JP2004222282A - 少なくとも3つの送信アンテナを使用する無線通信システムの受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信複雑度を低減させることによって、シンボルの処理速度を向上させる受信装置を提供する
【解決手段】 少なくとも3つの送信アンテナから少なくとも1つの受信アンテナを通じて受信された信号を4つの時間区間の間に受信するシンボル配列器と、少なくとも3つの送信アンテナから少なくとも1つの受信アンテナへの少なくとも3つのチャネル利得を推定するチャネル推定器と、該信号及び該利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、該値を最小化する2つのシンボルを検出する第1デコーダと、受信信号及びチャネル利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、該値を最小化する2つのシンボルを検出する第2デコーダと、第1及び第2デコーダによって検出された4つのシンボルを順次に配列する並/直列変換器とを含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、フェージング(Fading)による劣化(Degradation)に対応するために送信アンテナダイバーシティを使用する送受信装置に関する。
無線通信システムにおいて、多重経路フェージングを緩和するための効果的な技術の1つは、時間及び周波数ダイバーシティ(time and frequency diversity)である。アンテナダイバーシティのための周知の技術のうち、Vahid Tarokhによって提案された空間-時間ブロック符号(Space time block code)は、S.M.Alamoutiによって提案された送信アンテナダイバーシティを、2つ以上のアンテナを使用することができるように拡張する。Tarokhによる提案は、非特許文献1に公開されており、Alamoutiによる提案は、非特許文献2に公開されている。
図1は、従来技術による空間-時間ブロック符号を使用する送信器の構成を示すブロック図である。これは、Tarokhによって提案された送信器であり、図示されたように、直/並列変換器(Serial to Parallel(S/P) Converter)110及び符号化器(Encoder)120から構成される。この構成において、送信器は3つの送信アンテナ130、132、134を使用する。
図1を参照すると、直/並列変換器110は、入力される4つのシンボルを1つのブロックにグループ化して符号化器120に提供する。符号化器120は、4つのシンボルを有して8つの組み合わせを構成し、そして、その8つの組み合わせを8つの時間区間の間に3つの送信アンテナ130、132、134に伝達する。前記8つの組み合わせは、式(33)のような8×3の符号化行列で表現することができる。
Figure 2004222282
ここで、gは、3つの送信アンテナを通じて伝送されるシンボルの符号化行列を示し、s、s、s、sは、伝送しようとする4つの入力シンボルを示す。
符号化器120は、4つの入力シンボルに反転(negative)及び共役(conjugate)を適用し、その結果値を8つの時間区間の間に3つのアンテナ130、132、134に出力する。ここで、それぞれのアンテナに出力されるシンボルシーケンス、つまり、列(column)は、相互直交性を有する。
より具体的に説明すると、第1時間区間において、1番目の列の3つのシンボルs、s、sが前記3つのアンテナ130、132、134にそれぞれ伝達される。同様に、最後の時間区間において、最後の列の3つのシンボルs 、s 、s が前記3つのアンテナ130、132、134にそれぞれ伝達される。つまり、符号化器120は、M番目のアンテナに前記符号化行列のM番目の列のシンボルを順次に伝達する。
図2は、図1の送信器から送信された信号を受信する受信器の構成を示すブロック図である。図示されたように、複数の受信アンテナ140、142、チャネル推定器(Channel Estimator)150、多重チャネルシンボル配列器(Multiply Channel Symbol Arranger)160、及び検出器(Detector)170から構成される。
図2を参照すると、チャネル推定器150は、送信アンテナから受信アンテナへのチャネル利得を示すチャネル係数(channel coefficient)を推定し、多重チャネルシンボル配列器160は、受信アンテナ140、142からの受信シンボルを収集して検出器170に提供する。次に、検出器170は、前記受信シンボルに前記チャネル係数をかけることによって決定された推定(hypotheses)シンボルを有して可能な全てのシンボルに対する決定統計量(decision statistic)を計算し、臨界値検出(threshold detection)によって送信シンボルを検出する。
Alamoutiによって提案された空間-時間ブロック符号技術は、2つの送信アンテナを通じて複素シンボル(complex symbol)を伝送しても、伝送率(rate)に損失を与えることなく、送信アンテナの個数と同一のダイバーシティ次数(diversity order)、つまり、最大のダイバーシティ次数を得る。この技術を拡張してTarokhによって提案された図1及び図2の装置は、相互直交(orthogonal)の列を有する行列形態の空間-時間ブロック符号を使用して最大ダイバーシティ次数を得る。しかしながら、前記装置は、4つの複素シンボルを8つの時間区間(time interval)の間に伝送するので、1/2だけ伝送率が損失される。さらに、1つのブロック(4つのシンボル)を完全に伝送するためには8つの時間区間が必要であるので、高速フェージングの場合、ブロック内でチャネル環境の変化によって受信性能が低下する。
前述したように、3つ以上のアンテナを使用して複素シンボルを伝送する場合、N個のシンボルを送信するために2N個の時間区間が必要であるので、伝送率の損失が発生する。さらに、前記伝送率の損失は、遅延時間(latency)を増加させるという問題点がある。
"Space time block coding from orthogonal design,"IEEE Trans. on Info., Theory, Vol.45, pp.1456-1467, July 1999 "A simple transmitter diversity scheme for wireless communications,"IEEE Journal on Selected Area in Communications, Vol.16, pp.1451-1458, Oct. 1998
本発明の目的は、少なくとも3つの送信アンテナを使用する無線通信システムにおいて、伝送率の損失を生じることなく、最大のダイバーシティ次数及び最大の伝送率を得る送受信装置を提供することにある。
本発明は、少なくとも3つの送信アンテナを使用する移動通信システムにおいて、受信複雑度を低減させることによって、シンボルの処理速度を向上させる受信装置を提供する。
このような課題を解決するための本発明による無線通信システムで複素シンボルを受信する受信器は、少なくとも3つの送信アンテナから少なくとも1つの受信アンテナを通じて受信された信号を4つの時間区間の間に受信するシンボル配列器と、前記少なくとも3つの送信アンテナから前記少なくとも1つの受信アンテナへの少なくとも3つのチャネル利得を推定するチャネル推定器と、前記受信信号及び前記チャネル利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、メトリック値を最小化する2つのシンボルを検出する第1デコーダと、前記受信信号及び前記チャネル利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、メトリック値を最小化する2つのシンボルを検出する第2デコーダと、前記第1及び第2デコーダによって検出された4つのシンボルを順次に配列する並/直列変換器と、から構成され、前記第1及び第2デコーダは、前記受信信号と前記チャネル利得を線形演算し、臨界値検出によって2つのシンボルを予め検出し、前記予め検出されたシンボルの積と、前記少なくとも3つの送信アンテナのチャネル利得によって決定される常数のとの積が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力することを特徴とする。
本発明において、複素シンボルが伝送される場合にも伝送率が損失されずに最大のダイバーシティ次数を得ることができる。さらに、伝送遅延時間を最小化する。その結果、高速フェージングに強く、デコーディング設計が簡単になるので、受信器の製造コストを低減し、システムを小型化することができる。
以下、本発明の好適な一実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
3つのアンテナを通じて4つの時間区間の間に伝送される4つの入力シンボルを符号化行列の形態で表現すると、式(34)のようである。
Figure 2004222282
周知のとおり、ML(Maximum Likelihood)デコーディングを使用する受信器は、送信アンテナから受信アンテナへのチャネル利得を示すチャネル推定値(estimate)を使用して受信信号と可能な全てのシンボルとの間のメトリック値を計算し、前記計算されたメトリック値を最小にするシンボルを検出する。
i番目の送信アンテナから式(34)のようなシンボルを受信する受信アンテナへのチャネル推定値をhと表現する時、任意で生成されたシンボル組み合わせcに対応するメトリック値は、式(35)のように表現される。
Figure 2004222282
ここで、rは、t番目の時間区間で受信された信号を示し、cは、t番目の時間区間で生成された任意のシンボル組み合わせである。式(35)に式(34)の符号化行列を適用すると、受信器は、可能な全てのシンボル組み合わせに対して、式(36)を最小化するシンボル組み合わせを決定する。
Figure 2004222282
ここで、r、r、r、rは、4つの時間区間の間に受信された信号であり、h、h、hは、送信アンテナから受信アンテナへのチャネル係数を示すチャネル利得である。
受信器のML検出設計を簡略化するためには、式(36)からできるだけ多くのクロースオーバー項(crossover term)を除去することによって、送信アンテナを通じて伝送されるシンボルシーケンスが相互直交するようにすべきである。前記クロースオーバー項を式(37)のように表現する。
Figure 2004222282
Tarokhによって知られているように、4×3符号化行列を利用して4つのシンボルを伝送する場合、ML検出時に現れる全てのクロースオーバー項を除去することはできない。しかしながら、式(37)において2つの項、つまり、C及びCを除去することによって、少なくとも第1アンテナh及び第3アンテナhによって送信されるシンボルシーケンスが相互直交するようにすることはできる。
最大のダイバーシティ次数を得るために、伝送される4つのシンボルがそれぞれのアンテナにおいてそれぞれの時間区間で一回だけ現れるべきである。式(38)の4つの4×3符号化行列がこの条件を満足する。他の符号化行列は、以下の4つの行列の列または行を置き換えることによって構成することができる。
Figure 2004222282
式(38)の符号化行列に対して、式(37)の少なくとも2つのクロースオーバー項、つまり、C及びCを除去するように、反転及び共役を適用した符号化行列の一例を式(39)のように表現する。
Figure 2004222282
さらに、可能な符号化行列の例を式(40)に示す。
Figure 2004222282
ここで、x、x、x、xは、s、s、s、sに反転及び共役を適用して配列したのである。具体的に、式(40)に示す2番目の行列は、x=s、x=s、x=−s 、x=−s によって式(39)から生成される。
式(40)のような符号化行列を使用して少なくとも2つのクロースオーバー項、つまり、C及びCを除去することによって、受信器のML検出設計をより簡略化することができる。例えば、式(39)を使用して式(36)を表現すると、式(36)の最小化は、式(41)及び式(42)の最小化と同一である。これは、式(41)の及び式(42)のメトリックがそれぞれ独立であるから可能である。
Figure 2004222282
Figure 2004222282
ここで、Min(a,b)(y(a,b))は、y(a,b)を最小化するa,bを決定する演算であり、Re{ }は、括弧内の複素数から実数成分をを求める演算である。前述したように、C及びCは0であり、C=h −h であり、C=h −h =−Cである。さらに、R=r +r +r であり、R=r −r +r であり、R=r +r −r であり、R=r −r −r である。
受信器は、式(41)によってs及びsの対(pair)をデコーディングする部分及び式(42)によってs及びsの対をデコーディングする部分を分離(decouple)する。その結果、受信器構造をより簡略化することができる。
入力されるシンボルがBPSK(Binary Phase Shift Keying)によって生成された場合、符号化行列は3のダイバーシティ次数を有する。しかしながら、3次以上のシンボルマッピング方式、つまり、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(8ary PSK)、16PSK(16ary PSK)を使用する場合、複素シンボルが伝送されるので、ダイバーシティ次数が2に減少する。従って、本発明において4つのシンボルのうち異なるメトリック値を決定するために利用される2つのシンボルを所定の位相値だけ位相回転させることによって、最大のダイバーシティ次数である3を得る。3つのアンテナを通じて伝送される最終シンボルは、式(43)のような行列として表現される。
Figure 2004222282
この符号化行列は、式(39)の入力シンボルs、sの位相をそれぞれθ、θだけ位相回転させることによって生成されるシンボルを含む。異なるメトリックに関連したシンボルs、sまたはs、sまたはs、sも位相回転させることができる。2つのシンボルが異なる位相値または同一の位相値によって位相回転されても、ダイバーシティ次数は最大値である3に維持される。同様に、式(40)に示す異なる符号化行列に対しても異なるメトリック値を決定する2つのシンボルを所定の位相値だけ位相回転させることによって、最終符号化行列を得ることができる。
前述したような符号化行列を利用する送信器構造の一例を図3に示す。
図3は、本発明が適用された空間-時間ブロック符号を使用する送信器の構成を示すブロック図である。図示されたように、直/並列変換器(Serial to Parallel Converter)210、位相回転器(Phase Rotators)220、222、符号化器(Encoder)230、及び3つの送信アンテナ240、242、244から構成される。
図3を参照すると、直/並列変換器210は、入力される4つのシンボルs、s、s、sを1つのブロックにして符号化器230に提供する。ここで、1つのブロックから選択された2つのシンボルs、sは、位相回転器220、222によってそれぞれ所定の位相値θ、θだけ回転される。前記2つのシンボルは、受信器において異なるメトリックに関連するように選択される。符号化器230は、位相回転された2つのシンボルを含むシンボルのブロックからそれぞれ3つのシンボルを含む4つの組み合わせを生成し、4つの時間区間の間に3つの送信アンテナ240、242、244に伝達する。
符号化器230は、最大のダイバーシティ次数を得るために、4つの複素シンボルが各アンテナから各時間区間で1回のみ伝送されるようにシンボル組み合わせを構成する。さらに、符号化器230は、それぞれのアンテナに伝達されるシンボルシーケンスが相互直交性(orthogonally)を有するように、前記入力シンボルに反転及び共役を適用してシンボル組み合わせを構成する。ここで、前記入力シンボルのうち選択された2つのシンボルを位相回転させる理由は、入力シンボルが複素シンボルである場合にも最大のダイバーシティ次数を得るためである。
前記3つのアンテナを通じて伝送される4つの組み合わせが4×3行列で表現されると、符号化行列のm番目の列(column)のシンボルはm番目のアンテナに順次に伝達される。つまり、n番目の時間区間でn番目の行(row)のシンボルが同時に3つのアンテナに伝達される。
例えば、4つのシンボルs、s、s、sのうちs、sがそれぞれθ、θだけ位相回転される場合、符号化器230の出力は、式(43)のような4×3の符号化行列によって表現することができる。式(43)の符号化行列が使用される場合、第1時間区間では1番目の列の3つのシンボル
Figure 2004222282
が3つのアンテナ240、242、244に伝達され、4番目の時間区間では4番目の列の3つのシンボル
Figure 2004222282
が3つのアンテナ240、242、244に伝達される。
図4は、図3の送信器から送信された信号を受信する受信器の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態によると、受信器は、独立的に動作する2つのMLデコーダ(Decoders)340、345を含む。
図4を参照すると、チャネル推定器(Channel Estimator)320は、3つの送信アンテナ240、242、244から受信アンテナ310、315へのチャネル係数(channel coefficient)、つまり、チャネル利得h、h、hを推定する。シンボル配列器(Symbol Arranger)330は、受信アンテナ310、315に受信される信号r、r、r、rを収集する。
1つの受信アンテナが使用される場合、シンボル配列器330は、4つの受信信号r、r、r、rから1つのブロックを構成する。2つ以上の受信アンテナが使用される場合、シンボル配列器330は、前記受信信号から行列形態のブロックを構成する。前記行列において、1つの行には1つの受信アンテナを通じて受信される信号を配置し、1つの列には1つの時間区間で受信される信号を配置する。ここでは、複数の受信アンテナ310、315を使用する構造を示しているが、以下の説明においては、説明の便宜のため、1つの受信アンテナを使用する場合を説明する。
送信器から伝送された4つのシンボルs、s、s、sを復元するために、前記デコーダ340、345のうち第1デコーダ340は、前記チャネル利得及び前記受信信号を利用してs及びsを検出し、第2デコーダ345は、同様の方式によってs及びsを検出する。従って、デコーダ340、345によって4つのシンボルが同時に検出される。前記検出されたシンボルは、元のシンボルと区別するためにs’として表記する。
式(43)の符号化行列の場合、第1デコーダ340のシンボル発生器(Symbol Generator)350は、全ての可能なs及びsのサブ組み合わせ(Sub-combination)を生成し、位相回転器(Phase Rotator)352は、前記発生されたシンボルの1番目のシンボルsを送信器によって使用された位相値θだけ位相回転させて
Figure 2004222282
を出力する。
メトリック計算器(Metric Calculator)370は、前記チャネル利得h、h、h及び前記受信信号r、r、r、rを利用して1つの位相回転されたシンボルを含む全ての可能なシンボルサブ組み合わせに対して式(41)を使用してメトリック値を計算する。最小メトリック検出器380は、最小のメトリック値を有するようにするs’、s’を検出する。
第2デコーダ345は、s及びsに対して同一の方式によって動作する。第1デコーダ340がs’及びs’を検出し、第2デコーダ345がs’及びs’を検出した後、並/直列変換器(Parallel to Serial Converter)390は、前記検出されたシンボルを順次に配列し、シンボル組み合わせs’、s’、s’、s’を出力する。
以上のように構成される図4の受信器がQPSK信号コンステレーションを使用する場合、s及びsのシンボルサブ組み合わせの種類は16個であり、s及びsのシンボルサブ組み合わせも16個である。所望するシンボルを検出するために、メトリック計算器370、375は、式(41)及び式(42)を32回ずつ計算すべきである。1つのメトリックの計算のためには、1回の複素乗算(4回の実数乗算と同一)、1回の実数乗算、4回の足し算(引き算)、2回のNorm(2回の実数乗算と同一)、及び1回の比較が必要である。言い換えると、総7回の実数乗算及び4回の足し算が必要である。従って、32個のサブ組み合わせに対して1つのブロック(2つのシンボルサブ組み合わせ)をデコーディングするためには、総224回の実数乗算、128回の足し算及び32回の比較が必要である。
このような量の演算を4つのシンボルの受信毎に繰り返すことは、高速のデータサービスに大きな障害になる。従って、本発明においては、3つの送信アンテナのための受信器に必要な演算量を減少させて、シンボルデータを高速で受信することを可能にする。
前述したように、3つの送信アンテナのための受信器は、式(41)及び式(42)を最小化する4つのシンボルを検出する。C及びCが0であるので、 式(41)及び式(42)は、それぞれ 式(44)及び式(45)のようにさらに表現される。
Figure 2004222282
Figure 2004222282
ここで、x、x、x、xは、位相回転された2つのシンボルを含む4つのシンボルである。つまり、
Figure 2004222282
である。
前述したような原理を利用する本発明の一実施形態による受信を図6に示す。前記受信器も、独立的に動作する2つのML デコーダ440、450を含む。
図6を参照すると、チャネル推定器420は、3つの送信アンテナ240、242、244から受信アンテナ410、415へのチャネル係数(channel coefficients)、つまり、チャネル利得h、h、hを推定する。シンボル配列器430は、受信アンテナ410、415を通じて4つの時間区間の間に受信される信号r、r、r、rを収集する。
1つの受信アンテナが使用される場合、シンボル配列器430は、送信器が1つのブロックのシンボルを4つの時間区間の間に伝送するので、4つの時間区間の間に1つのアンテナを通じて受信信号r、r、r、rを収集する。送信器が1つのブロックのシンボルを4つの時間区間の間に伝送するので、2つ以上の受信アンテナが使用される場合、シンボル配列器430は、前記受信信号から行列形態のブロックを構成する。前記行列において、1つの行には1つの受信アンテナを通じて受信される信号を配置し、1つの列には1つの時間区間で受信される信号を配置する。ここでは、複数の受信アンテナ410、415を使用する構造を示しているが、以下、説明の便宜のため、1つの受信アンテナを使用することを説明する。
送信器から伝送された4つのシンボルs、s、s、sを復元するために、デコーダ440、445のうち第1デコーダ440は、前記チャネル利得及び前記受信信号を利用してs及びsを検出し、第2デコーダ445は、同様の方式によってs及びsを検出する。従って、デコーダ440、445によって前記4つのシンボルが同時に検出される。前記検出されたシンボルは、元のシンボルと区別するためにs'として表記する。
式(43)の符号化行列を利用する場合、第1デコーダ440のシンボル発生器450は、全ての可能なs及びsのサブ組み合わせを生成し、位相回転器452は、前前記sを送信器によって使用された値θだけ位相回転させて
Figure 2004222282
を出力する。式(46)及びsをシンボルサブ組み合わせと称する。シンボル発生器450及び位相回転器452によって生成される可能な全てのシンボルサブ組み合わせは、臨界値検出器460及びメトリック計算器470に同時に提供される。
臨界値検出器460は、前記チャネル利得h、h、h及び前記受信信号r、r、r、rを利用して臨界値R及びRに最も近接するシンボルs’及びs’を予め検出する。判別器(decider)462は、前記チャネル利得によって計算されたC及び前記予め検出されたs’及びs’を利用して
Figure 2004222282
を判別する。ここで、前記判別結果が最小値である場合、判別器462は、前記予め検出されたs’及びs’を出力する。この時、メトリック計算器470及び最小メトリック検出器480は動作しない。
前記QPSK信号コンステレーションに対して45°の位相回転が使用された場合、判別器462は、式(50)がマイナスであるか否かを確認することによって最小であるか否かを確認することができる。式(50)がマイナスである場合、判別器462は、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力し、メトリック計算器470及び最小メトリック検出器480は動作しない。
図5は、QPSK信号コンステレーションに式(44)を計算するために必要なシンボルを示す図である。図示されたように、式(44)の最後の項である式(47)は、+Cまたは−Cである。前記最後の項がマイナスである場合、式(44)を最小化するs及びsの検出は、式(44)の1番目の項である
Figure 2004222282
を最小化するs及び2番目の項である
Figure 2004222282
を最小化するsの検出と同一である。
これは、式(45)及びs、sに対しても同一に適用される。式(48)及び式(49)の最小化は、臨界値R、Rに最も近接したs及びsを決定すること、つまり、臨界値検出を遂行することと同一である。
前記判別結果が最小値でない場合、メトリック計算器470は、前記チャネル利得及び前記受信信号によって計算されたR、R、Cを利用して式(44)を計算して、可能な全てのシンボルサブ組み合わせに対するメトリック値(Metric values)を計算する。メトリック計算器470は、R、R、Cを直接計算するか、または、臨界値検出器460から受信することができる。後者の場合、判別器462は、前記判別結果が最小値でない場合、シンボル検出のためにR、R、Cをメトリック計算器470に伝達する。最小メトリック検出器480は、メトリック計算器470によって求められたメトリック値を利用して最小のメトリック値を有するようにするs’、s’を検出する。
第2デコーダ445も同一の方式によって動作する。第1デコーダ440がs’及びs’を検出し、第2デコーダ445がs’及びs’を検出した後、並/直列変換器(Parallel to Serial Converter)490は、前記検出されたシンボルを順次に配列し、最終的にシンボル組み合わせs’、s’、s’、s’を出力する。
図6のように構成される受信器において、1つのデコーダは、1回の複素乗算(つまり、4回の実数乗算)、1回の実数乗算、及び3回の最小値判別を遂行する。最小値の判別は、予め貯蔵された最小値の比較演算であるので、結局5回の実数乗算及び3回の比較が必要である。符号がマイナスである確率は、QPSKに対して1/2であるので、2つのシンボル毎に必要な演算量は平均的に122回の実数乗算、64回の実数足し算、及び22回の比較である。表1に示すように、図6に示す受信器は、図4に示す受信器に比べて半分程度の計算複雑度を有する。
Figure 2004222282
図7は、本発明によるブロック符号化技術と従来のブロック符号化技術を信号対雑音比(Signal to Noise Ratio: SNR)に対するビットエラー率(Bit Error Rate: BER)の観点で比較したグラフである。図7を参照すると、参照番号510は、2つのアンテナを使用するAlamoutiによる空間-時間ブロック符号化の効率であり、参照番号520は、列間に直交である8×3符号化行列を使用するTarokhによる空間-時間ブロック符号化の効率であり、参照部号530は、最適化されなかった位相値を有する4×3符号化行列を使用する空間-時間ブロック符号化の効率であり、参照番号540は、本発明によって最適化された位相値を有する4×3符号化行列を使用する空間-時間ブロック符号化の効率である。図示されたように、本発明によって最適化された位相値を有するブロック符号は、同一のSNR環境でより低いBERを有する。
以上、3つの送信アンテナを使用する構造に関して説明したが、図6に示す受信器は、少なくとも3つの送信アンテナを使用して位相回転されたシンボルを送受信する送受信器に適用できることは明白である。例えば、4つの送信アンテナを使用する場合の符号化行列は、式(50)に示すようである。
Figure 2004222282
式(50)を使用する場合、図6に示すデコーダ440、445においてメトリック計算器470、475は、式(51)及び式(52)を最小化するシンボルを検出する。
Figure 2004222282
Figure 2004222282
ここで、R、R、R13、R、R、R24は、数(53)のように定義される。
Figure 2004222282
臨界値検出器460は、R及びRに近接するシンボルを予め検出し、臨界値検出器465は、R及びRに近接するシンボルを予め検出する。判別器462、467は、
Figure 2004222282
及び
Figure 2004222282
が最小値を有するか否かを判別する。その値が最小である場合、判別器462、467は、予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力する。メトリック計算器470、475は、式(54)及び式(55)が最小値を有しない時のみに式(51)及び式(52)を最小化するシンボルを検出する。
前述の如く、本発明を具体的な一実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前述の一実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
従来技術による空間-時間ブロック符号を使用する送信器の構成を示すブロック図である。 図1の送信器から送信された信号を受信する受信器の構成を示すブロック図である。 本発明に適用される空間-時間ブロック符号を使用する送信器の構成を示すブロック図である。 図3の送信器から送信された信号を受信する受信器の構成を示すブロック図である。 式(44)を計算するために必要なQPSKシンボルを示す図である。 本発明によって空間-時間ブロック符号を使用する受信器の構成を示すブロック図である。 本発明によるブロック符号化技術と従来の技術による符号化技術を信号対雑音比(SNR)に対するビットエラー率(BER)の観点から比較したグラフである。
符号の説明
220、222 直/並列変換器
230 符号化器
240、242、244 送信アンテナ
310、315 受信アンテナ
320 チャネル推定器
330 シンボル配列器
340 第1デコーダ
345 第2デコーダ
350 シンボル発生器
352 位相回転器
370 メトリック計算器

Claims (18)

  1. 無線通信システムで複素シンボルを受信する受信器において、
    少なくとも3つの送信アンテナから少なくとも1つの受信アンテナを通じて受信された信号を4つの時間区間の間に受信するシンボル配列器と、
    前記少なくとも3つの送信アンテナから前記少なくとも1つの受信アンテナへの少なくとも3つのチャネル利得を推定するチャネル推定器と、
    前記受信信号及び前記チャネル利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、メトリック値を最小化する2つのシンボルを検出する第1デコーダと、
    前記受信信号及び前記チャネル利得を使用して可能な全ての2つのシンボルに対してメトリック値を計算し、メトリック値を最小化する2つのシンボルを検出する第2デコーダと、
    前記第1及び第2デコーダによって検出された4つのシンボルを順次に配列する並/直列変換器とから構成され、
    前記第1及び第2デコーダは、前記受信信号と前記チャネル利得を線形演算し、臨界値検出によって2つのシンボルを予め検出し、前記予め検出されたシンボルの積と、前記少なくとも3つの送信アンテナのチャネル利得によって決定される常数のとの積が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力することを特徴とする受信器。
  2. 前記送信アンテナの個数は、3つであることを特徴とする請求項1記載の受信器。
  3. 前記第1及び第2デコーダは、式(1)または式(2)を最小化するs、sまたはs、sをそれぞれ予め検出し、ここで、θ、θは、送信器によって使用されたs、sの位相回転値であり、R=r +r +r で、R=r +r −r で、R=r −r +r で、R=r −r −r であり、r、r、r、rは、4つの時間区間の間にそれぞれ受信された信号であり、h、h、hは、3つのアンテナのチャネル利得であることを特徴とする請求項2記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  4. 前記第1及び第2デコーダは、式(3)または式(4)が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力し、ここで、C=h −h であり、h及びhは、3つの送信アンテナのうち2つの送信アンテナのチャネル利得であることを特徴とする請求項3記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  5. 前記第1及び第2デコーダは、式(5)または式(6)が最小でない場合、式(7)または式(8)を最小化する2つのシンボルs、sまたはs、sをそれぞれ検出することを特徴とする請求項4記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  6. 前記送信アンテナの個数は、4つであることを特徴とする請求項1記載の受信器。
  7. 前記第1及び第2デコーダは、それぞれ、式(9)または式(10)を最小にするs、sまたはs、sを予め検出し、ここで、θ、θは、送信器によって使用されたs、sの位相回転値であり、R、R、R、Rは、式(11)のように定義されることを特徴とする請求項6記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    ここで、r、r、r、rは、4つの時間区間の間に受信された信号であり、h、h、h、hは、4つのアンテナのチャネル利得である。
  8. 前記第1及び第2デコーダは、式(12)または式(13)が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力し、ここで、R13及びR24は、式(14)のように定義されることを特徴とする請求項7記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  9. 前記第1及び第2デコーダは、式(15)または式(16)が最小でない場合、式(17)または式(18)を最小化する2つのシンボルs、sまたはs、sをそれぞれ検出することを特徴とする請求項8記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  10. 前記それぞれの第1及び第2デコーダは、
    それぞれ2つのシンボルの含む可能な全てのシンボルサブ組み合わせを発生するシンボル発生器と、
    前記それぞれの可能な全てのシンボルサブ組み合わせの1つのシンボルの位相を所定の値だけ回転させる位相回転器と、
    前記受信信号と前記チャネル利得を線形演算し、臨界値検出を利用して2つのシンボルを予め検出する臨界値検出器と、
    前記予め検出されたシンボルの積と、前記3つの送信アンテナのチャネル利得によって決定される常数との積が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力する判別器と、
    前記判別された結果が最小でない場合、前記受信された信号及び前記チャネル利得を利用して、前記位相回転されたシンボルを含むシンボルサブ組み合わせに対するメトリック値を計算するメトリック計算器と、
    前記計算されたメトリック値を利用して最小のメトリック値を有する2つのシンボルを検出する検出器と、から構成されることを特徴とする請求項1記載の受信器。
  11. 前記送信アンテナの個数は、3つであることを特徴とする請求項10記載の受信器。
  12. 前記臨界値検出器は、式(19)または式(20)を最小化するs、sまたはs、sを予め検出し、ここで、θ、θは送信器によって使用されたs、s位相回転値であり、R=r +r +r で、R=r +r −r で、R=r −r +r で、R=r −r −r であり、r、r、r、rは、4つの時間区間の間に受信された信号であり、h、h、hは、前記3つのアンテナのチャネル利得であることを特徴とする請求項11記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  13. 前記判別器は、式(21)または式(22)が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして出力し、ここで、C=h −h であり、h及びhは、前記3つの送信アンテナのうち2つの送信アンテナのチャネル利得であることを特徴とする請求項12記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  14. 前記メトリック計算器は、式(21)または式(22)が最小でない場合、式(23)または式(24)を最小化する2つのシンボルs、sまたはs、sを検出することを特徴とする請求項13記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  15. 前記送信アンテナの個数は、4つであることを特徴とする請求項10記載の受信器。
  16. 前記臨界値検出器は、式(25)または式(26)を最小化するs、sまたはs、sを予め検出し、ここで、θ、θは、送信器によって適用されたs、sの位相回転値であり、R、R、R、Rは、式(27)のように定義されることを特徴とする請求項15記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    ここで、r、r、r、rは、4つの時間区間の間に受信された信号であり、h、h、h、hは、4つのアンテナのチャネル利得である。
  17. 前記判別器は、式(28)または式(29)が最小である場合、前記予め検出されたシンボルを最終シンボルとして検出し、ここで、R13及びR24は、式(30)のように定義されることを特徴とする請求項16記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
  18. 前記メトリック計算器は、式(28)または式(29)が最小でない場合、式(31)または式(32)を最小化する2つのシンボルs、sまたはs、sを検出することを特徴とする請求項17記載の受信器。
    Figure 2004222282
    Figure 2004222282
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