JP2004222216A - 遠隔画像撮影方法および遠隔画像撮影装置 - Google Patents
遠隔画像撮影方法および遠隔画像撮影装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】個人で簡単に使用できる監視カメラとして、近年飛躍的に普及した携帯電話を操作端末として使用した公衆回線接続による小型で安価かつ構成が簡単で使いやすいリモートカメラを提供すること。
【解決手段】公衆回線接続機能を有するリモートカメラに電話番号を割り振り、操作・表示端末である携帯電話から直接前記リモートカメラに電話をかけ接続を確立し、前記携帯電話から前記リモートカメラの制御を行うことにより、前記携帯電話上に前記リモートカメラで撮影した映像を表示する。
【選択図】図1
【解決手段】公衆回線接続機能を有するリモートカメラに電話番号を割り振り、操作・表示端末である携帯電話から直接前記リモートカメラに電話をかけ接続を確立し、前記携帯電話から前記リモートカメラの制御を行うことにより、前記携帯電話上に前記リモートカメラで撮影した映像を表示する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線により携帯情報端末から制御され当該形態情報端末に画像を表示するリモートカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、携帯電話からインターネットに接続することにより、インターネットに接続されたリモートカメラで撮影した映像を当該携帯電話に表示する技術が記載されている。当該技術においてはリモートカメラにネットワークサービスサーバとカメラ制御サービスサーバを接続する必要がある。また、特許文献2には公衆回線を使用してリモートカメラに接続することにより、制御及び画像表示が可能なリモートカメラがある。この技術においてもカメラ制御用のサーバを必要とする。
【0003】
特許文献3には、公衆回線網を使用することによりパソコン端末等の大掛かりなシステムを使用することなく実現することができるリモートカメラがある。当該特許においては、携帯電話とリモートカメラをどのような操作により接続するのかが明確に述べられていないが、段落0030に「当該携帯電話1の加入者番号が自己IDとして記憶されるとともに、この自己IDはビデオカメラ11側のROM16にも記憶され、事前処理によって携帯電話1とビデオカメラ11との間で信号の授受を行うように設定されている。」とあるため、リモートカメラが携帯電話の識別情報を保持し携帯電話はリモートカメラの識別情報を保持していないものと解される。このため、当該リモートカメラが携帯電話に対して接続要求を行うものと思われる。
【0004】
また、当該リモートカメラにおいて携帯電話を識別する情報が入っているのはROMであり格納された情報を変更することができないため、当該リモートカメラと組み合わせて使用できる携帯電話は製造者によって決定されておりユーザが任意の携帯電話を使用できるものではないと解される。また、カメラでの撮影開始および終了に関する記載がないためカメラは常に映像を撮影していると解され、当該リモートカメラは電力消費の面で無駄が多い。これに加えて、ネットワーク上に当該システム専用のサーバ装置が必要であるため、実際上システム構成が単純であるとはいえない。
【特許文献1】特開2002−84445
【特許文献2】特開2000−59765
【特許文献3】特開2001−61138
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、凶悪犯罪の増加から外出先から帰宅した際家の中に入る前に家の中の様子を確認したいというニーズがある。また、社会におけるお年寄りの割合が増え介護に関する問題が急増しているため、介護者の外出中における家の中での被介護者の様子、家の中での子供やペットの様子等を外から見れると便利である。これに加えて、店舖、駐車場、別荘等普段または夜間に人がいない場所の様子の確認、オフィス内のスタッフの監視、工場・倉庫等の監視等現在いる場所から離れた場所の様子を見たいという要望は多々ある。
【0006】
これらの要望を満たすために、安価、小型でかつシステム構成の簡単なリモートカメラおよびその表示装置が望まれている。
一方、日本国内ではここ数年で携帯電話が飛躍的に普及し、各自1台携帯電話を持つ時代になった。また、現在の携帯電話は初期のものとは違い、通話機能だけでなく電子メールやWebブラウザ機能を持つと同時に、画像表示が可能なディスプレイが標準で搭載されるようになった。これにより、静止画像及び動画像を携帯電話で表示することも可能となった。
【0007】
これにより、携帯電話を前記リモートカメラの表示・制御装置として使用できれば便利である。
前記特許文献1および2に記載される従来の技術では、インターネットを利用しているためパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)をリモートカメラに接続しサーバとして使用する必要があるで、リモートカメラ単独では使用できず大掛かりなシステムとなることを避けられなかった。加えて、当該リモートカメラをセキュリティ監視システムとして使用する場合このような大掛かりな構成では人目につきやすく実用的でなかった。
【0008】
また、前記特許文献3に記載される従来の技術では、操作・表示端末である携帯電話およびリモートカメラにはサーバとなるPCは接続される必要はなく一見単純な構成であるが、ネットワーク上に当該システム専用のサーバ装置が必要であるため、実際上システム構成が単純であるとはいえなかった。また、当該技術では、リモートカメラは当該リモートカメラに接続可能な携帯電話の識別情報をROM内に保持しているため当該リモートカメラと組み合わせて使用できる携帯電話は製造者が決定するのでユーザが購入する時点で既に決定されており任意の携帯電話は使用できなかった。また、カメラは常に映像を撮影しているため当該リモートカメラにおいては電力の消耗が激しく実際的でなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明においては、公衆回線接続機能を有するリモートカメラに電話番号を割り振り、操作・表示端末である携帯電話から直接当該リモートカメラに電話をかけ接続を確立するため、公衆回線ネットワーク上に特にサーバ等を設ける必要はなく、また、当該リモートカメラに前記携帯電話の情報を保持する必要はないので、ユーザは任意の携帯電話を当該リモートカメラの操作・表示端末として使用できるとともに、事前にどの携帯電話を使用するかを決めておく必要もない。また、当該リモートカメラは電源制御部を有するため、前記携帯電話から撮影指示があるまでカメラ部には電力を供給しない。このため、当該リモートカメラでは電力消費を極力抑えられ、特に外部AC電源から電力が取れない野外等での撮影に有効である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態として請求項1から4および6に記載した発明を実施した例について以下に説明する。本実施形態例では、画像表示用画面および公衆回線通信機能を有する情報処理装置としてテレビ電話機能付き携帯電話100を使用する。また、画像撮影装置をリモートカメラ110と呼び、前記携帯電話100および前記リモートカメラ110を併せてリモートカメラシステムと呼ぶ。本システムの使用方法は、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110に電話をかけ、前記携帯電話100と前記リモートカメラの間で公衆回線を介した無線による接続を確立し、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110の動作を制御し、前記リモートカメラ110で撮影されている画像を前記携帯電話100の画面に表示する。前記携帯電話100は公衆回線を介して送られてきた静止画または動画を表示できるものでなければならない。また、前記リモートカメラ110は動画を撮影可能なものとする。
【0011】
次に、前記携帯電話100の機能構造を図1に示すブロック図を使用して説明する。携帯電話には、電話としての公衆回線通信部108を具備しており、CPU107から当該モジュール108に指示することにより他の電話等に接続しデータを送受信できる。また、前記携帯電話100には画像を表示可能な画面101と操作部としてテンキー等の操作ボタンがついている102。その他前記携帯電話100にはCPU107が搭載されており、全体を制御している。前記CPU107にはOS106とアプリケーションとして前記リモートカメラから送られてきた動画データを動画として画面に表示するための動画表示機能103、操作部から入力されたリモートカメラに対する制御命令をリモートカメラに送信するためのカメラ操作機能105、電話としての機能を実現するための電話機能104が搭載されている。
【0012】
次に、前記リモートカメラ110の機能構造を同じく図1のブロック図を使用して説明する。前記リモートカメラ110はカメラとしての撮影(動画撮影を含む)を行うための機能を実行する撮影部116と当該撮影部の動作を制御する撮影制御部115、当該撮影制御部へアクセスするためのインターフェースであるカメラ部インターフェース114、前記リモートカメラ全体を制御するためのコントローラ113、公衆回線を使用した通信を行うためのPHS通信部111と当該PHS通信部へアクセスするためのインターフェースである通信部インターフェース112を具備する。その他データ等を記憶するための一時記憶部118、電池または外部AC電源を使用して前記カメラに電源を供給する電源部121、電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ122、電池の残量を表示するための電池残量表示用LED119および電源供給に関する制御を行う電源制御部120を有する。以下では便宜上PHS通信部111と通信部インターフェースを併せて通信部123、撮影部116と撮影制御部115とカメラ部インターフェース114を併せてカメラ部117という。前記PHS通信部111には公衆回線通信において接続を受けるために電話番号が割り当てられている。
【0013】
次に、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110を操作する方法ならびにそれに伴う当該システムの機能動作の概略を説明する。まず、ユーザは前記携帯電話100の操作部102からカメラ監視モードを選択し、前期操作部により前記リモートカメラ110の電話番号を入力する。これを電話機能104で解釈し、前記通信部108に前記電話番号の相手先と接続を確立するよう命令を出す。前記通信部108は前記リモートカメラ110と公衆回線により接続する。前記カメラ監視モードを選択している場合、前記リモートカメラ110から受信した通信データはカメラ操作機能105で受信し、動画像データとして処理する。前記リモートカメラ110は撮影した動画像データをリアルタイムに通信データとして前記携帯電話100に送信する。前記携帯電話100では前記動画データを解釈し画面101に表示する。
【0014】
また、ユーザは前記携帯電話100から前記リモートカメラ110の動作制御に対する指示を出すことができる。これらの指示には、前記リモートカメラ110の撮影方向の方向制御、つまり上下左右のパンニング指示およびズームイン、ズームアウトの指示、および前記携帯電話100から前記リモートカメラ110への接続終了指示がある。
【0015】
まず、パンニング及びズーム指示であるが、これらの指示は、前記携帯電話100のテンキーに割り当てユーザがそれぞれの機能に対応したテンキーを押すことにより行われる。具体的には一例として、「8」キーは「上」、「2」キーは「下」、「4」キーは「左」、「6」キーは「右」、「9」キーは「ズームイン」、「7」キーは「ズームアウト」の指示とする。前記携帯電話100に前記リモートカメラ110で撮影した画像が表示されている最中にこれらのキーを押した場合、例えば「8」キーを押した場合、カメラ操作機能105は操作部102よりこの指示を受け、当該「上パン」指示をカメラ用コマンドの形にして、前記リモートカメラ110に送る。これを前記撮影制御部115が受け取り、当該コマンドを解釈して前記撮影部116に対し指示を出す。前記撮影部ではこの指示に従い上向きにパンする。この動作はユーザが「8」キーを押し続ける間でかつ上向きパンの限界まで続けられる。このためには、前記携帯電話100のカメラ操作機能105ではキーが押されているかどうかを絶えず監視する必要があり、それに対応する指示を前記キーが押されている間前記リモートカメラ110に送り続ける必要がある。これらは上向きパン以外の操作でも同様である。この他に当該システムは画像の一時停止およびこま送り機能を有し、ユーザはこれらの機能により静止画を見ることができる。
【0016】
前記携帯電話100のカメラ監視モードを終了する指示としては、電話モードへの切替および前記携帯電話の電源OFFがある。ユーザがこれらの指示を前記携帯電話100に行った場合、前記携帯電話と前記リモートカメラ110との間の通信接続は切断される。回線が切断された場合、前記リモートカメラ110ではカメラ部117の電源をOFFにして次の接続を待つ。前記リモートカメラ110では回線の悪化等で接続が切断された場合も同様に処理する。
【0017】
次に前記リモートカメラ110の電源部121について説明する。前記リモートカメラ110の電源部121は外部AC電源に専用コードで接続し電力を得るか、電池を装着して電池から電力を得ることができる。両方が接続されている場合、外部AC電源が優先される。また、電源部121は充電機能を持ち外部AC電源から得た電力を電源部121に蓄えておくことができる。電池または充電機能を使用した場合(以下総称して電池という)、電池の残量をチェックし当該残量により表示方法を変える電池残量表示用LED119が具備されている。また、前記リモートカメラ110には電源スイッチ122が具備されており、これにより電源ON/OFFを切り替えることができる。
【0018】
これまでの説明は使用者の操作の流れに基づいて当該システムの処理を説明してきたが、次に、当該リモートカメラのコントローラの動作に基づき前記リモートカメラ110の処理の流れを図2および図3に示すフローチャートに従い説明する。
【0019】
まず、電源が投入されたあとの初期状態においては、電源は通信部のみに対して供給され、カメラ部に対しては電源節約のために電源を供給されていない。前記コントローラ113は当該リモートカメラに公衆回線を介し他からの接続があるかどうかをチェックする(ステップ201)。接続があれば(ステップ202)、電源制御部120に対しカメラ部117に電源を供給するよう指示をする(ステップ203)。次に、撮影制御部115に対し映像撮影を指示する(ステップ204)。また同時に前記撮影制御部から送られてきた映像データを受け取り(ステップ205)、当該データを通信部123に転送するとともに前記通信部に対し前記携帯電話100に当該データを送信するように指示する(ステップ206)。
【0020】
これに続き前記携帯電話100から通信データが送られてくるかどうかチェックする(ステップ207)。送られてきた場合(ステップ208)、カメラ制御のコマンドでなければ無視する。カメラ制御のコマンドであれば解釈して撮影制御部115に指示を出す(ステップ209)。次に前記携帯電話100との接続が切断されてないかチェックする(ステップ210)。切断されていなければ(ステップ211)映像撮影を引き続き行うためにステップ205からの処理を繰り返す。切断されていれば(ステップ211)撮影制御部115に撮影終了の指示を出し撮影を終了し(ステップ212)、電源制御部120にカメラ部117への電源供給の終了を指示する(ステップ213)。次いでステップ201の接続待ち状態に戻る。
【0021】
次に、電源制御部120の処理を図4および図5に示すフローチャートを使用して説明する。リモートカメラ110が起動された後、前記電源処理部はカメラ部117以外の部分に電力を供給する(ステップ401)。次に電池残量チェックの処理を行う(ステップ402)。この処理のフローチャートは図5に別に示してあるので、後で別途説明する。次にコントローラ113からカメラ部117への電力供給指示があるかどうかチェックする(ステップ403)。当該指示がなければ(ステップ404)、ステップ402に戻り、電池残量チェック処理とカメラ部への電力供給指示チェックを繰り返す。あれば(ステップ404)、カメラ部117へ電力供給を開始する(ステップ405)。次にステップ402と同じ電池の残量チェックの処理を行う(ステップ406)。次いでコントローラ113からカメラ部117への電力供給終了の指示があるかどうかチェックする(ステップ407)。なければ(ステップ408)ステップ406に戻り処理を繰り返す。あれば(ステップ408)カメラ部117への電力供給を終了し(ステップ409)、ステップ402から処理を繰り返す。
【0022】
続いて、図5に示す電池残量チェックの処理を説明する。この処理は図4のステップ402とステップ406の処理である。まず、電源部121に接続された電池の残量をチェックする(ステップ501)。前記電池の残量が残り10%以上あれば(ステップ502)電池残量表示用LED119を緑色で表示する(ステップ503)。10%未満であって(ステップ502)5%以上であれば(ステップ504)前記電池残量表示用LED119を赤色で表示する(ステップ505)。5%未満であれば(ステップ504)、前記電池残量表示用LEDを赤色の点滅で表示する(ステップ506)。
【0023】
本実施の形態によると、当該システムはテレビ電話機能つきの携帯電話100とPHS通信機能つきの小型カメラ110の2つで足りるため、設置に場所を取らず簡単で安価な簡易セキュリティーシステムを供給できる。
【0024】
当該リモートカメラにおいて、通信部123とカメラ部117の両方またはどちらか一方は着脱可能な拡張カードであってもよい。例えば、当該リモートカメラからカメラ部117と通信部123を取り外し、それに代わり通信用SDIOカードスロットとカメラ用SDIOカードスロットを具備させ(以下「カードスロットつきリモート装置」という)、前記カメラ部117をカメラ機能を有するSDIOカードとして作成し、前記通信部123をPHS機能を有するSDIOカードとして作成して、前記カードスロットつきリモート装置にこれらのカードを装着すれば前述のリモートカメラと同様の仕様となる。
【0025】
この場合、PHSカードの代わりに無線通信用カード(例えばBluetoothカード)を装着し、携帯電話の代わりにBluetooth通信機能が搭載された携帯型情報端末(以下PDAという)から接続し前記リモートカメラを制御することも可能である。
また、前記リモートカメラ110は静止画像のみを撮影可能なものであってもよい。この場合、前記携帯電話100にシャッターの役割をするボタンを割り当てそのボタンが押された場合に前記リモートカメラ110では静止画像を撮影し、当該静止画像を携帯電話に送信することとなる。
【0026】
これまでに述べた本発明の実施の形態においては、操作元の情報処理装置に携帯電話を使用したが、当該携帯電話の代わりに公衆回線接続機能(例えばPHS機能)を搭載したPDAを使用しても問題ない。また、前記携帯電話および前記PDAにおける操作はテンキーにより行う必要はなく、それらの機器に具備されたその他のボタンや画面を使用して指示を出してもかまわない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の効果は、近年飛躍的に普及した携帯電話を操作端末として使用した公衆回線接続による小型のリモートカメラを提供することにより、安価でかつ構成が簡単で使いやすいリモートカメラシステムを提供できることである。さらに、本発明においては従来技術における携帯電話を私用した公衆回線接続によるリモートカメラに比べ、ユーザが当該システムに使用する携帯電話を自由に選べ、また当該携帯電話を後から自由に変更することもできるという効果がある。加えて当該リモートカメラにおける電力消費を極力抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態における全体構造を示す機能ブロック図である。
【図2】コントローラの処理を示すフローチャートである。
【図3】コントローラの処理を示すフローチャートの続きである。
【図4】電源制御部の処理を示すフローチャートである。
【図5】電池残量表示に関する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯電話
110 リモートカメラ装置
111 PHS通信部
113 コントローラ
116 撮影部
118 一時記憶部
119 電池残量表示用LED
120 電源制御部
121 電源部
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線により携帯情報端末から制御され当該形態情報端末に画像を表示するリモートカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、携帯電話からインターネットに接続することにより、インターネットに接続されたリモートカメラで撮影した映像を当該携帯電話に表示する技術が記載されている。当該技術においてはリモートカメラにネットワークサービスサーバとカメラ制御サービスサーバを接続する必要がある。また、特許文献2には公衆回線を使用してリモートカメラに接続することにより、制御及び画像表示が可能なリモートカメラがある。この技術においてもカメラ制御用のサーバを必要とする。
【0003】
特許文献3には、公衆回線網を使用することによりパソコン端末等の大掛かりなシステムを使用することなく実現することができるリモートカメラがある。当該特許においては、携帯電話とリモートカメラをどのような操作により接続するのかが明確に述べられていないが、段落0030に「当該携帯電話1の加入者番号が自己IDとして記憶されるとともに、この自己IDはビデオカメラ11側のROM16にも記憶され、事前処理によって携帯電話1とビデオカメラ11との間で信号の授受を行うように設定されている。」とあるため、リモートカメラが携帯電話の識別情報を保持し携帯電話はリモートカメラの識別情報を保持していないものと解される。このため、当該リモートカメラが携帯電話に対して接続要求を行うものと思われる。
【0004】
また、当該リモートカメラにおいて携帯電話を識別する情報が入っているのはROMであり格納された情報を変更することができないため、当該リモートカメラと組み合わせて使用できる携帯電話は製造者によって決定されておりユーザが任意の携帯電話を使用できるものではないと解される。また、カメラでの撮影開始および終了に関する記載がないためカメラは常に映像を撮影していると解され、当該リモートカメラは電力消費の面で無駄が多い。これに加えて、ネットワーク上に当該システム専用のサーバ装置が必要であるため、実際上システム構成が単純であるとはいえない。
【特許文献1】特開2002−84445
【特許文献2】特開2000−59765
【特許文献3】特開2001−61138
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年、凶悪犯罪の増加から外出先から帰宅した際家の中に入る前に家の中の様子を確認したいというニーズがある。また、社会におけるお年寄りの割合が増え介護に関する問題が急増しているため、介護者の外出中における家の中での被介護者の様子、家の中での子供やペットの様子等を外から見れると便利である。これに加えて、店舖、駐車場、別荘等普段または夜間に人がいない場所の様子の確認、オフィス内のスタッフの監視、工場・倉庫等の監視等現在いる場所から離れた場所の様子を見たいという要望は多々ある。
【0006】
これらの要望を満たすために、安価、小型でかつシステム構成の簡単なリモートカメラおよびその表示装置が望まれている。
一方、日本国内ではここ数年で携帯電話が飛躍的に普及し、各自1台携帯電話を持つ時代になった。また、現在の携帯電話は初期のものとは違い、通話機能だけでなく電子メールやWebブラウザ機能を持つと同時に、画像表示が可能なディスプレイが標準で搭載されるようになった。これにより、静止画像及び動画像を携帯電話で表示することも可能となった。
【0007】
これにより、携帯電話を前記リモートカメラの表示・制御装置として使用できれば便利である。
前記特許文献1および2に記載される従来の技術では、インターネットを利用しているためパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)をリモートカメラに接続しサーバとして使用する必要があるで、リモートカメラ単独では使用できず大掛かりなシステムとなることを避けられなかった。加えて、当該リモートカメラをセキュリティ監視システムとして使用する場合このような大掛かりな構成では人目につきやすく実用的でなかった。
【0008】
また、前記特許文献3に記載される従来の技術では、操作・表示端末である携帯電話およびリモートカメラにはサーバとなるPCは接続される必要はなく一見単純な構成であるが、ネットワーク上に当該システム専用のサーバ装置が必要であるため、実際上システム構成が単純であるとはいえなかった。また、当該技術では、リモートカメラは当該リモートカメラに接続可能な携帯電話の識別情報をROM内に保持しているため当該リモートカメラと組み合わせて使用できる携帯電話は製造者が決定するのでユーザが購入する時点で既に決定されており任意の携帯電話は使用できなかった。また、カメラは常に映像を撮影しているため当該リモートカメラにおいては電力の消耗が激しく実際的でなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明においては、公衆回線接続機能を有するリモートカメラに電話番号を割り振り、操作・表示端末である携帯電話から直接当該リモートカメラに電話をかけ接続を確立するため、公衆回線ネットワーク上に特にサーバ等を設ける必要はなく、また、当該リモートカメラに前記携帯電話の情報を保持する必要はないので、ユーザは任意の携帯電話を当該リモートカメラの操作・表示端末として使用できるとともに、事前にどの携帯電話を使用するかを決めておく必要もない。また、当該リモートカメラは電源制御部を有するため、前記携帯電話から撮影指示があるまでカメラ部には電力を供給しない。このため、当該リモートカメラでは電力消費を極力抑えられ、特に外部AC電源から電力が取れない野外等での撮影に有効である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態として請求項1から4および6に記載した発明を実施した例について以下に説明する。本実施形態例では、画像表示用画面および公衆回線通信機能を有する情報処理装置としてテレビ電話機能付き携帯電話100を使用する。また、画像撮影装置をリモートカメラ110と呼び、前記携帯電話100および前記リモートカメラ110を併せてリモートカメラシステムと呼ぶ。本システムの使用方法は、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110に電話をかけ、前記携帯電話100と前記リモートカメラの間で公衆回線を介した無線による接続を確立し、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110の動作を制御し、前記リモートカメラ110で撮影されている画像を前記携帯電話100の画面に表示する。前記携帯電話100は公衆回線を介して送られてきた静止画または動画を表示できるものでなければならない。また、前記リモートカメラ110は動画を撮影可能なものとする。
【0011】
次に、前記携帯電話100の機能構造を図1に示すブロック図を使用して説明する。携帯電話には、電話としての公衆回線通信部108を具備しており、CPU107から当該モジュール108に指示することにより他の電話等に接続しデータを送受信できる。また、前記携帯電話100には画像を表示可能な画面101と操作部としてテンキー等の操作ボタンがついている102。その他前記携帯電話100にはCPU107が搭載されており、全体を制御している。前記CPU107にはOS106とアプリケーションとして前記リモートカメラから送られてきた動画データを動画として画面に表示するための動画表示機能103、操作部から入力されたリモートカメラに対する制御命令をリモートカメラに送信するためのカメラ操作機能105、電話としての機能を実現するための電話機能104が搭載されている。
【0012】
次に、前記リモートカメラ110の機能構造を同じく図1のブロック図を使用して説明する。前記リモートカメラ110はカメラとしての撮影(動画撮影を含む)を行うための機能を実行する撮影部116と当該撮影部の動作を制御する撮影制御部115、当該撮影制御部へアクセスするためのインターフェースであるカメラ部インターフェース114、前記リモートカメラ全体を制御するためのコントローラ113、公衆回線を使用した通信を行うためのPHS通信部111と当該PHS通信部へアクセスするためのインターフェースである通信部インターフェース112を具備する。その他データ等を記憶するための一時記憶部118、電池または外部AC電源を使用して前記カメラに電源を供給する電源部121、電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ122、電池の残量を表示するための電池残量表示用LED119および電源供給に関する制御を行う電源制御部120を有する。以下では便宜上PHS通信部111と通信部インターフェースを併せて通信部123、撮影部116と撮影制御部115とカメラ部インターフェース114を併せてカメラ部117という。前記PHS通信部111には公衆回線通信において接続を受けるために電話番号が割り当てられている。
【0013】
次に、前記携帯電話100から前記リモートカメラ110を操作する方法ならびにそれに伴う当該システムの機能動作の概略を説明する。まず、ユーザは前記携帯電話100の操作部102からカメラ監視モードを選択し、前期操作部により前記リモートカメラ110の電話番号を入力する。これを電話機能104で解釈し、前記通信部108に前記電話番号の相手先と接続を確立するよう命令を出す。前記通信部108は前記リモートカメラ110と公衆回線により接続する。前記カメラ監視モードを選択している場合、前記リモートカメラ110から受信した通信データはカメラ操作機能105で受信し、動画像データとして処理する。前記リモートカメラ110は撮影した動画像データをリアルタイムに通信データとして前記携帯電話100に送信する。前記携帯電話100では前記動画データを解釈し画面101に表示する。
【0014】
また、ユーザは前記携帯電話100から前記リモートカメラ110の動作制御に対する指示を出すことができる。これらの指示には、前記リモートカメラ110の撮影方向の方向制御、つまり上下左右のパンニング指示およびズームイン、ズームアウトの指示、および前記携帯電話100から前記リモートカメラ110への接続終了指示がある。
【0015】
まず、パンニング及びズーム指示であるが、これらの指示は、前記携帯電話100のテンキーに割り当てユーザがそれぞれの機能に対応したテンキーを押すことにより行われる。具体的には一例として、「8」キーは「上」、「2」キーは「下」、「4」キーは「左」、「6」キーは「右」、「9」キーは「ズームイン」、「7」キーは「ズームアウト」の指示とする。前記携帯電話100に前記リモートカメラ110で撮影した画像が表示されている最中にこれらのキーを押した場合、例えば「8」キーを押した場合、カメラ操作機能105は操作部102よりこの指示を受け、当該「上パン」指示をカメラ用コマンドの形にして、前記リモートカメラ110に送る。これを前記撮影制御部115が受け取り、当該コマンドを解釈して前記撮影部116に対し指示を出す。前記撮影部ではこの指示に従い上向きにパンする。この動作はユーザが「8」キーを押し続ける間でかつ上向きパンの限界まで続けられる。このためには、前記携帯電話100のカメラ操作機能105ではキーが押されているかどうかを絶えず監視する必要があり、それに対応する指示を前記キーが押されている間前記リモートカメラ110に送り続ける必要がある。これらは上向きパン以外の操作でも同様である。この他に当該システムは画像の一時停止およびこま送り機能を有し、ユーザはこれらの機能により静止画を見ることができる。
【0016】
前記携帯電話100のカメラ監視モードを終了する指示としては、電話モードへの切替および前記携帯電話の電源OFFがある。ユーザがこれらの指示を前記携帯電話100に行った場合、前記携帯電話と前記リモートカメラ110との間の通信接続は切断される。回線が切断された場合、前記リモートカメラ110ではカメラ部117の電源をOFFにして次の接続を待つ。前記リモートカメラ110では回線の悪化等で接続が切断された場合も同様に処理する。
【0017】
次に前記リモートカメラ110の電源部121について説明する。前記リモートカメラ110の電源部121は外部AC電源に専用コードで接続し電力を得るか、電池を装着して電池から電力を得ることができる。両方が接続されている場合、外部AC電源が優先される。また、電源部121は充電機能を持ち外部AC電源から得た電力を電源部121に蓄えておくことができる。電池または充電機能を使用した場合(以下総称して電池という)、電池の残量をチェックし当該残量により表示方法を変える電池残量表示用LED119が具備されている。また、前記リモートカメラ110には電源スイッチ122が具備されており、これにより電源ON/OFFを切り替えることができる。
【0018】
これまでの説明は使用者の操作の流れに基づいて当該システムの処理を説明してきたが、次に、当該リモートカメラのコントローラの動作に基づき前記リモートカメラ110の処理の流れを図2および図3に示すフローチャートに従い説明する。
【0019】
まず、電源が投入されたあとの初期状態においては、電源は通信部のみに対して供給され、カメラ部に対しては電源節約のために電源を供給されていない。前記コントローラ113は当該リモートカメラに公衆回線を介し他からの接続があるかどうかをチェックする(ステップ201)。接続があれば(ステップ202)、電源制御部120に対しカメラ部117に電源を供給するよう指示をする(ステップ203)。次に、撮影制御部115に対し映像撮影を指示する(ステップ204)。また同時に前記撮影制御部から送られてきた映像データを受け取り(ステップ205)、当該データを通信部123に転送するとともに前記通信部に対し前記携帯電話100に当該データを送信するように指示する(ステップ206)。
【0020】
これに続き前記携帯電話100から通信データが送られてくるかどうかチェックする(ステップ207)。送られてきた場合(ステップ208)、カメラ制御のコマンドでなければ無視する。カメラ制御のコマンドであれば解釈して撮影制御部115に指示を出す(ステップ209)。次に前記携帯電話100との接続が切断されてないかチェックする(ステップ210)。切断されていなければ(ステップ211)映像撮影を引き続き行うためにステップ205からの処理を繰り返す。切断されていれば(ステップ211)撮影制御部115に撮影終了の指示を出し撮影を終了し(ステップ212)、電源制御部120にカメラ部117への電源供給の終了を指示する(ステップ213)。次いでステップ201の接続待ち状態に戻る。
【0021】
次に、電源制御部120の処理を図4および図5に示すフローチャートを使用して説明する。リモートカメラ110が起動された後、前記電源処理部はカメラ部117以外の部分に電力を供給する(ステップ401)。次に電池残量チェックの処理を行う(ステップ402)。この処理のフローチャートは図5に別に示してあるので、後で別途説明する。次にコントローラ113からカメラ部117への電力供給指示があるかどうかチェックする(ステップ403)。当該指示がなければ(ステップ404)、ステップ402に戻り、電池残量チェック処理とカメラ部への電力供給指示チェックを繰り返す。あれば(ステップ404)、カメラ部117へ電力供給を開始する(ステップ405)。次にステップ402と同じ電池の残量チェックの処理を行う(ステップ406)。次いでコントローラ113からカメラ部117への電力供給終了の指示があるかどうかチェックする(ステップ407)。なければ(ステップ408)ステップ406に戻り処理を繰り返す。あれば(ステップ408)カメラ部117への電力供給を終了し(ステップ409)、ステップ402から処理を繰り返す。
【0022】
続いて、図5に示す電池残量チェックの処理を説明する。この処理は図4のステップ402とステップ406の処理である。まず、電源部121に接続された電池の残量をチェックする(ステップ501)。前記電池の残量が残り10%以上あれば(ステップ502)電池残量表示用LED119を緑色で表示する(ステップ503)。10%未満であって(ステップ502)5%以上であれば(ステップ504)前記電池残量表示用LED119を赤色で表示する(ステップ505)。5%未満であれば(ステップ504)、前記電池残量表示用LEDを赤色の点滅で表示する(ステップ506)。
【0023】
本実施の形態によると、当該システムはテレビ電話機能つきの携帯電話100とPHS通信機能つきの小型カメラ110の2つで足りるため、設置に場所を取らず簡単で安価な簡易セキュリティーシステムを供給できる。
【0024】
当該リモートカメラにおいて、通信部123とカメラ部117の両方またはどちらか一方は着脱可能な拡張カードであってもよい。例えば、当該リモートカメラからカメラ部117と通信部123を取り外し、それに代わり通信用SDIOカードスロットとカメラ用SDIOカードスロットを具備させ(以下「カードスロットつきリモート装置」という)、前記カメラ部117をカメラ機能を有するSDIOカードとして作成し、前記通信部123をPHS機能を有するSDIOカードとして作成して、前記カードスロットつきリモート装置にこれらのカードを装着すれば前述のリモートカメラと同様の仕様となる。
【0025】
この場合、PHSカードの代わりに無線通信用カード(例えばBluetoothカード)を装着し、携帯電話の代わりにBluetooth通信機能が搭載された携帯型情報端末(以下PDAという)から接続し前記リモートカメラを制御することも可能である。
また、前記リモートカメラ110は静止画像のみを撮影可能なものであってもよい。この場合、前記携帯電話100にシャッターの役割をするボタンを割り当てそのボタンが押された場合に前記リモートカメラ110では静止画像を撮影し、当該静止画像を携帯電話に送信することとなる。
【0026】
これまでに述べた本発明の実施の形態においては、操作元の情報処理装置に携帯電話を使用したが、当該携帯電話の代わりに公衆回線接続機能(例えばPHS機能)を搭載したPDAを使用しても問題ない。また、前記携帯電話および前記PDAにおける操作はテンキーにより行う必要はなく、それらの機器に具備されたその他のボタンや画面を使用して指示を出してもかまわない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の効果は、近年飛躍的に普及した携帯電話を操作端末として使用した公衆回線接続による小型のリモートカメラを提供することにより、安価でかつ構成が簡単で使いやすいリモートカメラシステムを提供できることである。さらに、本発明においては従来技術における携帯電話を私用した公衆回線接続によるリモートカメラに比べ、ユーザが当該システムに使用する携帯電話を自由に選べ、また当該携帯電話を後から自由に変更することもできるという効果がある。加えて当該リモートカメラにおける電力消費を極力抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態における全体構造を示す機能ブロック図である。
【図2】コントローラの処理を示すフローチャートである。
【図3】コントローラの処理を示すフローチャートの続きである。
【図4】電源制御部の処理を示すフローチャートである。
【図5】電池残量表示に関する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯電話
110 リモートカメラ装置
111 PHS通信部
113 コントローラ
116 撮影部
118 一時記憶部
119 電池残量表示用LED
120 電源制御部
121 電源部
Claims (7)
- 画像表示用画面および公衆回線通信機能を有する情報処理装置から、画像撮影機能および公衆回線通信機能を有する遠隔画像撮影装置に、公衆回線を使用して接続し、前記遠隔画像撮影装置で撮影した画像を前記情報処理装置に表示する遠隔画像撮影方法。
- 請求項1記載の遠隔画像撮影装置であって、
前期情報処理装置と公衆回線を使用して通信可能な公衆回線通信部と、
前記公衆回線通信部を他のモジュールへ接続するための公衆回線通信部インターフェースと、
前記遠隔画像撮影装置内の処理動作を制御するためのコントローラと、
通信データ及び画像データを記憶するための一時記憶装置と、
画像を撮影するためのカメラ部と、
前記カメラ部を制御するためのカメラ制御部と、
前記カメラ制御部を他のモジュールへ接続するためのカメラ制御部インターフェースとを有することを特徴とする遠隔画像撮影装置。 - 請求項2に記載の遠隔画像撮影装置であって、さらに電源の制御を行うための電源制御部を有することを特徴とする遠隔画像撮影装置。
- 請求項3に記載の遠隔画像撮影装置であって、さらに前記電池の残量を表示するための電池残量表示手段を有することを特徴とする遠隔画像撮影装置。
- 請求項2から4いずれかに記載の遠隔画像撮影装置であって、前記公衆回線通信部および前記カメラ部の両方またはいずれか一方が前記遠隔画像撮影装置から着脱可能であることを特徴とした遠隔画像撮影装置。
- 請求項2から5いずれかに記載の遠隔画像撮影装置であって、前記公衆回線通信部が使用する方式はPHSであることを特徴とした遠隔画像撮影装置。
- 請求項5および6に記載の遠隔画像撮影装置であって、前記公衆回線通信部はSDIOインターフェース規格に準拠しPHS機能を具備するPHSカードであり、前記カメラ部はSDIOインターフェース規格に準拠し画像撮影機能を具備するカメラカードであることを特徴とした遠隔画像撮影装置。
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2003
- 2003-01-14 JP JP2003041894A patent/JP2004222216A/ja active Pending
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