と、首筋から肩口の両側又は背中の中央部に配置したエアーバックB7、エアーバックC8、エアーバックD18と、これらのエアーバックA6、B7、C8、D18に空気を供給する駆動ポンプ4と、駆動ポンプ4からエアーバックA6、B7、C8、D18への空気の供給を制御する制御弁5と、前記駆動ポンプ4と制御弁5をコントロールするコントローラー3と、人のいびきの音を検知する検知センサー11を備え、人がいびきをかいた時、そのいびきを検知センサー11で検知してコントローラー3に伝え、エアーバックA6、B7、C8、D18に空気を入れたり放出する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は睡眠中のいびきを防止すると共に、首筋のストレッチ、頭部の冷却、肩口の暖め、音楽による睡眠時のリラックス、目覚め時の音楽による爽快感等快適な睡眠を得るためのまくらに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、いびき防止用のまくらとして特開平7−155246号公報(特許文献1)に示すものがある。
【0003】
このものは、まくらの外皮の内部に長手方向に沿った二つの仕切りを設けて三つの収納部を形成し、この収納部の中央部に羽毛又は羽根を収容し、両側の収納部に小パイプ体からなる充填材を収納したものであり、これによって個人差のある首形状に対応して形状変化を行ない、寝姿にフィットすることによりいびき防止を図ったものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−155246号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いびきの一番の原因は、眠ると舌根が後退し、咽頭筋の緊張が低下して上気道が狭くなることにより呼吸のための空気が通る通路が狭くなり、空気圧が高くなって上気道を通過した空気が広い空間に拡散して乱流が発生し、これがいびきとなるものである。
【0006】
これに対して上記従来のまくらでは、寝た当初は上気道が確保できていびきが出にくい位置にまくらがくるようにすることはできるが、寝返り等によって頭の位置や体の位置が変わると首の位置が上気道を確保できる位置よりずれ、上気道が塞がれていびきが出るようになる。
【0007】
また、寝ている人は自分がいびきをかいている自覚がないため、頭および体の位置を変えていびきのでないようにすることは困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記に鑑みなされたもので、請求項1では、人の後頭部に当たる位置に配置したエアーバックAと、首筋から肩口の両側又は背中の中央部に配置したエアーバックB、エアーバックC、エアーバックDと、これらのエアーバックA、B、C、Dにエアーを供給する駆動ポンプと、駆動ポンプからエアーバックA、B、C、Dへのエアーの供給を制御する制御弁と、前記駆動ポンプと制御弁をコントロールするコントローラーと、人のいびきを検知する検知センサーとを備え、人がいびきをかいた時、そのいびきを検知センサーで検知してコントローラーに伝え、エアーバックA、B、C、Dに空気を入れたり放出するものである。
【0009】
また、請求項2では、まくら本体の人の後頭部の下側の位置にまくら本体の材料とは別の通気性材料を配置したものである。
【0010】
また、請求項3では、まくら本体の人の後頭部の下側の位置にまくら本体の材料とは別の通気性材料を配置するとともに、前記後頭部に当たる部分に吸冷機能を持つジェル材を配置したものである。
【0011】
また、請求項4では、人の肩口の部分にヒーターを設けるとともに、このヒーターの加熱と非加熱の切り替えができるようにしたものである。
【0012】
また、請求項5では、人の後頭部を冷却できるように冷却部を配置するとともに、冷却および非冷却の切替えができるようにしたものである。
【0013】
さらに、請求項6では、人の首筋から肩口の両側に設けたエアーバックB、エアーバックCへ交互に空気を入れたり出したりできる切り替えモードを設けたものである。
【0014】
さらに、請求項7では、まくら本体内にスピーカーを内蔵し、このスピーカーに所定の時間音声を流す切タイマーと朝目覚める時に音声を流す目覚ましタイマー制御部を繋げたものである。
【0015】
本発明の請求項1によれば、いびきをかいた時、そのいびきを止めるように頭および体の向きを変えることにより、いびきを止めるまくらを提供することができる。
【0016】
また、いびきの原因である舌根の後退が進行すると、完全に上気道を塞ぎ、無呼吸状態となることがあるが、本発明によれば、無呼吸の防止にも効果がある。
【0017】
また、請求項2によれば、通気性材料をまくら本体内に配置することにより、いびき防止だけでなく、人の頭の熱及び汗を室内に放出することができ、快適な眠りを提供することができる。
【0018】
また、請求項3によれば、まくら本体にジェル材を配置することにより、請求項2の効果を更に高めることができる。
【0019】
また、請求項4によれば、まくら本体により人の肩口を暖めることにより動静脈吻合を開くことができ、手足の静脈に十分に血液を流すことができ、寒い冬の夜も手足が暖かく快適な眠りを提供することができる。
【0020】
また、請求項5によれば、人の後頭部を冷却できるように冷却部をまくら本体の後頭部に配置したことにより、さらに頭の冷却を確実に行なえ、夏場の暑い時に快適な眠りを提供することができる。
【0021】
さらに、請求項6によれば、まくら本体内に配置したエアーバックをいびき防止だけでなく、首筋や肩口のストレッチにも使うことができ、さらに快適性を増すことができる。
【0022】
さらに、請求項7によれば、音楽をタイマーで流すことにより、寝付く時にリラックスして眠ることができ、目覚めの時も目覚ましタイマーで音楽を流すことにより爽快な目覚めを得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明のまくらの一実施例の配置状況図である。図2は同実施例の斜視図である。図3(a)(b)は同実施例のいびきセンサー作動時の斜視図である。図4(a)(b)は図3と同様の斜視図である。図5は本発明のまくらの他の実施例の配置状況図である。図6は同実施例の斜視図である。図7(a)(b)は同実施例のいびきセンサー作動時の斜視図である。図8(a)(b)は図7と同様の斜視図である。図9は本発明のまくらの更に他の実施例の斜視図である。図10及び図11は本発明のまくらの他の実施例の配置状況図である。
【0024】
図1及び2において、1は制御器本体、2はこの本体1とは別個のまくら本体で、クッション材(図示せず)と、このクッション材を覆うカバー部材2aとで構成されている。3は制御器本体1内に設置されたコントローラーである。
【0025】
4は給気ポンプ等よりなる駆動ポンプで、制御器本体1内に設置されている。5は制御弁で、電磁弁5a、5b、5cよりなり、駆動ポンプ4と同様に制御器本体1内に設置されており、これを開閉することにより駆動ポンプ4からの給気を後記するエアーバックA6及びB7に供給したり、エアーバックA6及びB7内の空気を大気に放出したりする。
【0026】
6はエアーバックAで、まくら本体2の人の後頭部16に位置するクッション材をくり抜き、その中に配置されている。7はエアーバックB、8はエアーバックCで、まくら本体2の左右の首筋から肩口に位置するクッション材をくり抜いてその中に配置されている。但し、これらのエアーバックA6、B7、C8の配置方法は上記に限定されるものではない。要は、まくら本体2の後頭部と左右の首筋から肩口にしっかりと設置されていればよい。
【0027】
9a、9b、9cは各電磁弁5a、5b、5cとエアーバックA6、B7、C8を繋ぐホース、10は分岐管で、駆動ポンプ4からの供給空気を各電磁弁5a、5b、5cに供給するためのものである。
【0028】
11はいびき音を検知するための検知センサーで、音感センサー等よりなり、図示するようにまくら本体2の後頭部側面や制御器本体1等の人のいびき音を検知しやすい場所に取り付けられている。
【0029】
12は駆動ポンプ4とコントローラー3を繋ぐリード線で、コントローラー3からのON、OFF制御の信号を駆動ポンプ4に伝える。13a、13b、13cはコントローラー3と各電磁弁5a、5b、5cを繋ぐリード線で、コントローラー3からのON、OFFの信号を各電磁弁5a、5b、5cに伝える。14は検知センサー11とコントローラー3を繋ぐリード線で、検知センサー11が捕らえたいびき音の信号をコントローラー3に伝える。
【0030】
15は制御器本体1の上面に設けられた運転スイッチであり、これをON、OFFすることによりコントローラー3に運転信号を伝えるように構成されている。17はまくら本体2と制御器本体1を繋ぐ連絡線であり、内部に各電磁弁5a、5b、5cとエアーバックA6、B7、C8を繋ぐホース9a、9b、9c及び前記したリード線14が内蔵されている。
【0031】
このように構成されたまくらは、人が寝る当初は運転スイッチ15をONすると、コントローラー3から駆動ポンプ4にON信号が伝達されると共に、まくら本体2の人の後頭部16に位置するエアーバックA6に繋がる電磁弁5bに弁開の信号が伝達され、駆動ポンプ4からエアーバックA6に空気が供給され、エアーバックA6が所定の膨らみになると駆動ポンプ4は運転を停止する。電磁弁5bは検知センサー11からの検知信号が出ない間は開いた状態にあり、エアーバックA6の空気が室内に放出されない状態を保持している。
【0032】
この状態から、検知センサー11が人のいびき音を検知すると、まず、電磁弁5bが閉じ、図3(b)に示すようにエアーバックA6の空気を放出する。これにより人の後頭部16は下がり、上気道が開いた状態となる。図3(a)はこの状態を示しており、人の後頭部16は下側に下がった状態を示している。この状態は人工呼吸でとる姿勢と同じであり。上気道が開いた状態となることは容易に推測できる。
【0033】
この状態である時間保持し、いびきが止まればこの状態を継続し、ある時間いびきの止まる状態が継続できれば再度駆動ポンプ4をONさせると共に、電磁弁5bを開にしてエアーバックA6に当初の所定の空気量より少ない量の空気を送り、その後、駆動ポンプ4を停止する。これにより、より寝易い姿勢とすることができる。
【0034】
次に、前記したように後頭部に当たるエアーバックA6に対応した電磁弁5bを閉じて空気を放出して上気道を開いてもいびきが止まらない場合は、電磁弁5bを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックA6に所定の空気を供給し、ある一定時間経過後に、エアーバックB7に対応する電磁弁5aを開き、図4(b)に示すようにエアーバックB7に所定の空気量を供給してエアーバックB7を膨らませる。
【0035】
これにより、人は図4(a)に示すように自動的に左側を向いた状態となり、この状態で舌根の後退による上気道の閉塞を防止できるようにする。そして、この状態でいびきが止まるか否かを検知センサー11で検知し、いびきが止まればこの状態を保持する。また、この状態でもいびきが止まらなければ、右側のエアーバックB7に対応した電磁弁5aを閉じ、エアーバックB7の空気を放出し、ある一定の時間が経過した後、左側のエアーバックC8に対応した電磁弁5cを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックC8に所定量の空気を供給する。
【0036】
これにより人の体は右側を向いた状態となり、この状態で舌根の後退による上気道の閉塞を防止できるようにする。そして、この状態でいびきが止まるか否かを検知センサー11で検知していびきが止まればこの状態を保持する。また、この状態で一度いびきが止まっても、時間の経過と共に再度いびきが出れば、左側のエアーバックC8に対応した電磁弁5cを閉じてエアーバックC8の空気を放出し、ある一定時間の後、前記と同様に人の後頭部16に当たるエアーバックA6の空気を放出して上気道の確保ができる状態を確保し、このような運転サイクルでいびきがでない状態に人の体を保持する。
【0037】
尚、この運転サイクルにおいて、エアーバックA6、B7、C8の順番は、後頭部16に位置したエアーバックA6の空気の放出が先である必要はなく、色々な順番が考えられる。
【0038】
また、電磁弁5a、5b、5cを通した空気の供給および放出の機構は公知の組み合わせで実施できるのでここでは説明しない。
【0039】
次に、本発明の他の実施例について図5、図6、図7、図8により説明する。
【0040】
これらの図において、符号の1、2、3、4、5b、6、9b、11、13b、14、15、16、17は上記実施例と同じであり、説明を省略する。
【0041】
また、この実施例においては、上記したエアーバックB7、C8と、これに繋がる電磁弁5a、5cは設けられていない。
【0042】
図において、18はエアーバックDで、まくら本体2の人の首筋から背中の中央部に位置するクッション材をくり抜いてその中に配置されている。但し、このエアーバックD18の配置方法は上記に限定されるものではない。要は、まくら本体2の首筋から背中の中央部にしっかりと配置されていればよい。
【0043】
5dはエアーバックD18に空気を供給したり放出する制御弁からなる電磁弁である。9dはエアーバックD18と電磁弁5dを繋ぐホース、13dは電磁弁5dとコントローラー3を繋ぐリード線で、電磁弁5dを開いたり閉じたりする信号を送る。
【0044】
このように構成されたまくらにおいて、人の後頭部16に当たるエアーバックA6の動作については上記実施例と同じであり、エアーバックA6の空気が放出されると図7(a)のように人の後頭部16が下がり、上気道を確保するように作動する。
【0045】
そして、上記実施例と同様に人の後頭部16に当たるエアーバックA6の空気を放出してその後頭部16を下げることによりいびきが止まらない時は、後頭部16に当たるエアーバックA6に再度空気を供給してエアーバックを膨らまし、ある一定時間経過後、首筋から背中の中央部にあるエアーバックD18に対応する電磁弁5dを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックD18に所定量の空気を供給し、図8(b)に示すようにエアーバックD18を膨らませ、人の体を図8(a)に示すように右又は左側に向かせて舌根の後退による上気道の閉塞を防止するようにし、いびきを防止する。
【0046】
この実施例と上記実施例の違いは、上記実施例が人の体を右および左に傾けることができるのに対して、この実施例では寝ている状態に合わせて人の体を左右に傾けるということである。
【0047】
次に、図9は本発明のさらに他の実施例を示すものである。この図9において、19は例えば発泡ポリエチレン等よりなる通気性材料で、人の後頭部16の下側でエアーバックA6より首筋側にクッション材をくり抜いて配置されている。20は吸熱機能を持つジェル材で、通気性材料19の上面側に配置されている。
【0048】
この構成においては、上記したいびき防止の他に通気性材料19が人の後頭部16の下側に位置することにより睡眠中の汗等の湿気を通気性材料19を通して放出することができる。
【0049】
また、人の後頭部16の熱気をジェル材20で吸熱すると共に、通気性材料19を通して、吸熱したジェル材20の熱を室内に放出でき、夏場の寝苦しい時などは後頭部16を涼しくすることができる。
【0050】
図10は本発明のさらに他の実施例を示すものである。
【0051】
この図10において、いびき防止の構造については図1又は図5に示すものと同様であり、その詳細については省略する。
【0052】
21はヒーターで、まくら本体2内において人の肩口に位置するように配置されており、リード線22によりコントローラー3と接続されている。
【0053】
この構成においては、ヒーター21をコントローラー3に設けた切り替えスイッチ(図示せず)により加熱と非加熱に切り替えるものである。具体的には、冬場に手足が寒くて眠れないような場合はコントローラー3の切り替えスイッチをONにすることによりヒーター21に通電して肩口を暖め、手足の動脈と静脈を結ぶバイパスの役目をする動静脈吻合を開くことができ、手足に血流が流れることで冷えを防止することができる。また、夏場等の暑い時は切り替えスイッチはOFFにすることにより暑くなることはない。
【0054】
また、図10において、23はまくら本体2内において人の後頭部16の下側に位置するように配置された冷却部、24は内部に冷媒25が流れるホースであり、ペルチェ素子26及び冷媒の循環手段を備えた熱交換器28を介して冷却部23に冷気を伝達するものである。27はコントローラー3とペルチェ素子26とを繋ぐリード線である。
【0055】
この構成においては、コントローラー3に設けた切り替えスイッチ(図示せず)を切り替えることにより、冷却部23により冷却および非冷却の切り替えができる。すなわち、夏場の暑い時はコントローラー3のスイッチをONにすることにより人の後頭部16を冷やすことができ、寝苦しさを軽減することができる。また、冬場等の寒い時は、コントローラー27のスイッチをOFFにすることにより、頭部を寒くすることはない。
【0056】
また、本発明の最初の実施例では、図1に示すように首筋から肩口の両側にエアーバックB7とエアーバックC8を設けたものであるが、この実施例を利用してエアーバックB7とエアーバックC8にいびき防止の機能だけでなく首筋のもみ効果を加えることができる。
【0057】
すなわち、人の首筋から肩口の両側に設けたエアーバックB7及びエアーバックC8に交互に空気を入れたり出したりする。この空気の供給及び放出は最初の実施例と同様に駆動ポンプ4の運転停止および電磁弁5a、5cの開閉で行われる。また、コントローラー3に切り替えモードを設けることにより、まくらを睡眠時に使用する以外に首、肩のストレッチをすることができる。すなわち、通常のいびき防止まくらとして使用する時はいびき防止まくらモードとなるように切り替えスイッチ(図示せず)を切り替え、ストレッチ用として使用する場合は、ストレッチモードに切り替えスイッチを切り替えて使用する。ストレッチモードとして使用すると、首筋から肩口に設けた左右のエアーバックB7、C8は交互に膨らんだり、しぼんだりするため、首筋にもみ効果を与える。
【0058】
本発明のさらなる実施例を図11により説明する。この図11において、29はまくら本体2内に組み込まれたスピーカー、30はコントローラー3からの音声信号をスピーカー29に伝達するリード線である。
【0059】
この実施例においては、まくら本体2に内蔵したスピーカー29にコントローラー3から音声信号を送ることができるため、タイマーセットをすることで、例えば、寝る時はリラックスできる音楽を寝る時間から何時間後に切るというセットをコントローラー3で行なえば、音楽を聴きながらリラックスした状態で寝ることができる。音楽はコントローラー3にテープ又はCDを取り付けるようにすればその音源を利用することもできるし、あらかじめ音声発生素子をコントローラー3内に組み込み、それを音源とすることもできる。
【0060】
また、同じように朝目覚める時は何時に起きるというタイマーセットをすれば、朝は音楽が目覚ましとなり爽快に目覚めることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、いびきをかいた時、そのいびきを止めるように頭および体の向きを変えることにより、いびきを止めるまくらを提供することができる。
【0062】
また、いびきの原因である舌根の後退が進行すると、完全に上気道を塞ぎ、無呼吸状態となることがあるが、本発明によれば、無呼吸の防止にも効果がある。
【0063】
また、請求項2によれば、通気性材料をまくら本体内に配置することにより、いびき防止だけでなく、人の頭の熱及び汗を室内に放出することができ、快適な眠りを提供することができる。
【0064】
また、請求項3によれば、まくら本体にジェル材を配置することにより、請求項2の効果を更に高めることができる。
【0065】
また、請求項4によれば、まくら本体により人の肩口を暖めることにより動静脈吻合を開くことができ、手足の静脈に十分に血液を流すことができ、寒い冬の夜も、手足が暖かく快適な眠りを提供することができる。
【0066】
また、請求項5によれば、人の後頭部を冷却できるように冷却部をまくら本体の後頭部に配置することにより、さらに頭の冷却を確実に行なえ、夏場の暑い時に快適な眠りを提供することができる。
【0067】
さらに、請求項6によれば、まくら本体内に配置したエアーバックをいびき防止だけでなく、首筋や肩口のストレッチにも使うことができ、さらに快適性を増すことができる。
【0068】
さらに、請求項7によれば、音楽をタイマーで流すことにより、寝付く時にリラックスして眠ることができ、目覚めの時も目覚ましタイマーで音楽を流すことにより爽快な目覚めを得ることができる。
【0069】
以上のように、本発明によればいびきを防止できるだけでなく、健やかな安眠および目覚めをもたらすまくらを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図4】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図6】本発明の一実施例の斜視図である。
【図7】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図8】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図9】本発明の一実施例の斜視図である。
【図10】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図11】本発明の一実施例の配置状況図である。
【符号の説明】
1 制御器本体
2 まくら本体
3 コントローラー
4 駆動ポンプ
5 制御弁
5a、5b、5c 電磁弁
6 エアーバックA
7 エアーバックB
8 エアーバックC
9a、9b、9c ホース
10 分岐管
11 検知センサー
18 エアーバックD
19 通気性材料
20 ジェル材
21 ヒーター
23 冷却部
26 ペルチェ素子
28 熱交換器
【発明の属する技術分野】
本発明は睡眠中のいびきを防止すると共に、首筋のストレッチ、頭部の冷却、肩口の暖め、音楽による睡眠時のリラックス、目覚め時の音楽による爽快感等快適な睡眠を得るためのまくらに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、いびき防止用のまくらとして特開平7−155246号公報(特許文献1)に示すものがある。
【0003】
このものは、まくらの外皮の内部に長手方向に沿った二つの仕切りを設けて三つの収納部を形成し、この収納部の中央部に羽毛又は羽根を収容し、両側の収納部に小パイプ体からなる充填材を収納したものであり、これによって個人差のある首形状に対応して形状変化を行ない、寝姿にフィットすることによりいびき防止を図ったものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−155246号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いびきの一番の原因は、眠ると舌根が後退し、咽頭筋の緊張が低下して上気道が狭くなることにより呼吸のための空気が通る通路が狭くなり、空気圧が高くなって上気道を通過した空気が広い空間に拡散して乱流が発生し、これがいびきとなるものである。
【0006】
これに対して上記従来のまくらでは、寝た当初は上気道が確保できていびきが出にくい位置にまくらがくるようにすることはできるが、寝返り等によって頭の位置や体の位置が変わると首の位置が上気道を確保できる位置よりずれ、上気道が塞がれていびきが出るようになる。
【0007】
また、寝ている人は自分がいびきをかいている自覚がないため、頭および体の位置を変えていびきのでないようにすることは困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記に鑑みなされたもので、請求項1では、人の後頭部に当たる位置に配置したエアーバックAと、首筋から肩口の両側又は背中の中央部に配置したエアーバックB、エアーバックC、エアーバックDと、これらのエアーバックA、B、C、Dにエアーを供給する駆動ポンプと、駆動ポンプからエアーバックA、B、C、Dへのエアーの供給を制御する制御弁と、前記駆動ポンプと制御弁をコントロールするコントローラーと、人のいびきを検知する検知センサーとを備え、人がいびきをかいた時、そのいびきを検知センサーで検知してコントローラーに伝え、エアーバックA、B、C、Dに空気を入れたり放出するものである。
【0009】
また、請求項2では、まくら本体の人の後頭部の下側の位置にまくら本体の材料とは別の通気性材料を配置したものである。
【0010】
また、請求項3では、まくら本体の人の後頭部の下側の位置にまくら本体の材料とは別の通気性材料を配置するとともに、前記後頭部に当たる部分に吸冷機能を持つジェル材を配置したものである。
【0011】
また、請求項4では、人の肩口の部分にヒーターを設けるとともに、このヒーターの加熱と非加熱の切り替えができるようにしたものである。
【0012】
また、請求項5では、人の後頭部を冷却できるように冷却部を配置するとともに、冷却および非冷却の切替えができるようにしたものである。
【0013】
さらに、請求項6では、人の首筋から肩口の両側に設けたエアーバックB、エアーバックCへ交互に空気を入れたり出したりできる切り替えモードを設けたものである。
【0014】
さらに、請求項7では、まくら本体内にスピーカーを内蔵し、このスピーカーに所定の時間音声を流す切タイマーと朝目覚める時に音声を流す目覚ましタイマー制御部を繋げたものである。
【0015】
本発明の請求項1によれば、いびきをかいた時、そのいびきを止めるように頭および体の向きを変えることにより、いびきを止めるまくらを提供することができる。
【0016】
また、いびきの原因である舌根の後退が進行すると、完全に上気道を塞ぎ、無呼吸状態となることがあるが、本発明によれば、無呼吸の防止にも効果がある。
【0017】
また、請求項2によれば、通気性材料をまくら本体内に配置することにより、いびき防止だけでなく、人の頭の熱及び汗を室内に放出することができ、快適な眠りを提供することができる。
【0018】
また、請求項3によれば、まくら本体にジェル材を配置することにより、請求項2の効果を更に高めることができる。
【0019】
また、請求項4によれば、まくら本体により人の肩口を暖めることにより動静脈吻合を開くことができ、手足の静脈に十分に血液を流すことができ、寒い冬の夜も手足が暖かく快適な眠りを提供することができる。
【0020】
また、請求項5によれば、人の後頭部を冷却できるように冷却部をまくら本体の後頭部に配置したことにより、さらに頭の冷却を確実に行なえ、夏場の暑い時に快適な眠りを提供することができる。
【0021】
さらに、請求項6によれば、まくら本体内に配置したエアーバックをいびき防止だけでなく、首筋や肩口のストレッチにも使うことができ、さらに快適性を増すことができる。
【0022】
さらに、請求項7によれば、音楽をタイマーで流すことにより、寝付く時にリラックスして眠ることができ、目覚めの時も目覚ましタイマーで音楽を流すことにより爽快な目覚めを得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明のまくらの一実施例の配置状況図である。図2は同実施例の斜視図である。図3(a)(b)は同実施例のいびきセンサー作動時の斜視図である。図4(a)(b)は図3と同様の斜視図である。図5は本発明のまくらの他の実施例の配置状況図である。図6は同実施例の斜視図である。図7(a)(b)は同実施例のいびきセンサー作動時の斜視図である。図8(a)(b)は図7と同様の斜視図である。図9は本発明のまくらの更に他の実施例の斜視図である。図10及び図11は本発明のまくらの他の実施例の配置状況図である。
【0024】
図1及び2において、1は制御器本体、2はこの本体1とは別個のまくら本体で、クッション材(図示せず)と、このクッション材を覆うカバー部材2aとで構成されている。3は制御器本体1内に設置されたコントローラーである。
【0025】
4は給気ポンプ等よりなる駆動ポンプで、制御器本体1内に設置されている。5は制御弁で、電磁弁5a、5b、5cよりなり、駆動ポンプ4と同様に制御器本体1内に設置されており、これを開閉することにより駆動ポンプ4からの給気を後記するエアーバックA6及びB7に供給したり、エアーバックA6及びB7内の空気を大気に放出したりする。
【0026】
6はエアーバックAで、まくら本体2の人の後頭部16に位置するクッション材をくり抜き、その中に配置されている。7はエアーバックB、8はエアーバックCで、まくら本体2の左右の首筋から肩口に位置するクッション材をくり抜いてその中に配置されている。但し、これらのエアーバックA6、B7、C8の配置方法は上記に限定されるものではない。要は、まくら本体2の後頭部と左右の首筋から肩口にしっかりと設置されていればよい。
【0027】
9a、9b、9cは各電磁弁5a、5b、5cとエアーバックA6、B7、C8を繋ぐホース、10は分岐管で、駆動ポンプ4からの供給空気を各電磁弁5a、5b、5cに供給するためのものである。
【0028】
11はいびき音を検知するための検知センサーで、音感センサー等よりなり、図示するようにまくら本体2の後頭部側面や制御器本体1等の人のいびき音を検知しやすい場所に取り付けられている。
【0029】
12は駆動ポンプ4とコントローラー3を繋ぐリード線で、コントローラー3からのON、OFF制御の信号を駆動ポンプ4に伝える。13a、13b、13cはコントローラー3と各電磁弁5a、5b、5cを繋ぐリード線で、コントローラー3からのON、OFFの信号を各電磁弁5a、5b、5cに伝える。14は検知センサー11とコントローラー3を繋ぐリード線で、検知センサー11が捕らえたいびき音の信号をコントローラー3に伝える。
【0030】
15は制御器本体1の上面に設けられた運転スイッチであり、これをON、OFFすることによりコントローラー3に運転信号を伝えるように構成されている。17はまくら本体2と制御器本体1を繋ぐ連絡線であり、内部に各電磁弁5a、5b、5cとエアーバックA6、B7、C8を繋ぐホース9a、9b、9c及び前記したリード線14が内蔵されている。
【0031】
このように構成されたまくらは、人が寝る当初は運転スイッチ15をONすると、コントローラー3から駆動ポンプ4にON信号が伝達されると共に、まくら本体2の人の後頭部16に位置するエアーバックA6に繋がる電磁弁5bに弁開の信号が伝達され、駆動ポンプ4からエアーバックA6に空気が供給され、エアーバックA6が所定の膨らみになると駆動ポンプ4は運転を停止する。電磁弁5bは検知センサー11からの検知信号が出ない間は開いた状態にあり、エアーバックA6の空気が室内に放出されない状態を保持している。
【0032】
この状態から、検知センサー11が人のいびき音を検知すると、まず、電磁弁5bが閉じ、図3(b)に示すようにエアーバックA6の空気を放出する。これにより人の後頭部16は下がり、上気道が開いた状態となる。図3(a)はこの状態を示しており、人の後頭部16は下側に下がった状態を示している。この状態は人工呼吸でとる姿勢と同じであり。上気道が開いた状態となることは容易に推測できる。
【0033】
この状態である時間保持し、いびきが止まればこの状態を継続し、ある時間いびきの止まる状態が継続できれば再度駆動ポンプ4をONさせると共に、電磁弁5bを開にしてエアーバックA6に当初の所定の空気量より少ない量の空気を送り、その後、駆動ポンプ4を停止する。これにより、より寝易い姿勢とすることができる。
【0034】
次に、前記したように後頭部に当たるエアーバックA6に対応した電磁弁5bを閉じて空気を放出して上気道を開いてもいびきが止まらない場合は、電磁弁5bを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックA6に所定の空気を供給し、ある一定時間経過後に、エアーバックB7に対応する電磁弁5aを開き、図4(b)に示すようにエアーバックB7に所定の空気量を供給してエアーバックB7を膨らませる。
【0035】
これにより、人は図4(a)に示すように自動的に左側を向いた状態となり、この状態で舌根の後退による上気道の閉塞を防止できるようにする。そして、この状態でいびきが止まるか否かを検知センサー11で検知し、いびきが止まればこの状態を保持する。また、この状態でもいびきが止まらなければ、右側のエアーバックB7に対応した電磁弁5aを閉じ、エアーバックB7の空気を放出し、ある一定の時間が経過した後、左側のエアーバックC8に対応した電磁弁5cを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックC8に所定量の空気を供給する。
【0036】
これにより人の体は右側を向いた状態となり、この状態で舌根の後退による上気道の閉塞を防止できるようにする。そして、この状態でいびきが止まるか否かを検知センサー11で検知していびきが止まればこの状態を保持する。また、この状態で一度いびきが止まっても、時間の経過と共に再度いびきが出れば、左側のエアーバックC8に対応した電磁弁5cを閉じてエアーバックC8の空気を放出し、ある一定時間の後、前記と同様に人の後頭部16に当たるエアーバックA6の空気を放出して上気道の確保ができる状態を確保し、このような運転サイクルでいびきがでない状態に人の体を保持する。
【0037】
尚、この運転サイクルにおいて、エアーバックA6、B7、C8の順番は、後頭部16に位置したエアーバックA6の空気の放出が先である必要はなく、色々な順番が考えられる。
【0038】
また、電磁弁5a、5b、5cを通した空気の供給および放出の機構は公知の組み合わせで実施できるのでここでは説明しない。
【0039】
次に、本発明の他の実施例について図5、図6、図7、図8により説明する。
【0040】
これらの図において、符号の1、2、3、4、5b、6、9b、11、13b、14、15、16、17は上記実施例と同じであり、説明を省略する。
【0041】
また、この実施例においては、上記したエアーバックB7、C8と、これに繋がる電磁弁5a、5cは設けられていない。
【0042】
図において、18はエアーバックDで、まくら本体2の人の首筋から背中の中央部に位置するクッション材をくり抜いてその中に配置されている。但し、このエアーバックD18の配置方法は上記に限定されるものではない。要は、まくら本体2の首筋から背中の中央部にしっかりと配置されていればよい。
【0043】
5dはエアーバックD18に空気を供給したり放出する制御弁からなる電磁弁である。9dはエアーバックD18と電磁弁5dを繋ぐホース、13dは電磁弁5dとコントローラー3を繋ぐリード線で、電磁弁5dを開いたり閉じたりする信号を送る。
【0044】
このように構成されたまくらにおいて、人の後頭部16に当たるエアーバックA6の動作については上記実施例と同じであり、エアーバックA6の空気が放出されると図7(a)のように人の後頭部16が下がり、上気道を確保するように作動する。
【0045】
そして、上記実施例と同様に人の後頭部16に当たるエアーバックA6の空気を放出してその後頭部16を下げることによりいびきが止まらない時は、後頭部16に当たるエアーバックA6に再度空気を供給してエアーバックを膨らまし、ある一定時間経過後、首筋から背中の中央部にあるエアーバックD18に対応する電磁弁5dを開くと共に、駆動ポンプ4の運転を開始してエアーバックD18に所定量の空気を供給し、図8(b)に示すようにエアーバックD18を膨らませ、人の体を図8(a)に示すように右又は左側に向かせて舌根の後退による上気道の閉塞を防止するようにし、いびきを防止する。
【0046】
この実施例と上記実施例の違いは、上記実施例が人の体を右および左に傾けることができるのに対して、この実施例では寝ている状態に合わせて人の体を左右に傾けるということである。
【0047】
次に、図9は本発明のさらに他の実施例を示すものである。この図9において、19は例えば発泡ポリエチレン等よりなる通気性材料で、人の後頭部16の下側でエアーバックA6より首筋側にクッション材をくり抜いて配置されている。20は吸熱機能を持つジェル材で、通気性材料19の上面側に配置されている。
【0048】
この構成においては、上記したいびき防止の他に通気性材料19が人の後頭部16の下側に位置することにより睡眠中の汗等の湿気を通気性材料19を通して放出することができる。
【0049】
また、人の後頭部16の熱気をジェル材20で吸熱すると共に、通気性材料19を通して、吸熱したジェル材20の熱を室内に放出でき、夏場の寝苦しい時などは後頭部16を涼しくすることができる。
【0050】
図10は本発明のさらに他の実施例を示すものである。
【0051】
この図10において、いびき防止の構造については図1又は図5に示すものと同様であり、その詳細については省略する。
【0052】
21はヒーターで、まくら本体2内において人の肩口に位置するように配置されており、リード線22によりコントローラー3と接続されている。
【0053】
この構成においては、ヒーター21をコントローラー3に設けた切り替えスイッチ(図示せず)により加熱と非加熱に切り替えるものである。具体的には、冬場に手足が寒くて眠れないような場合はコントローラー3の切り替えスイッチをONにすることによりヒーター21に通電して肩口を暖め、手足の動脈と静脈を結ぶバイパスの役目をする動静脈吻合を開くことができ、手足に血流が流れることで冷えを防止することができる。また、夏場等の暑い時は切り替えスイッチはOFFにすることにより暑くなることはない。
【0054】
また、図10において、23はまくら本体2内において人の後頭部16の下側に位置するように配置された冷却部、24は内部に冷媒25が流れるホースであり、ペルチェ素子26及び冷媒の循環手段を備えた熱交換器28を介して冷却部23に冷気を伝達するものである。27はコントローラー3とペルチェ素子26とを繋ぐリード線である。
【0055】
この構成においては、コントローラー3に設けた切り替えスイッチ(図示せず)を切り替えることにより、冷却部23により冷却および非冷却の切り替えができる。すなわち、夏場の暑い時はコントローラー3のスイッチをONにすることにより人の後頭部16を冷やすことができ、寝苦しさを軽減することができる。また、冬場等の寒い時は、コントローラー27のスイッチをOFFにすることにより、頭部を寒くすることはない。
【0056】
また、本発明の最初の実施例では、図1に示すように首筋から肩口の両側にエアーバックB7とエアーバックC8を設けたものであるが、この実施例を利用してエアーバックB7とエアーバックC8にいびき防止の機能だけでなく首筋のもみ効果を加えることができる。
【0057】
すなわち、人の首筋から肩口の両側に設けたエアーバックB7及びエアーバックC8に交互に空気を入れたり出したりする。この空気の供給及び放出は最初の実施例と同様に駆動ポンプ4の運転停止および電磁弁5a、5cの開閉で行われる。また、コントローラー3に切り替えモードを設けることにより、まくらを睡眠時に使用する以外に首、肩のストレッチをすることができる。すなわち、通常のいびき防止まくらとして使用する時はいびき防止まくらモードとなるように切り替えスイッチ(図示せず)を切り替え、ストレッチ用として使用する場合は、ストレッチモードに切り替えスイッチを切り替えて使用する。ストレッチモードとして使用すると、首筋から肩口に設けた左右のエアーバックB7、C8は交互に膨らんだり、しぼんだりするため、首筋にもみ効果を与える。
【0058】
本発明のさらなる実施例を図11により説明する。この図11において、29はまくら本体2内に組み込まれたスピーカー、30はコントローラー3からの音声信号をスピーカー29に伝達するリード線である。
【0059】
この実施例においては、まくら本体2に内蔵したスピーカー29にコントローラー3から音声信号を送ることができるため、タイマーセットをすることで、例えば、寝る時はリラックスできる音楽を寝る時間から何時間後に切るというセットをコントローラー3で行なえば、音楽を聴きながらリラックスした状態で寝ることができる。音楽はコントローラー3にテープ又はCDを取り付けるようにすればその音源を利用することもできるし、あらかじめ音声発生素子をコントローラー3内に組み込み、それを音源とすることもできる。
【0060】
また、同じように朝目覚める時は何時に起きるというタイマーセットをすれば、朝は音楽が目覚ましとなり爽快に目覚めることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、いびきをかいた時、そのいびきを止めるように頭および体の向きを変えることにより、いびきを止めるまくらを提供することができる。
【0062】
また、いびきの原因である舌根の後退が進行すると、完全に上気道を塞ぎ、無呼吸状態となることがあるが、本発明によれば、無呼吸の防止にも効果がある。
【0063】
また、請求項2によれば、通気性材料をまくら本体内に配置することにより、いびき防止だけでなく、人の頭の熱及び汗を室内に放出することができ、快適な眠りを提供することができる。
【0064】
また、請求項3によれば、まくら本体にジェル材を配置することにより、請求項2の効果を更に高めることができる。
【0065】
また、請求項4によれば、まくら本体により人の肩口を暖めることにより動静脈吻合を開くことができ、手足の静脈に十分に血液を流すことができ、寒い冬の夜も、手足が暖かく快適な眠りを提供することができる。
【0066】
また、請求項5によれば、人の後頭部を冷却できるように冷却部をまくら本体の後頭部に配置することにより、さらに頭の冷却を確実に行なえ、夏場の暑い時に快適な眠りを提供することができる。
【0067】
さらに、請求項6によれば、まくら本体内に配置したエアーバックをいびき防止だけでなく、首筋や肩口のストレッチにも使うことができ、さらに快適性を増すことができる。
【0068】
さらに、請求項7によれば、音楽をタイマーで流すことにより、寝付く時にリラックスして眠ることができ、目覚めの時も目覚ましタイマーで音楽を流すことにより爽快な目覚めを得ることができる。
【0069】
以上のように、本発明によればいびきを防止できるだけでなく、健やかな安眠および目覚めをもたらすまくらを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図4】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図6】本発明の一実施例の斜視図である。
【図7】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図8】(a)(b)は本発明の一実施例の検知センサー作動時の斜視図である。
【図9】本発明の一実施例の斜視図である。
【図10】本発明の一実施例の配置状況図である。
【図11】本発明の一実施例の配置状況図である。
【符号の説明】
1 制御器本体
2 まくら本体
3 コントローラー
4 駆動ポンプ
5 制御弁
5a、5b、5c 電磁弁
6 エアーバックA
7 エアーバックB
8 エアーバックC
9a、9b、9c ホース
10 分岐管
11 検知センサー
18 エアーバックD
19 通気性材料
20 ジェル材
21 ヒーター
23 冷却部
26 ペルチェ素子
28 熱交換器
Claims (7)
- 人の後頭部(16)に当たる位置に配置したエアーバックA(6)と、首筋から肩口の両側又は背中の中央部に配置したエアーバックB(7)、エアーバックC(8)、エアーバックD(18)と、これらのエアーバックA(6)、B(7)、C(8)、D(18)にエアーを供給する駆動ポンプ(4)と、駆動ポンプ(4)からエアーバックA(6)、B(7)、C(8)、D(18)へのエアーの供給を制御する制御弁(5)と、前記駆動ポンプ(4)と制御弁(5)をコントロールするコントローラー(3)と、人のいびきを検知する検知センサー(11)とを備え、人がいびきをかいた時、そのいびきを検知センサー(11)で検知してコントローラー(3)に伝え、エアーバックA(6)、B(7)、C(8)、D(18)に空気を入れたり放出することを特徴とするまくら。
- まくら本体(2)の人の後頭部(16)の下側の位置にまくら本体(2)の材料とは別の通気性材料(19)を配置したことを特徴とする請求項1記載のまくら。
- まくら本体(2)の人の後頭部(16)の下側の位置にまくら本体(2)の材料とは別の通気性材料(19)を配置するとともに、前記後頭部(16)に当たる部分に吸冷機能を持つジェル材(20)を配置したことを特徴とする請求項1記載のまくら。
- 人の肩口の部分にヒーター(21)を設けるとともに、このヒーター(21)の加熱と非加熱の切り替えができるようにしたことを特徴とする請求項1記載のまくら。
- 人の後頭部(16)を冷却できるように冷却部(23)を配置するとともに、冷却および非冷却の切替えができることを特徴とする請求項1記載のまくら。
- 人の首筋から肩口の両側に設けたエアーバックB(7)、エアーバックC(8)へ交互に空気を入れたり出したりできる切り替えモードを設けたことを特徴とする請求項1記載のまくら。
- まくら本体(2)内にスピーカー(29)を内蔵し、このスピーカー(29)に所定の時間音声を流す切タイマーと朝目覚める時に音声を流す目覚ましタイマー制御部を繋げたことを特徴とした請求項1記載のまくら。
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